どんつきを右に曲がって左のかどっこ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

変態の弟、再来

先日未明、凄まじい大雨と共に鳴り響く雷で私は目を覚ました。
ドリフのタライをひっくり返すどころか、
スタッフが誤ってタライごとまとめて落としてしまったような大騒ぎの雷雨は
閃光と轟音を撒き散らしてどこかに落雷したらしく
一瞬にしてスタンドのライトもクーラーもバチっと消えてしまった。
停電かな?ブレーカー落ちたんかな?と思ったが、
でもまあ朝には復旧してるか、オトンが(下の部屋にある)ブレーカー上げるやろ。
今急いで暗い中確認せんでええか、オトンも寝てるかもしれんし。
と、そのままもう一回寝た。

朝6時頃に目が覚めたら、まだ電気もクーラーも点いてなかった。
なので、下に降りたら、実は小心者のオトンが
薄暗がりの布団の中で目を開けて天井を見ていた。

私「夜中、電気消えたな」
オトン「そや、停電や。関西電力が来るまでどうしようもない」
私「停電なん?」
オトン「わからん。わしら素人にはわからん。関西電力が来るまでどうにも…」
私「てか、ブレーカー落ちただけちゃうん?」
オトン「そんなもん関西電力が来るまでわからん」

どんだけ関西電力頼みやねん、と思いながら
私「ブレーカー上げてみたら?」
オトン「そうするか?」

台所の上のほうにあるブレーカーのスイッチをオトンが上げると
オトンの布団の枕元の扇風機が回りだし、蛍光灯の豆電球が点いた。

オトン「おおっ!点いた点いた!かしこ(賢い)!おまえ、かしこ!!」

なんやろ?この「誉め」は、あんまり嬉しないぞ。
ちょっと脱力した薄笑いを浮かべながら、私はまた二階に上がった。

うちの周りにはマンションやら工場、学校の屋上に避雷針がバンバン立ってるので
雷が落ちたり停電したりすることはほとんどというか全然ない。
(以前勤めてた会社の前の電信棒のトランスに落ちたことはあるけど。あの時は凄かった)

その時は気付かなかったが、何年かに一回有るかないかのこのハプニングは
今にして思えば、この後起きたある事件の予兆だったのかもしれない。


その日は昼前から店だったので、4時間ほど働いて夕方帰ってきた。
店に入っている時は携帯をマナーモードにして鞄に入れっぱなしにしているので
家に帰ってから着信とメールを確認した。
何件かの連絡事項に紛れて、変態の弟分(悪魔の申し子)Jくんからメールが入っていた。
他人をこきおろすことが三度の飯より大好きなJくんは
またいつものようにネタを投下していたので
大笑いしながら更なる毒舌で返信をし、チビを迎えに保育園に行った。

家に帰ってきて携帯を見たら着信ライトが点滅していて、見るとJくんからだった。
「こいつほんまアホやな~。メールでは飽き足らず電話してきよったか」
と思ってコールバックしようとしたらメールも入っていた。

「てか俺、今京都にいるw」

Jくんは軽井沢の貴公子である。
なんで長野のJくんが京都にいるのか。
そう言うたら、なんか8月末に京都行くかも言うてたな…つーか早よ言えよ!

電話してそのことを伝えたら、
Jくんは今朝京都に着いて、車を駅近くのパーキングに停めて市バスで市内観光をし
もう今日の夜中には京都を出ると言った。

私「えー。もっといろよ。てかそれやったら晩ご飯でも食べに来いな」
J「ちょっと待って」

Jくんは電話の向こうで同行の彼女に相談しているようだった。
そして「わかった!じゃあ飯食いに行くよ!」と言った。

彼女も一緒。(ニヤニヤ

この夏、関東に行った時、Jくんも長野から来て合流した。
その時にちょっと彼女の話を聞いたので、どんな子か会ってみたかった。
そしてそれより前の、暮れの忘年会(異種格闘技戦)の時、
Jくんは二日目朝から熱を出し、私の部屋を占拠して丸二日寝込んでいたので
もう今日は絶対帰したらへん、と私は心に誓った。

京都っぽいものが食べたいというJくんのために、
ゆば、生麩の素揚げ、壬生菜とジャコの和風サラダ、他、数種類を用意していると
オトンが会社から帰ってきたので、

私「なんかJくんが今京都にいるらしいから呼んだ。彼女と一緒やて」
オトン「ほんまか!それはもう、今日は宴会やな」
私「そやけど車で来てるらしいし飲まへんのちゃう?(←伏線)彼女は飲むかもしれんけど」
オトン「そんなもん、今日はお泊まりコースや」

この親にしてこの娘あり。
そしてオトンもオトンで、
「暮れの時、もっとJくんとしゃべりたかった」という悔いが残っていたらしい。

「今どこ?」と連絡を取り合い、携帯で家までの道のりを誘導しながら、
料理をガンガン上げてビールを冷やした。

日頃、Jくんには彼氏さんとのことで「浮かれポンチ」とかさんざん茶化されているので
もう今日は絶対いじめてやると思った。

ていうかもう、あることないこと言うて彼女と破滅させてやろうと思っていた。
あいつに幸せは似合わない。あいつは孤高の戦士でいいのだ。
周り全部敵だらけにして生きているようなやつなのだから。

だがその私の決意は、この後、彼女の顔を見た瞬間にぶっ飛んでしまうのだった。

つづく。

なお、この記事は完全にJくんに無許可で書いています。
何を書かれるのかハラハラしながら待っていなさい、Jくん。
スポンサーサイト
  1. 2007/08/31(金) 11:18:14|
  2. ツレネタ(飲み)
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

笑いについて 3

さて、興味がない人には全くおもしろくない更新を続けているわけですが
私も常にこんなことを考えながらネタを言っているわけではありません。
ほとんど反射神経でボケたりツッコんだりしてますけど、たまに考える。
ああ、そうそうそれと、
おもろいこと言うやつ、考えるやつっていうのは大概、理屈屋ですね。
見たもの聞いたことをそのまま「へー」って受けてたら「笑い」は生まれないわけで
「なんでそうなるんや?」「むしろこうしたらあかんのか?」
っていう屁理屈や発想から、生まれる笑いも多いと思います。


先の記事で「イメージ」と「常識」の話を書きましたが、
それらの観点でいうと、ある状況を笑いのネタとして成立させるにあたり、
人によって、得手・不得手が生じると思います。
私の場合は、恋愛話を笑いのネタにするのが下手です。
てか、難しいんですよ、恋愛がらみで笑いを取るのは。

例えば、ラブラブな中でのハプニング話なんかは単なるノロケと受け取られがちやし、
リアリティの濃い失恋ネタなんかは笑いを通りこして同情をかってしまう。
恋愛ネタというのは全体的な印象(森)で話を聞かれがちなんで、
その中でネタ(木)を生やしても見落とされやすいわけです。
パターン的には、
自分をボケにする自爆型と、相手をボケに仕立てあげる攻撃型等があるが
これも受け手によっては「自虐」とか「残虐」とか取られて、
笑わせるどころかヘタしたら引かれたりなんか励まされたり説教されたりする。
これらは、恋愛における「常識」が人によって違うことが大きいんでしょう。


例えば。
ある青年が彼女と音信不通になった。
彼女は黙って携帯番号を変えて音沙汰もなく、三ヶ月になる。
青年には彼女に振られるようなことをした覚えはなく、
共通の友達にそれとなく探りを入れたら、
どうやら新しい携帯番号を知らないのは自分だけのようだ。

この事実だけで、さて何人が笑えるか。
ちなみにこの事実「だけ」では、私は笑えません。
これが例えば、「彼女」じゃなくて「オカン」やったら、より多くの人が笑うかもしれない。
なぜなら、家族・オカン(母親)というポジションの常識というものは
社会的にある程度統一されているからだと思います。
でも「恋愛における常識」というのは千差万別であり、軸や基準を置き難い。

私の「恋愛における常識」で言うと、
ある日突然、恋人が携帯番号変えて連絡してこないということは「非・常識」ではない。
共通の友達には連絡が行ってて、彼にはないということはそれ、
あからさまにフェイドアウトしたいくらい君のことがイヤになったんちゃう?
っていうだけのことで、
心情的には人としてそういう消え方はどうかと思うが、
「笑えるぐらい非・常識的な出来事」だとは、私は思わないわけですね。
そしてさらに「三ヶ月」という単位。
これも、人によって恋愛における(かける)時間的感覚が違いますから、
三ヶ月を長いと思う人もいれば、短いと思う人もいる。
よって、この事実「だけ」で笑いを取るのは難しいと思います。

でもプラス α の状況によってはこの事実を元に笑いが成立する場合もある。
それは例えば、
青年が彼女いない歴30年のもてない君で、やっと出来た彼女で有頂天になってた、とか
女コマシ100人斬りのイケメンで女に振られたことが一回もない、とか。
これらは、その事実に対して笑うというよりも、
その事件が「そいつ」というキャラ・特性を持ったやつに起きたから笑えるんですね。
ただこの時の笑いは「笑わせてる」というより「笑われてる」んやと思いますが。

もちろん、そういうキャラを持ってなくてもこの事実で笑いをとれるやつはいると思う。
それはしゃべりのテクニックやったり、描写の上手さやったりするんでしょうけど
それが出来るやつっていうのは、
「実はそんなに傷ついてないけど、自分を悲惨そうにおもしろく演出できるやつ」なんですね。
そういうやつっていうのは多分、
彼女の携帯から「おかけになった電話番号は…」ってアナウンスが流れた瞬間、
「これはちょっと(笑い的に)オイシイ」と、ネタ帳にストックしたはずや。
この場合は、「笑われてる」と見せかけて実は「笑わせてる」わけですね。
まあ多少は傷ついてるんでしょうけど、意図的にネタとして売ってるわけですから。

あと、彼女のことを知らないとかも大きいですしね。
それには聞き手に「彼女」を共通のイメージとして持たせる腕が必要なわけで
「会うたことないけど、多分こんな子」っていうのが描けないと笑えない。
恋愛ネタで笑わせることができる人は、ホンマ上手いな~と思いますね。
そして恋愛(=恋人、元恋人)を笑いのネタにするという行為は、
その使い方によりますが、印象的には確実にその人の「鬼畜度」をアップさせます。
あれ、なんでなんでしょうね。
恋人を想って創った詩、物語、絵画、音楽、なんかやと叱られないのに、
なんで笑いのネタにすると「非道いやつ」になるんでしょうか。

つーか、「笑い」というもの自体が、そもそも非道で残酷なものなんですけどね。

でもその「笑い」を提供する人が残酷なやつかというとそうではなく「普通の人」なんですね。
そしてそれを笑う人は悪人かというとそうでもなく、それもまた「普通の人」なんですね。
[笑いについて 3]の続きを読む
  1. 2007/08/28(火) 13:52:40|
  2. 思うこと(「笑い」)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

