さて。
今日チビをお風呂に入れてる時のこと。
チビ「今日保育園でなー、まりちゃんが、
かゆみゆたか 死なはったん知ってるー?って言わはって、チビちゃん、知ってる知ってる〜って言うてん」
私「かゆみゆたか…?って誰?」
チビ「えーママ知らんの〜?
かゆみゆたか やんか!ほら、テレビで言うてはったやん」
私「テレビで?かゆみゆたかさんが死なはった、って?」
チビ「うん!えっと、こわいおばけと一緒にこんなん(手を斜め上に伸ばすポーズ)して、こうやって、こっち行って、次こっち行って(狭い風呂場をちょこまかと右往左往)、それでな、最後に
くずばー!って言わはるん」
チビよ。それはひょっとするとひょっとして…
私「かゆみゆたかって言うか、それはマイケルジャクソンでは?」チビ「あー、そうそうそう♪チビちゃん間違えた、えへへ」それは間違えたのレベルではない大胆な間違え方だが、
そして厳密に言うとスリラーの最後も
「くずばー!」と言っているのではないのだが
ひとつだけ言えることは、そんなチビの存在に私と娘が日々だいぶ救われていることは確かだ。
さて。
これは恋愛カテゴリーに入れてもいい話なのかもしれないが
あるセンセーショナルな思い出と多いに関連する話なので
思い出のネタとさせていただきました。
さて。
みなさんは、顔見知り或いは友達やけど付き合う気はない人から告白された時、どうお断りしますか。
私は、茶化します。「いや、そんなんちゃうやん。うちらそんなん違うでしょw」とか、
「あ、もしかして今なにかの罰ゲームを実行中なん?w」とか、
「君は今、心の病気にかかってるな」とか、そんなんを言います。
非道いですか?
いや、待て。聞いてくれ。
あのね、私が思うのは、告白って勇気がいるじゃないですか。
フラレたらどうしようって思ってしまうし、正直怖いじゃないですか。
で、やっぱりフラレてしまう時、なんていうかこう、真剣に告白して真剣にお断りされると、
相手の自分に対する「あなたとは絶対無理です度」が増してしまう気がするんですよ。
いや、「絶対無理です」やからそうしてフラレてるんですけど、
なんていうか、確実に傷つく人を必要以上に傷つけることはないじゃないですか。
よって私は、茶化す=こんな時にふざける=人間のクズ、という罪を自らかぶることによって、
フラレた側の痛みを緩和してあげる、もっと言うたら、その痛みを半分かぶってあげるんです。
「でもそうしたら、りっさんがいやなやつに思われてしまうやん」って?
いや、そんなんいいんですよ、別に全く。
告白した自分をフッたりっさんは大なり小なりいやなやつにそれはなると思うので。
だからいっそめっちゃいやなやつになったほうがむしろ相手の傷は浅く済むんじゃないかと私は考える。
バッサリ切れた傷は意外と治りが早いが、じわじわ裂けた傷っていつまでも痛むじゃないですか。
そしてもっと言うたら、逆にその傷が痛む間中ずっと
「でも、もしかしたらいつかは」という思いがどこかで付きまとうと思うんですよ。
絶対に無理 なのに。
あ、またりっさん何言うてるかわからないゾーンに突入ですか?
まあそんな感じで私は私なりのフリ方信念を持っているわけですが
この信念・考えに行き着くまでは、やはり色んな出会いと経験があったわけです。
最初から、私が思う上手なフリ方が出来たわけではありませんでした。
どうしたら上手にフレるのかということに悩んだこともありました。
あれは、私が中学一年生の時でした。
私はひとつ上の陸上部の二年生男子に付きまとわれていました。
中肉中背で、目元が、今でいうと椎名結平にちょっと似てました。
いつからかは定かではないんですが、気付いたら毎日、部活の帰りに家までついて来てはった。
話しかけるでもなく、何かするでもなく、ある一定の距離を置いて後ろから付いてくる。
彼の名前は吉川くん(仮名)。陸上で有名な人でした。
そんな吉川くんに私が付けられていると最初に気付いたのは、
同じ部活の仲間のしーやんとチーでした。
しーやん「なあ、りち。あの人に帰り道付けられてない?」
私「え?マジで?」
しーやん「こないだもいたで、あの人。陸上の二年生ちゃう?りちがあの角(しーやんらと別れて私が家路に向かう角)で曲がったら、ダッシュで追いかけていかはったで」
チー「居たよな。あの人、ヒロシ(笑)ちゃう?多分うちのお姉ちゃん(二年生)が言うてた人やと思う。短距離の選手で、ちょっと…痛い人?w」
吉川くん(仮名)は陸上で有名な人でした。だが、違うことでも若干有名な人でした。
「ヒロシ(笑)」 というミドルネームのある人でした。
なんのことかと言うと、かの有名なビーバップハイスクールのことです。
当時流行ってたんですよね、ビーバップが。
私も映画を見に行きました。「高校与太郎哀愁歌」とか。
で、吉川くんはいつもツルんでる相方の江波くん(仮名)と二人で
「トオル」「ヒロシ」と呼び合い、それぞれ短ランと長ランに身を包んで、
その〜〜〜、なんか「成りきって」はったわけです。
今思うと、
教科書通りの中二病 だったんだと思います。
まあまあやんちゃな中学だったんで、短ラン長ランとかボンタンとかめずらしくなかったけど
でも、本意気でビーバップみたいな状態の諸先輩方は
「ヒロシ(笑)」と「トオル(笑)」とか「テル(笑)」とか呼び合ってはいなかったんで
やはり、吉川くんは、
完全なる中二病 だったんだと思います。
話戻って。
しーやんとチーは「家まで一緒について行ってあげよか?」と言ってくれましたが
