どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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そういうふうにできている

淡々と仕事をこなす以外何も生産的なことができていない
生きる意味が見当たらない
生きる楽しみも見つけられない
やりたいことも見つからない

なんの理由も見当たらないのに、
いきなりホームレスになったり自殺したりする人間の気持ちが少しだけわかる。
無論そんなことする気力も、業務的余裕もないけれど。




この文章は、りっさんのツレが自身のブログで書いていた文章の一節です。




正直、こういうものを目にした時、なんて声をかけたらいいんかわかりません。
いや、本人は誰かになんか言うてほしくてそんなん言うてる(書いてる)わけじゃなくて
もうなんちゅうか、
「とにかくなんか書きなぐりたい!吐かないと自分がおかしくなってしまう!」
ぐらいの、もうそんな心境なんだと思います。

でもそれを読んだ側にしてみたら、なんつーか、
こいつがなんか元気を取り戻してほしいなって思いますし、
こいつの元気を引き出せそうな言葉のひとつもかけてやりたいなって思う。


ただね、そういう時って

「誰に何言われても、もう、なんも聞けへん」

っていう状態なんですよね。

年がら年中アホなことばっかり言うてる私でも、
なんかそれなりにそういう「ごっつナーバス状態」になることもありますから
そんなふうに「究極のダーク」の真っ只中にいる今のそのツレの気持ちが、
なんかちょっとわかるとこもある。

そしてそんな時、もう特に一番うっとしいのが、

「前向きにいこう♪明日はきっといいことあるさ!」

みたいな、なんかポジティブシンキングの押し売り&大安売り、ね。



「一生言うてろ(半笑)」



いや、人としてそんなんホンマはきっと思ったらあかんことやねんけど、
自分が究極に病んでる時って、なんかそんなふうにも思ってしまうんですよ。

触らぬ神になんとやらで多くのやつが静観・閉口してる中、
そいつは、そいつだけは、
「なんか、こいつを励ましたろ!こいつがなんか元気を出してほしい!」
とかそんなん思ってくれて心をかち割ってきて望んで挑んできてくれてるであろうにも関わらず。

それはなんかもうホンマに申し訳ないことであり、
そんなもん、ある意味完全に「逆ギレ」であり「逆恨み」なんやけど、
それを冷静に考えられなくなってるほどに病んでしまうというそんな状態になることも、
究極まで落ちてるやつには、なんかそんなこともあるんですよ。



話戻って。



「人生についてのその人の悩み」を、
他人が聞いてしまう・目にしてしまうのは、なんかもうほんま難しいです。
それについては、それを抱えてる本人にしか、もう絶対にわからへんとこがありますしね。

「こんな○○に比べたらそんな○○なんか大したことじゃないやろ」

っていう甲乙や大小を付けられないところがあるから。


例えば、今回のそのツレのケースで、試しに私がそれをやってみましょうか?


ツレ「淡々と仕事をこなす以外何も生産的なことができていない。生きる意味が見当たらない。生きる楽しみも見つけられない。やりたいことも見つからない。なんの理由も見当たらないのに、いきなりホームレスになったり自殺したりする人間の気持ちが少しだけわかる。無論そんなことする気力も、業務的余裕もないけれど」
私「生きる意味が見当たらない?生きる楽しみも見つけられない?自殺したりする人間の気持ちが少しだけわかる?…はいはいそんなもん贅沢贅沢。君はなんか贅沢病なんですよ。世の中には生きる意味を考えるよりも、生きていくことを考えていかんとあかんやつもおんねんで?一週間後の給料日まで、財布の中にもうあと2,000円しかないっていう中で、子どもに『ママ、こないだ陸上の練習で靴が破れて、雨の日に水が浸みるから新しい靴買ってほしい』とか言われて頭悩ませてる私みたいなやつもおんねんで?それから思ったら、正社員やれてて、実際取れるかどうかは別として有給制度というものがあって、さらにボーナスまで貰えて、生きていくにおいて全然困らないだけの金が入ってくるだけでも、自分は幸せやん」
ツレ「でもりっさんにはそんなかわいい子どもが二人もいるじゃないですか。一回結婚して離婚したにも関わらず、素敵な彼とも出会えたじゃない。バツイチ子持ちで、しかもだいぶ頭のおかしいところや笑いのキ○ガイぶりやそのシャレにならない貧乳をもすら全部理解して包容してくれる素敵な彼氏がいるじゃない。でも俺には何もないんだ」


…って、ほらね。
なんかそんなことになると思うんですよ。



ただ、私が思うのは、


「人間は、死ねないようにできている」



「死なないように」ではなく「死ねないように」。


そもそも人なんて、わりと簡単に死ぬようにできている生き物なんです。
動物と一緒ですから。

悪性のできもんが出来ても死ぬし、なんか打ち所が悪くても死ぬし、
出血の量が多かったり、火傷した範囲が広かったり、
自分の喘息の発作で自分の痰に気道を塞がれたりしても死ぬし。

ですから、それこそ変な話、
練炭とかわざわざ買ってきて大げさに「死ぬ用意」なんかしなくても、
家にある鋭利な刃物で喉元をガッと刺したら、すぐさまに絶命する生き物なんですよ。


でも、誰もが「なかなか」それをしないのは、例えば。


自分がいなくなったら、あのやりかけの仕事をいきなり引き継ぐ人が困るんじゃないか
自分がいなくなったら、遺った家族はちゃんとご飯を食べて暮らしていけるのか
自分がいなくなったら、なんかちょっと泣く人がいるんじゃないか
自分がいなくなったら、「なら、もう自分も~」と人生を投げてしまう人がいるんじゃないか
自分がいなくなったら、誰が自分の遺体を見つけて火葬して始末してくれるのか

自分がいなくなった後、パソコンのプライベートファイルが人の目に触れたら恥ずかしいから削除しとこう
自分のいなくなった後、昔の写真とか文集を見られて笑われるのは嫌やから、これもあれも処分しとこう

って、そんなん言い出したら。


台所の流しに放置してる食器も全部綺麗に洗って、そうそうゴミもきちんと出していかんとあかんな。
死んだ自分の処理どころか汚部屋の片付けまで迷惑かけたらそれはもうホンマあかんしな。
洗濯物が溜まってるのも見た目になんかアレやから、洗って干してたたんでタンスにしまって、
布団もちょっと天気のいい日に干してからいこうか。
そう言うたらあいつにメールの返信してないままやわ!死ぬ前に返信しとかんとあかんな。
あ~~~!しもた!
今月電気代払ってへんかった!電気止まるわー。
…いや待てよ?もう死ぬんやから関係ないか…?
いやいやいやそれはあかん、それはあかんって!
俺は今日死ぬにしても、この請求は俺が先月までに使った電気代のことや。
それは人間としてちゃんと払ってからからいかんとあかんやろ。コンビニでまだ払えるかな?



てか、ええからもう逆に早よ死ねやwww




そんなふうにして。


「人間は、死ねないようにできている」 のだ。


だから明日もまた生きるんだ。

そういうふうにできている。








[そういうふうにできている]の続きを読む
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  1. 2009/09/27(日) 04:23:16|
  2. 思うこと(「生きる」)

晴れ時々、下ネタ???

さて。

先日、店の事務所で私はレジ内の現金チェックをしていた。
自分が2時間ないし3時間、メインレジを担当をしていて、それを他の人に交代する時、
レジの中に実際にある現金と、レジのコンピューター上の売り上げ金額が合うてるか
レジのドロアの中のお金を全部数えて検査せなあかんのですよね。
そこで誤差があったら、なんかお釣りを渡し間違ってしまったんちゃうか、とか、
「おまえ、レジのカネ盗んだやろ」とかがわかるわけで
特にその後者のほうの疑いをかけられないためにも、その「レジ検」という作業は必要なのだ。

そうして一日に何回もメインレジの担当が代わるたびにこのチェックをしつつ
ついでにその時、レジの中に溜まった一万円札を金庫に回収するんですよね。
一万円札をお釣りで渡すことは絶対ないからレジに置いておく必要がないし、
しかもそんな何十万もの大金をレジに入れっぱなしにしてたら用心悪いので。
この「万券回収」はバイトのうちらだけでやれる作業ではなくて、
金庫の鍵を開けることができる社員さんを誰かしら呼んで
「万券回収お願いします」と言って双方で万札を数え合い、
「はい、確かに○万円、金庫に回収しました」と回収用紙にそれぞれ自分のハンコを押す。

だが、私の中にはぶっちゃけ、
それが彼らの責任であり彼らの仕事であるとは言え、
「金庫に万札を回収してもらうだけのためにいちいち社員さん呼びつけるのも悪いな」
っていう気持ちも正直あるんですよね。
呼ばれたほうにしたらごっつ邪魔くさいじゃないですか。
それだけのために今やってる仕事の手を止めて、走って事務所に戻ってくるとかね。

実際、万券回収やレジ検報告の最終チェックの際には、
その時出勤している「下っ端」の社員さんから順に呼び出すという規定になっている。
まず「一番下っ端の社員さん」を店内放送で呼び出して、
接客中か何かしらで持ち場を離れられないのか、その人が一向に事務所に来なかったら
次に、「二番目に下っ端の社員さん」を呼び出す、…というようにしていけと。

だがぶっちゃけ下っ端であろうと偉いさんであろうと
「急に呼び出されて仕事の手を止めて急いで事務所に戻る」とか絶対うっとしいのだ。
よって私は、
事務所内で作業している、もしくは事務所の一番近くで仕事をしている社員さんを捕まえて頼む。
それが店長であろうが副店長であろうが。

確かに、偉い人がやってる仕事は重要な仕事であることが多いので
その手をわざわざ止めさせるというのは著しい支障になるのかもしれないが
物理的な話で考えたら一番近くにいる人が動くのが一番早いしね。
まして、いわば「下っ端から偉い人まで誰がやっても同じ作業」なら、尚更。
「下っ端だから(多分、今、大した仕事してないだろうから)」と言って、
もしかしたら今、事務所から遠く離れたところにいるかもしれないその人を呼び出して
わざわざ事務所まで戻ってこさせるというのは、なんか非常に効率が悪いじゃないですか。
そして、それを待ってる私にしても、
社員さんに万券回収やらレジ検のハンコ貰うまで、私は次の仕事にかかれないわけですし。


と、ここまで全て前置き。


さて。

そんなふうにして、その日も私は、
私がレジ検をしている後ろで事務所のパソコンで発注の仕事をしていた、
とある「ベテラン」の社員さんに一万円札の回収をお願いしたんですよ。
本人の名誉のためにあえてその方のお名前は完全に伏せておきますけど、
普段から、なんか「笑い」をやってる、やり合ってる、そんな偉い上司の某さんです。

その時、事務所内で、私と某さんは二人っきりでした。

私「某さん、お忙しいとこすんません。万券回収お願いできますか?」

そしたらそのおっさ…いや、その某さん、なんて言うたと思います?



某さん「ま○こ回収(笑)」



一瞬、自分の耳を疑いましたが。


いや、あの、なんかセクハラとかそんなんと違って、
多分、なんかうっかり某さんの口がすべってしまったんやと思うんですよね。
そういういやらしい言葉を言って、それを言われた私(女性)の反応を楽しむとかいう、
そんな歪んだ感じの性的趣味趣向からくるものではなくて、
いわば、「独り言、一人ウケ」に近い感じで、なんか呟きはったから。



そやけど、聞いたこっちにしたら
そんなもんスルーできひんやないですか。




私の中のお笑い反射神経が即座に働いてしまい、
ほとんど無意識状態でその発言のコンマ一秒後にはもうすでにツッコんでいた。


私「ちょwおっさんwww昼の日中からなに言うとんねんwww」


ええ、仮にも上司です。
歳も私よりごっつ上でだいぶベテランの上司です。
でももう今回のこのケースではそれはしょうがないじゃないですか。
二人しかいない空間でそんなハプニングが起きたんですから、
それはこっちが、私こそが、「パーン」いったらんとあかんじゃないですか。
ツッコミが遠慮しながらツッコむことほど、「中途半端やなー」なことはないからね。
ボケにツッコむ時はもうそんなもん相手(ボケ)が偉い人とか関係ないっちゅう話ですから。


某さんは日頃からちょっとオチャメ…というかどっちか言うとガラッパチなタイプだが
今回のこの無防備な発言についてはさすがに、我に帰ってなんか恥ずかしくなったようで

「久々に(その、ま○こという言葉を?)言うたわ、高校生以来や」とか
「俺は幼稚やなー、もうあかんわ、ほんまちょっと反省しますわ」とか色々言っていた。


そもそも、某さんという人は、
若いバイト連中からは「絡みづらい」と言われている節も若干あるにはある。
「ひょうきんな人やけど、でも自分の親ぐらいの年の人やから何を話していいのかわからない」
っていうのがなんか一番大きい要因なんだと思うが、
逆にそこをニュートラルに見ることができたら、全然絡んでいける人やでーと私は思っている。
私は、某さんはかなり笑いのセンスのある人だと思ってますしね。
あの歳になっても、親父ギャグや下ネタ方面には今だかつて移行してないし、
「大爺」と呼ばれている推定70歳近くぐらいの薬剤師パートのおっさんのモノマネをやらせたら
某さんにかなう人はいないだろうと思うぐらい、細かいとこまでよく拾ってはるし、
某さんはおもしろいことをおもしろいと気付けるセンスが抜群にある人だと、私は思うし、
そういった「笑い」をやれる某さんは、実はごっつ「常識人」なんだろうと私は思っている。

そんな笑いの巧の某さんが「うっかり」下ネタ発言をしてしまった。
それは、「穴があったら入りたい」、いや、「穴を掘ってでも潜りたい」、だろう。


「白昼の職場で、まさかのま○こ発言」 ですから。






話戻って。


でもねー、私はその事件を受けて、逆にちょっと反省したんですよ。

ええ大人の男性が、仮にも女性を目の前にしてうっかり「ま○こ」とか言ってしまう、
そんなふうにまで無防備になってしまうような空気をかもし出しているのかもしれない私も
逆に、女性としてなんかちょっとあかんのではないかと…。


まあ嘘ですけど。


私は「今、なんかごっつオイシイwww」と思いました。
なんかもう完全に、「笑いの神」が降りてきたと思いました。


私「キョーコさんにそんなん言うたら一生無視されますよw」
某さん「でしょうねwww完全に一生無視でしょうね。…て、一応俺も言う相手選んでるわwって、私にはなんでもありか!wって話でしょうけど」
私「いや、ほんまそうやしwww」
某さん「もう俺はなんかもういよいよあかんなー。死ぬしかないな」
私「ヘソ噛んで死ねw」
某さん「ヘソ噛んで死ぬかwww」
私「某さん、なんかやっぱおもろいですわ~」
某さん「ほんま30年ぶりにあんなこと言うたわー」
私「いや、逆にそのことにはもう戻らなくてええからwww」


ひとつだけ言えることは


「笑い」って、やっぱ「愛ありき」なんだぜ。
  1. 2009/09/26(土) 02:38:28|
  2. どんつき(ひと)

走る、いちご・2

さて。 続き です。

まあでもそれは「その先生に出会ったから」だけではなくて
いちご自身も、自分の中でなんか成長したんかもしれないですけどね。

でも、そのいちごの成長をうまく先導したりバックアップしたりしてくれてるのは、
やっぱりその先生の力が大きいんやろなって私は思う。
いちごはなんか「自分と向き合う」ようになってきたんだと思います。

実は、夏休み前の三者懇談会で、この度の陸上競技会の話も出ました。
「100m走か800m走かどちらか選択できるけど、どっちに出ようと思う?」と先生に聞かれて、
いちごは「100m走に出ようと思っています」と、その場で即答でそう言った。

先生「100mね。実は、先生はな、いちごさんには今度の大会では中距離(800)に出てほしいなと思う」
いちご「はい」
先生「あなたはペース配分が本当にうまい。ラストの一周であれだけの追い込みをかけられるあなたの走りに、先生はいつも鳥肌が立つぐらい感動してる。ただ、あなたの走り方はこう、跳ねるように走るねんな。自分でわかる?マラソンの○○選手(←名前忘れた)とそっくりな走り方やねん。○○選手みたいにその走法で凄い記録を出せる選手もいるけど、先生は、あなたが今のタンッタンッタンッ…じゃなくて、もっとこうスタスタスタ~っと走るような走法に切り替えられたら、もっともっとあなたの中距離長距離の記録が伸びるんじゃないかなと思ってるし、あなたが今度の大会で800mに出るなら先生はそのことをもっと教えたいと思う。…でも、あなたが100mに絶対出たいと思うなら、先生はそれもいいと思う。一度、自分と相談してみて」
娘「はい。……。先生、でも私はやっぱり100に出ます」
先生「そっかwwwもう自分でそう決めてるんやw」
娘「うん。短距離では私は決勝には残れないと思うけど。でも今度の大会は私は100に出たいです」
先生「わかりました。しっかりと気持ちを言ってくれてありがとう。じゃあ100m走でエントリーしとく」