笑いについて 2

前にもこのテーマでちょっと書きましたね。
てか「笑いについて」って広すぎて難しいんですけどね、しかも正解って無いし。
なので単純に「思うこと」をつらつらと。

私は職業芸人ではないので、
例えば舞台なんかで演者として笑いをやるとかそういう機会はないんですけど、
いわゆる笑いを職業とする人ではない一般の人でも、
なんか人を笑わせたり、ちょっとボケたりする場面は多々あると思う。
学校や職場、また、ツレとしゃべってる時、人が集まるお茶会・飲み会、とかね。

よく「関西人が二人いるとそれだけで漫才になる」とか聞きますが
あれはなんででしょうね。
吉本新喜劇を見て育った影響でしょうか。
ボケる→(回し役が)ツッコむ。
あるいは、ボケる→(周りが)コケる。
またあるいは、ボケる→誰かが乗っかる(さらにボケる)→まとめてツッコまれる。

っていうか、関西という土地柄よりも、
「それ(ボケ・発想)をイメージとして描けるかどうか」がキーかもしれんなと思います。
関西人でもボケもツッコみもせんとボーッとしてるやつ、なんぼでもいますから。

以前、東京に住んでた時にあーちゃんが遊びに来て、
その時に同じマンションのツレらも呼んでみんなで飲んだんですが
私とあーちゃんがいつもの調子でしゃべってたら、大笑いしてた東京のツレらが
「その会話はネタ合わせでもしてあるの?」と聞いた。
ようそんな瞬時にボケたりツッコんだりできるねと。

してるかwww
つーか、さっきからずっとここにいてるがな。いつネタ合わせすんねんてw

なんで瞬時にそういうやりとりができるかというと、それは関西人だからではなく
単に、あーちゃんが言うありえないこと(ボケ)がイメージとして描けるからです。
瞬速で頭にそのありえないことを一旦描いて、
「いや、それは(常識的に)ないって」→「なんでやねん」となるわけです。
誰かが言うたおもろいことを笑う時、
みんな無意識にその作業を頭の中でやっているはずなのだ。

こないだ書いたねずっきーの話なんかでもそうですけど、
そもそも、
「ミッ○ーマウスにそっくりなニセモノのねずっきーというキャラクターがいる、とする」
ということが、鮮明なイメージとして描けないと、
もうあの話は何を言うてるんかすらわからないと思う。
そしてさらに、
「そんなことありえない」とわかって言っている・聞いているからこそボケになるわけで、
「ミッキー○ウスのニセモノがいてなんでダメなの?」
という発想を持った人には逆に笑えないだろう。
子どもなんかそうですね。
頭が柔軟すぎるというか、まだ自分の中の「一般常識・タブー」が少ないですから、
何言うても「ああ、そういうこともあるんだ」と思いますから。
まさにボケ殺しですね。怖ろしいやつらです。
子ども笑わせるのは苦手ですね。
私の天才的なボケに気付いてくれませんからね。
さらに、へたしたら天然でわけのわからんことをボケ返してきますから。
他に第三者がいたらそれも笑いとして成立(?ちょっとちゃうけど)するけど
誰もおらんでその子どもと二人の時にそれやられたら家帰りたくなりますね。
笑わせるなら大人がいいよ、大人が。


話は戻りますが、
相手がボケた時にツッコむには、相手がボケてることにまず気付かないといけない。
つまり、
共通の「イメージ」が描けることと、
共通の「常識軸」みたいなものがないとダメなわけですね。
その「常識」から外れたおかしなことを言うから「なんでやねん!」となるわけです。

これどこかで書いたかもしれませんけど
笑いをやる人というのは常識人だと思います。
常識人って言うたらなんか堅苦しいけど、そう「普通の人」。
この「普通」もどこからどこまでを普通というのかがまた難しいんですが、
元から「なんか違う」やつは、
何が真っ当で何が脱線してるのかがわかりませんから、ボケれない。
っていうか、ボケてんのかマジで言うてんのかわからない。
普通の人が笑いによって「変人」をやるからおもしろいんですね。

そしてさらに言うなら、その場にいる全員が同じイメージを描くことができたら
「ツッコみ」はいらなくなると思います。
誰かのボケに対して、各自が「なんやその発想!」と頭の中でツッコめたら
「なんでやねん!」(あなたはおかしいことを言っていますよ)
と言う役割がいなくても、笑いは起きる。
私も三十路を越えたので、
いずれ行き着く先であろう年配の人のことをあまり言いたくないんですが
(そのわりにビッグママのことさんざん書いてるがw)
おっちゃんとかボケてることに気付いてくれへん人多いですし、
ただ、子どもの場合のそれと違うのは、やっぱ「すぐにイメージできないから」やと思います。
常識的に云々、っていうのは、考えたら絶対わからはると思いますから。
だから、「今、ボケましたよ!はい、ここ、笑うとこですよ!」
っていう役割(ツッコミ)が必要なんでしょうね。

私としては、コンビでやるならツッコミ無しでボケ倒すほうが笑いとしては好きです。
ありえへんことでネタくるとか、もう延々やれるじゃないですか。
白紙の紙に絵描くのと一緒で、なんでも言うたもん勝ちですから。

ただ、大勢で、それこそ飲み会とかで「隙あらば全員がボケてくる」場合は
やっぱシメ役というか、ツッコミがおらんかったらキリないですね。
それもあえて誰、とかじゃなくて自然と持ち回りになったりね。

そして頻繁に同じやつと絡んでいると、次第に笑いのツボが似てくる。
これはどっちが影響を与えた、とかじゃなく(それもままあるけど)
恐らく、訓練によってお互いの描くイメージが統一されてくるんやと思います。


「笑い」は好きですね。
アホなことばっかり言うて生きていけたらいいなあと思います。
なんかまだ書き足りない気がするので、一旦切ってもうちょっと書こうか。
  1. 2007/08/27(月) 15:03:15|
  2. 思うこと(「笑い」)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ちゃうちゃうトレイン

前回の続きです。

絶妙な指圧に半分うとうとしながら酔いしれている私の肩をKOUはポンポンと叩き、
「ではりちさん、今から筋肉の付き方を変えていく治療をしますね」と言った。

え?今、なんか言うた? 「筋肉の付き方を変える」???

なんぼ神の手を持つKOUと言えども、そんな、
他人の体の仕組みを変えるなんてことが簡単に出来るわけがない。
そんなん言うたらここ何ヶ月も自分の体でありながらなかなか思い通りにならず
歯がゆい思いをしているこの私は一体なんなんだ。
今のは聞き間違いや、多分そうやと思って、深く追求しなかった。

するとKOUは私にうつぶせになるように指示し、
寝転んだ私の腰から下にかけていたバスタオルを
首から背中全体をあてがうように移動させ、
おもむろに私の首ねっこをぎゅうううっと掴んだ。

「☆!☆!☆!☆!☆!!!!!」

強烈な首の痛みと共に、目の前に火花が散った。

ちょ、おまえ何さらしとんねんゴラァ!!!
てか何この私の首、なんでこんな痛いの??何が起きてんの?しかも熱いんですけど。
だがどんなに首を回しても自分の首を自分で確認することは不可能で(当たり前)
鈍亀のようにジタバタともがく私の首ねっこをKOUは再び押さえつけた。

「これはだいぶきてますね~。パンパンに張ってますよ。頭痛はここからきてますね」

と言って、さらに頭蓋骨に沿って頭の付け根から耳の後ろのほうへと指圧を進めた。

「!!!!!★★★★★!!!!!」

さっきの痛みも強烈だったが、その三倍ぐらいの脳天直下な痛みが私を襲ってきた。
なんかもういきなり鈍器で殴られたような痛さだ。

ささささ触わんなボケやめろハゲどっか行けこのなんちゃってEXILE!!!

息継ぎも出来ず、声にも出せない痛みでうめく私にKOUはちょっと嬉しそうに
「効いてますね?これは痛いでしょう~。痛かったら言ってくださいね」
と言ったので即座に「痛いです」と言おうとしたのに、
KOUがまた禁断のゾーン(耳の後ろ・頭の付け根)を目一杯押してきたので
私の魂の叫びは「ううう」という低いうめき声にしかならず、
整体アドレナリン満開のKOUの耳には届かなかった。

KOUが手を緩めた一瞬の隙を狙って
「痛いですっっッ!!」と叫んだら、想定以上にデカイ声になってしまい
私のヘタレ懇願は院内中に響き渡り、
カーテンで仕切られたそこかしこのベッドから失笑が漏れた。

お ま え ら 笑 う な。 し ば く ぞ。

私は妄想の中でカーテンを引き裂き、
今、私を笑った一人一人の首ねっこをつかみ倒して回った。
だがその妄想の最中にもKOUの指圧は続き、
これは怒りにまかせて(妄想の中で)暴れ狂った私への折檻だと悔い改め
「ごめんなさいごめんなさい」と心の中で何故か謝り続けていた。

あまりの痛みに、大人のくせに私はガチで泣いた。
ひとつだけわかったことは、「内視鏡検査医と整体師はドS」。


そしてKOUは「ちょっと頑張ってください、筋肉の付き方を変えていきますから」と
またあの不思議な宣言をかましてきた。

だからそんなことができるわけがないやんかー何ぬかしとんねん、
と思いながら、つかまれて動かない首を限界まで動かして背後のKOUを見やった。
すると、KOUが首からぶらさげているネームカードが見えた。
KOUのフルネームの下に、「柔道整復師」と書いてあった。

柔道整復師…ってなに?

☆と★が飛び交う頭で懸命にイメージする。


柔道整復師。
  ↓
柔道で怪我とかした人を治療する人?
  ↓
でも私、柔道やってないし…。頭痛が痛い主婦やし…。

てか、待てよ。
そう言うたらさっきから「筋肉の付き方変える」ってさんざん言われてる。

筋肉の付き方を変える。
  ↓
マッチョりっさん。(胸筋も動くよ)
  ↓
柔道整復師のもとで、柔道家になる。


そうか。
私はこれから柔道家になるのだ。
主婦・母親との二足のわらじは困難なことだろう。
だが、かのヤワラチャンも主婦でありつつ柔道家、の大先輩である。
やってやれないことはない。
願って叶わぬ夢はない。
そして柔道家になったらまず始めにこのなんちゃってEXILEを一本背負いするのだ。

なんかもう痛みでだいぶ頭おかしくなってたので、治療してくれてるKOUが完全に仇に思え、
思考回路もショートしまくり、うっかり「柔道家とか…」と意味不明に呟き、
KOUが指圧の手を止めて「えっ?」と聞き返してきたので、ハッと我に返った。


阿鼻叫喚の指圧は約30分続き、
施術が終わった時には私はもうズタボロになっていた。
こんなことになるとは思ってなかったので、
うっかり胸元の広いTシャツを着て行ってしまったので
もしかしたら横になってた時に可憐なる私の微乳がKOUに丸見えだったかもしれないが
もうそれもこれも全てどうでもいい。

KOUが「今、頭痛はどうですか?」と聞いてきたので、ここぞとばかりに

「頭痛は全く痛くありません。ただ、先生が押したとこがめたくそ痛い」

と、答えた。
KOUはフフフと笑って、
「今夜はだいぶ痛いかもしれませんがそれは好転反応で徐々に治まります。筋肉がカチカチになってるのでしばらく毎日通ってください。筋肉がほぐれたら頭痛も治りますよ」
と言った。

