どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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これはひどい。

さて。

実はこれは今日書こうとしていた真面目な記事の「出だしのネタ」にしようと思っていたんだが、
逆にこのあとにもう何を書いても「コレ」に持っていかれる、と思ったんで、もう「別記事」にしました。


てなわけで、さて、本題。


今日、晩の6時半頃、実家(近所)のオトンから 「今日おまえとこに晩飯食いに行くし!」 というかなり一方的な連絡が来たんですよ。

まあ、「オトンがうちに晩飯を食いに来る」のは別にいいんですけど、「急に」、しかも、「私が仕事の日に」、それはできればやめてほしい。
何故ならオトンは晩酌をするので、「ご飯のおかず」というよりも「酒のアテ」がたくさん(量でなく、種類で)要る人なので。
あらかじめそれ(来ること)がわかっていたらその準備もしておくが、仕事帰ってくるなりそれ(行くこと)を言われても、こっちにも「生活」がある。
ていうか、私もつい今さっき(6時前頃)帰ってきたとこで、ほんならもう帰るなり、いちご(長女・中1)に
「明日またこのジャージ要るから、ママ、ジャージ洗ってー」とか言われて、
「えーもうほな今すぐ洗って干さんと乾かへんやん、つーか洗濯機の使い方こないだ教えたやろ?明日またすぐ要る自分のジャージぐらい自分で洗わんかい!」
ってことで、まだ全然「ご飯の仕度」するより、先に「今日干してた洗濯物」をとりこんで、「次の洗濯」をしてるし、
っていうか、そもそも、うちの今日の晩ご飯(予定)は 「ビーフ・シチュー」 その一品のみですがwww


私は一瞬考えた。


「ビーフ・シチュー」 では、 さすがに 酒は呑めんよな…。
どうしよう? 急遽、メニュー変えたるか…?
いま冷蔵庫にあるものの「有り合わせ」でしか出来ひんけど、せめて、まあ 「酒のアテ=和食」 よな。
いや、でも待てよ…?
「これ(急に言うて急に来たけどりっさんがちゃんとわしのアテを用意してくれた!)」を一回やると、いつしか「それ」がもう当たり前になる。


よって結論。


「こんな時間に、急に言うて 急に来よう」 とする、これは 「オトンが悪い!!!」

「ビーフ・シチュー」 で 酒が呑めるもんなら 「呑んでみやがれ!!!」www 



と、そんなわけで私はメニューの変更をしないままオトンを迎えたんだが、オトンはその献立を知るや否や、
「いや、今日は晩飯を食いに来たわけやないから、これで帰る」とか、そんな謎の…というかある意味わかりやすい言い訳をしながら、
「おまえが薬剤師の試験に合格したからその祝いにと思って…」と言って、「それはもうどう見てもケーキですよね?」っていう「箱」を差し出した。


オトンの間違い・その①  私が受かったのは「薬剤師の試験」ではなく、「登録販売者の試験」です。
オトンの間違い・その②  私は甘いお菓子を好んで食べませんので、「ケーキ」とかは、わりと「罰ゲーム」の類です。


っていう、さまざまな「間違い」はあるにしても、


今日は、 「そういうこと」 やったんか……。
「親の心、子知らず」 って、「こういうこと」 かもしれんな……。 



とか思いながら、
そうしてオトンが帰った後、「あえてメニューを変更しなかったビーフ・シチュー」を、いちごともも(次女・小2)と三人で食べた。


私の心の中では「その反省の思い」もあって「その、どう見てもケーキ」の箱を今夜中に開封する気にならなかったんだが
逆にそこもそこでまた「親の心、子知らず」により、晩ご飯の後、いちごとももが
「おじいちゃんにもらったママの合格祝いのケーキ開けようよ!ねえねえ、開けようよ!」と言うので、私はそれを開けてみたんですよ。





そしたら。






ケーキ






何故か 「オトンがトーハンに合格したこと」 になっている件。 



いや、わかるんですよ。オトンの言いたいことは、なんか 「解る」 んです。
「おとうさん」 からりっさん(私=娘)に 「合格おめでとう」 と言いたかったという、それはわかるんです。

ただ、私がひとつだけ言いたいことは


もちろんもう「オトンもオトン」なんやけど、逆にこの「ケーキ屋もケーキ屋」やろ!!!
「え? なんですのん?その話www」 と、疑問にも思えって! 少しは!!!www




だってそうじゃないですか。



白髪混じり+ハゲ頭の推定60代のおっさんが来店してきてね、ショーケースでおもむろにケーキを選んでね、決めてね、
「あ、 そのケーキに おとうさん 合格おめでとう っていうメッセージを入れてください」 というもうまあまあ異常な依頼をしてきた。
その「むしろまるで想像がつかない話(異常事態)」に対して、なんでハイハイ言うて「そう言われたまんま」にそれをやってしまうのか。
このもうだいぶ半分ジジイであるこのおっさんの「おとうさん」言うたら、だいたい80か90ぐらいの「もうだいぶかなりのジジイ」ですよ?
そんな「もうだいぶかなりのジジイ」がいったい何に合格したの? が、むしろ逆に気にならなかったのか?おまえは「少し」もwww