オカン、完全に蚊帳の外です。
なんかありがとうございました。


っていうか私はその時ちょっとほんまびっくりしたんですよ。
今まではそういうシーンになったら
「先生がそう言わはるなら…そうします…」って感じにいちごは絶対なってたし
まして負けるのとか失敗するのを恐れていた子なんで
先生がそうして800に出ることを押してくれるなら無難にそっちを選ぶタイプやったから、
「決勝(本選)に残れない=負ける、とわかってても、むしろそっちに挑戦する」と言った
そのいちごの決断に、なんかだいぶビックリした。


そうして月日は流れ。

夏が来て秋が来て、こないだの予選大会本番の朝。
私が弁当を作ってたら、いちごが起きてきて言うた。

いちご「ママ、多分いちごは決勝(本選)には行けへんと思う」
私「うん」
いちご「今日の100はいちごはきっと予選で負けると思う」
私「うん。てか、それが薄々わかってて、そやのになんで今回は100に挑戦しようと思ったん?」
いちご「短距離は今でも遅いほうやけど、陸上始める前よりはきっと速くなってると思うから、どれぐらい自分が速く走れるようになったか走ってみたいから」
私「なるほど」


結果。

いちごは決勝には全然残れませんでした。
観客席から見てるとそれはもう光の速さだったんですけど(ヒント:親の欲目)
いちごは、本選出場資格を得られるタイムには届かなかった。

一瞬、なんか逆にこのまま帰ろうかなとも思ったけど、
「よう頑張ったな」って、そのことだけはやっぱ今この場で言うてやりたかったので
私はわざわざ観客席を降りて、ゴール付近に行って、いちごのことを探した。

いちごは、タイム測定の人?となんか話しながらごっつ清々しい顔をしていた。
「いちご!」と声をかけると、いちごが「あ、ママ!」と気付いて駆け寄ってきて、
競技場内と外を隔てる柵を挟んで、私はいちごとしゃべった。

私「頑張ってたなー。めっちゃ速かったわー」
いちご「えへへw…あ、ママ、午後からのリレーも出るんやけど、見る?」
私「いや、ママはもう帰るわ。今日はとにかくいちごの100m走を見に来たから。リレーのことは帰ってからまた聞く」
いちご「うん、わかったw」


競技場を出る門のところまで、なんかいちごが私を送ってくれて
そしたら、
「元来自分は陸上部で短距離を得意としているので今回も100m走に出たんだ」
という思いで100mを走ったいちごの友達が、自分のレースを終えて湧いてきた。

ユカ「いちごちゃん速かったなー!ユカ、見ててドキドキしたし!」
ナナ「いちごずるいー!って思ったわ!あの後にナナが走る時、なんかめっちゃ緊張したしw」
いちご「でも予選落ちたでw」
ユカ「うん、あたしも落ちたw」
ナナ「あたしもあたしもw」
私「てか、おまえらwww…いや、なんかみんなほんまよう頑張ったとおばちゃんは思うで」
ナナ「一番頑張ったんはいちごや。いちご、長距離やめて短距離来るん?」
いちご「長距離はやめへんよw私は、短距離遅いしw」
ユカ「なんで!速かったやんか!!!ユカ、自分の順番来るまでドキドキしたし!」
ナナ「いちごずるいー!って思ったわ!あの後にナナが走る時~~~」


以下、ループ。


おまえらもう一生やってろwww

もとい。

そうして、なんか高め合っていけばいいwww



私が今、いちごにひとつだけ言いたいことは

あんた、なんか勝てたわ。


いちごは試合には負けたかもわからんけど、勝負には勝てたとママは思うわ。



余談ですが。

私はこの日、あえて、いちごが自分で家に帰ってくるまで、なんか「待っていよう」と思っていた。

大会に出た子の学校解散予定は一応「夕方の6時半~7時半あたり」で、
「午後からのリレーで決勝まで残ったら、そこからかなりだいぶずれることもあります」
「なんしか、学校まではみんなで一旦帰ってきます」
「そこからは、教員の先導のもと、家が近い子同士でなんか一緒に帰ります」
「予定は未定であり、なお遂行されるということをご理解ください」
というそんな感じの中、私は、
今日、自分なりになんか本懐を遂げたいちごが自分の足で家に帰ってくるのを待つことにした。


そしたら。


下の娘のチビ、改め、「もも」が、

「いちごちゃんはかわいいから、わるいひとにぬすまれる(もも語録で言う、誘拐される)かもしれん!!!ママ、いちごちゃんをむかえにいこうよ!ももちゃんはいちごちゃんにはやくあいたいよ!いちごちゃん、きっと、おなかへったーっておもってるよ!」

とか言うて、だいぶうっとおしくなんかやいやい騒ぐので、
私は、ももを黙らせるために自転車の後ろに乗せて、学校に行った。

学校は当然、まだ真っ暗だった。

私「ほらな。いちごはまだ帰ってこーへんねんって」
もも「じゃあ、でんしゃのえきまでむかえにいこう!きょう、あさに、ママとももたちがのったでんしゃのえきまでいこう、ママ!いちごちゃんもあのでんしゃでかえってくんのやろ?」
私「え~~~。いや、それはなんかやりすぎとちゃうかな?いちごにはいちごの思いも、いちごが生きてる社会もあるからさ。電車の駅までママと妹が迎えに着てるとか、いちごは恥ずかしがると思う。それはやめとこ」
もも「いちごちゃんはいちばんにママにあいたいにきまってる!それと、ももちゃんにもね!」
私「逆に、ももちゃんにもかwww」

そうして、ももに説得されて、最寄り駅まで行く道の途中で
くたくたに疲れながらも逞しい足取りで歩いてくるその集団が見えた。

先導してる先生方を「お疲れ様です。ありがとうございました」とお辞儀して迎えて送って
子どもらに「よう頑張ったな、みんなお疲れさん。おまえらかっこよかったでー」と声をかけてたら

「いちごのおばちゃんや!」「りちおばちゃんや!」
「ももやー!ももがいる!」「いちご、おばちゃんとももが来てるよ!」
とかいう声がにわかに大きく聞こえてきて、その隊列の中から、いちごがひょこっと顔を出して、
それに気付いた、担任兼陸上顧問のあの先生が駆け寄って来た。

先生「(ももに)お姉ちゃんを迎えに来てくれたの?」
もも「だって、いちごちゃんがわるいひとにぬすまれるかもわからんから!」
先生「いちごちゃんを悪い人には盗ませないよ。先生が約束する。(私に)予定の時間より遅れてしまって、本当に申し訳ございませんでした」
私「いや、あの、なんか逆にすみません、先生を信用してないとか違うんですけど、ももがいちごに会いたい会いたい言うんで…」
先生「wwwそしたら、いちごさんはここで解散な。頑張って走ってくれてありがとう!」
いちご「えへへw」
私「えへへwやないやろ。ちゃんと先生に挨拶しなさい」
いちご「先生ありがとうございました。さようなら」
先生「はい、さようなら。気をつけて帰ってね」
いちご「うん」
先生「ももちゃんも、さようなら。ありがとう」
もも「せんせー、さようなら!」
いちご「せんせー!さようならー!」
先生「いちごさん、さよなら!」
もも「せんせーさよならー!」
いちご「せんせー!」
もも「せんせー!」
先生「いちごさん、ももちゃーん!」


なんかまたオカン蚊帳の外やん。


だが、「教育現場」は、「学校」は、それでいいんだ。むしろそれがいい。
  1. 2009/09/25(金) 01:45:20|
  2. 「走るいちご」 シリーズ

走る、いちご。

さて。連休のあった人なかった人、皆様いかがお過ごしでしたか。

りっさんはいわゆるシルバーウイーク最終日、娘のいちごの陸上の大会を見に行ってきました。
某プロスポーツチームのホームグラウンドである 西京極総合運動公園 の陸上競技場で
京都府の小学生の陸上競技選手権大会の予選会があったんです。

「えっ?なんかそんなたいそうな試合に出るっていちごちゃん、なんか陸上が凄いの?」って?

いや。別に。

っていうたら、逆に、毎日毎日朝から晩まで走りこんでるいちごに怒られるかもわからんがw


いちごが学校で活動してるのは「陸上部」ではなく「陸上教室」なんですね。
クラブ活動はまた別の体育会系種目を好きでやっているので。
だが、その陸上教室の練習っていうのがこれまた半端なくて。

「陸上部」とはまた違う「陸上教室」とは、要は、
毎年京都の全小学校を対象に行われる駅伝大会に向けてのトレーニングなんですね。
学校によって色々取り組み方はあるんやろけどいちごの学校では
「陸上部やら陸上習ってる足の速い子から成る選抜メンバーだけで強化練習する」
っていう取り組み方ではなくて
「実際、大会に出るのは6年生の選抜メンバーやけど、5年6年の高学年になったら全員が駅伝に向けて全員で同じトレーニングをして、『みんなで』この大会に出よう!もっと言うたら『高学年になったら団結してあんなカッコイイことがやれるんや』という、下級生の希望の星となる上級生になっていこう!」
っていう、そういう取り組み方をしてはるんですね。
よって、いちごの学校では習い事や身体的な事情が特にない限り、
5年生になったら全員が陸上選手、及び、本気ランナーになる、なっていくわけです。

そんなふうにして毎日朝と放課後+学校休みの土曜も、
ずっと一年・二年間みんなで一緒にごっつ走りこんできてるから
誰が選抜メンバーに選ばれても、子どもらはみんな自分のことのように喜ぶらしい。
なんかそれって素晴らしい取り組み方やなって私は思うね。


話戻って。

そうして、毎日毎日練習してたら、えらいもんで成果が出てくるんですよね。
いちごが「陸上」で走りこむようになってから、いちごの靴の買い替えペースが抜群に早くなった。


オカン、ちょっと半泣き。


ではなくて。(いや、実際半泣きやけど)

いちごの走るフォームがね、なんか変わってきたんですよ。


低学年中学年の頃は「かけっこ」っていう走り方してたんですけど
休みの日に家の前やら近所のグラウンドやらで
「ママー。ここからあっちまで全力で走るから見てて!」
とか言うてターッと駆けていくいちごの「走り」がランナーの走りになってきたので、

「かつて子どもの頃、逃げ足だけは誰よりも速かった」

というオカン(りっさん)は「おー、やるな~」と思って、娘のいちごのそれを見ている。

てか、私の速かった逃げ足ってあれ、ちゃんとしたランニング的なものとちゃうからね。
走りながら塀乗り越えたり、バックネットやらブロック割れてるとこの隙間くぐったり、
なんか棒的な物を登っていって、うんてい的な感じでつたって行って、
行き止まったらもういっそそっから飛び降りて着地したらまたそっから走って、みたいな
いわばあれは「障害物走」みたいなもんなんで、あんなもんは「走り」ではなかったのでね。


話戻って。


陸上教室ではいちごの担任の先生が顧問をしてくださっているのだが
この担任の先生がまたもう私の心の琴線をガンガン掻き鳴らしてくるタイプの人で
子どもの担任と保護者という立場で出会ってなかったら、
例えば偶然木屋町辺りの飲み屋で出会っていたら、
なんかもう確実に「ツレ」や「姉貴」になってたやろうと思うような熱い女性なんですね。

ちなみに、その先生が教師という仕事をしていて子どもらに一番伝えたいことと仰る、
先生ご自身が持ち続けている信念でもあるという、ある二つの生きる力とは

「自分と向き合う」 と 「みんなで高め合う」 だそうで。

ええこと言わはるなあ~。
その言葉を額に入れて、その下で先生と語りながら飲みたいぐらいや。
そら、この先生やったらいちごが引きこまれるのもわかるわあって思った。

ちなみに、
かつてその先生に子どもの担任を持ってもらったことがあるというツレによると、
歳はりっさんより多分9歳上ぐらいで、
この学校ではまだ年数浅いけど実はだいぶ現場経験のある先生で、
あの先生に高学年の担任を持ってもらったら、6年を卒業する時、
3年B組金八先生の最終回バリに親も子も卒業式で号泣するんやと。
いや、わかる。なんかわかりますわ~。

てなわけで今の担任の先生に習うようになって、いちごはなんかだいぶ変わった。

今までは。
これは幼い頃から転園や転校、引越が多かったことも関係してるのかもわからんけど、
何かどこかで失敗することを先に恐れてしまって、
全力を出せないというか、あえて出さないというか、そんなとこがあった。

だから、授業参観に行っても200%の自信がない限り、発表の手も挙げないし
でも帰り道でなんやしゃべってたら「実は、こうかな?って思うとこはあったんや」とかで
「んなもん今頃ママに言うても遅いわwwなんでそう思った時にそう言わへんねん!」
「だって間違えたら恥ずかしいし…」
「いや、間違えるかどうかは結果の話やんか。今どう思う?って聞かれたら、自分は今こう思うって答えたらええやん。そうかー、でもそれは間違ってるよってなんかなっても、その時に正解を教えてもらってその時にまた勉強していったらええやんか。その練習をするためにいちごは今学校に行ってるわけやん?そんなん言うたらママなんか今でもずっと間違いまくりながら生きてるわw」
「だっていちごはママみたいに強くないし、いちごとママは違う人間やし」

こっ、こいつ!!!
この、「ああ言えば上祐」が!!!



そんなですから、そうですね。
今回の題材である陸上、特に「走り」で言うたら、
ゴールまで必死で走りぬかないというか、なんか全力で走りきらない、みたいなとこがあって。

でも、今の担任の先生に出会って、先生に習うようになって、
いちごはなんかほんま、ちょっと変わったんです。



続く。

  1. 2009/09/25(金) 01:42:41|
  2. 「走るいちご」 シリーズ

シバいたったらええねん!・3

さて。 この 続きです。

それから一ヵ月ぐらい経った頃かなあ。
ちょうど夏休み中のことでしたね。

学校辞めたヘタレのゴミ岡こと、○岡先生が新聞に載ったんですよ。

先生の描かはった絵が、なんかもの凄い賞を取ったとかでね。
たいそうな額に飾られてどっかの会館に展示されてるその作品と、
その横で先生が自分の子ども抱いて傍らに嫁さんが立ってて、っていう写真付きで。
その記事をみつけた部活のツレが、夏休み中の部活の時に
学校にその新聞を持ってきて、うちらは大騒ぎになりました。

「先生って凄い人やったんやなあ」
「ちょー見て、副賞100万円やって!」
「何っ?100万円っ!?」
「○岡先生やるなあ~」


夏休みが明けて、クラスでまたそのことが話題になった。

「新聞見た?」
「見た見た!でっかい絵やったな~あんなん一人で描いたんかな?」
「賞取るとかすごいよなー。これから絵描きにならはるんかな?」
「そら、ならはるんちゃうかー?こんなでっかく新聞載るぐらいやもん」
「まあ結局、○岡先生は先生辞めて正解やったんちゃう?」
「……。」
「……うん、そうかもしれんな」
「うん。せやわ。先生辞めてよかったんや」


おまえらは何を言うとんねん っていう話なんですが。


私らクソガキどもが言うこと聞かんで先生を辞めさせた、と言っても過言ではないくせに
クソガキはクソガキなりに「見捨てられた」みたいな気持ちがあったので
なんかそんなふうにして自分らの気持ちを消化しようとしていたんだと思います。

だが、先生のその受賞によって私らの中の先生のポジションは確実に変わった。
まず、○岡先生を「ゴミ岡」と呼ぶやつは一人もいなくなった。

今までは、他のクラスのやつに「ゴミ岡学級w」と、からかわれてムカついていたが
逆に、なんや言うたら「こんな凄い○岡先生のクラスの生徒」っていう誇りが芽生えて
なんか、○岡先生という存在は「僕らのクラスのヒーロー」になった。

でも、ほんま言うたら、先生は学校を辞めてもうたから、
もう逆に、「僕らのクラスのヒーロー」ではなくなってしもたんやけど。


そんなある日。

休み時間に校舎二階の窓から中庭のほうを見るとは無しに見下ろしてしゃべってたら
中庭の向こうに続く、ずっと奥の裏門から、○岡先生が歩いて来るのが見えた。

「○岡先生や!」
「えっ!?うそ、どこ!」
「ほら、あれ見てみ!」
「ほんまや!そうやわ!」

「先生ーっ!!!○岡せんせえーっ!!!」

みんなでおもくそいっぱい手振りながら叫んでたら、先生は私らに気付いて

「おう~!」って、手を上げた。


先生が気付いてくれた!っとなるともう逸る気持ちが押さえられなくなって
私らは転げ落ちそうな勢いでダッシュで階段を降りて先生のところに走ったら
○岡先生は、私らに囲まれながら、今まで見たこともないような笑顔で笑っていた。

「新聞見たで、先生凄いな!」
「○岡先生、良かったなあ!」
「先生がそんな凄い人と思ってへんかったわw」
「先生、絵描きさんになるん?」
「先生にちょっと直してもろたあの俺の絵も高くで売れるんかな?w」
「っていうか売るなよ!w」
「アハハwww」


退職関係の書類を持ってきたんやと言う○岡先生はちょっと目を潤ませていた。
「君らが僕の受賞を喜んでくれるとは思わなかった」と言っていた。

その言葉を聞いて、私らは「今までほんまに先生に悪いことをした」と思ったが
いかんせん人間としてまだまだ未熟な、齢14歳の中学二年生だったので
「先生ごめんなさい」と、誰も、誰も口にしてはよう言えなかった。


まあそんな感じで。

○岡先生とはそんなふうに、
○岡先生自身が自分の才能を持って凄いことをやらかさはったことで
なんか嫌な別れ方をした後でも、わだかまり的なものがチャラにはなったけど
そんなケースはいわば「ミラクル」だと私は思う。



