どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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今朝亀岡に行ってきた

今日の記事はもう完全に京都の人間、
しかも京都市内の人間にしか、この嫌さはわからないだろう、
ということを熟知した上で書く。

私は今朝、JRで亀岡に行ってきました。

もうこの一文を読んだだけで、京都市内の人間は
「何してんねん、りっさん(笑)」と、ちょっと失笑すると思う。
亀岡に住んでる人には申し訳ないが、用もないのに亀岡とか行くことないからね。
なんもないし。田んぼと山しかないし。

亀岡というのは京都市内に隣接した京都府下の都市です。
近年は、なんか百貨店とかも出来たりしてるようですが、
「京都のベッドタウン」と比喩されるように、まあいわば
「寝るだけに帰る町」みたいなところです。
亀岡の人にはホンマに悪いけど、正直今これを亀岡の人間が読んでたら
そこに住んでる自分でもちょっと失笑してるであろう。
私の通っていた高校には亀岡から電車で通っていたやつもいたが
京都市内と亀岡市内の境にある長いトンネルを越えたら
ちょっと逆に引くぐらい、車窓の景色が突然一面山畑に変わることから
「トンネルを抜けたらそこは山だった」と
川端康成も脱力するであろうパクリで亀岡差別(田舎差別)を公然としていた。


さてそんな「呼吸する僻地・亀岡」になんで朝から行ってきたかというと、
時間は今朝9時前、チビの保育園登園時間にさかのぼる。

原則9時までには登園、という決まりがあるチビの保育園だが
今朝は私がちょっと貧血になったり、
出がけにチビがお茶をこぼして着替えさせたりと、
なんやかんや出遅れて、家を出たのが9時だった。

チャリでえっちらおっちら緩い坂道を登って約8分、
園についたら園庭には赤ちゃん組の子ども達が数名いるだけで
子ども達の姿どころか、先生達の姿さえも見えなかった。
だが、後ほど書くがその光景は初めて目にするそれではなく、
この時点では私の心の中はまだ多少落ち着いていた。
普段なら朝は登園してきた園児と保護者でラッシュになる玄関先には人影もなく
「ああ、やっぱ今日は一番最後(の登園)やな~。もう9時10分やもんな」
と思いながら、登園時間と降園予定の用紙を記入していると、
よく見かける、年長組さんのお母さんらしき人がちょっと遠慮がちに声をかけてきた。

母「あのね…。年中組(3~4才児クラス)さん、今日は…その…電車で出かけたっぽいよ」
私「ででで、電車!?マジっすか!!!」


チビの保育園はけっこうアバウトなので毎月毎月ご丁寧に行事予定など発行されない。
そのわりに、毎日のように何十分も歩いて遠くの公園や団地の裏の原っぱに出かけている。
だから今日はどこに出かけていたのかよくわからないという日々の中で
シャツから半ズボンからパンツまでの一式、一日のうち3~4回は着替えて、
ドロドロになった勲章(大量の洗濯物)と共に帰されるので
まあ、なんか外で思い切り遊ばせるという雑草保育が園の方針なのだろう。
余談だが、とにかくあの園は子どもを歩かせる。
保育園の遠足で、京都のあの愛宕山(標高924m)に登りますからね、幼児が。
なので、あの園で育った子どもは平均して逞しいと昔から言われている。
ただ、そこの卒園生でありながら、私が園の名を汚すヘタレの根性無しであることも事実で
やはり100%の結果が出せる完璧な育児・教育などは存在しないことを身を持って感じている。


話がそれたが、
そのように「いつどこ行くかわからん」園独自のルールにより、
原則9時までの登園時間になると、やつらは、
「どこか行く時はもう勝手にどこか行ってしまう」わけです。
どう表現したらいいか難しいが、簡単に言うと
「間に合わんかったら親が自力でそこまで連れてこい」ということです。
実際、私も今まで二度ほど登園が遅くなって出発に間に合わず、
留守番の先生の「多分、北方面のどこかの団地裏の原っぱ」という頼りない情報を元に、
どこ行ったかわからん影無き一行を追って、
後ろにチビを乗せたチャリで辺りを延々と彷徨ったことがある。
だがその時は地元の勘で「多分あの団地裏」という目星をつけてヒットしたが
歩いて出かけた距離なら「現地まで来い」もまだ然りだが、
問題はバスや電車でさらにどこか遠くの郊外に行くこともままあるのである。
その際も事前連絡などはなされず、もちろん遅れたら「それでも現地まで来い」。

もの静かな園内で慌てて着替えなどを一通り引き出しに片付け、
職員室にいる留守番の先生に
「なんか、電車でどっか行った、って聞いたんですけど」と声をかけると

「はい、今日はJRで亀岡に行きました」

という返事が高らかに帰ってきた。

私「か、亀岡って!!!亀岡なんか何しに行ったんですか!?」
先生「ん~。駅の裏の田んぼの辺で遊んでるんちゃうかな?」

亀岡=田んぼ、ってそれおまえそのままやんけ orz
てか、今から電車で亀岡連れて行かなあかんのかいや、
しかも田んぼ遊びのために、電車で亀岡まで…。

先生情報では、
歩いて10分の最寄駅から9時13分の電車に乗る予定で園を出たので、
もう電車に乗り込んでいるだろうとのことだった。
次の電車は10~15分間隔で出ており、亀岡までの乗車時間は15分ほどなので、
今すぐ追いかければ次の9時27分発の電車に間に合い、
10時前には亀岡で一行と合流できるだろうとのことだった。

ぶっちゃけ朝から亀岡まで連れて行くとかそうとうめんどくさい。
しかも連れて行ってまたすぐ折り返してくるとか何その小旅行。
折しも今日は店も休みで、
午後から後期発行の新聞用の原稿書きと次の部会の資料作りしかやることはない。
もう休ませよっかな~帰ろかな…と思いつつも、チビに
「みんな電車でどっか行ったんやて……」と言ったら
「ふ~ん。じゃあチビちゃん達も行こっか!」と屈託のない笑顔で言われたので
「YOU、お家に帰らないかい」とは言いづらくなり、しぶしぶ追いかけることにした。

亀岡まで。

だが私の頭の中にあるひとつの予想もあった。

9時13分発の電車に乗るべく、一行は歩いて10分の駅に向かって、9時に出発した。

算数の問題にしたら全く違和感相違のないこの数式なのだが、
ただひとつキーポイントは「連れていくのは十数名の3~4才児の集団」である。
よそ見わき見おしゃべり飛び出し小競り合い喧嘩泣きベソ半ベソダラダラ歩きの名人どもである。

よって、

13分発には絶対間に合わん!!!やつらは絶対まだ駅の構内にいる!!!

その答えをはじき出した私は俄然元気になり、猛スピードでチャリで駅に向かった。
途中、道の真ん中をのろのろ走るチャリのオバハンを本気で轢きかけたのでだいぶ焦った。
そうして駅に着いたら、駅広場(駐輪禁止、でもみんな停めている)で
数名のおっさんらがなんかぶつぶつ言いながらチャリンコ整理をしていた。
そんなところにチャリを停めに入ろうもんなら、飛んで火に入る夏の虫。
一行に追いつくにはただでさえ時間ないのに、捕まってお説教されている暇はない、と
あえて駅広場には停めずに、近くのコンビニの駐輪場にチャリを停め、
チビと、タオルと着替えの入ったリュックサックを両脇に抱えて駅まで走った。

脇に抱えられたチビは「電車は速いねー」と言った。

まだ電車には乗っていません。オカンがあなたを抱えて走っているのですよ。


つづく
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  1. 2007/09/19(水) 13:14:03|
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