どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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あの人に逢いたい

ジョニーゲップ(笑)


すんません、本文と無関係。
りっさんからのちょっとしたスタッフサービスでした。



さて。



あれは確か私が中学三年生の頃でした。
ツレと、女の子ばっかり5人ぐらいでスケートに行ったんですよね。

スケート。

りっさんがスケート。

寒いとこ嫌いでウインタースポーツやるやつの気がしれんと思っていて
修学旅行のスキー行ってもゲレンデではテンション低くあんましゃべらず
なんやかんや理由をつけてはロッジに戻ってストーブの前にいたぐらいの私が、スケート。

今やったらもう逆に絶対行かないと思うんですけど、
子どもの頃は頭が柔軟ですから、
まあ行ってもいいかなと思って行ったんですよ。
リンクにはあんまり出なかったですけどね。

だって考えてみろ。おかしいってあんなん絶対。
なんであんな薄い刃のついた靴で氷の上を笑って滑れるの?
しかもなんか後ろ向けに滑ってるやつとかいるし。


おまえら全員、中国雑技団に入れ。


そんなわけで、私はとりあえず手すりに捕まりながらちょっとだけ滑って(歩いて?)、
あとは、みんなが滑ってるのをリンクの外のベンチで見ていた。
早く休憩時間(みんなが疲れて戻ってくる時間)にならんかな~暇やな~と思ってたら、
「足首が痛いから休む」とか言うて、ツレのユウが一人、ベンチに戻ってきたので
私はユウと並んでベンチに座って、
なんか部活の話とか好きな先輩の話をだらだらしゃべっていた。
すると、高校生ぐらいのお兄さん二人組がなんか来た。

お兄さん・A「中学生?二人で来てるの?」
ユウ「えっ。あ、はい。友達と五人で来てます」
お兄さん・A「滑らないの?」
ユウ「足が痛くて…」
お兄さん・A「そっかー」

これって、俗に言う、 ナンパ っていうやつじゃないのか?と私は思った。


逃げてー!!!ユウとりっさん、超逃げてー!!!


っていうか、待てよと。

こんな年上の高校生ぐらいのお兄さんが私らガキの中学生をナンパとかするか?

私は考えた。

ガキの頭で色々考えて、これはナンパとかそういうのではないと判断した。
何故なら、なんていうかこのお兄さん達の持っている雰囲気が
なんかナンパとかするようなそういう悪そうなお兄さんな感じじゃなくて
勉強もスポーツも出来て友達も多くて明るく清潔で朗らかで、っていう
なんか「いいお兄さん」な感じがしたので
「なんか多分、ほんまに妹的なガキにしゃべりかけてあげてる感じなんやな、これは」
と思ったんですよね。

お兄さん・Aはなんか爽やかなトークを続けて
「じゃあね」みたいな感じで引き際良く立ち去ろうとした。

ユウ「あ、あの。…お名前を教えてください」
お兄さん・A「えっ。僕?僕は金閣寺(仮名)と言います」


私は、なんかこの時、非常に嫌な予感がした。

何故ならば、ユウの目がちょっとハートマークになっていたからだ。


多分なら、ユウはなんか、この金閣寺さんに恋をしてしまったような気がする。
でも私が思うに、金閣寺さんほどの人なら多分、彼女がいる気がする。
いや、知りませんけどね。
だから、ちょっとスケート場でたまたま出会って、
なんか妹的な感じでちょっと話しかけた金閣寺さんにユウが恋をして告白しても
金閣寺さんは、なんか多分困ると思う。
よって、ここはなんかもうステキな思い出としといたほうが
それが結果的にユウの淡い初恋の思い出にもなるんじゃないかと、なんか思った。

ただ、ユウは歳の離れた兄ちゃん姉ちゃんがいる四兄弟の末っ子で
時折、長子で長女の私にしてみたら考えられないような奔放なことをしでかす奴だ。
いや、私も大概でしたけど、そういうのじゃなくて
なんていうか、こう、違うんですよ、なんか。

よって、私は非常に嫌な予感がしたのだ。


案の定、休み明けの学校でユウは「相談がある」と私のクラスを訪ねてきて、

「金閣寺さんにもう一度逢いたいから協力して」

と言った。


私「協力ってアンタ…。名前と顔しかわからへんのにどう協力すんねんな」
ユウ「来週もう一回一緒にスケートに行ってほしい!もしかしたら金閣寺さんもまた来てるかもしれんから!」
私「えーっ!また(スケート)行くんかよwww」


「だって他に金閣寺さんと逢える確率ある場所ないし…」
とか、涙目で言うユウにほだされて、
私はオカンに小遣い前借りの相談を一応してみた。

当時、小遣いが月千円ぐらいだったんですよ、確か。
だから一ヶ月に二回もスケートとか行くとか、そもそも無理な話でね。

私「オカン、来月のお小遣いを前借りさせてほしい」
オカン「何に使うんや?」
私「…スケートに行く」
オカン「あんた先週、友達とスケート行ったんちゃうんかいな?」
私「いや、行ったけど、おもしろかったから今週も行こうかって話になって…その…」
オカン「親に小遣い前借りしてまで遊びに行くとかはあかん」
私「うん…」


当時の私がひとつだけ言いたかったことは

「遊びじゃないねん、これはなんか!!!」


でもね、オカンが言うことはなんか正しかったと思いますし、
当時の私もやっぱりなーと、そう思った。

なので、ユウにもそうありのままに伝えた。

私「そんなわけで、ごめん。無理やわ」
ユウ「わかった。じゃあ、金閣寺さんを探す協力をしてほしい」


金閣寺さんを探す協力???

「スケート場でたまたま会うた金閣寺さんを探す」協力???


普通に無理やろ。


老若男女に至るまでインターネットが普及してる今やったら、
名前と顔とネタの出所がわかってたら本人特定とか容易いんかもしれませんけど
なんせ20年前の中学生の話ですからね。
それはもう雲を掴むような話ですよ。

そしたら、ユウが言ったんですよね。

「金閣寺さんとか珍しい名字やから、タウンページで探したらみつかると思うねん」


エー。


金閣寺さんが「金閣寺」という名字だったことをなんか恨みましたね。
逆に、金閣寺さんが「佐藤」とかだったらユウも諦めたかもわかりませんが
「金閣寺」はなー、本人努力によってまだ頑張れるところがある。


中学生恐るべしと今振り返ってなんか思いますよ。

続く。
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  1. 2009/03/29(日) 23:16:12|
  2. 思い出のネタ(学生編)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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