どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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どんつきブログ終了のお知らせと、メールマガジン創刊のお知らせ

さて。


2013年3月より、著者・りっさんの書きモノの活動の場を、メールマガジンに移動することにいたしました。

2013年3月6日創刊 りっさんのメールマガジン
「可笑しなことがおおすぎるっ!」   


月額105円(メルマガ界の底値www)という購読料は頂戴しますが、 必ずや 損はさせません!


たぶん!!!  


私が書くんで「笑い」を軸にはしていきますが、おかしくもちょっとためになることを書いていくんで、是非、
「どんつき~」に引き続き、今後はメールマガジンでの「りっさんの書きモノ」を、どうぞ宜しくお願いします。
ちなみに、購読登録をしていただいた初月の配信は無料です。
(2013年2月中に登録していただくと、創刊月の2013年3月分が無料で配信されます)
登録予約およびサンプル号の閲覧は、こちら からどうぞ!


さらに!!!



2012年11月初旬、2泊3日で、宮城県南三陸町に行ってきました。
ずっと西から応援していた南三陸町歌津の支援者さんに 「来ないか!」 って言うてもらったんで、
ツイッターで知り合った有志のツレらと「行くわ!」って。

いや、実際はそんな簡単じゃなかったんですけどね。
「私がおらん間、娘らどうすんねん?」とかね。
自分が、見たい・知りたいがために、中2と小3の子どもらだけで、3日間生活させてまで行くわけにいかないし、
仕事を休むとなったら、私がいない間の店(薬カウンター)を同僚ふたり交代で廻してもらわなあきませんし、
と、そうした諸事情を、オトンや、かっちゃんや、職場の薬店管理者・上司・同僚に助けてもらいつつ、
さらに、出発直前になって下血する(持病絡み)!!!という劇症をも乗り越え行ってきたわけですが、
その、通称「南三陸ツアー」をきっかけに、東日本大震災からこれまで個人的に細々とやってきた

南三陸町歌津支援者さんの後方支援を、もっと広く強くやっていきたい

という思いから、南三陸ツアーのメンバーや有志のツレとで、こんなチームを結成しました。


歌津支援センターファンクラブ(歌津FC)  


どんつきブログの更新がずっと途絶えていたのは、この活動の立ち上げに精を出していたからです。
なんせ、南三陸ツアーから帰ってきて2週間ほどでチームの形を作ったんで。初動、だいじ。

私はこのチームの「ツイキャス部」に所属していて、毎週土曜日の23時からネットで30分の生放送をしています。
ばんばん顔出してるんで、「どんつきのりっさん」の生トークが聞きたい方は是非。

ブログの書き口調のまんましゃべってるんで、まったく違和感ない思いますよwww

つーか逆に、

今までこの「どんつき~」が、りっさんのしゃべり口調のまんま書いてきたからなwww



ツイキャス部の役割は「きっかけはなんでもええから、まずはうちらのチームを知ってもらうこと」なんで、
視聴も、再視聴(ライブ履歴から見る)も、無料でやっとりますが、たまに、再視聴は有料制でやってます。
その辺の詳しいことは、ホームページの「ツイキャス部」のページを見ていただければ。
ツイキャスの視聴の仕方は、ツイッターか、フェイスブックか、ミクシイのアカウントからログインして、なんか見るみたいです。



ググってwww


暴言連発の「どんつき~」ブログに、永らくのご愛顧をいただき、ありがとうございました。
新たな拠点でまた、皆さまとお会いできることを。


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  1. 2013/02/18(月) 23:22:47|
  2. お知らせ・よりかねの思ひ出

結婚します。

さて。


来年の春、彼氏さんと結婚します。  



ツイッター上では すでに周知の事実なんだが、「どんつき~の読者さん」に、ちゃんと報告してなかったので。




来年の春、彼氏さんと結婚します。  



長らく、お待たせしまして、すんません!