よって、やはり私の持論は

シバいたったらええねん! です。


ただ、誤解してほしくないのは何も

「言うてわからんアホには体で教えるしかない」

っていう、そういう諦めにも似たことではないんですよ。
大怪我したり骨折したりするまでボッコボコにどつき倒さなくても、いいんです。
そこまでせんでも、一発「パーン」と入れたるぐらいで十分なんです。
何故ならば、
大人から見たら「何も考えてないどうしようもないアホども」に見えるかもわからんけど
子どもにしたら「自分はアホなことしてるな」っていうのは、実はわかってるから。
さらに、こんなことがいつまでも許されるわけがないこともちょっとわかってるから。

なんていうか、「気付け(きつけ)」とか「目覚まし時計のアラーム」的な感じでね。
なんかこうちょっと「パーン」と一回シバいてもらうことで、逆に、
クソガキ側にしても、なんか切り替えがしやすいとこも正直あるんですよ。


自分が「今どう見てもあかん、悪い」ってことは子どもなりにわかってるんです。
これは教育現場に限らず、家庭内や親子間でもそうなんやろうと思う。
子どもは大人が思ってる以上に、自分があかんことしてるんをわかってる。

だから、自分は十分自覚してんのに、なんかこう、
君の意見も尊重するよみたいな遠回り的な感じで「でもダメでしょ」とか言われたり
そして最悪なパターンとして
「あなたをそうさせたこちらがむしろ悪いんだと思う」
みたいな持っていき方をされると、反省する機会を奪われてしまうんですね、逆に。
先にこちらがちょっと折れてあげれば、
なんかそれに安心して折れてくるんじゃないかと思ってるんかもしれんけど

それは間違ってんねん、完全に。


それやったらもう、いっそわかりやすく「パーン」シバかれて

「おまえそんなもんあかんで。考えてこい」

って、そんなふうにパーンとやられるほうが
自分のあかんかったことはあかんかったこととして反省して、切り替えやすいんですよ。

そら、なんかシバかれたら、口では「何すんねん!」とか言いますけど、
そんなんは、ハッタリと見栄としょうもないクソガキのプライドだけのことですし
「自分が悪いことしてシバかれたのに、なんかまだ開き直ってる自分」
が、今だいぶイケてないってことは、実は自分でもようわかってるので。
いつまでもしつこくそんな「シバかれて逆にキレる」っていうかっこ悪いことをやり続けませんしね。

ただ、ひとつだけ、「シバいてあげる先生」に気をつけていただきたいのは

うちらがガキの頃は「顔や頭はシバくな。やるならケツをシバけ」っていう風潮やったけど
今は逆にガキのケツをシバくことで、セクハラとか淫行とか言われてしまうこともあるので
今の風潮においては、クソガキには顔(頬っぺた)を張ったるほうがいいと思います。
グーパンチ(拳)ではなく、必ず、平手で。

グーパンチは平手と違って「拳骨」が当たる形になるのでけっこう威力があるので、
シバかれたクソガキが自分の歯で唇の端や口の中を切ってまう可能性も高いので
クソガキ本人は「自分が悪いことして先生にシバかれた」ことを納得してても、
今やそのクソガキの親が、自分とこの子どもの愚業を棚に上げて
「口の中を切って血が出るほど殴った暴力教師!」とか「治療費!慰謝料!」とか
なんかそんなん言うて騒ぎだしてしまうこともあるかもしれないので。


「りっさん、先生生徒のシバき愛の時代は終わったんだよ」

って思います?

まあ確かにそれもあるのかもしれないですね。
なんか今もう、実質関係ない外野のやつらがほんまいちいちうるさいですからね。


でも、私が思うのは

「時代がどんだけ変わっても、子どもらにとっては、
自分が初めて外に出た、学校というその社会の中で、
見る・感じる・思う・学ぶ・ふざける・気付く・考える、
その中で自分自身が成長していくその過程は、
実は昔からそんなには変わってはいないんじゃないかな」



ご静聴ありがとうございました。



  1. 2009/09/19(土) 22:58:56|
  2. 思い出のネタ(学生編)

シバいたったらええねん!・2

さて。 この 続きです。

なんかそんなふうにクラスがめちゃくちゃやった中での、美術の授業で。
担当はもちろん、「美術専攻」の、うちの担任のゴミ岡、もとい、○岡先生で。

なんか課題が粘土やったか何やったか忘れたけど、なんかそんな「作り物」やってね。
いつもいつも騒がしい私ら生徒ですが、その日はわりと静かに集中してやってたんですよ。

物作るのって、なんかちょっと遊び感覚っていうかで、楽しいじゃないですか。
少なくとも、「教則本をただ読んでるだけ」みたいな、
全然おもろない授業を展開してくる先生らの授業をずっと聞いてるよりは、全然楽しい。

「ここ、ヘンじゃない?」とか「あ~あかんできひん!ちょっと手伝ってーや」とか、
なんかそんな、手を動かしながらの多少の雑談も許されてるし、
途中で流しに手を洗いに行くとかの立ち歩きも自由やったし。

そうしてヤンチャな私らが大人しく美術の課題に取り組んでいるので、
ゴミ岡…もとい、「○岡先生」もちょっと嬉しそうだった。

一人ひとりの作業を見て廻りながら
「おっ。うまいやないか」とか「もうちょっとこうしたほうがいいかな」とか
なんかそんな声かけとかも積極的にしてはった。

そんな中、ゴミ岡がなんか資料だか道具だか取ってくるとか言うて、
美術室から扉一枚で続いてる美術準備室に入って行ったんですよ。

そしたら。

なんかイタズラ心に火がついたのか、あるヤンチャな男の子が、
美術室側から準備室の扉に鍵をかけて、ゴミ岡を閉めだしよったんです。

「ゴミ岡怒りよんでw」「しーっ。すぐ開けるってw」「でもちょっとおもろいw」とか言うてたら、
閉めだされたことに気付いたゴミ岡が準備室から扉をドンドンと叩いて
「こらっ。そっちから鍵閉めたやろ!開けなさいっ!」と言ったのでみんな笑った。

そしたらゴミ岡…いや、○岡先生は、
扉に付いている、両目がなんとか出るかな?ぐらいのごく小さな透明の小窓から
目ではなく、何故かチョビヒゲの生えた口元をクローズアップさせて
「こらっ!早よ開けろっ!」と言ったので、美術室側の私らは大爆笑した。

ちょっと想像してみてください。
扉の小窓にチョビヒゲの生えた口だけが見えて、その口が「こらっ!早よ開けろっ!」と動く。
こっちから見たら、なんか扉がしゃべってるみたいでごっつおもろかったんですよ。

ウケたことがよほど嬉しかったのか、ゴミ岡は何回もそれを繰り返し
私らはそのたびに腹を抱えてごっつ笑った。

「wwwもう開けたろwwゴミ岡、なんかみじめすぎるww」
「哀れやwwあの口見てたらかわいそうなってきたwww」
「wwwwwwわかった、開けるwww」 と、その男の子が鍵を開けようとしたら
廊下側にある準備室のもう一個の扉(出入り口)が開く音がした。

多分ゴミ岡は、
「そや。一回この準備室を出て、美術室の正規の出入り口から入ったらええんや」
ってことに、なんか気付いたのだろう。

と、なると、またクソガキどもはイタズラ心に火がついてしまい、
美術室の出入り口のそばにいる別のヤンチャ坊主が、出入り口の鍵を急いで閉めた。

こうして二つの扉を閉め切り、それはちょうど、
私らが、物理的に、「美術室に立てこもった」という状態になった。

ゴミ岡は「あっこら!こっちも閉めたな!?もうほんま開けなさい」とか言っていたが
終了のチャイム鳴るまでほっといたろか、とか言うて、うちらはそのまま作業に戻った。
ちなみに、美術室の出入り口の鍵は、美術室内のゴミ岡の教卓の上にあるので、
内側からかけたその鍵を、外に放り出されたゴミ岡には今、もう絶対に開けられないのだ。

そしたら、「何かあったんですか?」っていう声がして、
出入り口の窓からそーっと廊下を見たら、
なんか巡回してた教頭先生がこちらのほうに歩いてきた。
ゴミ岡こと、○岡先生が「生徒に閉め出された」と説明すると、教頭先生は怒って、
「職員室にある美術室のスペアキーを持ってきます」と言って走って行った。

「ちょーまずいんちゃうん、教頭にバレたでw」
「っていうか教頭どうでもええけど、教頭が急いで職員室に戻るってことは…」
「職員室の手前にある用務員室に、たけじまがもしも、おったら…」
「教頭先生、そんな走ってなんかあったんですか?…ってなって…」

「たけじまさんがここに来る!!!」

「たけじまさん来たらマジでやばいって!全員校庭に吊るされる!もう開けようって!」
「そや、教頭先生が戻ってくる前にもう開けよう!絶対そのほうがいい!」とか言うてモメてたら
多分教頭先生の足音と思われる、「カツカツ」という革靴の音と、
「ぺターン、ぺターン…」という、あの、聞いただけで凍りつきそうな雪駄の音が聞こえてきた。

あかん、もう絶対(たけじまに)ばれた。と思った瞬間、

ガッシャーン!

という音がして美術室の出入り口の扉の窓ガラスが割れた。
どうも、たけじまさんが木刀で叩いて、美術室の出入り口の扉の窓ガラス割ったみたいだ。
割れたガラスの向こうからたけじまが鬼の形相で睨みながら言った。

「ここを、開けろ」

全員硬直して固まっていると、さらにたけじまさんが

「開けへんねんたらわしが開けるど!!!」 

と怒鳴ったので、出入り口近くのやつが腰抜けそうになりながら鍵を開けた。


後から聞いた話では、教頭先生が職員室に戻る途中で偶然たけじまさんに遭遇し
事情を話すとたけじまさんはたいそうご立腹なされ、
「ガラスを割って(そこから手を入れて)鍵を開ける」と仰られたらしい。
っていうか普通にスペアキーで開けはったらよろしいやん…。
でも、きっとそれはたけじまさんにしたら違うのだ。それではあかんのだ。
ガッシャーンやったることが「おまえらナメとったらほんまいてまうど」という、
クソガキに対して効果覿面な、それは指導方針なのだ。

「そんなもんしばいたったらええねん!」 ですね。


自分らから鍵を開けた私らに対して、たけじまは片っ端からどつき回すことはしなかった。
ただ、黙ってごっつ私らのことをずっと睨んでいたので、
私らは次の瞬間にもたけじまさんが「大暴れ」するかもしれないと怯えていた。

そしたら。

たけじまの背後から、ゴミ岡こと○岡先生がぬっと出てきてこう言った。

「おまえら、こんなことしてただで済むと思うなよ」


な に そ れ ?


いや、あの、今やったら色々考えると思うんです、大人になった今なら。

例えば、
「学年一の問題のクラス」の担任であるゴミ岡こと○岡先生は普段からこう、
校長先生や教頭先生に「しっかりしてくださいよ」的な叱責を受けていて
今こうして教頭先生がおる中で、なんかばしっと言うところも見せなあかんのかもとか。
或いは、
自分がここで先になんかガチコーンと言わへんかったら、
怒り心頭のたけじま氏が僕の大事な生徒をボッコボコにシバき倒すかもしれへんから
僕のクラスの生徒を守るためにとゴミ岡はあえてハッタリ言うたんかもとか。

でも、中学二年生やったうちら子どもは、単純にこう思ったんです。

「偉い人とヤ○ザがバックについてるからって、なんえ偉そうに」
「自分だって準備室の小窓からチョビヒゲ出して楽しんでたくせに」



教頭先生とたけじまさんがいなくなってから、ゴミ岡は
「みんなでもう一回、このクラスのことについて一から話し合いをしようか」
とか色々言うてたけど、
私らにしたらもう完全になんか気持ちが冷めきってしまったので
「ハア?なんかゴミ岡、おまえほんましょぼいわ。マジで引くわ。ほんまもうええし。寒いし」
って、なんかもうゴミ岡に対して、完全にそうなってしまったんですよね。

それから、うちのクラスは逆にちょっと静かになりました。

それまでは、担任のゴミ岡に対して、
「寄ってくんなや!w」とか、「しゃべりかけんな、うっとしいんじゃ!w」とか言いながらも
まだ、「なんらかの絡み」が、ゴミ岡と私ら生徒の間に、なんか「まだ」あった。
でももうその事件から、逆にそれすらも全くしなくなって、
「(ゴミ岡こと、○岡先生)完全無視」って、なんかなってしまったんですよ。

「あいつ(ゴミ岡)をイジっても何の笑いも生まれへんで。ほんましょうもないやつやで」って、
学活(HR)も、ごっついことそれは逆に静か~~になりましたからね。

ゴミ岡がなんかしゃべってることなんかは、全部、流れていくBGM.に過ぎない。
HR終わりのチャイムがいつ鳴るか、誰もがそれしか聞いてない。
チャイムが鳴ったらもう、ゴミ岡の話の途中でも、みんな一斉に帰る、出ていく、みたいな。


そんなある日の放課後、
私は部活に行く途中に教室に忘れ物をしたことを思い出して
部活の仲間に「ごめん、先行ってて」言うて、教室に戻ったんですね。
そしたら、誰もいない教室でゴミ岡が教壇の前に立って泣いてるのを見てしまった。

それはさめざめと泣くという感じでなくて、何かが悔しくて泣いてはるような感じだった。
だから、「先生泣いてはる。かわいそうに」とは私は思わなかった。
逆に、「大人になったら、こうしてどんなにしんどくてもなんか頑張らんとあかんねんや」と、
なんかそう思った。


でも、そのしばらく後。


ゴミ岡は、大人のくせになんかやっぱ頑張れなかったみたいで、だんだん学校に来なくなって
夏休み前ぐらいに、
「(半ばフェイドアウトしたような形で)学校をお辞めになられました」
ということを、学年主任の先生から、なんか聞いた。

「え、ゴミ岡辞めよったん?wやっぱ結局ヘタレやったんやな、あいつは最後までゴミやなwww」

って、私らは笑ってたけど、内心がっかりもした。

正直、ごっつ消化不良でした。
ヘタレのゴミ岡が真っ向勝負を嫌うから、全然ちゃんと言いたいことを言い合ってなかったから。

なんか逆に、私らがゴミ岡こと○岡先生から置いてきぼりを食らったような気もした。


続く
  1. 2009/09/18(金) 01:38:53|
  2. 思い出のネタ(学生編)

シバいたったらええねん!

さて。

今日は休みなので普段の朝みたいに慌しくなく、わりとのんびりチビの登園を済ませた。
帰り、ふと母校である中学のグランドを眺めてみたくなって遠回りして寄ったら
おったおった、りっさんの後輩どもである、母校の現役の中学生たちが。
なんかみんな体操服着て、先頭のやつがでかい旗持って行進の練習をしてました。
「そっかー。体育祭の練習かー。なつかしいなあ」と思いつつ、私はかなり驚きました。
なんかごっつちゃんとしてるんです。ち~ゃんと整列してきびきびと行進してるんです。

そして一番びっくりしたんは先生の怒鳴り声が全くしないんです。
まあ、子どもらみんなちゃ~んとしてるんで怒ることも全くないんやろけど
なんか、変われば変わるもんやなあと感心しました。

うちらの頃はなんかもうほんまにひどかったんですよ。
何もうちの中学に限ったことちゃうけどどこの学校もけっこう荒れてた。
ビーバップ・ハイスクール全盛期でしたからね。
あと、こないだツレがブログに書いてて思い出したけど「ホットロード」(漫画)とかね。
いわゆるもうヤンチャ、ヤンキーがかっちょいい(カッコイイ)とされる時代でしたから。

普段の授業でも一旦騒ぎ出したら止まらへんのに
グランドで全学年集まって体育祭の練習するとかもう収拾つかない。
子どもって「いつもと違う感」とかが嬉しくてはしゃぎますからね。
整列はせえへんわベラベラくっちゃべってるわよそのクラスに紛れこんで遊んでるわ脱走するわ。

体育の、「中ババ」って呼んでた気性の荒いオバハン先生がいてね。
体育祭の練習の時はもういっつも中ババが拡声器のマイクで怒鳴り散らしてた。

「並べっちゅうてんのが聞こえへんのかー!!!ほらそこっ!しゃべるなっ!!!コラーッ!あんたらどこ行くんや!!!まだ授業中です!列に戻りなさいっ!!コラーーーッ!!!列に戻れーっ!!!」

男の先生らも走り回って、言うこと聞かん生徒ひっ捕まえて引きずって怒りまくってたしね。
あ、そうそう体育祭の練習シーズンになると近所からよう陳情が来たらしいです。
「子どもを叱る先生のマイクの音をもう少し下げてほしい。テレビの音が聞こえない」とwww

いや、笑いごとちゃうけどほんまそんなんやったんですよ。
今のその子らの練習風景にはほんまびっくりした。
「良うなった」とはツレや近所の人から聞いてたけど、ほんまびっくりした。

