どんつきを右に曲がって左のかどっこ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

結婚します。

さて。


来年の春、彼氏さんと結婚します。  



ツイッター上では すでに周知の事実なんだが、「どんつき~の読者さん」に、ちゃんと報告してなかったので。




来年の春、彼氏さんと結婚します。  



長らく、お待たせしまして、すんません!

これまでのご指導ご鞭撻、誠にありがとうございました。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。







スポンサーサイト
  1. 2012/10/28(日) 03:17:13|
  2. 家族ネタ

大学に行ってきた。その4

さて、この 続き。

学食で昼食を終えた我々はいよいよ、先ほど地図で見た僻地にある薬学部の校舎に向かうことになったんだが、
2回目言うが、
その日はとても天気が良く、ってか暑すぎるぐらいで、カンカンに照り注ぐ太陽の下に立ってるだけで倒れそうだった。
だがそこで、師が信じられないことを言った。

師「ほんとに遠いからね?覚悟して。あと、道中、屋根がないから。木陰も一切ないしね」
私「え゛」

師「頑張って歩こう。あとで生協でアイスを買ってあげるから」
私「……。」



炎天下の中、私は無言で師の後を追って歩き続けた。


遠足。
もうほんまに「遠足」。
ゴールがまるで見えない。
後の「アイスのごほうび」なんぞに今、釣られているわけではない。
てか、私はそもそも甘いものを食わないので、
私は今、「師が何かを私に学ばせようとしていることについていきたい」だけで、この道を歩き続けている。


途中、「薬学部オープンキャンパス」みたいなポスターが貼ってあり、読むとその日はちょうどそのオープンキャンパスだかの日だった。
よって師が「空きがあれば僕らも行ってみるか」と言ったんだが、どうも締め切りは終わっていて当日受付はしてないようだった。

私「てか、当日受付してない言うてるけど、開いてましたやんね?オープンですやん、今www私らすでに入ってますしね、オープンキャンパスにwwwざっまあwwwww」
師「……オープンキャンパスっていうのは、そういうことじゃないんだよ」

なんか、校舎で模擬授業が受けれたり、先生や現役生による受験相談会とかしてもらえるそうです、オープンキャンパス。
ひとつ賢くなった。もう今からこの先、私が大学を受けることはないと思うけど。



話進んで。



そうして、なんかよくわからない医学部のでかい建物と無駄に広い空きスペースをぬうようにして歩き続けると、
突き当たりに少し光沢を帯びたグレー色のビルが見えたので、
「あれか!薬学部!」と思った瞬間、師が「あれだよ。薬学部の校舎は」と言った。

だが、師の指先はその近代的なビルディングではなく、そのトイ面の茶色がかったなんだか垢抜けないもっさい団地をさしていた。


私「違うでしょ!! あれは薬学部じゃないでしょ!学校の裏の団地でしょ!!」
師「びっくりしたろ?w」
私「いやあんなんぜったい大学の校舎と違うて!!あんなもん小汚い集合住宅じゃないですかwwww」
師「wwwww」



だが、それが事実だった。

薬学部は、「どう見ても古い団地」な校舎のイタましさのみならず、
校舎に渡る横断歩道のアスファルト(大学の私道)からしてヒビ割れだらけで、渡るのに若干へこむぐらいボロボロだった。

余談だが、
薬学部のトイ面にあるビルは医学部健康学科の校舎だそうで、師いわく「医学部やけどあんま相手にされてない学科」らしい。
まあ確かに、言うたら悪いがはっきり言うが「薬学部のトイ面に校舎がある」ぐらいだからそうなんだろう。
道中見てきた各学部各学科の校舎の占有面積や校舎の配置、造り、門構えなどから、なんとなく「序列」みたいなものがわかってきた。
ここは、この学校は、「医者になる学生」と、「医者になる人を支える大勢の人になる学生」の学び舎だ。
もっとはっきり言うと、「医学部医学科」と、「それ以外の学部」がある、学校。
中でも、工学部はちょっと威張りを効かせている異色感はあったが、でもやっぱり今ここは「医者になる学生」のための学校だ。


昨今よく耳にする「チーム医療」って なんだろう? と思った。

学生の頃からこんなあからさまな差をつけられていて、いざ現場に出て彼らは「チーム」が組めるものなんだろうか?
いや、もちろんそのチームのリーダーは医師なんでしょうけど、だが今ここは、この学び舎はよそ者の私が客観的に見て
「チームを育成する」ではなく、「医者(になる学生)は手の届かない存在なのですよ」を作りあげているように感じる。
こんなんで、ここで医療について学ぶ学生らは「自分が専門的に勉強をしてきたこと」を現場でそれぞれチームの一員として生かせるのか?
「その他大勢の人間は、神(お医者様になったあなた)には逆らえませんし、逆らいません」みたいなことにならないか?
まあ、「神」は大げさにしても、今ここで先もってこの環境によって植えつけられた「なにか気持ちの問題」で、そんな遠慮をしてしまわないのか?

