どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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みやっさんのこと

さて。

逆に、カー子姉ちゃんとは対極にあると言ってもいい、みやっさん。

みやっさんはオカンの高校からのツレで、
「細工のきかない時代」からの素の美人さんで
みやっさんの載ってる卒業アルバムは当時から希少なものだったそうで。
ただ、おうちの事情が複雑でみやっさんは婚期を逃した、というか、
逆に、結婚するという選択を自らしなかった、なんかそんな人で。

みやっさんは超有名下着メーカーに勤めるキャリアウーマンで
私が中学生の時に、なんかブラジャーを持ってきました。

「去年の新作が社内販売で半額になったけど、モノはいいから」とか言うて
アンダー65からアンダー80までの、ピンクの花柄のブラジャーを大人買いしてきた。


当時はそのおもしろさがわからなかったが、今は逆にわかる。

完全細身の中学生女子(私)に「アンダー80」はいらんやろwww


でも多分、下着メーカー勤務で
ブラジャーのことには長けてるが、中学生の子どもがいないみやっさんには
なんかマジでわからなかったんだと思います。

「細身のりちでも脱いだら(贅肉や胸の辺りの骨格が)凄いんです」

とか、その道のプロだけにそんな色んな可能性を考えたのかもしれないし、
単純に、独身で金があるから面倒くさくて逆に全サイズ買ってきたのかもしれない。


オカンは当時「中学生のうちの子にブラジャー?」と言って笑っていて
それについてみやっさんは

「胸はまだ膨らんでなくても乳首はやがて透けてくる」

とか、なんかヤケクソな力説をしていました。


私がハタチになる頃には、みやっさんは、
いわゆる、「セクシーランジェリー系」とかを、逆に私に直で送りつけてくるようになった。
私は18から一人暮らしをしていたので、
みやっさんはその私のマンションの住所を知っていたんでね。

み「先月、部長に昇進してん」
私「マジで?おめでとう!…てかなんかまた送られてきましたけど」
み「あんたも働く女ならわかるやろ?私もここが頑張り時なんや。そこで、や。それ、どう思う?」
私「どう思う?って…。なんか守るべき大切な部分に紐とかチャックとか着いてるし…」
み「これを着てる自分が大胆になれる気がせえへん?」
私「てか、こんなん着てることがバレたら恥ずかしくて、逆に臆病になる」
み「そうか。モニターを間違えたわ。ほんならあんたにはパジャマでも送るわ。うちの新商品な」
私「うん。ありがとうwww」

送られてきたパジャマの隙間にTバックのパンツとか、なんかやっぱり入ってたんですけどね。


なんか、みやっさんはそんな人で。



元旦那と限界っぽい感じになってきた時に初めてちょっと泣き言を言うたのは
オカンではなく実はみやっさんでした。

オカンには心配をかけたくなかったので、よう言えんかったけど
そして、私と旦那が別れる前にオカンは他界してしまったので
最終的にオカンは私らの離婚を知らんまま他界しましたけど、
でも、みやっさんには実は早い段階でちょいちょい泣き言を言うてた。


私「旦那の浮気がどうにもこうにも止まらへん。あれはなんか病気やと思う」
み「それはあんたがお腹まで隠れる色気のないパンツとか履いてるからなんちゃう?」
私「そんなん履いてへんわwww」
み「わかった。とにかく、みやっさんに任せとき!」


みやっさんは、一般人はアダルトビデオでしか見たこともないような
当時最先端の「ベティ」といわれるえっちなコスチュームとかを送りつけてきた。

私「なんかまた大切な部分にボタンとか並んでるんやけどwww…っていうかさ、みやっさんはいつもいつもこんなえっちな下着をどんな顔して社販で購入してんの?私はそれを心配するわwwwおばはん、なんか最後のあがきで社販でこんなん買うてるで、なんか必死やでwwとか逆に社内で思われてない?大丈夫?」
み「そんなふうに思われてるかもしれんと気にするような時代はな、とうに過ぎたわ」
私「……。そうですか…」
み「……。そうですよ…」
私「なんか逆にすんませんでしたwww」
み「りちちゃん、いつでも帰っておいで。なんかほんまにつらなったら帰ってくるんやで?」
私「うん」




みやっさんとの交流は、オカンが死んだ今でも続いています。
ありえないような、「着れるかwww」な代物を相変わらず送ってきます。
それと、子どものいちごとチビのサイズがわからんからと
相変わらず、90センチから150センチまでのシャツとパジャマをまとめて送ってくる。

なんか、そんなみやっさんが私は好きで、「お姉さんなツレ」って、やっぱり思います。



オカンの葬式の時。

オカンのツレらがみんな、よう一人で立ってられへんような状態でもう泣いて泣いて
どんなきっかけで出会ったのかはバラバラなオカンの友達らが
なんかやっとこさで支えあってなんとか立ってるみたいな状態でした。

私は、そんなオカンのツレら(=私の、お姉ちゃんなツレら)に申し訳なくて、

「オカンを死なせてしまって、ほんまにごめんなさい」

と、言いました。


そしたら、オカンのツレら(=私の、お姉ちゃんなツレら)は

「そんなふうに自分を責めたらあかん」

と、私に言いました。


これは、どんだけ言うてもわからんやつにはあんまり理解してもらえないかもしれませんが

自分の母親を亡くしつつも、私は、
大切な友達が大切な友達を亡くしたその場面の、その一番近くにいたんですよね。




私が玄関先でとみぃに「ありがとうな」って言うて別れた後、
いちごがエレベーターに乗るとみぃを追いかけていった。




ひとつだけ思うことは、逆に、私が死んだ時、


いちごやチビも、母親が死んだことにボロボロになってまうのではなく
「今、自分の大切なお姉ちゃん友達のとみぃちゃんはどんな気持ちかな?」
って逆に考えられる、そんな、
「大切な大人の友達」にたくさん恵まれたら、あいつら(うちの子)、なんか素敵やん。
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  1. 2009/05/27(水) 02:49:34|
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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