どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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「決まり」

さて。

来月から薬事法が改正されることにともない、
うちの店でも業務上の決まりが色々変わることになりました。

まず、私らは絶対に薬を売ってはいけないことになりました。
あ、いやもちろん、お客さんが買わはった薬をレジで「ピッ」てやって、
お代金をいただくという業務は今まで通りしていいんですが
薬の販売方法の勉強をして国家試験を受けてそれに受かって
「薬を販売してもいい人」の資格を持ってる人以外は薬を売ってはいけない。
社員もバイトも関係なく、その資格のない人は絶対に薬を売ってはいけない。
ちなみに登録販売者っていうんですけどね。

これを言うとあれかもしれんが、今までは、
店に薬剤師さんがちゃんといてたら、なんか良かったらしいんです。

例えば、飲食関係でも、なんかそうじゃないですか。
喫茶店とかファミレスとかファーストフードとか。

「飲食業やる免許」を誰か(大概はオーナーや会社)が持っていたら
調理師免許持ってない店員が、調理補助や、調理そのものもしてるじゃないですか。

バイトの学生や主婦が

「サンキュー」

とか言いながらフライドポテトを揚げてるじゃないですか。


ただ実際、薬についてそんな専門的な知識もない私らは
今までから薬売ったり勧めたりしたこともなかったですけどね。
医薬品はそもそも完全に薬剤師さんの担当やし。


私は消化器系の病気を長く患っていますから胃腸薬には若干詳しい。
昔、オカンの病気について
「ほんまに今の医学では治らんのか?そもそもなんでこんな病気が起こるんや?」
って、ちょっと調べて勉強してみたこともあるので
「免疫のメカニズムについて」とかで医者や薬剤師さんが言うことにも
なんとな~くは話についていけるぐらいの基礎知識もある。

でも(逆に、だから?)私は、
「最近なんか胃が痛いねん」とお客様に相談されても
「だったらこれですよ!これが効きますよ!」と、
いきなり何かの薬を勧めることはようせんかった。

例えば、
消化不良ではなく実は胃酸過多で胃が痛い人に
胃酸の分泌を良くする薬を勧めてしまったら完全に逆効果ですし
自分は胃が痛いんだと思ってるけど実は腸が悪い人に
胃で溶ける薬を勧めてしまったらそれは一生効かないですし。
薬は怖いものなんですよね、私の中では。

でも、薬剤師さんは、薬の怖さも知っていながら、それも踏まえて処方する。出来る。
それはなぜかというと、その分野でやってるエキスパートだからです。
だから、薬を操ることは薬剤師さんの担当だと、
業務命令だからではなく私は自分でもそう思っていて、薬を売ることはしなかった。



話戻って。


ただ今後は、

「その資格のないやつは絶対に売ってはいけない」
=「薬のことを話しても答えてもいけない」んですよ。


例えば。
私が、入荷した目薬を並べていたら、お客様が私に声をかけてこられた。

客「お姉ちゃんお姉ちゃん。これ、目薬こんなようけ(たくさん)あるけど何がどう違うの?」

私「はい、それはどんな症状についてお使いいただくかによって違うんですよ。例えば目いぼ(ものもらい)の治療でしたら、この辺りの抗菌剤入りが良いですし、抗菌剤入りの中でもこれは一回分ずつの量が個装になっていて、一回さすごとの使いきりタイプになってるんですね。一旦蓋を開けたらやはり鮮度も落ちていきますし、お使いいただくたびに何度も外気に触れるほど衛生面でもあまり良くはないですし。なので、ちょっと割高なんですけど、こちらの使いきりタイプには毎回清潔にお使いいただけるというメリットがあります。あと、目の充血を押さえるんでしたら、この辺りですね。ここからあっちの端までは全部、疲れ目とか目が乾燥してシバシバした時なんかに目を潤して休めていただく用途などでお使いいただくものですね。それとか、目にものが入ってゴロゴロする時とか。あ、絶対手でゴシゴシこすらないでくださいね、目に傷がいったりばい菌が入ったりしますから。そういう時は目薬をさして洗い流すようにして取り除いてください。この下の段の、目を洗うお水をお使いいただいてもいいですしね。あとは…そうですね、お使いになった時の感触のお好みとかですね。この辺りのものはスカッとする成分が入っているので、さしていただいた時に目が冷やっとしてスーっとします。あの、キターーー!っていうやつです。…あ、キターーー!ってご存知ないですか?wいやまあそれはいいんですけど、でもそういう冷やっとするものは刺激がきつくて嫌やなと感じられるようでしたら、そういう成分の入ってないこの辺のものが良いでしょうね」

とまあ、これぐらいのことは普通に答えられます。

お客様に質問されることを想定して、あらかじめ薬剤師さんに聞いて教えてもらったことや、
薬剤師さんがお客様のご相談に乗っているのを、横で納品しながら聞いて覚えたこと、
また、自分が患者や客の立場で、病院や薬局で質問して得た知識、
自分で体験や経験をしたことや、子どもの看病経験などで、自分が感じたこと。

それらを集結させれば、これぐらいのことは私なんかでも答えられる。
そして、そうして答えた後に

私「何かご相談がおありでしたら、うちの薬剤師を呼びましょうか?もっと専門的なお話もさせていただけますしね。すぐに連れてきますから、しばらくお待ちくださいね」
客「あ、いいわいいわ。色々ご親切にありがとうね。そしたらこれにするわ~」
私「ありがとうございます。お会計はあちらのレジでお願い致します」



私はお客様に聞かれたこと(何が違うの?)にただ答えただけで、
目薬は売っていないし、買うことを勧めてもいない。
「この目薬にするわ」と決めてお買い上げいただいたのはお客様の意思なのだが、
でも、今後はそれも完全にダメになるんです。私が売ったことになるんです。


よって来月からは。


例えば。
私が、入荷した目薬を並べていたら、お客様が私に声をかけてこられた。

客「お姉ちゃんお姉ちゃん。これ、目薬こんなようけ(たくさん)あるけど何がどう違うの?」

私「はい、薬剤師(あるいは店長)を呼びますね。しばらくお待ちくださいね」

ってことになってしまうのだ。




ひとつだけ言いたいことは


「愛想もクソもない子やな」 

「私はあんたに聞いてるねん」 

「ちょっと聞いただけで大層に薬剤師やら店長呼ぶってなんやのん?」

とか


お願いですから、うちらをどうかそんなふうに思わないでいただきたい。
なんかそう、これは決まりなんです。なんかそう決まったんです。



ただ、この薬事法改正は、逆に言うたら薬剤師の資格がなくても
販売するための勉強をして「その資格」を取りさえすれば薬が売れるし
っていうことは、それを取ったら「薬のことを答えても良くなる」わけです。
(ただし、薬剤師にしか売れない・答えられない部類の薬もさらにまたあるが)


ただ、りっさんの場合はそれはしませんけど。


私は、私に今出来る仕事を相変わらずしていこうと思います。
ドラッグストアに来られるお客様は薬を買いに来はる人ばかりではないですので。
むしろ、医薬品以外のものをお求めになるお客様も多いですので
それらの分野やったら、私は今まで通りしていけるので。

「薬事法が変わって、なんかあいつ変わったよな」と、
お客様に意気消沈されることだけにはならないようにありたいです。
医薬品のことにはもう一切答えなくなりますけど、
私の熱がなんか冷めたわけでは決してありませんから。
「自分が出来なくなったこと」に、「それでもまだまだ自分に出来ること」までもを、
なんか、こう、飲み込まれないようにしたい。


どんつき読者に今一度ひとつだけお願いしたいことは


来月から、馴染みの薬局の店員の対応がなんか変わっても

「あいつはおもろなくなった」

とか、なんかそんなん言わないでやってください。


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  1. 2009/05/28(木) 01:28:03|
  2. 仕事ネタ(現職)

みやっさんのこと

さて。

逆に、カー子姉ちゃんとは対極にあると言ってもいい、みやっさん。

みやっさんはオカンの高校からのツレで、
「細工のきかない時代」からの素の美人さんで
みやっさんの載ってる卒業アルバムは当時から希少なものだったそうで。
ただ、おうちの事情が複雑でみやっさんは婚期を逃した、というか、
逆に、結婚するという選択を自らしなかった、なんかそんな人で。

みやっさんは超有名下着メーカーに勤めるキャリアウーマンで
私が中学生の時に、なんかブラジャーを持ってきました。

「去年の新作が社内販売で半額になったけど、モノはいいから」とか言うて
アンダー65からアンダー80までの、ピンクの花柄のブラジャーを大人買いしてきた。


当時はそのおもしろさがわからなかったが、今は逆にわかる。

完全細身の中学生女子(私)に「アンダー80」はいらんやろwww


でも多分、下着メーカー勤務で
ブラジャーのことには長けてるが、中学生の子どもがいないみやっさんには
なんかマジでわからなかったんだと思います。

「細身のりちでも脱いだら(贅肉や胸の辺りの骨格が)凄いんです」

とか、その道のプロだけにそんな色んな可能性を考えたのかもしれないし、
単純に、独身で金があるから面倒くさくて逆に全サイズ買ってきたのかもしれない。


オカンは当時「中学生のうちの子にブラジャー?」と言って笑っていて
それについてみやっさんは

「胸はまだ膨らんでなくても乳首はやがて透けてくる」

とか、なんかヤケクソな力説をしていました。


私がハタチになる頃には、みやっさんは、
いわゆる、「セクシーランジェリー系」とかを、逆に私に直で送りつけてくるようになった。
私は18から一人暮らしをしていたので、
みやっさんはその私のマンションの住所を知っていたんでね。

み「先月、部長に昇進してん」
私「マジで?おめでとう!…てかなんかまた送られてきましたけど」
み「あんたも働く女ならわかるやろ?私もここが頑張り時なんや。そこで、や。それ、どう思う?」
私「どう思う?って…。なんか守るべき大切な部分に紐とかチャックとか着いてるし…」
み「これを着てる自分が大胆になれる気がせえへん?」
私「てか、こんなん着てることがバレたら恥ずかしくて、逆に臆病になる」
み「そうか。モニターを間違えたわ。ほんならあんたにはパジャマでも送るわ。うちの新商品な」
私「うん。ありがとうwww」

送られてきたパジャマの隙間にTバックのパンツとか、なんかやっぱり入ってたんですけどね。


なんか、みやっさんはそんな人で。



元旦那と限界っぽい感じになってきた時に初めてちょっと泣き言を言うたのは
オカンではなく実はみやっさんでした。

オカンには心配をかけたくなかったので、よう言えんかったけど
そして、私と旦那が別れる前にオカンは他界してしまったので
最終的にオカンは私らの離婚を知らんまま他界しましたけど、
でも、みやっさんには実は早い段階でちょいちょい泣き言を言うてた。


私「旦那の浮気がどうにもこうにも止まらへん。あれはなんか病気やと思う」
み「それはあんたがお腹まで隠れる色気のないパンツとか履いてるからなんちゃう?」
私「そんなん履いてへんわwww」
み「わかった。とにかく、みやっさんに任せとき!」


みやっさんは、一般人はアダルトビデオでしか見たこともないような
当時最先端の「ベティ」といわれるえっちなコスチュームとかを送りつけてきた。

私「なんかまた大切な部分にボタンとか並んでるんやけどwww…っていうかさ、みやっさんはいつもいつもこんなえっちな下着をどんな顔して社販で購入してんの?私はそれを心配するわwwwおばはん、なんか最後のあがきで社販でこんなん買うてるで、なんか必死やでwwとか逆に社内で思われてない?大丈夫?」
み「そんなふうに思われてるかもしれんと気にするような時代はな、とうに過ぎたわ」
私「……。そうですか…」
み「……。そうですよ…」
私「なんか逆にすんませんでしたwww」
み「りちちゃん、いつでも帰っておいで。なんかほんまにつらなったら帰ってくるんやで?」
私「うん」




みやっさんとの交流は、オカンが死んだ今でも続いています。
ありえないような、「着れるかwww」な代物を相変わらず送ってきます。
それと、子どものいちごとチビのサイズがわからんからと
相変わらず、90センチから150センチまでのシャツとパジャマをまとめて送ってくる。

なんか、そんなみやっさんが私は好きで、「お姉さんなツレ」って、やっぱり思います。



オカンの葬式の時。

オカンのツレらがみんな、よう一人で立ってられへんような状態でもう泣いて泣いて
どんなきっかけで出会ったのかはバラバラなオカンの友達らが
なんかやっとこさで支えあってなんとか立ってるみたいな状態でした。