つーか、こんなことやったら頭痛我慢しといたらよかった。
明らかにあの頭痛のほうがマシやもん、何この熱い首と耳の後ろ。


その夜は、KOUの言っていた通り、ずっと首から頭がガンガン響いていた。
ヘタクソなドラマー5人ぐらいがロックフェスティバルでもやってるんかぐらいの勢いだった。

そして翌日、いわゆる「揉み返し」でまたドSのKOUに虐められ、のたうち回ったが
その日の夜は痛みも若干ラクになり、なんかもう眠くてたまらんので10時に寝た。
そして治療三日目、昼間はPTAの用事と仕事だったので、
オトンの帰りを待って子どもを預け、夜の診療時間帯に行ったらKOUはおらず、
私が昔通ってた時からいる若先生(院長の弟?私と同年代)が施術してくれた。
若先生は私を覚えていて、
「りちさんは肩甲骨の辺りから上に上にこり上がってくるんでしたね」
と私の肩こりの癖も覚えていた。凄いなー。もう10年ぐらい前やのに。


そして、その時、若先生に言われた。

若「なんか重いもの長時間持ったりしました?」
私「いえ、特に」
若「子どもさんずっと抱っこしてたとか」
私「いえ。もうそんなしょっちゅう、抱っこしてんならん歳でもないし…」
若「じゃあ、首や肩を固めるような同じ姿勢でずっといたとか」
私「……。それもないです」


すんません、ちょっと嘘つきました。
思い当たることがなくもありません。
つーか、あれかなと思ったけどよう言えませんでした。

ヒント1:彼氏さんのロングステイ

ヒント2:腕まくr…


もしマジでそれが原因やったらと思うと、死んでも先生らには言えません。
「カエレ!」と追い出される、ないしは、一生言われる。

ああ、そうですよ。
腕まくr…とか慣れてない、一人寝の長い可哀想な女ですよ。


そして真剣心配してメール何回もくれたminaにもごめんよ!!! [ちゃうちゃうトレイン]の続きを読む
  1. 2007/08/25(土) 12:10:06|
  2. 闘病?ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ちゅうちゅうトレイン

ねずっきーバスの話ちゃいますよ。


さて。
しつこいけどもっかい言うていい?

頭痛が痛いwww

てなわけで、整骨院に通い始めました。

最初になんか頭痛いと思ったんは、先週の土曜だか日曜ぐらいだった。
朝起きたら、左側の後頭部がズキってなった。
でもずっとズキズキ痛むとかいうわけでもないし、
なんかうつむいてて顔上げた時とか、パッと横向いた時にズキってなる感じだったので
「なんやろ?」と思いながら日常を過ごしていた。

痛みはだんだん回数を増し、
範囲も後頭部から徐々に額のほうとか首まで広がってきて
左半分の頭全体がボーっとするようになってきた。

で、昨日。
ちょっともう痛みがあんまり気に障るので病院行こうと思ったけど
時計見たら10時半やったんで、
しかも娘が「自由研究のまとめが書けない」とか泣き言をぬかしてきたので
「今、外科とか行ったらこれ、初診やわ検査あるわで帰れへんな」と思い
とりあえず娘のレポート書きを手伝いながら、
昔、通ってた近所の腕のいい整骨院を思い出した。

独身時代、会社で仕事してた時に肩こりからくる頭痛で通ってたとこ。
主な治療は、指圧での施術、っていうんですか?なんかツボ押しみたいな。
それで骨とか関節とか筋肉の状態を整えて、
さらに電流が流れる機械みたいなんで血行良くする、みたいな。
整体、ですね。東洋医学のほうになるんかな。
今飲んでる薬との兼ね合いで勝手に頭痛薬とかも飲めないんで、
この頭痛だけなんとか治まらんかなー指圧やったらまあええやろ、と思って行った。
整体とか高いんですけど、そこは保険内治療っていうのをやってくれるんですよ。
さらに延長施術してほしい人だけ自費でどうぞ、っていう。だから行きやすい。

整骨院とかにありがちな「爺ちゃん婆ちゃんでいっぱい」かと思いきや
予約なしの飛び込みの初診にも関わらず、待ち時間なしで診てもらえた。
11時過ぎっていうのは結構穴場ですね。わりと空いてる。
爺ちゃん婆ちゃんら特に、もうなんか「行かな損!」みたいに朝いちから行くからね。


私の担当の整体師は20代前半ぐらいの若い丸刈りの兄ちゃんだった。
男の看護師さんが着てるような白い服を着ているが、
タンクトップに半パンでサーフボード持ってるほうが似合う感じだ。

例えるならそう、EXILE。

EXILEのメンバーの中に普通にいそうな兄ちゃんだ。
つーか、もうEXILEのKOU(名前から勝手にニックネーム)だ。

KOUは「りちさんこんにちは!」と、ボーっとしたままの私に元気に挨拶し
受付で私が書いたカルテを見ながら「頭、今も痛いですか?」と聞いたので
「はい、頭痛が痛いです」と答えてやろうかと思ったが
頭痛で若干弱気になっていたので、スベる(流される)のが怖くてやめた。

KOUは私を施術用の寝台に座らせて、
首を前に、後ろに、右に、左に、倒してみてください、とか
おへそを前に出すように胸を反らせて顎を引くとか、
顔を上げて背中を丸く曲げて前に倒すとか、色んなことを言ったが
何ひとつとして頭痛くならなかったので、逆にKOUが頭を悩ませてしまった。

「すんません、どの体勢の時に痛くなるか思い出せないんです。なんかふとした拍子に…」
と、言い訳じみた説明をしたが
そんな「ふとした拍子」がくるまで待ってられへんKOUは
「わかりました、では仰向けになって寝てください」と言った。
そして、足を交互に上げて股関節と膝の関節の開きを診た後、
「りちさん、太ももの筋肉がかなり落ちてますね」と言って、
今度は左を上に寝かせて、腰骨から太ももの骨と筋肉を指圧し始めた。

「そういえば、右膝が二週間以上前から亜脱臼っぽく外れかけたままなんです」
と言ったら
KOUは「頭痛には関係ないと思いますけど、それも治していきます」と言った。

たまに全身にビリっと行き渡るKOUの指圧は、
心地良い痛みと共に、固まった体がほぐれていく爽快さを感じた。
まさにファンファンビートやん、KOU。ときめき運べるで、これ。


だが私の乗り込んだChooChooTrainは、んな生易しいものではなかった。
ジェットコースターなみの痛烈列車だった。


次回、♪まだ知らないゾーン 目指すよtonight~

つーか、あれ、あの痛さ、文章にして書けるんかな… [ちゅうちゅうトレイン]の続きを読む
  1. 2007/08/22(水) 15:23:24|
  2. 闘病?ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

盆休み。そして頭痛

主婦は休めへんねんけどね、されど盆休み。

だが仕事とPTAは10日間のホリデーだった。
それだけでも普段より全然ラクだった。
加えて今回、9日の夜から19日までずっと彼氏さんが常駐してくれていたので
家事やら子どもの夏休みの宿題やら、だいぶ助けてもらいました。

オトンが11日から15日までずっと、下関の故郷に帰ってたんで、
日頃は、
「大人の都合とその時の気分次第で子どもを怒る」という
理不尽な昭和の父親満開なオトン(爺ちゃん)がいることで
ある意味、調子に乗らんようにシメられている子どもらが
どう手に負えんほどやりたい放題やるか心配だったが
(なんせ、私の言うことはな~んにも聞かないので)
彼氏さんの子どもを気長に見守るオーラと、
ふらりと現れるあーちゃんのパパちゃんオーラのおかげで、
まあ多少普段より偉そうにしながらも大崩れもなく過ごせました。

ん?あーちゃんがパパちゃんオーラっておかしい?
いや、あの人、パパなんですよ。つーか、お父さん。

うちの(旧)家庭では常に父親(旦那)不在だったのでほとんど見られなかったが、
よくある、お父さんが仕事から帰ってきたりすると
「お父さんおかえりー」って子どもが群がって飛びつく、とか
休みの日に子どもが父親の後を追いかけ回して、
なんか興味深い話(地球・生物・動物・自然の不思議など)を
父親が子どもらに博士のように説いてくれるとか、
子どもが悪いことしたら「コラーッ!おまえらあああ!!」って叱って、
でもその5分後には体使った遊びでジャングルジムになってくれてる、とかの光景が
うちの(現)家庭の場合は、あーちゃん中心に繰り広げられているわけです。


で、なんの話やっけ。そう、盆休み。

まあ普段と変わらず入れ替わり立ち代わり、誰なりが出入りしてたんですが
昔、私らが子どもの頃のお盆と違うなあと感じたのは、
オトンの知り合い・友人より、断然、私のツレの出入りが多かったこと。
オトンが田舎に帰ってて不在やったというのもあるけど
なんか、世代交代みたいなものをちょっと感じました。

とはいえ、地域の行事に出たり、役員の仕事なんかをしていると、
まだまだ、「○○さん(←名字)の娘さん」と呼ばれますけどね。
逆にオトンを「うちの父です」と、地元で紹介する機会はあまりないので。
(私が紹介せんでも、たいがいみんな知ってるおっさんなので)

昨日も例の地元の盆踊り大会で、
ビッグママの手下と化して、缶ジュースを600本売りさばいてきたのだが
売店で、カンカンに冷えた氷水の中に手突っ込んでジュース探りながら
「おおきに!何にしましょう!?」
とテキ屋のねーちゃんやってる私には「ああ、ごくろうさん」の一言で
ビッグママら、オトンに「かんにんえ~。娘さん借り出して~」って
何回も何回も、会う人会う人が言うてましたからね。

しつこいようだが「志村、うしろ!うしろ見ろ!!」

カトちゃんがジュース売ってますよ、って話ですよ。
いかりやに気を取られている場合ではないのだ。こっち見ろ。

まあそんなビッグママらが揃いの浴衣で「ア○レちゃん音頭」を踊っていたのは
かなりダイナマイトなおもしろさだった。
夏休み中の子どもら集めて踊りの講習会とかやってはったけど、
当日、ペンギン村で「んちゃちゃっちゃ!」言うてはんのはおばちゃんばっかりだった。
ひやしあめ売りながら笑いましたからね。
これまた絶対、ビッグママからの問題提議あるで。

「今の子どもはア○レちゃん音頭を踊らない」

つーか、これ絶対バレるぞ。もうあんま書かんとこwww


また話バラバラやな。
そう、盆休み。ずっと飲んでましたね。そんなに量は飲んでないけど、前ほどは。
つーかもう飲めへんなってますね。
薬漬けやから、多分肝臓がもうアホになっててアルコールを分解しないんですね。

