どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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笑いについて 3

さて、興味がない人には全くおもしろくない更新を続けているわけですが
私も常にこんなことを考えながらネタを言っているわけではありません。
ほとんど反射神経でボケたりツッコんだりしてますけど、たまに考える。
ああ、そうそうそれと、
おもろいこと言うやつ、考えるやつっていうのは大概、理屈屋ですね。
見たもの聞いたことをそのまま「へー」って受けてたら「笑い」は生まれないわけで
「なんでそうなるんや?」「むしろこうしたらあかんのか?」
っていう屁理屈や発想から、生まれる笑いも多いと思います。


先の記事で「イメージ」と「常識」の話を書きましたが、
それらの観点でいうと、ある状況を笑いのネタとして成立させるにあたり、
人によって、得手・不得手が生じると思います。
私の場合は、恋愛話を笑いのネタにするのが下手です。
てか、難しいんですよ、恋愛がらみで笑いを取るのは。

例えば、ラブラブな中でのハプニング話なんかは単なるノロケと受け取られがちやし、
リアリティの濃い失恋ネタなんかは笑いを通りこして同情をかってしまう。
恋愛ネタというのは全体的な印象(森)で話を聞かれがちなんで、
その中でネタ(木)を生やしても見落とされやすいわけです。
パターン的には、
自分をボケにする自爆型と、相手をボケに仕立てあげる攻撃型等があるが
これも受け手によっては「自虐」とか「残虐」とか取られて、
笑わせるどころかヘタしたら引かれたりなんか励まされたり説教されたりする。
これらは、恋愛における「常識」が人によって違うことが大きいんでしょう。


例えば。
ある青年が彼女と音信不通になった。
彼女は黙って携帯番号を変えて音沙汰もなく、三ヶ月になる。
青年には彼女に振られるようなことをした覚えはなく、
共通の友達にそれとなく探りを入れたら、
どうやら新しい携帯番号を知らないのは自分だけのようだ。

この事実だけで、さて何人が笑えるか。
ちなみにこの事実「だけ」では、私は笑えません。
これが例えば、「彼女」じゃなくて「オカン」やったら、より多くの人が笑うかもしれない。
なぜなら、家族・オカン(母親)というポジションの常識というものは
社会的にある程度統一されているからだと思います。
でも「恋愛における常識」というのは千差万別であり、軸や基準を置き難い。

私の「恋愛における常識」で言うと、
ある日突然、恋人が携帯番号変えて連絡してこないということは「非・常識」ではない。
共通の友達には連絡が行ってて、彼にはないということはそれ、
あからさまにフェイドアウトしたいくらい君のことがイヤになったんちゃう?
っていうだけのことで、
心情的には人としてそういう消え方はどうかと思うが、
「笑えるぐらい非・常識的な出来事」だとは、私は思わないわけですね。
そしてさらに「三ヶ月」という単位。
これも、人によって恋愛における(かける)時間的感覚が違いますから、
三ヶ月を長いと思う人もいれば、短いと思う人もいる。
よって、この事実「だけ」で笑いを取るのは難しいと思います。

でもプラス α の状況によってはこの事実を元に笑いが成立する場合もある。
それは例えば、
青年が彼女いない歴30年のもてない君で、やっと出来た彼女で有頂天になってた、とか
女コマシ100人斬りのイケメンで女に振られたことが一回もない、とか。
これらは、その事実に対して笑うというよりも、
その事件が「そいつ」というキャラ・特性を持ったやつに起きたから笑えるんですね。
ただこの時の笑いは「笑わせてる」というより「笑われてる」んやと思いますが。