これまでのご指導ご鞭撻、誠にありがとうございました。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。







  1. 2012/10/28(日) 03:17:13|
  2. 家族ネタ

大学に行ってきた。その4

さて、この 続き。

学食で昼食を終えた我々はいよいよ、先ほど地図で見た僻地にある薬学部の校舎に向かうことになったんだが、
2回目言うが、
その日はとても天気が良く、ってか暑すぎるぐらいで、カンカンに照り注ぐ太陽の下に立ってるだけで倒れそうだった。
だがそこで、師が信じられないことを言った。

師「ほんとに遠いからね?覚悟して。あと、道中、屋根がないから。木陰も一切ないしね」
私「え゛」

師「頑張って歩こう。あとで生協でアイスを買ってあげるから」
私「……。」



炎天下の中、私は無言で師の後を追って歩き続けた。


遠足。
もうほんまに「遠足」。
ゴールがまるで見えない。
後の「アイスのごほうび」なんぞに今、釣られているわけではない。
てか、私はそもそも甘いものを食わないので、
私は今、「師が何かを私に学ばせようとしていることについていきたい」だけで、この道を歩き続けている。


途中、「薬学部オープンキャンパス」みたいなポスターが貼ってあり、読むとその日はちょうどそのオープンキャンパスだかの日だった。
よって師が「空きがあれば僕らも行ってみるか」と言ったんだが、どうも締め切りは終わっていて当日受付はしてないようだった。

私「てか、当日受付してない言うてるけど、開いてましたやんね?オープンですやん、今www私らすでに入ってますしね、オープンキャンパスにwwwざっまあwwwww」
師「……オープンキャンパスっていうのは、そういうことじゃないんだよ」

なんか、校舎で模擬授業が受けれたり、先生や現役生による受験相談会とかしてもらえるそうです、オープンキャンパス。
ひとつ賢くなった。もう今からこの先、私が大学を受けることはないと思うけど。



話進んで。



そうして、なんかよくわからない医学部のでかい建物と無駄に広い空きスペースをぬうようにして歩き続けると、
突き当たりに少し光沢を帯びたグレー色のビルが見えたので、
「あれか!薬学部!」と思った瞬間、師が「あれだよ。薬学部の校舎は」と言った。

だが、師の指先はその近代的なビルディングではなく、そのトイ面の茶色がかったなんだか垢抜けないもっさい団地をさしていた。


私「違うでしょ!! あれは薬学部じゃないでしょ!学校の裏の団地でしょ!!」
師「びっくりしたろ?w」
私「いやあんなんぜったい大学の校舎と違うて!!あんなもん小汚い集合住宅じゃないですかwwww」
師「wwwww」



だが、それが事実だった。

薬学部は、「どう見ても古い団地」な校舎のイタましさのみならず、
校舎に渡る横断歩道のアスファルト(大学の私道)からしてヒビ割れだらけで、渡るのに若干へこむぐらいボロボロだった。

余談だが、
薬学部のトイ面にあるビルは医学部健康学科の校舎だそうで、師いわく「医学部やけどあんま相手にされてない学科」らしい。
まあ確かに、言うたら悪いがはっきり言うが「薬学部のトイ面に校舎がある」ぐらいだからそうなんだろう。
道中見てきた各学部各学科の校舎の占有面積や校舎の配置、造り、門構えなどから、なんとなく「序列」みたいなものがわかってきた。
ここは、この学校は、「医者になる学生」と、「医者になる人を支える大勢の人になる学生」の学び舎だ。
もっとはっきり言うと、「医学部医学科」と、「それ以外の学部」がある、学校。
中でも、工学部はちょっと威張りを効かせている異色感はあったが、でもやっぱり今ここは「医者になる学生」のための学校だ。


昨今よく耳にする「チーム医療」って なんだろう? と思った。

学生の頃からこんなあからさまな差をつけられていて、いざ現場に出て彼らは「チーム」が組めるものなんだろうか?
いや、もちろんそのチームのリーダーは医師なんでしょうけど、だが今ここは、この学び舎はよそ者の私が客観的に見て
「チームを育成する」ではなく、「医者(になる学生)は手の届かない存在なのですよ」を作りあげているように感じる。
こんなんで、ここで医療について学ぶ学生らは「自分が専門的に勉強をしてきたこと」を現場でそれぞれチームの一員として生かせるのか?
「その他大勢の人間は、神(お医者様になったあなた)には逆らえませんし、逆らいません」みたいなことにならないか?
まあ、「神」は大げさにしても、今ここで先もってこの環境によって植えつけられた「なにか気持ちの問題」で、そんな遠慮をしてしまわないのか?

