どんつきを右に曲がって左のかどっこ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

旅立ち・3

さて、 この 続きです。


「 な ん や て え ~ ?」

と言わんばかりの姉御二人は(というか、ヒロミさんは実際口に出して言った。爆)
そんな話があったなんて全く聞いてない、ムチャクチャや、横暴やと怒り狂っていたが
話が来たのもほんま最近でギリのギリまで抵抗してて確定したのもつい先日なんですほんとに、
という説明を再度よくよく店長がすると、
「まあ、支店とかチェーン店がある会社に転勤は付き物やけど…」
としぶしぶ納得した様子で、ただ、シフト的に二人はYさんに会うのが今日で最後なので

「ほなね~とかそんな別れ方できませんし、今までの御礼も言いたいし、上がる時(退勤の時)には話もしたい。

だから、 Yさんが泣かはったら正直ごめんなさい 」

と、宣言(宣戦布告?w)をしたので、店長は
「やっぱそうなりますか…わかりました。Yが(泣いて)店舗に出れへんなったら僕がフォローします」
と苦笑いしていたが、私はこの時の店長は内心嬉しかったんじゃないかと思う。

Yさんは新人の頃からずっと店長の下で従事してきはった直属の部下で
だから「店長が育ててきた」と言ってもいい人材である。
そんな自分の愛弟子みたいな部下がそんなふうにスタッフに愛されてたら
上司としては自分がそうされるよりもそれはよほど嬉しいと思う。


話戻って。


昼すぎになって、Yさんがいつも通りの笑顔で元気に出勤してきたが
私は、今日まで(異動の発表が成されるまで)彼女がずっとこうして色んな思いを内に秘めながらも
みんなの前ではひたすら明るく「いつも通りに」していたんだと思うとだいぶ胸が痛んだ。

業務中は泣かさない方向で、という店長からの話が今朝あったので
姉御二人は「あ、おはよ~」とか言ってこれまたいつも通りに接していたので
私は、さすがだなあと思った。(さすが年の功。…って、しばかれるわww)

私はこの手の猿芝居…というか、
「聞いてるのに聞いてないふり」とか「知ってるのに知らんふり」とかがうまくできない。
今はそうしておくことが懸命であるということがわかっていても、
だがやはり「隠し事をしている」ような気がして、なんかギクシャクしてしまうのだ。

よって、私は普段からなるべくそういった場面には関与しないことにしている。
本人がマンツーマンで何か話をしてくることならまだしも
「私から聞いたって言わんといてや…」みたいな情報はもう逆に一切聞きたくないのだ。
「聞くんやったら本人から聞くからやめてくれ、その口から聞かさんといてくれ!」と思うのだ。
何故ならば、「聞いてるのに聞いてないふり」がうまくできないので。


ただ、今回のケースはいわば業務連絡なんでそれは正しいルートによる連絡方法なのだが、
この日の午後からの私は多分変だったと思う。そしてだいぶYさんによそよそしかったと思う。
いつもみたいに他愛のない冗談やしょうもないネタとかが一切浮かんでこなくて
休憩室で偶然Yさんと二人きりになってしまおうもんなら、
今まで一回もまともに見たことがない「身だしなみの注意書きポスター」とかを無言でガン見していた。


そして夕方になって、ヒロミさんとキョーコさんと私が退勤する時間になり
タイムカードに打刻した後、ヒロミさんが

「あんたも来るんやで」

とドスの効いた声で私を恐喝及び拉致し、三人で、店舗のどこかにいるYさんを探した。

Yさんは、バックルームで自分が担当しているカテゴリー商品の在庫チェックをしていて
私らの姿を発見すると、「上がりですか?お疲れ様です!」と笑顔で言った。


ヒロミさんが
「お疲れ様です~。あのさー、今朝店長に聞いたんやけど…異動なんやって?」
と切り出し、続いてキョーコさんが
「ねえ?もうびっくりして…。えらい急やねえ~」
と言うと、Yさんは一瞬目元が潤んだが、
「そうなんですよ~!もうびっくり!急すぎですよね~」
と笑って言った。

と、そのYさんの手をヒロミさんがぎゅっと握り、


ヒロミさん「今までほんまありがとうな!」
Yさん「え、そんな…、こちらこそ…」(2割崩れかけ)
キョーコさん「ほんとにありがとうね。お世話になりました」
Yさん「そんなんそんなん…こちらこそ皆さんにお世話になりっぱなしで…」(4割崩れかけ)
ヒロミさん「…頑張るんやで!これもステップアップと思えばいいんや!」
Yさん「……はい。ですよね…!ありがとうございます」(8割崩れかけ)
キョーコさん「Yさんならどこでもやっていけると思うわ~」
Yさん「どうでしょうか……でも、ほんまありがとうございます…」(崩れた)


