どんつきを右に曲がって左のかどっこ

オトンのハロウイン

昨日はハロウインだったそうですね。
うちは仏教なんで、正直なんなのかようわからんのですけど、
子どもがオバケの格好して近所回って
「オバケ(に脅かされる)か、お菓子(をくれる)か、さあ選べ」
とか言うんでしたっけ。

知るか。

いやホンマ、そんなん私らが子どもの頃やったら確実に
オトンにそう一蹴されていたはずだ。
巨人キ○ガイのオトンにとって、プロ野球界の頂上決戦のこの時期は

ええから子どもは早よ寝ろ。

という時期なのである。


だがそんなオトンも孫には弱いようで。

昨日の夕飯の時の会話。

娘「お爺ちゃん、ハロウインって知ってる?」
オトン「なんやそれ?お爺ちゃんはそんなん聞いたことないなー」

今や「アメリカ合衆国・日本州」とも言える、
外国かぶれ満開な日本に58年も生を成していながら、
ハロウインを聞いたことがない、とはっきり言い切るオトンも
ある意味凄いと思ったが、おもろそうなので黙って聞いていた。

娘「えっと、かぼちゃをくり抜いて顔とか作るお祭り」
オトン「ずいき祭りみたいなもんか?」

ずいき祭り。
振興会の方には悪いが、
あんなマイナーで地元ッティ(注:じもってぃ=地元民)しか知らん祭りと
世界的に有名なハロウインを一緒にすんなよ、と思ったが、
オトンにとっては野菜+祭り=五穀豊穣の祈念、または、お祝い、なのである。
つーか、娘の説明も悪いわ〜と思ったので

私「キリスト教の人らのイベントやったと思う」
オトン「えすさんの誕生日か」

キリスト教=オトンいわく、えすさん=イエスさん(イエス・キリスト)。
しかも多分クリスマスと間違い始めている。
つーか、非常にヤバイ雲行きだ。
オトンは自分のついていけない話で家族が盛り上がり出すとスネるのだ。
そしてだんだん機嫌が悪くなって
「おい、おまえ。子どもら寝かせてこい」とか言い出すのだ。

だが、昨日のオトンは違った。簡単にくじけなかった。

オトン「ほんで、ハロウインってなんや?お爺ちゃんにも教えてくれや」
娘「だからー、かぼちゃをくり抜いて顔書くの」
オトン「かぼちゃは固いぞー。そんなん簡単にはくり抜けへんぞ」
娘「うん、知ってる。お爺ちゃんには無理。だからママ作って」
オトン「(ムッ)なんでお爺ちゃんには無理なんや」
娘「料理できひんから」
オトン「ハロウインと料理は関係ないやろ!」

つーか、ハロウイン知らんかったくせに。

娘「でも、でも前のあの肉じゃがだって最悪やったもん」
オトン「おまえはしつこくあの肉じゃがの話ばっかりすんな!」


あの肉じゃが。

そう、ずっと前のことなのだが、
実はオトンは一瞬、料理に目覚めかけたことがあるのだ。

あれは私が土日もがっつり店に入っていた頃、
夕飯の支度ぎりぎりまで仕事して帰ってきてバタバタと台所に立つ私に
居間の指定席にどっかり座ったまま動かないオトンが
「わしが料理できたらなー。腹減ったのにただ待ってるんはイライラするわ」
とか言うたので、ちょっとカチンときて
「できひん、とか言うてる人はいつまでもできへんねん。やる気の問題」
と言うてやったら、オトンもカチンときたようで
「そやかて、料理本見ても長すぎてわからんし、どうしようもない」
とか言い返してきたので、ようしそれなら、と
いわゆる「三行レシピ」の料理ばっかり載っている、
「全く料理をしたことないおっさん向け」の料理本を父の日に贈ってやった。

オトンは「こんなん見てもきっと出来ひん」とか、やる前から投げていたが
娘の「お爺ちゃんのご飯食べてみたいなー」の言葉に一念発起し、
ある日曜、私が店から帰ってきたら、食卓に鍋いっぱいの肉じゃがが鎮座していた。