逆に、「将軍様の軍隊」か? って思ったもん。


さて。

それらも踏まえて この 続き。


結婚退職を機に教職を退いたがやはり自分自身も何か勉強をすることが好きでまた勉強を教えることも好きで私にはやはりこの道しかないかなと思ったツレが一念発起して現場に復帰したはいいが勉強教えたろ言うてんのに勉強教えてもらおうと思ってないアホ丸出しの中学生生徒達にもう脱力してしまった。

という、なんかその「お悩み」について。


正直、あると思います。


そういう溝?的なものはあると思います。


「小学生から中学生になったんやから、高校受験に向けてもっと勉強を深めていかないと」と、
勉強を教える側の先生や、勉強してほしい親はなんかもうイッライラするかもしれないが
ところがどっこい、生徒(子どもら)にしてみたら
「中学生になったんやから、もう半分大人やwww自由やwww」
って、なんかそんなん思ってるんですよ。

小学校から中学校に進学した生徒のもう概ね大半は、

「小学校卒業すると同時になんか自動的に中学校に入学してた」

ぐらいの意識しかないと思います。私もそうでしたから。

「更にもっと学びを深める決意を持って入学しました(キリッ)」

とか特に全く持ってなくても、小学校を卒業したら、
概ねの子どもは中学生に「自動的に」なって学校に通うことになりますからね。

これは何も、公立中学の生徒が何か劣っているわけではないと思うんです。
あくまでも「公立」の生徒ですから、いわば「普通の子ら」なんです。
っていうか、この国の義務教育システムがそうなってるので、
中学生になったことで更に学びを深めることへの意欲とかを持ってなくても、
小学校を卒業したら、なんか中学校に入学する。
中学校は小学校より校舎もでかいし生徒もいっぱいいるから色んな人と関わるし
先輩らはやたらかっこええし、部活は小学校の時よりずっと本格的になってくるし
その中で、興味の対象が勉強から反れてしまうことも多いにあると思います。
そんなこんな+溢れんばかりの若さのエネルギーを発散することがまだ未熟なので
大人からしたらほんましょうもないと思うことで、騒いだり脱線したりしがちなんですね。


中学二年生の時のクラスはほんま荒れてましたねー。
学年で一番荒れてたクラスでした。
担任の先生が学年一嫌われていた先生だったんですよ。

でもねー、今思い出してもあの先生がなんであそこまで嫌われてたんかわからない。
なんか生徒に対して威圧的な態度を取るわけじゃなし、っていうかどっちか言うたら、
こっちがちゃんと話せばちゃんと聞いてくれるタイプの優しい先生やったし、
ビジュアルがおかしいわけでもなかったしね。ちょっとチョビヒゲ生やしてはったけど。
なんかそう、ペンギン村(Dr.スランプ アラレちゃん)の住人にいそうな感じの見た目でした。
美術の先生をしてはって教員としては二年目。
でも確か大学卒業してすぐに先生にならはったわけじゃなくて、
もしかして最初は芸術の世界で食っていこうとしてはったんかなあ?
その辺はようわかりませんけど、二年目やけど歳はなんか30前ぐらいでした。

てかぶっちゃけ、
「その先生をそれほどまで嫌いやから」っていうのは、後付けの言い訳で
なんか騒ぐのが楽しかっただけやと思うんですよ、単純に。
黙って授業聞いてるより、紙ヒコーキどこまで飛ぶか競うほうがおもろかったんですよ。
だからもう授業も、最初は座ってても授業終わる頃にはほぼめちゃくちゃやったし
勝手に途中で出ていくやつもおるし、先生がそれを追いかけて行っていなくなったら
残ってるやつが「ヤッター!自習やwww」言うてまた騒ぎ出して
隣のクラスで授業してる先生は怒鳴り込みに来るわ、
言うこと聞かへん生徒に切れた女の先生が泣きながらうちの担任を呼んできて、
でもそんなん担任が来たところで担任自体に反抗してんにゃからそんなもん逆効果で
口悪い男の子らが「寄ってくんなやゴミ岡!出ていけ!!」とか言うてね。
そうそう、その担任の先生を「ゴミ岡」って呼んでたんですよ、みんな。名前をもじってね。
ものを教わる先生に対して「ゴミ」って言うとか何ごとやと。
当時の自分も含めてもうほんま最低なクソガキどもですよ。

シバいたったらええんですよ。いや、マジで。

実際、半年に一回ぐらい、なんか調子に乗って騒ぎすぎて、
とうとう先生に本気でシバかれて鼻血出してるやつとか誰なっといましたし
そういうことがあると、一時的にちょっとピリッともする。
まあ、ほとぼりが冷めたらまたすぐに崩壊してしまうんですけどね。

あと、騒ぎに気付いた たけじま が木刀振り回しながら

「なにさらしとんじゃオラーーーッ!!!」  

言うて怒鳴り込んできて、木刀で黒板をおもくそバッコーンどついた時。
来た。おいでなすった。恐怖のヤ○ザ番長・たけじま用務員様。


でもその担任の先生はね、絶対に生徒をシバかなかったんですよ。
逆に「先生になんかあかんとこがあるんやったら言うてくれ」って言うてましたから。

なんや、いい先生やんかって思います?

いや、違うんですよ。

生徒らはほんまはちゃんとわかってるんです。誰が悪いのかってことは。
こんなん(騒いだり)するのはあかんことや、悪いのは自分らや、ってわかってるんです。
そやのにそこで、実際はなんも悪くない先生から
「先生のあかんとこあったら言うてくれ!先生、直すから!」
みたいなことを言われると、子どもらはしらけてしまうんですよ。

「何言うてんのこの人?アホちゃうか」って。

もっと言うたら、
「なんでよう怒らへんの?
(こっちが悪いねんから)怒りぃや」

ぐらい、なんか思うんですよ。


いや~もうホンマ自分で書いてて腹立つけど、どうしようもないクソガキどもです。
ただ、私は授業を派手に妨害するという行為はホンマしなかったんですよ。
席近い同士のツレらと、自分らの中でネタとかやって勝手に盛り上がってるだけで。
でも、大騒ぎしてるやつを止めなかったので私も授業妨害の共犯です。
っていうか。真面目な子もいたけどあのクラスにいた生徒が全員共犯やったと思う。
誰も騒ぎを止めようとしなかったから、あれはもう全員が悪かったんやと思う。

「一生懸命治めようとしていた担任の先生以外」の、全員が悪い。



まあそんなアホ丸出しの日々を送っていたわけですが
ある日、その担任の先生とうちら生徒の不仲が決定的となる、
ある事件が起きたんですよね。


つづく

  1. 2009/09/17(木) 15:08:43|
  2. 思い出のネタ(学生編)

「知りたい」気持ち

さて。

チビがいつのまにか、なんか「ひらがな」を読めるようになっていました。
ちょっと前に自分の名前だけは読めるようになったんですけどね。
保育園のリュックとか着替えとかに名前書いてあるから、それで覚えて。

こないだ、チビが
「ママ、チビちゃんがほんをよんであげるわ♪」と言って何冊か絵本を持ってきたので
「それはどうもありがとう。うん、読んで読んでw」って、ちょっと半笑いで言うたんです。
どうせ、いちごに何回も読んでもらって覚えてるその絵本の話を、
記憶+絵を見ながら創作で「読んでる風」な感じで、なんか聞かすんやろうと。

ほんなら。

たどたどしいながらも、チビがホンマに読んでるんですよ、絵本に書いてある字を。
私は直ちに子ども部屋に駆けつけ、チビの姉であり理解者であり親友でもあるいちごに確認した。

私「なあ?チビが字を読んでるんやけど…?」
い「うん、読めるよ。ママ知らんかった?ば、とか、ぱ、とかが少し難しいみたいやけど。教えてって言うから、あいうえおの絵本でいちごが教えたげたん」
私「教えるの、だいぶ時間かかったやろ?」
い「ううん。すぐ覚えたよ」

なんてこった。
こんなもんもう完全に「置いてきぼりの父親」じゃないか。
「嫁はんに子育て任せきっててなんにも子どもの成長知らん親父」状態じゃないですか。
これはまずいと思い、私はところどころ読み違いを訂正しつつ、チビのその本読みに付き合った。

私は、…あの、これ逆に「知らんかった言い訳w」とかではないんですけど、
私の持論として「予習は特に必要ない」と思ってるんですよ。
何故ならば、新しいことを習うという楽しみは学校の授業にあって然るべきだと思うからです。
新しいことを教えてもらうのってちょっと楽しいじゃないですか。
それをね、なんか勝手にどんどん予習を進めてしまったら、
授業で初めて、「逆に」、初めてそれを習った時、
「あー、それもう知ってるわ~~~」ってなってしまうと思うんですよ。

「はいはい、見た見た(失笑)」 みたいなね。

そうなると、なんかもう学校の授業に対してのワクワク感がなくなるんとちゃうかなあって。
「おんなじこと何回も言わんでええって。もうわかってるって」ぐらいの感じで。

いや、確かに先生もテストの裏や宿題のプリントの裏とかに
「時間あったら、余力あったらやってごらん」的な、ちょっとした応用問題風に
おそらく次の時間から勉強していくことの予習問題を出してはることもあります。
それに対していちごが「まだ習ってへんから全然わからへんわ~」と言ったら
私はもう平気でこう言うたるんですよ。

「ほんなら無理してやることない。また先生が授業で教えてくれるから。まだ習ってへん問題がわからへんのはあんたの怠慢じゃないから。今はわからんでもそれは当たり前のことやから大丈夫やし、知らんこと、わからんことを教えてもらいに行くために学校があって、そこに先生がいてはるんやから」

って、そんなん言うてやるんですよ。

まあそんな私の持論に基づき、いちごにも、そしてチビにも、
「小学校に入る前から、家であいうえおを教える」ということをあえてしなかったんですよ。
ピカピカの一年生になって、新しい教室で新しい先生や友達と新しく学び始めたらいいわ、って。
そうしてちょっとずつ、字を読んだり書いたりする楽しさを覚えていったらいいわ、って。

でもねー。
今回のチビの件で、なんか思いました。
あれなんですね、子どもって「興味」を持ってしまうと、なんか勝手に勉強してしまうんですね。

今から字の勉強なんかせんでもええのに。
まだまだ鼻たらして走り回って遊んどったらええのに。


っていうかチビにしたら勉強してるって意識もないんかもしれないですけどね。
覚えたいから覚えてる。やりたいからやってる。みたいな。

大人にとっての「仕事」も、ちょっとそういうとこあるじゃないですか。
仕事って思うと「あーいややな~。しんどいな~。行きたくないなー」ってなってまうけど
その仕事に興味を持って取り組んでると、給料以上のことまでやれたりするじゃないですか。
周りからは「おまえアホやろ。そこまでせんでええのに」って言われても
自分は興味を持って好きでやりたくてやってるから、全然それが苦痛ではないっていう。


先日、結婚退職以来ぶりで教職に復帰したツレが自身のブログで漏らしていました。
ツレはサブ的な感じで中学校の生徒に勉強を教えているらしいんですが、

ま~~~、「勉強を教えてもらう姿勢」というものが
ま~~~~~、生徒らから全く見受けられない、と。


教える・教わる環境がまるで整っていない、あんなもんはサル山のサルだ、と嘆いていた。


あいたたた…なんか耳が痛いぞオカン助けてくれwww


ま~私も大概積極的に勉強しなかったですけどね。
っていうか、進学するほどにどんどん勉強しなくなっていきましたからね。

小学校の頃はほんま、「神童」ぐらいの勢いで賢いほうだったんですよ。
授業中はクラスで一番か二番ぐらい手挙げて発表しては授業を活性化してましたし、
勉強は元よりこのキャラと人望から(自分で言うなw)学級委員には常に推薦されてましたし、
5年の時にはなんと6年生を抑えて学校全体の委員会の委員長をしたこともあるんですよ。
中学校の頃も、まあ、なんややんちゃしながらでも、
授業さえ聞いてたらもうそれだけでテストでなんか80点ぐらい取れてた。
ただ、逆にそれがなんかあかんかったんやと思いますけどね。
「な~んや。何もせんでもそこそこの点取れるやん、私」っていう気持ちから、
勉強に対してなんか努力しようとする気持ちが薄れてしまったんかもしれんし、
でもやっぱそれ以上に、…こんなん言うたらなんか、
「自分が勉強せんかったこと」を「人のせい」にしてるみたいであんま言いたくないんですけど
中学高校と進学するたびに、授業(=先生のしゃべり)をおもしろいと思わなくなっていったんですよ。
授業よりもっとおもしろいと思う、そう「興味」のあることがいっぱい出てきたから。


って書いてたら、
「学年一の荒れ荒れクラス」だった中学二年生の頃のことを色々思い出してきましたので
ちょっと仕切り直して書かせていただくことにします。

題して

「シバいたったらええねん!」


関係ないけど、だいぶ前に店で先輩のキョーコさんとしゃべってて、
「キョーコさんはお育ちが上品なんやろなってのがなんかわかるわー」と言ったら
「まあ…友達のことを、ツレが~wwwとかは言わないけどねw」とか言うてはって
私が休みの日に、りっちゃんがそんなん言うてたのよって話を休憩室でしてたら
「っていうか、りちさんに比べたら全員上品なお育ちやろ。あの人絶対元ヤンキーでしょ」
とか言うてたやつがおったらしいw誰やシバくぞwww
ほんでまたキョーコさんがその犯人を絶っ対に教えてくれないんですよ。
聞いた責任としてその人の身の保証をしてあげなあかんからだか何だか言うてね。
わしゃチンピラか何かか?とw
頑張って前期のキャンペーンも売ったのになんか扱いがひでえwww

私信ですが、どんつきを読んでるYくん。
その事件について何か情報を持ってるならりっさんに報告しなさい。
でなければ、当局としては君を第一容疑者であるとしてある種の制裁を加えますww


まあそんな、立派に更正?したりっさんが次回、
大人には理解できないかもしれないヤンチャなクソガキどもの心中を、なんか明かします。


っていうか、チビもいつまでも「チビ」ではなく、そろそろなんか、
いちごと同様に、「どんつきネーム」を考えてやらんとあかんですね。
字が読めるとなったら、これちょっともう一人前の道を歩み出してますから
なんぼ家族の中で一番下っ端や言うても、いつまでも「チビ」扱いはなんかもうあかんな。


  1. 2009/09/16(水) 23:35:57|
  2. 家族ネタ

見上げてみて

さて。

先日、店の開店準備をしながらバイトの先輩のキョーコさんと後輩のYくんがなんかしゃべっていた。

Yくん「こんな安い給料で一日中頭下げて走り回って、僕らもう格差社会の底辺ですよ」
キョーコさん「格差社会ね…。ほんと、あるよね」
私「なんやおまえはまた給料の話をしてんのかw」
Yくん「でもね、僕は思ったんですよ。逆に底辺を勉強させてもらってるんや、って思おうって」
キョーコさん「あはは」
私「逆にね、逆にww」

そうしてひと笑いした後、Yくんは店頭の準備をするためにどっか行ったが
私とキョーコさんは店内の整頓をしながら続いて雑談をしていた。

キョーコさん「ほんと、格差社会やなって思うよねー」
私「てか、格差社会って(言葉を)なんか言いたいだけやろw」
キョーコさん「違うってwだって思わへん?なんか私に恨みでもあるの?って人(客)いるでしょ?」
私「おるおるwあと、ジュースやらお菓子やら買いに来た高校生に投げ銭されてそれを拾い集めてる時はさすがに、ああ今自分はなんか底辺やなって思いますね。最下層で生きてるな、ってw」
キョーコさん「しかもそんな仕打ちをされてるのにも関わらず笑顔で…」
私「ありがとうございまーすwww ……ごめん、ちょっと裏で泣いてきていいかな?w」
キョーコさん「www 格差社会よねー」

投げ銭という輩言葉がわからない人のために心優しいりっさんが説明してあげますと、
要は、店で買い物をしたら、客がレジでその商品代金を支払うじゃないですか。
俗に言う「お会計」というやつですね。
その時、お客様が店員に向けてお金を投げつけるかのように、或いは放り捨てるかのように

「ほら。はよ拾えや、乞食」

と仰らんばかりのお支払い方法をなさることを、投げ銭と言うんですね。


「そんなもん格差社会関係ないやん。親の躾の問題やろ」って?


