どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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行く年・来る年 その2

さて この 続き。


さらに「行く年」、に思うことはやっぱこないだのクリスマス会かなあ。

先日、 例の ももの保育園のクリスマス会があったんですよね。

母体が教会であるももの保育園では、クリスマス会は礼拝として神聖に執り行われます。
だから、明かりを消して祭壇の上のろうそくに火を灯すとこから儀式が始まり
そこにいる全員が目を閉じて手を組み、神様に感謝の祈りを捧げる黙祷をします。
その後、園長先生が生誕祭(クリスマス)についてお話をされ、
その後、その教会の牧師先生がお見えになって、
聖書の中から子どもたちにもわかるような例えを持って何かお話をしてくださる。

保育園の保護者の中にはこの儀式について、正直、
「毎年毎年もうええって。子どもの劇を観に来たんや。てか、うち仏教やし」
って、ちょっとうんざり気味のやっつけ仕事になってる人もいるようですが
私にとっては逆に、てかそれは逆に順当に、その礼拝こそがメインなんですよね。
いや、うちも仏教ですけど。てかもうどの家もほぼみんな仏教ですけど。

なんちゅうか、

年に一回あの礼拝をすることによって、なんか自分がクリアになるんですよね。
「今年もこうしてクリスマス(私たちの救い主である神の子イエス様がこの世にお生まれになった日=神様からの愛を私たちが感じることが出来た、その素晴らしい日)をお祝いすることができる喜び、感謝」
について、その祈りを神様にお捧げすると、ものすごく清々しい気分になるんです。年々、歳を増すごとに。

いや、わかってますよ。
ろうそくの火がおごそかに揺れているだけの礼拝中から、
終わったらパッと電気がついて目の前が明るくなる→晴れた気になる、
っていう視覚効果?的な印象も関係しているのではないか、ってことは。


っていうか、なんて言うんかなー。


ぶっちゃけ、毎日毎日全てに感謝して生きているような聖人ではないですから私は、
そら、世の中にはそれを苦労せずにやり遂げられる人もいるのかもしれないし、
私のツレらでも年がら年中全てに感謝して生きている人間もおるし、それは凄いと思う。


ただ、私にはそんなことはできない。


いや、いいことがあった時は、それはわりと簡単に出来ると思うんですよ。
自分が「あー幸せやなー」っていう状態やとね、感謝のひとつでもしてみたくなるし。
ただ、問題は悪いこと・嫌なことが起きた時なんですよ。
そんな時は「感謝(笑)」とか、なんかもう鼻で笑ってしまいますからね、私は。


嫌なことやムカつくことがあったりなんか腹立つこと言うようなやつがおったら、


アホぬかせやカス。  とか
このボケほんま…!(いてまうど!)。  とか
いっぺんおまえの頭の中が見てみたいわ!  とか


正直思いますからね、それは。



そんな時にまで、

こんな人間にはならないようにという戒めを、
神様が、或いはこの人自身が、私に与えてくれているんだ



とか、そんな感謝の思いをいついかなる時も持って私はよう生きられませんし、
ちょっと時間が経ってから「まあこれもいい経験や」と消化することはあっても
毎日毎日全てに感謝しながら生きて、
さらにその感謝を誰かにフィードバックするということ(祈り)をするのは私には難しい。


余談ですが、
某宗教の毎日の勤行とかほんまようやるなと思いますしね。ツレにもわりといますけど。
私にはできないですよ、毎日お題目を上げるとかもう無理ですね。
ただ、そういう「祈り」についてはなんか少しわかるところもあるんですよ。
それは「基本的に葬式と命日と法事と盆正月お彼岸の時しか仏壇やお墓に参らない」という
「いわゆる仏教」の家庭に育ちながらも、幼少の頃にちょっと「神教」もかじってたからかもしれないが、
毎日そうして「祈り」が出来るということは、常にどこか心に余裕があるんやろうと思うし、
いや、そら「苦しいからなんか助けて~」とかで祈ってる人はなんかあかんと思いますけど
前向きな意味で「祈り」を続けている私のツレらは、
そんなことは絶対できない私より、なんか心が広い人間なんやろうなとも思うし。




話戻って。



さて。


そんな私が、怒りも照れも、「笑い」すらもむしろ忘れて、
本当に神聖な気持ちで「感謝の祈り」を出来るのが、もものクリスマス会(礼拝)なんですよね。


ただ、ももは今年でここを卒園するので、
ももが卒園したら私はこのクリスマス会にもう来ることもないので、
てか、母体が教会なんで多分何らかのクリスマス礼拝は教会側としてやってはるやろけど
そこにわざわざこれからも行くほどのやつではないことは自分でわかっているので
逆に「年に一回」やからそれが出来ていたのであって、その機会がなくなったら
「来年から、なんかどうしよう?」って、そうも思ったりして。


そんな感じで、
私は、「今年が祈り納めになるな」っていう気持ちで神様への祈り(礼拝)をお捧げした。



「子どもたちが健やかに成長していることを感謝致します」
「私の後ろで半分寝てるこの彼氏さんと、私たちが出会えたことに感謝致します」
「素晴らしい友達に恵まれたことを感謝致します」
「今、私が生きていることを感謝致します」
「私に出会ってくださった(一部を除く)全ての人々に感謝致します」
「イエス様のお名前によって、このお祈りを神様にお捧げ致します」




またしても実に清々しい気持ちになりました。





ただ、この日この後、飲み会したんですけどね。



志村、神聖!!!



ももの保育園ママ友始まりで出会った、
漢字は違うけど、私と名前が一緒の一個年上のツレ「りぃちゃん(仮名)」の家で、
保護者会役員仲間のミワちゃん(下の弟の元カノ)も一緒に飲んだ。

りぃちゃんのお母さんは「京都のおばんざい飲み屋」を経営しながらりぃちゃん達三人姉弟を育ててくれて、
お父さんはある日突然2000万の借金を置いて蒸発したいわば「ろくでなし」だったらしい。

りぃ「母親が水商売してたのに私は母親の酔ってる姿を一度も見たことないねんな~。法律とか知らんからさ、借金取りに脅されるがままに蒸発した夫の借金も母親が完済したしな。私も就職してから少しは助けたけど」
私「てかそれ、オカン女前(男前的な女に対する関西の誉め言葉)すぎるやろwww言うたらあれやけど当時でその金額やったら子ども連れて心中してもおかしないで」
りぃ「かなり女前やんな?w」
私「てか、むしろりぃちゃんのオカンとなんか飲みたいわwww」
りぃ「いや、オカン酒止めたからwもう70やからwwwって今も弁当屋でおばんざい作り続けてますけどww」
私「よほど料理が好きなんやろな、お母さん」
りぃ「多分そうやと思う。小さい頃から色々料理を教えてくれてさ~。私も料理するの好きやったから、それがほんまに楽しくて、嬉しくてさ~」
私「料理好きな子は好きやからなwwwいちごもなんや言うては台所をうろうろしてるわw」


そんな「りぃちゃん」のおもてなしは、
安くて早くて簡単な中で独自の工夫がしてあって、さらに栄養も抜群の
「おかずにもなるし、おつまみにもなる」っていうアイデア料理ばかりでどれも美味しくて
三ツ星レストラン(笑)とかが裸足で逃げ出すような愛情のこもったおもてなしだった。

よって、私はなんか飲み過ぎて、
帰りがけにももにジャンパーを着せようとして有り得ない体勢ですっ転んで
左の頬骨を床でダイレクトに強打してみんなにだいぶ心配をかけたが、
一緒に飲み会に参加してた彼氏さんの保護によって、なんか無事に家まで帰ってきていた。


と、まあ、昼間どんだけ礼拝を捧げても。私なんか所詮そんなもんですよ。




話戻って。




私にとっては一年に一回、なんか総決算でまとめて感謝するぐらいの礼拝が多分向いている。
でも、ももが今年卒園するので、それも来年からどうなるのかと思ってたんですが、
今年も、彼氏さんのご実家から「(年末の)お餅つきに帰っておいで」とお誘いをいただきました。



そやった!

クリスマス礼拝が来年から出来なくなっても、この時期これからも毎年、
感謝の祈りを捧げられる神(彼氏さんのお母さん)が、居はったんやった!




