どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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中チャリに会ってきた

さて。

前回  ってか今朝宣言したように、今日私は中チャリに会ってきました。
中チャリが今、某高で教鞭をとっておられるという情報元の弘美と、そして
「ママお仕事休みやし、あんたも保育園休んで一緒に行くか。まだ運動会の練習も始まってないしな」
ということで下のチビも一緒に連れて。

私が高校時代の恩師の中チャリを今回訪ねて行ったその学校は私の母校ではないが、
なんかあの、学び舎の空気、というのは独特ですね。

保護者として子どもの学び舎に行くことはしょっちゅうですが
その場合は「子どもが今活動している場所」として、今の自分の立場でそこにいるので
そら、懐かしいことは懐かしいけど、この学び舎での軸はもう「うちの子」なので、
親の自分はちょっと一歩引いて、子どもの活動拠点であるその学び舎という場所に立ってる。
みたいな。

だが今回、恩師の「中チャリ」に会うために行ったその学び舎の空気の中で
それはニュートラルに自分の学生時代を思い出した。

同じ「学校」でも、小学校の顔、中学校の顔、そして高校の顔というのはそれぞれ違いますね。
だからこそ、「その年代の学校の持ってる空気感」みたいなものが、なんかあるんですよ。
なので、全く見覚えのないその某校の校舎にすら、私は自分の高校生時代を馳せていた。
今の子らは高校生でも普通に化粧とかしてるし綺麗な子ほんま多いし、
男の子らも独特のファッションでうちらの頃にはなかった腰パンとかしてるんで
私らの頃のような、どこかおぼこさ(おぼこい=幼い)はあんまりないにしても
やっぱりこう、若さのエネルギーみたいなんが学校という場所には充満してますね。

先に着いていた弘美と合流して、受付をして、さてどこ行ったらええかわからんので
とりあえずなんか子どもらがわやわやしてる体育館のほうに行ったら
なんか仮装扮装した子らが体育館から山ほど出てきて
今1年生のクラスごとのパフォーマンス(ダンスとか?)が終わったとこだかで
これからこのまま校外パレードに行くだかで校庭に集合整列していた。

私「あー、なんかこんなんしたなあ。衣装作って夏休み中ずっと夜な夜な公園とかでダンスの練習して…」
弘美「やったやったw体育祭の時の援団とかな」
私「せやけど今の子器用やな~。衣装でも見てほら、みんな上手に作ってるよなー。これ1年生やろ?私ら1年の時ここまで出来ひんかったやん?3年生のド派手な扮装にスッゲー!先輩らかっこいいなあ!言うて」
弘美「来年あんなんしよか!とかな。うちのお姉ちゃんらの時はこんなんしたんやって!とかな。だからやっぱ上見て育つから文化祭自体が年々派手になるんちゃう?」
私「なるほどなー」

とかオバハン二人が言い合っていたら行列が動き出して
その流れに乗りながら私らはまた門の外まで弾き出されてしまった。
いっそ逆にこのままこの子らのパレードについて行ったろかとも思ったが
仮装もなんもしてない得体の知れないオバハン二人が
高校生集団に紛れこんでついて行ってるパレードとか怪しさ極まりないので
大人であり人格者である私たちは門のほうに戻った。
そしたら、行列を見送る沿道の傍らに思いきり中チャリがいた。

もうね、どう見ても「中チャリ」。
あの頃と、なんっにも、一個も変わってない「中チャリ」のまんま。


うっかり「中チャリ!www」と声をかけそうになってしまったが
ええ歳してしかも子どもまで連れてるのに恩師に対して「中チャリ!」はないやろと思い
私は子どもらを見つめる中チャリの前にそっと一歩踏み出して
「お久しぶりです、中○先生」と会釈した。

中チャリは一瞬「!?」って顔をして、「○○高校…?よな?」と言った。
私が「はい、○○です」と自分の名字を答えると、
中チャリは「○○高校、(名字)のりっちゃん!おおおーっ!!!」と雄たけびを上げた。
ちょwその声のでかさと周り気にしないとこも変わってなさすぎwww

中チャリ「なんやどないしたん?見に来たん?」
私「うん。先生がここにいてはるって弘美に聞いたから先生に会いにきた」
弘美「先生、私覚えてる?○○(旧姓)やけど」
中チャリ「ん~~~。…ごめん、わからへんわ。教えたことあった?」
弘美「担任持ってもろたことはない。二年の時、スケちゃんのクラスやった。お爺ちゃんの」
中チャリ「あー、スケハルさんな~」
私「ほんでこいつら修学旅行の時にうちのクラスの旅館に夜中忍び込んできよって…」
中チャリ「信州戸隠のスキーの時なwww」
私「そうそうそうwww二階の窓からな!どんなして昇ってきてん!スパイダーマンか!ってw」
弘美「めっちゃ長いはしごが旅館の前にあってな~。これで二階まで昇れるんちゃうー?言うてww」
中チャリ「そのしゃべり方でもう一気に甦ったわ~!思い出した!…(チビを見て)りっちゃんの子か?おまえお母さんか!(チビに)こんにちは!」
私「上にもう一人娘がおる。小五の」
中チャリ「家は?近所?学区は?」
私「○○小学校区の○○中学区」
中チャリ「ほな高校ここ来るやんけ」
私「公立受かったらなw」
弘美「てか先生、りっちゃんの子が入学するまでまだ先生やれんの?wうちら習ってたん20年前やで?ww」
中チャリ「こらっ!大きい声で言うな!子どもらには若いって思われてんねんから!w」