箍が外れたようにボロボロ泣き出すYさん。
と、その時、店内にYさんを呼び出す放送がかかる。


Yさん「どうしよう呼ばれてる。行かないと…」
私「大丈夫です。多分店長が空気読んで走ってくれてると思います」
ヒロミさん「そうそう、空気読んで、なw」
私「ヒロミさんが今朝、上がりの時にYさん拉致します宣言しはったからねwww」
ヒロミさん「したなww確かにしたなw」
Yさん「(泣き笑いで)…なんかすみません、ほんまなんかダメですよね、私」
ヒロミさん「全然ダメじゃないし。ダメじゃないよ」
キョーコさん「体に気をつけてね。無理しないように」
Yさん「ありがとうございます」


気付いたら、なんかみんなで手に手を取り合って重ね、Yさんの涙にもらい泣きして全員鼻をすすっていた。



ヒロミさんとキョーコさんはその日がYさんとの最後の顔合わせになったが
私はそれからも数日間、Yさんと一緒に仕事をした。
お互い、異動の話を掘り返して何かトークすることは一切なく
仕事の具体的な引継ぎの話ばっかりで残りの数日がバタバタと過ぎていき、
合間合間に、私は「いつも通り」ネタをかましてはYさんを笑わせたりしていた。




そもそも、この異動の話が湧いてくる前から、
私はYさんに、アンナ朱美さんのCDを贈りたいとずっと思っていたんですよね。


何故ならば、Yさんは多分、頑張りすぎてる自分に気付いていない・気付かない人だから。

何故それがわかるかと言うと、私も似たような傾向がある人間だからです。
あ、私はYさんみたいに優秀な人間じゃないですがww
だから、人から「なんでそんなに頑張るの?」って質問されても
「てか、自分がやるべきだと思うことを全うしてるだけなのでこれは必然の当然なんですわ」
っていう答えになってしまう。

いや、なってしまっていた。


だが、そんな私がアンナ朱美さんの歌に出会ったことで

「あ、そうなんや。泣きたいと思った時は、泣いてもいいんや?」
「ここで泣いてしまうとこが、自分がその問題から逃げたことにはならないんや?」
「泣くだけ泣いたら、涙はいつか必ず枯れるんや?」

などなど、

「自分が今まで踏み込むことがなかったエリアへの誘い」をしてもらったんですね。


だが、私はそんなストレートにそういうことをうまく言えないので、
Yさんにはもう是非とも、あけみ姐さんことアンナ朱美さんのCDを贈ろうと考えていた。



CD発売とYさんの急な異動が重なったので、間に合うかどうかほんまギリギリでしたが
なんとか、Yさんにあけみ姐さんのCDをプレゼントすることができました。



その日の夜遅くに届いたYさんからのメール。


「りちさん今までほんまにありがとうございました。あたし、りちさんの明るさにずっと助けてもらってたんですよ!素敵なCD、ありがとうございます。きっと初日からもうつらくなりそうなんで通勤で毎日聞きます(笑ってる絵文字)」


何を仰るうさぎさん。(←昭和)
あなたの明るさに助けてもらってたのはむしろこちらのほうだ。


スポンサーサイト
  1. 2010/04/23(金) 00:16:51|
  2. ツレネタ

旅立ち・2

さて。 この 続きです。

っていうか、あれももう早や一ヶ月前の出来事になってしまいましたが。



それはある月期末を4日後に控えた朝礼の朝、全くの突然にして、店長から私たちに連絡された。

店長「今月期で、Yが○○店に異動します」


……絶句。


あまりにも本気でビックリした時って、もう驚きの声すらも一切出ないんですよね。
今までの人生の中でそんなシーンを何度か体験しましたが、ほんま、久っびさの「絶句」でした。


ただ、さすがに社員さんらはみな知ってはったようで(そらそうやろけど)
その日早出の社員さんらがなんとも言えないような苦渋の表情でうつむいてはったんで
私らバイト連中は、それがYさんにとって「何か喜ばしくない?異動」だということを察知した。

だが、同期の中でも超成績優秀でスタッフからもお客様からも信頼が厚く絶大な人気があるYさんが
ぶっちゃけ、「なんか重大なチョンボ(ミス)を起こして飛ばされる!」などということは
例えば「りっさんが堤真一さんから求愛される!」可能性よりもずっとずっとそれは低く、
よって、私らは愕然呆然としながらも、店長からのさらなる説明を静かに待っていた。