よって今年もまた年末、いちごとももを連れて彼氏さんの実家に帰ります。


来る年のことは来てみないとわからないので、また来てから書きます。


皆様、良いお年を。

   
   
[行く年・来る年 その2]の続きを読む
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  1. 2009/12/24(木) 01:15:06|
  2. 「こっち見んな!!!」

行く年・来る年

りっさん、テレビ雑誌の「正月特大号バリ」に時代を先取り。
あと10日程残っている「今年」の気持ちなんてまるで考えず、時代を先取り。




余談ですが、
テレビ誌の表紙がスマップづくめになると「今年も終わりか~」と思うようになったのはいつ頃からか。
ゴールデンで冠番組持っててもそこはやっぱまだ「嵐一色」じゃないんですね、まだ「スマップ」なんですね。
逆に、娘のいちご(10才)はそれをどんな感じに見てるんだろうか。

キムタクと中居くんはママ(私)の一個上で~
慎吾ちゃんはママよりちょっと下やけど草なぎくんも吾郎さんもママと歳似たり寄ったりで~

…っていうだいぶ大人達が現役の「アイドルグループ」として、
各社テレビ雑誌の正月特大号の表紙を今だ飾り続けているということについて、
いちごは内心どう思ってるんだろう?


(ママと歳変わらんおっちゃんらが現役アイドルって)
『ゆってぃ』かよ(笑爆)
てか、かつーん(何故か変換できない)表紙に来てほしいし。



とか、なんかそんなん思ってるんだろうか?だとしたらそれはちょっと切ないなー。
いや、別に私はスマップの熱狂的ファンでもなんでもないが、
同世代の人間としては、下のもんにそんなん思われたらそれはちょっと切ないことですよ。


つい先日、笑いの師匠こと兄貴さんからのメールに
「(高い給料持ってくくせに大した働きもしない団塊世代の上役らが)そうしていつまでもトップにおると、結局、兄貴らみたいな仕事能力の高い人らが足踏み状態になってまうんですよ。だからもうジジイらは早よその座を次に明け渡したらええんですよ」
とかそんな悪態をついたばっかりなのに、それがそうして逆に我が身(同世代)に振りかかることになると


嵐…? かつーん(何故か変換できなry)…?

勢いだけの若造が(笑)



とか、思ってしまうよなwという私がひとつだけ思ったことは、


目は「外(他人)」を見るように出来ているので、その目で「内(自分)」は見れないんですよね。
だから「内(自分)」を見るには、普段使ってるのとはまた別の「目」が必要なんかもわかりませんね。




さて。


まあそんな感じで、早くもりっさん、「行く年来る年」。

先ずは、「行く年」の話から。




…。

……。

………。




っていうか、人間ってね、「忘却の生き物」だと思うんですよ。
そら、忘れられないことを無理に忘れる必要はないんですけど
でも、何もかもを抱え続けているままでは、先には進めないじゃないですか。
「あれも要るこれも要る」言うて目一杯パンパンに入るだけリュックに荷物を積めこんで旅に出て、
例えば旅先で見知らぬ美しい楽しいものに出会ったとしても空きのないリュックにはもうそれは入らない。
ですから、常にそんな新しいものを受け入れるためには事前に何かしらの整理が必要だと私は思うんですよ。
「そんなんもう忘れた(整理した)」とか言ってしまうとなんか若干感じ悪そうなイメージもありますけど
「忘れた」ではなくそれはいわばもう「吸収した」っていうことなんだと思うんですよね。
抱えている荷物ではなく自分の中に吸収したことだから、いわばもう自分と一体となったんだ、と。
だから今は忘れてるけど、きっとまた何かの拍子には取り出せると思いますよ、と。
そんなふうに考えれば、「忘れた」もあながち悪いことではないんではないかと、
むしろそれは人間が人間として歩んでいく中で、貴重で必要な能力なんじゃないかと、
りっさんはそんなふうにも考えるんですよね。





ごめんなさい。

正直忘れた。






今年の前半を振り返って思い出すことは
新型インフルエンザが春に大流行した時、関西一円が尋常じゃないマスク不足に陥ってしまい
ドラッグストアに勤める私はもう恐ろしい勢いで殺気立ってマスクを求めるお客様から朝から晩まで毎日叩かれて、
「関西では今、マスクを求めています。…あなたのマスクを関西に知人友人に送ってやってください!」と、
踊る大走査線2の映画ですみれさんが撃たれた時に青島が
「湾岸署では今、血液を求めています。…あなたの血、ください!」とそう言うたように、
私がそのことを言ったら、関東在住の親友が速攻でうちにマスクを送ってきてくれたのが嬉しかった。
今年の前半は、なんかもうその記憶だけですね。


今年の後半は、こないだの私の「入院騒動」ですね。
バタバタさせてしまった彼氏さんや親友らやツレらや数多くの人たちには申し訳ないが
私は入院中もうほんまにのん気に眠い時は好きに寝て、さらにはオカマの観察とかをしていた。
うちは母子家庭なんで、「私がコケたら城が堕ちる」と思ってずっとやってきたんですが、
でも変な話、私がもしここで死んでしまっても、うちの子どもらは…そらもうだいぶ苦労はするやろけど、
この相方(彼氏さん)とこの大人のブレーンらがおってくれたら、なんかきっとこいつら大丈夫やと思って、
自分がなんかちょっとラクにもなって、そして逆にもっと生きたい・もっと元気になりたいと思った。
子どもらが彼氏さんらとそうしてイキイキと逞しく生きてる姿を、私も見てみたいなあと思ったんですよね。
ある意味これはもう完全に逆転の発想なんですけどね。
だからなんしか、早くに自分だけ死んでまうのはやっぱ寂しいな、ってなんかそう思った。





…って、ここでなんかしんみりして終わらないのが「どんつき」なので、


つづく




  1. 2009/12/23(水) 02:34:22|
  2. 「こっち見んな!!!」

「お先にお待ちのお客様」・3

さて、 この 続き。



「スタートラインが、実は二本あった。」


みたいな、なんかそんな衝撃の中でレースを走らされているランナーのような気分で
私は若干走る気すらもう無くしてしまったが、それでもそこでキレて帰らず黙って順番を待った。
っていうか、店を遅刻させてもらいながらこんなことでキレてレンズを作らずに戻ったら
逆に私が店長以下スタッフ全員から本気でキレられてしまいますからね、それは。
そして私自身、「片方は裸眼」っていう状態で無事に仕事する自信がまるでなかったので。


10時半ぐらいになって、受付の人が「りちさん~二階の検査室にどうぞ~」と私を呼んでくれたが、
私はあまりうまく笑えなかった。多分もうかなり引きつった愛想笑いをしていたと思う。
「このこと」はこの病院の方針であるからして、呼んでくれた受付の人に否はないのは承知している。
だから「八つ当たりはあかん」と思ってはいたが、だがそこで快心の笑顔を見せることはできなかった。
あかんな~。私は人間としてまだまだやな~。

二階に行ったら、私の先にお待ちだった多くのお客様(患者さん)がもうとうに検査を済ませて、
一期一会の隣の人と他愛も無い雑談をしたり、また、続々と診察室や会計に呼ばれたりしていた。
そこで視力やら眼圧やらの検査を受けて診察に呼ばれるまでの間、私は初めて「待ち」にイライラした。
いや、順番は順番なんでイラついてもしょうがないんですけど、ただ、
この「先にお待ちのお客様がいらっしゃいますので~」について、私はやはりなんか納得できない。
何故ならば、「先にお待ちのお客様」を逆に今これ、おたくらがあえて作り出してる状態やん?

てか、逆にもっと私が言いたいのは、
そら10時の診察前に9時半からそんなんやって10時からの診察などをなにか自分ら的にええ風に廻せたとしても
こんなんしてるんがわかったら、逆に客は9時過ぎからもうガンガン並びますよ?ほなおたくらはどうすんの?
「そしたら今度は9時から検査だけ開始~」とかに、またしますのん?それってもう完全にイタチごっこですよ?
自分らがラクをするつもりが、逆にどんどん自分らの首を絞めてることになんで気付かないんだろう?

あ、そうか…! だから、か!
「だから」、それが大勢の客(患者)にはなんかバレないように、
「そのこと」、を公の情報として外には出さないようにしてるのか!




汚ったね~www



つーか、……なんやろ?