そして逆に、

そうして「手の届かない存在」に仕立てあげられて医師になった学生らにしたら、
「このこと僕の専門分野ちゃうし正直わからへんから、専門の人、教えてください」って、言いづらくなるんじゃないのか?
何故なら、「現場出る前からなんかすでに別格として差別をされてきた」から。
学生のうちから「手の届かない存在」にされた彼らもまた彼らで、現場で孤独になるんちゃう?
泣き言も相談も、誰にも言えへんやん。そんなん、ばんばん孤独ですよ。違います?
そうなると、よほど精神力の強い人間でない限り、同じ境遇の身内(医師)同士で固まるしか、自分を守る術がない。


余談だが、
先の記事でちらっと書いた、その日の晩に師の紹介で一緒に食事をさせてもらった医師がこんなことを言っていた。
その医師は「薬のことは薬剤師がやったらいい」という考え方の人で、薬剤師である師とも考えに共通点が多いようで仲が良く、
でもそんなその医師ですら、こんなことを言っていた。

「薬剤師が処方箋を出してもいいと僕は思うんだよ。でもね、その時、なにかあった時、医師と同等の責任を負う覚悟が薬剤師にはあるのか?と。本当にその覚悟があるんだったら、どうぞやってくれ」


そうとうなプレッシャーを日々、ひとりで抱えてはるんやろなと感じました。

だったら、だからこそ、それをチームのメンバーで分けたらいい。
もちろん、仕事を分散することでミスが発現するおそれのある箇所は多くなってしまうかもしれないが、それについては歯止めを強化するなどして
とにかく、「一点集中」をやめないとそこの負担がでかいし、一方で、変な話、それは「利権」にもつながりやすいんじゃないか。




話戻って。



阪大(かりにも国立大学)の薬学部のすさまじさを、ざっと。


校舎外観→ 小汚い集合住宅。
校舎内装→ 昭和後期の公立高校のそれレベル。なんか貧乏くさい手書き・走り書きの掲示物がちょいちょい散見。
廊下→ 私の母校(公立中学校)の廊下にそっくりだが、それよりもさらに幅が狭い。
図書館→ 難しい図書もあったが医学部図書館の蔵書と比べると公民館レベル。黒い肘当てをつけたおっさんが新聞を読みながら番頭をしていた。「よそ者が入館してますプラカード」の携帯義務、無し。
食堂→ これまた私の母校(公立中学校)のプールの更衣室にそっくりのプレハブ小屋。たぶん、夏はそうとう暑く、冬はそうとう寒い。
校舎正面→ 一応、正面玄関なんだが、何故か校舎の裏側にある。誰も利用してない感が丸出し。ホームページ掲載用に増設された感が丸出し。その写真に映らないであろう死角に粗大ゴミ置き場有り。
屋外休憩所→ 日曜大工の得意なお父さんが「よーし!パパがんばって作ったぞ!」みたいなテーブルセット。屋根などは一切なし。
室外機→ 通常、見栄えを考えて屋上などにまとめるものだが、ひと部屋ひと部屋のベランダにいちいち設置。各研究室が経費節減を細かく言われていることが伺える。
校舎脇の花壇→ 空き地か田舎でしか見たことないぐらい大量の猫じゃらしが生え放題。


阪大薬学生 全力で支援wwwww
この学び舎で学ぶ おまえら なんか頑張れwwwwwww
てか、医療者目指すおまえら全員 なんか頑張れwwwwww




師が、かねてより、何か問題にぶち当たると
「医療は政治だから」とか、「環境が要因だから」とか、言うことに、私はずっと抗ってきました。

「そんなもんは言い訳ですわ」 と。

ただ、そうして実際に自分の目でそれを見てみると、やっぱりそれもあるのかなと思った。

私は高いとこからものごとを見ることが出来ないので、てか実際、高いところに自分が立ったこともないし、
自分が今いる下の立ち位置から、ずっとずーっと上の立ち位置にいる人らのやっていることを見ていて、

「なんであんなまどろっこしいことをしてはんのや?アホとちゃうか?」


と思うことが多い。

でも、それには「そうせざるを得ない理由」 …というか、「そうしなければ、ことが運ばない現状」があるんだと思った。
師が、私を阪大に連れ出してまで見せたかったことというのは、なんか「そういうこと」だったのかもしれないと思った。



