どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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大切にしたいこと

常日頃、私がさんざん泣き言を言っている裏どんつきでは書いていましたが
このところ、彼氏さんと恋愛お休み中でした、実は。
私にいろいろ余裕がないので、私は彼氏さんに「時間が欲しい」と言いました。
俗に言う、「距離を置きたい」っていうやつです。

最初の数日は、正直ラクでした。
そうなんや、今の今、恋愛するとか、どだい無理なんや、荷物が多すぎる。
子どもが成人してからでいいじゃないか、そのほうがきっとうまくいく。とも思った。

でも、私と彼氏さんは「今の今」出会ってしまって、
非科学的な言い方をするなら、この「運命」には何か意味があるのかもしれない。
だから、「はいはい無理無理」じゃなくて、ちゃんと考えようと思った。
嫌いになったわけではないのに、何故、「距離を置きたい」と思ったのか。

考えること、やることが多すぎてパンクしてるのか、
子どもがいる私と独り身の彼氏さんの経験の違いによる感覚のズレか、
男と女の考え方の違いか、
年齢差による違いか、
そもそも究極ポジティブな彼とすぐネガる私の心の壁か。
ああ、それと、
子どもを交えて4人でいる時間の中で私はどう転んでも「お母さん」ですから、
その中で、いつしかまた彼にとってもお母さんになってしまうんじゃないかっていう不安か。
私が家で倒れて病院に運ばれてることすら知らんと、相方が寝室で夕方まで爆睡してたっていう
あの、自分の存在や意味がようわからんようになる生活が訪れるんじゃないかっていう、トラウマか。


恋愛お休み中の私に、ツレらが、あの手この手でアドバイスをくれた。

「りちもしんどかったかもしれんけど、彼も毎月毎月、りちに会いに来てたんやろう?俺にはできんよ」

「りちの一番大事なものは何?それを見失わないで」

「人の恋愛に口出しするん野暮やから黙ってたけど、これだけ言いたい。自分らが築いてきた絆に自信もって」

「あなたが選んだ道を私は応援するし、支援する」



恋愛お休み中の中盤以降、

そんなアドバイスを受けて、色々考えてたら、「回答」ではなくて自分の気持ちが見えてきた。

私は、今、なんか自分がテンパってる中で、恋愛に対するウェイトが低くなってる中で、
「彼氏さんを嫌いになった、冷めた」という間違った答えを出すことを自分自身で恐れていて、
それは誤りであることが心の根っこでわかってるから、だから、「ちょっと待って」になったんだろうと思った。

「あなたと私は違うんです」って、ずっと言ってた。
彼氏さんは、「違わないよ」って、ずっとずっと言ってた。

苦しかった。悩んで迷って逃げたくて、時間が欲しかった。


時間というお暇をもらって、私は気付いた。


「好きです。だから、ずっと一緒にいたいから、離したくないから、待って」  やったんや、と。


そのことに気付いたことだけは、いつか伝えたいと、
多分向こうもいきなり「時間くれ」とか言われて、向こうのほうが混乱してるやろうし
恋愛お休み中やけど、会ってそのことは伝えようと思う、という日記を書いた。

そしたら、「裏どんつき」をたまに読んでる彼氏さんのほうから連絡してくれた。

「いつ会える?週末、三連休が取れそうなんだけど」って。


てか、誤解のないように言っておきますが、私は
「このモノを彼氏さんも読んでるから、なんか気付かせたい!」
とかで、モノを書いたりはしないんですね。
私はそういう恋愛至上主義ではないので。

まあそれは、彼氏さんだけでなく、私の書くモノを読んでくれてるツレや知人にもやけど
ある一人の誰かに訴えるための言葉を媒体で伝えるのは反則やと思うんですよ。
逆に言うと、良くも悪くも、
私がなんか書いたことを自分だけへのメッセージや訴えやと思わないでくださいね、っていう。
嬉しい時も怒ってる時も、その人だけへのメッセージやったら、私は直接その人に伝えるし、
人目に触れる場所で私がモノを書く、声を伝える時は、一個人を対象にはしてないですから。
なんかうまいこと言えへんけど。

彼氏さんもそのへんは理解してくれてて、
また、一読者として、私が書くモノが好きやと言うてくれるんで、私はバンバン書きますけど
でも、中にはいましたよ、私がストレートにモノを書くことを嫌う恋人や友人も。
なんか、全部自分に言われてるように思うんやってな、特に批難とか。
もうな、おまえどんだけ自意識過剰やねんって。
私はあなた専属のモノ書きではないですし、
あなた宛の作品、スペースでもないですから、逆にな、っていう。


話は戻って、
「会って伝えたいなー。でも、自分から時間くれとか言うたくせに会いたいとか勝手よなー」
とか思いながら、日々の雑踏と混雑に紛れていた私に、彼はそのきっかけをくれた。
逆に、あれがなかったら、私は「いや、やっぱちゃんと自分に整理がつくまで」って延ばしてたと思う。