私は、そんなオカンのツレら(=私の、お姉ちゃんなツレら)に申し訳なくて、

「オカンを死なせてしまって、ほんまにごめんなさい」

と、言いました。


そしたら、オカンのツレら(=私の、お姉ちゃんなツレら)は

「そんなふうに自分を責めたらあかん」

と、私に言いました。


これは、どんだけ言うてもわからんやつにはあんまり理解してもらえないかもしれませんが

自分の母親を亡くしつつも、私は、
大切な友達が大切な友達を亡くしたその場面の、その一番近くにいたんですよね。




私が玄関先でとみぃに「ありがとうな」って言うて別れた後、
いちごがエレベーターに乗るとみぃを追いかけていった。




ひとつだけ思うことは、逆に、私が死んだ時、


いちごやチビも、母親が死んだことにボロボロになってまうのではなく
「今、自分の大切なお姉ちゃん友達のとみぃちゃんはどんな気持ちかな?」
って逆に考えられる、そんな、
「大切な大人の友達」にたくさん恵まれたら、あいつら(うちの子)、なんか素敵やん。
  1. 2009/05/27(水) 02:49:34|
  2. ツレネタ

カー子姉ちゃんのこと

さて。

続き です。


オカンのツレ(=私の、ごっつお姉さんのツレ)で特に思い入れがあるのが、
「カー子姉ちゃん」と、「みやっさん」、なんですね。


カー子姉ちゃんはオカンの中学の頃からの友達で、
赤ちゃんが好きで子どもが好きで、私が生まれた時からずっと
仕事が休みのたんびにうちに来て私の子守をしてくれてたらしく、
多分オカンのツレの中でも一番、赤ん坊や幼児の頃の私を知ってる人で
二人で一緒に公園行ったり、映画やら動物園に連れてもろたり、
幼い頃の私はもうカー子姉ちゃんにべったりでした。

その背景には、
私の乳幼児期、うちはなんかちょっと大変やったらしいこともあると思うんですが。
突然発症したリウマチが急激に悪くなって半年で寝たきりになったお婆ちゃんの介護と、
さらに、お婆ちゃんがそれまで介護してた、
痴呆症(今は認知症と言うのか?)の大婆ちゃんと
痴呆プラス徘徊というコンボの大爺ちゃんの介護を、オカンが引き継ぐことになったんですね。
私と、二歳下の弟と、さらにその三歳下の弟と、乳幼児三人を育てながら、老人三人の自宅介護。
なんぼ若いから体力あるって言うても、相当きつかったやろうと思います。
私はその頃の家庭の中のことは断片的にしか覚えていませんが
「灰色の大地に真っ黒の太陽」っていうお絵かきをして保育園の先生の度肝を抜いていたらしい。

カー子姉ちゃんは
そんな、正直オカンがかまってられない長女の私を不憫に思ったのか
それとも、ツレ(オカン)が大変やからちょっとでもなんか助けてやりたいと思って
私の世話を引き受けようとしてくれたのか、
それとも単純に子どもが好きだったのか、それはわかりませんが
厄介な年寄りが「片付く」までの小さい頃は、私はしょっちゅうカー子姉ちゃんと遊んでいた。

でも、私が小学校に上がってから、カー子姉ちゃんはだんだんうちに来なくなって。
カー子姉ちゃんに会いたいなあ、遊びたいなあって思ってオカンに言うたりもしたんですが
オカンは「うーん。カー子も忙しいんちゃうかな」とか言うてなんか明らかに濁していた。
そうしてカー子姉ちゃんと会えなくなって、
私はカー子姉ちゃんの顔を次第に、というか全く思い出せなくなった。
そしてついには、私はカー子姉ちゃんという人自体を思い出さなくなってしまった。

そんな私がカー子姉ちゃんのことをなんか再び思い出したのは、
自分が子ども(いちご)を産んで、一年ほどしてからのことでした。
子どもの世話ってほんま大変でね、実の親でももうマジできつい時があって。
なのにカー子姉ちゃんはようもあんなにしょっちゅうしょっちゅう
実の娘でもない私の世話をしてくれたなあって、なんかとても嬉しく思って。

私「なあ、カー子姉ちゃんっていたやん?いつも私と遊んでくれてはった」
オカン「ああ、カー子な。優しいええ子なんやけど、ブサイクやったな~」
私「えっ…?」
オカン「えっ…?」
私「てか、カー子姉ちゃんってブサイクやったん?」
オカン「えっ?えっ?いや、あの……」
私「いや、よう遊んだんは覚えてるけど顔を全く覚えてないから、カー子姉ちゃんの写真見せてって言おうとして…」
オカン「……。」

オカンはなんか観念した様子で、カー子姉ちゃんと私の昔の写真を見せてくれた。
写真の中で、幼い頃の私がカー子姉ちゃんの膝に座って、
多分かなり若い頃のカー子姉ちゃんと「ほっぺたギュー」して笑っていた。

これを言うのは、色んなご意見があると思いますが
およそ20年の時を経てうっかり口を割ってしまったオカンが正直に、
「カー子は自分で、自分は一生結婚できひんと思うって言うててな…」
って暴露したんで、もうあえてはっきり言いますが、
カー子姉ちゃんはかなりのデブで、かなりのブスだったんですね。

いや、あの、カー子姉ちゃんをなんか庇うわけではないんですが
あの時代の20代前半の女性って、なんかもう今とは違うんですよ。
オカンのその頃の写真見ても、高校生に毛が生えたぐらいの幼さですし
私を含め、平成の20代とはなんかもう「細工(化粧の上手さ)」が全然違う。
当時は芸能人か化粧品関係の仕事してるやつしか目張りとか入れてなかったと思いますし。
なので、素が綺麗なやつはその素のままで、素がブサイクなやつは……

その素のままで。

オカン「でもな、カー子はホンマに心の優しい子やねん。ただ…その…こうやから、今まで自分に懐いてたあんたにしっかり物心がついたときに、ブサイクなカー子姉ちゃんと一緒に動物園とか行きたくない!って言われることを恐れてたんや」
私「そんなん……」


「言うわけないやん!」という自信は、私にはなかった。


何故なら、子どもはマジで残酷なほどに正直なので。


子どもが本当に好きで子どものことを本当によくわかっている、
ブサイクなカー子姉ちゃんならではの、なんか判断と決意だと私は思った。



オカンが、カー子姉ちゃんの勤め先を教えてくれましたが、
私は逆に会いには行けなかった。

何故なら。

またこんなん言うとまたなんかあれなんですが、
「大人になった私」はまあまあちょっとべっぴんになってしまったので
カー子姉ちゃんとは多分もう、今会うてもなんか距離が出来ると思ったんですよ。

私が会いに行ったら、
「りちちゃん、大きなったなー。べっぴんになったなー」
って、カー子姉ちゃんはそれは言うと思う。

でも、その時、

ブサイクでしかも、もう歳いってるカー子姉ちゃん は

美しく成長したりちちゃん(私)、
(しかも当たり前やけどそれは若い)と、今、再会することで
なんか内心、またちょっとへこむんじゃないかと思って。

なんで私がそう思ったかというと、カー子姉ちゃんはやはり、
オカンのツレでもあるけど、ごっつお姉さんな私のツレでもあると思っているからなんです。

カー子姉ちゃんと会うことは多分一生ないと思うけど
なんかそんな思い入れのある、ごっつお姉さんなツレ、なんです。


  1. 2009/05/27(水) 01:12:53|
  2. ツレネタ

カー子姉ちゃんと、みやっさん

さて。

昨日の朝とみぃから
「いちご休校で暇してんのちゃう?昼頃行くわ。りちは休憩何時?」
とのメールが来ました。
私の休憩時間は大体2パターンあって、
どっちの割り当てになるかは日々行ってみないとわからないのでそう答えたら
とみぃは「了解♪」と返事をくれた。

休憩時間になって昼ご飯を食べるために家に帰り、
その玄関の鍵を開けると、確実に私のものではない女物の靴があったので
「あ、とみぃ来てるわ」と思った瞬間、
玄関から一直線のどんつきにある居間から

「キャアーッ!!!!!」

という悲鳴が聞こえてきて、
半分腰が抜けかけているいちごがヨレヨレと玄関に走ってきた。

い「ママーッ!もう~びっくりするやんか!!!」
私「私が仕事から帰ってくるなりそれはなんやねんw」
い「今とみぃちゃんとこないだみた怖い夢の話しててん!あの、人形の!」
私「あー、いちごが一人でいる時に子ども部屋の窓から博多人形的なものがふわーっと飛び込んできて、不敵な笑みを浮かべつつ部屋を歩き廻ってどーの…っていう?」
い「そうそう!!!で、ちょうど今その、窓から人形が飛んできた場面の話をしてたらガチャって玄関の戸が開いたからもうびっくりしてびっくりして~~~!!!」
私「弱っwww」

と、そんな状況説明を受けながら居間に入ったら、
同じく、なんか腰が抜けかけているとみぃが orz ←こんな姿になっていた。

と「マ、マジでびびった…。体中の血がサーって上に上がってどっか行ったわ…」

てかおまえら、昼間からなんなんだその失態は。
しかもまだ5月だ。


稲川淳二シーズンの到来にはまだだいぶ早い




でもねえ、変な話、なんかめっちゃ癒されたんですよね。
例えば仕事で色々あって神経すり減らしてくたくたに疲れて帰ってきた時、
嫁はんと娘がこんなアホみたいなことで腰抜かしかけてたら、なんか笑うよなって思って。
実際笑ったしね。「おまえら一体なにをしとんねんw」って。

ああ。

なんかこんないわばスイーツ(笑)な嫁はんがいて欲しいです。
マジで。



とみぃの来訪のメインの用件は別件やったんですが
(それに付随する私の事情があってそれはここには書けない。すまん)
私がいつ(仕事の休憩で)帰ってくるかわからんってわかってても
私をすっ飛ばして、とみぃ来てていちごとなんか昼間から怪談してて
私帰ってきた時に二人で腰抜かすとか、なんかおもろいなって思って
なんかほんま癒されましたね。

とみぃとの出会いは元々、息子と娘が幼稚園一緒のクラスやったっていう
いわば「ママ友つながり」から始まったんですね。
いちごが入園してわずか三ヶ月で私らは関東に引越すことになったのだが
それでもなんでか疎遠にはならなくて、京都に帰ってくるたびに必ず会うてた。

そして、いちごの初恋はとみぃの息子のRenくんなのですが
関西関東で離れて四年という逆境にも負けず、なんか一途に思い続けていて
最近は同じクラスにちょっと好きな男の子もいるらしいがやっぱり一番はずっとRenくんで
とみぃのことを「未来のお姑さん(はあと)」とか
これまたスイーツ(笑)なことを言っているのだが
おもしろいことにいちごは何故かとみぃを「Renくんママ」とは呼ばないんですよ。
私がそう呼ぶのと同じように「とみぃちゃん」と呼んでいる。

まあこれはとみぃに限らずなのだが、
いちごとチビは私のツレを自分のツレのように「○○ちゃん」と呼ぶ。
例えばその、○○ちゃんに子どもがいて、その子どもと自分が友達でも
私のツレのことは、私がそう呼ぶように「○○ちゃん」って呼ぶんですね。

これはなんかやめさせたほうがいいのかなあと思ったこともありました。
「○○ちゃんはあんたのツレではない、ママのツレや。あんたより目上の人や。なんかわきまえろ」と。
でも本人は多分「ママの友達でもあるけど、自分も友達や」と思ってるんだと思う。

よくよく考えたら私にも、
どこか自分のツレみたいにも思ってるオカンのツレが何人かいてるんですよ。
自分にもそんな「ツレ」がいるのに自分の子どもには「なんかわきまえろ」とか
そんな机上の話はしたらなんかしたらあかんなって思って、
私はいちごやチビの思うように好きにさせているんですが。


私にも、自分のツレみたいにも思ってるオカンのツレがいてる。


オカンはハタチで結婚して21で私を産んで、ツレの中で一番早くに母親になったんで
私が小さい頃はオカンのツレはみんな若い独身さんやったんですが
いや、今でも独身の人もいるけど、わりと晩婚の人が多いのでよけいに
子どもの頃の私にしたら、オカンの友達として出会ったその人らを
「なんかごっつお姉ちゃんな友達」と、それはすんなりそう思ったんかもしれない。


これは私の持論なんですが

子どもには多少、「大人の友達」もいたほうが、なんかいいと思うんですよ。
親には言えんことでも、「大人の友達」がいれば、それはなんか相談できるしね。
特に思春期の頃なんかは、色んな意味で。