私は「大丈夫」と言って、その角で二人と別れ、
そしたらヒロシ(笑)、いや、吉川くんが後をついてきて、私が自宅に入る時
鍵が見つからないふりをしてちょっと時間稼ぎをしていたら
吉川くんは顔を正面に向けたまま、目だけで私のその様子を追って通り過ぎて行きました。
うわ、きもー、と思いました。吉川くんのストーキング行為はそれから毎日続きました。
一ヶ月ぐらい続きました。
っていうか、私が気付く前から多分やっていたので
延べ日数で言うと一ヶ月以上に渡っていたと思いますが。
私は、なんかだんだん腹が立ってきたんですよ。
それは、「自分が毎日後を付けられている」ということに対してではなく
ちゃんと「勝負」をしない吉川くんのその勇気の無さに対して。
なんだこの人は。と思ってね。
ただ黙って付いてくるとかマジで最低なやり方です。
いわば、自己愛の類です。
この人、絶対無理と私は思いました。
でも、「無理です」と伝えることが私にはできなかった。
何故なら、吉川くんがちゃんと勇気を出して私に告白をしないからです。
もう、本人にも周囲にもバレバレなのに、告白をしない。
告白をしてこない人に、こちらから「無理です」と返答をすることは一生できないわけで
この人はなんて卑怯なやつなんやと私は思いました。
告白さえしなければ、それはフラれることもないわけで、自分だけは一生傷つかないわけで。
なにこの迷惑なヘタレ と思った。
そんな折、ツレのマコが江波くん(トオル)から伝言を言付かってきました。
なんか、マコと江波くん(トオル)はちょっと顔見知りらしく、
吉川くん(ヒロシ)が私に惚れてるのを知って、しかも私がマコのツレだと知って、
「吉川のことでりちちゃんに話があるから、りちちゃんとしゃべらせて」と、江波くんに言われたらしく。
マコ「どうする?…会うのいややったらうまいこと言うて断っとくけど」
私「私が江波くんに会わへん言うたら、頼まれたマコの立場がないんちゃう?」
マコ「そんな変な心配するなw」
私「てか、マコは江波くんを切るに切れへんからこの話を私に持ってきたんやろ?しょうもないやつからのしょうもない依頼やったらマコは自分の判断でそれは切るやろ?」
マコ「うん。そうや。…なんかごめん。でも、江波くんはほんまにええ人やし…」
余談ですが、マコはこの後、江波くんと付き合いました。
死ねwwwさて。
そうして、私は吉川くんとのことで江波くんと話をすることになりました。
さてなんの話をするのかもわからないままに。
続く
- 2009/07/03(金) 02:31:29|
- 思い出のネタ
-
-
お父さんとお母さんはね
君が生まれる ずっとずっと前から恋をして
それがやがて愛になって こんなふうに今もいるのだけれど
まさか 君に出会えるとは 思わなかったから
君と出会えた時は 本当に嬉しかったのです
変な話、やっと親になれたかなとも思ったぐらいだよ
生まれてくれてありがとう
君は きっと お姉ちゃんたちの仕草を見て覚えては
それはしゃかりきに容量良くやるのだろうけれど
なんだか行き詰まった時には どうぞ
お父さんとお母さんや、お姉ちゃんたちに 相談をしなさい
君が生まれた時から みんな 君の涙を 見てきたのだから
君がこれからどんなに泣いても 誰も今さら 驚かないよ
できれば そう ずっと無邪気に笑っていてほしいけれど
君の強く美しい息吹が
私達家族の絆をまた 確かにしてくれたんだ
だから お父さんは 君に その名前を 付けたんだ
生まれてくれてありがとう
君がいつか見つけるかもしれないタイムカプセルに今 この思いを埋めておくね
2009/6/29
[誕生日 ありがとう]の続きを読む
- 2009/07/02(木) 01:48:37|
- 創作
-
-
さて。
先日、朝から店で薬剤師のTさんと入荷した商品の納品をしてたんですよ。
Tさんは私服では絶対に薬剤師に見えない青年で、
色黒でやたらほりが深くて口ヒゲを生やしていて、俳優の鈴木なんたら?って人にちょっと似ていて
「ハタチぐらいの頃、インドネパール辺りをあてもなく放浪していたことがあって〜」
とかいう過去がひとつふたつあっても頷けるようなやつなのだが
実は海外には行ったことないし飛行機にも乗ったことがないというやつで
なんつーか、薬剤師というより野生人みたいな人なのだ。
しかも、そんなヘンテコな見た目に伴うようにして頭もちょっとおかしい。
いや、お客さんにはちゃんとアドバイスや処方しはるんですけど
仲間うちで彼と健康の話をすると、話がなんだかおかしな方向に行ってしまうのだ。
まあそんなTさんと、その日は医薬品と健康食品を納品していて、
普段は私も彼になど絶対に自分の体のことなんか相談しないのだが
薬や健食を手にあっち行ったりこっち来たりしてる中で、
ついうっかり口をすべらせてしまった。
私「最近、なんか体が重いんですよ。体重が増えたわけでもないのに。なんかずっとだるいしね。疲れがとれないっていうか、もう一日中疲れてるみたいな……」
しまった。この話題をこれ以上広げたらまたえらいことになると思った私は
「疲れにはクエン酸がいいんですよね?昼休みに健食のクエン酸買うて飲もう」
と、自分で振った話題を自分で完結するという、
会話のキャッチボールにおいて最悪な反則を犯してまでこのネタをシメようとした。
するとTさんがなんかさらりと
「そうそう。ポット洗浄中とかかじったらいいんですよ」
と言った。
「ポット洗浄中」って知ってます?
