どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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今度こそ、ねずっきー

前の章で、底抜けに脱線したことにくじけず、続きです。


中に入って一番最初にバズライトイヤーのなんとかに並んで乗りました。
その次に「空いてる」という理由で大して興味もない3Dのメガネかけてみる映画を見ました。
そして、お昼を過ぎたのでカントリーベアのとこでカレーを食べました。
いい天気だったのでめちゃくちゃ暑かった。
ヒールで歩き回ったので足も痛かった。
チビが汗だくで「眠い。シャワー浴びたい」と言い出したので
チャンスとばかりに私とチビは一旦ホテルに昼寝に帰ることにしました。


ぶっとばしすぎですか?
娘の夏休みの日記のほうがもうちょっとマシに書くかもな。
だがもう脱線するわけにいかんのだ。
でもやっぱ、軽く脱線。

ミッキーともプーさんとも写真を撮ろうとしなかった娘は
「誰も並んでない」という理由からか、昼食の後、
カントリーベアのとこにいた熊と写真を撮りたいと言った。
熊は私らの背後で後ろ向きに立ってたのだが、
なんか毛もぼさぼさでやたらでっかくボーっとしていて、
「誰も並んでない」だけのことはあるな、と思った。

娘とチビとで熊の前に回り、その顔を見て脱力した。
目はいってるし舌はだら~んと出てるし、なんかもう逆におまえが熱中症かと。
チビは熊を前にして「怖い怖い気持ち悪い」と感情のままにのたまい、逃げまわり、
チビより若干分別のつく娘は気持ちを抑えて生唾を飲み込みながら立ち尽くしていた。
その様子に元旦那が「撮るのか撮らないのかはっきりしろ!」と怒った。

それはないやろ。だってあれはないもんなー。
パパに怒られてしょんぼりする娘に「熊、気持ち悪かったな」と小声で言ったら
「だいぶ気持ち悪かった…」と呟いたので不覚にも笑った。
なんか、熊にも娘にもごめんw


娘と元旦那とあーちゃんはスペースマウンテンに乗るというので
娘に「怖かっても立ち上がったらあかんで」と言い伝え、
娘を二人に任せて私はチビとねずみ王国をあとにした。

でも、ばかでかいねずみの国を炎天下でさんざん練り歩いた後だったので
もうあの駅までの道のり(10分ぐらいかな?)をチビと歩く気力はなかった。
ふと見ると、出口のすぐ脇にモノレール乗り場があった。
朝、ホテルでねずっきーバスを待ってた時にじゃんじゃん来てたほうのバスを思い出した。

このモノレールに乗ったらどこかで降ろされて、そこにあのねずっきー1号が迎えに来るんでね?
多分それって「さほど歩かなくていい」。ドアtoドアじゃね?
これは乗っとこう!
知らんとこ連れて行かれても環状線のモノレールやし、最悪また元に戻れるし。

チビの手を引いてエスカレーターで二階のモノレール乗り場に上がった。
切符を買ってホームに入って3分ぐらいでモノレールが来た。
表示を見ると6分間隔だかで出てるらしい。山の手線なみか?もっとか?
やるやん、モノレール。
またあの「顔ベタ」の「ねずっきー」いっぱいついてるけど…。

車内の路線図を見ると、
どうやらこれは、ランドとシーとオフィシャルホテル群を繋いでるらしい。
ご丁寧にホテルの名前が書いてあったので、
間違えずにねずっきーバスの乗り場のところで降りれた。

改札を出てエスカレーターを降りて一階のねずっきーバス乗り場に出ると
宿泊ホテルごとに乗り場がわかれていた。
昼の日中にねずみの国を放棄して帰るやつなんかそういないらしく乗り場はガラガラだったが
各ホテルお抱えのねずっきーバスはどんどん乗り場に入場してくる。
なんかその光景を見てると、からっぽのねずっきーバスらが空しく見えてきて
「だからおまえはいつまでたってもねずっきーなんや」
という意味のわからないツッコミを入れつつ
私らのホテル行きのバスに乗り込んだ。

中は、朝のねずっきー2号と違って、電車みたいに横並びのシートになっていた。
でっかいねずみの顔型の窓から外の景色を見ていると
ねずっきーバスは乗り場を出て道路を渡って真向かいのホテルに入って行った。

えっ。もう到着?

