どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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兄貴と飲んだ

さて。

タイトル訂正、正確には

「兄貴とショーヘイと会った、 私が 飲んだ」

しかも、二人が車で来ていることを確認した上で、 私は自分だけビールを飲んだ。

私はそういうやつなんですよ。
りっさんをええ人とか思ってるやつがいるならそれは大間違いです。
スーパー自己中ですからね。平気でそんなんするんです。


なんかそんなことを踏まえた上で。


こないだの日曜日、昔勤めてた会社の先輩(兄貴さん)と同期(ショウちゃん)と会うたんですよ。
そもそもは、会社のレクレーションが昼頃まであって、
「レク終わって昼から、俺とショーヘイと カトウ とで子連れで遊ぶんやけど、おまえもいちごら連れて来ーへんか?久々にしゃべろうや」
っていうお誘いを兄貴からいただいて
「うわ~カトウとかショウちゃんとかw懐かしいなーw行きます行きます」
って話やったんですが
なんか会社のレクが不況もあって参加者少なくて中止になって
家が遠いカトウは「レクが無いならわざわざ出てくるのもなー」ってことで来なくて
(十年ぶりにりっさんに会えるっちゅうのにわざわざでも来いやカトウ!!!)
兄貴とショウちゃんと、会社の福利厚生施設で子連れで遊ぶことになったんですよね。

この会社の福利厚生施設っていうのがまた説明しづらいんですが
なんかね、

雀卓とか図書館とか会社で作った製品の展示コーナーとかやたらソファの長い応接セット(三ヶ所)とかスクリーン付きのワンフロアの会議室とかカラオケコーナーとかイタリア?イギリス?製だかのバーコーナーとかジュース・ビールの自販機コーナーとか宿泊用の布団が常備されてる和室とか、

が、三階建て+屋上の、「遊ぶ専用」の持ちビルの中になんかあって、
会社に申請したらそのスペースをどこでもタダで借りれるんですよ。
もちろん、社員だけでなくツレとか呼んでもいいし、地域の人にも解放してはってね。

あの異空間は、実際に目で見ないとわからないです。
まあ初めて来たやつは大概「何ここ?w」って言うんですが、
早い話がバブルの産物というか遺物的なスペースなんですね。

てか、子連れで遊ぼうかーとか、ママ友(笑)かwっていう。
多分普段からよう子どもの面倒見てるんやろなあと思ってね、二人とも。
でなかったら、新一年生の上の娘と幼稚園の年少組入ったばっかの下の娘と
同じく、新一年生の上の娘と一歳半の下の息子を、父親が一人では連れ出せないだろう。

下の娘に「おしっこは?ないか?」ってしょっちゅう聞いてる兄貴と
「なんか臭いぞ?うんこしたんちゃうか?」って下の息子のオムツ覗いてるショウちゃんが、
なんかおもろかった。
あー、親なんやなあってね、なんか思って。
多分、私が24でいちごを産んで一足先に母親になった時も
兄貴とショウちゃんはなんかこういうこそばい(くすぐったい)ような感じで
「こいつが親やってるってか~」って、私の育児姿を見てたんやろうなあって思いました。

ちなみにこの二人は社内結婚で、兄貴の嫁は私の同期で、
ショウちゃんの嫁は私の直属の後輩やったんで当然嫁との繋がりもあって
「嫁らは今日は何してんの?」と聞いたら、
兄貴とこは家にまだ0歳児の末っ子がおるから、普段嫁は子どもの世話が大変で、
休みの日ぐらいはと、俺が上の二人を連れてきたんやと。
そしてショウちゃんとこは、嫁は子どもいない間に片付け物をしたいと言うので
僕が子どもを連れてきたんやと。

兄貴「せやなー。子どもいると家事も大変やからなー。そろそろ衣替えとかせなあかんしなー」


っていうか。

おばはんの会話かw


なんか不思議な光景でしたね。

学生時代の若さや瑞々しさとはまた違う、
社会人としてまだ若くて瑞々しかった時を共に生きてきた仲間が
それぞれ親になって、それぞれ子どもとかいる中でトークとかしてる。
こうして集うとあの頃と変わってないといえば変わってないんですけど(ちょっとお互い老けたけどw)
でも、確実に違うのは、後ろでなんかちょこまかと走り回ってるやつらがいて
それに目を配りながら、ここにこうして今、自分らがいる。