その商品名が表すまんまズバリ、ポットの中を掃除するための錠剤なんですけど。
その用途を聞いただけで誰でもなんとなくわかると思うけど当然食用品ではありません。
私「あー、あれをね。こう、ラムネ感覚でポリポリっとやるとかね。…って出来るか!w」
Tさん「なんで?あれクエン酸ですよ?」
私「いや、そらクエン酸かもわからんけどあんなもん食べられないじゃないですか」
Tさん「そうかなあ?食べられますよ多分」
私「いや、私の言い方が悪かった、ごめん。食べられる食べられないの話じゃなくて、そもそも食べるか食べないかの話じゃないですか。なんかちょっと今、私のことを殺そう、殺そう、としてるでしょ」
Tさん「してないですよwww」
私「いや、絶対してるわ。だっておかしいやん。なんで、疲れ=クエン酸って流れで一発目にポット洗浄中が出てくるんですか?なにこのいんちき薬剤師。この店には恐ろしい薬剤師がいますね」
Tさん「いんちきじゃないですよwいや、だって健食のクエン酸よりポット洗浄中のほうが絶対安いからね」
私「そんな節約術聞いたことないわwww」
Tさんは「えー食べられると思うけどなあ」とか独り言を言いながらどっか歩いて行って
しばらくして息を切らせながら走って戻ってきた。
Tさん「りっさん、今ちゃんと成分見てきたんですけどポット洗浄中を食べるのはやめておいてください」
私「だから食べへんっちゅうねんwwしかもなんかそんな息切らせて走ってくるような情報か!w」
Tさん「食べてからでは遅いと思って。ちょっとお腹痛くなるかもしれないのでね。毎日食べへんかったらもしかしたら大丈夫かもしれませんけど」
私「だから、食べられる食べられへんっていう話じゃないんですよ。成分表より私の顔をよく見ろ。ほら、りっさん今、ごっつ困った顔してるよ?」
Tさん「ええ、だから僕は諦めませんよ。絶対食べられるものを見つけてりっさんを助けてあげますからね」
私「あー。なんか今何故か突然体が軽くなってきました。疲れ吹っ飛んだわー。不思議なこともあるもんですね。どうもありがとうございました。だからクエン酸のことはもういいです」
Tさん「(独り言で)台所掃除のアレやったらいけるかなあ…」
私「あの、聞いてます?てか、そう、私そもそも錠剤あんまり好きじゃないんです。薬やったらしゃあないし飲みますけど、ビタミン剤とかでも錠剤はなんかこう胃に溜まる感じがするので」
Tさん「顆粒かパウダー状のものがいいですか?でも直接口に入れたら口の中が荒れるかもしれんなあ…。あ、そしたら僕がカプセルに詰めてあげますよ。カプセルも嫌いやったらオブラートに包んであげますよ」
私「ちょwなにこの薬剤師!誰か来て、りっさん殺されるwww」
Tさん「台所の掃除洗剤のクエン酸飲んだぐらいで死なないですよ」
私「だからそういう話じゃないんですってば!wてかなんで私にそれを飲まそうとするんですか?Yくん(純真な少年が真っ直ぐ青年になったみたいな22才大学生のバイトくん)に飲ませたらいいじゃないですか。多分あいつやったら飲みますよ」
Tくん「Yくんはダメです。だってYくんは疲れてないから」
私「まあそれは確かにそうですね。てかマジでそんなもん飲まへんからな!なんぼ言われてもwww」
Tさんは正直頭がおかしいです。
でも、Tさんを庇うわけではないが、
専門分野の勉強ばっかりずっとしてきた奴ってこういうやつがほんま多いんですよ。
その分野バカっていうかその分野キ○ガイっていうか、特に理系のやつね。
私が昔あーちゃんと毎週通っていたショットバーの常連の理科の教授のおっさんは
風呂の水の容量や水(お湯)の温度、さらに風呂場の温度や湿度も考慮して試行錯誤し、
「最高にプルップルな寒天風呂」を作るべく、自分の彼女を巻き込んで何回も実験に挑戦してついには
その答え(最高にプルップルな寒天風呂を作るのに必要な全ての条件)を導き出したとか言うてたし、
基本的にアホばっかりの私のツレの中で唯一の秀才と言ってもいい、
なんか、「昔の土?の中の成分?を調べる?」とかいう学問で
