どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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緊張するのもいいかげんにしろもう6時だ。

さて。

昨夜、子どもらとめちゃイケを見ていたら、AKB48のメンバーが出ていた。
いちごとももはAKBがけっこう好きらしく「誰それちゃんかわいい~」とかよう言っていて
適当にチャンネル廻してる最中にたまたま何かの番組にAKBが出ていたら、
「ママ待って!このテレビ見せて!」とストップをかけます。昨夜もそうだった。

AKBの子らが出ていたのは「かわいい子を無理からブサイクにしよう」っていう
紳助さんとアッコさんがやってはる、あのビューティコロシアムのパロディのコーナーで
最終、AKBのメンバー3人がダチョウ倶楽部に変身させられ、
そしてその扮装のまま、タイトルは知らんが私も何度か聞いたことがある、
「会いたかった~会いたかった~会いたかった~♪」とかいう歌のサビの部分を踊って歌わされていたので
いちごとももは「ひど~い!!」とか言って怒っていたが、でもAKBの歌が聞けたのは嬉しいと言っていた。


なんて複雑な乙女心。


よって、ちょっとこいつらをからかってやろうと思い、
私が「この歌、ママも知ってるでー。ママも余裕で踊って歌える」と言ったら
二人は瞳をキラキラさせて「えー!ママ踊ってー!歌ってー!」と言ってきたので


会いたかったー  (思いっきりガニ股で右腕を頭の上でブンブン振る)
会いたかったー  (片足立ちで鼻をほじる)
会いたかったー  (目と口をアホのように半開きにしたままその場でくるくる回る)
イエス!     (気合の入ったコマネチ)
君にー      (サザエさんのエンディングで全員が家に入って行く時の歩き方で掃ける)


と、踊りながら歌ってやったら、二人は床に転がりながら腹を抱えて大笑いし、
だが私がそのパフォーマンスが終えるとすぐ、私は二人からバンッバン怒られた。


「そんなんちゃうもん!ママ最っ低やし!!!」


「なんでやねんwあんたら今笑ろてたやんかー。え~こんなんちゃうの?確かこんなんやったって~」と、
私がもう一回同じようにして踊って歌ってやったら二人はまた腹を抱えて爆笑し
「ちょっとママその踊り教えてwこれ(平成二桁生まれは全く知らん、たけし師匠のコマネチのポーズ)何?w」と、
AKBをあっさり裏切って逆に私に教えを乞うてきたので、私はその適当な即興ダンスを二人に教えてやった。


…あいつら多分、月曜日学校行ったら友達の前でやるんやろな。


子どもを笑わせることがもう大の苦手で「出来れば絡みたくない」とすら思っていた私ですが
子育てをして早や10年、子どもから爆笑取れるようなギャグも少しはやれるようになりました。

ただまあ、自分でそれをやりながらも「今、自分はおもしろいことしてる」とはやはり思いませんし、
子どもの笑いのツボに合わせて「…てか、これのどこがおもろいねん?」と思いながらも
そんなギャグをお付き合いでしてあげるというようなことは普段ならもうほんま全くしないのですが、
昨夜の私は、きっとなんかどうかしてたんだと思います。




今日は、笑いの師匠こと兄貴のライブです。

「笑い人」であり「ミュージシャン」である兄貴の、今回は「音楽ライブ」。
「今回は音楽ライブやからMC(の笑い)には重点置かへんでw」と言うてはった兄貴ですが
「ほんまに一切なんの笑いもないMCトーク」を兄貴がやらはるってことはないやろうと私は思っています。


なんか、自分のことのようにドキドキしてしまうわ。兄貴のライブ。
もっと言うたら


「やっぱ行くのやめよかな…」


って思うぐらいなんか異常に緊張してしまっています。
行きたいけど、ごっつ観に行きたいねんけど怖気づくみたいな、何なのこの緊張は?


昨夜、もうよっぽど兄貴に

「明日頑張ってください」

とかってメールしたろかと思ったけど、それもできなかった。
多分、それを送信した瞬間に、なんか自分がさらにもっと緊張してしまうと思ったので。




「兄貴、来たで~」を、普通~~の顔で行ってする練習をせなあかん。
私が異常に緊張してる顔を客席でしてたら、それを見た舞台の兄貴が逆に緊張しはるかもわからんからな。
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  1. 2010/05/30(日) 06:05:30|
  2. ツレネタ

りっさん相談室・2

さて、 この 続きです。


つまり、Aさん夫婦の状態はいわゆる「夫婦喧嘩」ではなく、現状、まあ言うたら
Aさんが旦那さんを一方的にうっとうしがっているだけで、
旦那さんはむしろそのことにすら気付いてすらいない可能性も高い。

一番の解決策としては、Aさんがうっとうしがっていることを旦那さんにも理解してもらい
Aさんが旦那さんをうっとうしく思わないよう、旦那さん本人にも協力してもらうのがいいのかもしれんが
だが普通に考えて

「私はあんたのことをうっとうしく思っているから、私があんたをうっとうしく思わんようにしてください」

とか、そんなんただの横暴であり、それは自己中極まりない発言として却下、あるいは

「おまえが俺をうっとうしく思っても俺は結構。望むところだ、受けて立ってやる」

みたいな話になって、Aさんにとって旦那さんがさらにうっとうしいやつになり、事態が悪化する危険性もある。




よって、この件で旦那さんの協力を得ることは実質不可能だと思われるので
これはもうAさんがたった一人で戦っていくしかない問題なのである。



私「わかりました。…旦那さんを変えることは難しいので、逆にAさん自身が変わりましょう」
Aさん「それは私に、我慢しろっていうこと?…私が、もっと心の広い人間になれとか?」
私「っていうか、Aさん、もう今すぐ彼氏を作りましょう」

Aさん「なにそれwww」



私は、私が考えたこの件についての解決策を具体的に順追って説明した。

① Aさんが外に彼氏(恋人)を作る。
② そのことでトキメキだかを得たAさんは、旦那さんがうっとしいこととかいわばもうどうでもよくなる。
③ だが次第にAさんの中でなにか…こう、旦那さんに対して罪悪感的なものが芽生えてくる。
④ よって、旦那さんに対して今よりも優しくなれる=Aさん自身が変わる。