なんかわからんけど、もう激しくおもろないぞ。 






うちの死んだオカンが生前、私によう言うてました。

「あんたはいつも物事を追究して答えを出そうとするけど、世の中には知らんほうがうまく回ることもあるねんで」



今、私がひとつだけ死んだオカンに聞きたいことは


「気付いてしまったのに気付いていないフリって、どうしたらうまくできるん?」




あかん、なんかこのままやと私は「この感情」に自分がもう負けてしまう、と思ったので、
とりあえず、この不可解な待ちについては「それをまるで気付いていないマヌケな客」を演じつつ、
もうこんな時は自分でも笑ってしまうような何かしょうもないことでも考えようと思って
「百円あげるから誰か順番を代わってくれ、頼む!!!」と心の中で真剣に念じ続けてみた。
だが残念ながらその場にはエスパーがいなかったようで、私のくだらん買収作戦は失敗に終わり、
「ですよねw」と一人で思って一人でちょっと笑った。



そうして診察室に呼ばれたのが11時。
その後コンタクトレンズ科に呼ばれたのが11時半ちょっと前。
最後にやっと会計に呼ばれたのが11時50分頃。



そら確かに最初に受付の人が仰った通り「午前中」には終わりそうやけど、



結果オーライにもほどがある話やぞ。
てか私が確認したのは
「午前中に店に戻れるのかな?」であって
これ今午前中に終わっても、店戻るん12時過ぎるやん!




しかも、余談だがその会計で私は運悪く「新人さん」っぽい人に当たってしまい、
なんかああでもないこうでもないと一人で悩みながらさんざんレジをいじくっていた挙句、
横にいる先輩らしき人に「合ってるかチェックお願いします」と検査を依頼しているのを見た時には
もう正直ちょっと怒鳴ってしまいそうになった。それはその新人さんに対してではなく「この店」に対して。
先輩のチェックを受けんと会計廻せへんようなズブの新人を一人で「最前線」に立たすな!
人手不足か何か知らんがそれは新人研修で充分に教えといたれよ!!!



私は普段、職場でほぼ毎日「メインレジ」の勤務をしている時間があります。
だから、受付とか会計とかはいわば店の看板として常に客の矢面に立っており、
良くも悪くも「店全体のこと」をダイレクトに受け負う厳しいポジションであることもわかっている。

例えば、お客様が店でなにかしら気持ちのいい思いをされたら、
メインレジにいる私に「明るいお店ね~。店員さんみんな親切やし気持ちいいわ。また来るわね」と、
その時間、店のメンテナンスも接客もしてない私がそんなお褒めの言葉を頂戴したり、でも逆に、
例えば、お客様が店でなにかしらの不快な思いをされたら、
メインレジにいる私に「この店はどうなってんねん!謝れ!ごめんなさいって言え!」と、
その時、お客様がどんな不愉快な思いをされたのか全くわからない私がそんなお叱りを受けたり、
っていう日々の中、それはなんかわかるのでだいぶ迷ったが
だがここで「ちょっと責任者の人を呼んでもらえませんか」とかそんなんしてる時間はないので
「あなたを責めているわけじゃないんですけどちょっと聞いてもらえますか」と受付の人に前置きしつつ
このやり方は果たしてどうなんだろうとそれを知らずに待ってた側は思った、という旨を伝えた。

そしたらその人が「それは大変申し訳ございませんでした」と言って深々と頭を下げたので
ちょwそんなんやめてくれよwなんか私ちょっとやばってる客みたいになってるやんwww
クレーマー?これって今、私クレーマー…?ここでおかしいと思うのは私の頭がおかしいのか?
とか思いながら「いやあのなんか、逆にすみません」と何故か私が謝って、
新しいレンズでクリアーによく見えるようになった両目で猛ダッシュでチャリを漕いで店に戻った。



「あー!りちさん来たー!!!心配してたんやでー!」とスタッフに迎えられながら
「ごめんなさいごめんなさい!ほんっまごめんなさい!すぐ着替えてきます!」と私は更衣室に走り、
事務所で「2時間5分遅刻」で出勤の打刻をした後、店舗に出て店長を探した。
店長は、多分朝から私がやるはずだった納品作業をしてくれていて
「げげっ!!!」と思って私は店長の元に全力で走りこんでスライディングをした。

「遅くなって申し訳ございません!!!5分前にやっと病院が終わって、今から行きますと電話しようかと思ったんですけど店忙しかったらみんなを走らせてその電話を取らせるのも悪いと思ってもうこのまま行くほうが早いと思って連絡せずにそのまま来ました!本っ当にご迷惑おかけしました!使い捨てレンズに変えたのでこれからはストックがありますからもう二度とこのような問題は起こしません!今日はほんますんませんでした!」

すると店長が『そんなに恐縮しなくても大丈夫ですよ(笑)』というような優しい目でニコッと笑ったので
この二時間色んな意味でちょっと気持ちが疲れていた私は店長を好きになりそうになった。←心の病気。

店長「お疲れさんでしたね。(時計を見て)…14時半頃に、休憩行かはります?」
私「休憩…???そんな、2時間も遅刻しといて呑気に休憩なんか行けませんよwww」
店長「お昼ご飯食べてないでしょ?」
私「大丈夫です、病院で待ってる間に飴食べましたから(←嘘)このまま17時(上がり)までやります」
店長「(笑)…頑張るなあw」
私「はい!もう今からノイローゼ的にもうガンガン納品していきますよ!w」
店長「(笑)」


2時間5分の遅刻の穴を埋めるべく午後から懸命に働きまくったのは当然だが
さすがに16時を過ぎたぐらいから空腹の腹が鳴って鳴って止まらなくなったので
私はレジに立ちながら自らの腹が発するその恥ずかしい爆音にかなりだいぶ困ったが、
それでも私は気丈に、今キャンペーン中の健康ドリンクを頑張って薦めて売った。
そのことで今日の遅刻がチャラになるわけではないが、私の中では



本当なら、診察前から並んで午前中には戻れているはずだったのに
まさかのあんなことがあったので、こんなことにもなった。



という更なる負い目があったので。



ひとつだけ言いたいことは、



あの病院!!!

仕事上がりの休憩室トークで
「あの病院は実は9時半からもう検査を開始している」
ということを私はスタッフに言いまくってやったからな!!!





「てかそんなん、ネットの口込み情報とかで書いたったらいいのに~w」 って?

いや、私は逆にそういうことは一切しないんですよ。
何故ならば、
「ネットの口込み情報」を見れる環境に無い人にはその情報は入らないわけですから
それをすることで私は、いわば、逆にあの病院と同じことをしていることになってしまう。
「後にお待ちのお客様(情報弱者)を作り出す」ということに、それはなってしまうじゃないですか。

りっさんの言うてること、なんかわかります?

てか、そもそもネットで匿名で口込み情報(笑)とか書くやつ、私はなんか嫌いなんで。
「そこまで言うんやったら自分のブログで書けよ」って、私は思ってしまうんで。




話戻って。



あそこで、「違うやろ」「てか、あかんやろ」って思ってしまったのは、私の頭がおかしいんでしょうか?
死んだオカンの声が、なんか聴こえてくる気がします。



「りっさん。怒りながら生きるより笑いながら生きるほうが人生は楽しいで」


  1. 2009/12/17(木) 00:14:16|
  2. どんつき(の、どんつき)

「お先にお待ちのお客様」・2

さて、 この 続きです。

そうして、寒空の中を開院前から外で並んで待っている覚悟で行った私だが
「あわよくば…」という密かな期待も実は少しあった。
っていうのは病院、特に町医者の多くは「診察は○時~」と銘打っていても15分前とかになると
開院して中で診察券受け取ってくれて、先に受付だけしてくれたりするじゃないですか。

その眼科はコンタクトレンズ科もあるぐらいそこそこ大きい病院だが元は町医者なんで、
もしかしたらもう受付だけできて待合室に入れてもらえたりするかも?と思いながら行ったら
案の定出入り口のドアが開いていて受付でスタッフの人が「保険証を云々~」とか言わはったんで
ラッキー座れると思って意気揚々と受付をしてもらい、本日の来院理由などを完結に述べ
もらった番号札を見たら32番だったので私は愕然とした。


エーまじかよ。


診察開始10分前に来たのに、もうすでに私の前に31人も並んでんの???