運転手が車内アナウンスの中でおどけて言った。
「ここはモノレール乗り場から一番近い、まん前のホテルなんですよ。距離にして300mぐらいですね~。歩いたら2分なんですが、バスだと何故か3分かかっちゃうっていう。待ち時間も入れると10分弱かかっちゃいますからねw」

バスには私とチビのほかに家族連れが一世帯乗っていたが
なんかもう自分らが強烈になまけ者のように思えて後ろめたかった。
この距離すら歩くんいややったらもうねずみの国とか来るな、っていう。

あれ、ぶっちゃけあのホテルにはねずっきーバスいらんと思うんですよ。
でも無いなら無いで、やっぱ誰でもラクしたいからバスあるホテル泊まるやろし
あのバスは空っぽでもいいから運行してることに意義があるのかもしれない。
そらもう顔を塗りつぶしたくもなるなー。やさぐれるわ。
この時、私は初めてねずっきーの気持ちに心がリンクした。

ホテルでシャワー浴びて仮眠して、夕方涼しくなった頃、
チビが「ディズニーランドもっかい行きたい」と言い出したので
「ほなパパらと合流しよか」と部屋を出た。

そしてモノレール乗り場は目の前ともうわかっていながらも、
またあえてねずっきーバスに乗った。

そのバスの運転手はひょうきん者だったが確実に浮いていた。
「さあ、スペースマウンテンなみの速度で走りますよ~。うそでーす」とか
「ここを右折すると乗り場ですが今回はまっすぐ行きましょう!行きませーん」とか
約3分間、一人でずっとしゃべっていた。

若いカップルでもいたらウケたかもしれないが、残念ながら環境が悪かった。
たまの家族サービスに疲れてか、ドナルドみたいな半開きの口して呆然としてるお父さんとか
子どもが何回も土足でシートの上に立ち上がるのをごっつ叱ってるお母さんとか
アナウンスなんか全く聞かずに兄弟喧嘩してる子どもらしかいなかったので
そういうシュールなギャグはちょっと難しいって、と思いつつ
でも私は結構おもろかったので、降り際に
「おもしろかったですよ」と声をかけようかと思ったけど
それこそ芸人殺し以外の何者でもないので、
「おもろかったらあとから言わんとその時に笑ってくれや」って話なんで、やめた。

てか、少なくとも私が見た中では、ねずみの国やその周辺ホテルで働く人の中に
この運転手みたいなシニカルな人は一人もいなかった。
みんな天使のような笑顔で元気で明るくハツラツとしているにもかかわらず
この運転手の「オフィシャル」でない偽者臭さ、
いわゆる「ねずっきーぶり」は私のストライクゾーンだった。

それからモノレールを乗り継いで、ランドの入り口に着いたら
再入園の注意書きに「チケットの半券がいる」と書いてあった。

チケット?そんなんないよ?

そう、さっきホテルに帰った時、
荷物を減らそうと本体だけ抜いて置いてきたビデオのバックのポケットに
私の半券は入ったままなのである。

えー。退園の時に有無を言わせず手の甲に押された、
このブラックライトの下で光る特殊スタンプだけやったらあかんの?

そう再入園入り口で食い下がろうかと思ったが
ただでさえ全国的に印象の悪い関西人が、夢の国でそんな輩行為をした暁には
下手すればなんか2ちゃ○ねるとかでまた関西人がボロクソに言われてしまうかもしれない。

ここは大人しくルールにそってチケットを取りに帰ろう。
というのは建前で、ほんまはねずっきーバスにまた乗りたかった。
待ち時間より乗ってる時間のほうが短いっていうのもなんか笑えるし
ホンマにオフィシャルバスなんか疑わしいところ満載のあのバスがなんか愛しい。

ホテルに戻る時に乗ったねずっきーの運転手は市バスの運転手かと思うぐらい淡白だった。
バックで流れているやたらハイテンションなミッキーのアナウンスが
どこかもの悲しく聞こえるぐらい、夢もへったくれもなく笑顔もなく淡々と送迎していた。
これもまたねずっきーっぽくてツボだった。

なんやかんやで6時を過ぎてホテルでチビと軽く夕食を食べて、また懲りずにバスに乗った。
そしたら、あのさっきのひょうきん者の運転手だった。
そしてさっきと全くおんなじネタを披露して案の定またスベっていた。

再入園して、中の三人と無事合流してパレードを見て、帰る時
私は得意気にモノレールからバスの乗り継ぎを紹介した。
そしてまたねずっきーに乗った。
閉館時間が近いこともあって、乗り場にはねずっきーが大量にあふれていた。

そして私とあーちゃんはまた
「ねずっきー来た。またねずっきー入って来た」と、
いちいち声出し確認をした。


夢と魔法の巨大ねずみの国で、
何が一番夢のような出来事かというと、あのバスの存在がもう夢だ。
だっておかしいもん、いろいろ。

だいぶ気に入ったので、ねずっきーバスの写真を3枚も撮ってやった。
あのバスだけはリニューアルなどせず、ずっとあのままいつまでも
「ミッキーそっくりのねずみのねずっきー臭さ」を
ひっそりと醸し出していてほしいと思っている。
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  1. 2007/08/03(金) 15:15:41|
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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