あの頃はまだ見えない空だけを見てた。
今はもう、下見たり上見たり横見たり周り見たり遠いとこ見たり手元見たり、色々見るとこがあって
逆に空を見上げる時はもう「天気の様子」を見る時だけになってしまっていたりしてね。
「今日は傘持って行ったほうがいいかな」とかね。
自分が雨に濡れる分には、今だ全然構わないんですけどね。
「雨が降ったら傘をさす」ということすらもまだ知らないやつらを任っていますからね。


兄貴が、
休みの日に子どもと遊ぶのも楽しいしそれも発散にはなるけど、
やっぱこう、(自分としての)トークもしたいし、自分としての時間も欲しい。
でも、家族を持つと、時間的にも金銭的にも「自分だけのために使う」ってことが出来なくなって
酒でも飲むかーってぐらいのことになる。
と言った。

私「ああ、わかりますよ。一人で家飲みでしょ?」
兄貴「そうそう。何の役にも立たんしょうもないテレビとか見ながらな」
私「独身の頃は家で一人で酒飲むとか考えもしなかったですけどね。でも、外で飲むとお金かかるしね」
兄貴「せやなー。ほんで、知らんうちに寝てもうてな、嫁に起こされるねん。体壊されたら困るからちゃんと布団で寝て!ってw」
私「なんかもうお爺ちゃんじゃないですかw私はそれはまだ無いっすね。知らんうちに寝てるとかはまだ無いですわ。電気消して布団で寝ますね」


っていうか。


おっさんの会話かw


そんな、おっさんとおばはんを行ったり来たりしながら兄貴とトークしてたら、
下の息子を追いかけ回していたショウちゃんがやっとちょっと席について、
完全に乗り遅れてしまったショウちゃんに兄貴が話題を振って、
そしたらショウちゃんはなんか今、専任で仙人的な仕事を完全に一人でやってるとかで
ちょっと前に仕事がアホほど混んだ時、
平日の残業はおろか何ヶ月も休みがなかったらしいんですよね。

兄貴「嫁さん怒ってへんかったか?」
ショウちゃん「いや、怒ってはなかったですね。(職場結婚やから)仕事のことはわかってくれてますしね」
兄貴「まあな~。でも、そうは言うても嫁もしんどかったやろな、一人で子ども二人抱えて」
ショウちゃん「それはそう思いますね。…うん、ほんまに」
兄貴「なー…」
ショウちゃん「はい…」


ちょっと、そこw なんかしんみりしすぎですwww


でも、なんか思ったんですよね。

例えば、私らが逆にあの頃のままやったら
「自分が」仕事忙しくてどんなに大変やったかとか、
仕事忙しくて「君が」どんなにお疲れさんやったかとか、
なんかそんな話しか出てこなかったんだろうなってね。

それをもう一歩越えて、
自分が仕事忙しい時に相方や家族はどうだったかとか、
仕事忙しくて君がお疲れさんやった時に相方や家族がどんなにお疲れさんやったとか、
そういうところに考えが行き着くのはやはり、
私らがもう、いい意味であの頃のままじゃないからなんだなと思ってね。


まだ見えない空だけを見上げて走れていた頃は、なんか良かった。
でも、いつまでも空だけ見上げて走ってるやつがさてカッコイイのかと言うと
テーブルの上のジュースを片っ端から倒しまくる息子を、雑巾片手に追いかけるショウちゃんも
話のいいとこで娘に「おしっこー」言われて、「おしっこ言えて偉いな!」って娘とトイレに走る兄貴も
なんかステキじゃないかと思ってね。