そう言うたら、こうして「この病院で平日朝の診察前から並んだこと」は、なかったな。
この病院には以前から来てるし最近ではいちごも通ってるけど、来るのは大抵仕事休みの土曜やったし
これはひとえに私の予想と計算がなんかぬるかったんや。それは実に私の不徳の致すところだ。

つーか、そもそも町医者の眼科と耳鼻科って、爺ちゃん婆ちゃん率高いしなー。
言うたら悪いけど基本的に「暇やから」やっぱ朝も早よから並んではったんやろな~。

「あーもう完全にしくじった~~~出だし最悪や~~~!」と、自分の読みの甘さを反省しつつ、
私はダメ元で受付のスタッフの方に「大体、どれくらいかかりますかね?」と聞いてみた。

受付「それはちょっとわかりませんね~」
私「ですよね、すみませんごめんなさい」
受付「今日はちょっと混んでますからね~」
私「あ、やっぱ今日は混んでるんですか?てか正直びっくりしました。診察開始10分前に来たのにもう32番ってどうなん?って。…実は今仕事抜けて来てるんで終わり次第すぐ職場に戻らんとあかんのですよね。職場の上司に昼までには戻るって言うてきたんですけど、それはもう無理そうでしょうか…?」
受付「今日は混んでるので一時間ぐらいはみていただきたいですが、さすがに昼までには終わりますよwww」
私「良かった~ありがとうございます!…なんかクレーマーみたいなこと言うてしまってほんますんませんでした、ごめんなさいね」
受付「いえいえw…では順番が来たらまたお呼びしますので、待合室でお待ちくださいね」



と、そうして通された待合室には私の前の31人がもうさぞや溢れかえっているのだろうと思っていたが、
そこにはわずか8人ぐらいの人しかいなかったので 「???」と、一瞬不思議に思ったのだが
ああそうか、多くの人は診察券だけ早めに出しに来て、一旦家に帰っているのだな?と思って
私は待合室の椅子に座り、診察時間になって自分の番が呼ばれるまでの間、しばらく眠ることにした。



病院の待ち時間が嫌いだという人は多いようだが、
私は結構、ってか、かなり好きなんですよ。「病院の待ち時間」が。
何故なら、待ってる間はもう何もしなくていいし、何も考えなくていいじゃないですか?
なんか自分の努力で待ち時間を短縮できるわけでもないし、順番なんやからどうしようもないしね。

そら子どもが赤ん坊の頃に風邪とかで病院連れて行って長いこと待つのはきつかったけど、
自分の診察で行く病院の待ち時間は、私にはもう五本の指に入る「至福の時」です。
「ただ待ってるだけでいい」とか、ほんまラクなもんやん。逆にもう究極の「休息時間」やで。
寝てても本読んでても誰にも怒られへん、しかも誰にもその時間を邪魔されない。
椅子もあって座れるし、空調もいい具合に整ってるし特に冬場なんか眠気を誘う暖かさで、
この時期、待ち時間にソファとか椅子で「うたた寝」をするのが私はもう最高の「幸せの時」だ。



そうして、わずか二分ほどでもう寝始めた私の耳に飛び込んできたのは
「○○さ~ん、二階の検査室にどうぞ~」という受付の方の言葉だった。



え?診察って10時からとちゃうの…?


と、戸惑っている私にさらに追い討ちをかけるように
「△△さん~。三階の診察室の前でお待ちください」と、別のスタッフが受付から言う。

なんかそうしてどんどんと待合室から人が呼ばれて減っていくので、私はもうわけがわからず
私は寝るのをやめて、受付に行って、「あの~診察って10時からですよね?」と聞いた。


受付「はい、診察は10時からですよ。10時にならないと先生が来ないので」
私「じゃあなんで皆さんどんどん二階だの三階だのに呼ばれてはるんですか?」
受付「検査は9時半から開始してるんです」
私「はあっ?」
受付「視力とか眼圧とかの検査だけはもう9時半から先にしてるんですよ」





検査だけは?
検査だけは?
検査だけは?






なんだそれは。





コンタクトレンズも眼鏡も着用しなくていい「ラッキー・アイ」をお持ちの方にはわからんかもしれんが
コンタクトや眼鏡を作るために眼科を受診している患者にとっては、その検査こそがむしろ「メイン」なのだ。

もちろん、それらの検査後に一回診察して医師の診断を受けなくてはそれらのアイテムは作れないし、
さらにコンタクト作成の場合は瞳に合ったテストレンズをつけた状態で再度、診察を受け
「レンズの健やかな動き具合」とかを医師によってチェックしてもらわなくてはいけないのだが
はっきり言うてうちらにしたら逆に視力検査&作成がメインで、診察はもう「おまけ」だ。

いや、わかるよ、なんかわかります。
10時に先生が来た時に患者をスムーズに診察に入れたい、そのおたくらの気持ちはわかる。

例えば、「眼科のついでにコンタクトの処方箋も出してますよ」ぐらいの病院やったら、
なんかそれもありっちゃありかもしれんけど、ただ少なくとも、
「京都 コンタクトレンズ」で検索して1ページ目に出てくるおたくの病院がそんなんしてるとか。



ひとつだけ言いたいことは


それやったら診察券に、診察10時~(検査9時半~)って書いといてくれよ




「10時からの診察で9時過ぎからもう並んでる客(患者)とか病的でちょっと怖いよな」とか
「寒空の中を執念で小一時間並んで風邪を引いたので仕事休みますとかなったらもうアホ丸出し」とか思って
ももを9時に保育園送ったあと、わざわざその病院を通り越し、あえて一旦家に帰り、
頃合いを見て診察開始の10分前に着くようにまた出直してきた私はなんかもう色々釈然とせず、
その日初めて至福の待ち時間を一睡もせず、ずっと「考え」をしていた。

もしかして私の診察券がなんか古いのかな?と思って、
最近通っているいちごの診察券を見たが、そんな情報はどこにも書かれていなかった。
ならば受付付近か待合室のどこかにそんな張り紙があるのかな?と思ってくまなく探したが
やはりそんな情報は一切どこにも提示されていなかった。




例えばこんなことをうちの店(開店10時)でやったら、もう即座に暴動になりますよ。


「本日の新聞折込広告に載っている先着100名様のボックスティッシュ五箱組を9時半から先行で配り始めます。開店は10時なのでお会計は10時になるまで出来ませんが、配るだけ(笑)。配るだけ、は9時半から開始します」


とか、そんなんしたらもう確実に、開店の10時前に並びに来られたお客様から、


「そんなことは知らされていない」 と怒られて袋叩きに合いまっせ。




次回、怒涛の最終章にそれはつづく

  1. 2009/12/15(火) 02:47:20|
  2. どんつき(の、どんつき)

「お先にお待ちのお客様」

さて。


りっさんは、とても怒っています。


それは何も、

こないだ店(職場)がバンバン忙しくてレジがもう大混雑の大渋滞になっている最中もう100%、
誰がどう見ても100%確実に『レジでのお会計を順番抜かし、即ち、横入りをしてこられたお客様』に対して、
私が「すみません、お先にお待ちのお客様がいらっしゃいますので列の後ろにお並び頂けますか」とお断りしたら
そのお客様が「わしが先に並んでたんや!わしはずっと先に並んでたんや!」と嘘八百の理由で逆ギレをなさり、
なんかボロクソのメタクソに言われている私に同情してくださったのか、お先にお待ちだったお客様(おばちゃん)が
「私はいいから先にこの(頭おかしい)おっちゃんのお会計したげて(苦笑)」と順番を譲って下さったにも関わらず
「当たり前やオバハン!わしが先や!先にしたげてってなんや!」と更に爆ギレして周囲の空気を凍りつかせ、
こういう変人にやたら低姿勢で謝りまくると逆に調子こいて「カネ払え」とかって話になってくる危険があるので、
「大変失礼致しました申し訳ございません」と一応の謝罪をし、さっさとこのヤバってるお客様を帰らせるべく、
大声で小学校低学年レベルの悪態と罵詈雑言を浴びせ続けられながらも黙ってお会計の作業を貫く私に対して、
そのお方が、こともあろうか「おまえはツ○ボか!!!」と仰った、

何もそのことを怒っているわけではないのです。

っていうか「ツ○ボ」とか、おまえどんだけ時代止まってんねん?
そんな言葉、二十年ぶりぐらいに聞いたわ。もう今時、幼い子どもらでもそんなん言わへんぞ?
だから私はそのヤバってるお客様に、ほな逆にいっそもう言うたろか?とすら思った。

「これだけの人が並んでいるのに横入りをしてきたお客様は逆にメ○ラなんですか?」

だが私はそれを踏みとどまった。何故ならその人と同じレベルの人種にはなりたくないので。
てか、店の往来のど真ん中である会計レジでそういう最底な用語を大声で吐くのとかホンマやめてくれ。
あなた様みたいな客が出入りするとうちの店の品位に関わるんですよ。よってあなた様はもう来なくてよし。



話戻って。


さて。


りっさんは、とても怒っています。



ことの始まりは先日、風呂場で誤って右目のコンタクトレンズを失くしたんですよね。



ガーン。



私は裸眼ではあの視力検査表の一番上の『C』が余裕で見えないぐらいの近視だ。
よってもうかれこれ20年近くコンタクトレンズ(ソフト)を着用しているのだが、
一般的には最初は眼鏡を着用していて→新しい私、デビュー→コンタクト、という流れになるらしいが
私は最初からずっとコンタクトで眼鏡というものを長く使ったことがないし今も持っていない。
何故なら、昔「眼鏡もないと不便だ」と眼鏡屋に言われて作ってみたはいいが、
ちょっとかけただけで酔うて頭痛くなってマジで吐きそうになったんで、もう二度といらんと思った。
よってコンタクトレンズは私の生活必需品なのです。にも関わらず常に予備を常備していない横着なわたくし。
とまあその辺の話はまた この記事 でも読んでください。