そして逆に、

そうして「手の届かない存在」に仕立てあげられて医師になった学生らにしたら、
「このこと僕の専門分野ちゃうし正直わからへんから、専門の人、教えてください」って、言いづらくなるんじゃないのか?
何故なら、「現場出る前からなんかすでに別格として差別をされてきた」から。
学生のうちから「手の届かない存在」にされた彼らもまた彼らで、現場で孤独になるんちゃう?
泣き言も相談も、誰にも言えへんやん。そんなん、ばんばん孤独ですよ。違います?
そうなると、よほど精神力の強い人間でない限り、同じ境遇の身内(医師)同士で固まるしか、自分を守る術がない。


余談だが、
先の記事でちらっと書いた、その日の晩に師の紹介で一緒に食事をさせてもらった医師がこんなことを言っていた。
その医師は「薬のことは薬剤師がやったらいい」という考え方の人で、薬剤師である師とも考えに共通点が多いようで仲が良く、
でもそんなその医師ですら、こんなことを言っていた。

「薬剤師が処方箋を出してもいいと僕は思うんだよ。でもね、その時、なにかあった時、医師と同等の責任を負う覚悟が薬剤師にはあるのか?と。本当にその覚悟があるんだったら、どうぞやってくれ」


そうとうなプレッシャーを日々、ひとりで抱えてはるんやろなと感じました。

だったら、だからこそ、それをチームのメンバーで分けたらいい。
もちろん、仕事を分散することでミスが発現するおそれのある箇所は多くなってしまうかもしれないが、それについては歯止めを強化するなどして
とにかく、「一点集中」をやめないとそこの負担がでかいし、一方で、変な話、それは「利権」にもつながりやすいんじゃないか。




話戻って。



阪大(かりにも国立大学)の薬学部のすさまじさを、ざっと。


校舎外観→ 小汚い集合住宅。
校舎内装→ 昭和後期の公立高校のそれレベル。なんか貧乏くさい手書き・走り書きの掲示物がちょいちょい散見。
廊下→ 私の母校(公立中学校)の廊下にそっくりだが、それよりもさらに幅が狭い。
図書館→ 難しい図書もあったが医学部図書館の蔵書と比べると公民館レベル。黒い肘当てをつけたおっさんが新聞を読みながら番頭をしていた。「よそ者が入館してますプラカード」の携帯義務、無し。
食堂→ これまた私の母校(公立中学校)のプールの更衣室にそっくりのプレハブ小屋。たぶん、夏はそうとう暑く、冬はそうとう寒い。
校舎正面→ 一応、正面玄関なんだが、何故か校舎の裏側にある。誰も利用してない感が丸出し。ホームページ掲載用に増設された感が丸出し。その写真に映らないであろう死角に粗大ゴミ置き場有り。
屋外休憩所→ 日曜大工の得意なお父さんが「よーし!パパがんばって作ったぞ!」みたいなテーブルセット。屋根などは一切なし。
室外機→ 通常、見栄えを考えて屋上などにまとめるものだが、ひと部屋ひと部屋のベランダにいちいち設置。各研究室が経費節減を細かく言われていることが伺える。
校舎脇の花壇→ 空き地か田舎でしか見たことないぐらい大量の猫じゃらしが生え放題。


阪大薬学生 全力で支援wwwww
この学び舎で学ぶ おまえら なんか頑張れwwwwwww
てか、医療者目指すおまえら全員 なんか頑張れwwwwww




師が、かねてより、何か問題にぶち当たると
「医療は政治だから」とか、「環境が要因だから」とか、言うことに、私はずっと抗ってきました。

「そんなもんは言い訳ですわ」 と。

ただ、そうして実際に自分の目でそれを見てみると、やっぱりそれもあるのかなと思った。

私は高いとこからものごとを見ることが出来ないので、てか実際、高いところに自分が立ったこともないし、
自分が今いる下の立ち位置から、ずっとずーっと上の立ち位置にいる人らのやっていることを見ていて、

「なんであんなまどろっこしいことをしてはんのや?アホとちゃうか?」


と思うことが多い。

でも、それには「そうせざるを得ない理由」 …というか、「そうしなければ、ことが運ばない現状」があるんだと思った。
師が、私を阪大に連れ出してまで見せたかったことというのは、なんか「そういうこと」だったのかもしれないと思った。



ただ、私がひとつだけ思うことは


患者にとっては 「そんなこと」 関係ないんとちゃうか


そして、師もきっとそう思ってはるから、私をわざわざ阪大にまで連れ出しだしてくれはったんだろうと思う。



  1. 2012/10/03(水) 23:55:26|
  2. どんつき(外出)

プロフィール

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

月別アーカイブ

よりかね(双子) です。

クリックしたらなんかしゃべるよ。

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。