反発する親や先生以外の「大人の友達」から「友達」として意見されれば、
子どもが究極な横道に反れることはないと、私は思います。

例えば、大人の友達は若干子どもな友達と一緒に悪ふざけをしていても、
子どもがいよいよあかんことやあまりにも道を外れそうになったら、それは止めますしね。

子どもは、大人と遊んでると早くから刺激的なことを知ることも多いですが
逆に同年代と遊んでる時のような無茶やエスカレートは、
大人の友達と遊んでると、意外とそれはないんですよ。
何故なら「それはやりすぎ」って、大人は子どもをやっぱり止めるから。

まあ中には悪い大人もいるので、子どもを悪い道に誘うやつもいるが
そういうやつは実は自分がガキを使って自分が楽しみたいだけで、
子どもな君らを大切な友達とか全く思ってないので
思春期の青少年諸君は、「なんか楽しいから」と言って、くれぐれも、
なんかそんな大人には騙されないように。

そいつは「友達」ではないし、逆に「大人」でもありません。


なんかまた長くなったので、仕切り直し。
  1. 2009/05/27(水) 01:05:29|
  2. 思い出のネタ(学生編)

幼児期の英才教育について

さて。

やばいなー。

筆が止まらない。

なんかもうこのところ更新しまくりじゃないですか、りっさん絶好調。

でもまあ見ててください。
そのうちまたびっくりするぐらい書かなくなったりしますから。



さて。


だいぶ前のことですが、京都に越してきたばかりの彼氏さんがなんか困ってたんです。

彼「ガスレンジ(ガスコンロ)を持ってきたんだけどさ、型(都市ガスとかの)が合わなくて使えないから処分したいんだけど、京都の自治体ではどうやって処分したらいいかいくら調べてもわからないんだよね」
私「調べたってどこで?」
彼「ん?インターネットだよ?」
私「っていうかさ、市役所に電話して聞いたらいいんちゃうん?」
彼「あ、そうか」
私「君らはそういうとこがあかんのですよ。若い頃からパソコンとかネットとか当たり前にあったから、何でも機械で解決しようとするし出来ると思ってるやろ?違うねん。それは間違ってんねん」
彼「はいすいませんwww」


そしてその数日後、今度は私がなんか困っていた。

私「もう読まへんから売りたい本が山ほどあるんやけど、古本屋に持っていくのが大変なんよね。重いしさ、しかも一回でチャリに乗りきらんねん」
彼「古本屋がネットで引き取りしてくれるサービスがあるじゃん」
私「うん、それ前に調べたんやけど、なんかアカウントとか取らなあかんとかでめんどくさそうでさー」
彼「自転車に積んで店まで持ち込むほうがめんどくさいでしょ」
私「そうなんやけど、なんか登録までの説明もやたらと長いしさー」
彼「てか、それをしようとする気がりちにないだけでしょwいいよ、俺が京都来る時に本とかCD売ってきたIDがあるからそれで手続きしてあげるよ」
私「そう?…なんかすんませーんwww」


何が言いたいかというと、彼氏さんと私は多分、


運命的なもので出会うべくして、完全になんかもう出会ったよね。


しかも、しかもですよ。

「そんなん市役所に電話しろよ」で私はなんか終了したのに
「そんなんネットでやれよ」と言いつつ、その手続きまでしてくれた彼氏さん。

もうね、 「逆にあなたはどこまで素敵なん!?」 って思って。



一生 言うとけ。



さて今日の本題。


話はゴールデンウイークにまでさかのぼるのですが
いちごとチビと私と彼氏さんとで映画を観に行ったんですよ。

いちごがもうずっと言うててね、「映画観たい」って。
実はもともと、春休みに「ヤッターマン」の実写版が観たいって言うてたんですが
子ども春休みでも私は仕事だったことや金銭的なこともあって
のらりくらりと華麗にスルーすることを繰り返し続けている間に
なんとヤッターマンの上映が終わってしまって。 (逆にラッキー)

よしなんとか乗り切ったと思ってたら今度は
「ゴールデンウイークに名探偵コナンくんのアニメが観たい」と。

私「あんたヤッターマン観たかったんちゃうの」
い「ヤッターマン観たかったけどコナンくんも観たい」
私「あー、なんかそういうのはとても良くないわ。あっちがダメならこっちとか、とても良くないわー」
い「っていうか、ママがヤッターマン観に行く約束破ったんが先やんか!」
私「約束?約束なんかしてないよ、行けたら行こうなとは言うたけど」

い 「ママのうそつき」

やばい。なんか負けるかもわからん。心に何かが突き刺さる。

しかもいちごはなんかずるいことに、
「チームいちご」の総司令いちごを愛してやまない第一特攻兵であるチビを投入してきた。

い「なー、チビちゃんどう思う?ママってうそつきよなー?」
チ「うん、ママうそつき」
私「っていうかwwwチビ今、絶対話の流れわかってないやんww」
い「わかってるよ、チビちゃんだって!な~?チビちゃんもコナンくんの映画観たいもんな?」
チ「コナンくんのえーがみたいー」
私「チビ、映画って何か知ってる?」
チ「???」
い「すっごい大きい画面で、テレビのコナンくんが観れるねんでー。楽しいでー」
チ「おおきいコナンくんみたいー!えーがみたいー!」


こんなことを言うと、幼児の英才教育とかに熱心なお父様お母様方に叩かれるかもわかりませんが

ひとつだけ思ったことは

「今こんなレベルでしかないチビに映画を観せても、
それは観るのではなく、ただ見るだけだ」



いや、わかるんですよ。
多分なんかそういった「考え」を持っておられる方々は、こう仰ると思うんです。

「観るでも見るでもいいじゃない。要は、早くからその体験をさせてあげることが、子どものこれからの成長にとても重要なことなんだ」

とか。


ほー。


いや、それもまあそうなんかもしれないが、
では逆に聞きたいのは、
その体験をしただけでなんかいいはずの子どもらには、あなたたちは絶対に、
「それを人より早くから体験させてあげたことに対する子どもの成果」を求めないんですよね?って。


私が思うのは、なんか「相応」だと思うんですよ。

それは子どもでも大人でも、同じだと思うんですよ。
自分の今の頭に合うことをタイムリーに経験していくことによって、それは「相応」する。
大人でもこれは同じことだと思います。

例えば、
新入社員には新入社員の「相応」があるし社長には社長の「相応」がある。
新入社員にいきなり「経営学」とか言うても、それは絶対わからないと思うんですよ。

ですから、
人間新人のうちの子によその子より早く何かを与えたとしても
それを受け取るうちの子の頭は、よその子と一緒の新人の頭なんですよ。
だから、なんぼよそより早くからそれを与えても
今その年齢の子(新人)がその頭で理解できない(相応しない)ことは、
それはちゃんとはできない。

そう言うたら多分またこう言われるだろう。

「だから、その力を早くから親が伸ばしてあげることが大切なんです」


うん。まあ、いいですよ。なんかもういいですよ。


「(半泣きで)どうもすみませんでした!」  (明らかにパクリ)  


ただ。これだけは言うときたいんですが。


そうして親が早くから子どもの力?を伸ばした?からには君ら、
よその子よりも自分の子が何かについて異常なスピードで成長した時に
「うちの子が何考えてるか全くわからん」とか、あとから泣き言を言うなよ?
自分の成長に相応しないことをなんか早くから詰めこまれたら
いわゆる「頭でっかち」にそれはなるかもわからんからね。
そうなった時に、その子どもに対して親がお手上げするのだけはやめていただきたい。


逆に、自分が自分の子どもを、そうしたんやから。




話戻って。

観に行きましたねー。コナンくんの映画。

「ママのうそつき」 とか言われたんでね。

なんかもう心が痛くてそれは行きましたね。

「映画館で、ママといちごとチビとK兄(彼氏さん)がどういう順番で座るか」について、
二日前ぐらいから、いちごとチビがなんか議論をしていました。

チ「チビちゃん、ママ、いちごちゃん、K兄、っていうじゅんばんはどう?」
い「チビちゃんが端っこはやめたほうがいいわ。チビちゃんがガサガサしたら横の人に迷惑かかるし」
チ「チビちゃん、ガサガサとかしないしね!」
い「でも映画観るの初めてやろ?大きい音がするからチビはびっくりするかもしれんし。そしたら、ママ、チビ、いちご、K兄の順番はどう?」
チ「でもそしたらいちごちゃんがママからはなれてしまうけど…」
い「いちごちゃんはママの隣じゃなくても大丈夫やし」
チ「チビちゃんはママのよこがいいなあー」


ね?

なんか実際こんな感覚なんですよ、5才児とか。



子どもは今も昔も変わってない。
むしろ、そんな子どもを変えてしまうのは大人のほうで、
子どもをそんなふうにした大人が逆に「今の子どもは」って言うとか、それはなんの話?




こないだ、チビの保育園の面談で担任の先生とだらだらしゃべってて
「そういえば、ゴールデンウイークに映画行かはったんですってね」って話になった。

私「行きましたね。お姉ちゃんが行きたい言うから、コナンくんの映画を観に行きましたね~。途中でちょっと私も寝てしもたんで話ようわからんかったんですけど、逆にチビこそ寝るんちゃうかと思ってましたけど、最後まで起きてましたね」
先生「wwwチビちゃん、映画は大きかったでー!って言うてはりましたw映画見たことあるお友達が、知ってる知ってる、映画って大きいなー!って一瞬盛り上がってはりましたけど、すぐまたみんなお砂遊びに夢中になってはりました」
私「まあ、そんなもんですよねww」
先生「ですよねww」


幼児期の英才教育になんか必死なお父様お母様方に今一度言いたいことは


子どもは昔も今も、なんら変わっていません。
あなたの子どもは、
あなたが子どもだった頃と同じように、子どもなのです。



ご静聴ありがとうございました。


  1. 2009/05/24(日) 00:50:21|
  2. 家族ネタ

イケてないところ探しの、ススメ

さて。

職場のバイトの先輩でTくんというこの春から大学生になった男の子がいるんですが
彼が、なんちゅうか…完璧なんですよ、もう「完璧」。

背高いし男前やし、頭いいし(おもくそ賢い大学に行っている)、
清潔感もちゃんとありつつ個性も魅せるオシャレさんやし
よう気がつくし、老若男女の分け隔てなく誰にでも優しいし、冗談も言うし、
もう、なんか悔しいほどに、誰もが認める完璧なんですよ。

ある日、Tくんとシフトが一緒だった時、
朝礼前の雑談でまた「Tくん完璧」の話になって、
逆に、Tくんのイケてないところを
その日入ってるみんなで、なんか探してあげることにしたんですね。

ちなみにその日のメンツは
バツイチ子持ちバイトの私や、最長年齢の主婦バイトのキョーコさんを筆頭に
Tくんとはてんでかけ離れているというかむしろ真逆のような面々で。

先輩A「実はごっつ足臭いとか?w」
Tくん「wwwどうでしょう?足臭いって言われたことないですし…多分大丈夫です」
キョーコさん「そしたら~。うーん。暗いところが怖いとか?夜、電気消して寝れへんとかねw」
Tくん「それはないですw」
先輩C「そうかー。あと何がある?絶対君のイケてへんとこを俺らで見つけるで」
Tくん「あ、ありがとうございます?…っていうか皆さん何してはるんですか?w」
私「何してんのとかそういう話ちゃうんですよいわば」
先輩A「そやねん。おっさんらはもうな、そういう話ちゃうねん」
Tくん「あ、えっと、ごめんなさい?w」
先輩B「…あ、そうや!あるやん!花粉症!」
Tくん「はいw花粉症です!」
キョーコさん「…またそんな爽やかに、花粉症です!とか言うしね…」
先輩A「Tくんが花粉症って言うと花粉症がなんかオシャレに聞こえるもんな」
先輩C「花粉症も逆にチャームポイントになる、みたいなね」
私「いっそその花粉になりたいわ、みたいなね」
Tくん「ちょw」
私「逆に、Tくんが自分でイケてないなーとか思うとこあるん?」
Tくん「そんなんいっぱいありますよw」
キョーコさん「またそんな爽やかに、いっぱいありますよwとか言うしね」
先輩A「俺らのイケてない自覚はTくんが自覚してるそんなもんじゃないからな」
Tくん「???w」
先輩C「…あかん、無いなー。何にもないわー、Tくんのイケてないとこ」
先輩B「…あ、Tくんポロシャツの襟立てれば?」
Tくん「えっ?(襟を立てる)…こうですか?」
先輩B「な~?見て。これが似合うのってTくんだけやと思わへん?」
先輩C「なんかもう選ばれた人間の特権ですよね」
先輩A「いやいやそんなことはないやろー。例えば俺がこうして…(と、襟を立てる)」
私「Aさん、なんか襟立ってますよ?」
先輩A「あ、ごめんなさい。ありがとうございます(と、襟を下ろす)…っていう、こういうことですよね」
Tくん「???www」


この後、店長と社員さんが来て朝礼が始まったので、
「Tくんのイケてないところ探し」はそこでお開きになったんですが。

「てかそれ、ある意味イジメやろwww」

って?