話戻って。



「おじいちゃんが合格したことになってるしwww」と大爆笑した娘らが中に入っているろうそくをみつけ、それを点火してみようと言った。




だからやってみた。もういっそのことそれもやってみた。






111102_204841.jpg




輝いている。



ごっつ輝いている。




おとうさん 合格おめでとう。





これはひどい。




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  1. 2011/11/03(木) 00:50:43|
  2. オトンネタ

反面・おじいちゃん

さて。

先日、前出の記事でちらっと書いた、次女の七五三の記念写真の前撮りに行ってきました。
土曜で実家のオトンもちょうど仕事が休みだったので、一緒に見に行くか?と誘ったら、「行く行く。ほな、車で連れたろ」と、車を出してくれた。
そうして撮影自体は夕方に終わったんだが、そこで「ほなさいなら」もアレかと思ったんで、うちで一緒に晩ご飯を食べることにしました。
オトンと私と長女と次女とで鍋を囲みながら、今日の撮影の時の話などをしました。

と、そこまではごく一般的な団欒風景だったのだが、
その話題がひと段落した時、オトンが突然、「全然一般的じゃないこと」を言い出したんです。

オトン「おじいちゃん、この歳まで地球が廻ってることを信じてなかったんやー。だって、立ってても目ぇ回らへんもんな!」


この和やかなシーンで急に何を言い出すのだ このオッサンは。

だって、 じゃないだろ。 「だって、」 じゃ。




63歳オトン、 まさかの 「地球の自転公転」 全否定。



うちのオトンがあまりほとんど勉強賢くないのは子どもの頃からなんとなく知ってました。
オカンには宿題とか見てもらったこともたまにあったが、オトンに勉強を教えてもらったことは ただの一度も ありませんし
っていうか、聞いても 本気でええかげんな答えを「自信持って」言う ので、オトンに勉強聞くのは無駄だと思っていた。
一応、高校は卒業してるんですが、田舎の婆ちゃんの話では、知り合いの住職さん(仏教系の高校の経営者)にあんころ餅持って行って、
「あんたんちの学校にうちの息子通わせてやってくれんかのー」とかって頼みに行って通うことになった高校らしいですし、
「高校三年間はずっと駅伝ばっかりやってた。学校には駅伝を走りに行ってたようなもんや」というオトンの言葉は嘘じゃないと思う。
そんなふうにして、「もうほんまにそれ(駅伝)しかやってなかったんやな~臭」が、63歳になった今でもオトンには漂ってますからね。
ちなみにオトンの母校はすでにとっくに廃校になっています。そらそうやwそんな「坊主の片手間でやってる」ようなとこww


話戻って。


ただ、さすがに今のこの時代で「オトンが地動説をも信じてない」とまでは思ってなかったので、私は一瞬呆然としたんだが、
話の内容がわからん(まだその勉強を学んでいない)次女のももはともかく、
中学生の長女・いちごは「えっ。私、学校で習ったけど…」と、ちょっと控えめながらもおじいちゃん(オトン)に引いていた。


オトン「話を最後まで聞きなさいって、いちご。でも、おじいちゃん、最近月を見てて、やっぱり地球は廻ってるんかなあ~って思ったんや。だからやっぱり、いくつになっても気づきって大切なんやな!」

いちご「う、うん~~~……???」


わかるぞ、いちご。 君が今 「そう」 なることが。


いや、何かいいことを言おうとしてるのはわかるんですけど、
それについて説得される要素も納得する要素も、もう一切ない話ですからね、そんなもん。
「63歳まで地球が廻ってることを信じてなかったオトンが何故最近月を見ていて地球が廻ってることに気づいたのか?」
が、この話の感動的なラストシーンに繋がる一番大切な軸の部分なのにそこがすっ飛んでるもんやから、いわばこんなん


全10話の連ドラの6話から9話までが放送事故で流れなくて、でも最終話だけ放送された。


みたいな話ですからね、もうこれは。
よって、この最悪な連続ドラマの視聴(被害)者であるいちごは、もう至極当然の質問をオトンにした。


いちご「おじいちゃんは、なんで月を見てて地球が廻ってると思ったん?」

オトン「白夜かな?」



世界中の天体科学者を今すぐここに呼べ!!!
ここにもうとんでもないレベルの頭脳を持った人がいますよ!!!
63年間の長きに渡って自転公転を否定していたにも関わらず、
「月見てて白夜を思いついてそのことを理解した」 という 大天才 がここにいますよ!!! 




