どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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眼鏡といちご

さて。

なんか今時の若い子が書きそうな小説のタイトルみたいになってしまったが。

娘のいちごが先日、眼鏡デビューしました。

去年の秋ぐらいから、学校の視力検査でなんかプリント貰ってきてたんですよ。

まだ眼鏡が要るほどの近視ではないけどちょっと視力が落ちてます。
眼科行くなら行くも良し、行くなら一応、医師に診断結果を書いてもらってくださいね、みたいな。

つーか、なんだそのファジイな感じは。

と思ったのだが、娘のいちごに眼科行くかと聞いたら行くと言うので眼科に行き
視力検査とか診察とか受けたらプリントに書いてあったことと同じことを言われた。

いちご「いちごは眼鏡しなくていいの?」
私「今はまだいいみたいやな。黒板見えるんやろ?」
いちご「うん。それに(席順)前から三番目やし」
私「じゃあいいんじゃない?」
いちご「良かったあ~!」

子どもは、特に女の子は(?)眼鏡が嫌いらしい。
いちごの友達らも皆一様に眼鏡になるのを恐れていますからね。
眼鏡かけるとちょっと顔の印象変わるじゃないですか?
多分なんかそれが嫌なんでしょうね。

だがいちごの場合はそれ+他の理由もあって眼鏡をかけるのを嫌がっていた。

理由① 眼鏡をかけていると賢そうに思われるのがいや

「賢そうに思われるとかいいやんか。印象やイメージは他人が作ってくれるもんやから、人が作ってくれたその印象に乗ることで、自分が思ってもいなかったまさかの方向に飛べる力になることもあるねんで」
と私は言ったのだが、いちごいわく
「賢そうに見えるのに授業中手挙げて間違うとかテストで間違うとかしたら、賢そうに見える分だけよけいに、え~ほんまはアホなんや~って思われそうやし…」
なんだと。

そうか。まだちょっとこの話は難しかったか。

てか、おまえどこまで小心者やねん、このビビリwwwと思ったが、
失敗することが恥ずかしいという意識がいつまでも全く芽生えないのも困りものなので
これについては経験を積むことでまた次の段階に成長していくだろう、多分なら。
(その点においては天真爛漫かつ変に肝が座っている下の娘・チビが逆に言うと心配だ)


理由② 萌え~のおっちゃんに見られるのがいや

これはね~、色々説明が要ると思うんですが
いちごの言う「萌え~のおっちゃん」というのは、

インターネットで女の子の写真見てる気持ち悪いオタクの人で、
縦じま柄やチェック柄のシャツに迷彩柄を合わせるとかの衝撃のファッションセンス
あるいは裾を折ったケミカルウォッシュのジーンズなどを履いていて
背中に背負ったデイパックの中にはアニメの女の子のフィギュアや団扇が入っていて
眼鏡をかけた女の子が好きで「眼鏡っ子きたー」「萌えー」とか言って
なんか勝手に写真を撮って、それをまたインターネットで流したりして
それを見た仲間の萌え~のおっちゃんらも「萌え~」とかみんなして言って
怖くて眼鏡をかけるのをやめると、今度またいちごが眼鏡をかけるまで
「萌え~のおっちゃん」がストーカーになって、カメラを持って家までついてくる。


もうね、どこからこれをほどいていったらいいのかと。

いちごが小学校一年生の時に社会現象になり映画化ドラマ化もされた
あの「電車男」の登場人物のビジュアルが、なんか頭に根強く残っており
さらに、「オタク」とか「萌え」とか「ネット」とか「ストーカー」とか
いちごの頭の中では、なんか色んな情報が整理されてない状態で
なんかひとつのフォルダにそれらがぎゅっと詰め込まれているのだろう。
今時の子どもだから、って話じゃないんですよ、これは。
今も昔も、子どもとはそういうものなんです。なんせ、情報処理能力が未熟なんですよ。