正直マジで嬉しかった。
疲れて帰ってきてご飯が出来てるというのは何より幸せだ。
いそいそとご飯をよそうオトンの背中を見て
(ああ、こないだはちょっときつい言い方したな。肉じゃが食べたら謝ろう)
と思った。

食べた。

びっくりした。

初めての味覚だった。

ぶっちゃけ、怖ろしい不味さだった。

娘「まずっ!何これ、お爺ちゃん味見した?」
オトン「してない。でも材料も分量も煮込み時間も間違ってない。ちゃんと焼肉のタレで味付けした」
私「焼肉のタレで?」
オトン「そうや。だってそう書いてあったし」
私「…それ、すき焼きのタレ、ちゃうか?」
オトン「えっ」
私「すき焼きのタレならわかるわ、肉じゃがの調味料と中身近いし。もっかい本見てみ」
オトン「(本を見て)ほんまや…。間違えた」
娘「なんか…なんか口の中が気持ち悪い…」
オトン「うるさい!黙って食え!」
娘「(半泣き)」
私「(www)」

結局、私が何とか味を修正して食したのだが、
「そこ間違えんといてほしかった、逆にそこだけ押さえといてほしかった」
という、オトンの肉じゃが伝説として
我が家ではタブーのネタとなっているのだが、
「黙って食え」と理不尽に叱られ泣かされた恨みなのか、
娘はちょくちょく恐れを知らずに「あの肉じゃが」をネタにする。
そして、オトンも「あの肉じゃが」をネタにされるたび、躍起になるのだ。

オトン「そこまで言うなら、お爺ちゃんがかぼちゃで顔作ったる。」
娘「えー。無理やって」
オトン「いや、やる。お爺ちゃんは絶対ハロウインする」

絶対ハロウインする、という表現も意味不明だが、
もうこうなったらオトンは止まらない。
しかも、戴き物のかぼちゃが今、大量に家にあるのをオトンは知っている。
とりあえず、
なんか無理やり固いかぼちゃに包丁入れて怪我することだけが心配だったので

私「かぼちゃをラップで巻いてレンジでチンしたら柔らかくなって扱いやすいで」
オトン「よし、わかった。じゃあもうおまえら(子ども)はもう寝ろ」
娘「えー。かぼちゃくり抜くとこ見たいなー」
オトン「あかん。おまえらが寝てる間にお爺ちゃんがハロウインしとく」

なんか、ハロウインという言葉が間違った用法で一人歩きしてる感もあったが
とりあえず子どもを寝かせ、
夜中、ちょっと仕事してから一階の居間に降りたら、
オトンはもう奥の部屋で寝ていて、
居間のテーブルに「オトン作ハロウイン」が、ちょこんと置いてあった。

ハロウイン

ちょ、なんか怖い。

つーかホンマ、ハロウインって何なんか、マジでようわからんようになった。

でも、このハロウインを制作するのはホンマに大変やったはずだ。

そこにはオトンの意地もあったと思うが、それよりきっと、
オトンなりの孫への愛情や家族への思いが強かったのだろうと、なんとなく思う。
そういう意味では、この「オトンのハロウイン」も間違ってはいないのかもしれない。

怖いけど。

つーか、正式なハロウインって何なんか、やっぱりようわからんのですが。


今朝、娘は「お爺ちゃんのハロウイン」を見つけて大喜びしていた。
そして、
「お爺ちゃんが仕事から帰ってきたら、一緒にかぼちゃの周りに家族の顔を書いて、中にろうそくを灯す」
とか言っていた。

そしてそれは今夜、マジで実行された。

かぼちゃの灯篭だ。


この一連の件が安泰に終結するまで黙って様子を伺っていた要領のいいチビが
「お爺ちゃん凄いね!お爺ちゃん、ありがとう」と言い、
なんだか我が家の素敵イベントみたいな感じで、
初の「オトンのハロウイン」は成功に終わった。


つーか、ホンマ、ハロウインって何するんやろう…

まあ多分うちはこれから毎年、
「オトンが子どもに見られんように夜に一人でかぼちゃをくり抜く日」
になると思う。



全然話変わりますが、先日の「求む、手先の器用な人」の記事に
問題作その2を「続き」にまたアップしときます。
  1. 2007/10/31(水) 22:35:45|
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オトンと出戻り娘@同居