私がひとつだけ思ったことは、


オトンは 「一方通行を逆走するルートを案内する恐怖のカーナビ」 だ。


地球の自転公転を理解してこそわかる「白夜」なのに、地球の自転公転を理解していないのに何故「白夜から」それが理解できるのか。
なんかもうおそろしい回路です。「その中身を、いっそもう見たくない」ぐらいの、そんなおそろしい回路。
私のような常人には全く理解できません。


話戻って。



いちごは、「へ、へえ~~~……」と言って、それ以上の追求をしませんでした。私はそれが正解だと思いました。
何故ならば、オトンは今もう絶対にその「白夜」について、「自分なりの理解をしている」に違いないからだ。
多分なんかのテレビ番組とかで「白夜のこと」をたまたま放送してて、オトンはなんかそれを見たんだと思います。
でなければ、オトンの口から「白夜」という言葉を聞くことは、私の生涯にはなかったと思うので。
でも絶対、今オトンはその「白夜についての理解」を間違った形で、「またしている」、と私は思ったんです。



だいぶ以前、何か他愛も無い話から、私が
「そういや散髪屋の前にあるあのくるくる廻ってるポールの配色は動脈と静脈と包帯を表してるその名残りなんやって~」
っていう話(雑学)をオトンにしたことがあるんですよ。

私「大昔はハサミを所持できる人がほぼ医者に限られてたかなんかそんなんでハサミを持つことの出来る医者が散髪もしてたんやって。衛生面のこともあったんやろな。やから今散髪屋の目印になってるあのくるくる廻るポールは元は、ここに病院がありますよ~、の目印やったんやって。赤が動脈、青が静脈、白が包帯、を表してんねんて。もちろん当時は今みたいに回転するポールじゃなかったやろしきっと何か看板的なものが始まりやったんやろけど、そういった歴史があって散髪屋のあのポールは今もあの配色なんやって」
オトン「そうなんか~」

と、そこで「そうなんか~」と言った(=理解したはずの)オトンが何故か、
「もう何故???」か、近所の人職場の人、さらに会う人会う人に


散髪のついでに頼めば、血圧も測ってくれるかもしれんで?

娘に聞いた話では 「散髪屋は、医者」 なんやて! 



といったことを触れまわったことがあり、勝手にその発信元された私は、その「訂正作業」にクタクタになりました。
そんな私がひとつだけ思うことは、「オトンが今いんたーねっつに疎くてこの世界に一切関与してなくてもう本当に良かった」
ネットの世界でそんな「娘がこんなん言うてて自分はこう解釈した(デマ)」を流された日には、訂正作業が追いつきませんからwww


話、だいぶ戻って。



そうして、
孫に何かいいこと(人生のこと)を語ろうとしてるが、それ以前にだいぶ頭悪い(勉強できない)ことがバレてしまったオトンは、
「地球の自転公転の話」から、「だから自分自身も頑張ることも大切で、でも周りの人に生かせてもらってることを自覚することも大切」とか、
なんかそんな得意分野の精神論に無理から話を広げて繋げていき、いちごとももは、それに口ごたえ(反論)もせず、静かに聞いていました。

と、そうしてオトンがしゃべくり倒して、なんかいい気分で帰る時、
いちごとももは玄関先まで行って「おじいちゃん、また来てね!」とそれを笑顔で見送り、玄関のドアを閉めた、
と、その直後、テスト前でもなんでもないのに二人して、「勉強する…」 と言って、子ども部屋に篭ってしまいました。



「反面親・教師」ならぬ、「反面・おじいちゃん」 



オトンの定年後、「子どもが勉強しなくて困ってるっていう家庭に二泊三日でオトンを派遣する」 そんな商売もありかもしれない…。

  1. 2011/10/12(水) 00:38:34|
  2. オトンネタ

ヘソ曲がり署・敏腕刑事、「泣かし」のオトさん?・2

さて、この続きです。

そういえば、かつても同じようなことがあったんですよね。
いざ離婚する段の詰めの話になった時、何がきっかけか全く謎なんだが彼は突然暴発し始め
「おまえとはもう一言も話さん!おまえと話すことは何もない!どっか行け!俺に関わるな!!!」
と、今回と全く同じような展開になったんですよ。
っていうか、どっか行く(離婚する)ために話をしてんねんから、そない慌てんでも話がまとまったらどっか行くがな…っていう。

と、そうして話し合いが全然進まない中、オトンから「こっち帰ってくるのはいつ頃になりそうや?」と連絡があり
早よ決めたいのはやまやまなんだが、私と話したくないとキレとるんでにっちもさっちも…と言うと、
オトンがその週末にもう早速新幹線で東京まで来てくれたんですよね。

元旦那は、自分が不貞を働いてこの状態(離婚話)になってるにも関わらず、
私に対する悪態及び罵詈雑言を、私(娘)の実の父親であるオトンの前でわめき散らすという病的な大暴れをしたんだが
オトンは「ほほう~そうか~う~ん」とか言いながらのらりくらりとそれをやり過ごし、
「よしわかった。ほな俺と話そう。おまえはちょっと別の部屋に行ってなさい」と私は席を外させられた。

すると。

オトンがどんな説得をしたんかわからんのだが、10分か15分後にはさっきまでせんど爆裂していた元旦那の笑い声が聞こえてきて
しばらくして、オトンが「冷静に話し合いを続けるそうや」と私を呼びに来た時、先ほどまで般若だった元旦那はおてもやんになっていた。

とまあそんなことが過去にもあったことからか、
元旦那はうちのオトンに一目を置いているのか、オトンに対しては素直な良い「元息子」であり
子どもに会いに京都に来た時は必ず、手土産を下げて実家のオトンを訪ねているのである。
てか、目と鼻の先に住んでいながら逆に私は正月ぐらいしか実家のオトンを訪ねることもないのに、である。