Aさんは「あんたwwwなんかもう天才やなwww」と涙を流して笑っていたが、
ここでBさんから「それは例えば何か趣味を持つとかじゃあかんの?」という質問がきた。


私「趣味を持つ?…映画観賞(笑)とかお料理教室に通う(笑)とかですか?言うたらそれは、旦那さんと二人で旅行に行けば?(笑)という発想と同じことですやんか。ポイントは罪悪感なんですよ。罪の意識を持つことによって自分の物の見方が変わる、変えるっていうね。映画鑑賞やお料理教室に通ったところでそこまでの罪悪感が芽生えますか?」
Aさん「wwwいや、わかる、私はりっさんの言うてることがようわかるww…たださー、私がそっちに本気でのめりこんでしまったらどうすんの?」
私「Aさんが本気でのめりこまないような対象を彼氏にしたらいいじゃないですか」
Aさん「例えば?」

私「ごっつぶさいく(な男)。逆にちょっと引くぐらいの。」

Aさん「それはそもそもトキメキも感じひんやろwww」
私「じゃあ、そうですね~アイドルかアニメのキャラクター」
Aさん「どっちもパスw」
私「…っていうかね、Aさんちょっとわがまますぎますよ?あれイヤこれイヤばっかり言うてたらいつまでたっても問題が解決しませんやんか。Aさんはこの問題を本気で解決する気あるんですか?」
Aさん「確かにそやなw私もちょっと反省するわwww」
Bさん「なんか頭が混乱してきたんやけど…」
私「Bさん、大丈夫ですよ。この夫婦はこれ、なんだかんだ言いながら別れませんからwだからBさんが心配して心を痛めることはないんですよ」
Bさん「そう?ならいいけど…。きっとAさん疲れてるんやわ~。だから二人で旅行にでも…」


Aさん「あんたまだ言うか!!!(大激怒)」


私「Bさん逃げてwww超逃げて!!!www」





別れ際、Aさんは

「話聞いてくれてありがとうなー。りっさんの言う策はマジで一理あると思うわw嫁になって母親になってからは特に、旦那の言動に対してずっと私が受身みたいなとこあったしな。自分が罪悪感を持つことで見方を変えれる、っていうのもありかもしれんなー。…でもそんな出会いすらもないわーこの歳になるとな~。りっさんの彼氏さんに合コンをセッティングしてほしいぐらいやわw」

と、本気とも冗談ともつかないような表情でそう言った。



私は「離婚した側」の人間なんで、むしろ、「結婚生活を続ける側」のAさんのストレスは正直わからんが、

ただひとつだけ私が思うことは、


「旦那さんをうっとうしい、嫌いとか思うのは、あなたの瞳が今だ旦那さんに向いてるからこそですわ」


もっと言うたら、それは


「こっち向いて、ダーリン」 っていう話ですよって。







[りっさん相談室・2]の続きを読む
  1. 2010/05/28(金) 00:39:40|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

りっさん相談室

さて。

もう一ヶ月近く前の話なんですが。



とあるツレ…と言ったら大変失礼な方なんですが、
私より少し年上のあるお姉さん(Aさん)から「夫婦仲」について相談を受けました。

「特に理由もないねんけど、最近旦那のことが嫌いでなんかうっとうしくて仕方ないねん」と。



っていうか、私がひとつだけ言いたいのは



「おまえら、なんで私に人生相談を持ちかける?」


キ○ガイのりっさんに人生相談したところで、いわゆる一般的または社会的な答えは得られませんよ?





「なんだかな~~~?」 (阿藤海)




さて。


今回の相談者は、ツレであり、先輩のAさん(39才・既婚女性)。


「特に理由もないねんけど、最近旦那のことが嫌いでなんかうっとうしくて仕方ないねん」、と。


Aさんと旦那さんはハタチぐらいから付き合ってそのまま結婚しはったんで
もうかれこれ20年近く一緒にいるらしく、現在、中学生と高校生の息子が二人いる。

出会って付き合って結婚しての期間…延べ7年ほど?で元旦那と別れた私には
20年近くずっと一緒にいる恋人→夫婦がどんな状態なんか?が正直ようわからんが、ただ、
そんな長い間ずっと一緒にいたのに今さら「特に理由もなく」相方を嫌いになる…とかあるんかなあ?と思ったんで、

「最近突然にしてしかも特に理由もないのに旦那さんのことが嫌いになったとかうっとうしくなった、ってことはないんじゃないですか?Aさんの中に、なにかしらこう、そうなった遠因、みたいなもんがあるんちゃいます?例えば…まあありがちな例で言うと、旦那さんサイドに不審なカネの動きがあるとか、女がらみでなんか怪しいとか、家のこと子どものことを私に押し付けっぱなしにして自分は好きなことを好きにしてる!とか、なんかあるでしょ?」

と聞いたらAさんは「うん、それなりにある…っていうか過去に全部あったwww」と言ったので

「なにを、「私たち今ちょっと倦怠期なの~~」みたいに言うてはるんですか。てかそれもう言うたら噴火速報じゃないですか?」

と言ったらAさんは「確かにwwwごめん、あんたやっぱなんか凄いわww」とようわからん関心をしつつ手を叩いて大爆笑していた。


そうした私のツッコミによって、
「最近」「いきなり」「突然」ではなく、「実はもうだいぶ前から」旦那さんへの鬱積が溜まっていたことを
晴れてもうこの場で言うても良くなったAさんは、本音トークをし始め…

…だが、中学高校生の子ども二人を抱えている現状で取り立てて今すぐに旦那さんとの離婚を考えるわけではなく
とりあえず、子どもが成人して社会に巣立つまではなんか頑張ろうと思う、と言った。
ただ、それには早くても(下の息子が成人するまで?)まだあと5年以上あるので
その間を耐えて頑張る私の人生とは一体なんなんだろう?とか思うと憂鬱にもなる、と言った。