私はだいぶ親不孝な娘やと思います。
若い頃にヤンチャした云々の話や無しに。
てか、それもやけど、
親っていう生き物は、子どもが未熟な頃のヤンチャとか、
成人してからもどっちつかずでどうのこうの、っていうのは、
子どもが結婚した時点で一旦リセットされるらしい。

「そんな時代もあったね」と。


それを踏まえて、なお、私はだいぶ第二段階で親不孝な娘やと思います。


学生の頃は、「おもろかったらええねん」でやりたいことやってきて、
働くこと好きやしバイト満開してたから、お金のことでは迷惑かけへんかったけど
逆に「高校生の女の子が何時までバイトしてんねん!」って心配もかけたし、
就職が決まって、卒業した直後には、
「家が狭いから、私がいたら、思春期の弟二人に自室与えてやれんから」
って、自己判断の自己完結の自己決定で、
高校の時のバイト代の貯金で敷金礼金払って、卒業と同時に勝手に家を出て。

一人暮らしのマンションがわりと近かったんで、
朝、出勤前には必ず顔見せるっていう最初の約束もいつしか破って、
仕事にのめり込んで、色んな恋をして、遊び歩いたりもして、
休日の夕方にたまにちらっと実家行って「生きてまっせ」言うて、
なんかオカンに、一人暮らしでは食べきれんぐらい野菜貰って帰ったり。


そうして、四年間の一人暮らしで色々あって、
やっと実家に帰るも(オトンと改築費用折半で二階を増築した)
一年ちょっとで、ある日いきなり「彼氏と同棲します」言うて、また家出て、
「結婚します」言うて、婚姻届にサインしてもらって子ども産んで、
初孫の顔を見せて、オトンオカンを喜ばせるも束の間、
オカン持病悪化して、嘘みたいにドラマみたいに突然亡くなってしもて。
オカンおらんなったオトンの唯一の救いはたまに会う孫(私の娘)やったにも関わらず、
オカンおらんなって一年半で、私は、
「ごめん。うちら、旦那の転勤で関東行く」言うて、
娘の幼稚園の異動手続きもちゃっちゃと済ませて、一ヶ月後には京都離れて。

それから四年間、関東で、
手術したり切迫早産でギリギリで二人目のチビを産んだりでさんざん心配かけて、
挙句の果てに「離婚するわ」言うて、また実家帰ってきて。
しかも二人の子どもと、特定疾患(私のな)持参で。
さらに私、今、「生活力つけていつかここを出ていく」宣言してるし。


そんなアホで自分勝手な娘やのに、オトンは、
自分の煙草買うついでに、私の煙草も買ってきてくれたりするわけです。
「今夜は風が冷たいから、外出たら、おまえ風邪引くから」とか言うて。

もう、三十路とうに越えた、子ども二人いてる「娘」やのに。


いずれは、オトンは、
うちの弟(長男)夫婦と一緒に暮らすことが大よそ決まっています。
弟と嫁さんは、そのつもりで生活設計してる。

でも、オトンは、うちに来る人来る人に
「やっぱり、娘が帰ってきてくれて良かった。血の繋がった俺の娘や」とか言う。

人前では、
「おまえの好きなようにやれ。いつでも出て行け〜どうぞご自由に」とか言うくせに、
二人で飲んでると、
「俺はおまえと暮らすのが一番ラクやわ。おまえキツイから、喧嘩になると激しいけどな」
とか言う。

その言葉を聞くと、私はなんか、躊躇ってしまう。


これって、「異性の親子」やから、なんかな。

例えば、オカンやったら、二人で飲んでても変わらず「好きなようにやれ」って言うたと思う。

そして私も晩年一人でいても、娘らには「好きなようにやれ」って言うと思う。


こないだ、飲み会の時、そんな話をしてたら、ツレが
「親が心配で出れへんっていうのは、親(オトン)じゃなくて子ども(私)が弱いからや」
と言っていた。

確かにそうなんかもしれん。

私がおらんなったらおらんなったで、オトン、何とかしよると思うし、
まして私は一人娘ではないですから。
「お姉は子ども二人を育てていくことに邁進したらええ。親父は俺が見る」
言うてくれる力強い弟が、弟らがいるんですから、
何も一人で背負うことはないんやけど。