一番人多かった17日の飲み会で(確か大人11人・子ども12人)
去年の秋に京都帰ってきてからまだ再会できてなかったツレらが来たので
ちょうど彼氏さんも来てるし、と思って紹介した。
こないだねずみ王国に行った時に、
前に住んでた東京のマンションで東京のツレが歓迎会的なことをやってくれて
その時も彼氏さんが一緒やって紹介した。
そして先の日曜の地蔵盆で町内の人にも紹介した。
彼氏さん、月2ぐらいでこっち来てはるし、
チャリンコ2ケツとかで買い物行ったりしてるんで(良い子はマネしないように)
「あの兄ちゃんは誰や」と、とっくに面も割れてるだろうと。
町内の地蔵盆にもなんか普通に馴染んではりましたね。
朝7時からオトンに拉致られて、お地蔵さんの祭壇と会場の設置まで手伝ってたし。
私と別れても毎年、うちの町内から直々に
「地蔵盆の手伝いに来てくれへんか」と声がかかるんちゃうかと思いました。

今回、超ロングステイで一緒にいたけど、彼氏さんは私の生き方をどう思ってるんやろう。
お盆の間、毎朝仏壇にお線香上げて、それから洗濯してくれてはりましたけど。


つーか、10日もの出来事を記事にまとめるとか、私には無理と今気付いた。
てか、この書き口では無理でしたwww


数日前から頭痛いんですよ。

言うていい?お約束やけど。

頭痛が痛い。

最初は左の後頭部だけやったんが、前にも脊椎にも広がってきて
痛みもきつくなってきたんで、ちょっとボーっとしてますね。
ずっと痛いわけではないんやけど、なんかの拍子にズキっとくる。
持病と薬の影響で、血栓やらなんやらどんな症状を併発するかわからんので
ちょっと脳梗塞とか脳腫瘍を疑ったけど、それやったら麻痺とか出てくるやろし
という素人判断で(良い子はマネしちゃ…略)昨日、整骨院に行きました。
かかりつけの総合病院の外科行ったらまたCTやらレントゲンやらで時間かかるし、
風邪の微熱で機嫌悪い娘の自由研究(夏休みの宿題)も見てやらなあかんし、
とりあえずこの頭痛だけなんとかならんかと。

ほんならえらいことになってしまった。
左側の頭の付け根から首、背中にかけての筋肉がパンパンに張ってるみたいで
なんか筋肉の付き方を変える治療に通うことになりました、しばらく毎日。
これがまた怖ろしく痛いんです。
按摩、とかそんなレベルちゃう。

てか、筋肉の付き方変えるってなんやねんな。
胸筋とか動かせるようになったらちょっとおもろいけど多分違うな。

てかもう行かなあかんわ。行ってきます。
いただいたコメントのお返事は帰ってから書きます。
  1. 2007/08/22(水) 11:10:17|
  2. 闘病?ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

戦慄(BlogPet)

きょうは、うっさーで戦慄された!

*このエントリは、ブログペットの「よりかね」が書きました。
  1. 2007/08/20(月) 08:40:23|
  2. お知らせ・よりかねの思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

きのうは撤収したの(BlogPet)

きのうは撤収したの?

*このエントリは、ブログペットの「よりかね」が書きました。
  1. 2007/08/10(金) 13:48:10|
  2. お知らせ・よりかねの思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

チーム「ビッグママ」&チーム「ママレモン」集会2007乱舞

さて、集会の続きです。


ペケの二人の代わりにしばらく私らはお説教を受けた。

トップ「で、MさんとNさんは何時頃になるって?」
T総長「Mさんはすぐ行きますと。Nさんは30分ぐらいしたら行きますとのことでした」
トップ「なんで30分もかかるの!もうそんなんお化粧やら塗りたくらんでええから早よ来なさい!」

てか、お化粧塗りたくってんのは誰がどう見ても明らかにトッp…(以下、圧力により規制

それから10分ほど、なんか雑談タイムになり、
基本的にトップがなんか毒を吐き、みんなが笑う、みたいな状態だった。
トップは、実は裏ヘッドなのだろう。
っていうかヘッド(会長)には任期があるので、
今年はたまたまヘッドにならなかっただけで事実上の「永久ヘッド」は多分この人だ。
とか思っていたら、ペケのMさんが大慌てで会議室に飛び込んできた。

Mさん「すみません!すみません!Mです、うっかり忘れてました!」

トップ「Mさんはもうペケ!!!」

来て最初の言葉がそれかwww
ペケはもうわかったから、せめて「暑い中ご苦労さん」ぐらい言うてやってえや~。
これにはもう辛抱たまらず、私は大笑いした。
T総長も、ビッグママのメンバーも、Mさん本人も、全員が大笑いしていた。

そして、もうとりあえず始めとこうかってことになって、いよいよ、
チーム「ビッグママ」とチーム「ママレモン」の、
「子育てについて世代を超えた意見交換会」が始まった。
だが実際、世代の壁なんかそう簡単には越えられなかった。
ほとんどビッグママの独断場だった。

基本的に、「ダメ出し」。

ご飯の時にマンガつけて子どもに「~ながら食べ」をさせている親が多い。
家族全員で揃って食卓を囲まない家庭が多い。
悪いことをした時に親がちゃんと叱らないので子どもが大人をナメている。
親子のスキンシップが足りない。
子どもがゲームばっかりやっている。…などなど。

痛ててててて。なんか耳が痛い。

その時、やっとようやくNさんが来て、
またトップに「ペケ!」と言われて、「すみませんすみません」と着席した。

やっと今日の参加者全員が揃い、ビッグママ側から
今現在進行形で子育てをしているお母さんの立場から、
何か私達にしてほしいこと、助けてほしいことはないかという本日のメイン議題が出た。

そうですね。例えば、
スーパーとかで「買って買って」とひっくり返ったカエルみたいになって泣いてる子を見ると
親は何しとんねんとは、親の私でも思いますけど、
でも反抗期の時とか、なんぼ言うても聞かへんかったりするし、
母親は毎日の育児で大概もうへとへとに疲れてるし、買い物もせんならんし、
そういう時に知らんおばちゃんに
「これっ!ワガママ言いなさんな!」とかバシッと叱られたら
案外子どもも親が言うよりすんなり聞いたりして、
まあ私もそのようによそのおっちゃんおばちゃんに叱られて育ててもらったので
昔みたいにそういう「叱ってくれるおばちゃん」がいたら、
親としてかっこ悪いと思う反面、助かる部分もあります、
と言おうとしたら、もうとっくに話題が次のことに流れていた。早っ!
とにかく話の展開がべらぼうに早いのである。

そしてまた思い出したように「何か困ってることない?」と質問されて、
「えーと」と意見をまとめているうちに何故か、ビッグママのメンバーの誰かが
「最近は知らん人と話すなと学校でも家でも躾られてるので私らも子どもとうかつに話せない」
と悩みを持ち出し、
逆に私らがビッグママの悩み(時に愚痴)を聞くという逆転の構図になっていた。
おそるべしビッグママ座談会。

でも子育てを終わったおばちゃん世代が、
子どもや今の子育てに関心を持ってくれてはるというのは嬉しかった。
さっきのような「話しかけていいものやら」という戸惑いがあったりとか
「今の子は勉強を頑張るところが私らの子ども時分と違って偉い、素晴らしい」と
ちゃんと子どものいいところも認めてくれてはったりとか
やっぱり、怖い厳しいビッグママも、
かつて悩みながら子育てをしてきはった「お母さん」なんだなと、なんとなく思った。

そして話題は学校での子どもの様子に流れた。
ビッグママは「子どもが先生と友達みたいに接している」とおかんむりだった。
でもそれは先生も悪いと。

トップ「私らの子どもの頃は先生言うたらカッターにネクタイ背広でピシッとしてはった。今ちゃんと毎日背広着てはるの、校長先生ぐらいでしょ。あとはもうみんなほとんどジャージ
アヤカ「そうそう、私らの頃の先生は体操の時だけ運動着に着替えてはったなあ」
トップ「そやろ?あのジャージはあかん。見るからに教師の威厳がないやんか。だから、勉強を教えてもらう先生に対して、先生あんな~、とかいう口のききかたをするんや」
ミサキ「うちの娘が学校通ってる時からすでに友達先生みたいなんが増えてきて、私、先生に言うたんや。先生らしく厳しくしてくださいって。そしたら、それをしたら子どもらがついてきいひんって」
ヘッド「まあなんと情けない」
トップ「とにかくジャージは無し!先生はカッターにネクタイ背広!」
麗花「そやけどなんやほらクールビズとかで夏は国会議員でもネクタイしてない世の中やから」
トップ「クールビズか…。ほなネクタイはまあいいとしてもカッターシャツぐらいは着てもらわんとね。ジャージなんてもってのほか!

……なんの話ですか?
なんか9割ぐらいジャージの話になってますけど…。

てか、こないだ用事で学校行った時、ツレのKちゃん(K先生)、
夏休みなんをいいことに海行くみたいなTシャツ短パンで学校来てましたけど。
ビッグママにチクったろかな…。ジャージどころちゃう先生いますよって。
Kちゃん、ビッグママにごっつ怒られたらちょっとおもろいww

そしてさらに話はお母さん同士の付き合い方に流れる。

ヘッド「今のお母さんはみんなどこにいてはるんや?」
舞「どこに、ってここにいてはるやないの(私らのこと)」
ヘッド「違うがな。表(=外)で話してるお母さん同士をさっぱり見かけへんでしょ」
小夜「ああ、そやね。最近見かけへんね」
ヘッド「私らの頃は軒下に縁台出してうちわもって涼みながら子育てのことやら何時間でも話をしたもんや。通りかかる人に、寄っていきよしって声かけて。今のお母さん、そんなんせえへんでしょ」
トップ「クーラーや。クーラーが出来てから世の中がおかしなったんや」
ナナ「そやな~。クーラーあったら家の中にいてるほうがええもんな」
アヤカ「そやから誰も表に出てこーへんなったんか」
トップ「そういうことや。つまりクーラーが悪い!

……凄い結論出ました。
今の母親が子育てについて意見交換(井戸端会議)をしなくなったのは「クーラーが悪い」。
ちゅうか惜しいねんなー。
そこまで問題分析出来てて、なんで
「現代は家の中でクーラーつけてお茶飲みながら子育て等について意見交換をしている」
という発想には到達しないのか。あと一歩です、ビッグママ!