私「ちなみに、最近旦那さんとトークをしはったんはいつですか?」
Aさん「…いつやろう?覚えてへんわ。おはようおやすみとかいってらっしゃいとかおかえりとかの挨拶も最近してない」
私「挨拶もないんですかー。普段あまり家で旦那さんと顔を合わすことがないんですか?」
Aさん「顔を合わすことはあるけど、朝は息子らを学校に送って私も仕事行く準備でバタバタしてて、旦那は私が用意しといた朝ご飯食べて知らん間に出勤してるし、夜は旦那が仕事帰ってくるんが遅いから私はもう疲れて先に寝てしまうねんかー」
私「はい、言い訳来たよこれwそれは意図的に(旦那さんと)ニアミスになる状況に(Aさんが)持っていってるでしょw」
Aさん「www…だって旦那としゃべりたいと思わへんねんもん。旦那としゃべると最後はどうせまた喧嘩になるしさー」
私「なるほど。…てか、話だいぶ戻しますけど、下の息子さんが成人するまで頑張る私の人生を考えると憂鬱になる~とか、逆に言うたら今までその三倍ぐらいの年月をAさんは頑張ってきはったんじゃないんですか?そのゴールを目前にして、なんで今になって私の人生~とかを考えますのん?目標達成まであともう少しなんやからそのまま走り続けはったらよろしいやん」
Aさん「ちゃうやん!それは今やからこそやん!…そら、私が今もう50才とかやったらもう諦めるかもしれんけど、私、今まだギリ30代やん?これからの私の人生だってまだまだ長いわけやん?」
私「まあねぇ。…え?てか、それは、今ならまだこの先の私の人生を再構築できるんじゃないか…?的な話で?」
Aさん「そんなことも思うねん」
私「てか、Aさんは今旦那さんとの離婚は考えてないんでしょ?旦那さんと今すぐ離婚は考えてないが今なら自分の人生を再構築できるんじゃないか?とか、もう完全に話散らかってますやん」
Aさん「私の残りの人生にも、なにかトキメキが欲しいねん!」



私「なんっじゃそらwww」






ちなみに、この時、Aさんのこの相談を傍らで聞いていたBさん(結婚十数年目にして今だ夫婦ラブラブ)が
「旦那さんと二人で旅行とか行ってみたら?」とアドバイスをしたら、Aさんは首をブルブルと左右に振りながら

「旦那と二人で旅行?ハアッ?やめて!!きもちわるいきもちわるいっ!!」

と全力で抗ったので、私は思いきり鼻からアイスティーを吹いた。



きもちわるいとか二回も言うたるなよw
それはむしろ旦那さんに同情する。



まあ正直ちょっと笑ったけど。



話戻って。



Aさんの色々話を聞いていくにあたってわかったことは、
Aさんが旦那さんをうっとしがって避けていることについて旦那さんが気付いてはるかどうかしらんが、
旦那さんから何か文句が来ているわけでもなく、俺に構え圧力やオーラを出されているわけでもないと。

そして休日など子どもらを間に挟んで家族みんなで晩ご飯などを食べている時は、
旦那さんとの「直接トーク」でないが、お互いが子どもらに話しかけるような形での会話はあるらしい。
例えばそれは、

Aさん「(息子さんに)来月のサッカーの試合、お父さんにも見に来てもらうの?」
旦那さん「(息子さんに)サッカーの試合?そんなんあるって聞いてへんぞ?いつや?」
息子さん「○日。お父さん来れる?」
旦那さん「うん、行けると思うぞ」
Aさん「(息子さんに)朝早いんやったっけ?」
旦那さん「(息子さんに)朝早いんか?」
息子さん「9時から」
旦那さん「わかった」
Aさん「(息子さんに)場所、どこやったっけ?」
息子さん「○○球戯場」
旦那さん「わかった」

みたいな感じだそーで。


私「てか、あの~言うていいっすか?…それ、別れた元旦那が子どもに会いに京都来た時にみんなで晩ご飯食べに行った時のうちら元夫婦の会話の状態もうそのものなんすけど……」
Aさん「wwwってことは、私と旦那は離婚した夫婦にもう等しいってこと?www」
私「いや、わかりませんよ?逆に離婚した私にはわかりませんけどね?20年近く一緒にいてたら離婚せんでも普通にそうなるんかはわかりませんけど、ただひとつだけ思うことはその会話形式は明らかに不自然ですよね、それは自分と元旦那のソレも含めてですけどww」
Aさん「確かにwww」
私「ただ、私と元旦那の場合は別れた夫婦が一緒に飯食いに行ってるっていうそもそも不自然な状況なんで、その会話形式が逆に自然で整然だとも思うんですよね。ただ、Aさんと旦那さんは他人ではないじゃないじゃないですか?現状一致の夫婦じゃないですか?」
Aさん「まあな、まあなww」

Bさん「ね、だからやっぱりここは旦那さんと二人で旅行に…」

Aさん「しつこいっ!!!ないから!!!(怒)」

私「キレんなw…ほんでごめんやけどBさん、ちょっと黙っといてくれる?」






さて、どうしようかなー?って思ってね。



続く
  1. 2010/05/27(木) 01:30:56|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

あっちこっち丁稚

さて。

このタイトルを懐かしいと思うやつはもうかなり限られてくると思うが
「あっちこっち丁稚」とは、私が子どもの頃、日曜の昼間に大阪の朝日放送で
今や師匠クラスである吉本の芸人さんらがやってはったコントバラエティ番組のタイトルです。

最近は親が休みのたんびに「家族サービス」だかで何処かに出かけたりする家庭が多いのかしらんが
私の子どもの頃はそんなしょっちゅう親がどっか遊びに連れて行ってくれるようなことなどなく
当時の関西の子どもの土日の過ごし方といえば、
土曜→半ドンで学校帰ってきてラーメン食べながら吉本新喜劇見て、終わったらチャリで公園か友達の家に遊びに行く
日曜→午前中は兄弟と遊ぶか近所のお兄さんお姉さんらと遊んで昼に一回帰ってきてうどん食べて親が見てる新婚さんいらっしゃいを見て、子ども心になんとなくわかる「三枝師匠の新婚さんゲストへのエロ質問」にあえてわかってないふりをしつつ、続きであっちこっち丁稚を見ている途中(※注)で、親が家の仕事を手伝えとか言い出すのでその指令から逃げるようにしてそそくさとチャリで公園か友達の家に遊びに行く
っていうのが、概ねでした。

↑※注 今日、どんつきを読んでくれているツレから記事訂正の要求wwが来ました。
どうも私の記憶がおぼろげになっていたようですが、
当時、新婚さんいらっしゃいの放送はあっちこっち丁稚の放送とはカブってなかったようで
(あっちこっち丁稚の放送開始の前にその時間枠で新婚さんいらっしゃいを放送してた?そしてその後また、新婚さんいらっしゃいの放送が復活した?)
ツレは「ええかげんなこと書きやがって寛平兄やん(あっちこっち~に出演してはった)に謝れ!」と怒っていた。
カンペーちゃんごめんなさいww