仰る通りです。そのお怒りはごもっともです。
っていうか、人の親である私も、そんなやつらの行動には内心ごっつキレてます。
うちの娘が投げ銭なんかしやがったら 絶 対 に 許しません。
だが、その投げ銭をこう、這いつくばうようにして一枚一枚数えて拾う、
そんな仕事を必死でしながら、安っすい給料を貰って私は生活しているのだ。
…まあ投げ銭するのは何もそんな社会的に未熟なお子達に限ったことではないですが。
成熟しているはずの大人にも熟しすぎて腐りかけてるような年寄りにもいますからね。
逆に聞きたいのはおたくら、一流料亭でもそんな投げ銭とかするんか?せえへんやろ。

わしら虫けらか。


っていうか投げ銭なんかまだマシなほうなんですよ、わかりやすい格差やから。
もうね、なんかもうびっくりするほど複雑な格差を感じることがありますからね。

例えば。
買い物カゴからこぼれ落ちそうなほどのお買い物をしてくださったお客様が、
そのカゴをドンとレジに置かれた瞬間、うっとおしそうにだるそうに、「いくら?」と、仰る。

わしらエスパーか。

いや、だからそれを調べるために今からここでこう、一個ずつピッてやっていくんですやんか。
そんなもん今パッと見て「お会計、4,783円ですね~」とかそんな超能力があるんやったら
そういうテレビ特番のギャランティーで食うてるか、なんかちょっとした宗教でも開いてるわ。

だが、格差社会の底辺に生きる人間には、そこで「おいっwww」とツッコむことも、
「そんなもん普通に無理やろ!黙って待ってろアホボケカス!」とキレることもできないのだ。
何故なら、
いっぱい買い物をしつつも「この後ランチに行くから早よ会計して」と言うそのマダムと
いっぱい買い物をしていただくことで安っすい給料を貰って生活をしている私には、
なんかもう圧倒的な格差があるからだ。


また、例えば。
毎日毎日、手押し車を押しながら来ては、
「100%食いきれへん」と想像できるほどの大量のお菓子類を購入していかれるお客様。
そんな「お菓子のベンツ」みたいな手押し車が通りすぎていく横で、
お母さんに「小さいのを、ひとつだけね」となんか許してもらえたのか、
チョコを手にしてはやめ、グミを手にしては置き、を30分近くも繰り返している幼い男の子。
そうしてその「お菓子のベンツ」を押してレジに来られたそのお客様が、悲しげに仰る。
「国からの年金が少ないから、したいことなんにもでけへんわー」

正直、労われません。

間違いなくあなたは今、この格差社会の「上にいる側の人」ですよって。
うちの娘らは、そんな量のチョコレートを見ただけで多分鼻血を出します。

何が間違ってるかはわからんけど何かが間違っている気がする。
戦後の日本を死にもの狂いで立て直して築いてこられた人々でしょうから、
逆に今はもうそれぐらいのお暮らしをされていてもそれも有りっちゃ有りだとは思いますけど。
ただ、そんなお爺ちゃんお婆ちゃんが大量にお菓子を買い込みながらも、まだ、
「自分ら老人は社会的弱者なんだ。若い人はもっともっと働きなさい。まだまだ甘い」と、
格差社会の底辺にいる私みたいなもんにまでなんか節に訴えてくるとかね。


わしらいよいよゴミ以下になるわwww



なんか、思うんですよね。


ここまでの格差社会が出来てしまったのは、
「働いても働いても、個人が裕福になれない日本」を作ったのは
何も政治ばかりのせいではなく、むしろ、
「格差社会上流層の米付きバッタ」みたいな、
「実働経験はないけどインターネット上の議論ではやたら強い」みたいな、
なんかそんなやつらの
「社会に出た瞬間から勝てなかったらもう働く意味がない」みたいな、
なんかそんなボンクラのゆとり思想のせいも多いにあると、私は思います。


なあ。

おまえらがそんなふうに格差社会(笑)をやたら盛り上げることで
逆に自分で自分の首をどんどん絞めていってるんやってこと、逆にわかってるか?


頭ばっかり大きなったら、えらい目合うで~



話戻って。


正直、一生懸命自分の仕事をしながら一生懸命自分の人生を生きてる人間にしたら
社会全体の中で自分が今どのポジションにいるのかとかわざわざ考えることすらもないし、
もっと言うたらそんなんちょっと後回しにしてでも、この今を生きていかないといけない。
格差社会の下のほうはね、もうなんかそんなもんですよ。



今日、テレビでディズニーシーからの生中継とかしててね。

いちご「わーきれいー!…ママ、五連休ディズニーシー連れてって~」
私「無理。…てか、(無いって)わかってて言うたやろ?w」
いちご「えへへ。夢はでっかく!w」
私「てか、いつかいちごとチビがママを連れて行ってよ」
いちご「オッケー!じゃあいちごが20歳になったらね!…あ、あかんわ、チビその時まだ15歳や!中学生やんwww」
チビ「どうもすみませんwww」
いちご「じゃあ、いちごが25歳でチビが20歳になったら、ママをディズニーシーに連れて行くから!」
チビ「ママ、それまでにびょーきなおしといてやあ!」
いちご「そう!絶対な!」
私「ええっ???www…うん、なんか頑張るわw」
いちご「よっしゃー!」
チビ「しゃー!」



格差社会の下から見上げる景色も、そんなに悪いもんじゃない。
そこにはなんせ「笑い」があるから。


  1. 2009/09/16(水) 03:13:31|
  2. 仕事ネタ(現職)

重罪≧軽罪@浮気

さて。

一ヶ月以上続いていた出血がものの丸一日でピタッと止まりました。
いや~えらいもんですね、薬って。こうなると逆に恐ろしいですけどね。
それと共に、めまい吐き気等等の副作用も治まりました。
こう見えてりっさんも生物学的には女性ですので、
まあ元々は体内で分泌されるはずのものですから順応も早かったんかもしれませんが
男性から女性になる人はなんかもっとしんどいんだろうなあと思いました。


さて。

先の記事 「しょ~~~もない言い訳」 を読んだツレからこんな電子お手紙(メール)をいただきました。

「(前文割愛)体の浮気と心の浮気はどっちが罪が重いんやろ?恋愛黒帯師範代のりっさんはどう思う?」


う~ん。これは非常~~~に難しい質問ですね。

だが、その質問に答える前に私がひとつだけ言いたいことは

そんな免状を持っていたら、私は離婚なんぞしていないだろう(爆)


よって、「これがズバリ答えです」とはよう言わんのですが
その質問について私は私の考えを述べさせていただきました。


「どっちが罪が重いかは、自分や誰かが決めたり一般的に決められるものじゃなくて、相手が決めることやと思う」


例えば。

以下に挙げる事柄について、それを彼氏彼女旦那嫁がしたとして、
さてどこまでなら、または、どの事柄については許せるか、或いは絶対許せないか。

① 異性を心の中で密かに好きだと思う
② 異性とメール・電話をする
③ 異性と二人で食事に行く
④ 異性と二人で飲みに行く
⑤ 異性と体の関係を持つ
⑥ キャバクラやホストクラブに行く
⑦ ヘルスやソープに行く

細かく挙げるときりがないので、
概ね「浮気」或いは「浮気未遂」とされそうな事柄を絞らせていただきました。
あ、話がかなりややこしくなるので今回は同性愛的なものはちょっと省きますよ。

A子さん「①については微妙やけど、⑤と⑦以外ならまあOKかな」
B子さん「⑥と⑦は、なんかいや」
C男さん「①は勘弁してほしい。それなら⑤のほうがまだ修復できそうな気がする…」
D男さん「①~⑦まで全部許せない!!!」

↑ ↑ ↑

っていう、この相方の意見こそが、今のあなたが裁かれる罪の重さに対する答え、なわけです。
もちろん、相手が代わればそのお裁きの沙汰も代わってくることでしょう。
ですから、何が一番あかんかというのは、
逆にあなたのパートナーにしか決められないことなんです。

ちなみに、「うちの相方は全部OKやけど仲は円満ですよ」っていう人。
それ、相手から絶大なる信頼をされてるんと違いますからあまり調子に乗らないように。
多分、相方さんがあなたに実はそんないうほど興味ないか、
または、それらをマイナスしてもまだトータルではプラスに転がってるからOKとされてるだけで
あなたのプラスとなっているその魅力や要素が欠落した途端、完全に放流されますから、
トータルで見てマイナス評価が下らないように、なんか頑張り続けてください。


話戻って。


「体の浮気と心の浮気、どっちの罪が重いか?」


これはね~。ほんま、その人個人の信条や生理的に無理!みたいなものもあるので、
第三者がその罪について裁くことは、これほんまできないんですよね。
そら、ネタとしては「自分最悪やなwww鬼畜やなwww」とか私もツッコみますけど
その人の相方がそれをOKとしてるなら、それは実際の罪にはならないわけで。
天下の警察でも、浮気の揉め事には「民事不介入」言うてくると思いますよ。

あ、あと、

⑧ バレなかったら何してもいい

という人もわりといるにはいますのでね。
相方がそう言うてはることに対して、
「自分もバレないように努力してやってる」なら、なんかそれでいいと思うし。
ん?何?
「陰で相手がそんなことしてるのを知らずに、騙されてる相方さんがかわいそう?」って?

いや、それは逆に相手がそう望んでるんやから。
「バレなかったら何をしてもいいよ」って、
相方本人さんがそう言うてはるんやからそれはかわいそうとは違う。



私をなんかちょっと「悪党の味方」みたいに思ってるやつもおるかもわからんが
本当の意味での「正義の味方」は、逆に私みたいなやつですよ、自分で言いますけど。
「バレへんかったらいい」で成り立ってる関係で外野がそれをバラすのは間違った正義ですから。
そのことで一番傷つくのは逆に誰かということをよく考えたら、今本当の正義が何なのはわかるはずだ。

逆にそこでなんかバラしてまうようなやつは
「体の浮気と心の浮気はどっちが罪が重いんやろ?」
っていうツレからの質問にも、なんか即座に答えられるんかもしれないですけどね、それは。


また話戻って。


浮気の罪の比重は相手が決めることだと私は思います。
何が許せないか、何が一番の罪になるか?は個人の考えや生理的に~とかもあると思います。
そしてちょっとは「相手が持っている不満や不安の箇所」も関係してくるんじゃないかと私は思う。

例えば、相手が、
「自分とはセックスレスなのにこいつはよそではやってる」と腹も立つやろうし
「自分とはろくに会話もないのにこいつはよそで軽快なトークや心の内まで晒してる」と腹も立つやろうし
「自分には何のプレゼントもくれないのにこいつは金使って風俗店に行ってる」と腹も立つやろうし
「自分は異性間交流をセーブしてるのにこいつは楽しげに異性間交流してる」と腹も立つやろうし
自分が愛されてないと思っていれば「こいつの心に想い人がいること」に腹も立つやろうし
なんかそんな、相手の「自分本位な感情での怒り」的な部分もあると思いますしね。

そんなこんなで。

「浮気の中で何が一番の重罪か?」は他人はおろか本人ですら決められることではないと私は思う。
それは全て、完全に相手が決めることですから、
自分が働きそうな・或いは働いている罪の、さてその重さについて、
自分で自分を裁いてみたところで、それは(相方の)判決とは一致しないと私は思いますし。

逆に言うと、「お呼びでない」のに自分の浮気の罪を自分で勝手に裁いてしまうタイプの人は、
心が浮つきそうなことには逆にもう全面回避していったほうがいいかもしれんと私は思いますね。
何故なら、自分で自分の罪を裁きだすと、それはもう頭が病気になっていくから。




余談ですが。
私が過去に遊んだり付き合ったりしていた妻帯者の人々はこぞってこう言っていた。

「浮気してるっていう罪の意識があるから、嫁にも優しくもできる」

その考え方が全くわからない人は、逆に、どんな「浮気」もしないほうがいいと私は思います。
  1. 2009/09/12(土) 23:44:30|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

大好きな街並みの中で

さて。

いつもながらチビが驚異の回復力を見せ、今日から園に復帰しました。
よって私は婦人科に行くことができました。
諸々の検査結果が出るまでに2~3週間かかるということですが
エコーで見てもとりあえず筋腫とかは見当たらないらしく
薬で一旦強制的に出血を止めて、周期を立て直すだか言うて薬を出された。
「飲み始めて2~3日で出血は止まると思いますがきっちり10日間飲みきってください。ちょっとつらいかもしれないけど頑張って飲み続けてください。どうしても我慢できなかったら受診してください」
と言われて渡された処方箋を見たら、ちょーおまえこれホルモン剤じゃねーかよ。
夕飯の後早速1錠飲んでみたのですが、乗り物酔いがします。
家で座ってるだけなのに。乗り物どころか時代にすら乗ってないのに。
なんかまあそんな感じですけど元気でっせ!
「親子揃って大丈夫なんかよ?」とメールをくれたツレがいたので、一応ご報告。


さて。

チビがインフルエンザでもなく昨日の昼には熱もすっかり下がったので
先週から約束していたバイトの後輩のYくんが昨夜ご飯食べ&飲みに来ました。
メインの内容だったYくんの話を聞いて、思うことを言い合って
「まあもうそれはいいんですけどねー」ってことになって
そしたらなんか私からも話題を振ろうかなと思って
「実は今彼氏くんと喧嘩中やねん。つーか私が一方的に怒っただけねんけどさー」
と、こないだの喧嘩ネタをさらっとした。

Yくん「あーでも確かにそれはイラッとくるかもなー」
私「やろ?しかも初対面や。こっちがバツイチ子持ちのシングルマザーってのもさんざん聞いてるやろし、なんか生活すさまじいんやろなとか家の中ぐちゃぐちゃちゃうん?とか少なからず思てるやろって」
Yくん「イメージとしてあるかもね」
私「そんなとこに来ておまえほんまに家めちゃくちゃやったら引くって。わー思うって。しかもええ歳して彼氏の友達来るのに化粧もしてへんってなんか大丈夫なん?ほんまにこれでええの?って友達にしたら思うって」
Yくん「あーなんかわかるわー。…ほんでいつから会うてないの?」
私「え~~~。二週間ぐらい?」
Yくん「ええっっマジで?w」
私「うん。ちょいちょい連絡くれるし返事はするけど私の気乗りがしないので…」
Yくん「付き合ってどのくらいやっけ?」
私「今年で三年目?」
Yくん「三年も付き合っててそんな理由で別れたらあかんで!もったいないって!」
私「もったいないってなんやねんw」
Yくん「だって三年やろ?三年。今まで三年も付き合ったことある?」
私「ないよ」
Yくん「やろ?そやのにそんなことで別れるとかアホらしいやん!アホくさー!それはりちさんが折れたげるべきやわ!K兄(彼氏さん)にしたら、そんなに怒ることかなあ…?って思ってるって!僕がK兄の立場やったら絶対そう思うわ~!」

っていうかおまえ最初ちょっとこっち寄りやったのになんで寝返ってんねんw

まあでもそうかもなーとも思った。
このまま会わへんかったらそれはなんとなく終息に向かっていくやろうし
嫌いになって別れるとかでなく、なんかそんなんは確かにアホらしいんかもしれない。
ただねえ、ちょっと心境が変化してきてはいるんですよ。


こないだの日曜、チビの保育園の親子レクレーションの現地下見に行ったんですよ。
現・保護者会役員仲間で下の弟の昔の元カノのミワちゃんと、両家の子どもらも連れてね。

東映太秦映画村 へ。

チャリで行けるぐらいの近所に住んでいながら、私は映画村に行くのは初めてだったんです。
若い頃、映画村の前の居酒屋ではしょっちゅう飲んでたんですけど
映画村自体にはかつて一度も行ったことがなかった。
そもそも遊園地的なとことかあんまり興味ないしね。
でも映画村はいつか行ってもいいなあ、行きたいなあと思っていた。
ジェットコースター乗ったりしてはしゃぐ系のとこは好きではないけど
なんかチンタラ見て回るようなとこはわりと好きなんですよ、水族館とか。
しかも映画村ってそもそも撮影所ですから、平日とかほんまに時代劇撮ったりしてはるし
そういうジャンルが好きな私はセットとかちょっと見たかったんですよね。
それやったら早よ行っとけよwっていう話なんですが
近いねんから、まあ行こうと思ったらいつでも行けるわ~的なものもあって。

入る時にもらったパンフレットを見たら、あるじゃないですか。
「寺田屋」「近江屋」「池田屋」「新選組の屯所」。
ぶっちゃけテンション上がってしまったが今日はレクの下見で来ているので
とりあえず考えてるコース通りざっと順番に見て回った。
芝居小屋で、劇団が忍者ショーとかやってましたね。
なんか殺陣とかアクションが熱い!ばっかりのショーなんかと思ってたら
…これ、まだ上演中なんであんま書いたらネタバレになるけど座長さんが芸達者でね。
途中、綾小路きみまろを彷彿させるトークでおばちゃん客をイジったりしてて大笑いしました。

「実は私、幕末ノイ○ーゼの坂本龍馬キ○ガイやねん」とミワちゃんに言うたら
「じゃあ子どもら連れて南京玉すだれでも見てるから、色々ゆっくり見てきていいよ」と言うので
「えーマジで!ほな行ってくるっ!」と言って私は速攻でまず「寺田屋」と「近江屋」に走った。
「吉原通り」から「長屋」を抜けて「宿場町」を歩き、「め組の家」や「試衛館」を発見し
いちいち細かいとこまで作りこまれてたりして、道端に座り込んで観察しながら
「なあ見て!これ凄いで!」と、振り返って声をかけそうになって我に返った。
私、今誰に声かけようとした?多分それは彼氏さんにだな、と自分でわかった。
彼氏さんは特に江戸時代や幕末時代に関心があるわけでなく
私が幕末ノイ○ーゼ仲間とマニアックに盛り上がりだすと若干居眠りしているぐらいだ。
でも、それを知っていても私はやっぱり、自分がなんか感動したり高揚したりすると
「Kちゃん、見て!聞いて!」と彼にお知らせしたくなるのだ、そうなんだ。
そして彼は、自分がさほど興味のないことでも私が嬉しそうな顔をして報告すると
「凄いねえ~!よかったね!」と一緒になって喜んでくれるのだ。彼はなんか、そういう人なのだ。

その日はめちゃめちゃ暑い日だったので、ミワちゃんと私はどちらからともなく
「ちょっと一杯だけ飲まねえ?」と言って仲見世でアイスを食っている子どもらの横で生ビールを飲んだ。
店の前のテーブルセットで飲んでるおっちゃんらにちょっと笑われたが、逆に
「子ども連れた母親がビールなんか飲んでるんじゃないっ!」とか怒られなくて良かった。
帰ってから彼氏さんに「今度は一緒に映画村に行こうな」とメールしようかと思ったができなかった。
なんか意地張ってるとかではなく、単純にこっ恥ずかしくてできなかったんですよ、それは。
だってなんぼそう思っても喧嘩中にそんなメールとかせえへんやろ?……するのか?

