どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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春休み万歳

さて。

いちごが春休みに入りました。

ちなみに保育園のチビには春休みはありません。
3月末ぐらいに3日か4日ほど、先生らが子どもらの進級準備をする期間、
なんか春休み的な休みはあるが。

子どもの春休み夏休み、ちょっと前まで正直恐怖だった。

片付けて片付けても一日中片付かないし、なんかギャーギャーバタバタうるさいし
しょうもない小競り合い、言い争いが元で姉妹喧嘩しよるし、
それぞれに思うところを訴えてきたらそれは納得させて解決してやらんとあかんし、
さらにその言葉の暴力が力の暴力にエスカレートして、
どこそこ打っただの切っただの世話がかかるわ、
さて、算数の宿題がわからへんとか、自由研究なにしたらええかわからんとか、
あそこ行きたいとか、あれ観たいとか、もうね、マジで疲れる。


ところがこの春休み。

うちの家に異変が起きました。


あれはいちごの終業式の日のことだった。

私はその日バイトだったので、いつも通りいちごに鍵を持って行かせたのだが
いちごが学校から帰ってくる時間があんまり定かではなかったんですよ。
まあ、給食がないのは確かなんですが。
で、私も店の昼休憩が二部制(①12時~の一時間と、②13時~の一時間)で、
それは毎日行ってみて、朝礼で配られる業務割の表を見るまでわからないので
その旨をいちごに説明して

「昼休憩には一旦家に帰ってくるけど、もしいちごが帰ってくるまでにママが店に戻らなあかんかったら、昼ご飯作っておいとくから食べとき。もしいちごが帰ってきた時にちょうどママがいたら、一緒にお昼を食べよう」

と、なんか、
おっさんの都合で若い女の子を振り回す不倫カップル、みたいな約束をしていた。
そしていちごはおっさんに振り回される若い女の子よろしく
「うん」と素直にそのいいかげんな約束を受理した。


で、当日。

昼休憩は②のほうだったのだが
仕事が立て込んでいて、実際に昼休憩に行ったのは13時半頃で
ダッシュで家に帰ったら、いちごが居間で宿題をしていた。

いちご「ママおかえり~!1時になっても全然帰ってきいひんから、もしかして忙しくていちごのお昼ご飯忘れてもうお店に戻ってしまったのかと思って、パン焼いて食べようかと思ってたとこ!ママがいない時に火(ガス)使ったらあかんけど、レンジ(のトースター切り替え)やったらいいかなと思って!」
私「っていうか、娘のお昼ご飯忘れて自分だけお昼食べて店戻るってどんな親やwママはそんなんしそうか?」
いちご「そういうわけではないけどさw」

あー、多分いちごは
「うん」って言いながらも実は、いつ帰ってくるかわからんママとのいいかげんな約束が、
なんかとても不安やったんやろなあと思った。
でも、ママは遊びに行ってるわけじゃなくて仕事に行ってるので、と
自分の中でなんかそう理解しようとしたんだろう。

ひとつだけ言えることは、
かつて実家にいた時、オトンの休日に子どもを預けて行ってたバイトの喫茶店で
店が混んで上がるに上がれずにちょっと残業して帰ると
「晩飯の仕度が遅い」と、いちいち機嫌が悪くなっていたオトンより、いちごのほうがだいぶ大人だ。


話は戻って。


「パソコンの起動から立ち上げぐらい学校の授業でやっててお茶の子さいさい」な、
今時の小学生のいちごに
「ちょ、パソコン起こしてママのページを立ち上げといてくれへん?」と頼んで
冷蔵庫にあるものでパッと二人分のチャーハンを作って、いちごに「出来たよ」と言い、
私はいちごが立ち上げてくれたパソコンに向かって車屋のほうの仕事をしていた。

いちご「ママ、食べへんの?」
私「仕事終わったら食べるよ」
いちご「お昼休みに車屋さん(パソコン)のほうの仕事するん?」
私「いつもそうやで。この時間しかないからな」
いちご「車屋さんのほうの仕事はいちごらが寝てから夜にするんとちゃうの?」
私「夜では間に合わん仕事があるから。ママがバイトに行ってる午前中も会社は動いてて、そこで動いた話をお客さんに連絡せんとお客さんに迷惑がかかるやろ?ママがバイトしてることはお客さんには関係ない話やからな。夜で間に合うことは夜にしてるけど夕方までにせんならんことはこの時間しかないからな」
いちご「そうなんや…」
私「そうなんやで。仕事するってそういうこと。ラクしてお金稼げるとか、まあほぼないからね。今ここでお客さんのために自分がどう頑張れるか。その頑張りが回り廻って自分や家族に返ってくるっていう、なんかそんな話や」

キーボードを叩いてる間ずっと、背後にいちごの視線を感じていたが
それがなんかふっと消え、
「ああ、チャーハン食い終わってお皿を台所に持って行ったんかな」と思っていたら
しばらくして、いちごが「ママ」と、なんか差し出した。

チャーハンのおにぎりだった。

後ろのこたつのおぜんの上を見たら、私の分のチャーハンのお皿が空になっていて
多分いちごがなんか気を利かせて、私のチャーハンをおにぎりにしてくれたのだ。

ちょっとだけ半泣きになった。

だが、「ああ、ありがとう」と受け取ったものの、
どのみち、おにぎりを持つ手で片手が塞がってしまったらキーボードは打てないのだが
いちごが横で、私がおにぎりを食べるまでなんかごっつ見てるので
やむなく左手でおにぎりを食べながら、
もう一方の右手一本のみの強烈な遅さで、「急品」の仕事を掃いた。

