どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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続続・あの人に逢いたい

この 続き。

探し求めた金閣寺さんと奇跡的に再会できる、約束の土曜日。


金閣寺さんの指定してきた喫茶店はやたら店内の照明が暗く
しかも、壁とか椅子とかに、
愛羅舞優 とか、夜露死苦 とか、の落書きがあって
お世辞にも、「清潔ですね」とは言えない感じの店だった。

「一番奥のテーブルで友達と待ってるから」
と、金閣寺さんは言っていたというユウの話を元に店内を進むと
一番奥のテーブルに背中向けに座っている三人組のお兄さん達がいて
ユウと私は、その金閣寺さん達のテーブルに小走りにかけ寄った。


ユウ「お待たせしてごめんなさい」


笑顔で振り向いた金閣寺さんは、眉毛が無かった。


ユウ・私「……。」


私たちにはその状況が良く理解できなかった。


あの、スケート場で会った爽やかボーイの金閣寺さんに、
この二週間の間で、一体何があったんだ?


てか。

全然、何もかもが、なんか違う。
これは明らかに人違いならぬ、「金閣寺さん違い」だ。


なんでこんなことになってしまったんだ???


しかも、金閣寺さんと同席しているお友達もなんか違う。

銀閣寺(仮名)さんは金髪だし、清水寺(仮名)さんは前歯がちょっと溶けている。


なんか、 「やられる」 と思った(性的な意味で)。


自分らが勝手にタウンページで調べてこの金閣寺さんにヒットして今こうしているにも関わらず


逃げろー!!!

と思った。


だが、金閣寺さん達も金閣寺さん達で、逆にびっくりしてざわついていた。
三人でなんかひそひそ言い合って、
「…とりあえず、座る?」と言われたので、ユウと私は金閣寺さん達の向かいに座った。

ユウと私は金閣寺さんにメニューを貰って、
パインジュースとオレンジジュースをオーダーして、
この状況について、五人で今一度ぶっちゃけて話し合ってみた。


そして、ただひとつの正しい答えに行き着いた。

要するに、

私らがスケート場で会った、名前しか知らない金閣寺さんを探していたのと同時期に
この金閣寺さんも、街で会って名前交換しか出来なかった女性にもう一度逢いたかったと。
そんな時に私らが金閣寺さんを探してひょっこり電話してきたもんやから、
その偶然が奇妙複雑に重なって、なんかこんなことに今なっていると。


その答えが出た時、金閣寺銀閣寺清水寺に、怒られましたね。


「女の子が、よう知らん男と簡単に会うたりしたらあかん!」 


っていうか、逆にあんたらに言われたないわwって話なんですが
金閣寺さんらは、「おまえらなんか心配やわー」と言って、
「困ったことがあったらここに電話してこい」と
それぞれ、名前と連絡先電話番号を紙ナフキンに書いて渡してくれました。


そんな金閣寺さん達とのお茶が終わって、家に帰る途中。


まさかの「金閣寺さん違い」で、
本当に逢いたかった「金閣寺さん」に再会できなかったユウが
なんかさぞかし凹んでるんじゃないかと思って、
私はユウに声をかけることが出来なかった。

そしたら、ユウが言った。


「銀閣寺さん、かっこよかったなー。また逢いたいなー」



もう一生言うとけ。





どんつきに迷い込んだ青少年諸君にひとつだけ言いたいことは

これは稀れなケースです。

確かに、私は若かりし頃に様々な九死に一生を経てきましたが
今になって思い出すと、背筋が凍るほどそれは怖くなります。

よって、「ママも大丈夫やったから、あんたも大丈夫♪」みたいなことは
決して娘に言っていません。
逆に、娘らにはめちゃめちゃ細かく危機管理を説いています。
何故なら、自分は稀なケースだと本当に本当に思うからです。


子どもが子どもだけで考えて動くとろくなことにならないので
必ず「ブレーン」の大人を誰かつけましょう。
親に言うのが躊躇われるならそれは言わなくてもいいから
「ツレみたいな大人の人」に、なんか相談すること。
これは、りっさんと君らの約束です。
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  1. 2009/03/31(火) 02:42:32|
  2. 思い出のネタ(学生編)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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