違う。そうじゃない。 (鈴木雅之 無関係。)


なんか、愛なんですよ、愛。


「完璧なやつ」って、とかく、「嫌なやつ」にもなりやすいじゃないですか。
いや、「嫌なやつ」っていう言い方には御幣があるかもしれませんが
「完璧であるがゆえ」に「なんか、遠いやつ」になってしまうことって、
多いにあると私は思います。

例えば、そうですね、

「キムタク」 とか。


その人のいいとこ、素敵なところはみんな知ってるしわかってるしいっぱい言うし、
でも、そうしてその人が逆に全然自覚もないまま
さらになんか「完璧な人」になっていってしまうことってあるじゃないですか。
その天性の資質があって、なお、努力を怠らない人は特に、
なんかもう自分で「えーっ」てなるぐらいどんどん「完璧」が加速して、ついには殿堂入りとかする。
でも、それって正直寂しいんちゃうかなーって私は思うんですね。
けなされてばっかりも辛いやろけど、誉められてばっかりもなんか寂しいんちゃうかなーって。

故に、「完璧なTくん」が逆に完璧でないことを見つけようとして
仲間が一丸となってこの雑談(Tくんイジリ)を継続してあげることが、なんか重要なのだ。



何の作品やったか忘れたけど、昔、子どもの頃に見た何かのアニメで
日々、「良かった探し」をしてる主人公の女の子を描いたものがあったんですよね。
「辛い暮らしの中で今日一日の良かったことを探して見つけて何とか生きてる」
とか、なんかそんな話だったと思います。
日曜の夜の「ハウス・子ども劇場」か何かそんなんやったかな?
忘れましたけど、当時、子ども心にとても感動した記憶があります。


そのりっさんが今、素敵なTくんのイケてないこと探しをしてるとか、
「大人になるって悲しいねー」とか
ここまで読んでもまだそんなふうに思うやつは逆に、どんつきを読むな。
あの頃の私と今の私の根底は何も変わっていないのです。
てか、
それを書いても書いても伝わらないと、ある意味私もへこんでしまうので


わからんやつは帰れ!
そして二度と来るな!!!



どんつき2009は客を選んでいきます。

アクセス禁止とかはしませんけど、
わからんやつは平気で置いていくようなモノとか、もっと書いていきます。
どんつき2009・えぼりゅーしょん。





話戻って。


イケてるやつのイケてないところをあえて見つけるって、マジで難しいんですよ。
個人的感情からくる「妬み」とか「嫉み」でなにか見つけても、
「逆にそんなふうに思うおまえこそがイケてないで」って話にもなりますし
本当にちゃんとそいつを見ないといけないので、本当に難解なことなんですよ。

でも、何故、我々がその難しい挑戦にあえて挑むのかというと、

それはもう、なんか愛なんですよ、愛。



人のいいところを見つけるのは意外と簡単だと私は思います。
だが、そんないい人のあかんところをあえて探す・見つけるのってほんま難しい。

でもその「素敵な君の、あえてイケてないとこ探し」が本当に出来た時こそ
逆にそれが本当の「良かった探し」にもなるんじゃないかなと私は思います。


「僕のそれを見つけてくれた君と出会えて、僕は良かった」
「君のそれを見つけたいと思う君と出会えて、僕も良かった」っていう。



てなわけで。


まだまだやりますよ。


「完璧なTくんの、イケてないところ探し」
  1. 2009/05/23(土) 03:10:57|
  2. 「こっち見んな!!!」

あいつらは私たちを、なんか試している

さて。

京都でついに新型インフルの感染が確認されました。
つーか、数字で上がってこなかっただけの話で普通にいたと思いますけど。

「京都のやつは腹黒いから、隠蔽どすえ~~~やろ?www」


とか、大阪兵庫にはそんなふうに思われていたかもしれない。

てか、隠蔽っていうか、
基本的にほんまのん気、かつ、ビビリな人々なんですよ。京都の人って。

かつてのお公家さんの名残が京都にはまだまだあると思う。

自分らの身にそれが実際降りかかるわけがないとタカをくくりつつ、
実際降りかかってきたらどうしようって、ビビるし隠す。
なんか村八分になるかもしれんと思って、なんかビビって言わない、みたいな。


京都で感染が確認されなかったのは、
誰も「その機関」に報告を上げなかったんちゃう?と、私は思います。
報告が来ないと調べようもないわけですから、それは永久に「無しのまま」ですしね。


まあそんな感じで京都でついに感染が確認されました。

逆にそのことは、私は怖くないんですよ。
てか、大阪神戸滋賀と来て、京都が一生ゼロって絶対ないし。


アタック25で言うと、
もうとっくにパネルの色が変わってるはずなので。



むしろ逆に怖いと思ったのは「ママさんネットワーク」ですね。

テレビのニュースで
「京都で初の新型インフルの陽性が出ました」
と速報が流れたその数分後に、感染者特定?の情報が私の携帯にメールで届いた。

「感染したのって、○区の○○小学校の10才の男の子なんやって!」

そして続いて別の人から

「○区の子どもが感染したから、近隣の○区と○区の小学校もアウトかもね」

そしてまた続いて別の人から

「○区と○区の小学校と京都市内の中学高校は明日から休校なんやって」


君ら、なんか怖いわ。

なんかもう、さぶいぼ(鳥肌)が立ってね。


そら、地域の情報交換は必要やけどね、正直怖かったです。


どんだけ調べ物が好きやねん? と。


私は自分の目で見たことしか信じないタチですから、
それらのメール全部無視、か、「へー」とか「知らんなー」とか言うて適当こいてたんですが、
その一時間後、いちごの学校から「明日から27日まで休校とします」との、確実な連絡が来た。


志村、22時過ぎです。


先生もなんか大変やなーって思って。


てか、逆にそうしてなんか
「ママさんネットワーク」」の水面下で情報が先行で行きかって「学校」が「監視」されてるって、
そら、22時過ぎても「明日休校」っていう連絡を学校からせざるも得ないわけで。

なんか、順番が狂ってるなと思いました。

学校って誰のものなんだぜ?


休校の決断が(親から見て)半日一日早いか遅いかより、
何故、今いきなり学校が休校になるかの話し合いを
先生と子どもでちゃんとすることが、なんか一番大事ですやんか。

だって、感染する機会があったならそれは残念ながらもうとっくにしてるんで
そんなことはもう言わば逆に後の祭りなので。

よって、正しくは、
明日いつも通り登校したら、なんか突然の全校集会とかがあって、
神妙な面持ちの先生から子どもらに

「いよいよ京都も新型インフルエンザが確認されました。今よりもっと感染を広げないために、学校はしばらくお休みしますが、学校が休みだからといって、遊びに出ないように。うがい手洗いもちゃんとしましょう。そして、またお休み明けには、みんな揃って元気な顔で、学校で会いたいです」

みたいなお話が先生から子どもたちにまずあって、
子どもがそれを聞いて自分らなりに何かを感じて気を引き締めた上で、
ほんまにいよいよマジで学校が休校になる。
そういうのが、なんか正しい現場の流れなんちゃうかなと私は思うんですよ。

だが、そうではなくて子どもが寝た後に「明日からしばらく学校休み」と決まった。
しかもそれは子どもの知らないうちに、親と先生だけの話で。
何故、先生(ないしは役所)が夜中にその決断をしたかというと
やたら情報が飛び交って、上からの命令が来てしまって
子ども無視してもなんか早期に決断を出さざるを得なくなってしまったから。


学校って、誰が主体の場所ですか?

そのことを翌朝、親からなんか聞かされた子どもにしたら
これは「まさかのラッキーホリデー」ですよ。子どもははしゃぐよ、そら。

大阪の高校生が休校中にカラオケ行って問題になってましたが
先生が子どもに「これは重大なこと」って真剣に説く間もなく、なんか学校休みになったら
子どもは「うはwラッキーホリデーwww」って、それは思いますよ。
だって子どもやもん。


私が思うのは、新型インフルはなんか私らをいちいち試してるんじゃないかと。


「かかってしまったかもしれないと申告する、本当の意味」とか、

「マスクをする、本当の意味」とか

「休校・休業になる、する、本当の意味」とか。


私らの人間愛が果たして本当のものなのかどうかを、
あいつら(新型インフル)は、なんか試してるような気がします。


ひとつだけ言いたいことは、

あいつらは「寄生」しないと生きていけないやつらなので
あいつらを「寄生」させなければ、やがてあいつらは負けて死んでまうと私は思います。

では、あいつらに「寄生」される、「なんか負ける」とは、何か?

それは。


私らがなんか「人間以下の」生き物に成り下がることだと思います。
  1. 2009/05/22(金) 02:46:58|
  2. 思うこと(「生きる」)

アホなの?の思い出

さて。

今日、四連休明けのしばらくぶりの浦島太郎状態で仕事に行ったら、
従業員全員へのマスク着用命令が本社から発令されていた。
「マスク付けろって言われても(マスク)ないですやんね?」と私が言ったら
「いや、店で使うマスクは配給されてるねん。先週末から全員にね」
と、先輩が使い捨てマスクを渡してくれた。

えっ。マスクあるやん。

私「てか、店の(売るほうの)マスクの入荷は未定のままなんですよね?あの…お客さんの反応は…?」
先輩「うんまあ、レジに立ったらわかると思うけど結構きついよ…」

想像してみてください。

ドラッグストアにマスク買いに行って、マスクしてる店員に「マスクあるの?」って聞いたら
「申し訳ございません、ありません」ってマスクしながら答えよるって、それ。


志村、それマスク!!!  (無理から志村。志村無関係。)


「まあわかるけどさー。逆にそっちがインフルかかって客に撒き散らされても困るしさー」
っていう、お客様からのなんかそんな目に耐えるのが辛かった。
てか、見られるだけならまだしも声に出して
「(おまえらは)マスクしてるやんけ」と見たまま仰る方もいて、まあまあきつかった。
しばらくずっとあれが続くのかと思うと、もうね…。いや、今はもう考えるのをやめよう。


さて。

こないだ私が「なんかあいつとっちめてやる!」というネタを披露したら
元・会社後輩でもあるツレが「YOUも アレ しちゃいなよ!w」と
非常に懐かしいことを言ったので、不覚にも大笑いしてしまった。
今日はその思い出の出来事について語ろうと思う。

あれは私が21かそれぐらいの頃でしたね。
なんか、うちの課のある主任さんが辞めるってことで、その穴埋めに
違う事業部から一人の主任さんが転属してくることになったんですよ。
彼の名前はJ主任。年齢は30ちょい前ぐらいだったと思います。

当時、大きくわけて確か三つの事業部があったと思うんですが
事業所の場所もわりと離れてるし、それぞれが専門的な仕事してたんで
他の事業部の人と一緒に仕事するとかあんまりなかったし
年一回の慰安旅行で会うか、社内レクレーションで会うかぐらいなので
「どこそこ事業部のJ主任」と言われても私は記憶になかった。
ただ、うちのチームの先輩の情報では
J主任は入社当初うちの課に配属されて、それも素晴らしい技術を持った作業者で
その腕を買われて今の事業部に栄転されたのだと。

先輩「J主任のカッティング(ピーリングフィルムを使ってラフ画的なフリーパターンをカッターでカットする)の技は本当に勉強になるわよ」
私「へー。そうなんっすかー。それは見たいなあ」

なんか凄い人そうやな。
でも仕事できるからってなんかいけすかない奴やったら嫌やなー喧嘩するやろなー
と思っていたら、なんと彼はうちのチームの主任(生産作業管理リーダー)になることが決まった。

およそ二週間後に現れた魅惑のJ主任は、
全然いけすかない人なんかではなく、むしろ明るく気さくな兄ちゃん風な人だった。
顔がちょっと大きめで声がだいぶ大きめで地黒で童顔で背がちょっと低めでどちらかというとぽっちゃり体型で
やり手というよりも、
「白雪姫と七人の小人のお話に普通は出てこない、まさかの八番目の小人」
みたいな、なんかそんなファンタジーチックな人だった。

先輩の計らいでJ主任を迎えるにあたってチームで食事会などをし
J主任はかなり笑いでスベっていたもののそれは最初やからご愛嬌ってことで
私達はきっとなんかうまくやっていけると思っていた。
…が、J主任は実はとんでもない個性を持つ、とんだ食わせ者だった。