ひとつだけ言えることは、

普通にいつも通り、先に仕事に専念したほうが、
昼ご飯食べる時間も込みのトータルで、なんか絶対合理的だった。


子どもを育てるっていうのはあえて遠回りなことに付き合うことも必要なんだなあと
親10年目にして改めてそう思いながら
店に戻る前に食後の歯磨きをしていると、いちごが背後から

「ママ、なんか、やっとくことない?」

と聞いた。

私「やっとくこと?」
いちご「うん。ママが仕事から帰ってくるまでに、いちごがやっとくこと」
私「春休みの宿題」
いちご「それはやるよ、ちゃんと!…じゃなくて、家のことで」


私は、子どもに心配されるようでは親が廃ると思って、
なんかこれまでまあまあ一人で必死こいてやってきました。
なので、多分、今までの私なら「別にない」とか言っていたと思う。

だが、正直、
夕方5時半頃に帰ってきてその足でチビを迎えに行って帰ってきて晩ご飯の用意しながら
洗濯物を取り込んで、またチビが保育園から大量に持って帰ってきた洗濯物を洗って干す、
というこの作業がなんか一個でも減ったら、正直だいぶ助かるなと思って、言うた。

私「じゃあ、夕方までに洗濯物を取り込んで、たたんでおいてほしい」
いちご「わかった!」


夕方、帰ってきたら、洗濯物が全部綺麗にたたんであった。
私は普段、かなり時間と戦っているので「袖たたみ」しかしないが
全部綺麗に「お店たたみ」してあった。

その感動をいちごに伝えて、速攻でチビを保育園に迎えに行って、
しかも18時から来年度の保育園の保護者会の役員会だったので
そのまま20時まで役員会議があって、私は来年度書記をやることになり
なんかヘロヘロになりながらチビと家に帰ってきたら

いちご「ママ。明日から、いちごがその日やっとくことを、朝に書いて行って」
私「え?(だいぶ朦朧としている)」
いちご「ママはお仕事に行ってて、チビちゃんは保育園に行ってて、でも、いちごだけ学校春休みやん。春休みは宿題も少ないし、だから、ママ、いちごがやっとくことを朝に書いて行って。やっとくし」
私「ほんまにええの?そんなん言うたら、マジで書くで?」
いちご「うん、いいよ!そのかわり、ママ、長生きしてや!」


そのかわりってどのかわりやwと思ったんですが、なんかわかります。


うちのオカンが病気発覚して入院して、いつオカンが帰ってくるのかわからない中で
私が「チビっ子ママ」として、弟らを育て始めたのもなんかこの頃だった。
その頃の、「小学生の経験」がある私にしてみたら、
こいつはまだまだ甘えちゃんやと思ってきたけど
「病気で入院してるオカン」と、「離婚シングルマザーのオカン」では、
なんか多分違うんだろうなと思っていたし
だからこそ、なんか私はちょっと自分への負い目もあって、
小学生の娘に「究極しんどい時のお願い」もすることなく、
なんか一人でやたら頑張ってきたのかもしれません。


でも、子どもにしてみたら、関係なかったみたいです。


ひとつだけ思ったことは、

なんか頑張ってる生きてる親の背中を、
子どもは意外とニュートラルに見てるんだなあと思った。


いちごの春休み初日、仕事行く前に書いていきました。

「今朝のチビのお弁当作りと朝ご飯作りの後の台所のお皿洗い」
「昨日の晩ママが干した洗濯物が乾いていたら、取り込んでたたむ」
「ママが仕事行く前に回していった洗濯物を干す(雨が降ってきたら中に入れること)」
「昼ご飯の後の洗い物」
「居間と子ども部屋の掃除(掃除機はママがお休みの日にします)」
「夕方、朝干した洗濯物を取り込んでたたむ(乾いてなかったら部屋干しにする)」
「お米を2合洗って、午後7時に炊けるようにタイマーしておく」
「お風呂の掃除」

3分の1出来てたらまあ上出来と思って仕事から帰ったら
それらが全部完璧に出来ていた。


満面の笑みで、いちご

「ママ!おかえり!お仕事お疲れさま!」


疲れも吹っ飛ぶ春休み、万歳。







このところ、家族ネタでは「いちご絡み」でばっかり書いてますが、
下のチビに思い入れがないのかというとそうではありません。
逆に言うたら、チビがこの世に生を成さなかったら
私の卵巣嚢腫も多分、早期に見つからないまま大変なことになっていたと思うので
自分の命を賭けて、私を手術に踏み切らせてくれたチビには本当に感謝しています。

ただね~。

私は自分の子どもであっても、
どこか一人の人間、人間同士として接しているところがあるので
まだ、あまりにも幼くて「対等」でないチビとの出来事を書くと
なんか、いわゆる「親目線での育児ドタバタ劇」になってしまうので、書けない。

下の子って、なんか「ずっと赤ちゃん」的な感じなんですよ。
もう、何しでかしてもかわいいまま。
上に、五年先行ってるいちごがいますからね。
「おまえはまだそこかー」って、もう、今のチビはなんか目に入れても痛くない。

チビがいちごぐらいのレベルで、
「いちごちゃんの真似」でなく、自分の言葉で発言するようになったら
チビに「みかん」の称号を与えて、それはまた、なんか書くと思いますけど。
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  1. 2009/03/26(木) 01:14:41|
  2. 家族ネタ

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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