めちゃくちゃ贅沢な悩みなんわかってますけど、いつかまたこの家を出たい。
鬼畜娘って言われてもかまへんから、自分で、自分らの幸せを掴みたい。

それも踏まえて、今、ここにいる間は、
なんか宴会とかやって、オトンのテンション上げてやりたい。
自分の友達を呼んで宴会するような馬力、もうオトンには無いですから。
てか。
オトンの友達・同世代の人らはみんな、
子どもがそれぞれ結婚して独立して、やっと夫婦水入らずで旅行とかしてはるから、
その相方がおらんオトンを、なんかアゲアゲにしてやりたいなと。

女は強いからね、いくつになっても女友達と飯とか旅行とか行くけど、
男が一人残るって、よほど何かで強くならんと厳しいんやな、って思う。



  1. 2007/03/28(水) 01:43:43|
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オトン退院しました。

皆様に大変ご心配をおかけしたオトンの入院ですが、
昨日(土曜日)、退院してきました。

入院時の装備「ジーパン」履いて、チャリで颯爽と。

昼飯食うてから帰ってくる、言うてたんですけど、
手違いで昼ご飯が出なかったようで早めに帰ってきた。

オトン「昼飯、食べて帰り〜って先生言うてはったのに、伝達漏れで無いって言われた」
私  「ちゅうか、普通な。退院って午前10時〜11時までが原則やから」
オトン「でも、昼飯食べて帰り〜って言うてはったのに」
私  「いやわかるけど、元々が突飛なことなんやからヌケることもあるって」
オトン「そらそうやな…」
私  「そやろ?そら、入院中にご飯来いひんかったとかなら、もう完全にあかんで?
    食事も治療の一環ねんから。そやけど今回はミスであってミスでないっていう…」
オトン「はははは!!!」

ちょ、なんで爆笑?

今頃やっと「原則午前退院やのに昼飯食うて帰る」っちゅう、
有り得なさとおもしろさに気付いたか?

遅せ〜よ。


そんな感じで、オトン元気です。
明日からまた仕事なんで、休んだ穴埋めで頑張りすぎひんか心配ですけど。


今日は、例の、娘のクリスマスプレゼント、

「 DS ! DS ! 」

が、さてどうなったかという記事も書きたかったんですが、

すんません。今日はちょっと、いつもの調子の長文書けないんですよ。
具合悪いんちゃうねんけど、頭がショートしてまして。(図面がやっと終わった)

クリスマス・プロジェクト。
ピンチとアクシデントの連続やったけど、
元旦那とのスクラムで天才的措置(自画自賛)で乗り越えましたよ、ええ、ええ。
いや、わからんけど。まだ「オールアップ」できるかわからんけど。

今年のサンタは遅れてやってきます。 なんしか。


「書けない時は、書かない。 とりあえずの更新は、しない」
を基本に?やってる「どんつき〜」ですが(いや別にそんな深く考えてないけど)
オトン退院したことだけは、とにかくお伝えせねばと思いまして。
励ましコメント、たくさんありがとうございました。

ちゅうか、オトンに乗っ取られつつあるよな、「どんつき〜」。やば。
カテゴリー「オトン」作らなあかんか? 誰が作るかww



てか、腰めっさ痛い。 めっさ通り越して、ごっさ痛い。

「よかばい」トントしてへんのに腰が痛い。

スーパーオートバックス!
で、思いきり笑わせてくれた、おもしろい友人に教えてもらったんですけどね。
熊本弁「よかばい」の、隠し表現のほうの「よかばい」。

「よかばい」全くしてへんのに腰痛いわ〜。
腰にブロック置いて寝たいぐらい、腰痛いわ〜。
  1. 2006/12/25(月) 00:13:57|
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紙と朱肉

「いらっしゃいませ♪」

あーあーあー!!!今、引き返そうとした人、待って!
「どんつき〜」ですよ!合ってますよ!
私の文章には癒し効果が全くないので、
代わりに、癒し担当としてメイドさんに来てもらいました。