国立大学に行って京大の大学院に行って今もそれを専門職としている中学からのツレは
受験生なのに遊んでばかりいる私をとっ捕まえて勉強を教えてくれていた中学三年生の夏休みに
「おならは燃える」とか言うて自らの放屁とうちのオトンのライターを使って上手に屁を燃やして見せてくれた。
私から言わせればあいつらの頭の中は物理的にあるかないかに偏っていて
だがそれをするかしないかという感情的な部分がなんか足りないのである。
理系の専門分野ばっかり勉強してたやつが必ずしもその分野バカとは言いませんが
なんでもその分野の計算式や法則で答えを出そうとする、
あるいは答えが出ると思ってるところがあるやつが多いのは確かだ。
まあそんな感じで、
全然理系じゃない私は昼休みに健食コーナーで顆粒タイプのクエン酸を自力で物色して購入し
昼ごはんのあとに一包飲んでみた。
するとなんか突然目の前の霧が晴れたかのように視界がクリアになり、
午後からも全然張り切って働けるぐらいのパワーがみなぎってきた。
それこそ物理的に言わせると、
ちょっと一回飲んだぐらいで、しかもそんなすぐに効果が出ることはないのかもしれないが。
昼休憩を明けて私が職場に復帰すると、
Tさんは待ってましたとばかりに二種類のお掃除洗剤を手に走りこんできた。
Tさん「りちさん、これとこれやったら大丈夫です。ほら、ここに食品添加物って書いてあるでしょ?調味料の類と同じです」
私「おまえまだやってたんかwwwてかこれのどこが調味料の類やねん!ごっつ除菌消臭って書いてあるがな!味の素がこんなこと言うか?ほんだしがこんなん謳ってるか?あいつらはこうもっとふんわりした感じで、なんか、おふくろの味〜とかそんなやつらですやんか!」
Tさん「あ、このパッケージが気になる?」
私「いや、逆に気にならんやつおらんでしょ?こいつは菌を除ける上に臭いまで消すんですよ?やる気満々じゃないですか!」
そんな押し問答をしていたら、その日シフトが休みだったバイトの薬剤師のMさんが
更衣室のロッカーに置いてた私物を取りに来たとかでふらりと店に現れた。
天の救い!頭のおかしいTさんと違ってMさんは「ちゃんとした人」なので
私はMさんにこのことを訴えようとMさんめがけて走りこんだが
TさんはTさんでMさんになんか訴えようとしたのか私と同時に走り出した。
私「Mさん!Tさんが私に洗剤を食わせとうとします!」
Tさん「りちさんが疲れてるっていうからこれを勧めてるんです!」
MさんはTさんが差し出すお掃除洗剤のパウチをちらっと見て微笑し、
「あー、クエン酸ね」と言った。
「あー、」 じゃないだろ。そこは「ちょw」とかツッコむとこと違うんすか?え、違うの?
つーか、まともと思ってたMさんもやっぱ物理(薬)バカやったんか…。
理系って繊細ってイメージあったけど、最近はもうよくわからなくなってきました。
物理的に答えを出すやつって繊細どころか逆にどこかずぶといのかもしれません。
「計算あるいは法則で答えがこう出たから、これはこう」って、文字通り「割り切って」きますからね。
「なんか他に質問ある?」ぐらいのあっさりした感じで。
私が彼らにひとつだけ聞きたいことはね、
「便所のタオルで顔が拭けるか?」ってことなんですよ。
例えば友達の家に泊まりに行って朝起きて顔洗って、
「ごめん、タオル忘れたし貸してくれへん?」言うてね、
「はいこれどうぞ使って。昨日までずっとトイレの中に掛けてて手洗い後のお手拭きタオルに使ってたけど、ちゃんと洗濯して漂白して日光干しもしたから大丈夫ですよ」
って言うて、便所のタオルを渡されてみろ。
なんかこう、いやじゃないですか?
だが、私はあえてその質問をしなかった。
何故なら、返ってくると思われる答えが目に見えて明らかだったからだ。
多分、彼らは洗濯と漂白と日光干しでどれだけの菌が死滅するかの計算を用いて
「(物理的に)問題なし」と、割り切った判断をするに違いないからだ。
100-100= 本当に0なのか?そこには本当に数ミリの1もないのだろうか?