↓話戻って。

ちなみに平成のご時勢になってもうちの家は私が子どもの頃とおんなじような感じなので
いちごからはちょいちょい「こんなにお出かけが少ないのはうちの家だけや!」などとクレームが来るが

「休み(の日)は休むもんや」

と、子どもの頃に自分がオカンに言われてグウの根も出なかったその言葉を発射してやると
平成生まれのいちごも、やはり「うううっ……」と押し黙ってしまうのである。
オカン、なんかありがとう。



話戻って。


あっちこっち丁稚。


私がもう忘れかけていた記憶の片隅にあったその言葉(番組タイトルやけど)を
今になってふと思い出したのは、「昨今の政治」を見ていて、です。


なんかもうね、


「散らかり過ぎ。」 


いや、わかりますよ。
現状、色んな問題があっちにもこっちにも山積してて大変なのは、なんかわかりますけど。


そうして今ある未解決問題だけでも仕切れきれてへんのに、
さらによけいな問題を「代表取締役社長」自らまた持ち込んでくるしね。



撃たれた! いや、うちは撃ってない! とかでいざこざしてはる北と南の緊張状態について
「それは許したらあかんやろ!うちも韓国さんと一緒にやりまっせ!」
とか、あえて戦争を煽るようなことをいの一番に言うてみたり。

もしかして、アメリカ様がバックにいるから日本はきっと大丈夫とか思ってる?
だが残念ながらアメリカ様は自国にとってメリットのある戦争しかせえへんでしょう。
しかもアメリカ様は、韓国が正直日本が大嫌いなこともよくよく知ってはるんで、
周囲が完全に閉口してる中での、北朝鮮と日本の一騎打ち戦争になるかもしれんってこととかも考えてる?
そうして北と日本がボロボロになった頃にふと現れるのが…漁夫の利・中国?かもわからんことも。


中国の黄砂について近隣諸国でなんとかしましょうかいなの問題についても
「ほな、うちは何兆円出しますよ!」
とか、カネもないくせに先陣切ってそんなん言うてみたりね。

てか、そもそも中国の黄砂の問題についてはこっちはいわば被害者なんですから、
日本がこの件で中国に金出すのは、いわば「当たり屋にカネ払う」ようなもんですよ。
ここで一回カネ払ったら、それはもうとことんまでむしりとられることになるでしょう。
そしてそれはまたしても「この借金?????を死ぬまで払います」という生き地獄になるんじゃないのか?




下っ端の丁稚があっちこっち走り回るあの番組はおもしろかった。
だが、トップが目を泳がせながらあっちこっちでコミカルなことをしている今のリアルコントは笑えない。



[あっちこっち丁稚]の続きを読む
  1. 2010/05/24(月) 02:11:36|
  2. どんつき(時事とか)

走れいちご・2

さて、 この 続きです。


それは、いちごの今の走りを見た私の本当に素朴な疑問だったんですが、私のその質問に対して先生は、
もう満を持したかのような勢いでいちごの「走り」について熱く語り始められました。

先生の話を要約すると、

いちごはなんせ足(脚?)のバネが非常に強く、またコンパスも長いので、走る時の歩幅が広い(大きい)のだと。
だからこう、ターン、ターンと飛ぶような走り方(ストライド走法)で長距離を走るらしく、
だが、今の(日本の?)長距離走の指導では、スタスタスタ…と狭い(小さい)歩幅で
ちょこまかと回転を上げて走る走り方(ピッチ走法)…例えば、忍者や侍の走り方みたいな?が
長い距離を走る上で最も足に負担がかかりにくいのではないか、ということからそれが主流なのだそうで
先生もこれまでなんとかいちごの走りをピッチ走法に変えていく指導に尽力してくださったのだが、
でもやはり、いちごはストライド走法で跳ねるように走った時のほうが俄然タイムがいいのだと。

ちなみに、いちごがそうした走り方をすることは去年の個人懇談会でもちらっと聞いたが
外野の私がなんか「ネットで調べたんですが」(←爆)とかそんなんして中途半端に絡むより
走るいちご本人とその指導者である先生で考えてしてもらうのが一番だと私は考え、
いちごが走ることについて、あれから今日まで私は全く一切絡んでいなかった。

話戻って。

では、いちごのようなストライド走法で長距離を走ることは絶対に不可能なのかというとそうではなく
例えば野口みずき選手のようにストライド走法で長距離をまさに跳ねるように走る選手もいるのだと。
よって、(現段階では?)いちごのその走法を無理から変えるというような指導は見送り、
いちごにとって一番走りやすい走り方で筋力とタイムをより伸ばしていく指導に変更されたのだが
「正直、この靴(ライフのワゴンセールで買った運動靴w)では、いちごの踵にはかなりの負担が来ているのではないか?」
と、先生は以前からずっと思っておられた、と。
「(セパレートタイプのクッションゲルが付いておらず、底も薄い)普通の運動靴」では、
いちごのような走法の選手が本気の走りこみ訓練をしていくことは物理的にもうかなり厳しいと。



私「そう言うたら、踵が痛いって近頃よう言うてますね~」
先生「最近私も彼女から少し踵の痛みについて聞きました。だからそれとなく靴のことも話してみたんですが、でも彼女はお母さんが買ってくれたこの靴で自分は頑張って走るんやと言うので、そんな健気ないちごさんに感動して…。それと……やっぱりお金がかかることなんでね……。だからお母さんからのその言葉を私は本当に待ってたんですよ」
私「そうでしたかー。なんか色々ご心配おかけしてすみませんww私は特に陸上競技に精通もしてないんで、小学生の陸上なんか正直、スーパーのワゴンセールの安い運動靴で充分やろ~とか思ってたんですよねー。でもこないだいちごの走りを見てほんまにちょっとびっくりしてしまって。 うわ、この子本気で陸上やってるわwって思ってね」
先生「そうなんです!彼女は本当に真面目に努力する選手なんです。だから、あの靴でも 結果を出してきたんです」
私「本人はここまでそうとう頑張ってきたんでしょうね。絶対に練習をサボらないことには前から感心してましたけどw」
先生「私も彼女の頑張りには関心しています。 あの靴で 競技会のトラックを懸命に走るんですから」
私「そうですか~」
先生「でももう あの靴は いちごさんの走りについて来れてないんですよ」
私「な、なるほど……。」
先生「ああ~嬉しいっ!お母さん、私ちょっと涙が出そうです。…そうか~いよいよいちごさんも あの靴 ではなくシューズで走る時が…。今からとても楽しみです。きっともっとタイム上がりますよ!」
私「は、はあ……。」