りっさん、ついにトチ狂ったか?って?
心配すんな、はなからちょっと狂っとる。
あくまでも、ちょっとだけな。

いつもかなりの長文記事を書いてるんで、
字が大きいほうが読みやすいかなと思ってテンプレを変えてみました。
萌えなメイドさんと、ボロクソな文章のミスマッチも、またいいかと。
ただ、このテンプレ、天気予報が反映されないんで残念なんですが、
しばらく使ってみようと思います。


さて、オトン緊急入院では皆様にご心配をおかけ致しまして、
またたくさんの温かいコメントを頂き、ありがとうございました。
お陰様でオトンは元気で、昨日も今日も電話がありました。

昨日の電話。
オトン「入院の(形だけの)保証人がいるらしいから、
   (上の弟)の住所書いた紙持ってきてくれ」
私  「ほな今(上の弟の住所)言うから、なんかに控えぇな」
オトン「メモ無いし控えれへん。書いて持ってきてくれよ」
私  「じゃあメモ用意してもっかい電話しいや」
オトン「ええから持ってきてくれよ〜。そのほうが早い」

なんでやねん! どう考えても口頭で言うほうが早いやろw

いや、わかってるんですよ。
寂しいから会いに来てほしいんですよ、絶対。
でもさすがにこの用件では無理があると思ったんか、

オトン「それに、判子はあるけど朱肉もないし」
私  「書類出すん、医務課かどっかやろ?そこで借りて押したらええやん」
オトン「そんなん嫌や。そんなめんどくさいこと」

なにがめんどくさいねん! 朱肉だけ持っていくほうがめんどくさいわw

今日の電話。
オトン「昨日は一睡もできひんかった。なんの安静にもならん」
私  「なんでや?緊張してか?」
オトン「ちゃう。おっさん6人部屋で3人がイビキかく人やから最悪やった」

おっさん3人のイビキ三重奏。それは確かに最悪や。
でもここで「うわ〜最悪やな」とか言うたら、
入院→最悪→もう帰る!ってなりそうなんで

私  「そやな〜。耳栓でも買うたら?売店にあるかもしれんで」
オトン「いや、もう看護婦さんに頼んで部屋変えてもらった」

早っ!

私  「ほな良かったやん」
オトン「いや、そこにもおっさんがおった。またイビキかく人かもしれん」

オトン、おっさんビビりすぎw
ちゅうか、言うとくけどな、あんたも「おっさん」やしな?

私  「ほな個室にするか?高いで?」
オトン「金のこともやけど、個室は嫌なんや。寂しい」

どないやねんな。 寂しん坊すぎやろw


今日の午前中は再配達の予約してた宅急便待ちで出れんかったんで、
午後、上の娘が学校帰ってから、子どもら連れて病院行くことにした。

上の弟の住所書いた紙と朱肉持って。

「要るもんあったら持っていったげる」と、入院前に約束した手前、
それが例え「住所書いた紙と朱肉」でも届けてやらんとあきませんから。

上の娘はともかく、下のチビはあんま連れて行きたくないんですけどね。
静かにしとけ、っちゅうても無理やから。
病院の面会とか、あんまり子ども連れて行くようなとこでもないし。
でもまあ、頼まれ物だけサッと渡して帰るぐらいの間ならええかと思ってたら。

雨が降ってきやがりました。

娘に傘チャリ(傘さして自転車に乗る)は無理です。
てか私も、チビを前に乗せての傘チャリは無理です。
子連れで傘さして歩いて行くには遠すぎる距離です。
朱肉届けるためにタク乗って行くとかアホらしすぎます。

もうまた明日でええか〜と思ってたら、下の弟からメールが入った。

「仕事早よ終われそうねんけど、持ってくもんあったら放りこむで〜」

ナイス!弟、ナイス!
住所書いた紙と朱肉を持って、オトンの元に馳せ参じてくれ!