もちろん、そういうキャラを持ってなくてもこの事実で笑いをとれるやつはいると思う。
それはしゃべりのテクニックやったり、描写の上手さやったりするんでしょうけど
それが出来るやつっていうのは、
「実はそんなに傷ついてないけど、自分を悲惨そうにおもしろく演出できるやつ」なんですね。
そういうやつっていうのは多分、
彼女の携帯から「おかけになった電話番号は…」ってアナウンスが流れた瞬間、
「これはちょっと(笑い的に)オイシイ」と、ネタ帳にストックしたはずや。
この場合は、「笑われてる」と見せかけて実は「笑わせてる」わけですね。
まあ多少は傷ついてるんでしょうけど、意図的にネタとして売ってるわけですから。

あと、彼女のことを知らないとかも大きいですしね。
それには聞き手に「彼女」を共通のイメージとして持たせる腕が必要なわけで
「会うたことないけど、多分こんな子」っていうのが描けないと笑えない。
恋愛ネタで笑わせることができる人は、ホンマ上手いな~と思いますね。
そして恋愛(=恋人、元恋人)を笑いのネタにするという行為は、
その使い方によりますが、印象的には確実にその人の「鬼畜度」をアップさせます。
あれ、なんでなんでしょうね。
恋人を想って創った詩、物語、絵画、音楽、なんかやと叱られないのに、
なんで笑いのネタにすると「非道いやつ」になるんでしょうか。

つーか、「笑い」というもの自体が、そもそも非道で残酷なものなんですけどね。

でもその「笑い」を提供する人が残酷なやつかというとそうではなく「普通の人」なんですね。
そしてそれを笑う人は悪人かというとそうでもなく、それもまた「普通の人」なんですね。


わかりやすく「恋愛」を題材にしましたが、
要はその事実・事件が起きた、というだけでは笑いにはならないと私は思いますね。

勝手に書いてええんかわかりませんけど、でも書きますけど、
こないだ、私の好きなおっさん(Mさんとしよう)のサイトで事件がありました。

Mさんがおもしろおかしく時に熱く運営しているサイトが、
ひょんなことから地元のドンみたいなオバハンにバレてしまい、
さらにそのオバハンはMさんの叔母さんの友達だかで、叔母さんにもバレてしまい、
焦ったMさんは緊急措置として大慌てでサイトを一時閉鎖した。

その一部始終を別のスペースで実況してはったわけですが、もう大笑いしましたね。
熱いこと書いたりちょっとセンチになってみたり(下ネタ書いたり)っていう書きものを
身内に読まれるって、こっ恥ずかしいじゃないですか。
ちょっとちゃうけど、どんつきで言うたら
このブログがビッグママにバレて、オトンにもバラされる、みたいな。
まあ、うちのオトンの場合は多分「どんつき」にはついてこれないと思いますが。
文章だけ読んで笑いをイメージ化することが苦手な人やし、
大体、笑いにおいては化石みたいなおっさんなんで。
孫に合わせて「欧米か!」「どんだけ~?」とか言うてますけど、
あれ、絶対に意味わかってないと思うし。
ただ、それ言うたら孫が笑うから、受け売りで言うてるだけで。
それこそ、新喜劇の定番ギャグで毎週毎週笑ってるおっさんですから。

話それましたが、もうホンマおもろかった。
逆にMさんが、
「りちは(そのオバハンらも叔母も知らんのに)なんでそんなウケてんねん!」
ってツッコむぐらい、夢中でその経過を追ってました。
それは、そのオバハンのことも、Mさんの叔母貴のことも、そしてMさんの慌てぶりも
Mさんの書き口調によって、リアルにイメージできたからやと思います。
そして「身内バレすることの恥ずかしさ」という常識も、
「うちのオトンにどんつきバレ」には当てはまらへんけど、
一般的な「常識の軸」としてはよくわかる。

大慌てしていたおっさんのMさんだが、そらかなり焦らはったやろけど
実はそんなにビクついてなくて、どこか冷静に「ネタ」として処理してはったはずだ。
あれこそ「笑われてる」と見せかけて「笑わせてる」のお手本やと、
爆笑しながらもその芸人魂に私は敬意を表していたわけでした。
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  1. 2007/08/28(火) 13:52:40|
  2. 思うこと(「笑い」)
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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