話戻って。

私が今「養育費どうなってんの?」と電話をしたらおそらくまたひと悶着あることが容易に想像でき、
ただ、今回のこれは単なる脅しであることもわかっているので、そうしてある程度ボロクソに言うたら気が済むんだろうが
ただ、私としてはそこで養育費を武器や盾にするのは違うと思うし、それを許したらアカンと思ったんですよ。
何故なら、それは子どもに対する責任であり約束であり、また義務でもあるので、
例えば今後またこんなことがあった時、前回そうしてうまくいった「養育費遅滞作戦」が通例になるのは絶対おかしいことなんで。


てなわけで。


そう来るか?と意表をついたつもりでいるであろう元旦那の意表をつき返すべく、私は「オトン魚雷」を発射することにした。
一時の不穏な状態は解けたとは言え、私とオトンが今だ以前のようにしっくりいってないことは元旦那も知っているので
まさか私がここでもう早速オトンに助け船を求めるとは思ってもいないだろうが、
私にしてみたらこんなアホらしく無駄なストレスだけがたまる戦いを、しかも別れた元旦那とわざわざしつこくしたくなかったので、
とある晩、仕事から帰ってきて急いで子どもらの晩ご飯の仕度をし、
「ママちょっとおじいちゃんとお話があるからおじいちゃんとこ行ってくるし、すぐ帰るからあんたらご飯食べて待っててな」
と、実家を訪ねた。
私が一人でしかもこんな晩に実家に行くという異例の事態に子どもらは「えっ?何?何?」となっていたが
それよりももっと「えっ?何?何?」と動揺していたのは、逆にむしろ、私に訪ねて来られたオトンだった。

私は話の概要をざっと説明し、
「…とまあ、いわばまた5年前のあの状態やから、オトン、間に入ってもらえへんやろか?」と言うと、オトンは
「なんやそんなことか!ビックリするがな!Kくんとなんかあったんか、お母さんみたいに長いこと入院せなあかんなったとか、そんな話かと思たがな!w」と言い、
「ほなもう善は急げで(←ちょっと言葉の使い方間違ってるがw)今電話しようかな」とオトンはその場で元旦那に電話をした。


迷惑を持ち込んでいる私が不謹慎を承知でひとつだけ思ったことは


オトンの「生・説得」が見れるwww


ただ、私がオトンにひとつだけ言うたことは、
とは言えこの養育費遅滞は、私が今そう決めつけてる「作戦」などではなく、
もしかしたらほんまに何か理由があってのことかもしれんから、とりあえず、
「どうなってるんかな?」ってことだけまず聞いてもらって、
「これこれこうで遅れてました、すんませんすぐ振込みます」って言うなら、もうそれ以上突っ込まんでいいからと。

だがそれに対してオトンは

「そんなもん、わしの前ではなんとでもそう言うやろ」
「そやからもうわしは最初から突っ込んで言うで、ええな?」


と言った。


私「オトンに最初からそこ突っ込まれたら、変に逆ギレしてえらいことになりませんかね?w」
オトン「なるやろなw でも大丈夫や、任せとけ。オトンもだてに40年以上お客さんと職人さんの間、取り持ってへんから」
私「そうですか…。ほなお任せします…」


と、そうして元旦那に電話をかけたオトンの第一声は、
「(元旦那)く~ん?京都のお父さんで~す。元気にしてるかな~?」
と、37の男を捕まえてまるで幼稚園児に話しかけるような猫なで声で始まったので、傍らの私は吹き出しそうになった。
オトンの携帯ごしなのではっきりと向こうの声は聞こえないが、
「あ、お父さん!ご無沙汰してます~元気ですよ~」みたいな感じで元旦那は和やかに受け答えしていたが、
オトンの「りちに全部話聞いたんやけど、なんや揉めてるんやて…?」という言葉を皮切りに、
それは息もつかせぬほど超エキサイティングな大声での「まくしたて」に変わり、それに対してオトンは
「ほほう~そうか~う~ん」とか時折言いながら、のらりくらりとそれをやり過ごしていた。


てかこの光景、5年前にも見たけどwww

と、5年前はここで席を外さされたのだが、今回私はその一部始終をこの目で見た。

最初はそうして何言うてるかわからんぐらい大声でわめき続けていた電話ごしの元旦那の声が、
オトンがポツリポツリと口を挟むたびに、少しずつ落ち着いてクリアーに聞き取れる状態になっていったんですよね。