話戻って。



その日は夕方にちょっとアクシデントがありまして、
「万が一の場合、夜中にももを連れて病院に走らなければならなくなるかもしれない」という恐れがあり
ただそうなると、いちごを夜中に家に一人で置いていくことになってしまうので、私は
「多分無いと思うけどそうなってからでは遅いから、今晩用事無かったらこっちに泊まっててもらえへん?」と
彼氏さんにお願いしていたので、仕事終わってから彼氏さんがうちに来てくれていた。
幸い、ももはなんともなく寝言を言ってケラケラ笑いながら朝まで健やかに寝てたんですが、
逆に、風呂場でコンタクトを失くした私は全く健やかではなかった。

っていうかコンタクトつけたまま風呂入るなよ!wと思われるかもしれないが
コンタクトをつけてないと距離感が全く掴めないので、シャワーの柄で手首を強打したり蛇口で突き指したり、
洗面器を棚の上に置こうとして頭に落ちてきたりと、そんなドリフのコントみたいなことになってしまうんですよ。
それこそ眼鏡の人は眼鏡を外してお風呂に入るんやろし「入浴中はよく見えない感覚」に慣れてるんでしょうけど
朝起きてコンタクトつけてから夜寝る時に外すまで「常によく見える状態」が当たり前の私にしたら
「よく見えない中で、無事に入浴する」という、その高度な技ができないんですよ、だからもうつけたまま入るのだ。


そうしてコンタクトつけたまま風呂に入り、シャンプーしていたら右目がごっつ痛くなったので
「あ、やばい外れそう」と思って私は目をつぶった。そしたらレンズが目の中でクニャっと折れた。
これは目を開けたら絶対落ちるなと思ったので、
かなり痛く、かなり不自由ではあったがずっと右目をつぶったままでトリートメントをして体と顔を洗い、
最後にもう一回湯船につかって体を温めて風呂場から出て、洗面所の鏡を見ながら右目をそっと開けた。


そしたら、目の中で折れて残っているはずのコンタクトレンズが跡形もなく消えていた。





「ハンドパワー」です。




って、誰が「Mr.マリック」やねんボケほんましばくぞ!!!
今そんなしょうもないギャグ言うやつはもうどっか行ってしね!!




ど、どうしよう!コンタクト無くなった!これはもう紛失ですよ、紛失。
もう文字通り「紛れて失う」と書いてこれは「紛失」ですよ!!!
まさかと思って瞼を持ち上げて瞼の裏も見てみたが、レンズはそこにお隠れにはなっていなかった。



ガーン。



私は今さっぱり気分で上がったばかりの風呂場にまさかまたもや戻ることになり、
洗い場にはいつくばってもう必死でコンタクトを探した、全裸で。
でもそれらしいものが一切見当たらないのでさらにまさかでまた湯船にまで舞い戻り、
乳白色の入浴剤を入れた自分を呪いながら手当たり次第レンズを探した、全裸で。
でもそれらしいものが一切手に触れないので逆に私はまた脱衣所兼洗面所に返り咲き、
体を拭くことすらしないで全身ビショビショのまま床にはいつくばってレンズの輝きだけを求めた、全裸で。


ちょっともう泣きそうになった瞬間、天才の私は
今日は彼氏さんが家にいて、彼が今まさに居間で勉強していることを思い出し
普段パンツ一丁で風呂から上がってくることなんか絶対しない奥ゆかしい私だが
もう背に腹は変えられんと思ってとりあえずバスタオルだけを身体に巻いて
「かっちゃんちょっと来て!お風呂でコンタクト落としてしもたー!」と居間の彼氏さんを呼ぶと
彼は「えーーーっ!?」と驚き、勉強を中断してすぐに風呂場にかけつけてくれたのだが
私がバスタオル一枚で立ち尽くしているのを見て「おおっw」と言って私の足元にしゃがみ、
バスタオルの裾をちらっとめくろうとしたので私はそんな彼を真上から見下ろし、ドスの効いた声で言った。



「…もうそんなんはええねん」



「はいすみませんごめんなさいw」と言って彼氏さんは私に動かないよう命じ、現場検証と捜索を始めた。

だがやはりコンタクトレンズは風呂場にも洗面所にも見当たらず、なので私は
「かっちゃんもう今続きでお風呂入ったら?そんで湯船の中にレンズがあったら救出してよ」
と、自分には到底出来なかった無理難題をかなり強引な形で彼氏さんに押し付けた。
いつもポジティブで建設的な彼は「ええっ?w…わかった、やってみる…」と言ってすぐに風呂に入り、
バッシャンバッシャンと音を立てながら浴槽でだいぶ格闘してくれたようだが、やはりレンズはみつからなかった。


彼「代えのレンズ、無いんでしょ?俺の(使い捨て)あげようか?でも度が違うか…」
私「でも片目だけ合わへんレンズするのも怖いしな…カーブも違うかも」
彼「だよね、距離感変わってくるもんね」
私「しあさってまで仕事休みないしほんまどうしよう。この状態で二日間仕事乗り切れる自信がないよ、多分納品の時に脚立から落ちるよ私……って、あっ!そうや、明日は朝からシフト四人いるんや!しかもゆうすけがおる!ってことは私が朝のうち少し抜けさせてもらってもなんとかなるかも!よし、朝、店長に電話して朝一で眼科行ってその場でレンズもらってこよう!うん、そうしよう!」
彼「朝、ももの保育園はどうやって送ってく?片目で自転車乗れないっしょ?俺も明日は朝早いからな…」
私「じゃあかっちゃんの眼鏡貸しといて。その時間ぐらいやったら見づらくても頭痛くなっても我慢できる、てかする」
彼「わかった。気をつけて運転してね」


てなわけで、
私はその夜、昔レンズを作った近所の眼科の診察開始時間を診察券で今一度確かめ、
翌朝その旨を店長に連絡し
「ほんますんません。完全に私の不注意です、本当に申し訳ございません。診察開始の10時前から並んどくんでなんぼなんでも午前中には戻れると思いますので、どうか何卒ご容赦を…」
と約束して、病院が終わり次第出勤、という形で朝からちょっとの間だけ店を抜けさせていただくお許しを得た。


そうして「早く戻りたいから、開く前からもう並ぶ覚悟」で9時50分に眼科についた私は、
そこで信じがたい光景を目の当たりにしたのである。


つづく


  1. 2009/12/14(月) 13:50:40|
  2. どんつき(の、どんつき)

イサム見参

さて。

私の入院や「彼」の卒業制作などで三ヶ月越しで延び延びになっていた宴会がやっと実現しました。
「彼」こと、後輩ゆうすけくんの友達のイサムくんが、先日ゆうすけと共にうちにご飯を食べに来た。
ちょうど彼氏さん(K兄)も来てたんで、大人四人+いちご・もも(娘ら)で晩ご飯を食べ、大人は飲みました。

だいぶ以前、ゆうすけが「王将の餃子は最強」とか、職場の休憩室トークでしつこく言っていたので
「何をぬかしとんねん!私が作る餃子のほうが王将より絶対美味い」と私はまんまと釣られてしまい、
「いや~王将には勝てへんって。王将やで?王将マジ最強やし」とかまだ言うので
「ほな今度あんたと友達がご飯食べに来る時、王将の餃子より美味い餃子作ったるわ!」と私は宣言した。

よってその日は「餃子一日百万個~…食は王将にあり!」と謳う王将の餃子に対抗して、
肉餃子、シソ入り餃子、ホタテ入り餃子と三種類を計百個作って彼らを待ち構えていたのだが
ゆうすけはイサムを連れてきて紹介する段になって初めて
「あ、こいつ餃子の本場に居たことあるから餃子にはうるさいでw」とか言い出しやがり
「ちょ、おまえそういう情報は早めにくれんとあかんがなw」と私は慌てふためいたのだが
二人とも「うん、マジで美味いわ!」とバカスカ食ってくれて完売したので良かったと思った。


イサムは、ジャニ顔のゆうすけとはまた違った感じの今時のイケメンくんでした。
どういうたらいいんかな~?あ、そうそう、
「花より男子」で、お茶の家元のご子息やってた男の子、のような顔立ちですね。
なんか、ああいう目の細い感じの男前。