つまりまとめると「教育と子育ての現場の歪みはジャージとクーラーが悪い」。

と、そんな話をしている会議室はクーラー冷え冷えだった。
そして当然「クーラー消して窓を開けよう!」と言い出す人は一人もいなかった。
さらにこれらの話し合いの最中、
我々チーム・ママレモンはひとことも声を発することが出来なかった。
だって昔の話わからへんし、うかつなこと言えへんやん。

さらにそのあと、
子どもとのスキンシップの大切さ、
…例えば高学年や中学生になってからでも遅くはない。
抱きしめられることを子どもが恥ずかしがるようなら頬を撫でてやるのでも良い、
など、具体的なビッグママの子育て体験談を聞き
(つーか、ジャージどーのとかクーラー悪いとかより、それがもっと聞きたかったww)

そしてT総長、Mさん、Nさんらがなんか一通り育児への思いについて話し、
「今日は充実した話し合いが出来たね」風な空気になって閉会になるかと思った時。

トップ「(りち)さんなんもしゃべってないな。あんたもなんかしゃべり」

ちょ、なんかしゃべり、って漠然としすぎっすよ!
しかもこんな閉めの空気の中で何をしゃべれと?
私が「えーと」と迷っていると、ナナが
「お若いお母さんのようやけれど、どうしてPTA本部に入ったの?誰かに声をかけられたの?」
と聞いてきたので、
前校長とのあの一連の事件をまた話さなあかんのか…
まあ、新聞部の最初の部会でツカミとして話した時もちょっとウケたし、
ネタとして最後に笑わせて閉めとこかと思って
「実は私、以前4年ほど関東にいたのですが…」と話し始めたら

ナナ「関東?関東のどこにいたの?東京?」
理沙「東京の学校の話とか聞きたいわ~やっぱり京都とは違うか?」
トップ「そやそや、あんたそれを話さんかいな!」
美里「なんで京都に来たん?旦那さんの転勤か?」
愛羅「子どもさんいくつやったっけ?」
ヘッド「(りち)さんいくつ?」
麗花「旦那さんもお若いの?」

いっぺんにしゃべらないでください><

順番にしゃべってください><

てか、最後まで話を聞いてください><

もうこらネタとかやってる場合ちゃうわ、この環境では無理。
そう判断した私は
「えーと、実は離婚して実家に帰ってきたんです。私ここの卒業生なんです」
と、手短にかつ究極にシンプルに伝えた。

「いや~それは(旦那さんのこととか)悪いこと聞いたわ~そうか~大変やったんやなあ~頑張りよしや~今はそんなんちっとも恥とちゃうからな~」

ビッグママが一斉にざわつき、私を激励し始め、
あかんもう収拾つかへんわ、と思っていたら
トップが
「人生には色んなことがあるんです!私らかて今はここでこんな涼しい顔してるけど、色んなことがあったんや!あんたら若いお母さんらも頑張り!」
と閉めた。

なんだこの幕切れwww


後片付けをして、ヘッドが
「PTAさんもう帰ってもろてええよ。今日はありがとうね」と言ったので
ありがとうございました、とそそくさと会議室を出て階段を降り、
集会所のドアを閉めた途端、私達はそれまで黙ってた分、一気にしゃべり出した。

私「ちょーもう誰もいいひんしマジ焦ったっすよ!www」
T総長「私が来た時(りち)さん一人やってw小柄やのにさらに小さくなってたwww」
私「だってあんなん大海に放られた金魚っすよ!!周り、鮫だらけ!ごっつ怖いし!!」
Nさん「アハハwwwwそれ見たかったwww」
Mさん「ホンマにごめんな~!!用事多すぎてすっかり忘れててww」
私「そうっすよ!大体Mさんが出欠確認してきたくせに、そのMさんも居てないし!!」
Mさん「ごめん!ほんまごめんwww」
私「Mさんペケ!Nさんもペケ!言われてましたねww」
Mさん「ペケな!ペケってなんなんww」
T総長「まだまだあと最低6回はカラミあるしなw」
私「もう今度は絶対一人いやですよ!マジで!!」
三人「うん、わかったwww次は早よ来るしwww」


そう、T総長がさらっと言ったようにあと6回はビッグママとのカラミがあります。
てかもう実は書ききれへんぐらい衝撃的なコメントがいっぱいあったのだが、
それは笑かしにかかっているのか、マジなのかがわからず、
思い切り笑うに笑えないので必死で堪えていた。

とりあえず、今月、子どもの盆踊り祭りがあります。
ビッグママ主催の夏の一番大きい行事です。
そこで私達、チーム・ママレモンは売り子になります。
各種団体が売店を出す中、ビッグママの売店を手伝っておにぎりとかジュースとか売ります。

わかってんねん。

完売必須。なんでしょ?
売れ残ったら、うちらごっつ怒られるんでしょ?
売りますよ、ああ、売りますとも。
  1. 2007/08/07(火) 16:03:47|
  2. 学校・PTA・役員ネタ
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:0

チーム「ビッグママ」&チーム「ママレモン」集会2007夏華

女の集会だけにレディース調に。
いや、実際レディースばりの縦社会ですよ、ええ、ええ。

つーか、チーム「ママレモン」て。弱そー。いや、弱いのよほんまに。
ビッグママ、怖いもん。

なお文中に出てくる、ビッグママのメンバーのネームは全て仮名です。
レディースっぽい雰囲気を出してみました。


午後いちからの集会だったので、今日は何があっても遅れてはならんと
15分前に着くつもりで準備してたのに、出がけに電話かかってきたりして
結局、集会所に着いたのは5分前だった。
集会所前に停めてあるマシン(チャリンコ)の台数の異常な少なさが
チーム・ビッグママの平均年齢の高さを物語っているなと思った。
おそらくビッグママの大半が、日傘&徒歩で来ているのだろう。

てか、やっばー、絶対私が一番最後や、と思って息を切らせて階段を上がり
「遅くなってすみませんでした!!!」と、二階の和室会議室のドアを開けたら
ママレモン(PTA)のメンツは誰も来ておらず、
ビッグママのお姐様方が壁にもたれて足を投げ出し、約10名ほどお座りあそばしていた。
今日誰が出席するか聞いてなかった私はめちゃくちゃ焦った。

ちょ、うそ、こっち一人www

えええーーーっ。無理無理無理、白旗やろこれ。
つーか、Mさーん(PTA副会長)!T総長ぉー(PTA会長)!
なんで誰も来てないんすかーっ!!

ど、どうしようと思ってとりあえず入り口付近にこそっと座ったら
昨日会ったトップ(副会長)が
「そんなとこ座ってんとあちらへお座り」と、
長机を会議用に長方形に組んだ上座のほうに、私を促した。

だがここで「あ~すみません~」とか言うて、
バカ正直に上座なんかに座ろうもんならアウトである。
「なにこの子ー?あつかましい子やな~上座やてえ~」という
痛い視線が突き刺さるのはアホでもわかる。

よって、
「いえいえ、私はそんな」と一番下座に大人しく座った。
議長席ではヘッド(会長)が何やら書類の整理をしていた。
つーか、チーム・ママレモンのツートップのどっちもが
こともあろうか、チーム・ビッグママとの集会に来ていないというこの事態。
やばいってこれ絶対やばいってー。と思ってたら
トップが、
「あなたは、旧姓の(りち)さんから今(の名字)は?」と聞いてきた。
もうそんなんごまかしてもしゃあないので
つーか、こういう場合は最初にぶっちゃけてしまったほうがあとがラクなんで
「えっと、実は離婚して実家に帰ってきたので、現在は旧姓の(りち)です」
と、答えた。

トップは
「あらそうやったん。まあ人生には色んなことがある。しんどいことをいつまでも我慢してることもないしな。つらいことがあったらいつかいいこともあるからな。人生とはそういうもんです。だから、な?くじけんと頑張るんやで」
と熱く語った。

す、すげー。集会前からこの熱さ。ほ、本会議ではどんな熱光線が…と思いつつ、
今まで個人的にはほとんど話したこともない私に、
そんなエールを贈ってくれはるんが素直に嬉しかったので
「はい!頑張ります!」と元気に言った時、ガチャっとドアが開いて、
「遅くなってすみません!仕事が長引いて…」と、我らがT総長(会長)が入ってきた。

そうちょおおおーーー!!!心細かったっすよ!!!
ああ、もうこれでやっと「黙ってニコニコしてるだけ」の下っ端でおれる。
もうあとはT総長に任せといたらいいと思って安心した。
そして総長は、役員歴も長くベテランで、チーム・ビッグママのメンツとも
過去何年も交流してきただけのことはあって、皆とスムーズに会話を進めていた。

トップ「今のお母さんはみんなお勤めしてはるんやなあ」
T総長「そうですねー。多いですね」
蘭子「私もお勤めしたいわ~。もうどっこも使こてくれへんわ」
トップ「ホンマ、ホンマ。お皿洗いでも機械がやるやろ?私らかて綺麗に洗うんえ」
T総長「アハハ…」
トップ「Tさんはどこで働いてるんやった?」
T総長「○○通りのどこそこです」
アスカ「ああ、あそこな、そうなんや。私、家近いんよ。薬屋あるやんな?」
T総長「そうです、そうです。さすがよくご存知ですね」
トップ「(りち)さんはお勤めしてるの?」
私「へっ!?」

完全に傍観者になっていたのに不意打ちをくらって、うっかり店を答えてしまった。

トップ「へ~あの店にいてるの?それは行かなあかんな」
ヘッド「毎日行かはるよ~この人」
私「はっ、ハハハ…ま、毎日ですか」
トップ「しかも、私が行く時は大勢の団体で行くよ。タダでな」
私「タ、タダは無理ですよお~。全部私の給料から引かれます~」

全くおもしろくないと思いながら焦って出したボケ返しが意外にもウケた。
つーか、チーム・ビッグママの笑いのツボがいまいち掴めないので怖かったが
T総長が「それでよし」と目配せしたのでとりあえず雑談レベル1には合格したらしい。

その後、チーム・ビッグママのほうは着々と合流していき、総勢15人ぐらいになり
しかも部屋に入る時は各々、なんらかのひとことギャグをブッ放していた。


春香「こんにちは~(出ッ腹をさすり)ああよっこらしょ」
ヘッド「春香さん、お子は何年生?」
春香「かれこれ20年ぐらい出てきやせえへんねん~」
トップ「便秘薬飲んだら違う穴から出てくるのんと違う?」

一同爆笑。みたいな。
つーか、女の園はあらためて凄いな、うん。


だが、当方ママレモンはずっと二人ぼっちだった。
会合開始時間を10分ぐらい過ぎて、ヘッドが
「ええ~?今日は二人?」と聞いたので、T総長が
「私も参加者を把握してないんです。Mさんは来ると思うんですけど」と
Mさんの携帯に確認の電話をかけだした。

ハラハラしながら様子を伺っていると流しのほうで、
麗花と舞がグラスにウーロン茶を注ぎ、お茶を配る用意をしていたので
「お、お手伝いします!」と飛んで行ったら
「座ってて、座ってて。今日はあなた達、お客さんなんやから」と言われ
T総長に意見を仰ごうとチラ見したが、総長は電話に必死で気付いてくれず
なんか野良犬みたいにしばらく流しの周りをウロウロした後、席に戻った。
すると、その様子をトップがじっと見ていた。

げ。今の、チェック1?粗相ですか?
「私やります!」と強引にお盆を奪ってお茶を配るのが正解やったんやろか?
わ、わからんー!!!

慌てる私以上になんか慌てた様子で総長が小声で言った。
T総長「Mさんな、忘れてたんやて…」
私「ブフォッ!」
私は、配られたお茶をまだ一口も飲んでないにも関わらず、なんかの液体を口から吹いた。

よ、よりによってビッグママ主催の集会忘れるって自殺行為www

そしてその秘密会議は、私らの座る下座から一番遠い上座のヘッドとトップに聞こえていた。

ヘッド「ええ~?忘れてはったんやてか?」
トップ「忘れてたやてえ?なんてことや!親がそんなんでは子どもの教育はできません!予定は聞いたらすぐにカレンダーかノートに必ず書く!もう、Mさん、ペケや、ペケ!