逆に私はホルモン剤でなく恋愛細胞増強剤ぐらい飲むべきなんかもしれない。
  1. 2009/09/11(金) 00:06:49|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

このけつにさわるべからず~痴漢撃退法~

さて。

チビの熱が38度弱まで下がってきました。
昼間、みたらし団子をめっちゃ食うてました。
インフルエンザの検査も一応してもらったけど陰性でした。
助かったー。また水ぼうそうの時みたいに一週間お休みコースなったら仕事どうしよか思った。
よってもしかしたら、うまくいったら木曜日には私も病院に行けるかもしれない(仕事は元々休み)

まだや!まだ終わらんよ!


さて。

今日は「痴漢撃退法」について、私の経験を元にちょっとお話をしたいと思います。

私は過去に三回痴漢に合いました。
一回目は18歳の頃。

高校を卒業してすぐ私は一人暮らしをしていて、
大きい交差点を挟んだ斜め向かいのマンションに当時の彼氏が住んでいた。
高校生の頃に働いてたお好み焼き屋 のバイトの先輩、シャンさんです。
4つ上の彼は大学を留年して二回目の大学四回生をしていて
私は高校卒業後すぐ就職して社会人一年生になり、
なんかこう、考えが合わなくなってきて、
就職して一年経たないうちに彼とは別れてしまったんですけどね。
なんちゅうか…
高校生の頃はごっつ大人に思えた大学生の彼が、ちょっと子どもに見えてきてしまってね。
まあ、日々、社会にもまれている大人の男性(上司・先輩)と絡んでるわけですから
4つ上といえどもまだ学生の彼には、やっぱりどこか幼い部分があるなと気付いてしまって。

っていうのが、私が彼氏に別れを告げた理由ですけど
あれは完全になんらかの悪の力が働いたとしか思えない。
っていうのは、休日に彼氏とチャリンコ2ケツででかけてるのを
笑いの師匠こと兄貴さんに見られてしまったんですよ。
その一ヶ月後やからね、私がいきなり彼氏に「別れる」って言うたん。

私「彼氏と別れたんは絶対兄貴のせいや。デビル○○(←兄貴の名字)ですね、恐ろしいわ~」
兄貴「ちょwなんで俺がデビルやねんwww」
私「だってそうとしか思えませんもん。悪っるい力持ってますよね~」
兄貴「ムチャクチャ言うなよwwwそんなもんおまえの八つ当たりやんけw」

でも、なんとそんなことが社内で三~四人ぐらいなんか立て続けにあって、
「恋人といるところを兄貴さんに見られたら別れる」というジンクスがにわかに広がり
兄貴自身も自分のフォースをちょっと自覚し、また恐れてもいはりました。
「おまえら、彼氏やら彼女やらできても俺には紹介すんなよ」って自分でも言うてはったからw


話戻って。

まあなんかそれらも踏まえてそんな感じで、
徐々に不穏な空気をかもし出す中で付き合っていたその彼氏のマンションに
ある晩、訪ねていこうとして私は交差点で信号待ちをしていた。
そしたら、なんか尻の辺りに違和感っていうか明らかに人の手の温もりを感じて
振り返ると、私の真後ろに立っている40歳ぐらいでおかっぱ頭のきしょいサラリーマン風な男が
私の尻を触りながら、私のほうを見てニヤリと笑った。

一瞬、何が起きてるのかわからなかったが

「これって、痴漢…?」

と気付き、私は無言で、私の尻を撫でる痴漢男の手首をつかんでひねり上げた。
その痴漢男は「イテテ…」とか言ってもがいていたが
ずっと少林寺拳法で習ってきた型が素人の痴漢男にそう簡単に抜けるわけがなく
痴漢男は涙目になりながら私をみつめて許しを乞うてきたが私は断じて許してやらず
すると信号が青になったので、痴漢男の手首をひねり上げたまま横断歩道を渡った。

でもふと、

「なんか今これ、猟奇的な手の繋ぎ方をしている不倫カップル」

みたいに思われてるんじゃね?
しかもこんなきしょいオヤジとお知り合いと思われたくない、と思って
痴漢男の手首を解いてやったら、痴漢男は手首を押さえながら光の速さで信号を渡って逃げた。


っていうことがたった今あったんだよ~、と彼氏に伝えると
彼は今にも殴りかかりそうなぐらいの勢いで私をごっつ叱り飛ばした。

シャン(彼氏)「なんでそんなことすんねん、おまえはアホか!逆上しよったらどうすんねん!!!」
私「ほんなら黙ってケツ触れらせといたら良かったんっ!?」
シャン「大きい声出すとか逃げるとか、なんか他に方法あるやろっ!」
私「でも痴漢はその、キャーッがおもろいからやってるんちゃうん?そんなん思うツボやん!」
シャン「その痴漢男を探しに行く。絶対どついたる」
私「その気持ちだけはありがとう」

彼はごっつ私を睨みつけていたが、私は絶対に引かなかった。
この時、なんか彼とはいつか別れることになるだろうなと思った。


それから三ヶ月ぐらい経って、
会社の帰り道、今度はチャリンコに乗ったままの状態で痴漢にあった。

信号待ちがめんどくさいので近道をしようと思って、
外灯がポツンポツンとついている程度の近所の商店街を走っていたら
なんか小汚いジャージ姿でママチャリに乗ったおっさんが近寄ってきて併走し
ニヤニヤしながらすっと手を伸ばしてきて私の尻を触ってきた。

「また痴漢や!」

と思った私は咄嗟に、その痴漢おっさんの脇腹をおもっくそ蹴飛ばしてやった。
至近距離からの蹴りだったので、痴漢おっさんはチャリごとガッシャーン!と倒れて
痴漢おっさんは自分のチャリの下敷きになって「うー」とうめいていた。

おもしろいぐらい蹴りが決まったことにご満悦の私は
悪を成敗したヤッターマンのアイちゃんか桃レンジャー的な気分で、
無様に倒れたおっさんを置いて走りだした。

「この世に悪は栄えない!(はあと)」

ほんなら。

蹴り飛ばされてアホ丸出しにチャリごとこけたその痴漢おっさんが
振り返った遠目で見てもわかるぐらいわなわなと怒りに震えながら
倒れたチャリを起こしてまたがり、全力で私を追いかけてきたのである。


逆上、スタートです。
彼氏がこないだ苦言を呈していた通りのことが正に起こりました。

本当にありがとうございました。


捕まったら殺されるかもわからんと思った私は必死で逃げた。
ちょっと尻触られたぐらいで逆に殺されたらそんなもんたまらんわ!
今まで走ったこともない裏道とかもいっぱい走った。
とにかくこの逆上痴漢おっさんを撒かなければいけないと思って必死だった。
知らない道なんか走ってその先が袋小路になってたら一貫の終わりだったと思うが
ほとんど運だけで生きてきた私の天性の才能によりそのような難には遭わなかった。
痴漢おっさんのチャリは倒れた時にちょっとつぶれて歪んだのか
おっさんが漕ぐたびに「ガチャーコ、ガチャーコ」と奇怪な音を出していて
追いかけられてる私にとってその音は暗闇で更なる恐怖を煽ってきた。
むしろいっそチャリンコを降りて戦ってやろうかと思ったが
チャリを降りた瞬間におっさんに轢き殺されるような予感がして、よう降りられなかった。

そうしてチキチキマシーン猛レースを展開していたら、
いつのまにか後方から迫り来る痴漢おっさんはいなくなっていた。
私はどうやら痴漢おっさんを撒くことに成功したようだ。
多分、軽く30分以上はレースをしていたと思う。

さてどうしようかなと思い、とりあえず私は交番所にこのことを報告しに行くことにした。
こないだ手首を締め上げて半泣きにさせたあの痴漢男と違い
逆上して追いかけてきた今日の痴漢おっさんはなんだか危険な香りがしたので
それはもう国家権力によって取り締まってもらおうと思って近所の交番に行った。

そしたら何故か私が怒られた。

警官「痴漢を自転車ごと蹴り飛ばすとか女の子のすることちゃうやろ!」
私「自分の身は自分で守らないと!(キリッ)」
警官「そのことでまた次の事件を生み出してるやんか!ずっと追いかけられたんやろ?」
私「ええまあ…。っていうか早よ捕まえてくださいよ!あのおっさん、またその辺で女の子のお尻とか触ってるかもわからん」
警官「ほんなら、被害届と調書書いてください。今からその痴漢を探しに出るから。ただ、見つかるかはわからんよ?しかも見つかったら君にはここに出向いてもらうことになるからね?夜中であろうと朝であろうと、電話してすぐ来てもらいますから」
私「ええっ!?なんでですか!?」
警官「そら、君が被害届出したんやから、顔見て本人確認してもらわなあかんから」
私「そんなんおっさんに恨まれてまた後日、チキチキマシーン猛レースになりますやんか!www」
警官「でもそうでないとわしらも捜査できひんからなあ~。決まりやから」
私「なんかもういいですよ…」
警官「まあパトロールぐらいはしとくけどな。あんまり期待せんといて。ああ、家まで送ろうか?親御さんに連絡して迎えに来てもらうか?」
私「いいです。大丈夫です。一人で帰ります」

今思うと、あの頃は痴漢犯罪についてなんか緩かったんやと思います。
そして私はこの事件を彼氏にはやはり報告しなかった。


その、約一年後。
デビル○○こと兄貴のフォースにより私と彼氏・シャンさんはお別れし、
琵琶湖でジェットに乗ってたおない歳の人と付き合いながら、
10歳ぐらい上の好きな人ともちょっと遊んで、
上司とも不倫してちょっと遊んでる、みたいな、
逆に言うたら、
「いつも正義が正しいとは限らない」ということもちょっとわかって、ある意味で「大人」になった頃。

近所の個人経営の潰れかけの本屋で立ち読みしていたら、
隣に立ってるエリートサラリーマン風の人にそれはナチュラルに尻を触られた。
それがなんかあまりにも爽やかでスマートな感じの痴漢行為だったので
私はそのスマート痴漢GUYをちょっと見て、そしたらなんかその痴漢GUYは軽く微笑んできたので
それに対して私は少し会釈をし、そっとその場を離れてレジに行った。

レジでエロ雑誌を読みながら店番をしている店主のおっちゃんに私は小声で言った。

私「あそこのスーツの人に今さっきお尻触られた」
店主「ええっ?ほんまかいなー?」

店主のおっちゃんはエロ雑誌を持ったままレジから出て、痴漢GUYに近づきこう言った。


店主「女の子のおいど(古い関西弁で、お尻)やら触ったらあかんでえ?正味の話そんなもん痴漢やがな!」

痴漢GUYは店内の客の失笑をことごとく買いながら、耳まで真っ赤にして足早に去って行った。
私は「なんだ、そういうことか」と、なんか思った。


要は。

なんぼかつて少林寺拳法を成らした私が力技を以って戦ったとしても
なんか大声で叫んだりして、
いわゆる正義、いわゆるモラリスト、な人に助けを求めたとしても
はたまた、女友達や恋人になんか盾になってもらったとしても、警察に駆け込んだとしても、
本当の意味で痴漢を痛めつけること・やっつけることはできないのだと。

何故ならば、そんなエロスが全くわからないやつから正義の制裁を受けるよりも、
今エロ雑誌を読んでるいわばちょっと同類の店主のおっさんから

「(その気持ちもわかるけど)それはしたらあかんで~。(わしらかて誰かて正直したいけど、それはしてへんねんから~)」

っていう半笑いの注意を受けることが、痴漢にとってはもう何よりもの打撃で辱めなんだと。


そんな経験を以ってして、りっさんが思う「痴漢撃退法」とは。


痴漢に合った時は、
その状況の中で「なんか一番ダメそうな男性」に、
逆に、助けを求めろ!



大丈夫です。
きっとその「ダメそうなその男」が必ずなんか力になってくれます。
自分のことはさて置いてでも、きっと力になってくれますから。

「なんかちゃんとしてる人」から、上から正しくなんか言われるより、
痴漢犯罪者にとっては
「逆におまえもこっち寄りちゃうのん?」みたいな人にちょっと笑われながら注意されるほうが、
逆に、きっとより効果的な、それは制裁になりますから。



ひとつだけ言いたいことは


乳で痴漢にあったことが一度もないんですよね。何故だろう?
  1. 2009/09/09(水) 00:40:14|
  2. 思い出のネタ(社会人編)

JUST 止まらない

さて。

ひとつだけ言えることは、

りっさん、生理がなんか一ヶ月以上続いています。


逆に、生理(月経)のない男性が聞いてもなんかおかしいとわかるぐらい
こんなもんは完全なる異常事態です。逆に、
「一ヶ月以上生理がこないの…」
っていうことになんか付き合わされた男性はおるかもわからんが
「一ヶ月以上生理が続いてるねんw」
とか、逆に聞いたことがあるか…? ないやろw


そんなことが起こることにおいて考えられることは色々あります。
主に、なんか婦人科系の病気的なものとかね。
「それ自分、ちょっと一回病院行ったほうがええで」とか、思うでしょ?


「昨年、とうに行ったわ!」


この一年ぐらいでなんか急激に月経周期が狂いまくってきたんですよ。
一ヶ月生理ないと思ったら、次は二週間でまた生理が来るとかね。
「なんかもう私は逆に持病ではなく婦人科のガン的なもので死ぬんかもな~?」
とかって、ちょっと思うぐらいの検査を去年、婦人科で一通り全部受けまして。
だが、その結果全部陰性やったので、医師の出した結論としては

「だいぶ早めの更年期の始まりかもしれないですねw」

っていう、そういう結論に、なんかなった。


てか、なんか(医者)ちょっと笑ってるやんw
いや、私も我ながらちょっと笑ったけどwww





30そこそこで「更年期の始まりですw」とか言われたら正直へこみますよー。
なんかもうそんなんは、「女として終了の、始まりですw」っていうことじゃないですか。

でも、なんか今もう女としての機能が終わるなら終わっても、それはなんかもうええわと思った。
人よりだいぶ早くに女の機能が終了する、そんなことはなんかもうええねん、って。
それよりも、私の生命のリミットを早速宣告されなかったことに、なんかもうホッとした。

私は、この類稀れなる美貌からして、
「35才には見えへん」とか「子どもいるようには見えへん」とか言われつつ
「それはなんかどーもどーもw」とか言いながら生きてますが、
実際の私の体の中身は、なんかちょっと人の倍速ぐらいの感じで動いていってるし、いくんですね。
免疫力と、心肺と骨と血管の年齢はもう今だいたい60歳~70歳ぐらいらしいですし、
こう、手探り状態の今の医学にギリで生かされてる、みたいなとこがあるんですよね。


ですから、普通の女性よりだいぶ早く更年期が来ることもさもありなん。
でも私は、そんなことはもういいんですよ。
私は、「この命」が終わらないうちは、

「ですよね~~~www」

と言いながら、なんかやっていく。


なんかそれがまた私の傲慢なとこなんかもしれんけどね。
そしてそういう私の傲慢な部分が、ツレにいちいち心配をかけてしまうんやろうけど。

「この船は早いこと沈むで。この先、ここの底の部分に穴が空いたら一巻の終わりかも」
と、なんか随時そんなんを医学的な見地から言われながらも、
「でもまあ、まだその底の部分にまだ穴は空いてないですやんかwww」
って言うて、この船を漕ぎ続けるからには、
多少強引にも傲慢にもいかんとやれへん、漕げへん部分もあるんですよ、それは。
逆にもう、「乗りかかった船」ですから、こんなもん。


話戻って。



りっさん、生理がなんか一ヶ月以上続いています。


正直こんなことは初めてなので、先週から婦人科に行こう行こうとはしてたんやけど
平日昼間の仕事休みと、その出血の状態と、育児との折り合いがなかなかうまく付かず、
今週の仕事休みの水曜木曜いづれかには絶対に婦人科を受診しようと思っていた。
多分またもう一回今年も一通りガン検診的なことをせなあかんのやろなと。

そしたら。

今日晩ご飯食べてるチビの顔がなんか赤かったので熱を計ったら、38度越えてました。


マジかよ。


慌てて明日のシフトを代わってくれる仲間を探しまくって、
明日の仕事にはなんとか穴開けなくて済みそうでホッとはしたが、
こうしてまた今週の休みにもまたどうやら婦人科には行けそうにありません。