オトン「そうか~。つまり、自分がしてやったことについて御礼の言葉が欲しかったんかな?」
元旦那「いや、そうでもないんですけど…してやってると思ってしてるわけじゃないですし…」
オ「ほな、その御礼を言わせなかったりちのしつけに腹が立ってるんかな?」
元旦「それはありますね…」
オ「それは俺の責任や。娘のいちごに御礼を言わせることを教えないような娘にりちを育てた俺の責任や。(元旦那)くん、ほんまにすまんかったな」
元旦「いや、お父さんは全く悪くないんですけど…」
オ「いやもう今回のことは俺が悪い、にしといてくれ。それでええやんか?でも養育費のことは話が違うよな?…(元旦那)くん、俺は孫のことがかわいいねん」
元旦「僕も子どもらのことはかわいいと思ってます」
オ「せやな?子どもはかわいいよな?俺と、男同士の話もしたよな?あの時の俺との約束、守ってくれるよな?」
元旦「それは守るつもりでいます。だから養育費を払わないとは言ってないですし…」
オ「ほな、どうしたらおまえの気持ちは治まるんかな?」
元旦「っていうか、なんで俺からばっかり電話せなあかんねん?って思うのもあるんですよ」
オ「りちのほうからもマメに電話して欲しいんかな?」
元旦「いや、して欲しいっていうか、これは僕の気持ちの問題なんですけど…」
オ「気持ちの話で言うたら俺はりちにおまえからもマメに(元旦那)くんに電話しなさいとはよう言わんな~。もう言うけど、よそに女作って別れた旦那にマメに電話してあげなさいって、おまえやったら娘に言うか?」
元旦「言わないですね…っていうか、りちのことはいいんですけど、Kくん(彼氏さん)がこれからのことをどう思ってるのかを聞きたいんですよ」
オ「そうか~。ほな、Kくんと男同士の話が出来たらいいんやな?」
元旦「まあ、そういうことですよね」
オ「あとは、なんかあるか?」
元旦「いえ、ないです」
オ「そうか~。俺も孫バカやからな。りちとの離婚についてはなんも言わへんけど、ただ子どもらに対しては父親としてちゃんとしてやって欲しいし、おまえという男を俺は男として信じてるしな?…ほな、俺からKくんに話して早いうちにKくんからおまえに電話でもさせよう。今後もしばらく俺が仲介するから、おまえらは直接やり合うな?ええな?」
元旦「はい。お父さんすみませんでした、迷惑かけて…」
オ「なんのなんのwwほなまた俺が東京出張でそっち行く時、一緒に横浜で飯でも食おうや?」
元旦「はいw 僕もまたお父さんに会いに京都に帰ります」


っていうか。


クリスマスプレゼントの御礼云々の話は何処にへ???



「っていうか論点ズレまくりですやん!最終的にKくんと話したいとか何この着地点wだからKくん関係ないやん!?」 
と私が言うと、オトンは
「いや、関係ないで?自分と別れた後に出会ったおまえとKくんのことは、あいつは口出しできひん話なんやから。でも、突っ込むとこはきっちり突っ込んでも、何もかもを追い込んだら相手はなおさら意固地になるだけやし、Kくんはそらまだ若いけど、(元旦那)くんと渡り合える男やとわしは思ってるから」
と言った。

そうして「なんだか全然わからん話」にも関わらずKくんは男同士??として元旦那にその日のうちに電話してくれたらしいが、
「いや、Kくんは悪くないんだよ。諸悪の根源はあいつ(りち)やから」
っていう方向に元旦那はまたなったみたいで(←心の病気?それとも頭の病気???)
わけのわからん解読不可能な爆ギレメールがまたしても何通か届いたんだが、私はそれらを速攻で削除した。


てなわけで。

「(元旦那くん)のことは俺が仕切る。養育費は俺が立て替えといたる」と言うオトンが、
元旦那が遅滞している養育費分を届けてくれたその晩、
さすがに玄関でそれだけ受け取って帰すんも悪いよな…という申し訳なさもあって、
三年越しのこの度、実家を出てから初めて、オトンを晩ご飯に招待したのでした。

ちなみにその二日後、元旦那から「盾にしていた養育費」がすんなりと振り込まれたのだが、その際またしても、
「今回は振り込むけど来月からはあると思うなよ?」とかいうようなメールが来たんだが、私はそれをまんまオトンに転送し、
するとオトンはそのことについて元旦那に電話をし
「子どものこと、俺との約束、そんな男同士の俺との話は、おまえに伝わってなかったかな?」
「おまえは優しい目したええ男やないか。大声でわめいたり女の腐ったようなメールしたり、そんなんおまえには似合わへんって」
っていう話をまた元旦那としてくれたみたいで、元旦那はちょっとじわっとこみ上げるものもあったようで、
その後ようやく私の携帯は静かになったのでした。



と、そんな、七曲署ならぬ「ヘソ曲がり署」の刑事・泣かしオトさんの生・説得を見て私が思ったことは、

「基本、相手の言うたことを繰り返す(反復)」
「基本、一度にたくさんしゃべらない」
「男同士、とか、男として、という言葉にやたらこだわる」


っていうかこれ多分、年配のおっさんやから使える技なんでしょうね?年の功ってやつ?
ただ、最後の一項目は別として、
今年中学生になるいちごの「多分来るであろうどえらい反抗期」を受け止めるにあたり、多いに参考になるところはありました。



ともあれ、
「おまえが父親の俺を頼ってくれたんは嬉しかった」というオトンに、今回のことでまた借りができてしまったので
今年からはちょいちょい、うちで一緒にご飯でも食べようかと思います。



  1. 2011/01/23(日) 23:15:11|
  2. オトンネタ

ヘソ曲がり署・敏腕刑事、「泣かし」のオトさん?

