どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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チビに学ぶ「痛み逃し」

風邪でだいぶくたばっていました。
昨日はホンマにえらかった。
朝ごはん作るのがやっとで、
(それも前夜に作った味噌汁を温めて、タイマーセットしてたご飯を茶碗によそうだけ)
とてもチビ(下の娘)を保育園まで送っていくことはできなかったので
先生に事情を話してお休みにした。
保育園にはうちの状況や私の持病のことも話してあるのでだいぶ心配されたが、
持病のほうは大丈夫でただの風邪なので、というとちょっと安心された。

私は風邪薬やビタミン剤なんかの類を自己判断で飲めないので
風邪などをひくと、うがいと睡眠という原始的な治療で治すしかないのだが
以前は月に一回は必ず風邪をひいていた。
今回は何ヶ月かぶりに風邪をひいた。
ステロイドを飲んでる時は不思議と風邪を全くひかなかった。
おかしい話なんですけどね。
ステロイドを飲んでると免疫力が著しく低下するので感染症にかかりやすいんですよ。
実際、ちょっと指先がひび割れただけでも100%化膿したし
切り傷なんかできたらもう完全にアウトで
ばい菌というばい菌に侵食汚染され、指の半分ぐらいがパンパンに腫れた。
でも不思議と風邪だけは全くひかなかったのだ。

チビは空気を読んで、おとなしく塗り絵とかして遊んでいたので
私は横になって調子をみながら起き上がって仕事をしていた。
声がカルシウムハウス(注*)みたいになってたので
会社のチーフに「ちょ、何その声怖っwwどうしたん、風邪ですかwww」とか言われた。
(*)90年代に一世風靡した京都のオカマバー。川端四条界隈にあったが今もあるのか?
   おもろい梶子ママがテレビで売れて店も一躍有名になった。
   ニューハーフとかいう言葉もまだない頃で、
   笑いあり涙ありのオカマ道を明るく歩む彼女らがMr.レディとか言われ始めた頃。

この「工場のチーフ」を私は密かに「キム兄」と呼んでいるのだが、(顔とかは似てないが)
キム兄はマメで仕事熱心でマジメで、しかしカタブツではなく冗談も通じるし、
私みたいな年下のペーペーにも決して偉そうにしない、ホンマにええひとだ。
キム兄とはほぼ毎日朝夕二回、FAXや電話で業務連絡を取り合っているので
最近では社長と話すよりキム兄と話す機会のほうが断然多く、
社長も私への連絡はほぼ全部キム兄に「りっちゃんに言うといて」と伝言してはるようだ。

お互いのおっちょこちょいぶりを理解し合っているので
「もー。しょうがないな、キム兄は~。直しておいてあげよう」とか
「あ、りちまたドタバタしとるな。フォローしてやろう」とかいって
お互いも思いあって対処したがために逆にそれが余計なお世話で
「いや、ちゃうねんちゃうねんwwそれ、間違ってんにゃけどそれで合ってんねんww」
「ええっ!マジっすか!!うはwwえらいこっちゃですやんかww元に戻しますww」
みたいな笑劇コントをたまに巻き起こしているが
今のところお客様に迷惑をかけるような大事件には発展していないので
ハートフルコメディの枠内に収まっていると思う。
明日は出社するので、キム兄に会うのが楽しみだ。
キム兄はけっこうシャイなので、あんまり自分からベラベラしゃべらないがそれもまたいいのだ。
まあ、キム兄とのネタはまた書くとして…。


話は戻って、昨日は絶対的ピンチな感じで
夜に子どもらをお風呂に入れたことでまた熱がぶりかえしたので明日もやばそうと思っていたが
今朝起きたら扁桃腺の感覚が少し戻っていたので、イケル!と自分を奮い起こした。

チャリで保育園に向かう途中に雪が舞い散ってきて
やがてそれは前が見えないぐらいに勢いを増してきたが
チビはチャリの後ろで歌詞を間違ったままの「雪やこんこん」の歌を熱唱していた。

