どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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ちゃうちゃうトレイン

前回の続きです。

絶妙な指圧に半分うとうとしながら酔いしれている私の肩をKOUはポンポンと叩き、
「ではりちさん、今から筋肉の付き方を変えていく治療をしますね」と言った。

え?今、なんか言うた? 「筋肉の付き方を変える」???

なんぼ神の手を持つKOUと言えども、そんな、
他人の体の仕組みを変えるなんてことが簡単に出来るわけがない。
そんなん言うたらここ何ヶ月も自分の体でありながらなかなか思い通りにならず
歯がゆい思いをしているこの私は一体なんなんだ。
今のは聞き間違いや、多分そうやと思って、深く追求しなかった。

するとKOUは私にうつぶせになるように指示し、
寝転んだ私の腰から下にかけていたバスタオルを
首から背中全体をあてがうように移動させ、
おもむろに私の首ねっこをぎゅうううっと掴んだ。

「☆!☆!☆!☆!☆!!!!!」

強烈な首の痛みと共に、目の前に火花が散った。

ちょ、おまえ何さらしとんねんゴラァ!!!
てか何この私の首、なんでこんな痛いの??何が起きてんの?しかも熱いんですけど。
だがどんなに首を回しても自分の首を自分で確認することは不可能で(当たり前)
鈍亀のようにジタバタともがく私の首ねっこをKOUは再び押さえつけた。

「これはだいぶきてますね~。パンパンに張ってますよ。頭痛はここからきてますね」

と言って、さらに頭蓋骨に沿って頭の付け根から耳の後ろのほうへと指圧を進めた。

「!!!!!★★★★★!!!!!」

さっきの痛みも強烈だったが、その三倍ぐらいの脳天直下な痛みが私を襲ってきた。
なんかもういきなり鈍器で殴られたような痛さだ。

ささささ触わんなボケやめろハゲどっか行けこのなんちゃってEXILE!!!

息継ぎも出来ず、声にも出せない痛みでうめく私にKOUはちょっと嬉しそうに
「効いてますね?これは痛いでしょう~。痛かったら言ってくださいね」
と言ったので即座に「痛いです」と言おうとしたのに、
KOUがまた禁断のゾーン(耳の後ろ・頭の付け根)を目一杯押してきたので
私の魂の叫びは「ううう」という低いうめき声にしかならず、
整体アドレナリン満開のKOUの耳には届かなかった。

KOUが手を緩めた一瞬の隙を狙って
「痛いですっっッ!!」と叫んだら、想定以上にデカイ声になってしまい
私のヘタレ懇願は院内中に響き渡り、
カーテンで仕切られたそこかしこのベッドから失笑が漏れた。

お ま え ら 笑 う な。 し ば く ぞ。

私は妄想の中でカーテンを引き裂き、
今、私を笑った一人一人の首ねっこをつかみ倒して回った。
だがその妄想の最中にもKOUの指圧は続き、
これは怒りにまかせて(妄想の中で)暴れ狂った私への折檻だと悔い改め
「ごめんなさいごめんなさい」と心の中で何故か謝り続けていた。

あまりの痛みに、大人のくせに私はガチで泣いた。
ひとつだけわかったことは、「内視鏡検査医と整体師はドS」。


そしてKOUは「ちょっと頑張ってください、筋肉の付き方を変えていきますから」と
またあの不思議な宣言をかましてきた。

だからそんなことができるわけがないやんかー何ぬかしとんねん、
と思いながら、つかまれて動かない首を限界まで動かして背後のKOUを見やった。
すると、KOUが首からぶらさげているネームカードが見えた。
KOUのフルネームの下に、「柔道整復師」と書いてあった。

柔道整復師…ってなに?