さて。

年始の記事のおまけのページに「今年の正月に実家(オトン家)に年始参りに行ったこと」をちらっと書いたが
実は先日、三年前に私が実家を出てから初めて、そして今頃、オトンを我が家に招待して一緒に晩ご飯を食べました。
それは何故ならといえば、その話(事件)は去年のクリスマスにまでさかのぼる。




さて。



この記事のあと、それはズバリ、25日のクリスマス当日の昼前頃、元旦那から自宅(子ども宛)に電話があったんですよ。
で、私はその時居間で書き物か家事か何かをしていたので、電話に出たいちごと元旦那が何を話していたのか知らないが
っていうか、元旦那が子どもらに電話をかけてきても私はいちいち話の内容を詮索しないので、普段から特に聞き耳も立てないのだが
その日はいつもに比べてえらいあっさり電話を切った(いちごが)ので、(急に元旦那の仕事が立てこんだんかな?)ぐらいに思っていた。
するとその直後、私の携帯に元旦那からメールが入った。

「御礼言うのがめんどくさいってどういうことや!おまえは子どもにどんなしつけしてんねん!もう知らん勝手にしろ!おまえらには二度と関わらん!もう何も送らんからな!」




…てか、なんの話??? 日本語でおk




そうして全く話が見えない私は、これはおそらく今しがたのいちごとの電話に関係しているのでは?と思い、
子ども部屋で勉強の続きをしていたいちごに肩たたきをし、その勉強の手を止めさせ、
「なんかえらいことご立腹なメールが来たんやけど、さっきパパとどんな話したんかな?」と聞いた。
すると、いちごは、
居間で「となりのトトロ」のビデオをがっつり観ているももの様子をそっと伺いつつ、子ども部屋の戸をそーっと閉めた。

い「パパが、クリスマスプレゼント今朝枕元に置いてあったやろ?いちごはもうパパがサンタさんやって知ってるんやろ?パパに御礼の電話はないの?って言わはって、でも、電話の順番待ってるももちゃんが横で聞いてたから、ももちゃん、サンタさんのこと信じてるから、いちごがクリスマスプレゼントのことでパパに御礼言うたらももちゃんが変に思うかなと思って、今勉強してるし…ってごまかしたら、電話じゃなくてもメールでもいいやろ?もう6年生なんやから、ママに携帯借りてメールぐらい打てるやろ、って言わはって、すごく困ったから、えーめんどくさいwって言うてごまかしたら、パパが、ほなもうええわって電話切らはった」
私「なるほど。それで話が見えたわ。でもまあ、ももが横にいたからごまかすにしても、めんどくさい、はあかんわな?」
い「うん、あかんかったなと思う。でもパパ全然空気読んでくれへんから半分はほんまにめんどくさかった」
私「そっか。じゃあ、ママが携帯貸したげるから、もものことはママがうまく居間におらせるから、ここ(子ども部屋)からパパに電話して、さっきめんどくさい言うた理由をパパに説明したら?」
い「うん、そうする」
私「その話が終わったら、最後ママに代わってな?」
い「うん、わかった」

てな感じで。

いちごは私の携帯で子ども部屋から元旦那に電話をし、その間、私はももと居間でトトロを観ており、
話が終わったらしいいちごが子ども部屋から私を手招きしたので、私はももにバレないようにそっと居間から離れた。
「じゃあ次はママもパパとちょっとお話するから、いちご交代でももちゃん見てて」と、いちごを居間に行かせた。

いちごと再度話したことで先ほどの誤解も解けたことやろうと思った私は、
「…っていうことみたいですが?」と言った。

すると元旦那は、


「いちごのことは責めへんけど俺はおまえのしつけについて怒ってるんや!」


と、逆に聞いてるほうがなんか可愛そうになるぐらいの意地らしい大声で怒鳴った。



私「あの~~~。…え、てか確認したいんやけど、いちごにそのような考えがあったことは、本人に聞いて理解してくれたんよね?」
元旦「だから!それはいちごから聞いたけど、でもそこはおまえが親として、人に物を貰ったらすぐに御礼の電話をしなさいってしつけるべきやろ!」
私「よそ様から頂き物をした時はそれは当然そう教えてるしそうさせてるよ?でも、よそ様と親は違うやん?逆に、あんたはよその人なん?他人なん?あの子らの父親とちゃうの?そら、よその人でも親でも誰でも直ちにお礼を言いなさいってしつけたら、いちごはするよ誰に対しても。でも、これは考え方の違いかもしれんけど、私は子どもらに、私に対する御礼や感謝の気持ちを持って欲しくて子育てをしてるわけじゃないし、これは私が好きでしたいからしてるだけやし。だからもしもあの子らが私に感謝をしてくれるとしたら、それはすぐさま昨日の今日とかじゃなくてそれこそもっともっとずっと先に、例えば自分が子どもを持って、親の愛と苦労が初めてわかったわ~とかそんな話でいいと思うし、それが子育てであると私は思ってるねんけど違うんかなあ?」