歌う暴走チャリ。

神経質で几帳面でお姫様気質の上の娘と違い、下のチビはだいぶ適当な性格だ。
それは「お姉様のおっしゃる通り」な環境で培ったものかもしれないが
そんな下僕な日々を送っているチビも単にやられっぱなしではなく
時に反撃や下克上を起こしたりもしているが、
いかんせんボキャブラリーの数では5才上の姉にはかなわないので
娘の講釈に耐えきれなくなった時は、
「挑発に乗って手を出したら負け」という口喧嘩の掟を犯し
体当たりで倒して背中に乗りボコボコに殴って、姉を本気で泣かしている。

私も親なので子どもの喧嘩はなるべく見たくないし悲しい気持ちになる。
そして何よりうるさいしやかましいので
「あんたらァ!ええかげんにしィや!!!」と巻き舌で叱ってはいるが
私も、特に上の弟とは、今の娘とチビの比ではない凄まじい喧嘩をしていたし
走りこんでドロップキックして背後の襖ごとぶっ倒す、
という吉本新喜劇みたいなことを弟に対してガチでやっていたのであまり偉そうに言えないが
顔をひっかき合っては「傷跡が残ったらお嫁に行けない」とよりそって泣いてる姿などを見ると
姉と弟の喧嘩にはなかった光景だなあと思う。
「兄」との喧嘩はどうか知りませんが、
少なくとも「弟」との取っ組み合いの喧嘩は、「女」を出したら負けでしたから。
そこは、幼いながらも「女同士やからわかる痛み分け」みたいなもんなんでしょうか。
なんかだいぶ話が脱線してきたけど。

まあそんなチビだが、口癖は「まあいっか」(まあいいか)なんですね。
いつ頃から言い出したか定かではないが、おそらく初めて覚えて口にした言葉だったように思う。
そして私は、チビのその「まあいっか」に何度も救われてきた。
なんやかんやでだいぶまいってる時に、
何もわかってないチビが舌足らずな言い方で「まあいっか」と言うと
なんか思わず吹き出してしまい、「まあええか」と思ったりして痛み逃しをしてきた。

だが「まあいっか」だけで世の中は渡っていけない。
もちろんその精神は必要だが、怒りや痛みや失墜をやり逃しているばかりでは
いつか必ずそれは歪みとなり爆発する。

昨今、「まあいっか」をモットーにしてきたチビが新たな痛み逃しを開発した。
これもいつからやりだしたか定かではないのだが、気付いたらそんなんやっていた。


手で鉄砲の形を作って、標的めがけて「ばちゅーん!」(バキューンと撃つまね)


上の娘におちょくられたり嫌がらせを言われたり、
主に、私に叱られて「素直にごめんなさいと言うのがシャクな言い分がある時」など、
その言い知れぬ怒りをこめて

「ばちゅーん!!」

と、手ピストルで撃ってくるのだ。

本人はおもしろがらせるつもりはなく本気なのだが、その姿にはだいぶ笑ってしまう。
そして当然だが、なんぼ撃たれても倒れない。
だが、本人はそれでだいぶスッとするらしく、ばちゅーんと撃ったらけろりと切り替えている。

ある意味、私と娘とチビの中で一番大人なのは逆に、
家族のみんなからナメられている下っ端のコイツかもしれないと思う時がある。

私も、やりようのない怒りや痛みに苛まれた時は
チビの開発したこの痛み逃しにならって「ばちゅーん」でいこうと思う。


チビ流「ばちゅーん」のポイント。
去り際に背後から狙うとか卑怯な寸法ではなく真正面から
「手ピストル」を構えて口頭により「ばちゅーん」と発声しながら撃つ。
あまりにもムカついた時は「ばちゅん、ばちゅーん」と二回撃つ。
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  1. 2008/01/17(木) 12:13:19|
  2. 家族ネタ
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