どんな顔して会ったらええんかわからんまま彼氏さんが来て、
彼氏さんの顔見たら、なんか自分でもびっくりするほど普通にホッとした。
彼氏さんは、手の平サイズの花束、結婚式の時に花婿が胸に挿す、ブートニアっていうんですか?
あれぐらいの極小の花束を、「えっと、これ」ってくれた。
ずぼらな私は花の世話が一番苦手なので、
過去に二回、彼氏さんにこの花束をもらった時も速攻枯らして、
そのこと(花の世話苦手、子どもの世話で手一杯、速攻枯らした)も前に言うたけど
彼氏さんはこのたびもまた「えっと、これ」ってくれた。
よって、彼氏さんは、私がそれを上手に持たせるかどうかで私の愛情を計ってるんじゃなくて、
「あ、これ(いいな)」って思って新幹線に乗る前に買って、持って乗って、
「えっと、これ(あげたい)」っていう人なんだなと思った。


いや、ではなくて、それもやけど、
私が今回、彼氏さんといて、ほんとに自分が誤らなくてよかったと思ったのは、
彼氏さんが夜中に、子どもの二段ベッドの上段から重い荷物を降ろしてくれたからなんです。

うちにはまあまあ立派な雛飾りがあって、
でも、それを出すにはかなりの体力と場所を確保しないといけないので
私一人でやるにはだいぶきついので、ここ数年は出してなかったんですが、
でもそれは上の娘の初節句で買ったものなので、
「おひなさま」だけに、なんか捨てたりしたらバチがあたって、
娘の将来に婚姻のご縁がなかったら、なんか親としてちょっと責任を感じるかもしれないので
場所取るけど捨てるに捨てられず、引越しのたびに持ち歩いてたものなんですが、
その雛飾りの雛壇を、収納ないから引越しの時に子どもの二段ベッドの上段に置いたんです。
正確には、私は引越し当日ドタバタしてたんで知らないんですが、
彼氏さんとツレが多分そうして(二段ベッドの上に置いて)くれたんやと思います。

で、そのことを、ふと昨夜、チビを寝かせながら思い出した。

「そういえば、あの、推定40~50キロの雛壇はどこにあるんやろう?」

うちは最近、娘が子ども部屋の二段ベッドの下段で寝ていて、
その脇の床に布団を敷いて、私とチビが寝てるんですが、
暖房をつけてた時期は経費節減のため、
私の仕事部屋兼居間に布団を敷きつめて寝てたんですが、
今はもうだいぶ暖かくなったので、
子どもを、子ども部屋兼寝室に寝かせてから、私は仕事(居間)に戻るんですね。

で、昨夜は、「いつもチビばっかりママと寝てるからずるい!」っていう娘を諭して癒すべく、
彼氏さんが二段ベッドの下段で、娘に寄り添ってくれていた。
豆電球の暗がりの下、私は床の布団の中でチビを寝かせながら、
あの雛壇を、二段ベッドの上段に確認した。

私「今、二段ベッドの上にとてつもなく重い雛壇があることを確認した。もしかしたら、(地震とか)何かの拍子に落ちてくるかもしれない。あんなものが子どもの上に落ちてきたら、子どもはひとたまりもない。なので、明日撤去したい」
彼「うん、わかった」

で、チビの寝かしつけが終わったので、私は仕事に戻ったのですが、
でもやっぱりどうしてもあの重い雛壇が気になって、子ども部屋に戻った。
彼氏さんは、娘の寝入りにまだ付き合ってくれていた。

私「明日、って言うたけど、やっぱ気になる。今夜中に降ろしたい」
彼「大丈夫だと思うよ?引越してから三ヶ月、特に問題なかったわけだし、ベッドがきしむ音がするとか、上段の板が湾曲してるとかもないし、それが置かれてるのは、昨日今日の話じゃないしさ」

データ的に言うとそんなことはわかってる。
でも、私は、
「危険かもしれないことに気付いてたのに対処をしなかったことで万が一のことが起こって取り返しのつかないことになる」
のが、嫌やったし怖かったのです。

統計的に言うたら100%無くても、それが起こってしまうことだってある。
その時、その危険因子に気付いてて見過ごした私は一生後悔する、特に子どものことは。
子どもの事故が全部親のせいとは言わんけど、でも、親が未然に防げる事故はあると思うので。

私は、「いや、でも今やる。気付いたし、気になるから」と言って、ベッドに梯子をかけて昇った。
彼氏さんは「ちょ、俺がやるから」と言って、私を降ろして、梯子を昇って雛壇を降ろしてくれた。

あのまま、雛壇が二段ベッドの上に載ってても、ベッドが崩れることは生涯無かったかもしれません。

でも、彼氏さんがあの時、「俺がやる」って、動いてくれたのは
子どものことを思ってか、私の不安を取り除くためかはわかりません、でも多分後者。
あの時「100%無い」って、彼氏さんがつっぱねて無視して寝たら、
私は一人でも、雛壇を降ろしていたと思う、実際今までそうやった、そうやってきた。

彼氏さんは、内心アホらしいと思ってたかもしれん、「大げさ、心配症」って。

でも、彼氏さんは「物理的にない心配」である「私の心の心配」に寄り添ってくれた。
それはすなわち、「私の心に寄り添ってくれた」、「私(の想い)を大切にしてくれた」。


彼氏さんに教えてもらった、大切にしたいこと。


「あなたでなければ、わたしはいない」


大切、という字は「大きく切る」と書きます。
大切なものを大切にするためには、何かを大きく切ることもあると思います。
でも、私には、切り捨てていいものなんか何もない。
多分、私が「大きく切る」としたら、「今までの自分」なんやと思います。
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  1. 2008/03/31(月) 01:43:02|
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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