本当にありがとうございました。



こないだ、またちょっとツレに説教を受けたんですよね。

「病気持ちのあんたが一人で子どもを育てていくからには、まず自分の体を大事にせんとあかん」
「ちょっとでも具合悪いと思ったら病院行きや。子どもらのためにも」

とか。


「(行けるもんならそれは行きたい)ですよね~~~www」


私は決して、自分の命をいいかげんに思っていいかげんに扱ってはいません。
人から見たら、なんかそういうふうに見えるのかもわかりませんけど。


幼いいちごとチビを置いて、今はまだ死にたくはないよ。
  1. 2009/09/08(火) 02:31:29|
  2. 闘病?ネタ

「しょ~~~もない言い訳」

さて。

こないだちらっと書いたけど、不倫のお付き合いをしてるツレが愚痴りに来た話。
そいつは、昔若い頃一緒にやんちゃしてた、20年来のツレです。
私以上にこう、インターネット及び機械アレルギーを持っているので
私が今まで何度「ブログ書いてんねんで」と言っても「URL教えて」とか全く言うてこない、
「そーなんやー」って全然言うてるような、そんなツレなんですけどね。


不倫の恋とかあんま社会的にええ印象を待たれることではないのであえてツレの名前は出さない。
まあそうですね、なんでもええねんけど「春子」としておきましょうか。
…って言いながら実はそれ本名暴露wwとか、そこまでりっさんは鬼畜じゃないので
縁もゆかりもヒントもない全くの適当で「春子ちゃん(仮名)」とします。
春子は、なんかパッとしない感じの10才上の妻帯者と、ここ数年付き合っています。

あ、最初にひとつだけ言っておきたいのは

今回、これ、 「完全なる読み物」 です。

まあ「どんつき~」の読者の皆様は大概いつも
「完全なる読み物」としてここを楽しんでくれているとは思いますけど、
今回はいつも以上に、なんか変なとこで自分感情移入することなく、
もう、「完全なる読み物」として、なんか読んでいただきたい。

よって、

「そういう男の考えてることが俺には全くわからん!」とか
「私が彼女(または嫁)やったら絶対に許せない!」とか、
なんかちょっとそういうふうに読んでしまう恐れがある方は
直ちに今、どんつきを閉じるのが懸命だと思います。
そういう目線で読み進めると、何か不愉快な思いをする恐れがありますので。


さて。


春子は「ちょっと聞いて。愚痴らせてや」と言って、なんか来た。
まあ、私もだいぶ若い頃ちょっと不倫の恋を嗜んだことがありますが、
不倫の恋などというものをなんか普通のお付き合い感覚でするのがそもそも間違いなんです。
そんなん絶対に行き詰ってしまうし、なんか頭おかしなって湧いてきてしまうのは当然なのだ。
何故ならもともと倫理がないんですから、そこには道理も存在しないのです。

会いたい時に会えないのが当たり前。
声を聞きたい時に声を聞けないのが当たり前。
近頃のハイテク時代で言うたら、
好きな時に送って好きな時に読めるというフリーアイテムのメールですら出来ないのも当たり前、
という更なる苦しみもあるだろう。

今どこでどんなふうに過ごしてるかわからない相手の手元で
携帯メールの着信音が鳴ったらまずいかもしれんから、とか思って、やめとく、とかね。
しかも相手がアホ満開で自分からのメール着信音だけなんか恋愛ソング的なものにしてたら
そんなもん、もう一発で「なんか怪しいメールが来た」ってそれはバレますからね。
例えば、相手もちょっと頭使って携帯メール音をサイレント設定にしてても、
いや、でもあの人だいぶアホやから、
風呂場とかで隠れてメール読んでるとこを本命さんに見られたら
なんかこのアングラなお付き合いがバレてしまうんじゃないかとか思って、やめとく。 とかね。


「ポケベルが鳴らなくて」っていう不倫ドラマがかつてありましたが
ポケベルどころか、一人一台ケータイ持ってるというこの時代で不倫してるやつらは
逆にそれは私らの若い頃にはなかったような鬱積をも抱えているだろうと思うんですよ。
こんな便利なアイテムがあるのにも関わらず、今、気持ちを交わし合うことができない、という。

よって、私は春子の「(この恋を)ちょっと愚痴らせて」を受け入れるにあたり、覚悟した。
それはもうなんか相当のうっぷんが溜まっているんだろうと、なんか覚悟した。
もしかしたら酔ってベランダに出て全開でテレサ・テンの「つぐない」とか歌いだしたり、
深夜に未熟なメロディーを爆音で奏でながら走りゆく珍走団に
「うっさいんじゃボケェー!!!百年早いわ下手くそがコケろ!!!」と輩飛ばしたり、
なんかそんなふうに春子が荒れることすら受け入れたるわバッチコイ!ぐらいの覚悟をした。


だが、春子は違った。
春子はなんかそんなふうに落ちてはいなかった。


あいつは自分の恋を愚痴りに来るというよりも
逆に、それをネタに私を笑かしに来たのである。



春子「こないだな、三ヶ月ぶりに会う約束をしててんか」
私「うん」
春子「三ヶ月ぶりやで?三ヶ月ぶり」
私「その間連絡は取ってたん?」
春子「たまにメールは来てたな。変っな時間にな。朝の5時とか」
私「まあ変な時間のメールについては私もよう言わんけどさ」
春子「あんたのメールもたいがい変っな時間に来るもんな~。てかあんたほんまいつ寝てんの?…ちゅうかあんたのことは今ほんまどうでもええねんって」
私「ほんまどうでもいいとか言うかな?wわりと傷つけてくるな、おまえは。…うん、まあほんで?そのメールに対して返信とかすんの?朝の5時に来たメールに飛びついて、なんか急いで返信とかすんの?w」
春子「するかいwwそんなん、普通に昼ぐらいにするやん」
私「あー。向こうは寝起きで寝ぼけてメールしてきたかもしれんけど、ちょっとタイミングずれたら家族揃ってリビングで朝飯食うてる時のメール着信になるかもわからんから、彼が確実に会社におる昼やったら絶対安全やから、と」
春子「…な?私はそこまで考えてあげてんねんで?彼のことを」
私「うん。だから逆に安心してあんたと付き合ってんのやろな、彼は」
春子「都合のいい女ですか?そうですか。…だってさー。家庭壊したくないって言うてはるしなー…」
私「逆に、彼の家庭を壊すようなことして彼に切られるのもイヤやしなー…、もあって?」
春子「あ、それも正解wでな、三ヶ月ぶりに会う約束しててんや。なんか、近所の寄り合いがあって夜出るから、その後会おうかって言うてきはって」
私「うん」
春子「正確には三ヶ月と五日ぶり?」
私「細かいなwww」
春子「わりと手帳にマメに○とかつけてるから」
私「うわ、きっしょwwwえっ?それはなんか、彼から連絡があった日~とか、会うた日~とかをつけてるの?」
春子「一応やで?一応でな」
私「なんの一応やねんwwwてかそんなことしてるから逆にカリカリするんちゃうんwww」
春子「まあなwww」
私「…で?三ヶ月ぶりに会う約束をしました、と」
春子「そう、しました」
私「その間、たまになんか変っな時間にメールが来るぐらいの中で、三ヶ月ぶりに会えることになったと」
春子「せや。もうこっちにしたらいっぱい言いたいこともあるわ」
私「でもまあ彼の顔を見たらそれも君はよう言われへんのやろけどな」
春子「まあ、それはなw……ところがね、ところが、や」
私「あらあら?どうしました?」
春子「その日の夕方にメールが来てん。今日は会えなくなりました、って」
私「近所の寄り合い自体がなくなったから、君と会うのも中止で~~~とか?」
春子「違う」
私「朝5時の変っな時間にメールしてたことが嫁にバレてなんか今大ピンチなんです~~~?」
春子「それも違う。っていうかそういう赤裸々な話をしてくれるんやったらな、こっちも納得すんねん。だって相手に家庭があることを知ってて付き合ってんねんから、それはしょうがないなってなるやん?もうこの歳になったらそれもちゃんとわかるやん。私と家庭とどっちが大事なのか、なんてことは」
私「ああ、逆にな。逆にそこはこちらがちゃんと引くわな」
春子「でもな、なんて言うてきたと思う?」
私「なに?」

春子「知人の子がなんか高いとこから転落したらしいから、今日はどうしても行かんとあかんねん。って」 
私「そのシチュエーションがまるでわからんwwwww」
 


春子「やろ?www今まで一回もそんなに思いを寄せてる子がおるって話を聞いたことがないわ!しかもな、知人の子やで?…知人の子~~???」
私「微妙やねwww」
春子「自分の子育てすらほったらかしてずっと嫁さん任せで仕事に明け暮れて不倫の彼女までおるあなたが、知人の子~~~ごときの生死の狭間にわざわざ駆けつけるか~~~?って。しかも女と会う約束ブッチまでしてww」
私「ないやろwwwてか、逆に知人の子~~~ごときが生死をさまよってる状態のそこにはよう行かんわな。めっちゃツレの子とか、子どものめっちゃツレやったら行けるかもわからんけど、でも知人の子~~~ぐらいでは逆にそんなとこにはよう行かれへんやろ。だって変な話、もし最悪その知人の子~~~だかが死んでもうた時、たかが知人~~~レベルの君はさてどんな顔してそのシーンにいるの?っていう話やんwwそんなん普通はなんか結果が出るまでは待機して日常生活をしますよw」
春子「やろ?もうそんなもん来られる側にしても全くお呼びではない人になるわけやからさー?野次馬もええとこやで」
私「なんか、バイト休みたいからちょっと遠い親戚殺しとくか~~的な言い訳に近いな」


春子「でもな私は、もしかして輸血が必要なんかな…?とも思ってん」
私「とことんアホやろおまえwww」



春子「いや、そんなん絶対にないって言い切れるか?」
私「…ごめんなさい。確かにそれは言い切れないですね。そういうケースやったらば、それは知人やろうが他人やろうがなんしか全部総動員になると思います」
春子「やろ?そんなもんもう誰でも必死なるわ。だって人の命がかかってんねんから」
私「うん、そやな。そんなんもう大事件やわ。知人の手をも借りるほどに血が足りひんぐらいやねんから」
春子「そういうとこ、自分ちょっと反省したほうがいいで?」
私「うん。なんかほんまごめんなー」
春子「常識をも逸脱する大事件が起こることだってあるねんから」
私「確かに不謹慎でした。本当にごめんなさい」

春子「ほな、明日の朝刊を楽しみにしてるわ~~~って彼にメール返しそうになったしね」

私「もう別れろやwww」 




でもねえ、春子はやっぱり、
そんな「しょ~~~もない言い訳」をしてまで自分を繋ぎとめようとする彼が好きなんですって。
何故なら、そこになんか彼の「男としての最後のプライド」があることをちょっと感じたりするんですって。


私「そんなに好きなんや?」
春子「もう好きかどうかもわからへんなってきたけどなwww」


帰り際、春子はなんか、水晶?の球?だかを私にくれた。


春子「これ持ってるとなんか恋愛運が上がるらしいで」
私「逆におまえがずっとこれを持っとけwww」




ひとつだけ思ったのは

私は恋人に「なんかこいつはしょ~~~もないことしよんで」と強く感じた時点で、
なんかもう冷めてしまうし、それをすぐに笑いのネタにはできない。

でも、それをすぐにネタに昇華しよるって、なんかこいつは凄いなと思った。
そしてそんな「しょ~~~もない言い訳」をする不倫の彼を直ちにネタにしながらも、
でもそれでもやっぱり彼を愛しているという春子に、私は、
なんか「愛」というものと「芸」というものを同時に教えてもらった気がした。
  1. 2009/09/07(月) 00:54:56|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

中チャリに会ってきた

さて。

前回  ってか今朝宣言したように、今日私は中チャリに会ってきました。
中チャリが今、某高で教鞭をとっておられるという情報元の弘美と、そして
「ママお仕事休みやし、あんたも保育園休んで一緒に行くか。まだ運動会の練習も始まってないしな」
ということで下のチビも一緒に連れて。

私が高校時代の恩師の中チャリを今回訪ねて行ったその学校は私の母校ではないが、
なんかあの、学び舎の空気、というのは独特ですね。

保護者として子どもの学び舎に行くことはしょっちゅうですが
その場合は「子どもが今活動している場所」として、今の自分の立場でそこにいるので
そら、懐かしいことは懐かしいけど、この学び舎での軸はもう「うちの子」なので、
親の自分はちょっと一歩引いて、子どもの活動拠点であるその学び舎という場所に立ってる。
みたいな。

だが今回、恩師の「中チャリ」に会うために行ったその学び舎の空気の中で
それはニュートラルに自分の学生時代を思い出した。

同じ「学校」でも、小学校の顔、中学校の顔、そして高校の顔というのはそれぞれ違いますね。
だからこそ、「その年代の学校の持ってる空気感」みたいなものが、なんかあるんですよ。
なので、全く見覚えのないその某校の校舎にすら、私は自分の高校生時代を馳せていた。
今の子らは高校生でも普通に化粧とかしてるし綺麗な子ほんま多いし、
男の子らも独特のファッションでうちらの頃にはなかった腰パンとかしてるんで
私らの頃のような、どこかおぼこさ(おぼこい=幼い)はあんまりないにしても
やっぱりこう、若さのエネルギーみたいなんが学校という場所には充満してますね。

先に着いていた弘美と合流して、受付をして、さてどこ行ったらええかわからんので
とりあえずなんか子どもらがわやわやしてる体育館のほうに行ったら
なんか仮装扮装した子らが体育館から山ほど出てきて
今1年生のクラスごとのパフォーマンス(ダンスとか?)が終わったとこだかで
これからこのまま校外パレードに行くだかで校庭に集合整列していた。

私「あー、なんかこんなんしたなあ。衣装作って夏休み中ずっと夜な夜な公園とかでダンスの練習して…」
弘美「やったやったw体育祭の時の援団とかな」
私「せやけど今の子器用やな~。衣装でも見てほら、みんな上手に作ってるよなー。これ1年生やろ?私ら1年の時ここまで出来ひんかったやん?3年生のド派手な扮装にスッゲー!先輩らかっこいいなあ!言うて」
弘美「来年あんなんしよか!とかな。うちのお姉ちゃんらの時はこんなんしたんやって!とかな。だからやっぱ上見て育つから文化祭自体が年々派手になるんちゃう?」
私「なるほどなー」

とかオバハン二人が言い合っていたら行列が動き出して
その流れに乗りながら私らはまた門の外まで弾き出されてしまった。
いっそ逆にこのままこの子らのパレードについて行ったろかとも思ったが
仮装もなんもしてない得体の知れないオバハン二人が
高校生集団に紛れこんでついて行ってるパレードとか怪しさ極まりないので
大人であり人格者である私たちは門のほうに戻った。
そしたら、行列を見送る沿道の傍らに思いきり中チャリがいた。

もうね、どう見ても「中チャリ」。
あの頃と、なんっにも、一個も変わってない「中チャリ」のまんま。


うっかり「中チャリ!www」と声をかけそうになってしまったが
ええ歳してしかも子どもまで連れてるのに恩師に対して「中チャリ!」はないやろと思い
私は子どもらを見つめる中チャリの前にそっと一歩踏み出して
「お久しぶりです、中○先生」と会釈した。

中チャリは一瞬「!?」って顔をして、「○○高校…?よな?」と言った。
私が「はい、○○です」と自分の名字を答えると、
中チャリは「○○高校、(名字)のりっちゃん!おおおーっ!!!」と雄たけびを上げた。
ちょwその声のでかさと周り気にしないとこも変わってなさすぎwww

中チャリ「なんやどないしたん?見に来たん?」
私「うん。先生がここにいてはるって弘美に聞いたから先生に会いにきた」
弘美「先生、私覚えてる?○○(旧姓)やけど」
中チャリ「ん~~~。…ごめん、わからへんわ。教えたことあった?」
弘美「担任持ってもろたことはない。二年の時、スケちゃんのクラスやった。お爺ちゃんの」
中チャリ「あー、スケハルさんな~」
私「ほんでこいつら修学旅行の時にうちのクラスの旅館に夜中忍び込んできよって…」
中チャリ「信州戸隠のスキーの時なwww」
私「そうそうそうwww二階の窓からな!どんなして昇ってきてん!スパイダーマンか!ってw」
弘美「めっちゃ長いはしごが旅館の前にあってな~。これで二階まで昇れるんちゃうー?言うてww」
中チャリ「そのしゃべり方でもう一気に甦ったわ~!思い出した!…(チビを見て)りっちゃんの子か?おまえお母さんか!(チビに)こんにちは!」
私「上にもう一人娘がおる。小五の」
中チャリ「家は?近所?学区は?」
私「○○小学校区の○○中学区」
中チャリ「ほな高校ここ来るやんけ」
私「公立受かったらなw」
弘美「てか先生、りっちゃんの子が入学するまでまだ先生やれんの?wうちら習ってたん20年前やで?ww」
中チャリ「こらっ!大きい声で言うな!子どもらには若いって思われてんねんから!w」

そうして門の前で話しこんでいたら、他の先生らが
「ではごゆっくり」みたいな感じで微笑んで門を閉めて中に入ろうとした。
それを中チャリは「僕の生徒なんですわ。入れたってください」と言って
多分体育館のそのパフォーマンス終了と同時に学校開放も終了するっぽい空気の中
また再び私らを学校の中に入れてくれた。

案内するわ、と校舎内の各教室の展示を説明してくれながら
中チャリは、会う先生、会う生徒らにいちいち「俺の生徒やねん」と私らを紹介してくれた。
中チャリが私らを「元教え子」とか「昔の生徒」とかでなく
今でも、「俺の生徒」と言って紹介してくれたことが私は嬉しかった。
中チャリの教師生活の中で「暗黒の時代・抹消したい生徒」と記録されてなくてよかった。