私にも経験があります。

「あの、昼でもやたら暗いアパートには人食いババアがいて、一番奥の部屋で子どもから順番に一人ずつ、押入れに隠されたボットン便所に落とされて消されていく。しかもあそこはヤクザのアジトだ。この話を7人の友達に言わないと夜中に人食いババアが来て殺される」

とか、子どもらの中でなんかそんなわけのわからん噂話になるとかね。
いろんな情報を捌ききれずにひとつしかないフォルダに詰め込んで保存すると、
なんか、そんなことになるんですよ。



話戻って。


そうして秋の視力検査ではなんか「様子見」って感じだったいちごが
今年に入ってからの視力検査でまた引っかかってきた。
しかも今回は、片目は「そろそろ眼鏡要るかも」のランクにインしていた。

いちご「いよいよ、いちごは眼鏡になる?」
私「それはわからん。でも今回のプリントにはそろそろ眼鏡要るかもって書いてあるのと、前の時と違って眼科に行ってくださいってはっきり書いてあるから、今度のママのお仕事休みの日でいちごが5時間授業で学校早く帰ってくる日に眼科に行きます」
いちご「でも・・・」
私「また例の、賢いと思われるのがいや、の話か?」
いちご「うん」
私「ぶっちゃけ、ママに言わせたら、今の子どもが眼悪いって聞いたら、まず、ゲームのしすぎちゃうんと思うけどな」
いちご「っていうか、なんで眼悪なったかはわからんけど、とにかく眼鏡してる人は賢そうに見えるねん!なんか!」
私「wwwまあわかるわwママも子どもの頃、眼鏡かけてる友達は賢そうに見えたしな。そうか~。…あのなあ、いちご。人生には時にハッタリも必要なんです。逆に、なんかハッタリを張ったことで、うわ~これはマジで頑張らんとあかんとを頑張った結果、今まで以上の力が出せた、さらに高いとこに行けた、というふうに転ぶこともある。だから、自分はなんかこの辺でいいねんと自分を低い位置に置くな。もったいないから。あんたはこれから何でも、どんなことでもやれるんや。いちごにはピカピカの可能性があるんやからさ」
いちご「うん、わかった。ママありがとう。だけどさママ、…眼鏡したら萌え~のおっちゃんが……」
私「それについてはママも勉強不足なジャンルなわけやけども、もし萌えのおっちゃんがいちごに萌え~したらママが追っ払ってやるから心配せんでいい。そしてひとつだけ言いたいことはいちごはオタクきもいきもい言うけど、逆に言うたらオタクって素敵やん」
いちご「えーっ!!!どこが???」
私「オタクっていうのはその分野がとても好きで一生懸命な人らのことを言うんやとママは思う。それを言うならママは坂本龍馬と幕末オタクです」
いちご「えーっ!!!ママもオタクやったんや…」
私「そうや。そしていちごは徳川幕府オタクと大奥オタク。徳川幕府とか大奥のことが書いてある歴史の本、漫画、ドラマ、番組、関心持って必死で見てるし、その時代のことでママが知らんことも、いちごはよう知ってるやんか?」
いちご「うん。なんか、もっと知りたいって思うねん」
私「ほら。だからあんたは徳川幕府と大奥オタク。あーちゃんは料理オタク。でも、何にも興味持てないやつより、これをめっちゃ知りたいって追っかけてるものが何かあるやつってなんか素敵やん」
いちご「じゃあ、萌え~のおっちゃんも素敵なん?」
私「いや、それはまたちょっと難しいところなんやけどさ。とにかく、萌えのおっちゃんのことはもう今は考えなくていいから」


子育てって、本当に難しい。


まあそんな感じで、

「っていうか、眼鏡なるかどうかはまず眼科行ってからの話やから」とか言いながら

私といちごはまた眼科を受診することになったのでした。


続く
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  1. 2009/03/20(金) 00:30:06|
  2. 家族ネタ

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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