「りっさんがこいつ(ゆうすけ)のどこをそんなに買ってるのかわからへんねん!こいつは雑で横着で、ほんま最悪なやつやねん!だから今日、俺はこいつのあらゆる悪事を暴露して、こいつの評価を下げるために来ましたw」

というイサムは、自分から話題を提供してようしゃべるけど決して出しゃばりではなく、
今さっき会うたばかりの私に早速「りっさんりっさん」と気さくに接する、人なつこくておもろいやつでした。

イサムとゆうすけは、一緒にうちに遊びに来るほど仲良しなのにもうずっと小競り合いをしていた。
几帳面で細かいイサムにしたら、ゆうすけのちょいちょい大雑把なところがうっとしいらしく、逆に、
マメやけどどうでもいいことにはアバウトなゆうすけにしたら、イサムのその神経質なところがうっとしいらしく
二人は折に触れ、というか始終、「あ?もうええし殺すぞ」とか「しゃべんな、うざい」とか言って罵り合っていた。


って言いながらもおまえらどっちも相手から離れようとせず
来てからずーっと今にも肩がぶつかりそうなその距離で並んで座ってるやんw



私は、「こいつら、多分根っこの部分がなんか同じなんやろうな~」と思った。
考え方やその表現方法は違っても、「根っこ」の部分では、きっとなんか似てるんやろうなって。

軸である根は似てるか同じなんやけど、枝葉の色や形までもう全く一緒!とかそんなやつ居てないから、
ゆうすけがさほど気にならない部分が、イサムにはなんか気になって、
イサムがさほど気にならない部分が、ゆうすけにはなんか気になって、
でもそれを一方的にどっちかが上からばっかりで言うんじゃなくて、お互いが
「おまえアホやろ!」「いや、おまえがアホやろ!」って、やり合える、そんなイサムとゆうすけ。


「こいつら、なんかほんまに仲ええんやなw」


と、私は二人を愛おしく思いました。
こいつ(ゆうすけ)のどこがそんなに買われるのか?はイサム、逆にあんたが一番ようわかってるはずやw

同郷の旧友でもなく大学やバイトが一緒なわけでもなく、
元は共通の友達がいて、その友達と三人で遊んだことがきっかけで友達になったというイサムとゆうすけ。
その共通の友達も二人がここまで仲良くなったことをなんか嬉しいと思ってると思います。
自分が会わせたツレや親戚知人先輩後輩が、一緒にご飯や飲みや旅行に行くほど仲良うなっていったり
また、そんな中からなんや知らん間に三組のカップルが出来て結婚までしよった経験がある私には
その、「共通の友達くん」の気持ちがなんかちょっとわかるような気がします。




話戻って、「イサム見参」。



イサムは、お互いの自己紹介と挨拶と、
私がいちごももK兄の紹介をしそれぞれに挨拶を終えて席に着いたあとの第一声で、

「普通の人なんや…」 と言った。

「普通の人…?え、うん、普通の人やで?w」 と、私はその感想の意味がわからなかったが

聞くと彼は、「どんつきのりっさん」のことを 「いわゆる、ヤン女」 だと思っていたらしい。
だからそんな「ヤン女のりっさん」と付き合ってるK兄のことも「怖いお兄さん」かもとビビっていたらしい。

っていうかどんつきの何処をどう読んでそう思ったのかわからないが、
ただ、イサムはゆうすけからちょいちょい私の話(ネタ)を聞いていたらしいので、

「どんつきでのりっさんのアホボケカス口調」+「ゆうすけによる私の悪口 (捏造) 」

イサムは、「会えなかった間にりっさんへの妄想がどんどん進んでしまってたから…」と言っていた。


あえてその妄想の詳細をイサムは深く語らなかったがおそらく、


りっさんは金髪で目付きの悪い人で~さらに子どもにも茶髪を強要してて~
彼氏さんは丸刈りで色黒で二の腕に趣味の悪いタトゥーを入れてて~



みたいな痛ましい軍団がそこにおるのやもしれん、とでも思っていたのだろうが、だがそこには

美しい黒髪(ストレートパーマあてたばっか)をした美人で心優しい大和撫子のりっさんがおり、
子どもたちも無事に黒髪で天使の輪が光る健康的なキューティクルが保たれており、
彼氏さんは清潔感溢れる白いYシャツを着てニコニコしている平和主義なお兄さんだったので、
イサムは「なんか安心して」、の、その感想だったのだろう。

ただ、まあしゃべってるうちに「やっぱ(どんつきの)りっさんやww」と言われてしまったが。


イサムは芸術系の勉強をする大学に通っていて
主にインテリアのデザインとかパッケージのデザインについて考えたり描いたりする勉強をしているようで
そんな分野に携っているなら逆にもう私はあんたのその神経質(職業病的気質)がなんかわかるわ、と思って
「ほなスクリーン印刷とかわかる?私、独身の頃スクリーン印刷製版の会社で製版用フィルムを作る課にいてさ~。私が入った当時はまだMacとかなくて手作業でやっててんで。トレースしたり写植の文字切り貼りしたりして」
って話を振ったら、まんまとそこにイサムは食いつき、そこから二人でマニアックなトークを色々した。

私「例えば文字を並べた時に数値的にいうセンター振り分け(中央揃え)と人間の見た目でのセンター振り分けってまた違うやん?だからなんぼ数値的にはセンター振り分けになってても見た目のバランスでちょっと振っといたりするやん?」
イ「ああ、やるね!www」
私「やるよな?w例えば、英文で左端の文字がAかMかでは、見た目のバランスがもう全く違ってくるから、Aは左上の空きが広い文字やからそのAという文字が一番左端にあったら全体を左に寄せたりなwあとボトルの裏書とかな~。このスペースにこれだけの文章を入れんとあかんのでそのスペースの縦横の長さ計ってその中にこの文章が入りきるように計算して入れましたが、なにか?…みたいな商品説明を見た時は、なんかもう雑な仕事やな~って思ってまうわ。自分で気持ち悪くないんかな?って」
イ「そうそう!文章の途中で、ですか、…ら、とかで改行されてるの見るとほんまイライラするww」
私「ですか、…ら、なwwですか、…ら、になりそうなら、そこはその一行の文字だけにわからんように微妙に長体でもかけて、ですから、まで綺麗にその行内に入れてまえよ!そんな手間な仕事でもないがな!とか思うよなw」
イ「思う!ww…あ~~!!!俺今めっちゃ嬉しいっ!!!わかってくれる人がいたww」
私「いや逆に私も嬉しいwww私がやってた仕事を理解してくれるやつがおったwww…でもな、実際には商品買う時に、客はそこまで見てへんやつがもうほとんどやねんで」
ゆ「うん、見てへんwてか、気付かんw」
K兄「てか、読めたらいいw」
私「…な?もうほんまどう思う?この人たちについて。でも現実とはもうこんなもんですよ」
イ「なんかもう虚しくなるわ~~~」
私「ただ私が思うのは、誰にもわかってもらえへんかったとしても自分はわかってるやん?自分がそれについて最善の努力をしたことを自分はわかってるやん。そしてそれはわかる人にはきっとなんかわかると思うねん。これを作った人は懸命に努力をしたんだってことが、わかる人にはなんかきっとわかるんやと思うで?もちろん、そこに採算の合わないコストを費やすほど執着してもうたらあかんのやけど、でもどうせやるならええもん上げたい、っていうその努力やちょっとした気遣いで見栄えを良くすることは出来るし、それはわかる人には絶対わかるし絶対伝わってると私は思うんや」
イ「…うん、きっとそうやんな。なあ、りっさん、俺また来てもいいかな?いっぱい話したいことあるわw」
私「うん、いいよいつでも来いや!てか来てえやw」


人との出会いって、なんかおもしろいなって思います。

そして私がイサムと出会える機会を作ってくれたゆうすけ、ありがとう。
おまえらそうやってもう一生仲良くケンカしとけw


イサム、ほんままた遊びに来ぃや!


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  1. 2009/12/11(金) 11:02:21|
  2. ツレネタ

もろびとこぞりて・2

さて この 続きです。


私ともものその会話を居間のこたつで宿題しながら聞いていたいちごは
「えっ!?今年はももちゃんが劇でマリア様をやるのっ!?」と目を輝かせ、

「それはももちゃん、しっかり練習しないとね!」

と、気合の入った口調でそう言ったので、私はなんかちょっといやな予感がした。




式 (いちごの、ももへの可愛がり様+世話の焼き様) + もものマリア様役
答え = 「ステージママ」ならぬ、「ステージお姉さま」……?