ただ、私がひとつだけ思うことは


患者にとっては 「そんなこと」 関係ないんとちゃうか


そして、師もきっとそう思ってはるから、私をわざわざ阪大にまで連れ出しだしてくれはったんだろうと思う。



  1. 2012/10/03(水) 23:55:26|
  2. どんつき(外出)

大学に行ってきた。その3

さて、 この 続きです。

私が師に「調べてほしい」とお願いしたそのとある成分の件について、師が調べてくれた文献を全部読んだが、
「天下の大阪大学生命科学図書館」を以ってしても、他の成分の研究と比べてそれを研究した文献は極めて少なかった。

私「なんで誰も研究しようとしないんでしょう?店にいて、ほんま相談されない日がないぐらいよう聞かれるんですけどね?」
師「医療者がそれに興味がないんだろ。それを研究するよりなんたらかんたら(←よくわからなかった)の研究でもしてるほうがカネになるじゃない?外科手術にも生かせるし」
私「そんなもんですか。患者自身は興味あるのにね?なんか変な話ですよね。誰のための医療なんでしょうね?…でも、うん、わかりました。ありがとうございました! 結論、『まだまだよくわかっていないことが多いけど実際にいいことも起きてる』 これは逆に販売の上で生かせますよね、持って行き方によって」
師「どういうことだ?」
私「だって、医薬品にも使われてるけど健食要素が大きいもの自体が『まだまだよくわかってないけどどれもそれぞれに効果はあるし出てるみたいよ』みたいな話じゃないですか。健食に健康促進を求めてくる客自体もまた『薬飲むほどに深刻には考えてないけどなんかいいのないか?』っていうセルフメディケーションの取っ掛かりみたいに相談してきはるし。これは需要と供給の一致。だから我々、情報提供者は『こうしてよくわかってないこともあるけどこんなふうなプラスの事例があるらしいですよ~』っていう、いま客が求めている需要つまりプラスの話について主に提供すればいい。いまより健やかになりたい気持ちって大切じゃないですか。客のせっかくそのやる気の芽を摘んではいけない。やってみて少しでもラクにならはるならいいじゃないですか。その意欲を手伝うのが我々の仕事。それで少しラクになったしせっかくやし、もっと具体的にラクになりたいな!って意欲的にならはったら、またそれに沿って具体的に医薬品に移行して提案していけばいいんですし」
師「そう来たかw ほんと、売る気満々だよな?www」

私「お客さまのお役に立てるね と言っていただきたい」
師「もう 特保はトーハンが売っとけやwwwww 薬剤師いらんやろwwwww」
 
 



てな感じで。



「本日の図書館での勉強」を全て修了し、

よそ者扱いの私が 「館内では常に首から下げておくこと」 を強要されていた入館許可証  

も、きちんと受付に返し、我々は図書館をあとにした。



時計の針は13時を廻っていた。


師は、「もうこのまま薬学部のキャンパスまで行ってしまう感じ」で考えておられたと思うが、
実は私は先ほどからずっとお腹が減っており、勉強中もそれを訴える体の声=腹が鳴りっぱなし、だった。
よって師に、
「ちょっとお昼ご飯食べません?だいぶお腹がすきました。なんかご飯食べれるとこありますかね?」
と言ったら
「じゃあ、学生食堂でお昼ご飯を食べよう」と師が言ったので、私は「えっ?」っと思った。
何故なら、師も私も「学生」ではなく「社会人のアラフォーのおっさんとおばはん」だからだ。


大人が 「学生食堂で飯食う」 とか ぜったい 浮くわwwwww
味噌汁入れてくれる食堂のおばちゃんにも なんか白い目で見られるわwwwww 




「もうこんなことになるなら弁当作ってきたら良かったwwwなんでそんな恥さらしみたいなことせなあかんのwwwいい大人がwww」
と私は思いつつ、だがゴーイングに行く師の誘導するまま、我々は学生食堂でお昼ご飯を食べることになった。



そして、そこでも私はまたもや「現実」を見た。



「カネのない学生のために設置された低料金の学生食堂」で 「いい大人」が ふつうに平気で飯を食っていた。 


私は思った。

口には出さなかったけど、思った。


いい大人のみなさんが 「学生向けの設定料金」 で まだ飯を食ってるんですかwwwww
もう学生じゃない大人が よう 「学生向け料金」 で 平気で飯が食えるよなwwwww
「武士は食わねど高楊枝」 って言葉 知りませんかwwwwww