まず、 「忘れる」

もう、その忘れ方が尋常じゃないぐらいに、色々忘れるのだ。
たった今、営業から受け取った原稿を、自分がどこに置いたか忘れて必死で探しまくる。
しかも、営業が仕事の説明を終えてその場を離れてもいないうちから、すぐさまに忘れる。
なので、その営業が「J主任、ほら、ここにありますよ」と彼の机の上の棚を指さすと
「君も人が悪いな~。こんなところに置いたらそら気付かへんわ~アハハ~」とウケる。
しかも、自分のミスを営業のせいにするわけでなく、「ガチ」なのである。それはつまり。
「たった今、営業から仕事の説明を聞いて原稿を受け取ってそこに自分が置いた」
というその出来事を丸ごと忘れてしまっているのである。
本来なら、営業が生産管理リーダーに説明をして、リーダーからまた私達作業者に説明する
という正しい組織の流れで動いていると仕事が廻らないことが多々あったので
作業者の私達が営業からのリーダーへの説明に立ち会ったり、
逆にリーダーをすっ飛ばして直接営業から仕事受けるほうが話が早かったりした。

次に、 「慌てる」

もう、その慌て方が尋常じゃないぐらいに、全力で慌てるのだ。
なんでもそうですけど、物を作る上で一番重要なのは「段取り」じゃないですか。
つまり、その全作業工程の把握および、それに必要な資料・道具の準備。
それさえちゃんと押さえておけばそんなに大崩れはないし
逆に言うたらもうそれが出来た時点で8割ぐらいは完成したようなものですから。
だが、J主任は「とりあえず、目標に向けて走り出してみる」タイプなようで、
わかりやすく言うと、「今からじゃがいものミートソースグラタンを作ります」って決まってるのに
「くそう、じゃがいもを茹でるのにこんなに時間がかかるとは…」とか
「あっ!チーズがない!ミートソースもない!スーパーもう閉まってるしどうしよう」とか
「っていうかこれ、最後にオーブン使うの?知らんかった!オーブンはうちにはないんやけど!」とか
なんかそんなふうな人で、よって、何をするにもいつもいつも慌てる。
しかも大声で独り言を言いながら全力で慌てるのだ。
「待てよ~。待て待て、落ち着け!落ち着くんや!さあどうする?…あっ、そうか!なるほど閃いた!これは閃いたぞ!…ん?いやいや待てよ?あー!!!!あかんわあー!これはあかんわー!!!どうしよう?僕ってアホや~~~!」
背中合わせの後ろの席でそんな大慌ての絶叫を聞かされていたら、それは手助けをします。
何故なら、うるさくて自分の仕事ができないので、もう早く彼のその大慌てを処理したいんです。


さらに、 「帰る」

そんなふうにして、部下である私達に一日中たくさんの迷惑をかけつつ
定時の5時半近くになると、J主任は自分の席で「さて、と…」とか言うて伸びをする。
誰がどう見ても「帰る態勢」なのである。
チーム内だけでもこうして一日中色々と迷惑をかけてるんですから
課内の全体的な仕事、「生産管理業務」の部分でも確実に他の主任さんらに同じような迷惑を、
いや、それ以上の迷惑をもかけているであろうことが、
一作業者の私にすら安易に予想できるが、
彼は、彼の生き様はとにかくなんか一貫していて、定時になると
「そしたらすんませんけど、お先に失礼します!」
と言って、マジで帰る。
「課内全体が普通に8時9時10時まで残業してんのやから、付き合いで残業をしろ」
とか言ってるわけではないんですよ。
ただ、ひとつだけ言いたいことは「逆におまえが(定時で)帰るな!」



正直、J主任がうちのチームのリーダーやった頃、ほんまに迷惑でした。
子どもが親の尻拭いしてるみたいな日々でしたから。
でも、私は基本的に「おもろいこと」には勝てないので
いっぱい迷惑かけられても、結果おもろかったらまあええかってなるんですね。


だが。そうでないやつもおるにはおるわけで。
っていうか、逆にそれが当たり前なんかもしれないんですけど。



さて。

ここからが本文です。



私の同期の女が、そんなJ主任をついに全否定する、そんな事件が起きました。


J主任が来てしばらくして、我らがY係長が、事業部を移られることになったんですよね。
あくび事件 でも紹介した、あのY係長が。

私らはかなりショックで、めちゃくちゃ寂しかった。
なんぼどんだけ上の人になっても、若い私らの思いや考えを、
「そやのー。そやなー。」
って受け止めて受け入れて認めてくれる変なおもろい上司でしたから、
Y係長がこの課からいなくなるとか、なんかもう終わるんちゃうかと思いました。

そんな私らの思いや、今までの感謝をなんとかY係長に伝えたいと
私の同期のひらちんという女が、なんか発案したんですよね。

「Y係長に内緒で、みんなでサイン帳を書いて贈ろう」 と。


てか、サイン帳ってwww

「中学の卒業前辺りになんか廻ってた、あのサイン帳を今やるんか?wハタチ過ぎて?ww」
と聞くと、ひらちんは「そうや、やる」と、男前に答えた。

ひらちんは生物学的には女性なんですが、正直「男」なんですね。
実は趣味はお菓子作りなんですが、
会社では、人の話を腕組みして聞くわ、イラついたら貧乏ゆすりするわ、なんかもう「男」で、
なので、上司先輩後輩同僚全てから「ひらさんかっこいい」と言われるやつで。
そんなひらちんが
「Y係長のはなむけに内緒で準備して最後の日にサイン帳を贈る」
と、なんか考えて、決めた。
それは逆に従わざるを得ない完全なる決定事項で、
ひらちんがそこまで言うならと、私らは、ひらちんの指揮の下に
絶対にY係長にはバレないよう、それは絶対的な内緒で
ひらちんから配られたその用紙に、各々、Y係長へのメッセージをしたためて
ひらちんの指揮の下、回収の役割分担も決めて、全ては水面下で動いていたんですよ。

にも関わらず。

J主任が、書き上げたその用紙をY係長に直接手渡したんです。

「Y係長にメッセージ書いてって言われたので書きました」

だか何だか言うて。


うわー。アホや。死ぬしかない。


私は完全に見ましたけど、てか、席が近いのでリアルに見えてしまったんですけど、
ひらちんには絶対言えない、言わないと心に決めた。

そしたら、なんか誰かがひらちんに言ってしまったんですよ、
その「絶対に起きてはならない事件が、まさか起きたこと」を。
てか、言うなよwwwおまえら、なんかワイドショーかwww

それを聞いてしまったひらちんは、二段飛ばしで二階から階段を下りてきて
スナイパーの目でJ主任を見つけるや否や、その胸ぐらを掴んで
そのまま約20メーター奥の資料庫までJ主任を後ろ歩きさせたまま引きずっていきました。
それはあっという間のことでした。なんか「ハンター」でした。

心配で追いかけた私の耳に入ってきた、ひらちんの最初の怒声。


「あんた、どこまでアホなん!?」


マジ切れのひらちんは、上司のJ主任の胸ぐら掴んだままずっと説教していて
自分がなんで今叱られているのかわからないっぽいJ主任はおどおどしていました。
そんな中、私は、こみ上げる笑いを止めることに必死でした。

サイン帳のことでキレて部下が上司の胸ぐら掴むだけでもちょっとおもろいが
それよりも、部下が上司に、

「あんたがアホやというのはわかってたけど、
逆にそれはどこまでのアホレベルなのか?」


って、今一度真剣に確認したその第一声が、なんかもう笑えて笑えて。


最近、インターネット(特に2ちゃんねる?)での流行り言葉で
「アホなの?死ぬの?」とか、
わざと斜に構えてそんなん言うような、ある意味煽りの定型文みたいなものもあるみたいですが
私は今から十年以上前に、
「あなたはアホなの?それはどこまでのアホなの?」と
本気でそれを問うているその場面を実際に見たので、
あれを越える「その言い回しのおもしろさ」は、今だやっぱないですね。
  1. 2009/05/21(木) 01:59:40|
  2. 思い出のネタ(社会人編)

「先生、聞いて!」本編

さて。本題です。

園児や小中学生をお持ちの保護者の方々にお聞きしたいんですが

「家庭訪問やら面談で、子どもの担任の先生と何しゃべんの?」


クラス懇談会とかはまだいいんですよ。
ここに集まった大人数の前で、
なんかとりあえずひと笑いふた笑い起こして、全体の空気を温めればいいんですから。
でも、一対一の面談となるとまた話が違うじゃないですか。

先生と二人でしゃべってんのにネタみたいなしゃべりすんのも失礼やし
懇談会でも笑いとるためにボケてるわ、対一の家庭訪問や面談でもまだボケてるわ、って
「このオカン、ほんまに不真面目な親なんちゃうか?」って心配しはってもあれやし
かといって、子どもや学校に対する思いや考えを真剣に語ろうとしたら
そんな短時間では私は無理ですから、
「お母さんから何かありますか?」って聞かれても
「いや~特にないですねー」ってなるんですよ。
先生となんか学校教育や家庭育児にしゃべろうかってなると、
それは広い話になってしまうんで、15分とか20分では話せない。

いや、わかってるんですよ。
今ここで何もそんな広い意味での話し合いをしたいわけではなく、
今は「おたくの子どものこと」について情報交換しましょう、って話なんですよね。
でも、それを果たして今ここでしてしまっていいのかなーって、私は思うんです。

これ、あんまり理解されないかもしれませんが、
「学校で子どもがなんか頑張ってる話とかを親が先生から聞くのは子どもに対して反則かな?」
って、私はそんなふうに思うんですよね。
先生は子どものいいところを細かく見つけはる天才ですから、
色々いいところを見つけてそれを親にも教えてくれはるんですけど、
子どもがあえて親に言わない「自分が頑張ってること」を聞いてしまうのは
子どもの日記を内緒で見てしまったような気持ちに私はなるんですよ。

逆に、
「おたくの子は家ではいい子かもわかりませんけど学校ではとんでもない問題児ですよ!」
みたいな話があるならそれは聞きたいですけど。

「全く存知上げておりませんでした。うちの子どもがご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません」

「家で、とことん、あいつとトークします。」

っていうことになる情報なので。


私は、今も昔も学校という場所は、先生と子どもの聖域だと思ってるんですね。

子どもの学校生活でのことに親がいちいちちょっかい出してしまうと
子どもにとっては家にいるのと何も変わらないじゃないですか。
親が常に監視してて、いちいちうるさいけどいちいち助けてくれる、子どものまんま。

それは、子どもにとって初めての社会体験をね、
今そこでしか学べないことがいっぱいあるその貴重な機会を、
なんかこう、逆に邪魔することになるんじゃないかなと私は思うんですよ。

そら、親は絶対に子どもがかわいいです。
子どもが悩んでるところも傷ついてるところも見たくないし、
もっと言うたら、悩むことも傷つくことも出来れば未然に防いでやりたい。
何故なら、自分も悩んで傷ついてきたから、しんどかったから、
愛する我が子にはあんなこんな思いは出来たらさせたくないと思うからね。

でも、親は子どもの人生にずっとついていくことはできないじゃないですか。

だから、子どもに早く一人前になってほしいと思うし、
親の自分がいなくなっても、一人ぼっちでも生きていけるようにしてやりたい。
そら、実際そうして見る見る子どもが親離れするのは寂しいですけど、
でも自分自身も、一人ぼっちで悩んだり傷ついたり苦しんだり
そんな色んな経験をいっぱいしてきて、こうして生きてるわけじゃないですか。

なのに、自分の子どもにはそれらの練習を全くさせないで、
いちいち監視していちいち保護して、
子どもが自力で作ろうとしている社会にまでずっとずっと関与し続けてきて、
ある日突然、「もうおまえもいい歳なんだから、自分の社会で生きていけ」って、
いきなり巣から飛ばそうとするとか、無理じゃないですか。
自分がそんなんやられたら、ごっつ怖いじゃないですか。
そら、「嫌だ。巣(家)から出たくない」って抗いますよ、しかも全力で。
そうやって巣の端っこで飛び立とうか、やめとこうか、ってビビる子どもを見ると、
親はやっぱり「そんな端っこにいると落ちてしまうから、こっちおいで」と引き寄せてしまう。
何故なら、親だから。


もうね、あのね。



私の尊敬する、かの坂本金八先生が、
自らの育児論について(ドラマの中で)言うてはったんですよ。
「親の仕事は、子どもを一人前の一人ぼっちに育てることだ」と。
私も、そう思います。
一人ぼっちでも考えられる力、解決してみようとする力。一人ぼっちから絆を作っていく力。
そんな「生きる力」を子どもにつけてやることが親の勤めだと私は思うので
家庭というぬくぬくした巣から、
社会という、きついけどおもろい縦横無尽な風が吹く空に飛び立って、
その「一人前の一人ぼっちになる練習」をしてる子どもに、親が出来ることって
ずっとこの巣で待っていて、子どもが巣に帰ってきた時に
子どもが巣の外で一人ぼっちで体験して感じて考えて自分なりにまとめた
「今日の報告」的な、なんかそんなんを聞いてやることかなーって私は思うんですね。