Mさん、「ペケ」頂きましたwwwww

真面目な顔でトップのその言い方があまりにおもろかったので大笑いしそうになったが
笑ったら私も「ペケ」を頂きそうなんで、必死で堪えた。

そしてペケの烙印を押されたMさんは
「今すぐ行きます!」と言って電話を切り、
Mさんからの情報で今日出席すると聞いているNさんに続けてT総長が電話したら
なんとNさんも今日の集会を忘れていた。
そしてそれもまたビッグママのヘッドとトップにバレた。

トップ「もうNさんもペケ!今日はもうあんたら、ふたつもペケ!!!」


会議が始まる前からふたつも「ペケ」がついてしまったチーム・ママレモン。

ペケをふたつ付けてもトップの怒りは治まらず、その場にいる私とT総長にお説教が始まり
(エエーッ。私らちゃんと来てるのにー!?)と心で叫びつつ、
身内の粗相はチームの粗相と、総長と二人で
「すみません!本当にすみません!」と平謝りした。
でもちょっとおもろかったので、謝りながら下を向いてちょっと笑っていた。

顔を伏せたまま、こっそり目線を上げて、
ヘッドとトップを始め、
チーム・ビッグママの面々の表情を順に追っていったら、みんな笑ってはった。

厳しくて怖いけど、ええひとばっかりやな、と思った。



乗っけからペケ続出のチーム・ママレモン、果たして挽回なるのか?

次回に続く。
  1. 2007/08/06(月) 23:40:01|
  2. 学校・PTA・役員ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「ビッグ・ママ」

今日はPTAの会合でした。
子どもが夏休みでもPTAの仕事はあるのですな。
夏休みはP(保護者)主催の行事や会合は少ないけど、いわゆる、
各種地域団体からのお呼ばれ系会合とかお手伝いが多いですね。
「これについて保護者の意見が聞きたいので出席してください」とか。
「お祭りの売店を手伝える人をPからも出してください」とか。

でもそんなんまあなかなか誰も行きたがりません。
でも本部役員はそういうわけにはいかない。
子どものことで普段から地域団体さんにはお世話になってるので
(下校時の見回り隊とかね、子どもをキャンプとかボウリング連れてもらったり)
また保護者と教師と地域の大人で団結協力して、
子どもの育成を支えていくのが「P.T.A.」ですので…
と色々ゴタクを並べてますが、
ぶっちゃけ誰も出席せえへんかったらあとが怖いんです。
もうね、何言われるかわかりません。

ズバリ、お説教です。

本当に子ども達のことを真剣に考えているのかと。
役員を受けたからには仕事に責任を持ちなさいと。

特に、地域団体の役員やってるおっちゃんおばちゃんらはPTAのOBが多いですから
現役PTAの役員を自分の息子や娘のように思ってはるんで…。
なので結局、全ての会合・行事を、
本部役員の7人で仕事や用事の都合をつけあって、誰かがなんとか出席しています。

地域団体と言ってもよくわからんかもしれませんが
例えばうちの学区なら子どもと頻繁に関わる団体だけで
少年補導、交通安全対策協議会、民生委員、そしてjyosei会(←タイプミスではない)などがあり
他に、子どもに密に関わる接点は少ないけど、
体育振興会(区民体育祭とかやる)、消防団…などがあります。


今日は女性kai主催の「子育てについての意見交換会」でした。

いつも行事や会合の出欠を取りまとめているPTA副会長のMさんから、
8月の行事予定と出欠確認のメールが7月半ばぐらいにあった。
あ、このMさんは、私が右も左もわからんまま部長なんかをやっている
新聞部の活動でいつもサポートをしてくれていて(新聞部経験者らしい)
Mさんがいなかったら先月の就任一発目のPTA新聞も発行できなかったと言えるほど
日頃からめちゃくちゃお世話になっていて、
ズブの新人の私が、ベテラン揃いの本部役員の中で一番気さくに話せる人なのだが
そのMさんからのお達しなので、私もなるべくすすんで出席するようにしている。
よって、今日の会合もあえて仕事も用事も入れずに「出席」の返事をした。

しかしPTAの役員って暇な人ばっかりがやってるんやと思ってたけど
実際みんな忙しい人ばっかりなのな。
仕事持ってる人、家で親の半介護してる人、下に小さい子どもがいる人、
さらに上の子の中学のPTAと兼任してる人もいるからね。
一回こういうのやると、持ち回りで声がかかるらしいんですよ。

話、バラバラやけど、とにかく今日は女sei会の会合でした。

jyoseikai。
子育てをとうに終えたおばちゃんらが「地域のおばちゃん」として
子どものため、子育てをするお母さんお父さんのため、
何か力になれないか、何か助けてあげられることはないかと
日々尽力してくださっているありがたい地域団体です。
保護者を交えて今回のような意見交換会から出た話を元に
子ども達と関わる遊びの行事や、保護者の悩み相談会などを企画しておられます。

まあ、そうですね。
「超超超子育て大先輩のオカン達=ビッグ・ママ軍団」と言っていいだろう。
実際、自分の親やそれ以上の世代の方ばかりですしね。

つーか、ぶっちゃけ怖いねん。そして厳しいのよ。

子どもの頃、近所に怖いおばちゃんっていたじゃないですか。
悪さ(イタズラ)してたら
「あんたら何してんのん!!!」ってごっつ叱らはるおばちゃん。
ほんで家帰って親に
「今日電信棒(電柱)登ってたら、○○のおばちゃんにまた怒られたー」言うたら
「ええっ!あんたはもう~!またあとでお母ちゃんも怒られるやんか!」っていう。
そういうタイプのおばちゃんが20人ぐらい君臨してはるわけですよ。
「jyoseikai」がタイプミスでないのをお解かりいただけるであろうか。
易々と検索にヒットしたら怖いんですよ、だからです。

ああ。今回だいぶ身削ってるよ、私…。


実はうちのオトンはかつて、消防団とか色々地域の仕事をしていて
オカンが亡くなって家事が大変になったのと、仕事が忙しくなったので全部やめたんですが
わりと学区では知られてるおっさんで、
またオカンも生前、そんなバリバリではないけどちょこっと地域団体の手伝いをしていた。
なので私がその娘であることがバレるのも時間の問題と思っていた。

っていうか各種団体の偉いさんのおっちゃんおばちゃんら、実はほぼ全員知ってるんです。
私が子どもの頃からオトンと一緒にやってはった人らばっかりやから。
でも今までは何かの行事で会っても、私のことに気付かんかったみたいで
でもこないだオトンが交対協の会長さんに会った時に
「娘がPTAの本部やらせてもらってます、また頼んますわ~」とか言うたらしく
多分もう絶対話回ってる中でオトンと一緒にいるとこ見られたらもう顔バレ全開、
つーか名字旧姓に戻してるからどうせわかるんですけどね。


さて、前置きと説明が長くなりましたが、
偶然にも昨日、オトンの車でみんなでスーパーに行った帰り、
件のjyoseikaiの会長と副会長が井戸端会議をしてるところに出くわした。
オトンは「○○さん!」と、車停めて、顔なじみの副会長に声をかけた。
ええっ、そんないきなりボス二人と接見ですか。こ、心の準備が!

副会長はオトンに「いや~こんにちは~」と言い、
オトンが私を紹介すると、後部座席の私を覗きこんで
「娘さんなんやてな~。明日の集会も待ってるえ!」と言った。

あっぶねー。良かった、明日出席できて。
直接副会長に呼ばれて当日来てないとかもう完全に粗相ですからね。
ていうか、おばちゃんっていうのは、
「待ってるし」と声をかけた=相手の返事を聞くまでもなく「あの人来はるし!」やからね。

バックミラーの中で小さくなる二人の姿に戦慄を走らせながら、
次回、本日の集会の模様をお届けします。
  1. 2007/08/06(月) 21:46:41|
  2. 学校・PTA・役員ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

今度こそ、ねずっきー

前の章で、底抜けに脱線したことにくじけず、続きです。


中に入って一番最初にバズライトイヤーのなんとかに並んで乗りました。
その次に「空いてる」という理由で大して興味もない3Dのメガネかけてみる映画を見ました。
そして、お昼を過ぎたのでカントリーベアのとこでカレーを食べました。
いい天気だったのでめちゃくちゃ暑かった。
ヒールで歩き回ったので足も痛かった。
チビが汗だくで「眠い。シャワー浴びたい」と言い出したので
チャンスとばかりに私とチビは一旦ホテルに昼寝に帰ることにしました。


ぶっとばしすぎですか?
娘の夏休みの日記のほうがもうちょっとマシに書くかもな。
だがもう脱線するわけにいかんのだ。
でもやっぱ、軽く脱線。

ミッキーともプーさんとも写真を撮ろうとしなかった娘は
「誰も並んでない」という理由からか、昼食の後、
カントリーベアのとこにいた熊と写真を撮りたいと言った。
熊は私らの背後で後ろ向きに立ってたのだが、
なんか毛もぼさぼさでやたらでっかくボーっとしていて、
「誰も並んでない」だけのことはあるな、と思った。

娘とチビとで熊の前に回り、その顔を見て脱力した。
目はいってるし舌はだら~んと出てるし、なんかもう逆におまえが熱中症かと。
チビは熊を前にして「怖い怖い気持ち悪い」と感情のままにのたまい、逃げまわり、
チビより若干分別のつく娘は気持ちを抑えて生唾を飲み込みながら立ち尽くしていた。
その様子に元旦那が「撮るのか撮らないのかはっきりしろ!」と怒った。

それはないやろ。だってあれはないもんなー。
パパに怒られてしょんぼりする娘に「熊、気持ち悪かったな」と小声で言ったら
「だいぶ気持ち悪かった…」と呟いたので不覚にも笑った。
なんか、熊にも娘にもごめんw


娘と元旦那とあーちゃんはスペースマウンテンに乗るというので
娘に「怖かっても立ち上がったらあかんで」と言い伝え、
娘を二人に任せて私はチビとねずみ王国をあとにした。

でも、ばかでかいねずみの国を炎天下でさんざん練り歩いた後だったので
もうあの駅までの道のり(10分ぐらいかな?)をチビと歩く気力はなかった。
ふと見ると、出口のすぐ脇にモノレール乗り場があった。
朝、ホテルでねずっきーバスを待ってた時にじゃんじゃん来てたほうのバスを思い出した。

このモノレールに乗ったらどこかで降ろされて、そこにあのねずっきー1号が迎えに来るんでね?
多分それって「さほど歩かなくていい」。ドアtoドアじゃね?
これは乗っとこう!
知らんとこ連れて行かれても環状線のモノレールやし、最悪また元に戻れるし。

チビの手を引いてエスカレーターで二階のモノレール乗り場に上がった。
切符を買ってホームに入って3分ぐらいでモノレールが来た。
表示を見ると6分間隔だかで出てるらしい。山の手線なみか?もっとか?
やるやん、モノレール。
またあの「顔ベタ」の「ねずっきー」いっぱいついてるけど…。

車内の路線図を見ると、
どうやらこれは、ランドとシーとオフィシャルホテル群を繋いでるらしい。
ご丁寧にホテルの名前が書いてあったので、
間違えずにねずっきーバスの乗り場のところで降りれた。

改札を出てエスカレーターを降りて一階のねずっきーバス乗り場に出ると
宿泊ホテルごとに乗り場がわかれていた。
昼の日中にねずみの国を放棄して帰るやつなんかそういないらしく乗り場はガラガラだったが
各ホテルお抱えのねずっきーバスはどんどん乗り場に入場してくる。
なんかその光景を見てると、からっぽのねずっきーバスらが空しく見えてきて
「だからおまえはいつまでたってもねずっきーなんや」
という意味のわからないツッコミを入れつつ
私らのホテル行きのバスに乗り込んだ。

中は、朝のねずっきー2号と違って、電車みたいに横並びのシートになっていた。
でっかいねずみの顔型の窓から外の景色を見ていると
ねずっきーバスは乗り場を出て道路を渡って真向かいのホテルに入って行った。

えっ。もう到着?