母校の高校にも学食はありました。


だが、我が母校の学食は、
「なんらかの事情で家の人に弁当作ってもらえない子」や、
「頼んだら作ってもらえるけど弁当持ってくるのがなんかめんどくさい子」や、
「弁当作ってもらってもまだなんか食いたい運動部の子」などの救済施設だったので、
そこで、教師や大人が学生に混じって平気で飯を食うている という光景は見たことがなかった。

なのに、さらに、ここは今、我が母校(京都の公立高校)の学食でなく、国立大学の学食だ。

こんなことを言っては母校の恩師に「おまえwwwww」と怒られるかもしれないが、
京都の公立高校で働いてる、ないしは出入りしてる大人より、今この国立大学で働いてる、ないしは出入りしてる大人のほうがよほど稼いでるやろ。
って、時給パートのくせに何故かいまここに出入りしてる私が言うのもおかしいが、私みたいなんはたぶんかなり例外やろ。


あんたら ほんま せっこいなー???
どうなん それ???wwwwwww
しかも 大人の中でもちょっとは金ある部類の大人のくせに
まだ 「学生向け料金」で 飯を食いたいのか?wwwwww




だが。


ふと思ったんです。



ほな逆に、この構内で他に昼飯食うとこがあるか?


…。
……。
………。



ない。 



逆に、それを今求めるなら、いっかいこの敷地内から出ないといけない。
さんざん歩いてきた今までの道のりをまた歩き戻って、いっかいここから出ないといけない。
さらに、私が駅を降りてからこの近隣で見たものは、「病院の建物」と「大学の建物」しかなかった。「レストランらしきもの」はなかった。
ということは、
「働く大人の、だいたい1時間の昼休み」を削ってこの敷地内から出たとして、さらに飯食えるとこまで辿り着くにはどんだけ時間がかかるのか?


そんなことしてたら飯も食えずに昼休みが終わってまうわwwwwwww 



偏見はあかんな、と思いました。


自分がもう大人である私は、「学生のためのそこで飯を食う大人」に対する「偏見」を持っていたんですね。
「もう、学生と違うんやから(=もう、学生より金持ってるんやから)」 という、「金の有る無し」という偏った見方を私はしていたのだ。
だが、自分でそれを体験し、「その見方もあること」を知って、私の「それまでの偏見」は、払拭された。
私は「もうまたあの距離を歩き戻ること」より、「大人のくせに学生食堂で飯を食うこと」を、いま優先した。
何故なら、お腹もすいてる上にさっさと飯を食って、このあといよいよ「薬学部の校舎」に行かないといけなかったから。


学生食堂で 師が 「冷奴(単品)」 を 私に ご馳走してくれました。 


続く
  1. 2012/09/05(水) 01:04:00|
  2. どんつき(外出)

大学に行ってきた。その2

さて、 この 続きです。

とある薬剤師が「白い巨塔」と言った阪大病院の建物を見上げつつ、
師がそこの薬学研究室にいた頃の話などを聞きながら歩いていくと、その先が大学の敷地になっていた。
というか正確にいうと、「病院の横の中庭みたいなところを歩いているうちに、なんか大学に入っていた」。

「えー?なんで病院と大学がこんないつのまにか繋がってんの?境目的なものなかったやん。てか大阪大学ってこんな簡単に誰でも入っていいの?国立大学なのに?門番みたいな人はいないのか?」

とか思いながら、師に

「結局、今ここは病院なんですか?大学なんですか?」と聞いたら、師が
「大学病院と、大学」と、今いる風景のそのまんまを答えたので、逆に全然わからなかった。
そうして私が全然わかってないのを察したらしい師が、再度、建物に指をさしながら
「ようは、ここ(大学)の学生にとっての先生方はあそこ(病院)にいるんだ。臨床を学ぶにもなんにしても先生がいる病院が近いと便利でしょ?いずれ自分も病院で働くんだから」と説明してくれた。

確かに。
いや、でもここの学生のみんながみんないずれ病院で働くわけではないよな?
例えば、いずれ院外薬局やドラッグストアで働く薬剤師になる学生もここにはおるわけでしょ?