ひとつだけ言いたいことは、先生、


「あの靴」の悪口言いすぎwww



「あの靴」で今までずっといちごに走らせてきた私にはもう全く全然謝らなくてもいいのですが逆に


「あの靴」を売っているスーパー、「ライフ」に謝れ。




話戻って。


最新モデルは15000円辺りを下らないと思いますが去年の型落ちなら少しぐらいは安くなっていると思います、
という、先生からの具体的な購入アドバイスに、私は
「ええっ???ちゃんとした陸上の靴ってそんなするんですか???ちょw高かっ!!!」
と、もうだいぶビックリして思わず慌てふためいたのだが、
「えーーーと前言撤回、話白紙で。やはりいちごにはライフの運動靴で、今後とも何卒ご指導のほど宜しくお願いします」
などとはもうよう言えんぐらい、先生がテンション上げ上げになっておられたので、私もいよいよ腹をくくり
先日の日曜、先生がご教授くださった「京都で本格的に陸上シューズを扱っている店」をいちごと一緒に廻った。




だが、「お年頃」のいちごと私は、そこでまたひと悶着ありまして。




21.5センチといういちごの足のサイズは「本気の陸上シューズ界」ではちょうど、
ジュニアの最大とレディースの最小のちょうど穴(盲点)とも言える、そもそもごく品薄なサイズで
四件目でやっと、いちごに合うサイズの陸上シューズを扱っており、在庫がたったのひとつだけあったのだが、
それは色やデザイン的にあまりいちごの好きな感じではなかったらしく、いちごはちょっとスネていた。

いちご「赤が良かったな~…」
私「てか、あんたの足のサイズに合うシューズは作ってる数自体が少ないんや。四件廻ってあんたもわかったやろ?だからこのサイズがあるだけでもかなりめっけもん(ラッキー)で、色やデザインなんぞ選べへんと思ったほうがいい。考え方を変えろ」
いちご「え~~~。…2センチ上のサイズやったら赤もあるのになー…」
私「あんたの足のサイズは今(2センチ上の)23.5センチじゃないんやからそれは諦めろ、現実と向き合え」
いちご「いちごはなんで21.5センチなんやろう~。23.5センチの人はいいなあ~~赤が履けて……」
私「……てかさ、いちごよ。あんたは今、何をしにここに来てるんや?」
いちご「陸上の靴をママに買ってもらいに来てる」
私「ほな、赤が良かった~~23.5センチの人はいいなあ~~とかそんな話よりも走ることだけを真剣に考えろ!オシャレがしたいんか陸上がしたいんか、はっきりせえ!」
いちご「……。」
私「まあ気持ちもわかるけどもさ。でもママはな、あんたが走る時に痛いその踵がな、ちゃんとした靴で走ることでちょっとでもマシになってあんたがもっと思いきり走れるようになったらええなと、ママは今そのことだけを真剣に考えてるんやで?それに対してあんたは一体どう思ってるんや?」
いちご「……。ママごめんなさい。いちごも走ることだけを考える…」
私「ほな、走ることだけを考えた時、その靴はいちごにとってどうなんやさ?」
いちご「(履いてその場で跳ねたり駆けたりしてみる)うん、痛くないよ!」
私「おっけ。ほなもう早よそれ買うて帰ろうや。ママはもう正直歩き疲れたぞ~~~ほんでお腹もすいた」
いちご「うんww」

いちごと私のそのぶつかり稽古みたいなトークをずっと横で不安そうに聞いていた店員の若い兄ちゃんが
とてもとてもホッとした表情で「…えっと、そうしましたらこちらでよろしいでしょうか?」と再確認し
いちごが「はい!」と答えて、私たちは兄ちゃんの案内のもと会計レジの列に並んだ。

並んで待ってる時にいちごがそっと小声で「ママ、陸上の靴買ってくれてありがとう」と言ったので
私は何故か妙に照れてしまって「おう。」とだけ言った。

そしてその背後では、半日この買い物に延々と付き合わされていたももが
「あー、ももちゃんもちょっとこのくつではりくじょう走れないかもしれんなあ~~~」
とか、わざとらしくつぶやきながら、いちごに便乗して自分も陸上の靴を買ってもらおうと画策していたが

いちご「てか、ももちゃんの靴のサイズ、多分ないしw」
彼氏さん(←おったんかいw)「てか、ももは陸上やってねーだろw」
私「ももちゃんもいちごちゃんぐらい一生懸命陸上の練習してママの気持ちを動かすことができたら、その時はももにも陸上の靴買ってあげるよ。ついでにちょっと言うたぐらいで何でも買うてもらえるほど世の中そんな甘くありません」

と三人がかりで一蹴され、ももの便乗作戦はあっさり失敗に終わった。




あれから一週間が過ぎ、いちごはやはり黙々と走り続けています。



「ママ、今日はタイムが何秒上がったよ!」とかそんないちいちの報告はこれからもママにはいりません。
その感動は、共に走る仲間や君の頑張りを日々見ていてくださる先生とで、したらいい。
そしていつかまた、「えええっwwマジでかww」と、そんなふうにママをビックリさせてください。



走れいちご。


いずれもっと遠くなりやがてきっと見えなくなるであろうあんたのその後ろ姿を、ママはずっとここで見てるしな。

  1. 2010/05/23(日) 00:56:19|
  2. 「走るいちご」 シリーズ

走れいちご

さて。

先週、いちごとももの家庭訪問がありました。

以前から何度も書いてきたように、私は、
学校というスペースは先生と子どもが織り成す聖域であり、
また、子ども本人がそこを自分の社会として、未熟ながらも一人前に生きている場所であると考えているので
例えば、家庭訪問や懇談会などの機会に、
「おたくの子どもさんは学校でこんなことを頑張っていますよ~」
とかいう報告を親の私が先生から聞いてしまうのは、
親子と言えども「一人の人間同士」であるその関係の中で、
それはその人間(子ども)に対してフェアじゃないんじゃないかと思っており、
まして、それを親という立場・特権で私が先生から聞いたからと言って
「よーよー?あんたなんか頑張ってるらしいな~?w先生に聞いたで~。ヒューヒューwやるやん~」
みたいなことを子どもに言うのは(まあそんな茶化した言い方はさすがにしないとしても)
一人間としてそこに生きてる子どもにしてみたら、なんかちょっとこっ恥ずかしいんじゃないか?とも私は思うんですね。