校内を案内してもらいながら色んな懐かしい話をした。

中チャリ「今どうしてるねん?二年の最後の進路希望票に確か、ラジオのDJか、あかんかったら吉本行く、って書いてたな?w」
弘美「ラジオのDJ言うてた言うてたwww」
私「言うてたwwwいや~あの頃はしゃべって人笑かす(笑わせる)のだけは誰にも負けへんと自分では思ってたから、しゃべって笑かす仕事やったらなんかいけるやろって思っててんw今はドラッグストアで働いてます。いっとき京都離れててんけど、色々あって子どもら連れて帰ってきてん」
中チャリ「そうかー。実家は○○(某店)の近所やったな?」
弘美「なんでそんなん覚えてんのw」
中チャリ「毎日家庭訪問したからなw」
私「バイク停学でねwwwあれはほんますんませんでしたw今やし言うけどあの時うちの二階に常駐しとった大きいねずみは主にカンとユッコですよ」
中チャリ「カンwwwおったなー。そや、りっちゃんとカンが修学旅行委員やって、うちのクラスの修学旅行を盛り上げてくれたんやったなー」
私「嘘ばっかりwww  私らにやらせるのは不安やと思って先生がキャップを推薦した くせにwww」


中チャリの現在の生徒らは、「中チャリの生徒」の私らを快く迎えてくれた。
自分らの作った展示物を一生懸命宣伝してくる子、
チビに飴とかお菓子とかくれたり、「かわいー」言うて頭撫でてくる子、
チラ見してなんか照れくさそうにお辞儀だけする子、
「18年前!うちらのめっちゃ大先輩や!」とか言うて気さくに話しかけてくる子、
色々いたけどなんかみんなほんまええ子らだった。
中チャリが担任してるクラスの子らにも紹介してくれたが
誰一人として「なんやねんオバハンらどっか行けや」みたいな面構えをしてなかったので
中チャリは多分今もあの頃みたいに、この学校のええ先生なんやろうなと思った。


一通り校内を案内してもらって、出口の踊り場のとこでまたちょっとしゃべった。

中チャリ「展示は以上です。何が一番印象に残った?」
私「何が、っていうか…全体的に圧倒された。うちらの頃って教室の展示とか言うたらなんか絵書くとか、なんか調べて壁新聞作るかーとか出来ること言うたらそんな程度やったし、教室いっぱいにあんなでっかいハリボテ作ったり、照明やら音響効果使って本格的にやれたりとかなかったし。多分今めっちゃ瑞々しい感覚の高校生の時にこんなふうにして物創るおもしろさをこんだけ好きにやれる機会に恵まれたこの子らの中には、例えば、俺は大人になったらなんかもっと凄いテーマパークを創ったるねん!っていう思いを抱いて、これから社会に出てくるやつもおるかもわからんっていう、なんかそんな凄いエネルギーを貰いました」
中チャリ「今はあの頃より金もかけてるしな。ある程度は好きなこと何でもやらせたれるからな」
弘美「私もなんか答えなあかん?w…えっとー、私はー。先生があの頃のままやったことが一番印象に残った!」
中チャリ&私「wwwww」


「ほな、ゆっくりしていって」と言って、中チャリは生徒の元に帰っていきました。
「点呼は3時20分やぞー。勝手に家帰んなよー」とか、なんかそんなん言いながら。


「ああ、中チャリやなー」 って思った。


そうして中チャリにも再会できて色々話せて、「後輩」らの勇姿も見せてもらって、
なんか私らはだいぶご満悦で、その学校を後にしようとした。

が。


なんかハイパーミラクルな予感!


校門近くの駐車場に停めた車から降りてきたおっさんに私は確実に見覚えがあったので、
チャリの後ろに乗せたチビを「ちょ、ごめんな」と言ってわざわざ降ろし、
弘美に「あれ、絶対そうやわ。ちょっとしゃべってくる」と言って、
私はなんかだいぶ怪しい感じでそのおっさんに近寄った。

私「出○先生ですよね?」
おっさん「…はい?」
私「お久しぶりです。私、○○高校で一年の時に先生にお世話になった…」
おっさん「○○高校、(名字)のりっちゃん…さん、かな?」
私「そうですそうですwww」
おっさん改め高校一年の時の担任のインテリオタク系な出○先生ことデグオ「相変わらずお元気そうで…。将来の夢の女優さんにはなれましたか?」
私「そんなん言うてた言うてたwww」
弘美「えっ!出○先生!?うわほんまやwwwてか、だから先生なんでそんなん覚えてんのwww」
デグオ「進路希望票に女優と書いた生徒は(私の名字)さんしかいなかったので…」
私「なんかごめんwww先生、今はこの学校で?」
デグオ「はい。定時制の教師をしています」
私「あの頃ね、出○先生と古文のM先生を結婚させようって私ら企んでたんですよー」
デグオ「そうでしたかw」
私「いや、先生も絶対気付いてたやろ?w」
デグオ「…でもそれはお相手のお気持ちもあることですから…」
私「在学中はなんか色々迷惑かけてすんませんでした」
デグオ「フッフッフ…。いえいえ、楽しかったですよ。たくさんのことに驚かされましたけど…」
私「wwほんまごめんwww」


駐車場に車を停めたはいいが、なんか文化祭で玄関前がやたら混雑してるので
車をどこか邪魔にならない別の場所に移そうと思って空いてる場所を探してるんですよ
という逆に「相変わらず」なデグオに、私らは

「デグオ、多分なんかまだ独身なんやろな」

と思った。

やっぱりあの時、無理からでも古文のM先生とくっつけといたらよかったと、教え子は思った。
  1. 2009/09/03(木) 01:54:36|
  2. 思い出のネタ(学生編)

中チャリに会いに行く

さて。

週の真ん中!真ん中モッコリ水曜日!

平均年齢の高いどんつき読者様に置かれましては、正直このフレーズ懐かしいやろ?

この、昭和の遺物らめ!


さて。

そんなわけで今月期は水曜が休みです。
よって実はさっきまで、
不倫の彼との付き合いが果たしてどうなんかと悩むツレが来て飲んでいました。
なんか「しょーもない言い訳」を彼がいちいちするらしいんですよ。
逆にこの歳まで私も生きてきてんねんから、今ごまかしてるとわかるわみたいな、
「(会えないこと・急に会えなくなったことの)しょ~~~もない言い訳」をするらしい。

もう笑いすぎて顎と腹が痛い。

ツーショットトークライブをやるなら、○○さんかアイツやな。
二部構成もいいかもな。一部は○○さんと、二部はアイツと、とか…。




さて。

今日、りっさんは「中チャリ」に会って来ます。

逆に、
どんつきを読んでくれている高校からのツレにしか
なんかこのおもしろさはわからないかもしれませんが
りっさんは、なんと明日、20年ぶりに

あの、「ナカチャリ」に 再会してきます。

今は、我らが母校では無く近所の某高校でやはり先生をしてはるんですって。
しかも今その学校は文化祭期間で、解放中であると。
そんな情報を聞いたからにはこれ、ちょっと行って挨拶しとこうと思って。
「あのりっちゃんはこんな大人になりましたよ」 と。


中チャリは、私の高校二年の時の担任の先生でした。
中チャリにはほんま色々迷惑をかけたと思います。
まあ、二年の時の担任の中チャリに限らず、
一年の時の担任のデグオにも、三年の時の担任の馬之介にもですけど。

何回も言いますけど私は、素行の悪い生徒では決してなかったと自分では思っている。
器物を破損することもしなかったし、友達をいじめたり貶めたりすることもしなかったし、
授業を破壊妨害をすることもしなかったし、学校や先生にやたらと反抗することもなかったし、
逆に、先生からも「りっちゃん」と呼ばれるぐらいのなんか可愛らしい子どもでしたし、
ただ、なんちゅうかその……。

「ちょっと、やんちゃでおてんば」 なタイプ?

生徒手帳に書かれている校則については、 「概ね」 守ってましたしね。


「友達と遊んでたらうっかりずいぶん遅くなってしまって、こんな時間に家帰ったら、オトンにボコボコにされるからという理由で、夜間の学校に忍び込んで体育館で寝泊りしてはいけません」
とは生徒手帳には書いてなかったし。

「そーれ、っせー」っていうバレー部の朝練の声で目覚めたわ。

「どこの公園でもロケット花火が規制されてきたからと言って、そうや!学校のグランドでやればいいやん!という浅はかな思いつきで、夜間の学校に忍び込んでグランドや校庭で花火をしてはいけません」
とは生徒手帳には書いてなかったし。

学校の近所のおっさんに「花火の音がうるさい」って通報されたわ。


運悪く、この学年の二年生担任になってしまった中チャリは、
私らがなんかそんなふうに「何か」をしでかしたことについて
その一味にいる、というか、恐らくはその主犯格である疑惑満載の私という生徒の担任として、
学年主任とか進路部とかの先生にいつもなんかごっつ叱られていた。
中チャリがなんか叱られてることは放課後に廊下の窓から職員室を覗いて知ってはいたけど
中チャリはそのことに対して、なんか私らに

「おまえらがあんな悪ふざけするから俺が上に怒られたやろうが!」

とか、そういうフィードバック的なことは全くしなかったので、
「なんか、中チャリごめんな」って、私はそう思ってたんですよ。
多分、みんなもそう思ってたと思う。
「中チャリ、ごめんな」って。

っていうか、普通に「中チャリ」「中チャリ」で話進めてるけど、
そもそもなんでその「中○先生」を私らが「中チャリ」と呼んでいたかというと
中○先生は毎日、スポーツタイプのサイクリング自転車で通勤してたんですよ。
だから、中○先生+チャリ(サイクリング車)=中チャリ。
「見たまま言う」ガキ共の発想によって生まれた、安易なニックネームです。
イメージ的には松岡修造さんをちょっと落ち着かせたような感じですね。
生徒と一緒に現役のままのスタミナでガンガン走れる、バリバリのラグビー部の顧問でね。
ご自身も学生時代にラグビーをやっておられたとかで、その名誉の負傷でちょっと鼻が倒れてましたし。
逆に今やったらもっとステキなあだ名も付けてあげられたのに、中チャリ、重ね重ねごめん。


話戻って。


生徒手帳に書かれている校則については、 「概ね」 守っていた生徒の私が
初めて、列記として校則に謳われている規則を大々的に破ったのが二年生の時で。


私が破った校則は、「バイクの三無い規則」でした。

取らない。(免許を)
乗らない。
乗らせない。

私はその規則を破って、
自分のバイト代で免許を取り、バイト代を必死に溜めて買った原付バイクに乗っていた。
当時は「原チャ」言うてましたけどね。今はもう死語なんかなあ?
初代は、ヤマハの白のJogでしたね。
ホイールに色塗って、フォーンの音変えて、スイッチで切り替わる青のフォグランプとか付けて。
なんかこう派手なペイントとか塗装とか、やたらシール貼ったりはしなかったですね。
そういうことは不良の人がすることですから、良識派のりっさんはそんなんはしないんですよ。

で、たまに自転車で行くのが邪魔くさい時とかは原チャで学校行って、
近所の喫茶店(ハニー)に停めさせてもろたりして、
放課後にはそのままバイト先に通勤もしていた。

法律的には16才以上になればバイクの免許が取れます。
なのにそれが何故学校の規則であかんと謳われているかの意味がわからなかったんで
法律と校則の狭間に置かれている青春時代の中で、
私は、自分が法律で得られるほうの資格と権利を取りました。
オトンにはちょっとかなりボコボコにいかれましたけどね。


そんなある日、走行中にちょっとしたアクシデントに巻き込まれまして、
その場で私は、警察官となんか口論になったんですね。

警察「免許証見せて」
私「はい(見せる)」
警察「高校生やな?」
私「はい」
警察「学校でバイク乗ったらあかんって言われてへんのか?」
私「言われてます」
警察「高校生がバイク乗ったらあかんやろ~」
私「免許は持ってますけど」
警察「免許は持ってても学校の規則はどうなん?停学とかにならへんのかな?」
私「ハア???てか、16才以上の高校生にも免許渡してるんはあんたらですやんか?っていうか、今、学校の規則のことは関係ないじゃないですか?あの、何が言いたいんですか?」

その警察官は、多分、道路交通法に違反してるかに関係なく、
「なんか生意気そうなガキの私」に対してなんかムカついて、
彼は「警察+大人」という自分の持ってる権力を満開に振りかざして
もう意地でもこのクソガキを抑圧しようとしたんだと思います。

警察「おまえどこの高校や?」
私「○○高校ですけど…」
警察「このことを学校に報告させてもらうからな」

何このいやらしい大人。

私もいいかげん我慢の限界で、

「やれるもんならやってみろや」

と言ってその場を去りました。

だが、そのヘタレ警察官は実際には学校には通報しなかったようで
私は健やかにバイクに乗り続けていたのだが
ある日、完全なる道路交通法違反を犯してしまい、まるでデジャブかと思う感じで

警察「免許証見せて」~~~のくだりから
私「やれるもんならやってみろや」~~~に至るまで同じ質疑応答が成された。

ただひとつだけ違ったことは

そのたびは、私が本当に道路交通法違反を犯していたので
本格的に学校に通報されて、私は五日間の停学になったんですね。


担任の中チャリは私の停学中、放課後毎日「中チャリ」で家に来ました。
ちなみに、ツレらも毎日なんかうちにたむろっていました。
だが、基本的に停学中は外出禁止及び外部との接触禁止なので
うちにたむろっているツレらは、中チャリが来るたびに二階か階段に隠れていましたが
家の前に思いきり母校のステッカーを貼ったチャリが軒並み並んでいたので
中チャリには完全にバレていたと思う。

そして私も五日間もじっと家にいるとか無理なんで、オカンに
「先生来たら、消しゴム買いに行きました~って言うといてwww」
とか言うて脱走したこともありました。
オカンもまたアホなんでそれをそっくりそのまま言うてしまったらしく
「消しゴム買いに行ったまま二時間以上帰ってこーへんとか嘘でしょってお母さんが怒られたわ!」
と、帰るなりオカンにごっつ叱られたりもしました。


そんなこんなで停学最終日。

中チャリ「おまえの免許はな、学校で預かることになったから」
私「なんで?道路交通法を破ったことは悪かったと思ってる。警察官になんか喧嘩売るような物言いしたこともあかんかったと思う。でも私の免許を学校に渡さんとあかん理由がわからん」
中チャリ「それは今おまえがこの学校の生徒やからや」
私「そんなん言われるんやったらもう学校やめる」
中チャリ「学校やめてどうすんねん?」
私「学校やめてもう仕事する」
中チャリ「何の仕事すんねん?」
私「キャバクラで働く(*当時バブルの申し子でしたので)」
   階段に隠れてるツレらが一斉に吹き出す
中チャリ「また二階に大きいねずみがおるな……。とにかく免許は学校で預かる」
私「そしたら免許証不携帯運転になるやんかw」
中チャリ「…りっちゃん。ちゃんと聞け」
私「うん」
中チャリ「おまえがこの学校での勉強を卒業した後、自分の考えでキャバクラで働く、働きたいとほんまに思うんやったら俺はかまへんと思う。でも、今ほんまにそう思ってそう言うてるんとちゃうやろ?」
私「……。」
中チャリ「今バイクの免許証渡したくないから意地でそんなん言うてるだけちゃうか?」
私「……。」
中チャリ「免許証は先生が卒業まで預かっとく。これを預からんことにはおまえは学校に復帰も出来ひんねん。二階のねずみらもおまえのこと心配してるから来てるねんで。ほんまやったら、停学中の友達のとこに来てるあいつらも注意の対象になるねんから」
私「先生。私が停学になったから、先生はまた(進路部の)○○先生に怒られたん?」
中チャリ「先生のことを心配する前に自分のことを心配をしなさい」


中チャリ、マジでごめん!!!


私が高校を卒業する時、中チャリは約束通り免許証を返してくれました。
私は、とあるスクリーン印刷製版の会社に就職が決まっていて、
っていうか多分進路部の先生が私のような「やんちゃ」な生徒を一刻も早く卒業見込みにしたくて
逆に、尽力してその就職先を見つけてきてくれたんだと思いますが。

中チャリは「仕事、頑張れよ」と言って私のバイクの免許証を返してくれました。
私はなんか中チャリにそうして見送られることに何故か無性に照れて、
「あー」とか「うん」とかそんな適当な返事をしたと思う。

何故なら、送り出されることが嬉しいと思うよりも逆に、
なんか、こう今何故かちょっと就職取り消しになって、
またもう一年この学校で、中チャリの生徒をやりたいなと正直そう思ったから。


なんかそんな、「会わせる顔のない元教え子」な私ですが
今日、やる気満々で、恩師の「中チャリ」に会ってこようと思います。



あ、でもなんか逆に会いにとか行かんほうがいいんかな?
ちょっと不安になってきたぞ。おまえら助けろ。

中チャリの教師人生の中では、私という生徒を受けもったことは「黒歴史」かもわからんからな。

  1. 2009/09/02(水) 06:33:12|
  2. 思い出のネタ(学生編)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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