とか思っていたら、師がこう言った。


「そのうちわかるから」



そうしてものの2分ほど歩き、師に呼ばれてバカでかい構内全体の案内図を見た時、もう早速「そのうちわかった」時が来た。

師「今、僕たちがいるのがここね。駅を降りてこう入ってきた。ここから続くこの真ん中のぜ~んぶ、ここまでが、医学部の建物。少し離れたこのへんで、検査技師になる学生とかが学んでいる。看護師になる学生らはここで学んでいる」
私「薬学部はどこにあるんですか?」
師「ここだ」

と、師が指さした建物は、案内図のいちばん端っこの、うっかりしてると見落としそうな僻地に存在していた。
さらに面積でいうと、医学部がだいたい手の平を広げた大きさなのに対し、薬学部は親指の第一関節までぐらいの大きさしかなかった。


私「なにこの明らかな差別www こ れ は ひ ど い wwwww」
師「だろ?w」
私「看護学生の寮より遠いところに校舎があるとかどういうことwwwww」
師「そういうことw」
私「もしかして薬学部ってなにか虐げられてるんですか?www」
師「お医者様に聞けよww」
私「そういうことですかwwwww」



ちなみに私は当日、この「大学に行ってきた」をツイッターで実況中継していました。
わりとショッキングな出来事に出くわす私に、フォロワーのとある女性薬剤師姉御がこんなことを言った。


姉御「な、病院内の力関係が如実に現れとるやろう?w (医>看>>>>>(超えられない壁)>>>>>薬)」 

た し か に wwwwwwww 




話、進んで。


師に「りちおさんはこのあとまだまだ残酷な現実を知ることになるよ」とか言われながら、我々は医学部の敷地に歩みを進めた。

大学といえば、高校生の時に先輩の夜祭に遊びに行った立命館大学と、登録販売者試験を受けに行った関西大学しか入ったことがないが
阪大の中はなんかのリゾート地?みたいで緑が多くいちいち広かった。校内なのに普通にバスや車が走れる広い道路や横断歩道もあった。
軒を連ねる「渡り廊下で病院と直結している医学部」の建物はどれも立派で一流ホテルのようで、正面玄関には総理大臣かハリウッドスターでも降りてきそうなゴツイ石の階段があった。
もしかして、私のこれからの生涯賃金を全投入したとしても、あの階段の「5~6段分」ぐらいなんじゃないだろうか・・・?

私「すっげー!!!ほんまいちいちすごいっすねwww」
師「これをよく目に焼き付けておくように。このあと薬学部に行くから。しょぼいぞー!?ww」


と、そうしてどこまで続くのかわからない医学部の敷地を歩いていたのだが、
その日は天気が良くて異常に暑かったので、私はちょっとどこか涼しいところで休憩したくなった。
よってそのことを師に伝えると、ちょうど、師が「見せたい文献がある」と言っていた図書館に着いたので、そのまま図書館で勉強することにした。

その図書館も医学部おかかえのものなんだが、正しくは「大阪大学付属図書館・生命科学図書館」というらしく、
その日の夜に師の紹介でお会いした医師の話によると「医学関連の書物であの図書館にない文献はないんじゃないか?」というぐらいなんかすごい図書館らしい。

そんな「なんかすごい図書館」は、外観のイバリ感もさることながら、
中に入るとホテルのロビーみたいになっていて、入り口にディズニーランドみたいなゲートがあった。
どうやら磁器カードみたいなものを通すとゲートが開いてひとりずつ入れる仕組みになっているらしいが、私は当然そんなもの持っていない。

「なんやここ?よそ者は受け付ません感タップリやな、図書館のくせに。やる気だした高卒にも大学の本見て勉強させろや」

とか思っていたら、
師が受付でよそ者の私を受け入れてくれるよう手続きを始めてくれていたんだが、その師と、いかにも役所の人っぽい受付の女性のやりとりがおもしろかった。


師「こんにちは!」
受付「こ、こんにちは…?」
師「今日は彼女に見せたい文献があって連れて来ましたが、彼女は登録カードを持っていません。僕は持っていますよ?これね、ほら。どうぞご確認ください。でも彼女は登録カードを持っていません。ですが、彼女は怪しい人ではありません。京都から来ました」
受付「は、はい…?」
私「先生、なんかよけい怪しいからw」
師「なんでだよ。りちおさんの身分証明をしてあげているのに」
受付「で、では、登録されますか?今日はなにか身分証明書をお持ちですか?」
師「いや、登録はいいだろ。僕が登録してるから」
私「勝手に決めるwwまあ、はい、私は登録はいいです。今日その文献が見れたらいいので」
受付「よ、よろしいですか?今日は文献のコピーのご予定はありますか?」
師「ないだろ。ないです」
私「また勝手に決めるwwまあ、はい、ないです」
受付「では、こちらの用紙に記入していただけますか?仮のカードをお貸ししますので、ゲートをくぐられましたらすぐこちらの受付までご返却ください」
私「わかりました」
師「よかったよかった!」
私「・・・。」
受付「ww」