運転手が車内アナウンスの中でおどけて言った。
「ここはモノレール乗り場から一番近い、まん前のホテルなんですよ。距離にして300mぐらいですね~。歩いたら2分なんですが、バスだと何故か3分かかっちゃうっていう。待ち時間も入れると10分弱かかっちゃいますからねw」

バスには私とチビのほかに家族連れが一世帯乗っていたが
なんかもう自分らが強烈になまけ者のように思えて後ろめたかった。
この距離すら歩くんいややったらもうねずみの国とか来るな、っていう。

あれ、ぶっちゃけあのホテルにはねずっきーバスいらんと思うんですよ。
でも無いなら無いで、やっぱ誰でもラクしたいからバスあるホテル泊まるやろし
あのバスは空っぽでもいいから運行してることに意義があるのかもしれない。
そらもう顔を塗りつぶしたくもなるなー。やさぐれるわ。
この時、私は初めてねずっきーの気持ちに心がリンクした。

ホテルでシャワー浴びて仮眠して、夕方涼しくなった頃、
チビが「ディズニーランドもっかい行きたい」と言い出したので
「ほなパパらと合流しよか」と部屋を出た。

そしてモノレール乗り場は目の前ともうわかっていながらも、
またあえてねずっきーバスに乗った。

そのバスの運転手はひょうきん者だったが確実に浮いていた。
「さあ、スペースマウンテンなみの速度で走りますよ~。うそでーす」とか
「ここを右折すると乗り場ですが今回はまっすぐ行きましょう!行きませーん」とか
約3分間、一人でずっとしゃべっていた。

若いカップルでもいたらウケたかもしれないが、残念ながら環境が悪かった。
たまの家族サービスに疲れてか、ドナルドみたいな半開きの口して呆然としてるお父さんとか
子どもが何回も土足でシートの上に立ち上がるのをごっつ叱ってるお母さんとか
アナウンスなんか全く聞かずに兄弟喧嘩してる子どもらしかいなかったので
そういうシュールなギャグはちょっと難しいって、と思いつつ
でも私は結構おもろかったので、降り際に
「おもしろかったですよ」と声をかけようかと思ったけど
それこそ芸人殺し以外の何者でもないので、
「おもろかったらあとから言わんとその時に笑ってくれや」って話なんで、やめた。

てか、少なくとも私が見た中では、ねずみの国やその周辺ホテルで働く人の中に
この運転手みたいなシニカルな人は一人もいなかった。
みんな天使のような笑顔で元気で明るくハツラツとしているにもかかわらず
この運転手の「オフィシャル」でない偽者臭さ、
いわゆる「ねずっきーぶり」は私のストライクゾーンだった。

それからモノレールを乗り継いで、ランドの入り口に着いたら
再入園の注意書きに「チケットの半券がいる」と書いてあった。

チケット?そんなんないよ?

そう、さっきホテルに帰った時、
荷物を減らそうと本体だけ抜いて置いてきたビデオのバックのポケットに
私の半券は入ったままなのである。

えー。退園の時に有無を言わせず手の甲に押された、
このブラックライトの下で光る特殊スタンプだけやったらあかんの?

そう再入園入り口で食い下がろうかと思ったが
ただでさえ全国的に印象の悪い関西人が、夢の国でそんな輩行為をした暁には
下手すればなんか2ちゃ○ねるとかでまた関西人がボロクソに言われてしまうかもしれない。

ここは大人しくルールにそってチケットを取りに帰ろう。
というのは建前で、ほんまはねずっきーバスにまた乗りたかった。
待ち時間より乗ってる時間のほうが短いっていうのもなんか笑えるし
ホンマにオフィシャルバスなんか疑わしいところ満載のあのバスがなんか愛しい。

ホテルに戻る時に乗ったねずっきーの運転手は市バスの運転手かと思うぐらい淡白だった。
バックで流れているやたらハイテンションなミッキーのアナウンスが
どこかもの悲しく聞こえるぐらい、夢もへったくれもなく笑顔もなく淡々と送迎していた。
これもまたねずっきーっぽくてツボだった。

なんやかんやで6時を過ぎてホテルでチビと軽く夕食を食べて、また懲りずにバスに乗った。
そしたら、あのさっきのひょうきん者の運転手だった。
そしてさっきと全くおんなじネタを披露して案の定またスベっていた。

再入園して、中の三人と無事合流してパレードを見て、帰る時
私は得意気にモノレールからバスの乗り継ぎを紹介した。
そしてまたねずっきーに乗った。
閉館時間が近いこともあって、乗り場にはねずっきーが大量にあふれていた。

そして私とあーちゃんはまた
「ねずっきー来た。またねずっきー入って来た」と、
いちいち声出し確認をした。


夢と魔法の巨大ねずみの国で、
何が一番夢のような出来事かというと、あのバスの存在がもう夢だ。
だっておかしいもん、いろいろ。

だいぶ気に入ったので、ねずっきーバスの写真を3枚も撮ってやった。
あのバスだけはリニューアルなどせず、ずっとあのままいつまでも
「ミッキーそっくりのねずみのねずっきー臭さ」を
ひっそりと醸し出していてほしいと思っている。
  1. 2007/08/03(金) 15:15:41|
  2. どんつき(外出)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ねずみのねずっきー

さて、ねずっきーの続きです。

巨大ねずみの王国に到着した私たち一行はダラダラバラバラと入場した。
入り口のとこに人だかりと列が出来ていたので
「こんなとこに乗り物あったっけ?」と思ってよく見たらそれは
ミッキーマウスと写真を撮るために並んでいる列だった。

エエーっ。

写真撮るだけでこんなに並んでんの?軽く50人ぐらいはいるじゃないですか。
まだ朝の10時ぐらいですよ?どんだけ人おんねんて。
夏休み入った言うても平日のど真ん中、暑い中みんな何してはるんですか。

娘が「ミッキーと写真撮りたい」とか言い出したらどうしようと思ったけど
娘はミッキーに気付いてないのか興味がないのか、
先頭の元旦那の後を追って、そのままアーケードのほうに歩いていった。
ディズニーランドに来てるのに、ミッキー眼中になし。
さすが私の娘や。そういうとこ、ちょっと冷めとる。

そして私とあーちゃんはミッキーを横目にまたねずっきーネタを展開していた。

私「あのミッキー(の中の人)、ようキレへんよなー」
あ「そら、ミッキーやからな。ミッキーはキレへんよ」
私「ねずっきーはキレるやろけどな」
あ「あ~、ねずっきーはキレるな」
私「おまえらしつこいねん!俺に触んな!あっち行け!とかな」
あ「壁とか蹴ったりな」
私「おまえはさっきからずっとわしの足を踏んどんねん!って子どもの頭どついたり」
あ「ほんで子ども泣かすのなw」

だがそのミッキーは、ねずみのねずっきーではなく正真正銘の「ミッキーマウス」だったらしく
長蛇の列にうんざりすることもなく終始笑顔で撮影に応じていた。

余談だが、あーちゃんと娘がバス停でこんな会話をしていたのを思い出した。

あ「ミッキーさんの後ろのチャック開けたら何が入ってると思う?」

つーか、子どもにそんなん聞くか?www
ミッキーさんの後ろのチャックってなあに?って話ですから。
もうそれだけで笑いそうになったが、
小学三年生で、半信半疑ながらもまだサンタさんを信じている娘がなんて答えるか、
私は興味津々で黙って二人の後ろでその会話を聞いていた。

娘「私はチャック開けたら小さいねずみがいっぱい入ってると思う!」
あ「なるほど!ほなチャック開けたら小さいねずみがいっぱい出てくるんや?」
娘「うん!ばーって、いっぱいいっぱい出てくるん!」


ちょ、それは恐怖。

一気にオカルト色が増したところでさらに会話が続く。

あ「ほな、プーさんのチャック開けたら小さい熊がいっぱい入ってんの?」
娘「ううん。プーさんの中には小さいプーさんが入ってんの」

「後ろのチャック」に疑問は抱かへんわけや…?
あれが着ぐるみってことはわかってんのかな?
しかもミッキーはねずみで、プーさんはプーさんなんや…。
娘の中でどんな想像が繰り広げられてんのかわからんけど、
私の頭の中はもう、エレクトリカルパレードのあの音楽に乗って、
ミッキーの後ろのチャックから小さいねずみがわんさか出てくる怪奇現象で支配された。

デーンデーンデーンデーン
デンデケデンデン デンデケデケデケ
デンデケデンデン デケデケデー…
ピーロピーロピーロピー ホーニャラーラーホニャラー

気持ち悪いです。

つーか、それなんてねずみの国?


