どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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友達に恋人を紹介する。

さて。

先の記事でちらっと書いたが、彼氏さんが本気と書いてマジで京都に来ました。
うちからチャリで10分ぐらいのところに住んでいるのですが
最初からずっと遠距離だったせいか、今いちまだ「近くにいる」という実感がない。
娘の春休み中、彼氏さんが住んでる部屋を一緒にちらっと見には行ったんですが、
こう、「これでいつでも会えるんだねー」みたいな感じがあまりないのですよ。
てか、それぞれの生活があるのでね。やっぱりいつでもは会えないし。

でもねえ。
今日、雨が降ったんですよね、朝から。
で、夜。
チビが保育園から持って帰ってきた洗濯物をベランダの軒先に干しながら
まだ降り止まない雨を見上げてふと思った。
今この同じ雨が彼氏さんとこにも降ってるんやなあって。
今まで天気すら違うとこにいましたから、なんか不思議でね。

「雨降ってるねー」みたいな小粋なメール(小粋?)でもしようかと思ったけど

逆にもし、
そういう相手の感慨がわからへん状態で突然そんなメールを私が貰ったら

「だ か ら 何?」

って、なるかもなと思ったのでやめた。


まあそんなこんなで。


彼氏さんが本気と書いてマジで京都に来たことを知ってるツレは
みんな今までに彼氏さんと面識があるので特に紹介することもないが
ただ、私には可及的速やかに彼氏さんを紹介しておきたい友達が一人だけいた。

バイト先の先輩のキョーコさんだ。

どんつきをこよなく愛するフリークの方はピンとくるかもしれないが
実は以前、このキョーコさんのことを私はちらっと書いたことがある。

私は職場では憂いのバツイチとして少し影のあるキャラで通しているので


うそ。


いつも通りこの通りやっているので、自分からプライベートの話はほとんどしない。
ただ、キョーコさんに関しては平気で私のアンタッチャブルな部分にも踏み込んでくるので、
だから私もそれは平気で話していて、
なのでキョーコさんは彼氏さんのことも、春に京都に来るらしいことも知っていて
「彼のその覚悟を受け入れる覚悟をね、りっちゃんもせなあかんねんよ?」とか
「彼はきっと素敵ないい人なんやろうね」とか言っていた。

だが、私の10個上で大人なキョーコさんは
「彼氏に会わせろ。話はそれからだ」とか、そんなことは言わなかった。

なので、逆に私は、サプライズで彼氏さんをキョーコさんに会わせて、
キョーコさんを逆にだいぶビックリさせてやろうと思って、
キョーコさんと私がシフトに入っている日、彼氏さんに、
「私がいつも言ってる、大好きな先輩で友達のキョーコさんに会いに来ない?」と言った。

私「○○さんって人やから。でも多分、名札見なくても、見たら雰囲気でこの人やってわかると思う」
彼氏さん「うん、わかったよ」

そして、彼氏さんは懸命に店内を捜索したらしいが、
店舗内を縦横無尽に忙しく歩き廻るキョーコさん発見には至らず
しかも私ともニアミスをして、普通に買い客として帰って行った。


だが先日、二度目のアタックで彼氏さんはキョーコさんと、ついに対面した。


私が商品の品出しをしていると、「よう」みたいな感じで彼氏さんがいたので
「こっちこっち」と、同じく別のコーナーで品出しをしているキョーコさんのところに案内した。

私が、「キョーコさん」と声をかけると、キョーコさんは品出しの手を止めて、私を見て、
そして、私のそばに立ってる彼氏さんを見て、「えっ?あらっ?…もしかして?」って顔をした。
彼氏さんは「はい、その、もしかしてです」って感じで、にっこりと笑った。
キョーコさんは「そうですかー」って感じで微笑んで、
「なんか待ち」風に、改めて私を見た。


私 「うへへ」


いや、頭ではわかってるんですよ。

友達と恋人を会わせるにあたり、
なんぼどう見てもそれは、「恋人」であり、「友達」であったとしても
私が「恋人です」と「友達です」とお互いを紹介しないことには
恋人と友達の二人は宙ぶらりんな状態のままで話も弾まない。

よってここはなんか
「キョーコさん。この人が、お付き合いしている彼です」
とか、
「彼氏さん。こちら、お世話になってる先輩のキョーコさん」
とか、なんかそんなんをまず私が言わないといけないのだが
いざ出てきた言葉はといえば、半笑いで「うへへ」。