余談だが、
その「記入してくれ」といわれた用紙には、住所氏名等等のいわゆるよくある身分証明とは別に、かなり細かい職業証明欄があった。
チェック式になっているそれをよく見ると、教員・学部生・院生・看護学生・医師・技師・看護師・薬剤師、などの医療関係者の職業がずらりと並んでいたが
そこに「登録販売者」のチェックボックスはなかった。

私「(小声)ちょ!先生、登録販売者がないです!w」
師「(噴出す)www」
私「(小声)私も自分の首かけて薬売ってる医療関係者やのに寄せてもらってないとかどういうことww」
師「(小声)www 適当に丸しとけよ。会社員とかでいいんじゃない?w」
私「(小声)まあ確かに会社員ですけどなんっかこれ腑に落ちひんわーww」
師「(小声)www これからだよこれからw」



話、進んで。


そもそも私が「調べてほしい」とお願いしていた物質についての文献を見せる前に、師はまったく関係ない文献を私に「見ろ」と言って見せた。
師の解説によるとそれは、なんか血液とか遺伝子とかの研究をしたことを発表しているとある外人の文献だった。

師「中身あまり見なくていいから。ここ見てみ?発表者の連名。研究なんて実際こんな何人もでやらないんだよ。効率悪いだろ?だからね、トップに名前出てるのが実際に研究した人。あとはまあほとんど研究室の上司の名前だ。そして最後に君臨してるのが教授。研究室のボスな」
私「はあ」
師「だからつまり、今りちおさんが医療について画期的な研究をして論文を発表したとしても、それがどんなにすばらしい研究であっても、その論文は却下される。りちおさんはどこの研究室にも属していないし、後ろ盾が何もないから」
私「それがほんまになにか患者を救える研究であってもですか?」
師「あっても、だ。過去に、皮膚科の医師が抗がん剤治療について気づいて研究したことを発表しようとした時も、がん専門の組織的政治的圧力で発表に至らなかったことがある。あと、ビタミンB1をむかし日本で発見した人がいる。その人は鶏を飼育していて、鶏の脚気に気づいたことから餌のやり方をいろいろ試してビタミンB1の存在に気づいてそれを発表しようとしたんだけど、それは却下された。その人が英語の論文が書けなかったことと、その人が医者じゃなく農民であったことでね。あなたは医学の学問をしてきてそれを言ってるんですか?医学を勉強したことがあるの?っていう医者の圧力でな」
私「同じ医者同士での派閥とかもあるんですか…。」
師「あるある。…ビックリしたか?」
私「わりと」
師「それが現実だ」
私「医療に携わる人はほんまにみんな医療従事者なんですよね?患者のことを一番に考えてはるんですよね?」
師「なんとも言えないな。ただ、医療には政治が絡んでいる」


私「もし私が何か研究を発表するとき、うちの店長の連名ではだめですかね?たぶん頼んだら名前貸してくれはると思うんですけど」

師「店長wwwwww」

私「うちの店長をバカにすんなよ!!!私のボスやぞ!!!www」
 
 




師が、「りちおさんに見せたいものがあるから今回は(喫茶店勉強会でなく)阪大で勉強をしよう」と言った意味がなんとなくわかってきた気がした。
私には、まだまだ知らないことがいっぱいあると思った。
知らないことっていうか、「なんとなくあるのは感じていたけどあえて知ろうとしなかった世界」、っていうか。


と、そうして。


私のお待ちかねの文献(とある物質について今どこまで研究が進んでいるのか)を見せてもらう前に、師がふとこんな独り言を言った。



師「あ、そっか。りちおさん、英語の文献読めないんだよな。日本語の文献でないとな。じゃあ次は4階だ」 

それ 間違ってないけど なんか 腹立つwwwww


続く
  1. 2012/08/21(火) 02:08:30|
  2. どんつき(外出)
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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