そうそうエレクトリカルパレードといえばひとつだけ言っておきたいことがある。
言わずと知れた、あの電飾ビカビカの夜の一大パレードのことである。
ねずみの国のキャラクターが一挙に大終結&行進するとあって
何時間も前から「場所取り」と称してシート敷いて道端に座り込んで並んだりするあれ。


おまえらやりすぎ。

そして でかすぎ。


パチンコ屋の新装開店でも、日の丸の旗背負って軍艦マーチ鳴らしてる人らでも
あそこまでど派手なことしませんよ。
もうな、自分大好きかと。どんだけ~?ですよ。
何を高いとこから見下ろしとんねん。しかも光る乗り物に乗って。
なんでこっちが必死なって、高いとこにおるおまえらに
「ミッキー!ミッキー!こっち向いて!」って手振らなあかんねん。(←振ったし。
なんでこっちがやかましい音楽に乗って手拍子で迎えなあかんねん。(←ノリノリで。

あれこそまさに夢の国だから許されることです。
あんなん一般道でやってみ?捕まるで。おっそろしい苦情くるで。
「赤ん坊が起きたやないか!ボケ!音切れ!!」ってな。
交通も麻痺ですよ。わき見運転で事故多発ですよ。
こないだまでハッスルしてた選挙カーなんか目やないからね。
行っても行っても次々どんどん湧いてきますから。
「あれ?こんなやついた?」みたいなキャラもいるしね。
カントリーベアっていうんですか?
なんか目がいってるこぎたない熊とかね。

あのパレードは麻薬に近いもんがありますね。
一回見たらもうとり憑かれますからね。
しかもキャラが増えるたびに出てくる順番が微妙に変わるのな。
世代交代っていうか、ちょっと弱肉強食チックでいいですね。
人気キャラはやっぱ中だるみせえへんええ位置で出てくるからね。
あの光りながらおじぎする亀とか、
私が小学生の頃に見た時は花形のほうでトップのほうに出てきたけど
今なんかピーターパンのバカでかい海賊船に完全に負けてますからね。
今となってはあいつらものっそい地味やからね。
みんな亀も写真に撮ったれよ。長老の域やで、あれ。

そして最後にProduced byなんたら、って宣伝のやつが〆るのがまたいいですね。
提供は~ってやつですかね?トリやで、トリ。電飾屋かな、あれ。
あーちゃんと大笑いしたからね。
夢の国にも大人の事情はあるわけです。

「お母さ~ん、あれ、なんていうキャラクター?」
「見ちゃいけません!さあ帰るわよ!」っていう、な。


ああ。

ねずっきーがエレクトリカルパレードに食われた。
完全に脱線した。もう建て直し不可能や…。


ここまで読んでくれた人には申し訳ないが、さらに続く。
  1. 2007/08/03(金) 12:03:47|
  2. どんつき(外出)
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:0

ねずみのバス

さて、前回の続きです。

元旦那の計らいで、前乗りで前日夜からホテルに宿泊していたので
朝食の後、早速みんなでディズニーランドに向かった。
ディズニーリゾート内のホテルに泊まってるとはいえ、
歩いていくには遠すぎて無理なんで、
なんかホテルの一階から出てるという、専用のシャトルバスに乗って行くことになった。

バス停には行き先ごとに何ヶ所か乗り場があって、
どれに乗ったらいいかわからんので、とりあえず、
ランドの最寄り駅まで連れてくれるらしいバスを待つことにした。
が。
全然来ねえ。
しかも並んでんのは芳香剤みたいなきついアジアンな香りを撒き散らしている、
明らかに日本語わかってなさそうな外国人観光客軍団とか、
大荷物抱えて「もうわてら、今日帰りまんねん」みたいな人らばかり。
大概の人はその隣の「モノレール乗り場行き」みたいなとこに並んでいた。

とその時、
バスのサイドにミッキーの顔の形したでっかい窓のついているバスが入ってきた。
しかもよく見ると、前にも後ろにも、車体のそこらじゅうに
ミッキーの顔をベタに塗りつぶしたマークが入っていた。
明らかにデイズニーとの関連のあるバスであることがわかる。

ああ、来た来た。乗り込もう。と思ったら、
ねずみのバスは私らを素通りして行った。
ヤロー。ねず公め。シカトか。と思った瞬間、
ねずみバスは隣の「モノレール行き」の停留所の前で停まった。

アレ?

元旦那をちらりと見たら、私の不審に気付いたらしく
「でも俺らモノレール乗らへんやん?ディズニーランド行くんやし」と言った。
うん、確かに。

だが、待てど暮らせどバスは来ない。
その間に娘がトイレに行きたいと言い出し、ホテルの館内に戻って
広いロビーを端まで歩いてトイレに行って戻ってくる時間が余裕であるぐらい来なかった。
一方、モノレール乗り場行きには10分待たない感覚でバスが入ってくる。

なんかわからんけどあっちについて行ってみいひん?という賭けを提案しようとした時
やっと私らの乗り場に、目当てのねずみバスが入ってきた。
外のデザインは全く同じで、中は観光バスみたいに二列シートが縦に並んでいる。
私らは一番に停留所に並んでいたので、
そのまま先頭をきって乗りこみ、運転手のすぐ後ろの一番前の席に座れた。

車内を見渡すとそこかしこにミッキーの顔をかたどったモチーフがあった。
ただひとつ気になったのは、モチーフはどれも顔が全部ベタに塗ってあって、
目鼻口が何も描かれていないのっぺらぼうだったことだ。

このバスほんまにディズニーの了承得てんのかよ?大丈夫か?と思ってたら
バスが出発し始め、それと同時に車内にミッキーの声でアナウンスが流れた。

ああ、間違いないわ。ミッキーしゃべってるし。
ディズニーランドに行きますよ、言うてるし。

とか色々一人で考えこんでたら、隣のあーちゃんが「うわ、スゲー」と言った。
あーちゃんの視線の先は、運転手の制服の腕のあたりだった。
いかにもホテルマンっぽい、光沢のある白いシャツにスラックス、
そして手首には金色のラインが数本入ったその制服の腕だか肩だか(うろ覚え)に
例のミッキーの顔を塗りつぶしたマークが金糸の刺繍で入っていた。

またあの顔や…。なんでどれもこれも顔の中がベタやねん…。

私は先ほどから抱え込んでいた疑問をあーちゃんにぶつけた。

私「あれさ~、ホンマにミッキーなんかな?」
あ「ん?それはあれが、ミッキーではなく、ねずみのねずっきーってこと?」

笑ろたwww
さすがあーちゃん、これから私の言わんとしていることを一発でわかってくれた。

私「そうそう。え?これミッキーとちゃいますよ?(運転手の台詞)っていう」
あ「ねずっきーですから!って?w」
私「っていうか、僕の考えたオリジナルキャラクターですから!ってw」
あ「オリジナルかよwww」
私「この刺繍も僕のお母さんがミシンで縫い付けてくれたんで、って」
あ「ハハハハ!」

その後、バスが目的地である駅前のターミナルに到着するまで、
延々と、ねずっきーネタであーちゃんと二人で盛り上がり続けた。
あれ、運転手さん絶対聞こえてたんちゃうかな?
だが、バスを降りた時、あーちゃんが決定的なものをみつけてしまった。
バスの前の扉のところに一匹だけ、顔がちゃんと書いてあるミッキーが描かれていたのだ。

だがもう私たちはそれを認めなかった。
そしてついには、シャトルバスそのものを「ねずっきー」と呼び、
駅からランドまでの道のりで周囲を巡回するねずみバスを発見するたび
「ねずっきーおった、ねずっきーまたおった」と口々に言っていた。


長くなったので続く
  1. 2007/08/03(金) 00:34:48|
  2. どんつき(外出)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ねずみの館に行ってきた

先週。

巨大ねずみを筆頭にでっかい動物らがやりたい放題やっている白昼夢の巣窟に行ってきました。

ああ、かの有名な東京ディズニーランドですよ。
千葉の浦安にあるくせに、堂々と世界的発信で「東京」を騙るという。
さすがディズニー。夢と魔法の国と謳ってるだけのことはある。
ディズニーが浦安を東京と言い張れば、あの一体だけは「東京」なんです、むしろ。

昔、会社にいた時に上司に聞いたんやけど、マジでディズニーって版権厳しいらしいですね。
なんかのイベントの看板やらにちょっとでもミッキー的なものでも描こうもんなら
すぐ飛んでくるんですって。「カネ払え」って。
ディズニーキャラの絡んだ仕事は要注意やったなー。
(C)…マルC。○にCが変換で出ないのよ。)がついてない版下とか危険(バッタ=偽物)やからって。

と、あんまりディズニーをなぶる(いじる)と狙われるかもしれないのでこの辺で。


娘とチビと元旦那とあーちゃんと私で行ってきました。

ん?なんかおかしい?いや、おかしくないんですよ、これが。

話せば長くなるので割愛しますが、簡単に言うと、
最初はあーちゃんに娘を連れてもらって、スポンサーの元旦那と三人で行く予定だった。
が、私も一週間ぐらいなら仕事休んでもいいよ的なOKをもらって、
チビ連れて便乗することにして、結果、そういう大所帯になりました。


ディズニーランドは小学生の時と高校生の時に行ったことがあります。
茨城に親戚がいたので、その伯母を頼りに訪ねて行った。
子どもの頃はそれなりにああいうとこ楽しんでたと思うんですけど、
今はぶっちゃけ遊園地とかあんまり興味ないですね。
ジェットコースターとかも好きじゃないし。

ああいう「参加型」のテーマパークよりも、
なんか、「見てるだけ」でいられる水族館とか博物館が好きですね。
動物園はまたちょっと違うんやけど。

前に、ツレ姉妹とツレの母ちゃんに誘ってもらって、
三鷹のジブリの博物館に行った時もだいぶテンション上がりましたしね。
生の絵コンテとかシナリオが手にとって見れるんですよ。
あと、宮崎先生のデスクを再現して展示してあって、
なんかメモ書きとかまで忠実に貼ってあったりして、
やっぱモノ創ってる現場とか何より好きですから、
進入禁止のロープにギリギリまで乗り出して見てた。
ねずみの館でビックサンダーなんたらに二時間並んで乗るよりも
私にとっては、言うまでもなくそっちのほうがワクワクしますね。

ほななんで行ったんやと言うと、娘がやっぱ一緒に行きたそうやったから、っていう
もう、それだけ。


元旦那とあーちゃんは娘係、私はチビ係、になることは予測できたが
つーか、チビは身長制限で大したアトラクションにも乗れへんし、
チビに合わせて動いてたら娘が不完全燃焼になるやろし、
私はもうはなから別行動上等のつもりでいた。あーちゃんもいてくれるし。
私もそんな「なんか乗りたい!」みたいな意欲ないし、
それ以前に大体が、ヒール履いて行ってたからね。
見事に誰もおらんかったよ、ねずみ大国でヒール履いてきてる人なんか。
みんな運動靴か、ビーサンみたいなラフなサンダルか、
いても、3センチぐらいのヒールの低い「つっかけ」ぐらい。
私ぐらいですよ、7センチのヒールで来てるやつ。もうね、やる気あらへん。
てか言い訳すると、そこに考えが及ばないぐらい遊園地とか行き慣れてないわけです。

なので、この記事も、
いわゆる、役に立つディズニーランド情報みたいなん、一切書けませんので、
私にあまり期待しないでください。

あ、バズライトイヤーのなんたらとかいうやつは唯一乗りましたね、みんなで。
四人乗りぐらいのモノレールに乗って、光が出る鉄砲みたいなんでハリボテの敵を討つやつ。
それも、やっつけられるわけじゃなくて、
「光が出るからなんとなく撃ってる気になる」みたいな。
でも私は撃つことを最初から放棄して、後車の娘とチビの写真を撮ってたので
隣で、あーちゃんはずっと一人でハリボテの敵と戦っていた。


てなわけで、私の思い出はねずみ本国にはないと言ってもいい。

私の関心はただひたすら「シャトルバス」に向いていた。

ディズニーランドの周りにある某オフィシャルホテルに泊まってたんで、
各ホテルとランド、及び、ランドとシーに乗りつけられる専用モノレール乗り場を繋ぐ
「ネズミバス」が終日運行してるんですよ。

あれがおもろかった。
むしろもうあのシャトルバスさえあればそれでいいぐらいだった。
ねずみの館の中のことは未知の世界のままだが、
シャトルバスはもう完全にマスターした。それぐらい乗った。

てなわけで、次回、シャトルバスの話メインで続く。
  1. 2007/08/02(木) 00:13:53|
  2. どんつき(外出)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

月別アーカイブ

よりかね(双子) です。

クリックしたらなんかしゃべるよ。

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。