私の意見について元旦那は一瞬、声にはしなかったがその雰囲気でわかるほどに「ぐうっ…!(と、押し黙る)」となっていた。

いちごの考えに自分の考えが行き届かずにキレてしまい、さらには私にその怒りを当てつけてしまった以上、
なんかもう彼は引くに引けなってしまったのか、


「とにかく俺はもうおまえらには関わりたくないから!!!」
「おまえとKくん(彼氏さん)で勝手にやれ!知るか!!!」



と、元旦那はそう怒鳴った。


私「てかw今この話にKくんは関係ないやんwwwなんか手当たり次第に人を叩いてる感が否めないんやけど、なんしか落ち着かへん?」
元旦「は?うるさい知らん!!!俺はおまえなんかよりずっと忙しいねん!!!」


と、そうして怒鳴って電話を切った元旦那に私がひとつだけ思ったことは、


かつて夫婦をしていた時も、彼が「こう」なってしまったら、
もう「何も聞こえない状態」になる人なので、もう放っておくしかない、と。

てか、そもそも子どもらの誕生日やクリスマスのプレゼントについては離婚の時の取り決めも何もしてないし
それは自分の不貞(有責)によって離婚に至ったことに対する元旦那自身の償いの思いもあって、
これまでずっと元旦那が「自分の(罪償いの)思いでそれをしてくれてるんや」と私は思っていたので
どんな感情が働いてにしろ「その気持ちがなくなったから今後もうしない」と本人が言うならば、
それは全然かまへんよ?と思うし、そんなことはなんの脅しにもならないので、
だから今ここでこうして電話を切った元旦那を「ちょ、待てよ!」と追いかけて、
その前言撤回させる気は全くないし。


と、そんな私がもうひとつだけ思ったことは



こいつは多分、来月の養育費を「あえて」振り込まないに違いないな、と。



それは何故なら、
「二度と関わらん!」とタンカを切った以上、彼は自分から接触することは意地でもしたくないであろうので、
例えば、(払う気はあるが)養育費を遅らせたりとかしたら、
「今月分まだ振り込まれてないけど、元気?ご飯食べてる?振込み行けへんほど仕事忙しい?」
とかって私のほうから何か接触してきてくれる……のを、彼はもう待つしかないだろう。

と、そうして元嫁(私)がいわば「折れて」接触してきた暁には、
今一度このクソ生意気なことを言った元嫁を(カネ=養育費)の力もって、もうちょっと苛めて、
自分の至らなさについての反省&俺への謝罪(←ここが重要)を十分にさせた上で、

「そうしておまえが最初から素直になったらいい話やのにおまえはほんま意固地なやつやからどーのこーの……」

と、そもそも自分のチョンボで今こう(離婚)なったこともすっかり忘れ、
何故か「上から」、そんなことを存分に言うて満足して気が済んだら早速養育費を振り込む
→ 「なんとなく和解(元通り)」という絵を描いてくるだろう、と。



…と、私のその「嫌な予感」は見事に当たってしまった。



続く。
  1. 2011/01/21(金) 03:55:32|
  2. オトンネタ

オトン臭との戦い。

さて。

のっけからネガティブな言葉で始まるが、

最悪だ。


先に書いた記事(天使のももちゃんの記事)が消えてしまった。


前回の続きを書こうと思って、先の記事でどこまで書いたか今一度読み直してたんですよ。
ほんなら誤植を見つけて、以前勤めていた会社で培った職業病で私は誤植が非常に気になるやつなのでそれを直そうとしたんです。
ほんなら、なんか操作反映がおかしくなって一瞬バグって、再起動したら記事が丸ごと消えていた。


だから機械は嫌いなんや!!!


私がどんつきを書く時は頭の中にもうほぼ全てのホンが出来てる状態で書いている。
だから今もっかい同じ記事を書くこともやろうと思えばそれは出来る。だが、「全く」同じものはもう二度と書けないのだ。
てなわけで、「天使のももちゃん」の話はまた、いちからホンを立て直して書くことにします。
続きを楽しみにしてくれていた読者の皆様には悪いけど、「どんつき」は「ナマモノ」なので。ほんますんません。


と、ここでふて寝するのもそれこそ機械に負けた気がするので、
先の記事を書いていた時に「そや、今度あのネタ書こう」と思って、頭の中でストックしていたネタを今日は書きます。
私がオトンと喧嘩して実家を出てからずっと封印していたが、久々の「オトンネタ」です。


さて。

先日の記事で
もも「ママはいいにおいがするね~」
私「ももちゃんはかわいい匂いがするねー」
というやりとりを書いたが、子ども(特に幼い子)って、なんか「かわいい匂い」がしませんか?

陸上練習での日焼けによってそばかすができたら嫌だからと日々の洗顔とUVカットに余念がない六年生のいちごは、
もうそんな「かわいい匂い」ではなく、ちょっと「お姉ちゃんの匂い(ビオレ洗顔料の匂い)」がするが、
一年生のももはまだまだ、甘いような、とても守ってやりたくなるような、そんな「かわいい匂い」がする。

と、そうして、体臭は年齢や環境によってだんだんと変化していくのだと思うが、
あれは私が高校生の頃、オトンが、なんかもう尋常じゃなく「オヤジ臭い」時期があったんですよ。
オトンが24才の時に私が生まれているので、逆算すると、当時のオトンは41~42才ぐらいだったと思う。
よっておそらく、俗に言う「おっさんの加齢臭」を放ち始めた頃やったんでしょうけど。