そう考える私はやはり、
なんぼ綺麗に洗ってあってもずっと便所に掛かってたタオルで顔を拭かされるのはなんかいやなのである。
- 2009/06/30(火) 15:37:37|
- 仕事ネタ
-
-
さて。
ひとつだけ言いたいことは、
「なんか今日機嫌の悪い人」は、今日は買い物に出ないでください。もうね、こっちがびっくりするんですよ。
店入ってきた瞬間からなんか異常にカリカリしてはるんですよ。
なんかもう、
「エーッ?」 ってなるんですよ。
案の定、そういう方は
店全体の空気を一気に暗黒の闇に叩き落すような怒りのオーラを発しつつ店舗内を練り歩き
そして最終地点のレジにたどり着いた時、堂々とこう仰る。
「急いでるから(会計)早くして」
唖然。なんか怒ってる上になんか急いでるのにそれでも買い物に来るって、
逆に言うたらどんだけパワフルなんかと。
あなたのその強靭なパワーを以ってしたら、逆に、逆にね、
今はその怒りを静めて、せめてその怒りに無関係の人間には笑顔で接するとか
そういう力の使い方が、なんか出来るんじゃないかと。
人間ですから、なんかむしゃくしゃする日もあるでしょう。そこは否定しません。
ただ、もうそういう日はなんかもう頑張らないでください。
全然おもしろくもないその状況でアホみたいに作り笑顔で笑わないといけないとか
自分はなんも悪いことしてないのに何故か謝り続けないといけないという
そういった、こちらにとって全くもって謎の作業をしなければいけなくなるので
もうね、そういう日は頑張って外に出なくていいですよ。家でテレビでも見ててください。
誰もよう言わんやろからりっさんが言うてあげました。
「お客様は神様ではないし、逆に店員も、神様ではない」ということ。
ただ、不思議なことに「カネを払う側と貰う側」になると
おまえは絶対神様と違う
というやつが平気で神様にもなれたりもするというこの事実。
それがなんか、「働く」ということなんですね。
さて。若干強引に繋げましたが、
この続き です。
話は戻って。
あいつらの本気をなんか一発目に感じたんが、
娘らがそのバスガイドの仕事をするべく制服に着替えてる時に、
先輩バスガイド(キッザニアの人)から私ら親への注意があったんですよ。
先輩「写真撮影するのはかまいませんけど、フラッシュは焚かないでください。子どもが仕事に集中することの邪魔になりますから」
私「あ、はい…」
仕事の邪魔。普段、私が子どもに普通に言うてる「仕事(及び、家事)の邪魔するな」という言葉が
言われた側にはなんかこんなに堪えるものなんやと初めてわかりました。
「仕事の邪魔をするな」っていう通告にはなんかもう太刀打ちできないものがある。
子どもの運動会や学芸会(文化祭)での、
「保護者の方々へのお願いですが、カメラやビデオの撮影に夢中にならないでくださいね〜」
っていうあの遠慮がちな注意とは質が違うし、むしろ完全に警告ですからね。
「(働く子どもの)仕事の邪魔をするな」だが私は、今まで一度も設定したことがなかった
「暗い場所では自動で点くカメラのフラッシュ」の切り方がわからず、
「多分これで合ってると思う」という見切り発車で、最初の一回、思いきりフラッシュ撮影をしてしまいました。
当然もう、焚いてしまったフラッシュにも負けない光の速さで即座に謝りましたけど、
先輩バスガイドさんに、バスの車内からそれはそれはごっついこと睨まれました。
「だから。(仕事の邪魔すんなこの親バカ!!!)」 と言わんばかりの恐ろしい形相で、ごっつ睨まれました。
ちゃうねん、あの、ほんまにマジで失敗したんですよ!
「そんなん言うてもまあこっちは客なんやからー。カネ払って来てやってるんやからー」とか、
なんかそんな横柄な心構えでわざとフラッシュ焚いたわけではないんです、これはマジで!
だが、そんな親の言い訳も全く通用しない、
「子どもがお仕事ごっこしてるのがなんかカワイー。撮っとこー」的な、
そんな親バカ、いや、むしろアホ親認定に即座になる、
なんかそんな「子どもが働くこと」について、ちゃんと正しく、そしてわかりやすいところでした。
あと、おもろかったんが、なんか職業相談所みたいなとこもあるんですよ。
いわゆる職安的なものでしょうね。最近ではハロワって言うんですか?
ただ、実際のハローワークみたいに会社と提携しての職業斡旋まではしてくれへんけど、
仕事が見つからないやつの就職相談や、色んな仕事内容の紹介をしてくれたりするような。
うちの「新人キッザニア人」の二人は、バスガイドして銀行で口座作った後、
チビは、なんか街中の大きい壁にアウトラインで絵が描いてあって、
その与えられた自分の持ち場の塗り絵をする(by.エ○ソン)という仕事を見つけて、
「これやりたい!」とその場でその仕事に並んで就職しましたが、
五年生の娘には、その仕事はわざわざ並んでやるまでにはなんか物足りなかったようで
元旦那&チビと、私&いちごはしばし別行動することにした。
娘「どこ行っても20分待ちとか30分待ちとかやし出来る仕事がないよ」
私「んなもんしゃあないがな。…見てみ?この街でこれだけの人数が仕事求めてここにおるねんで?」
娘「そんなんわかってるよ!」
私「てか、なんでキレてんねんw」
娘「だって仕事がないんやもん!今すぐ出来る仕事ないやん!ママも一緒に探してよ!」
私「いや、それは出来んな。あのね、ママはほんまにここでは無力なんですよ。何も出来ひん、悪いけど。…あ、そや、職安行けよ、職安。なんか職業相談所みたいなとこあったやろ?」
娘「あー、なんか入ってすぐのとこにあったな!どこやったっけ?」
私「忘れたな。てか、この街で働くのはあんたやろ?この街の地図を持ってるのもあんたやし」
娘は、入り口で貰った地図を開いて、探して、半泣きで職安(相談所)に駆けて行った。
相談所はドアの仕切りのないオープンスペースだったので、
入り口外に立って待ってる私にもいちごと所員さんの会話がちょっと聞こえていた。
娘「今すぐに出来る仕事を教えてください」
所員「今すぐ、っていうのは難しいです。どの仕事が今どれぐらいの待ち時間があるのかまではこちらでは把握してませんから」
娘「そうですか…」
所員「何でもいいから今すぐ出来る仕事を探すという考え方より、あなたがやってみたい仕事を探しましょう。例えばどんなことに興味がありますか?何か得意なことはありますか?」
娘「得意なことは絵を描くことと、お料理をすることです。好きなことはものを作ることです」
所員「では、それらの分野のお仕事を紹介します。例えばこのお仕事はね…」
つーか。
マジで ハロワやんwwwで、娘はその相談の後、モデルハウスを作る仕事(大工さんby.ダイ○ハウス)に就職しました。
そして、相談所との話で、
「この仕事をした体験をレポートに書いてくれるなら、うちからも8キッゾ払います」
という、モニターのレポート契約的なものもなんか結んできたようで。
男の子ばっかり並んでる大工仕事の中で娘は、
長い髪が仕事の邪魔にならないように結わえてまとめてそれをヘルメットの中に入れ、
待ち時間の間に配られた資料の冊子を真剣に読んで
「今から作る外壁の内壁の仕組みと役割」とかを勉強していたようでした。
モニター見ながら延々と研修や説明を受けて、
一期一会の同僚たちと協力して仕事をして、最後にお給料を貰って、
その足で職安に戻ってレポートを書いていました。
なんかとても忙しそうでしたが、娘は生き生きとしていました。
ひとつだけ思ったことは
君のそのスタートは、君のそのスタートライン。これはちょっと、いわゆる
「自分は出遅れたと思うから今はもう走らない・走れない」
としているニート諸君にも言いたいですね。
逆に聞きたいのは、誰と、何と比べてそう思うの?「今は」ってそれはいつまで?