私のその予感は的中し、その日の晩の入浴タイムで早速いちごの厳しい演技指導が始まった。

いちご「マリアさんの歌のソロのとこ(イエスさんを身ごもったシーン)、ちょっと歌ってみ?」
もも「えっとー……♪わ~たしはとてもーしんぱいよー♪、ってももちゃんが歌って、そのあとてんしさんたちが、♪こ~わがることはーありませんー♪…って歌わはるねん。そのあとももちゃんがまた、♪わ~たしはとてもーしあわせよ~かみさまほんとにありがと……」
いちご「やり直しっっっ!!!嬉しい気持ちが伝わってこないっ!」
もも「!!!…???」
いちご「…じゃあさ、ももちゃん、赤ちゃん好きやろ?」
もも「うん!赤ちゃんだいすき!だって赤ちゃんちっちゃくてかわいいし~」
私「てか、もももちっちゃくてかわいいよw」
いちご「もうママッ!!!ママは黙ってて!」
私「はいすみませんw」
いちご「…じゃあさ、もものお腹の中に赤ちゃんがいて、しかもそれが神様の子どもやったら、ももはどんな気持ちになる?」
もも「うれしいきもち!!!…でもさ、赤ちゃんがおなかにいたら、おなかいっぱいでごはんいっぱい食べれへんのかなあ?」
私「wwwww」
いちご「ももちゃんっ!!!真面目に考えてっ!」
私「お腹の中にご飯入るとこと赤ちゃんがいるとこは別のとこやから大丈夫やで、ももw…てかいちご、無理やってwお腹に赤ちゃんいたことないももにな、お腹に赤ちゃんがいてしかもそれが神様の子どもっていう喜びと幸せが伝わるように歌えって、それはなんか無理やってw歌と台詞覚えてるだけでええやん、充分大したもんやん」
もも「ももちゃんみんなのせりふもおぼえてるで!」
私「おー、そっかー!凄い凄いw」
いちご「ママはももに甘いねん!!!…さ、ももちゃん、もう一回!」
もも「っていうかももちゃんもうおふろ上がりたいよ、あつい…」
いちご「もう一回、今のとこを練習したら上がらせてあげる」
もも「わかった……。♪わ~たしは、とてもー、しんぱいよー…」



マ~マも とてもー しんぱいよー




お風呂を上がって、ももが居間のこたつで鼻歌を歌いながら絵を書いている隙に
私は、洗面所のドライヤーで髪を乾かすいちごのところに行って、いちごにそっと耳打ちした。


私「もものことを応援してやってくれるのは嬉しいんやけど、あんま言うたらんといてやってな」
いちご「なんで?だってももちゃんが劇で失敗したらどうすんの?かわいそうやん!」
私「大丈夫やってwももはきっと保育園で頑張って毎日練習しとるやろからさ。もし、ももがなにか劇のことでいちごに相談してきた時は聞いてやってほしいけど、大好きないちごちゃんからあんまきつくやいやい言われたらももはそれに一生懸命答えようとして、逆に、大好きなマリア様の役がなんかもう嫌いになるかもしれんやん?」
いちご「そっか…。…じゃあ私はももをそっと見守っておいたらいい?」
私「おっ、いいねえ!そうそうなんかそんな感じで頼むわ。そっとね、そっとw」
いちご「わかった!」



いや、親としては嬉しいっちゃ嬉しいことなんですけどね、それは。

「ももちゃんが保育園の劇で何しようが私は知ったこっちゃない」とか、
「いちごちゃんが私の劇のことで噛んでくるとか関係ないし普通に迷惑」とか
いちごとももがなんかそんな姉妹関係やったら、私は正直ちょっと寂しいと思うと思います。

親の私にとって何が辛いって、いちごとももが姉妹喧嘩してるのを見るのが何より辛いことですし、
そらたまには、てか常に、しょ~~~もないことで姉妹喧嘩もしてますけど
基本的にはこいつらってなんかもうめっちゃ仲いい姉妹やな~と思いますしね。
姉のいちごは妹のももが可愛くて仕方ないみたいで、いちいちももの世話を焼いてるし、
妹のももは姉のいちごが大好きで心の底から尊敬しているみたいで、いちごに憧れてるし。




ひとつだけ思ったことは、


私はなんかこういう感じの姉妹をどこかで見た覚えがある。



…。

……。

………。





って、「叶姉妹」 やん!!!




叶姉妹と、いちごもも姉妹の類似点。


恭子「美香さん、今日の美香さんの取材は貴女によく似合うこのオリーブグリーンのドレスがいいと思うわ」
美香「ありがとう、お姉さま」


いちご「ももちゃん、ももちゃんお姫様やから(ままごとで)、いちごがももちゃんの髪を可愛く結んであげる」
もも「ありがとう、いちごちゃん」



恭子「来週のパーティで私はこのドレスを着るから、美香さんも雰囲気を合わせてこんな感じがいいんじゃない?」
美香「そうですね」


いちご「明日のお昼マクドナルドに行く時いちごはこのスカートを履くから、もももお揃いのスカートにしたら?」
もも「うん、そうする♪」



恭子が美容やエクササイズ系の本やDVDを出版すると、美香がそれを実践し、
「美香さんのその美貌の秘訣とは?」という取材に対して、美香が答える。
美香「私は常々、叶恭子・美のレシピ なるものを実践しておりまして…」


いちごが得意な絵を描くと、もももその横でいちごを真似て絵を描き、
「ももちゃん、また絵が上手になったな!」という保育園の先生に驚嘆に対して、ももが答える。
もも「いちごちゃんがこんなふうにして描いてはってん!w」





「となりのトトロのさつきとメイ」みたいないちごとももは、
このままいくといつかやがて「叶姉妹」になるだろうか……?



いや、別に叶姉妹を否定してるわけではないんですけどね。
あんだけ強い絆のもとにスクラムを組んで生きてる姉妹ってそういないでしょうし。
自分の健康と自分の将来にいささかの不安がある私にしたら、
いちごとももがそうして叶姉妹バリに仲良く支え合って生きていってくれるなら、
それはもう非常に心強いことですし、それは本当にありがたいことです。



ただ、「ねえ……?」 っていう。



「そう」なったら多分「こう」なりますよ。逆にもう未来が見えるわ。


まず、元旦那からは
「離婚する時にぶっちゃけて話したように、俺が育てるよりおまえが育てるほうがきっとこいつらはいい子に育つと思ったから、俺はいちごともものことを全部おまえに任せてきたんやけど、おまえは一体どんな育て方をしたの…?」
と、なんかそんな質問をされ、

そして、彼氏さんは
「今度のママの土曜出勤の日はK兄といちごとももでライフに買い物行こうか!って言ったら、ライフ…?(苦笑)って鼻で笑われたよorz……てかダメなの!?ライフで晩ご飯の材料を買うのはなんかダメなの!?じゃあどこならいいのよ?シャネル?ヴィトン?てか、シャネルで白菜とか売ってねーし!……俺が最初に京都に来た時、京都にその年の初雪が降ってさ~。いちごとももとオレと三人で公園で雪遊びをしたんだよね~。あの時、ほんと楽しかったな……」
と、なんか心を病み、

いちごとももが今一緒に笑って鼻垂らして走り回って遊んでいる多くのお友達(子どもら)は
「いちごちゃんとももちゃんは何処に向かってはるの……?」
ってなって、それについて私は
「いや、多分おばちゃんがなんかあかんかったんやわごめん。でも、あいつらも人間的な部分ではあの頃から変わってないと思うねん。…なんか、もうほんまごめんなー」
とか言うてそれを謝ることになり、

そして、それと同時進行で私はいちごとももの親として、
いちごとももが最近仲良くしているというお友達(パーティでスマートにエスコートしてくれるメンズの方々)と、
逆に、「逆に」、なんか向き合っていくことになる。

いちごとももを幼少期からよう知っててあいつらを可愛がってくれていた私のツレらや
いちごとももには実際会うたことはないけど私があいつらを育ててるのを知ってる私のツレらは
「まあ、これでまたりっさんの人生のネタが出来たやんw」
とか言って、私を励ましてもくれるだろう。


そして私は「笑い」のために己の身を削って、「どんつき~」でそのネタを書くのだ。





神様、なんか勘弁してください。
「なんで?」って言われたらそれはうまくは言えないんですけど、どうかもうお察しください。


イエス様のお名前によって、神様にこのお祈りをお捧げします。
「諸人をこぞる勢い」で、神様にこのお祈りをお捧げ致します。アーメン



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  1. 2009/12/04(金) 01:36:17|
  2. 家族ネタ