その重苦しい沈黙の中でなされた店長の説明を三行で書くと

ちょっと色々運営が難しくて、ずっと業績が芳しくない店舗がある
何から立て直せばいいのかっていうともう一か、良くて二からに近い感じである
よって、Yさんがその立て直しに出向することになった


確かに、超優秀で努力家のYさんならそのような抜擢もさもありなん。
けど、優秀優秀言うても彼女はまだ入社二年目の社員さんなのだ。
だから、例えば具体的に「ここがあかん」「このやり方がまずい」っていうことに何か気付いても
たかだか入社二年目のいわば大学出たての24~25才の社員が、
店長・副店長以下先輩社員や、自分より職歴が長く歳も上のバイトを率いて「立て直す」って無茶やろ。
そんなもん行く前からもう孤軍奮闘になること、なりそうなことは丸わかりじゃないですか。

私はいわゆる「上の人」を責めるのはあまり好きじゃないんです。
そら、若い頃にいた会社では上司や、もっと上の幹部の人らに意見・反発したこともありましたけど
今、自分がこの歳になって思うに「上は上で、下には想像もできんとても大変なこともあるんだろう」と。
だから、上の人は上の仕事をやる、下のもんは下の仕事をやるという分担をきっちりやることが
結局は、その組織をみんなでうまく廻していく一番の方法なんだと思うようになった。

でも、今回ばかりはさすがに言いたいと思った。
上の人がどんだけ「下のもん」に甘えてるんですかと。
優秀な人間をあちこち行かせることでは結局その場しのぎの解決にしかならないし
よもや、その人がいなくなったら、またそこがガタガタになってしまうことだってあると思う。
その繰り返しに振り回されるのはいっつも「優秀な人」で、でもそうじゃなくて、
まずはそこにいる人間を育てることを考えるのが上の人の仕事なんじゃないんですか?
あれか?チェスか何かか?と。スタッフは将棋のコマですか?と、私はお伺いしたい。


というようなことを、ホンでいう大体原稿用紙半分ぐらいの台詞にまとめて言うと、店長は
「うん。言わはる通りですね。だから僕もずっと上には抵抗して、Yを行かせるぐらいやったら僕が行きますって言うたんですけど、店長のおまえが動くとなるとまた別の障害が起きると言われてしまって。……Yはかなり出来る子です。だから行ったら行ったで一生懸命頑張るやろうし結果も出すと思う。でも精神的にだいぶきついことになると思う。だから僕はYに、頑張るなと言いました。ほんまは上司がこんなん言うたらあかんのかもしれんけど、頑張ったらおまえが潰れるから頑張るな、って。ある意味これは自分のステップアップの一過程やと考えて、自分が潰れてしまわん程度に、自分を潰されてしまわん程度に、適当な具合にやれって言いました。……なので、こう……あんまり、Yさん行かないで~とか、寂しい~とかは、出来れば業務中は言わないでやってほしいんですよね(苦笑)今日昼から出勤してきますけど、みなさんにそういう声かけをされるともう色んな感情が湧き上がってきてしまうと思うんで、それで業務に支障が出てもあきませんしそのことでお客様に迷惑をかけることになってしまったらあかんので……よろしくお願いします」
と、言った。


店長のその説明で、私はなんかもう「全てを御意」した。
だいぶ上の人がどういう考えでこの人事を采配したのかはやっぱりわかりませんけど、
ただ、ひとつだけ確かなことは

「このYさんの異動についてうちらが何かよもや(怒りの?)矛先を間違えて、この店舗がグチャグチャになることになったら、そのことで一番傷つくのはここを旅立っていくYさんである、ということ」


よって、

私は、「とにかく、ここは店長の業務指示(@気持ち)に従い、通常業務に徹しよう」と思った。

「このことには納得できないところも多々あるが、このようなスタッフ内の動揺をお客様に見抜かれることがあってはならない。いつも通りしよう」

よって、私はもうそれ以上の追求をしなかった。






だが、そうは問屋が卸さないのが人生でありまして。




この日の朝番のバイト・パートスタッフは。

バブル期には信長の甲冑バリの肩パッドが入ったスーツで祇園に踊りに行っていた姉御・ヒロミさん。
どんつきでは毎度おなじみ、知的上品・趣味は勉強及び資格取得というインテリ姉やん・キョーコさん。

そして、私。



私がこれまで主婦・母親業を十年やってきて思うに、
こういった場面において、一番敵に廻してはいけないのは、多分「おばはん」です。

何故ならば、
おばはんという生き物は自分を中心にして世界が回っていると常に思っている。
よって「私はこの場面にいる」ことがステイタスであり、後出しの情報に異常にムカつく傾向がある。
その報復に対して自分が直接動くことはあまりないが、水面下で人を動かす働きにはごっつ長けている。