そもそも、君は誰のために生きているのですか?
誰かと自分のその中で、やっぱり自分のために生きたい。 んじゃねえ?
答え:生きろよ。
君のそのスタートは、君のそのスタートライン。 なんだよ。
話戻って。
あと、そうですねー。
30分おきに救急車と消防車が街中を走るのもある意味シュールでおもろかった。
就職時間が一回30分ぐらいなんで、それは当然次々と新人が就職してきますから
30分おきになんか無理から事件が起きて出動することになるんでしょうけど
もうどんだけ事故事件怪我人病人の多い街やねんと。
基本的に各種サイレンは鳴りっぱなしですから、周りがうるさいのが嫌いな人には厳しい環境ですね。
私も若干ギリギリでした。音うるさいの、ほんま嫌いなんで。
二時間ぐらいでなんか満了やろーって思っていた当初の考えとは裏腹に
気付いたら閉館30分前でした。
なんとここに4時間半もいたのです。
ここで初めて、
娘とチビが入り口で貰ったパンフレットをちょっと見せて貰って見たら、なんか、
「自分が働いて稼いだお金(キッゾ)で、好きな買い物が出来る店もある」と。
当然そこも、「現金=大人のお金」では買えないし、大人は当然また入れない。
客も子どもなら、店員(新人店員)も子ども。まさに「働く人だけ」の店。
私「なんかデパートもあるみたいやな。あんたが仕事したお金で買い物が出来るんやってさ」
娘「えー!買い物行きたい!頑張って仕事してお給料貰ったもんねw」
私「そやね」
「お仕事(ごっこ)頑張ったから、パパ・ママからのご褒美にこれ買ってー」とか、そんなんはないんですよ。全てが完全に徹底しとる、子どもが働く世界で、社会。
欲しいものが欲しいなら、それは自分で働いて手に入れるしかないし、むしろ、
自分で働いて初めて、欲しいものがあるかもしれないそのデパートにも行けるのだという社会。
いや、あの実は最後に現金で買えるお土産コーナーもあるにはあるんですが
子どもは全く食いつかないような「記念グッズ」しかないのですね。
イメージキャラクターもなんかあんま可愛いないし、大人でも金出して欲しいとは思わない。
逆に言うたら、横浜から来てた元旦那ですら、
「きっざにあのお土産のクッキー」とか全然買わなかったぐらいですからね。
甲子園から京都に帰る途中の阪神高速のSAで一旦停まって、
事業所の部下へ、「関西帰ったお土産」をそれは買ってましたからね。
話戻って。
そんなわけで、デパート(by.高○屋)に行きました。
いちごは自分がここで稼いだ給料と、最初に貰ったトラベラーズチェックの50キッゾで
「もう、好きなもんなんでも買える!」ぐらいのテンションで入店しました。
そして、店内を一周して、すぐに退店してきました。
娘「シルバニアファミリーの人形が600キッゾもするんやって…」
私「あ、そう」
娘「頑張って働いたのにいちごに買えるものは何も無かったわ、ママ。なんであんなに高いの?…働いて貰えるお金より、物を買う時に払うお金のほうが高いんやな…」
そら見たことか!!!そうです、そういうことなんです。
よう出来てますよ、きっざにあ。なんかもう、素晴らしい。あいつら本気。
何年か前から中学生が職業体験とかで春夏秋に二週間ほど社会に出てますけど
あれがなんか今いち子どもらの中で盛り上がらない、マジになって仕事に取り組めない、
授業の一環やから行かんとしゃあないから行く、みたいな意識に多分なってるのは
「大人みたいに働く体験をしたのに、大人みたいに(好きに使える)お金が貰えない」
っていうとこやと思うんですよね。
まあ、逆にそれも現実社会では
その夢物語はなんか一旦打ちのめされるわけなんですけど。
「こんだけ頑張ったのに、こんだけ?」っていうね。
それらをなんか余すことなくやってるあいつら(=きっざにあ)
おまえらの本気には頭が下がるよ私は逸る気持ちを抑えて、働く先輩として、そして親として、意見を述べた。
私「ようやくわかったか。自分で働いて欲しいものを手に入れることがどんだけ大変なことか。あんたらな、あれが欲しいこれが欲しい、買うてくれへんママのケチ!ってすぐ言うけど、ちょっと仕事したぐらいですぐに何でも欲しいものを買えるわけではないんですよ」
娘「うん…」
私「あれ?なんやえらい素直やな」
娘「…働くって大変なことなんやなって思ったから」
私「大変やで。でも楽しいで。仕事の中に楽しみを見つけることはいくらでもできる。お金のためとかじゃなくてな」
娘「うん、それもちょっとわかったw」
まとめ。
今度は、「同期」と体験したらいいんじゃないかなとなんか思いました。
家族で行っても所詮親は外野なので、「同期=子どものツレ」と一緒に職業体験。
なけなしの70キッザで速攻「スーパーボウル」を買ってしまったチビはまだまだそれなりですが、
…てか、70キッザで買えるもんって、チビと店員さんのやりとりを外から見てると
どうやらスーパーボウルかメモ帳ぐらいしかなかったようだが