もろびとこぞりて

さて。

街中がちらほらクリスマスモードに入ってきましたね。

こないだの日曜にダイアモンドシティハナに行ったらレジが早くもえらいことになってました。
「でっかい玩具をあれこれ抱えるパパやママや爺ちゃん婆ちゃん」の行列で。
クリスマスは「パフォーマンス」しやすいですからね、する側もされる側も。
逆に、一年で一番解放的になるイベントかもしれない。


余談ですが、先日ツレの竜やん(独身・彼女無し)が
「クリスマスは異性と過ごすの禁止にしたらいい。11月12月1月の三ヶ月間は異性に会うのを禁止にしろ」
とか、なんかまたしてもネガティブなことを言っていたので、私が
「三ヶ月間の禁固明けのバレンタインが盛り上がりそうやなw」と言ったら
「ごめんなさい。3月14日まで禁止、で。」と即座にご丁寧に訂正してきたので、
「なんや、わりと元気やんこいつwww」とか思って、なんかちょっと笑った。



さて。


クリスマスと言えば。


ももの保育園にとって最大のイベントである「クリスマス会」があります。
何度も言うてるように、ももの保育園は教会の中に設置されており、キリスト教保育を実施している。
毎朝子どもたちは神様に捧げる礼拝をし、食事やおやつの前には感謝の祈りを捧げている。

「(自分が)人にしてほしいことを、(自分が)人にもしなさい」

といったような「今月のみことば」をあの園の子どもたちは日々唱和し、
神様のようにお心広く優しい人になりたいと、そうして懸命になんかいつも祈っている。

…とかって言うと、「なんかええとこの園なん?」とか聞かれたりするが全然普通の公立の保育園です。
っていうか、逆に制服もないし、通園リュックは親の手作りのキルト製やし、
散歩や遠足いうては、畑行くか雑木林行くか山登るか、もうそのどれかっていう
もう今時珍しい「昔ながらのまんま」のそんな小さな保育園なんですが。

ちなみに、うちは代々仏教徒だが「たまたま空きがあった」ってことで私もその園にかつて通っていた。
なので私も幼少の当時は毎朝礼拝をして神様にお祈りし、全ての恵みにいちいち感謝の祈りを捧げ、
「人にしてほしいことを、人にもしなさい」
といったような神様からのみことばを唱和していたんだろうと思うが、


まあ今やもうこんなもんですわ。




てなわけで。

浄土宗の仏教家系にも関わらずキリスト教をかじっている私とももはクリスマス時期になると
「ナザレの町でヨゼフさんとマリアさんがあの時どーのこーのでさあ…」
とか、聖書に基づくマニアックな話をしてちょっと盛り上がったりもするんですが、
当時住んでた埼玉で仏教系の幼稚園を卒園しているので「花祭り(お釈迦様のお誕生日)」には詳しいが
わりと最近まで、クリスマスはサンタさんのお誕生日だと思っていた、といういちごは
「ベツレヘムとか言われてもそんなんわからへん~」とか言うてちょっとスネたりもしていた。

だが、そんないちごも去年一昨年と、
ももの保育園のクリスマス会で園児が演った劇「イエス様のお誕生」のビデオを観て、
いちごもなんとなくちょっとわかったようで
「クリスマスってそもそもそういう日で…だからイエスさんは神の子なんだね」
という、そんなトークにもついてこれるようになった。

そうそう意外と誤解している人も多いんですが、イエスキリスト=神様、ではないんです。
イエスさんは神様がこの世にお与えくださった救い主で、いうたら「神の子」なんですよ。
なんていうたらわかりやすいか…そうですね、
神様のお言葉を聞くことが出来て神様とちょっと交信的なこともできる「なんかもう凄い人」なんですよね。
そんな「神の子イエス様」を産んだのがマリアさんという女性で、だからマリアさんは「聖母マリア様」となった。
そしてその「聖母マリア様」の旦那さんのヨゼフさんは、イエスさんのお父さんとなったわけです。


てか、ヨゼフさんはぶっちゃけどう思ってはったんでしょうね?
イエス様はそら「神様の子ども」で、なんかもうズバ抜けたお方ですが、
逆にヨゼフさんは普通の人でもう普通のオトンでしょうから、例えば



「おまえらほんま揃いも揃ってイエス様は神の子神の子~言いやがって!」
「イエスはオレの息子や!!!」
「イエスを産んだ母親のマリアには様付けで、父親のオレはさん付け!?」
「オレも頑張って働いて神の子イエスを育てとんねんぞ!!!」



とか、ぶっちゃけそんなことをヨゼフさんはちょっとも思わなかったんだろうか?

って、そんなん思うのは宗教観の違いなのか、それとも私の頭が普通におかしいのか…?




罪深きわたくしをどうかお許しください神様。
イエス様のお名前によって、このお祈りを神様にお捧げ致します。アーメン。





話だいぶ戻って。




そのももの保育園のクリスマス会の劇で、今年うちのチビももが聖母マリア様の役をやるらしい。

「イエス様お誕生」の劇でマリア様役っていうたらもうほぼ主役に近い役だ。
主役はあくまでも「お生まれになるイエス様」ですしね。
だからマリア様は、主役に「近い」役。
ただ、その「主役のイエス様」はマリア様に抱かれてる「赤ちゃんの人形」なんで…。

よってマリア様の役はもうほぼ出ずっぱりで、しかもちょっと歌のソロとかもある。


「なんか大丈夫なんかよ、もも?」と私は思って、


私「なんでマリア様をももがやることになったん?」
もも「それはももちゃんがやりたいって言ったからだよ♪」
私「他にマリア様をやりたいって言うお友達はいなかったん?」
もも「うんまったく!天使さんたちがだいにんき!」

天使さんたちとは、神様からのお使いとしてマリア様のもとに
「あなたに神様の子どもが宿りましたよ」ということを天から舞い降りてお伝えしにくる役で
また劇中でちょっとしたナレーター的な役割も担う、毎年わりと女の子の人気が高い役柄だ。
ちなみに男の子では兵隊さん(王様の命令を国民に伝える)の役の人気が毎年わりと高い。


私「そっかー。ももはなんでマリア様の役をやりたいと思ったん?」
もも「だってももちゃんマリア様がだいすきなんやもん~♪」
私「それはマリア様が主役っぽい役やからか?」
もも「しゅやく…?しゅやくってなに?」
私「えーっと、なんていうかな……。てか、逆に主役ってなんやろね???」
もも「ママ、変なの~!w」
私「ごめんwwwなんかママ変なこと言うたなw」


昨今、なんかしょうもない類のマスコミ及びネット発信の噂で

「近頃の子どもはみんながみんな主役ばかりをやりたがりまたその親がワガママを言う子ども以上に我侭で厄介なので、幼稚園や保育園や小学校の先生は苦労してオリジナル台本を執筆し、シンデレラがなんか5人も6人もいるような、そんな何でもありのヘンテコな劇を日常的にやっている」

って話もちょいちょい聞くが、私はそんなヘンテコな劇だかを実際一度も見たことがありません。


そして、実際にそうしてももの話も聞いて、

「なんや。やっぱ子どもって昔も今もあんま変わってへんやん」

と、私は改めてそう思った。


天使さんがやりたい子は天使さんをやる。
兵隊さんがやりたい子は兵隊さんをやる。
宿屋さんがやりたい子は宿屋さんをやって博士がやりたい子は博士をやって
羊飼いがやりたい子は羊飼いをやって大星様がやりたい子は大星様をやって
マリアさんをやりたい子はマリアさんをやってヨゼフさんをやりたい子はヨゼフさんをやる。


子どもたちにとってはそうして、
もうみんな一人ひとりが自分にとってそれは大切な役で、
みんながみんな、言うたら全員がもう「主役」なんだ、と。



「(おまえが主役級を演るとか)なんか大丈夫なんかよ、もも?」とか
そんなことを思ってしまった私は自分自身を軽蔑し、そしてももにもなんか悪かったと思い、
さらに劇に参加する子どもたち全員に対してほんま悪かったと思って、私は神様に懺悔をしました。


神様ほんまなんかすんません。
神様がわたくしに様々な「みことば」をお与えくださったにも関わらず
わたくしはなんかもうこんな薄汚れた大人になってしまいました。
こんなわたくしに子どもたちを育てていく資格がさて、あるのでしょうか?
神様のお導きを学んできたにも関わらずいつまでたっても成長しない、
こんな罪深き私をどうかお赦しください。
イエス様のお名前によって、このお祈りを神様にお捧げ致します。
アーメン。




だが神様はやはりなんか私をお赦しくださらなかったようで。



つづく

  1. 2009/12/02(水) 02:52:50|
  2. 家族ネタ

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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