夕方、弟が来たんで「何故、住所書いた紙と朱肉なのか」という経緯を説明した。

弟  「オトン、変なとこでアカンタレやしな〜。まあ、笑わして励ましてくるわ!」

こういう時、男の子のほうが優しいですよね。
(いや弟はもう、子っていう歳でも無いけど。26やし、来月には父親なるし)
女はもう、なんか「しゃきっとしいや〜」みたいに言うてまう。
娘と父親やしかもしれんけど。母親やったらまた違うんかもしれんけど。
っていうか、根本的に「性格の違い」なんかもしれんけど。

まあでも、住所書いた紙と朱肉を届けられてよかった。

また近いうちに顔出してやりたいんやけど、
重なる時は重なるもんで、夕方から娘が熱出してるんですよ。

昨日の夜中、いきなり吐いて「風邪かな?」思ったら熱もないし、
本人もケロっとして「晩御飯食べすぎちゃったかな?」とか言うてて、
今朝も普通に学校行ったし、大丈夫やと思ってたんやけど、やっぱ前兆でした。

でも爆睡してるし、こうしてブログの更新してられるぐらいなんで
「えらいこっちゃ」なこともないんやけど、
明日は朝から学校休んで病院コースですね。

また機会あったら子どもの風邪・熱のケアのことも書きますけど、
風邪で熱出たから言うて、やたらめった解熱剤とかで下げなくていいんです。
熱は、ウィルスと戦うアイテムみたいなもんなんで、
水分が取れてて、グズったり苦しんだりすることなく寝れてたら、
慌ててやたらと下げようとしなくていいんです。
(熱性けいれんの既往歴がある子は、一定値超えたらけいれん止めの座薬は要るけど)
熱を強引に下げてしまうことで戦力ダウンして逆に長引いたりもします。

あと、風邪やし暖めな!って、いっぱい着せて布団ごっそりかぶすのも逆効果。
熱が上がってる間は暖めて、熱が上がりきったらちょっと涼しくして
熱を逃がしてやるほうがいいです。

熱いお茶飲ませて着込ませて、汗いっぱいかかせて治す、ってやつも
体力のない子どもにはしんどいだけで、あんまり効果ありません。

あと、おでこを冷やすのも、実はあんまり効果ないらしい。
気休めっていうか、まあ本人がひんやりして気持ちいいならしてやったらいいけど
嫌がってるのに泣かせてまで無理やり冷やさなくてもいいそうです。

それから、ひきつけの時の対応は…

ってもうキリないな。
なんのブログかようわからんなってきたんで、
いや、常にようわからんブログですけど、
また聞きたいことあったら個人的に聞いてください。
複数の小児科医師から聞いた知識と実際の経験で、わかる範囲で答えます。
  1. 2006/12/14(木) 22:26:19|
  2. オトンネタ
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変なおっさん

最近、うちの近所に変なおっさんが出没します。
角刈り頭にナイロンジャージの上下で、
「 ウルサイッ ! ウルサイッ ! 」って、延々ずっと言いながら歩いてる。

最初はね、特殊なタイプのクシャミか何かかなと思ったんですよ。

でも頻繁に「 ウルサイッ ! ウルサイッ ! 」って聞こえるんで、
窓の外で「 ウルサイッ ! ウルサイッ ! 」って聞こえるたび、
その声の主を確認しようと、窓をちょっとだけ開けて見たりもしたけど、
なかなか「ご対面」できひんかった。

こないだ、娘の学校に行く用事でチャリ乗ってたら、ついに接見しました。
「 ウルサイッ ! ウルサイッ ! 」って言うてた、確実に。
しかも本気でうっとおしそうに言うてた。

いや、おまえがうるさいんですよ。

多分、私らには聞こえない何かが聴こえるんでしょうね。



さて、オトンが明日から入院することになりました。
まあ、検査と安静かねた短期入院なんですけど。

なんか最近調子悪かったみたいで、
口元がひきつるとかでしゃべりづらいとか言うし、
元々、血圧が高いんで、ちょっと心配してたんやけど、
これがまた病院に行かないんですよ。異常に怖がりやから。
仕事忙しいし休めへんから、言うたりね。
まあ、最近残業続きやし、忙しいのは確かなんですが。
子どもらと遊んでやらんとあかんから、と逃げてみたりね。