☆と★が飛び交う頭で懸命にイメージする。


柔道整復師。
  ↓
柔道で怪我とかした人を治療する人?
  ↓
でも私、柔道やってないし…。頭痛が痛い主婦やし…。

てか、待てよ。
そう言うたらさっきから「筋肉の付き方変える」ってさんざん言われてる。

筋肉の付き方を変える。
  ↓
マッチョりっさん。(胸筋も動くよ)
  ↓
柔道整復師のもとで、柔道家になる。


そうか。
私はこれから柔道家になるのだ。
主婦・母親との二足のわらじは困難なことだろう。
だが、かのヤワラチャンも主婦でありつつ柔道家、の大先輩である。
やってやれないことはない。
願って叶わぬ夢はない。
そして柔道家になったらまず始めにこのなんちゃってEXILEを一本背負いするのだ。

なんかもう痛みでだいぶ頭おかしくなってたので、治療してくれてるKOUが完全に仇に思え、
思考回路もショートしまくり、うっかり「柔道家とか…」と意味不明に呟き、
KOUが指圧の手を止めて「えっ?」と聞き返してきたので、ハッと我に返った。


阿鼻叫喚の指圧は約30分続き、
施術が終わった時には私はもうズタボロになっていた。
こんなことになるとは思ってなかったので、
うっかり胸元の広いTシャツを着て行ってしまったので
もしかしたら横になってた時に可憐なる私の微乳がKOUに丸見えだったかもしれないが
もうそれもこれも全てどうでもいい。

KOUが「今、頭痛はどうですか?」と聞いてきたので、ここぞとばかりに

「頭痛は全く痛くありません。ただ、先生が押したとこがめたくそ痛い」

と、答えた。
KOUはフフフと笑って、
「今夜はだいぶ痛いかもしれませんがそれは好転反応で徐々に治まります。筋肉がカチカチになってるのでしばらく毎日通ってください。筋肉がほぐれたら頭痛も治りますよ」
と言った。

つーか、こんなことやったら頭痛我慢しといたらよかった。
明らかにあの頭痛のほうがマシやもん、何この熱い首と耳の後ろ。


その夜は、KOUの言っていた通り、ずっと首から頭がガンガン響いていた。
ヘタクソなドラマー5人ぐらいがロックフェスティバルでもやってるんかぐらいの勢いだった。

そして翌日、いわゆる「揉み返し」でまたドSのKOUに虐められ、のたうち回ったが
その日の夜は痛みも若干ラクになり、なんかもう眠くてたまらんので10時に寝た。
そして治療三日目、昼間はPTAの用事と仕事だったので、
オトンの帰りを待って子どもを預け、夜の診療時間帯に行ったらKOUはおらず、
私が昔通ってた時からいる若先生(院長の弟?私と同年代)が施術してくれた。
若先生は私を覚えていて、
「りちさんは肩甲骨の辺りから上に上にこり上がってくるんでしたね」
と私の肩こりの癖も覚えていた。凄いなー。もう10年ぐらい前やのに。


そして、その時、若先生に言われた。

若「なんか重いもの長時間持ったりしました?」
私「いえ、特に」
若「子どもさんずっと抱っこしてたとか」
私「いえ。もうそんなしょっちゅう、抱っこしてんならん歳でもないし…」
若「じゃあ、首や肩を固めるような同じ姿勢でずっといたとか」
私「……。それもないです」


すんません、ちょっと嘘つきました。
思い当たることがなくもありません。
つーか、あれかなと思ったけどよう言えませんでした。

ヒント1:彼氏さんのロングステイ

ヒント2:腕まくr…


もしマジでそれが原因やったらと思うと、死んでも先生らには言えません。
「カエレ!」と追い出される、ないしは、一生言われる。

ああ、そうですよ。
腕まくr…とか慣れてない、一人寝の長い可哀想な女ですよ。


そして真剣心配してメール何回もくれたminaにもごめんよ!!!
整骨院通いはそうとうしばらく続くようだが、
確かに日ごとに頭~首~肩は軽くラクになるものの、頭痛があんまし取れないので、
昨日、かかりつけの総合病院の外科で脳の検査をしてきました。

MRIは事前に予約がいる&混んでるとのことで、
とりあえず、予約の合間をぬってCTをとってもらいました。

先生は脳腫瘍とかをちょっと心配したらしいが結果は異常なしで
やっぱ、筋肉のこりからくる頭痛ではないかと外科の先生に肩を揉んでもらった。
「ちょっとこれはあかんわ~。自分で、こりに気付かんかったか?」
と言われたが、あいすまん。気付きませんでした。
つーか、こんなもんやと思うと、こんなもんで過ごしてまうもんな。
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  1. 2007/08/25(土) 12:10:06|
  2. 闘病?ネタ
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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