その頑張りをずっと見守ってくれてはる先生に学校でリアルタイムで誉めてもらうことで、
多分子どもの中ではもうそれについては何かしらの完結をすでにしてると思うし
さらにその話を先生から又聞きした私がかなり遅ればせながら家でもまださらにそのことを誉めるとか、
それはもう、言うたら「二番煎じ」的な、ある意味、無粋なことなんちゃうかと私は思って。


「オカンしつこいねん(照)もうええしwww」


みたいな話にそれはなるんじゃないのかな?と思って。



あ、もちろん親に隠れてうちの子が学校で悪さしてるとかいう逆パターンの場合は
それはもうガンガン教えていただきたいと思いますが、今のとこそれもないですしねー。


まあそんな感じで、家庭訪問の際に先生が子どもの学校生活を何か誉めてくださっても
私は薄いリアクションしかしないので話があまり広がらず、気付けば、
「こないだ見た大河ドラマの話」とかで多いに盛り上がってしまったりするのだが
私は今回、いちごの担任の先生の家庭訪問にあたり、あるひとつの質問を用意していた。
子どもの家庭訪問で「先生にこれを話すぞ」と決めて挑んだのは今回が初めてでした。



「例えば、いちごがちゃんとした靴を履いて走ったら、いちごは今よりもっと走るんでしょうか?」





いちごは昨年から陸上部に所属し、主に長距離をメインとして走り続けています。
学校がある平日は毎日放課後真っ暗になるまで部活でトレーニングし、
学校が休みの土曜日も7時半からの朝練に毎週参加し、もうずっとずっと走り続けている。

ちなみに、土曜日は私は基本的に仕事が契約休みなので早起きを放棄しているのだが
いちごはそんな私に「朝練行くから○時に起こしてな」などと依頼することもなく
自分の目覚まし時計で勝手に起きて、自分で朝ご飯を作って食べ、
練習用のジャージに着替えて朝練に行く準備を淡々としており、
そのかすかな物音で私がやっと起き出し、遅ればせながら「オカン」として、
ちょっと気まずい感じでコソコソとお茶を沸かして水筒の準備をしてみたりするのだが
いちごはそんなダメダメなオカンの私を責めることもなく、
「ママごめん、起こした?お茶ありがとう。もっかい寝ていいよ。鍵持っていくし」
と言って、彼女は朝の陽射しの中を颯爽と駆けていくのである。



背の順が常に一番前という、から(背丈・体格)の小さいいちごは、陸上を始めた頃は正直ごっつ遅かった。

多分、学年で一番か二番ぐらい遅かっただろうと思う。毎日下級生に抜かされる~とか言うてましたしね。
よっておそらく、「真面目なだけが撮り得」みたいな選手だったんだろうと思う。

なので私も、いちごが走ることについては「あんたが好きで走ってるならええんちゃうか~」ぐらいの感じで
いちごのタイムや成績についても全く聞いたことがなかったのだが、
いつしか、私が仕事で行けなかった陸上競技会やマラソン大会を見に行った保護者の人から
「いちごちゃん頑張ってたよ~!一生懸命先頭集団について行って、最終10位内に入ったんやで!」とか、
「こないだの大会でラスト数メートルでいちごちゃんがトップの子を抜かした時は鳥肌立って泣いてしもたわ!」とか、
そんないちごの走りっぷりを度々聞くようになってきたので、「え~?w」と半信半疑の中、
私もそのいちごの走りを見てみたいなあと思っていたが、なかなかその機会がなかった。




私が、いちごが本気で走る姿をだ~~いぶ久々に見たのは、
先月、残業でももを児童館に迎えに行く時間がもうギリギリの中、私が児童館までの道を走っている最中、
完全下校で部活も休みのいちごの下校と「それ」がちょうどかち合った、ある夕方のことだった。

いちご「えっ、ママ今からもものお迎え行くの!?」
私「おう、お、おかえり……(ハアハア)…ざ、残業でな…、あと(お迎えリミットの6時まで)3分しかないねん・・・」
い「えええーーーっ!!!じゃあ私が走る!ママ、ランドセル持ってて!」


私にランドセルを渡したいちごは、児童館までの直線距離を一気に駆け出し、瞬く間に点になった。


夕暮れの、西陽の逆光を受けて走るいちごの、
その瞬足とその美しいフォームを、私はただもうアホ丸出しにポカーンと眺めていた。




「なにあのアスリート…?」







ちなみに、あとからいちごに聞いた話ですが
長距離ランナーは、ただただ地味に長い距離を黙々と走る練習だけをしているではなく
何秒単位でタイムを縮めていくダッシュの訓練も普段からものごっつしているそうで、
「この距離を今何秒で走る」とか、そういった走りの采配的なことが自分で管理できるらしい。
よって、ペース配分などを全く考えないなら、
そら、短距離ランナーの「それ」には劣るが、それでも、
もう今だけこの距離だけを自分の持てる力のMAXでめっちゃ速く走ることも実はできるんだそうで。



話戻って。


ヘナチョコのオカンに代わって、愛する妹・ももを救出するべく
今まさに炎のランナーと化したいちごが駆け抜けていくその背中を見ながら、私は思ったんですよね。


ライフ(スーパー)のワゴンセールで買うた1000円の安っすい運動靴で
こうして今まで走り続けてきたいちごが、例えば、
ちゃんとした「陸上用のシューズ」を履いて走ったら、どんなことになるんだろうか?と。




話だいぶ戻って。



いちごの担任兼陸上部顧問の先生の家庭訪問の時、私は聞きました。



「例えば、いちごがちゃんとした靴を履いて走ったら、いちごは今よりもっと走るんでしょうか?」




その私の質問について、先生は「お母さんのその言葉を待っていました」と仰った。


続く
  1. 2010/05/18(火) 02:27:41|
  2. 「走るいちご」 シリーズ

りっさんVS「田植え」

さて。 この 続きです。


自分の背丈より大きな耕運機を田んぼの端までお父さんと一緒に押して往復してきたももは
「ももちゃん、田うえした!」という大満足の中、
やっと田んぼ内での歩行にも慣れ、大きなくま手?みたいなもので田んぼの地ならし整備をするいちごに、