だが、これではさすがにあかんと思って私は、やはりまだ半笑いのまま

「あの、その、これ(彼氏さん)、ほら」

とか、なんかどもりながらしどろもどろに言った。

クイズ番組で言うと

「答えわからへんねんたらピンポン押すな!」

みたいな、とてもとてもいけてない状態になってしまった。


自分でも正直ビックリしたんですよ。
キョーコさんをビックリさせるつもりが、逆に自分がビックリしたって、
なんかもうアホ丸出しなんですけどね。

友達に恋人を会わせることなんか今さら初めてでもないのに言葉が出なくてずっと半笑い。
キョーコさんも彼氏さんも、多分絶対困ってる。
てか、今までさんざん私繋がりの初対面同士の人間が会う場を仕切ってきたのに、なにこの私は。
なんかもうここに自分がいることが恥ずかしい、ってのもあってさらにまた色々な半笑い。


私が全くちゃんとしない(出来ない)で、半笑いでだらしなくしているので
彼氏さんは逆にもう自分でその場を仕切っていった。

彼氏さん「りちがお世話になってますー。仲良くしていただいてるみたいでありがとうございます。いつも言ってますよ、キョーコさんとシフトが一緒の時はホント楽しいって」
キョーコさん「こちらこそ仲良くしていただいてありがとうございます。りっちゃんに会えるのを楽しみにしてるんですよ」
彼氏さん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
キョーコさん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
彼氏さん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
キョーコさん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
彼氏さん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
キョーコさん「~~~~~…………(←なんかしゃべってる)」
彼氏さん「これからもよろしくお願いします」
キョーコさん「こちらこそよろしくお願いします」


終了。 した?…っぽい。


キョーコさんが笑顔で会釈しながら彼氏さんを見送って、
私はまだ半笑いのまま彼氏さんに「(バイバイ)」と、ちょっと手を振った。

彼氏さんの姿が見えなくなるや否や、キョーコさんがなんか狂喜乱舞して一気にまくしたてた。

キョーコさん「ちょっと~~~!素敵な人やんか!男前やし背高いしスラッとしてるし若いし爽やかやし誠実そうやし優しそうやし、もう何も言うことないやんか!」
私「ちょw声がでかいw」
キョーコさん「あ、ごめんごめんwあんな人やったらそら子どもも懐くわー。子どもって単純なところあるやんか?こんなん言うとあれやけど、かなり歳いってるとか禿げてるとか太ってるとか、そんな人がお母さんとお付き合いしてていつかお父さんになりたいって言うたら、子どももちょっと反発するとこあると思うのよ。でもあんな素敵なお兄さんみたいな人やったら子どもも懐くよ。しかも子どもが好きで小学校の先生とか、もう運命やわこれは」
私「運命ですか」
キョーコさん「そう、運命やわ。良かったね、幸せになるんやで!」
私「あ、はい…」
キョーコさん「いいやんいいやん~。スラッとしてるしさ」
私「てか、スラッとしてるってなんですのんw」
キョーコさん「だからこう、スッとしてはるやんか。スラッとね」
私「てか、スラッと、ってなにww」
キョーコさん「スラッとしてるって言わへん?」
私「いや、言いますけどね、スラッとしてる、ね」
キョーコさん「でしょ?素敵やわ~。スラッとしてはるわ~」

いよいよ旦那さんのメタボが深刻な問題になってきただかで
カロリー計算された献立セットの食材を毎日業者に配達してもらっているというキョーコさんは
残りの勤務時間いっぱいまで何回も何回も「スラッとしてはる」をしつこく連呼し続けていた。


なんかそんな感じで、友達に恋人を紹介しました。

ずっと半笑いで。





「スラッと」連呼のキョーコさん、最後に真剣な顔して言ってました。

キョーコさん「彼は、りっちゃんがかわいくてしょうがないんやろうね」
私「かわいくて…ってww私、9歳上ですよ?w」
キョーコさん「年齢がどうとかじゃないのよ。彼はほんとにりっちゃんがかわいいんよ」
私「はあ…」
キョーコさん「なんか安心したわ~。もうこれで何も思い残すことはないわw」
私「てか、人生締めにかかってますやんかw」


でもね、なんかね。

「あー、そういうことだったのか」って、思いました。

彼氏さんがそばにいるからこそ、私もずっと半笑いでいられたのかもしれないなと。
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  1. 2009/04/15(水) 01:56:12|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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