チビはかわいい鉛筆を手にとってみたり、ぬいぐるみを眺めたりしながら
20〜30分もの間ずっと「買えない店の中」を物色していて、あれはなんか見てて切なかったが
普段、自分の財布(おこづかい)も持ってないし、
自分で自分の好きなものを買うことなんてこともないチビにとっては
ほんまは人形欲しいけど、無理ならなんかもうスーパーボウルでもいいから
とにかく「自分で」「何かを」買ってみたかったんだろうと思う。
一方、娘のほうは「欲しいもん買えない=まだ自分は客になるには青い」ことを知り
なら逆に、デパートで働くと言ってそのままそこに就職した。
レジに立ってる娘が、スーパーボウルを買うチビを、「チビちゃん」でなくお客様として
「買い物ごっこ」ではなく、本気で深々と頭を下げて接客してる絵がなんかおもろかった。
まあそんな感じで娘はもっと色んな仕事もして、「キッザ」を貯めて、
そのキッザが貯まった時に自分が何を欲しいと思うのか、
その光の向こう側的なものを見てみたいらしいので、
今度はなんかもっと「同期」と一緒に団体のツアーで連れて行きたいと思います。
追伸。
働く子どもの蚊帳の外で居場所をなくした大人用のラウンジもあります。
- 2009/06/17(水) 02:34:31|
- 家族ネタ
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さて、
この続き です。
てか、どこまで書こかなーってのを正直迷ってるところもあるんですよね。
何故ならば、私みたいにキッザニアの予備知識が全くなくて、
「ままごとの延長やろ?」って思ってるやつにとってネタバレ的なことをあまりしたくないんですよね。
おまえも実際に体験して、なんかびっくりせえ! っていう。
なので、なんか全部を明かさない程度に、
「あいつら(キッザニア)の本気具合と度合い」を書いていこうと思います。
キッザニア 公式サイトまず始めに、
子どもにままごとさせるための「偽物のお店」や「実際には無い会社」ではなく、
なんか全部ガチで企業がきっざにってるんですよね。
例えば、
銀行は三井○友銀行やし、保険屋はニッ○イやし、カーライフサポートはオート○ックスやし、
携帯ショップはdoc○moやし、ピザ屋はピザー○やし、マヨネーズ工場はキュー○ーやし、
化粧品販売はオル○ス、英会話教室はE○C、印刷工房は大○本印刷、宅配屋はクロネコヤ○ト…
っていう、なんかそんな、
「ガチで働く、働いてる人たちの街に、子どもを放り込む」
っていう、なんかそんなんだった。
そうして企業の看板背負ってそれぞれのブースにいる(きっざにあの)人間は、
そら、本気でその仕事に取り組んでて当たり前なんですよね。
何故ならば、まず始めに
「来る子どもは客ではなく、この、私が学んだ仕事を教えてやる後輩」であるから。
嫌なら辞めろとまでは言わないけど、やるならちゃんとやれ的な気迫は、
きっざにあで仕事を教えている、その、どの先輩・どの仕事にも感じましたね。
そしてその人らは、そのブースを受け持つにあたり、
その仕事(会社)の研修とかも受けてはるんちゃうかなと思いました。
もっと言うたら、逆にその会社で明日から働けるんちゃう?ぐらいの徹底ぶりでしたから。
そして、これは大人のリアルな話で、
自分らが「その職業人として働くこと」を後輩(実際、客)に緩くぬるく教えてしまったら、
下手したらその企業のイメージに傷がつくことにもなりかねないので
そしたら、その企業が「ここ(きっざにあ)」から手を引くかもしれないので
そうなると、きっざにあ自体が廻らなくなるかもわからんので。
話戻って。
マジで、大人や親(働かない人)は、子ども(働く人)の職場にはもう一切入れませんでした。
しかも、子どもがいざその仕事に就いたら、もう外からは完全にシャットアウトになるので
透明の壁越しに、その会社(小部屋)で働く姿は見えても、声は全く聞こえません。
ひとつの仕事について働く時間は20〜30分ってとこでしょうか。
これは職業によってまちまちで、1クールの定員が決まってるとこも多くありました。
そうですねー。
見てる側にしたら、水族館で魚を見てる感じにかなり近かったですね。
あえて動物園としなかったのは屋内だからと、
壁によってこっちとあっちが完全に分離されてるから。
これを言うとなんかあれですけど、ぶっちゃけ、過剰に子どもの心配をしてしまうタイプの親は
もしかしたら、親のほうが「無理」になるかもわからんですね、あれは。
「うちの子は引っ込み自案で…」 とか、「人見知りで…」 とか、「いつもはこうじゃないんです」とか、
なんかそんなんを先回りで親が言うて、
「だけどこの仕事をしてみたいって言うのでお手柔らかに」とか、
そんなんと違いますし、逆に親がそれを言える場所も時間も、ないからね。
子どもがいざその職業に就いてその制服を着た時点で子どもはもう社会人、いや、
キッザニア人 として、それはなんか一人前の平等に扱われるので。