これ、試験に出るよ。


生物学的男性でもこういう「おばはんタイプ」はいるので、応用の引っ掛け問題に注意してね。





話戻って。


ヒロミさんとキョーコさんの眉間の皺が見る見る濃くなってるのを見て、
私はほんま、どうしようかと思った。



続く
  1. 2010/04/20(火) 01:48:43|
  2. ツレネタ

再会

さて。


今年度は町内の地域委員をやる(やらされる!!)ことになりました。

離婚して、地元に帰ってきて早や四年。

いきなり小学校のPTA本部役員をやらされたことから始まり、
その任期がやっと明けたと思ったら入れ替わりで今度はももの保護者会本部役員をやらされ、
ももの卒園と同時にその任期を終えたら、今度は地域委員をやれ、ですって。


「休み」、あらへん。


これも地元に帰ってきた宿命っちゃ宿命なんかもしれませんが。



ただ、ひとつだけなんか嬉しかったことは、


今年度、一緒に地域委員をやる相棒が、「小学校の同窓生のよっちゃん」だったこと。


よっちゃんとは、低学年の頃にクラスが一緒になって、一回か二回、家に遊びに行った程度で、
てか、結婚して名字も変わってるし、しかも小学生の頃よりむちゃくちゃ綺麗になってたんで、
私は、同じ町内にいながらこの二年間、よっちゃんが「よっちゃん」なことに全く気付かなかったんですが。

よっちゃん、なんかすまんww




この つづき は 休みが取れたら書きます。


  1. 2010/04/13(火) 00:58:25|
  2. ツレネタ

「留守番電話」

  

  「自分に 嘘をつきたくない」

  
  あなたの声を 聴いた時、


  私は そう思ったの    


  


    
  1. 2010/04/11(日) 03:03:31|
  2. お知らせ・よりかねの思ひ出

ももの卒園式

さて。


本来の流れからは、 この続き を書くのが筋なのですが、


今日は書きません。


あのね~~えっと、何から書いたらいいのかほんまアレなとこなんですが、
とりあえず、ももは先週、三年通った保育園を卒園しました。

が、最後の一週間はほんまにドタバタだった。


三行で言うと


ももの保育園の母体組織が来年度から変わることを、我々保護者は卒園式及び春休み(来年度準備休み)の一週間前に突如招集された保護者説明会で、文字通り「初めて」聞いた。

色々戸惑いはあったが、まあ、ぶっちゃけ、園舎を継続していくにあたって(主に金銭的な?)大人の事情もあるやろから、母体が変わろうと実質保育の面では何も変わらないならそれはいいよ、と保護者は全員、まあ、思った。

だが、その説明会の最後の話で「ついでに言うと」みたいな感じで、先生方もほぼ全部入れ変わります、と聞いた。(ちなみに先生方が知ったのも2ヶ月前で、以降今日まで緘口令が敷かれていた)



混乱しないわけがありません。



よって、


先週一週間は、もうほんまにほんまに大変でした。


園に「ちゃんと、まともな説明」を求めてさらなる説明会開催をお願いし、
だが、明日明後日レベルの緊急説明会に保護者の誰もが出席できるわけではなく
っていうか大半の保護者がそんな急に仕事を休むこともできず、
こんなん言うたらあれですけど、まあ、結果的に「強行突破」されました。

母体組織が変わるのは、ほんま、どうでもええっちゃどうでもええんですよ。
ただ、問題は「先生方もほぼ全部入れ変わります」の部分なんですよね。


子どもは、いわば大人を上回るほどの順応性がありますから、
まあ、人見知り真っ最中の赤ん坊やごっつ幼い子どもらはかなりビックリするだろうが、
多分いつしかそれに慣れて、「なるようになる」でやっていくだろう。

ただ、子どもの命を預ける親であるうちらはそうじゃないですからね。

日中、仕事に出てる親が安心して保育園に子どもを預けられるのは
「園(理事側)」でなく、むしろ「先生方(現場)との信頼関係」があるからなんです。
だから、建物だけを理事長が「よそに委託する」という形で守ってくださっても、
その中身(先生方)がほぼ全部いなくなるってことになったら、
子どもを預ける親としては全然「安心」して仕事に行けないし、
しかも来年度(4月)になるまでその新しい先生方との顔合わせも一切ない状態で
4月いっぴから子どもを、もう言うたら、
「うちの子の顔も名前も全く知らん人」に丸一日預けて仕事に行くって、ほんま不安ですよ。