「お父さんと一緒に耕運機を押せる権」

を献上し、あとはもうひたすら、
田んぼに生息する青蛙をみつけては私に報告するという遊び(嫌がらせ)に勤しみ、
ほどなくして「ももちゃんもう(田んぼから)あがるー。おかあさんとこにかえる~」とか言い出したので、
私は泥んこのももを連れて彼氏さんの実家に帰ろうとした。


だが、

泥だらけのももの足を洗う水道的なものが近辺に全く見当たらなかったので、彼氏さんに
「この状態では靴が履けないので家に帰れないのだが、どこかに足洗い場はないだろうか?」と訪ねると

「田んぼにそんなものないよ。そのまま裸足で帰ればいいよ」

という衝撃の答えがとてもナチュラルに帰ってきたので、私はギョッとして
「でも道端に割れたガラス瓶とかプルトップとか落ちてたらどうすんのさ?危ないやん」と訴えると
「そんなものはこの辺の道路にはまず落ちていない」と彼氏さんはきっぱり言い切った。

確かに、この辺りにはコンビニどころかジュースの自動販売機すら一切ないので
そういった危険物の類のゴミは落ちていないし、過去二度の訪問で私も全く見たことがなかった。



郷に入りては郷に従え? 




よって私は、家まで帰る道を、ももに、裸足のまま歩かせた。



てか、
子どもが汚れた裸足で公道を歩いてるとか、そんなんマッチ売りの少女の絵本でしか見たことないのだが、
今、この状況は、客観的に見て本当に大丈夫なんだろうか……?



「 虐 待 」
 

という二文字が私の頭をよぎった。


親の私は靴を履いているのに、子どものももには裸足で道路を歩かせているというこの状況。
しかも、小奇麗な身なりで日焼け止めと化粧もばっちり施している私に比べて
ももは膝まで泥だらけでTシャツも短パンもドロドロであり、二つ結びにした髪もヨレヨレになっている。
かろうじて手を繋いでいるのでネグレスト(育児放棄)と見なされる可能性は低いかもしれないが
だがやはり私の認識の中ではこの光景はもう立派な異常事態であり、通りすがりの人に
「この村で見かけない見知らぬ鬼母の虐待疑惑とかで村役場に通報されたらどうしよう…」
とか思って、私はもうずっとビクビクしていた。


私「もも、おんぶしてあげようか?」
もも「いいよいいよ。ももちゃん、じぶんで歩けるし!」
私「でもほら、もも裸足やから、足痛いやろ?」
もも「さっき、はっけんしてん!くろいとこ(アスファルトの上)あるくといたいけど、しろいとこ(路側帯の白線の上)あるくといたくないねん。だからももちゃん、ずっとしろいとこあるいてかえる!」
私「い、いつのまにそんな工夫を……!…てかもも、今日のところはママがももをおんぶして帰ろう、な?」
もも「いいよ」
私「なんでよ!?」

もも「だってママ、よごれてもいいふくきてないしね」


しもたーーーーー!!!


抱っこやおんぶしてもらうのが大好きなももが今これほどまでにおんぶを拒むのは
私が泥だらけの自分をおんぶすることで私の服が汚れることを危惧しているからなのである。
田植え不参加表明である私の「汚れの目立つ服装着用大作戦」がここにきて裏目に出るとは!!!


策士、策に溺れる???


私は「ママの服なんか汚れても洗えばいいんやからさ」と掛け合ったのだが、ももは
「田んぼの泥は洗ってもなかなか落ちないっておかあさんが言うてはったよ」と、
お母さんと私が今朝台所で話していたトークをしっかり覚えていたようで、あっさり却下された。


田んぼから家に到着するまでおよそ10分弱ぐらいだったと思うが、
その時間が私にとってはなんかもうやたら長く感じた。
だが、結局その道中で誰ともすれ違うことはなく、逆に「田舎(郡部)恐るべし」と思った。


そうして家に帰った時にはももの体や衣服に付着した泥はもうすっかり乾いていて
家に入る前に庭の水道(なんと井戸水!)の前で短パンを脱がせて手と足を洗っていたら
お母さんが「そろそろももは飽きて帰ってくると思ったからお風呂入れてあるよ~」と言って
概ね泥を落としたももを「汚れてもいい割烹着姿」で待っていたお母さんが、
そのまま「よいしょ」っと抱っこして、ももを風呂場に連れて行ってくれた。


私はまたひとつ勉強をした。
要は、自分が田植えに参加するしないに関わらず、田植えという行事を一家で遂行するにあたって
家族全員が汚れてもいい服装を着用しておくことが、
いわば「スクラム」であり、「チームワーク」なのである、ということを。


「田植え」、恐るべし。



そうして、万全の体制で待機していたお母さんにお風呂に入れてもらって着替えを済ませたももが
「もういっかい、おとうさんの田んぼにいきたい」と言い出し、私とももはまた歩いて田んぼに戻った。

すると、「お父さん助けてー!www」と序盤で大騒ぎしていたいちごが
もう完全にお父さんの弟子に昇格しており、色々と重要な任務を与えられつつ、
少し離れたところにある第二田・第三田の田植えにもお父さんの助手としてついていったので
私とももは彼氏さんの運転する軽トラで、その後を追って行ったのだが
第一田での田植えにもう満足したももはそこでもまた田んぼに生息するかえる探しに勤しみ、
私は、先ほどももを家に連れ帰る際の心労が祟って、軽トラの助手席でずっと爆睡していた。


ひとつだけ思ったことは

来年からは、「汚れてもいい割烹着」を着用しつつ、お母さんと一緒に家で、
泥だらけの子どもたちの帰還を待つ係、及び、みんなのお昼ご飯を準備する係をする。
最前線に出る兵力がないならないで、むしろ防御を固めることこそが逆に最大の攻撃なのだ。
なんせ、中途半端が一番あかんのだ。