オトンが会社から帰ってきて脱いだ靴によって、玄関が「オトン臭」になる。
オトンが風呂入るのに脱いだシャツによって、脱衣所が「オトン臭」になる。
何より信じられないのは、風呂上がりにオトンが体拭いたバスタオルをも、「オトン臭」になっているという。
普通、風呂上がりに体拭いたバスタオルって石鹸の匂いかシャンプーの匂いがしますやんか?
なのにそれらの香料にも勝ってしまうという、そんな常軌を逸脱する「オトン・フレグランス」。


いわゆる思春期の女の子が「お父さんが臭い」とか言い出すというのはよくある話で、
実際、当時ツレらと家族ネタとかを話していると、もう大概のやつが「オトンが臭いねん」と言っていた。
だが私は、変な話、

「いや、おまえらのオトンよりも、うちのオトンのほうが抜群に臭いから」

という自信(?)があった。


話戻って。


よって、私はオカンに「オトンが臭いからマジでなんとかしてほしい」ということを訴えた。
するとオカンは「私もたまには言うねんけど、でもあんまり言うたげたらお父さんがかわいそうやし…」と言った。


オカン、何を眠たいこと言うとんねん!!!


ただ、オカンを弁護するわけではないが、もしもいつか彼氏さんと再婚したとして、
彼がそういった加齢臭を放つ年頃になった時、いちごやももが「K兄がこの頃オッサン臭い」とか言い出したら、
その訴えに対して「まるっとそっち寄り」にはなれないかもしれないし、その時の私はまたオカンと同じように
「でもあんま言うたげたらK兄がかわいそうやん?そうなりたくてなったはるわけじゃないんやしさ」
とか、そんな(眠たい)ことを言ってしまうかもしれないなと、今この歳になると、なんかそんなふうにも思う。
てか逆にそうしてオカンが取り合わないことによって、父と娘の歴史(戦い)が繰り返されるのかもしれないが。


また話戻って。


だが当時ピチピチの16~17才だった私にしたら、
そうして年齢を重ねていけることが「生きている喜び」でもあるということなんざにはもうなんの興味も感慨もなく

オカンの嗅覚は狂っている。
もしくは、オカンは「オトン臭」に毒されてしまっている。



よって、このオバハン(オカン)はまるで使えないので、
この「オトン臭」について、私はもう一人で立ち向かうと決意した。


出来れば、その悪臭を放つ諸悪の根源であるオトン自体がいい匂いになってくれたら一番いいのだが
オトン自体をいい匂いにさせるには、このオトン臭に打ち勝つ特別な石鹸とか洗剤とかが必要だと思う。
でもそれらを買い揃えるのはかなり高くつきそうやし、そのアイテムに自分のバイト代が全部消えるのもせつない。
っていうか、ぶっちゃけここはオトンの家なので、この家の中がオトン臭になることには逆に私は文句は言えないのだ。
何故なら、「わしのオトン臭が嫌ならおまえがこの家から出ていけ!」と言われたら、
オトンの給料で食わせてもらってオトンの給料で学校に行かせてもらっている私にはもうなんの意見を言う余地もない。

と、そんなこんなを踏まえて、
弱者の私がどうしてもなんとかしたく、また、自分の力でなんとかできそうな「オトン臭」との戦いの結論は


(洗濯後の)私の衣類から「オトンの靴下の臭い」がするのを無くさせることに的を絞る。


オトンはいわゆる「ビジネスソックス」といわれるナイロン製の靴下を履き、
そしてさらにその上から「ビジネスシューズ」といわれる革靴を履いて仕事をしていたので、
そうした「密閉状態の中」で、オトンの「今日一日のオトン」がそこに集約されていたのだと思われ、
「めっちゃオトン」のそれと一緒に洗濯された私の衣類にも、オトンのその靴下の匂いが仄かに移っていたんですね。


よって私は、悩みに悩み、考えぬいた末、オトンに、
「足臭いオッサンの足の臭さを解消するらしい新製品の五本指靴下」をプレゼントした。しかも、のっけから五足。

何故ならば、

「一足だけお試しで買ってきたから履いてみて?良かったらまた買ってきたげるし」

とか、そんな悠長なことをもう言ってられない問題(異臭)だったので、


それはもうのっけ(最初)から「五足」でいくで、ゴリゴリ押していくで、と。


高校に入ってからバイトバイトであんまり家にいない娘からのサプライズプレゼントにオトンは大層喜び、
「俺の育てた娘は世間で言われてるような『お父さん嫌い』とかいう変な反抗期はないな」とか
「(オカンに)おい、晩飯の前にビール開けてくれ、今日は気分がええわ~」とか、なんかそんなん言って上機嫌だったが

私がひとつだけ言いたかったことは


「オトンの足もうマジで臭いから、靴下を一掃してほしいねん!」

「考えるな!感じろ!!!」 




例えば、変な話、
「イタリア製のガウンを羽織って、ロッキングチェアに揺られながらブランデーグラスを傾ける」
みたいな父親からは、「オトン臭」はもう一生しないんだろうか?
てか、それはそれで逆に「うちのパパは、なんか気持ち悪い…」って話になるんかもしれんけど。

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  1. 2010/11/16(火) 01:35:19|
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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