男って病院とか検査怖がる人多いよな〜。
「なんか出たら、かなん(→嫌だ・怖い)」とかね。
具合悪いのに調べてもなんも出えへんほうが、よっぽど怖いっちゅうねん。

自分、病院避けてるくせに、体調不良でへこんだりイラついたりするし、
「病院行かへんならそんな顔しんときいや!元気ハツラツな芝居に徹しろ!」
「自らが症状無視する構えなら、私もあえて知らん顔する。心配もせん。放っとく」
などなど、愛情いっぱいの警告を飛ばし続けた結果、やっと今日病院行きました。

なんか、脳にごくごく小さい血栓が出来てたらしい。
でも今ならまだ溶かせるぐらいの大きさらしくて、
あと、寒くなって血圧も上がってるし、糖尿もちょっと出てるだかで、
もうこの際、徹底的に調べておきましょうと。

「えらいこっちゃ、入院や」言うて飛んで帰ってきたオトンは、
とりあえず会社に報告してくる、言うて、家を出た。

私  「仕事してきたらあかんで」
オトン「あ、うん…」

とにかく仕事好きなんですよ。仕事嫌いよりいいけど。
まあそんなん言うても仕事整理してきよるやろと思ってたら、
案の定、数時間してから帰ってきた。
玄関上がるなり「入院や入院や」と呟きながら、
押入れからバック出してきて、入院の準備を始めた。

オトン「前の時はお母さんが持ってきてくれたし、わからへんわ。何が要るんや?」

実はオトンは十年ぐらい前にも血圧上がって運ばれてるんですよ、仕事中に。
その時は、救急車で会社から直病院やったんで、
あとからオカンが入院セット持って病院に追いかけて行ったんですが、
今回はもうオカン(嫁)はいないので、口と頭と態度の悪い娘しかいないので、
自分のことは自分でせなあかんと思ったんでしょう。

私  「パジャマ 下着 上に羽織るもの スリッパ 箸 歯ブラシ コップ 髭剃り タオル バスタオル
   タオルかけるハンガー 洗面器 石鹸 シャンプー ドライヤー ボックスティッシュ…」
オトン「ちょ、待ってくれ!!そんな一気に言うたらわからへんがな!」
私  「とりあえず、入院や言うてテンパらんときいな。血圧上がるで。
   要るもんあったら電話してくれたら、また持っていくがな」
オトン「ほんまか?絶対ほんまか?」

…なんぼ信用ないねん、私。

まあそんな感じで、オトン入院です。
予定では十日ぐらいらしいけど。

オトン「おまえ一人で大丈夫か?」
私  「なにが?」
オトン「いや、子どもらのこととか」
私  「今さら何を。8年間、ほぼ一人で朝から晩までやってきたがな」
オトン「あ、それもそうか」
私  「私の子どもらやで?私がみるの当たり前ですやんか」
オトン「そんなこと言うなよ。寂しいやんけ」
私  「なにがやなw まあ本でも読んでのんびり過ごして」
オトン「ああ、そや。本が読めるな」

この週末は、秋田から届くきりたんぽで宴会の予定やったんですが、
そんなこんなでオトンは欠席となってしまいました。
日時指定で来るんで、もう日程変更が出来ないらしい。

私  「きりたんぽのことは心配せんでええから。がっつり食うとくし」
オトン「おまえな〜!嘘、うそ。みんなでワイワイやっといてくれ」

仕事忙しいシーズン&今回私ら母子が帰ってきたことで、
オトンもかなり張り切ってたんやろと思います。
本来なら「ええとこ取りのお爺ちゃん」でええところを、
私が離婚したばっかりに、
「父親代わり」もしてやらんならんと思ったやろうし、
子どもらへの躾とか、心の教育とか、色々気を配ってくれてたしね。

オトン、ごめんな。
「お爺ちゃん」で、ええねんで。

暮れにはまた忘年会とかあるんで、今はゆっくり休んで、
それまでにはまた万全の状態に戻ってくれたらええなと思います。

私が今まで知りうる「変なおっさん」の中で、
オトンはズバ抜けてトップをひた走る、変なおっさんなんで、
いつまでも元気で、変なおっさんでいてくれんと、おもろないからね。
  1. 2006/12/12(火) 23:15:44|
  2. オトンネタ
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Author:richi ( りっさん )

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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