逆に言うたら、外でなんか辛いことが例えばあっても
子どもが何も言わないのに親がそれを無理に探る必要はないと私は思うんですね。
多分、なんか「考え中」やから。子どもは自分で「考え中」やから。
そら、親は気にはなるけど、「あえてここは放っとく」っていうことで
子どもが自分でなんとかしようとする力がつくんじゃないかなと私は思って。

でね。
「自分でなんとか頑張ろうとしたけどなんか限界で、親にもう泣き言を言うた」
ってなってから、親が初めて腰を上げても、私は遅くはないと思うんですよ。

それに今まで気付けなかった親の自分がなんか悪いとか思わなくていいと思う。
何故なら、子どもは「自分で解決してみよう」と努力してたんだと私は思うので。


話戻って。

学校は、子どもが初めて飛び立つ社会だと私は思っています。
だから、学校は先生と子どもの聖域でいいと私は思うんですね。
学校生活の中で従うべき人は、まず先生。
一人ぼっちで飛び立ったその社会は正直怖いでしょうから、
間違っても親が子どもに先生のことを悪く言うとか、そんなんしたらあかんと思うんです。
子どもがそこで何を信じたらいいかわからなくなると思うので。
ただ、もう先生だけでは色々大変なので
保護者や地域の人にも手伝ってもらって、みんなで子どもを育てていきましょう
みたいな機関がどこの学校にも設置されていますが
そういう機関で二年間、活動のお手伝いを私自身してきましたけど
だからこそ、私は今一度、強く思う。
やっぱり、学校は、先生と子どもの聖域であるべきだ、それがいいんだと。

大体、その場の空気はそこにいる当人同士にしかわからないですしね。


例えば。

子どもが学校から帰ってきて、第一声で

「今日、学校で先生に、アホやろって言われたー」

って親に報告したら、子どもの話も聞かないで、その言葉だけを捕えて

「教師が児童にアホって言うなんて!」

ってなって、即座に学校に怒鳴り込む親もいるかもわかりませんけど、

それはようよう聞いたら、
「(学活の時にクラスで壊滅的な笑いを取って先生もお腹抱えて笑って出た言葉が)アホやろw」
っていう、子どものちょっとした自慢話かもしれないじゃないですか。
もしかしたらさらに親にも

「傑作やな!あんたほんまアホやなw」

って、もう一回、親にも誉めてほしいのかもしれないじゃないですか。
初めての社会で子どもが一人ぼっちで上げてきた成果(ウケたそのネタ)を
親にもなんか認めてほしいのかもしれないじゃないですか。

それを、

「教師が児童にアホって言うなんて!」

って、親がなってしまったら、子どもは

「先生から、アホやろって言われるほど、自分は爆笑を取ったんだ!」という誇りが
「子どもにアホっていう先生は悪い先生」っていうことに摩り替わってしまうと思うんですよ。
僕の私の大爆笑ネタが日の目を見ることもなく、どっかに葬られてしまう。
子どもって素直で、親の言うことは正しいものだと思ってますからね。

しかも、逆にそれで済んでるうちはまだいいけど(いや、良くはないけど)
子どもは恐ろしい速度で成長しますし、あいつら賢いから、次第にわかってくるしね。
「あかんわ。なんかわかってないわ。うちの親はモンペ予備軍やわ」って、そうなったら、
もう、子どもは親になんも話さなくなるんちゃうかなと私は思うんですよ。


まあ、色々述べましたが。

それらを踏まえて、私がもう一回お聞きしたいことは。


「家庭訪問やら面談で、子どもの担任の先生と何しゃべんの?」


逆にりっさんは何をしゃべってんの?って?

あのねー。「雑談」ですね。なんかほんま雑談。

娘の家庭訪問では45分、先生と雑談しましたね。
先生も「実は私も離婚歴がありまして」とかまさかの暴露するしね。

でも、どんな「子どもの担任の先生」と面談をしても、
どんだけ話が反れても、私は最後に必ず私の持論を、先生に言います。

「学校は、先生と子どもの聖域だと私は思っていますから」



ん?何?

「今はそうして子どもを預けられる先生ばかりじゃないで」って?

逆に言いたいのは


「今も昔も、そんな先生ばかりじゃないで」


子どもを育児していくことで親が親になるのと同じで、
児童や生徒を教育していくことで先生は先生になるんだと私は思うんです。
親が最初から親ではないように、先生だって最初から先生ではない。
それは、学校という先生と子どもの聖域で築かれていくものだと私は思うんですよね。
そんな、「彼らの聖域」を、外野は邪魔したらあかん。

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  1. 2009/05/20(水) 03:05:36|
  2. 学校・PTA・役員ネタ

「先生、聞いて!」

さて。

先週末から、私の携帯には、ツレや知人らからおんなじようなメールが何件も入ってくる。
逆に、携帯メールの受信サーバが壊れたのかと思うぐらい、ほとんど全く同じ内容だ。

「どこ探してもマスクがない!店にあったら買うといてくれへん?」

あのねー。無いんです。
っていうか、発注かけてもかけても入って来ないんです。
先月の末ぐらいから、もうずっと、ちょっとずつしか入ってこないんです。
そして入っても一瞬にしてまた売り切れてしまう、その繰り返し。
原因はもちろんあれです。新型インフルエンザの世界的流行。
しかも先週ついに関西で初の国内感染者が出て急速に広がりだしてますからね。


「こうなるまでに備蓄しておかなかったおまえが悪い。知るか!」

とは言いません。
何故なら、人間なんてそんなもんだからだ。こんなことになってから大騒ぎするんだ。
てか、うちも防ウイルス用マスクの大量備蓄とかしてませんから。つーか、結構高いしね、あれ。
うちにあるのはいちごの給食当番用のマスクの買い置き数枚と、
こないだチビが風邪ひいた時に買うた、三枚セットの子ども用立体マスクの残りがちょっとあるのと、
昨年末から鼻炎持ちになってしまった私が店の棚卸しの時に使うガーゼマスクちょっと、ぐらい。
だから気持ちはわかるが、無いもんは無いんですよ。

なので、
「入荷したら買うとくけどいつになるかわからへんで?しかも私、水曜まで休みやし、休み明けに入荷状況聞いてみるけど、まあ入ってないと思う」
と答える。

すると、決まって怒られるんですよ。


「なんでこんな時にバイト休んでんねん!」  と。

ちょw

つまりあれか?

「私たちを新型インフルから守るためのマスクを、
おまえが身を挺して売れ」 と?




ひとつだけ言いたいことは、

ドラッグストアの店員もヒトですよ?
みんなと同じ、新型インフルエンザに感染してしまうこともありうる人間の一人です。

そこは嘘でも、

「こんな時期に不特定多数の人間と接する、しかもその最前線のドラックストアで仕事するなんて…!しかも、あんた身体丈夫なほうじゃないのに、なんとかこの時期だけでもバイト休めへんの?」

とか、なんかそんなん言うてくれよー。

まあそんなん言われても仕事行きますけどね。
逆に言うたら休めるか!その間の給与保証もないのに。


マスクが街中にまだまだ普通にあるぞという地域にお住まいの皆さん。
どうか、関西の友人知人にマスクを送ってやってください。
「マスクあるんか?」とか確認してからでなくても勝手に送っていただいてかまいません。
何故なら、むしろマスクなんかあるわけがないやつがもうほとんどですからね。
今回ばかりは「小さな親切大きなお世話」じゃないです。
「大阪でお笑い芸人になる」と言って地元を出た同級生や、
遠距離に負けて泣く泣く別れたかつての恋人、
以前旅先で偶然会って意気投合してから毎年年賀状を送り合っている知人など、
どんな間柄でもかまいません。
関西は今、マスクを求めています。
あ、関西でのほとぼりが冷めてそちらに移った時は、またこちらから送り返しますから。

てか、思うんですけど、
関西でこんだけ感染者出てんのに首都圏で未だゼロってほんまかよ?
東京なんかどんだけ人おると思ってんねん。
なのに未だゼロ???(5月18日現在)

へー。


まあ、そんなわけで私は今日明日と仕事休みなんですけど
なにも新型インフルエンザの感染を恐れて勝手に自宅待機しているわけではありません。
娘らの学校の家庭訪問と、保育園の個人面談が今日明日であるので、事前に休みをもらっていたのです。


てなわけで。


今日は娘の家庭訪問でした。
園児や小中学生をお持ちの保護者の方々にお聞きしたいんですが

「家庭訪問やら面談で、子どもの担任の先生と何しゃべんの?」


クラス懇談会とかはまだいいんですよ。
ここに集まった大人数の前で、
なんかとりあえずひと笑いふた笑い起こして、全体の空気を温めればいいんですから。
ただ、笑わせようと変に意気込むとこれまた逆にスベってしまうので
これがまた難しいところなんですけど。




あ、ダウンタウン・松本さん、ご結婚おめでとうございます。


笑いの天才へ、親先輩からひとつだけ言いたいことは

「懇談会でヒネると、確実にスベりますよ」


天才・松本人志さんが子どもの懇談会に出る時には
逆にもう、「パンツ一丁で懇談会に出る」ぐらいのベタでないと、笑いは取れないかもしれないです。

「笑い」に最適最高な中で「笑い」をずっと仕事でやってきはった松本さんは
嫁を持ち、子を持つことで知る、
「一般人の笑いのクオリティのあまりの低さ」に愕然とされるかもしれません。
平気でボケ殺しとかしてくるし、ネタを広げようともツッコもうともしない、
誰かが笑わせてくれるのを待ってボケーっと口開けたまんまのやつ、ほんま多いですしね。

しかも、今の時代の厄介なとこは
こっちには全く記憶の片隅にすら残ってないやつが

「松ちゃんの子とうちの子が同じクラスなんだけど、たまに送り迎えで園で会うけど、松ちゃんそんなにおもしろくないよ。なんか暗いよ。子どももあんまり笑わないしさー」

とか、一瞬目合っただけでしゃべったこともないのに
なんかもう我が物面で2ちゃんねるとかに書き込んだりしますからね。



でき婚で離婚した私にだけは逆に言われたくないかもわからんけど、
ご結婚おめでとうございます。

「芸人にとって結婚は百害あって一利なし」
と、ずっと言い続けてこられた信念を、逆にご自身で覆してください。
それはもう、あなたにしかできないと思います。




[「先生、聞いて!」]の続きを読む
  1. 2009/05/19(火) 03:09:41|
  2. 学校・PTA・役員ネタ

続続・彼女は戦う。

さて。 この 続きです。

彼氏さんのお母様が来京される。

嫁姑経験は、過去に10年間体験してきたものの、
彼氏の母上がお見えになると聞くと、それなりに緊張はするものです。
まあでも、彼氏さんのお母さんとは「嫁・姑」的な感じではないですけどね。
てか、そもそも私、まだ「嫁」じゃないしね。
つーか逆に、ほんまに嫁姑の関係になっても
彼氏さんのお母さんとは、「いわゆる、嫁姑」の感じには、
なんかならない気もするんですよね。

多分お母さんにしたら、私を「一人の女性」として見てはる。
それがね、接してる中でなんとなくわかるんですよ。
なんか、私を自分と同等な感じで「立てて」くださっていることがわかるんです。
それは私が「若い娘さん」ではなく、もう「娘らのお母さん」だからだと思います。

例えば私は、
料理にしてもかれこれ10年以上主婦として台所に立って来てるわけですから
今さら「魚の三枚おろし」とか「大根のかつら剥き」とかを教えてもらうこともないし。
育児にしても、「赤ちゃんが熱出した時はこうするのよ~」とかも、もうとうの昔に終わってるし。
てか、最近の私の育児の悩み(?…てか考え事)は、
育児の先輩に「なんか解決法がないか?」と相談するよりも、むしろ、
子どもと私が直接ぶつかり合っていかなあかんことばかりですから(特にいちご)
答えはいちごと私の中だけにある、っていうところにもう来ていますから
いちごが何考えて今この意見を発しているのかとか、それはいちごにしかわからないし、
どんな素晴らしい育児経験者に「こう思ってるんじゃない?」っていう助言を貰うよりも、
大喧嘩しながらでもいちご本人の思いを聞きだしていくしかないとこに来てるので。
てかむしろ先輩ママに相談するよりも、逆にいちごの友達に相談したほうが、
今のあいつ、及びあいつらの考えてることがわかるんでしょうしね。
まあそんなことしたら、いちごは絶対怒ると思いますから、私はしませんけど。