見た目(街並み)的にはサンリオピューロランドに似てますね。
サンリオピューロランドわからへんかったら、
ディズニーランドのあの、「入って最初のアーケードの街並み」でもいいですわ。
だが、ひとつだけ大きく違うところは
「あいつらは本気。」うちの娘らは、最初の仕事でバスガイドを選択しました。
行くまでは、ファッションデザイナーがしたいとか言うてたんですけどね。
多分、入ってすぐ観光バスが目についたからなんか飛びついたんだと思います。
いちごは多分、
「観光バスというからには、自分がバスガイドとして働くんだ」」と理解していたと思うが
5才児のチビに至っては、
「いちごちゃんがバスに乗るなら自分もバスに乗って一周したいなー」的な、
なんかそんなアトラクション的な乗り物感覚でそれはついて行ったんだと思います。
ただ。 ここは、きっざにあ、なのだ。
思えば、入り口で、確かに確認がありました、子どもに対して。
「働く人は誰ですか?」そこで「働きます」と答えて、黄色の腕輪をつけたやつは、
10才(いちご)やろうが5才(チビ)やろうが「働く人」なので、
それはバスガイドの制服を着た時点で小学生であろうが幼児であろうが何だろうが、
キッザニアでは「一律、新人バスガイドとして働く人」なので、
バスが実際動くまでの間に、
「1〜8まで数える速度で45度に腰を曲げてのおじぎの仕方」から
挨拶の仕方、手の重ね方、椅子の座り方、マイクの使い方、などの新人研修をもう延々受け
その時点で正直だいぶ疲れても、「バスガイドとして働く人」は
観光バスの乗客(これも子ども。大人は乗れない)を乗せて、バスを走らせるにあたり
「研修だけでもう疲れた」とかは言えなくて「仕事」として
最初の自己紹介に始まり、定番の「右手に見えますのは〜」とかの観光案内をしていた。
チビもなんか頑張って仕事してましたね。
自分のイメージした「バスに乗れる」との違いにちょっと半泣きなってましたけど。
バスを降りる時も、いわゆる遊園地とかで乗り物降りる時って
「ありがとー」
って係員さんにお礼言うて降りるじゃないですか。
でも違うんです。「仕事」ですから、最後の挨拶は「お疲れさまでした」なんです。
そして最後にお給料をいただくのですが、
お金の単位が円ではなくて「キッゾ」とかいう、キッザニアだけで使える紙幣で
しかも銀行で口座を開設すると預金が出来るようになって
キャッシュカードを使って街中のATMでお金をおろすこともできるし、
本当は入場口(飛行機乗る時みたいになっている。チケットは航空券by全○空)でもらった
50キッゾ分のトラベラーズチェックを銀行で現金化して口座も作るってとこが最初のスタートらしいが
うちの子らはいきなり働いてしまったので順序が逆になってしまった。
娘「えー。なんか銀行めっちゃ混んでるんやけど…」
私「そもそも銀行っていうのはなんか混んでるもんやねん。でもあの列に並ばんとそれ(トラベラーズチェック)をお金に変えることも口座作ることもできひんで」
娘「わかった、並んでくる。チビ、行くよ」
チビ「ママは?」
私「ママはここから先は入れへんから二人で行き。チビのキッザニア口座作るんやからチビが自分で銀行の人にお願いしなさい。名前が書けへんかったら、それだけはいちごちゃんに書いてもらい」
チビ「はい…」
何があったか知らんけど「大人禁止」言うてるのに子どものキャッシュカード持って
子どもの手を引きながら「大人禁止」の銀行内にずかずか入っていくオカンを一人だけ見ました。
逆にそれをやるならキッザニアに子ども連れてくる意味が全くないんちゃうかなって思いました。
列に並んでたいちごが、何か不安になったのか口パクとジェスチャーで何か伝えようとしてきましたが
私はわざとわかりやすくそっぽを向いて、窓口を指さしました。
「疑問や質問があるなら、窓口で、自分で聞け」と、目で語りながら。
いちごはその後、私のほうを一切見ませんでしたね。
列に並んでる横顔が、その瞬間からなんか凛とした。
てか、ほんまものすごい行列やったけど、並んでる子どもが誰一人ぐずってないんですよね。
中には、小学校一年生ぐらいか、未就学児っぽい子もいましたけど。
私「これ、オカンの付き添いで銀行来てたらこいつらみんな絶対、まだー?疲れたーとか言うて文句言うてるよなw」
元旦那「やろうなw」
私「でも、そうして甘えられる親もそばにおらんし、なんかみんな頑張ってじっと並んでるんやろなー」
元旦那「そやろなー。なんかいちごとチビがちょっと遠いとこ行ってもうたような気がするわ」
私「何そのセンチメンタルwwwまあいづれ子どもは遠いとこ行くよ。逆にずっとおられても困るしなー」
元旦那「まあなw」
あいつらの本気、まだまだ続く。
- 2009/06/12(金) 00:57:32|
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