ただ、


だから、独身及び子どもいないやつはなんかダメ


ってことではないんですよ。


ええ歳して結婚してないやつにも、実際には子どもを育てたことないやつにも
それは逆にその経験がないやつにはわからない苦悩があると思いますから。

例えば、私は離婚してますから
「何やかんやあっても頑張って夫婦を継続している人」に

「離婚するやつとかなんかダメ」

って言われたら

「なんかすんませーんw」って言いますからね、それは。

そこで、「おまえにはわからん離婚の大変さ」を語っても、
「何やかんやあっても頑張って夫婦を継続している人」にしたら、
私のそれは全て言い訳に過ぎないこともわかってますから、
「なんかすんませーんw」って、もう言うとくんですよ、そこはね。



話戻って。


兄貴のジレンマが、なんか色々わかる気がしました。
うまく言えないですけど。

好きな人が出来て付き合って結婚して家族になって子どもが出来て
そのことは当然幸せやし、絶対に失いたくない。
でも、それを一番大切に思うが故に、自分のことが後回しになって
かつて空だけを見上げていた仲間との、あの頃が、ふと懐かしくなるんです。

でも、そこにはもう戻れないわけです。

何故なら、かつて空だけを見上げていた自分も仲間も
今はもう、天気の様子を見るためだけに空を見上げているし、
今でもまだ空だけを見上げているやつらとはもう、なんかが違うし。

そんな今の自分について後悔してるのかというとそれはないんやけど、
なんか、そう、ジレンマなんですよね。

一日で言うと、昼ぐらいの感じなんですね。


例えば、人生80年を一日24時間に置き換えたら
20代の頃は朝の6時ぐらいじゃないですか。
これからどんなことが起こるのかとパワフルにワクワクしてるし、出来ると思うし何でも出来る、出来た。

でも今、私、35歳。兄貴は三つ上。
24時間で言うたら、私らは大体昼頃です。
午前中に「なんかうまくいった」とか「まさかそんな」とかを色々駆け抜けてきて、気付いたらもう昼。
朝はピカピカのまっさらやったのに、半日やってきた昼の今は、
あれも出来なかった、これも出来なかったと思うことや、
あー、午後からはあれもせんならんこれもせんならんと新たな課題がまた山積みになっていて。


でも、兄貴とトークして、なんか思ったんですよね。


若かりし頃に一緒に空だけを見上げてきた先輩や仲間と
今こうして、空と君とのあいだ的な場所でなんか頑張ってる自分らは、多分、昼ぐらい。
「午後から夕立来るかもわからんなー」っていうトークを今こうしてしてることは
停滞でもなく衰退でもなく、やっぱ前進なんだなって思って。


そして思ったことは、
育児では私のほうが先輩やけど、
やっぱ人間的にはどこまでいっても兄貴が先輩やなって。

兄貴「子どものあかんとこが目について叱りつつも、これは自分の出来てないとこやなって反省するわ。人に注意するにも、もっと言い方があるやろ?とかな。俺自身が出来てないことやしな」
私「私はそこまで行き着けてないですわー。自分のことを振り返る余裕もなくて、育児に必死で。でも、子どもを育てることで教えられることはありますよね」


なんか、育児って色んな意味で「育自」なんですね。


一人の人間の生命や人生に休みなく寄り添うって、ほんますごいことですからね。
それこそ、生まれた時の「放っといたら、こいつは死んでまう」っていう、何も出来ない状態から
そいつを社会に送りだすまでをたった20年ぐらいまでにせなあかんのですよ、しかも自分も生きながら。
実際にそれを経験するまでわからないことがいっぱいいっぱい出てくるので
なんかその場その場で必死にあたふたしてる間に育児期間は終わってしまうんだろうと思う。
完璧な子育てなんか無いっていうのは、なんかそういうことなんだろうと思う。



晩に、兄貴に
「誘っていただいてありがとうございました」とメールしたら
「心に空いた穴が埋まったような気がします」という返事をくれた。


ひとつだけ言いたいことは、私も同じ気持ちです。


それと。


この春から京都に越してきた彼氏さんとのことで
「いつ一緒に住むの?いつ結婚するの?」とか、ワイドショー(笑)的なことなどを一切聞かず、
私を私として私に向けてのトークをしてくれる、変わってない兄貴が、なんか嬉しかった。


兄貴、また今度は一緒に飲もうな!
そんで、「自分的に」な話、いっぱいしような!







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  1. 2009/04/14(火) 01:08:14|
  2. ツレネタ(飲み)

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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