「何をコソコソ根回ししとんねん!かかってこんかい!」 ってね。

まあ、いちごはそんな口の聞き方はしませんけど、
なんかあいつはそんなふうに言って怒るだろう。
一体、誰に似たんだろう…。


話それましたけど、例えば変な話、
彼氏さん抜きで、何かの縁でお母さんと直で出会ったとしても
歳の離れたママ友って感じで付き合っていけるやろなあ、って思うんですよ。
まあそんな感じで。

お母さんが、来京しはる。

スケジュール的には、京都に着いて息子と少し京都観光して
(前日から用事で地元に帰ってる彼氏さんと一緒に来京→そのまま市内観光)
息子の新居のマンションと暮らしを見てからみんなで晩ご飯でも一緒に食べましょうか、
ってことになったらしいので、私は彼氏さんに
「せっかく京都に来はるなら、これぞ京都!みたいな店にご飯食べに行くのがいいんかもしれんけど、幼い子連れでそういうとこに行くと、親は店や周囲に気を遣って、静かにせえ!って子どもを叱ってばかりになるし、子どもは子どもで、親の勝手で連れて来られたのになんか叱られてばかりでご飯も美味しくなくなるし、私はそういう食事はいやなので、それやったら私がなんか晩ご飯を作るので、良かったらうちにいらっしゃいませんか、ってお母さんに聞いてみて」
と言ったら、
お母さんも、「うん!そうしたい!」と仰ったとかで、
うちでみんなで、「私が作る晩ご飯」を食べることになった。

お母さんが、うちに、私の作るご飯を食べに来はる。

母親が離れた子どもの何を一番心配するって、やっぱ健康と食生活ですよね。
例えば色恋沙汰なんか、わりとどうでもいいことなんやと思うんですよ。
…まあ、息子がバツイチ子持ちと付き合ってるってのは、
最初にそれを聞いた時は全然どうでも良くはなかったでしょうけど…。
でも、とにかくこの子がなんか元気で生きててくれたらいいと、
母親って最終的にはそこに行き着くと思うんですよ。
なので私は、その点をお母さんが安心してくれはるように努めようと思った。
息子が離れた土地で風邪でもこじらせて、最悪、食料の調達もままならなくなっても
なんかこいつ(私)が近くにおったら、なんとかしてくれるやろうという、
そういう面でね、なんかお母さんに安心してもらいたいと。

その日は仕事が休みだったので、てか、休みを取ったので、
夕方から地味に晩ご飯の下ごしらえを開始しました。


その日のお献立


ツナときゅうりとみょうがの和え物
海老とベーコンと水菜のサラダ
たこのお刺身
だし巻き
若竹煮
山芋のかつお煮
鶏肉と根菜の煮物
揚げだし豆腐
わかさぎの天ぷら
茄子のひき肉包み揚げ


ええ、ええ。 普通のご飯の寄せ集め ですけど何か?

てかね、違うんですよ。
なんかいちびって(かっこつけて)

なんたらかんたらのブルゴーニュ風 とか

どうたらこうたらのカルボナーラ とか、

全然やったこともないそんなんを、買うてきたばかりの本見ながらチャレンジすると、

「こいつ…大丈夫か?」

と、返ってお母さんに心配をかけてしまう結果になるかもしれないじゃないですか。
っていうか大いにあるからね、そうなる可能性大やからね。
人間、背ぇ伸びして生きてたらあかんのですよ。そんなんしてたらなんかえらい目に合うんですよ。
「普段通り」のほうが「まさかの大惨事」にだけは、なんかならないじゃないですか。
なんせ、今回のテーマは「安心」なんですから。


お母さんは「うん、美味しい!美味しいね~」と、喜んでお箸を運んでくださった。
中でも特にお気に召された数品について、
「これはどうやって作ったの?味付けは何?」と、細かいレシピまで訊ねてこられた。

そして、宴もたけなわな頃、忘れていた あのこと を私は思い出した。


今こんだけ文字通り食いついているお母さんがこの後、
うちの子どもらが「ごちそうさま」言うた時、
普通に横から「おそまつさま」言わはったら逆にもう、なんか色々泣きますよ。

あれっ?安心してへんやん!  っていう。


でもお母さんは、この日ばかりは、「おそまつさま」とは仰らなかったんですよね。
子どもらの「ごちそうさま」に対して、お母さんは笑顔で、
「たくさん食べたねー。二人とも野菜もちゃんと食べるのね~。ほんとに好き嫌いないんだね。偉いね」
と仰った。

 「おそまつコール」は今日は無しか…。

っていうことは、ですよ。
今まで私の中で、「地方の言い回し」としていたそれが、なんか逆に全部崩れたことになって。

…。
……。
………。


なんかこいつ(彼氏さん)、一回、マジでシメる。


詳しく書くとまた反れるので、そこに至った経緯は割愛しますが、
「お母さん帰らはる前に、もう一回お母さんに会いたいなー」という、いちごとチビの希望と
「私も、帰る前にもう一度三人に会いたいな~」というお母さんの希望で
昨夜、「また会えるまで、お元気で!」と、熱く言い合って別れたにも関わらず、
「おめおめとまた翌日に再会する」という、全くスマートではない感じで、
次の日、お母さんが帰らはる前にみんなでお昼ご飯を食べに行ったんですよね。
百貨店の屋上のレストラン街の、フランクな雰囲気のパスタ屋さんに行きました。

銘々、食べたいピザやらスパゲティやら頼んで
「あ、それ美味しそう~!」「美味しいよ。食べる?」「うん!」
みたいな和やかな雰囲気の楽しい会食でした。
そして、みんなが見守る中、最後のフォークを置いたいちごが言いました。

い「ごちそうさまでした!」

母「おそまつさまでした」


出た。逆に期待を裏切らずに、やっぱり出た。


この時、お会計はまだでしたけど、多分このメンツでの「お会計」は100%お母さん持ちだろう。
だから、「食事をご馳走する(未定だが予定)」お母さんが「おそまつさま」と返すのは
なんかここにきて復活したその地方の言い回し的には合ってるんかもしれないが、


「志村、後ろ(の店員さん)!!!」


これはなんか絶対、後ろ(店員さん)、聞こえてたらごっつ気ぃ悪い。
「おそまつさま」の返しに馴染みのない後ろ(店員さん)はこれ、もう絶対気ぃ悪い、って。

何が「お粗末」やねんと。
うちの店の何が気にいらんかってんと。
もしかして、あれか?「お客様は神様」か?

そんな嫌やったら、二度とうちの店来んな!!!

ってなるじゃないですか、なんかわかります。てかなにそのデジャブ。

ここでちょっと整理しよう。
自分もよばれた(ご馳走してもらった)「お家」の食事には、横から「おそまつさま」と返さなかったお母さんが
自分が食事をご馳走した「店」では、「おそまつさま」と返した。
てことは、
「おそまつさま」と返すのはやはり、「考え無し発言」ではなく
れっきとした「地方の言い回し」ということになる。

…。
……。
………。

ということは。
よその人ではなく京都の人になった彼にはあれを即刻中止させなければならない。

やはり私は戦おう。 これはやはり、この戦いを続けるしかない。


その夜、彼氏さんとトークをしました。

私「お母さんがお昼、お店でおそまつさまって言わはった時、血の気が引いたわ」
彼「ん?そう?」
私「あれは店員さんにしたら多分、気ぃ悪いって」
彼「てか、そこまで聞いてないやろーw」
私「いや、飲食関係のやつは結構、客の会話聞いてるって。でも救いは、お母さんが終始関東弁やったことやな。仮に聞こえてても、よその地方の風習はそうなんか、って思わはったかもしれんしな。よその人が言うてはるなら、まあいいかって。よその人が言うてはるなら、な」
彼「てかw店の人はそこまで考えてないってw」

考えてないのはむしろおまえのほうだ。


その数日後、うちでご飯を食べてた時、
子どもらの「ごちそうさま」に対して、また彼が横から「おそまつさま」と言いやがった。


聖戦開始。


私「その、おそまつさまという返しのことなんやけどさー」
彼「あ、りち、この返し、嫌いだったんだっけ?ごめん、つい…」
私「いや、その、ついもわかるよ。でもな、うちで言うにはいいとしよう。でも、K君がこの先、京都でよそでご飯呼ばれたりご飯連れてもろたり連れて行ったりして、子どもや目下のもんがごちそうさま言うた時にあんたが横からおそまつさま言うたら、ご飯した側は絶対いい気せえへんから」
彼「っていうか、よく食べたね~って感じなんだけどな…」
私「それはわかってるよ!よく食べたね~やったら、よろしゅうおあがりでいいやんか!」
彼「はいごめんなさいwww」
私「まして横からそれを言うな!それはおもてなしをした人に失礼や!」
彼「だからごめんってww」
私「ごめんってwwじゃない!何がおかしいねん!!!」

私の聖戦をなんか感じたのか、
戦いをよそにテレビを見ていたいちごとチビも、なんか急に参戦してきた。

いちご「K兄最低や!ママのご飯を粗末って言うとか最っ低やね!!!」
チビ「K兄、わ~るち!わるち!(西の子どもが昔言うてた、い~やや!しやや!の現代系。標準語で言う、い~けないんだ!いけないんだ!)」
彼「ちょwww」
私「そうや!そもそも、相手にお粗末様でしたって言わなあかんようなご飯を私はしていない!!!」
いちご「そうや!ママのご飯は全部美味しいもん!K兄、やばってるしね!」
チビ「そうやそうや!K兄さいてー!さいてー!やばってるしねっ!」
彼「wwwごめんなさいごめんなさいwwwもう、もう二度と言いませんwww」

女三人から文字通り「姦しく」攻めまくられた彼氏さんはこうして白旗を揚げ、
今でもたまに気を抜いてる時などうっかり「おそまつさま」と言ってしまっては、

「あっ。また言っちゃった…」

と、小声で静かに反省したりしています。


まだや。まだ終わらんよ。


彼が立派に「よろしゅうおあがり」と言えるようになるまで、彼女の戦いは続く。
  1. 2009/05/14(木) 23:15:20|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

続・彼女は戦う。

さて。

このところなんかもういきなり夏ですね。今日も暑かった。
私はありがたいことに空調設備の整った環境で働かせていただいていますが
外で仕事してる人は今日なんか軽くたまらんかったと思います。

そういえば、うちの下の弟は電気工事士をしているのですが
さすがにこの仕事してから10年以上経ってだいぶ慣れたけど、
それでも夏場は毎年本当に地獄だと言っていた。

私「なんでーさ。外じゃなくて屋内やったらまだマシやん」
弟「なんで屋内はマシと思うんや?」
私「なんで、って…屋根あるし、エアコンも付いてるから?」
弟「うん、そうやね。…で、そのエアコンは誰が付けるんや?」
私「あっ…」

全国の電気工事士の皆様、
特に、京都市内でお仕事をしておられる電気工事士の方々、
無風の蒸し風呂の中での体力仕事、本当にお疲れ様です。
これから夏に向けて、熱中症にならないようにどうかお気をつけください。

以上、
どんつきを全く読んでいない、ある大先輩へのお誕生日お祝いメッセージでした。
嫁か誰かがもし読んだら伝えておいてください。
「作業着姿もカッコイイっすよ」と。


さて。 この 続きです。


彼氏さんの「おそまつさま」についてはなんかもういいかと思いつつも
実はこの二年の間、私は折りに触れてちょくちょくは言ってみたりもしていたんですよ。

私「お粗末様っていう返しってさー。変に謙遜しすぎな感じするよね」
彼「んー?まあ決まり文句みたいなもんだからね~。あんまり深くは考えてないっちゃないよね~」
私「そうかー」
彼「そうだねー」


だめだこりゃ。


てな感じで、私は軽く鬱積を抱えつつも、
「でもまあ、彼は京都に住んでる人ではないので。この飯食ったらまた関東に帰る人なので」
とか思って、ちょっと流してるところもあったんですよね。


ただ、この春から、彼氏さんが京都に越してきた。
そうなるとこれ、ちょっと微妙に話変わってくるじゃないですか。
私が「おそまつさま」に対してある種のトラウマを抱えている、という話は置いといて

「観光で行くにはいいが永住するのは厳しい都市、全国ナンバーワン」
(りっさん調べ)

な、この京都で、

「横から、おそまつさま」

は、絶対なんか無理やと思う。

今までは、私さえ黙ってたら良かったものが
「京都の人」にもうなってしまった彼は、この先自分の人脈を独自に広げてゆくだろう。
明朗快活で行動力のある社交的な人なんでね。
京都来て一ヶ月で、好きな趣味のフットサルのチームとかに入ってるような人なんで。

そんな彼が、ですよ。

自分もお呼ばれしている中で目下の者と食事をするたびに
「おそまつ」「おそまつ」と癖で横から返していたら、これは後々彼にとって重大な問題になってくる。

しかも、京都の人間って「おくゆかしい」ですから、
「ちょw自分wそれはないんと違う?www」
とか、そういうふうにはっきり言う人が少ないんですよ。

なんかね、


「どすえ~」

みたいなことになるんですよ。


「 (あの人けったいな人やでえ。人がご馳走様言うたら、横から、お粗末様~言わはるん)  どすえ~ 」

みたいなことに。



でもなあ。

周り(親愛なる私のツレら)に、「なんかあんた、ほんまアホやろwww」
という最高の誉め言葉を言われるぐらいの勢いで京都に越してきた彼に、
のっけ(最初)からなんかあんま、こう、

「京都は魑魅魍魎の館やで~。ボケーっとしてたらえらい目に合うでえ」

的なことを言うのもあれじゃないですか。
そのことで、彼が京都という街を異常に警戒しすぎてしまうと、逆にね、
「生粋の京都人」よりも、むしろ、よそから来た彼のほうが、
「いわゆる、京都人的なイメージの人」になってしまう恐れもあるので。

言うてる意味、なんかわかります?