「りっさんと田植えの戦い」は、多分この先も続くだろう。
それは多分、私が彼氏さんと付き合っている限り、続いていくのだろう。


「田植え」、恐るべし。





[りっさんVS「田植え」]の続きを読む
  1. 2010/05/16(日) 00:44:03|
  2. 家族ネタ

りっさんVS「田植え」

さて。

昨年末、お餅つきで訪問したばかりなのに、りっさん一家はGWもまた彼氏さん実家に遊びに行っていました。
彼氏さんのご両親からお誘いがあったんですよね。「田植えをするから帰って来ないか?」と。

私「それは……私に田植えを手伝え、ということなんでしょうか…?(いずれうちの人間?嫁?になるのなら?)おまえも一家の働き手になれと…?てか、私ほんま直射日光の当たる場所での労働はごめんやけどできないのよ。しかも田んぼとか入れる気がしないんだが……」
彼「さすがにりちに手伝えとは言わないっしょwwてか(実家)専業農家じゃないしねwてか、親父さん(彼氏さんのお父さん)がいちごともも(うちの娘ら)に田植えを見せたいんじゃない?できればやらせてみたい?w」
私「あ~そういうことね!もー焦った~~~」


てなわけで、三度目の彼氏さん実家訪問となった今回。
一度目と二度目の時は「いらっしゃい」と言って迎えていただいたのですが、
今回は「おかえりー!」と迎えてくださったので、私も「ただいまー!」と敷居をまたぎました。

相変わらず、私は子どもらにも誰にも全く起こされることなく、朝は「起きるまで」寝ておりましたが。



話戻って。


いつものごとく、私が朝遅くに起きた時にはすでにお父さんといちご・ももは裏山だの畑だのに出かけており
「また6時前から起き出して庭に出てたよ、あの三人wいちごちゃんとももちゃんが帰ってる間は、私が(超早起きのお父さんに)起こされなくてすむから助かるわw」
と、私ほどではないが同じく朝の苦手なお母さんに、いちごとももの超絶な早起きはかなり喜ばれていた。

ちょっとおもしろかったんは三日目の朝だかに、お父さんいちごももの三人で散歩に出かけて、
お父さんの自転車に三人乗り(お父さんが座るサドルの先端にももが座り、いちごが後ろの荷台に立ち乗り)で
キャーキャーと大騒ぎしてはしゃぎながら帰ってきたらしく(私はその事件の時まだ寝ていた)
お母さんは「お父さんはなんと悪い遊びを子どもに教えるのか!」と大激怒したらしいが、私はその話を聞いて、
いわゆる「そういう無茶なこと」をする男親という存在が、母子家庭のうちには普段いないので
いちごとももはさぞや「三人乗り」がおもしろかったんだろうなあと思って、ちょっと笑ってしまった。
まあ、私も自分の旦那がそんなんしたら「そんな危ないことせんといて!!」と大激怒するでしょうけどw


話戻って。


彼氏さんの実家に到着した晩、子どもが寝た後、お父さんお母さん彼氏さん私で飲んでいて、
私は、今回のメインイベントである田植えについて

「子どもが田んぼに入るにあたり、何かこう、例えば吸血ヒルのような危険な生物は生息していないか?」
「子どもらの長靴はいらないということでしたが、裸足で田んぼに入って足を切ったり怪我したりしないのか?」
「慣れてない者にはむしろ長靴で入るほうが足を取られて抜け出しづらいので子どもたちは裸足が良いという件について、そのぬかるみに底はあるのか?例えば底なし沼のように小さいももなどはどこまでも体が埋まってしまったりしないのか?」

など、色々な心配をお父さんとお母さんに質問をしては、ご両親+そこで育った彼氏さんに失笑された。
お父さんが、「そんなに心配ならりちさんも一度入ってみればいいよ。百聞は一見にしかずだよ」と仰ったが
私はそれを光の速さで丁重にお断りした。

今だなお私を何か誤解している人もいるかもしれないが、私はほんまにビビリでヘタレの小心者なんです。
例えば、「見慣れないもの」や「見た目がグロいもの」に対する食わず嫌いも多いですしね。

よって、「そこ」で出来るお米を食べるのは好きだが、
全く得体の知れない「田んぼ」という未知なるゾーンに自分が足を踏み入れる気概は全くもってなく
我が子が田植えに参加することが確定しているこの期に及んでも、私はまだ完全に田植えを他人事と認識していた。



そうして、メインの田植えは翌朝(二日目の朝)に決行されたのだが
事前にお母さんから連絡があった通り、いちごとももには「汚れてもいい服」を装備させていたが
私は「田んぼには絶対に入らないぞ、という反骨のしるし」として、
汚れたら思いきり目立つ淡いピンクのトレーナーに買ったばかりの真新しい白い靴下を履き、

「きゃあ~~~w足が埋まる~!ww」「おとうさん助けて~!ww」と、
初めて入るその田んぼと楽しそうに格闘するいちごとももから、
あわやうっかり「入田のお誘い」を受けないよう、かなり距離を置いてそれを傍観していた。

偶然、県だか市だかのなんか公的な風景写真を撮っているという写真家さんが
辺りの田園風景を撮影しておられたので、いちごとももの不恰好な姿をおもしろがって撮っておられたが
いつもは何か写真を撮るたびに「(自分の)前髪が変」だの「足の角度が気に入らない」だのと
何度も何度も撮り直しを要求する「お年頃」のいちごもさすがにこの時はそんな余裕もなかったようで
完全に無防備な状態で、泥だらけで大口を開けて騒ぐ姿をもう撮られ放題に撮られていた。

いちごは田んぼの脇の深いぬかるみでだいぶしばらくの間もがいていたが、
保育園の散歩の「京都の山歩き」で足腰を鍛えてきたもものほうが先に田んぼ内の移動に慣れたようで
「ももちゃんもおとうさんのそれ(耕運機)おしたいー」と、お父さんと一緒に耕運機を押し始め
様子を見にきたお母さんが「6才児に耕運機を押させるなんて今時この辺でもしないよw」と半ば呆れていたが
「あれもダメ、これもダメ」、「危ない騒ぐな静かにしろ」と、
何かにつけていちいち制限だらけの都会で日々せせこましく子育てしている私にしたら、
好奇心旺盛な子どもっていう生き物は、こういう環境の中で育つのがいいのかもなあと、ふと思った。


そうして、ずっと「田植え」を第三者的に見学しているだけだったの私が、
いよいよ「田植え」のディープな世界に足を踏み入れることになるとは、この時はまだ知る由もなかった。



続く

  1. 2010/05/14(金) 02:20:11|
  2. 家族ネタ

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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