でも、それについてみんなきつい意見を言えないでいた。
何故ならば、どんだけ不安でも、この運び方についてどんだけ納得がいかなくても、
今さらもう他の園に移ることはできないので(来年度からの保育申請がどの園もとっくに締め切られているので)
来年度からもやはりこの園に子どもを預けて仕事に行かないといけないので。



よって。


今年度でももが卒園する&今年度本部役員に在籍している&口が達つってことで、
なんか私に『その』白羽の矢が立ったようで、

「追加説明会に、りちさん、絶対来てくれ」

と、来年度の役員さんらから言われ、少し、いやかなり?吠えさせていただきました。


「はっきり言うてこんなもん、横暴すぎますよ」 と。



「園の存続が困難なら、もっと早い段階で保護者にも相談してほしかった」 と。

「新しく着任される先生方にはなんの罪もないのに、上がこんな持って行き方しはったら、はっきり言うて現場はマイナスからのスタートになりますよ」 と。

「そら、あなたはクリスマス礼拝と卒園式の時ぐらいしか園には来ないからいいかもしれないけど。てか、保育の現場を全く見てないからこんなことが出来たんでしょうけど」 と。







そして、その結びの言葉として、私はこういいました。



「でもね。子ども達は、牧師先生(理事長)のことも園長先生(理事長嫁)のことも、辞めはる先生のことも残らはる先生のことも、みんな大好きなんですよ。さらに新しく来る先生のことも多分好きになると思いますわ。そやけど、こんなやり方しはったら、子どもらのその純粋な思いがずっと濁らないようなうまい説明を、親として、私は子どもにしてやれる自信がありません。子どもらにとってどの大人も悪者にしたくないし仕立てあげたくもないし。それでも、このことについては誰かを悪者にせんと多分説明がつかないと思いますわ。なので、私は私があえて悪者になろうと思っています。娘がこのことについて聞いてきても、私は、ママは知らんわからんって言い続けようと思っています。親が質問に答えてくれないってことで親子関係は多少崩れるかもしれませんけどね。でも、娘がこの三年間、一日の大半を一緒に過ごしてきた先生方への思いが濁ってしまうよりはそのほうが全然マシですから。私ら親は、そういう思いで子どもを園に預けてきた、預けてるってことだけは忘れないでほしいです」



話戻って。



そうして、ドタバタの中で迎えた、卒園式。




卒園式で、先生と子ども達が歌った、歌。



ここで一緒に遊んだともだちを ずっとずっと覚えていよう
たくさんのともだち 大切なともだち

ここでみんなと歌った歌を ずっとずっと覚えていよう
たくさんのお歌 大切なお歌

ここでみんなで笑ったあの時を ずっとずっと覚えていよう
たくさんの思い出 大切な思い出




担任の先生の声が詰まって、歌えなくなってしまわれたのを見て、私は泣いた。





卒園式を迎えるまでは、「ももの成長に感無量」で泣くんだろうなと私は思っていたが、
ではなくて、
「こんなにまで、もも(子ども達)のことを愛してくださった先生の涙」を見て、私は泣いた。
ももがこの三年間、ここでとても大切に幸せに生きてこれたことがありがたくて、私は泣いた。




卒園式の後の謝恩会で、
三年間ももを受け持ってくださった担任の先生を始め、どの先生方からも、
ももの入園当初からずっとずっともう何百回も聞かれてきたあのことを、最後にまた聞かれました。


「ももちゃんは本当に子どもらしい子どもで、いつも笑顔でお友達が大好きで、みんなに優しくて…。お母さんは、ほんまに上手にももちゃんを育ててはるんやろうなと思います。私も子どもがいるので、どうやったらももちゃんみたいなあんな素直な子どもが育つのか、ももちゃんのお母さんに、ほんまに教えてほしいです」


ももの卒園にあたって、もう満を持して、私は言わせていただきました。


「ももをああいう子どもに育ててくれはったんは先生方のお力です。私はほんま、なんもしてませんからww」



先生、ももを愛してくださって本当にありがとうございました。
ずっとずっとお元気で。
そして出来れば、また、保育の仕事に就いていただきたいです。


あなた方のような先生に出会える幸せな子どもたちが、これからも、この世に多くありますように。
主なるイエス様のお名前によって、このお祈りを神様にお捧げ致します。





[ももの卒園式]の続きを読む
  1. 2010/04/01(木) 02:05:16|
  2. 家族ネタ

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

月別アーカイブ

よりかね(双子) です。

クリックしたらなんかしゃべるよ。

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。