いや、実際ようあるんですよ、ほんま。
「ザ・京都人」満開なおばちゃんが、よう聞いたら実は島根の出身とかね。
ほんまそんなんようあるんですよね。
京都の伝統は、継承ではなく継続、で造られてるとこもありますからね。


だからやっぱり、この戦いはなんか、もうやめとこうと再度思いました。


逆に、逆にね。

彼が、彼女の私ではなく、私以外の人から「ガチコーン」言われるのもいいんじゃないかと。
むしろそのほうが、なんかいいんじゃないかと。
逆に言うたら、
そういう「本音トーク」を言うてくれるやつが、
彼氏さんの周りにこの先一人も現れないほうがなんかアレですし、
彼のキャラを以ってすれば、
私が言わなくてもきっと、誰かが彼に、なんかうまいこと言うてくれるだろうと。


でもなあ。


彼は決してアホじゃないのに、とても素敵な人なのに、
そんな彼が、なんか、こう、他の誰かから一瞬たりとも

 「どすえ~」 

みたいな残念な印象に思われるのは気分的に嫌だ。



ひとつだけ言いたいことは、

「恋とか愛ってだいぶ病気になるから、できればみんなやめとけ。」



そんな私の悩みを解消し、再び戦う意欲を持たせてくれたのは、彼のお母様でした。


先月末に、お母様が一泊で来京されたんですよね。

彼「御所の一般公開に行きたいから来るんだって。いつもいきなりなんだよね、あの人w」

っていうかね。
「関東から京都に行ってしまった息子」の暮らしを一応見ておきたかったのもあると思うんですよ。

「いきなり」は逆におまえのほうやろ! 

って、お母様にしたら多分ちょっとそう思ってはりますよ。


この、 親の心、子知らず が!



でも、私もオトンの親の気持ちとか考えんと、「自分と子どもらでやってく」って実家出たしな…。
…って、またこういう話をし始めると確実に話がブレていくので今日はやめときますけど、
ひとつだけ言いたいことは、

「親の気持ちも子どもの気持ちもどっちもわかる35才のオカン(子どもは10才と5才)は、色々微妙だ」



今、若干ちょっと思ったんですけど、私がなんか書けば書くほど、
私の意に反して、彼氏さんがだいぶアホなやつなような、そんな感じになってない?
なんか、そこんとこ大丈夫?


続く。

[続・彼女は戦う。]の続きを読む
  1. 2009/05/12(火) 01:56:43|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

彼女は戦う。

さて。

いきなり本題ですが、
日本には古くより伝わる各地方の方言、っていうか…
なんて言うたらいいんかなー。
そこの地方での、なんか「言い回し」ってあるじゃないですか。

例えば、
どこの地方やったか忘れたけど、私の高校のツレの田舎のばあちゃんは
「休憩しいや」って言う時に「タバコしいや」って言うらしく、
それを中学生の時に初めて聞いた時、ツレは
「子どもにタバコ吸えって…。…ばあちゃん、いよいよボケたんかな…?」
と、本気でちょっと心配したらしい。

まあ、なんかそんな、その地方特有の言い回しね。

私もあんまり色んな地方の言葉をやたらと知ってるわけではないが、
どうしてもなんか馴染めない、聞き捨てならない言い回しが実はあるんです。
てか、ずっとあったんですよね。


食事の後の「ごちそうさま」に対して、「おそまつさま」と返すという、あのやりとり。


最初にそれを聞いたのは小学四年生の頃でしたね。

その年、胆石が見つかったオカンから「別の重大な病気」がたまたまわかって、
「今日は一回帰って、荷物まとめてきて。明日から入院です」っていう状態で、
突然オカンが家からおらへんなったんが夏前のことで、
私と、上の弟(当時二年生)が学校夏休みになっても、オカン全然退院できなかったんで、
夏休み中ずっと家に子どもだけ置いとくのもかわいそうやし心配やし、
さらに下には保育園年中組の、さらにややこしい(手のかかる)下の弟もおるし、
でも自分も仕事あるから、仕事行かんとあかんから、ってことで、
オトンが関東の姉(私の伯母)に、私ら子ども三人を預けたんですよ。
預けた、っていうか、
「三人で新幹線乗って東京まで行け。伯母ちゃんが東京駅に迎えに来てるから」
と、いきなり言われて、なんか行ったんですけど。

大人って、なんかもう勝手に色々決めるよなー。


ひとつだけ言いたいことは、

「室井さん!なんで下に情報が降りて来ないんですか!」


っていう、なんかそんな中で、

茨城の伯母の家に着いたその日に晩ご飯よばれた(いただいた)時、
「ごちそうさま」と言ったら、伯母が「おそまつさまでした」と言った。

もうね、そんなん言われて逆にどうしたらいいんやろうって子ども心に思ってね。
いや、子どもやから逆に素直にそう思ったんでしょうけどね。

そんなんもうね、全然粗末なご飯じゃなかったし。

母親が突然入院して、可愛い姪っ子甥っ子が寂しい思いしてるやろうと、
男手ひとつで多分普段ろくな手料理も食べてないやろうと、思ったんでしょうね。
唐揚げやらエビフライやら子どもの好きそうなもんいっぱい作ってくれて、
誰かのお誕生日会かと思うぐらいのごちそうでした。
しかも伯母は、マメでお料理好きでお料理上手なのでね。
それはそれはどれも美味しかった。

よって、ここは、
「伯母ちゃん!お粗末さまじゃなかったで!」
と、今思うことを正直に言うべきなのか、

それとも、逆にそんなん言うことは、

「お粗末だった」と言う作り手さんに対して
「いやもう全然大丈夫ですよ~君はよくやったと思うよ~」みたいな、
ご飯食べさせてもらったくせになんか上から目線、という、
それはとても失礼なことになんじゃないだろうか?


…でも、なんとなくやけど

伯母も本気で「粗末なご飯でした」って言うてるわけじゃないような気がする…。


まあなんかそんな感じで、
出会いから非常に気まずい思いをしたあのやりとりは
大人になって今聞いても、

「なんかここでどんな顔したらええかわからへん」っていう気持ちになるんですよね。

で、だ。

にも、関わらず、だ。

彼氏さんがなんとその「おそまつさま」の使い手だったのです。


初めて彼の口からその言葉を聞いたのは私がまだ出戻りの実家にいた頃で
ツレ大勢呼んで忘年会した後、年が明けてから彼だけが京都にまた折り返してきて、
まあ正直あの頃すでに彼氏さんはりっさんにゾッコンになってしまってたんだと思いますが
なんかそんなんで、オトンと彼氏さんと子どもらと私で食卓を囲んでいてね、
子どもらがご飯の後に「ごちそうさまー」って言うたらね、
なんと、彼が笑顔で「おそまつさまでした」とか言いやがったんですよ。
あえて言うまでもないのですが、そのご飯を作ったんはもちろん、完全に私です。


喧嘩売ってんのか、と。



「お粗末」さま?
これらの料理のどこがどう「お粗末」でしたか?
こんなん言うたらあれやけど、私はそこそこ料理できるほうですよ?
でなかったら、人大勢呼んでうちで宴会とか出来ませんから。
もうね、一体どの口がそんなん言うとんねん、と。
それは私の作ったご飯を今食べているのと同じ口ではないのか、と。


…。

……。

………。


そんな嫌やったらもう
私の作る飯、二度と食うな!!!



いや、あのね。わかります。十分わかってます。

多分、京都の言い回しで言うところの

「よろしゅうおあがり」

的なもの+謙遜、なんですよね、「おそまつさま」っていう返しは。


なので、私はそこで彼を責めることはしなかった。
だが、彼に屈することも私は絶対にしなかった。

よって私は、
彼が何度、子どもらの「ごちそうさま」に対して横から「おそまつさま」と言っても
私はそこに便乗せず、頑として「よろしゅうおあがり」と言い続けていたのだが
私のその心の叫びを彼は全然気付いてくれなかった。


ちなみに昨年末、
彼氏さんの実家に遊びに行かせてもらった時も、やはりそのやりとりが展開されました。

うちの子どもらがご飯よばれた後に「ごちそうさまでした」と言ったら
三箇所(お父様お母様彼氏さん)から口々に「おそまつさまでした」と返ってきた。


っていうか。


ご飯作ってくれはったお母さんが言わはるんはまあまだいいとして

君ら(お父様・彼氏さん)、なにもしてないやん。


てか、

一家の主であるお父さんが言わはるんもまあ、まあまあまだいいとして


君(彼氏さん)、全くなにもしてないやん。



これだけはいつか絶対に改正させてやると私は心に決めていた。
でないと私が耐えられない。

そんなんもうね、一緒にご飯食べるたびに、
子どもらが「ごちそうさま」言うてる横から毎回毎回「おそまつ」「おそまつ」言われてみろ。


ご飯作る気なくすぞ。




ただねー。

なんていうか、「それもわかる」んですよ。
方言とか風習ってなかなか抜けないですし、
その本人にしたら、

「…てかさ、なんかわかるやろ?」

っていう話ですしね。


例えば、そうやなー。

関西人が感謝の意で「すんません(すみません)」って言うのと
なんか多分一緒なんやと思うんですよ。
私も店のレジで、お会計の時によう言いますからね、「すんません」って。

私「はい、すんません~○○円お預かりしますね~。~お待たせ致しました、○○円と、カードとレシートお返し致します~ありがとうございます~」
お客様(お婆ちゃん)「はいおおきに、すんません~」
私「あ、お荷物、お車(手押し車)にお乗せしましょうか?少々お待ちくださいね」
お客様「あらまあ、すんませんな~」
私「(乗せる)はい、すんません~。ありがとうございます~。お気をつけて~」
お客様「かんにんね~。すんませんね~」


これも、よその地方の人からしたら、

「おたくらすんませんすんませんって連発し合って、どっちも何をそんなに悪いことしたの?」

って話なんやろけど、

「いや、だから、ちゃうやん。なんも悪いことしてないがな、そんなもん君もずっと見てたんやったらわかるやろな。あのね、確かにすんませんすんません言うてるけど、悪いことしたから謝ってんのとは違うねん。感謝してるから相手を立ててへりくだってるわけやんか。…なんか、わかるやろ?」

っていう話ですから。




だからね、まあいいかって思ったんですよ。
このままでも、まあいいかって。


私が。

むしろ、私さえ。

そのことでご飯作る気力無くなるようなヘタレにならなければ、なんかいいのだと。


頑張れ、自分磨き。(笑笑笑)



ただね、やはりこのままではなんかあかんと思ったんです。
それは、私のためではなく、逆に、彼のために。
至極そう思うことが、あったんです。


私の作るご飯について、一生、

(一生涯、の意)

彼が横から「おそまつ」「おそまつ」と言い続けることは、もういいんです。
ただ、このままでは逆に彼がなんかあかんことになる、そう思ったんですよ。


よって、

私は、やはりこの戦いを続けることにしたのでした。


続く。
  1. 2009/05/09(土) 00:49:23|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

「あの頃」

あの頃、


君が「寂しい」と言ったとき

僕は、君が今寂しさを忘れるよう、笑わせてみたりもした。


君が「会いたい」と言ったとき

僕は、君が理由を納得するまで、懸命に説明をした。


だけど きっと 違ったんだね。

あの頃、


君が僕に 伝えたかったこと。

君が僕から 聞きたかったことば。

君が 感じていたこと。

僕にも 見てほしい 心の中のこと。



それでも あんなでも、


あの頃、

僕はどうしようもなく 君のことが 大好きでした。



  1. 2009/05/02(土) 00:24:36|
  2. お知らせ・よりかねの思ひ出

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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