そうして門の前で話しこんでいたら、他の先生らが
「ではごゆっくり」みたいな感じで微笑んで門を閉めて中に入ろうとした。
それを中チャリは「僕の生徒なんですわ。入れたってください」と言って
多分体育館のそのパフォーマンス終了と同時に学校開放も終了するっぽい空気の中
また再び私らを学校の中に入れてくれた。

案内するわ、と校舎内の各教室の展示を説明してくれながら
中チャリは、会う先生、会う生徒らにいちいち「俺の生徒やねん」と私らを紹介してくれた。
中チャリが私らを「元教え子」とか「昔の生徒」とかでなく
今でも、「俺の生徒」と言って紹介してくれたことが私は嬉しかった。
中チャリの教師生活の中で「暗黒の時代・抹消したい生徒」と記録されてなくてよかった。

校内を案内してもらいながら色んな懐かしい話をした。

中チャリ「今どうしてるねん?二年の最後の進路希望票に確か、ラジオのDJか、あかんかったら吉本行く、って書いてたな?w」
弘美「ラジオのDJ言うてた言うてたwww」
私「言うてたwwwいや~あの頃はしゃべって人笑かす(笑わせる)のだけは誰にも負けへんと自分では思ってたから、しゃべって笑かす仕事やったらなんかいけるやろって思っててんw今はドラッグストアで働いてます。いっとき京都離れててんけど、色々あって子どもら連れて帰ってきてん」
中チャリ「そうかー。実家は○○(某店)の近所やったな?」
弘美「なんでそんなん覚えてんのw」
中チャリ「毎日家庭訪問したからなw」
私「バイク停学でねwwwあれはほんますんませんでしたw今やし言うけどあの時うちの二階に常駐しとった大きいねずみは主にカンとユッコですよ」
中チャリ「カンwwwおったなー。そや、りっちゃんとカンが修学旅行委員やって、うちのクラスの修学旅行を盛り上げてくれたんやったなー」
私「嘘ばっかりwww  私らにやらせるのは不安やと思って先生がキャップを推薦した くせにwww」


中チャリの現在の生徒らは、「中チャリの生徒」の私らを快く迎えてくれた。
自分らの作った展示物を一生懸命宣伝してくる子、
チビに飴とかお菓子とかくれたり、「かわいー」言うて頭撫でてくる子、
チラ見してなんか照れくさそうにお辞儀だけする子、
「18年前!うちらのめっちゃ大先輩や!」とか言うて気さくに話しかけてくる子、
色々いたけどなんかみんなほんまええ子らだった。
中チャリが担任してるクラスの子らにも紹介してくれたが
誰一人として「なんやねんオバハンらどっか行けや」みたいな面構えをしてなかったので
中チャリは多分今もあの頃みたいに、この学校のええ先生なんやろうなと思った。


一通り校内を案内してもらって、出口の踊り場のとこでまたちょっとしゃべった。

中チャリ「展示は以上です。何が一番印象に残った?」
私「何が、っていうか…全体的に圧倒された。うちらの頃って教室の展示とか言うたらなんか絵書くとか、なんか調べて壁新聞作るかーとか出来ること言うたらそんな程度やったし、教室いっぱいにあんなでっかいハリボテ作ったり、照明やら音響効果使って本格的にやれたりとかなかったし。多分今めっちゃ瑞々しい感覚の高校生の時にこんなふうにして物創るおもしろさをこんだけ好きにやれる機会に恵まれたこの子らの中には、例えば、俺は大人になったらなんかもっと凄いテーマパークを創ったるねん!っていう思いを抱いて、これから社会に出てくるやつもおるかもわからんっていう、なんかそんな凄いエネルギーを貰いました」
中チャリ「今はあの頃より金もかけてるしな。ある程度は好きなこと何でもやらせたれるからな」
弘美「私もなんか答えなあかん?w…えっとー、私はー。先生があの頃のままやったことが一番印象に残った!」
中チャリ&私「wwwww」


「ほな、ゆっくりしていって」と言って、中チャリは生徒の元に帰っていきました。
「点呼は3時20分やぞー。勝手に家帰んなよー」とか、なんかそんなん言いながら。


「ああ、中チャリやなー」 って思った。


そうして中チャリにも再会できて色々話せて、「後輩」らの勇姿も見せてもらって、
なんか私らはだいぶご満悦で、その学校を後にしようとした。

が。


なんかハイパーミラクルな予感!


校門近くの駐車場に停めた車から降りてきたおっさんに私は確実に見覚えがあったので、
チャリの後ろに乗せたチビを「ちょ、ごめんな」と言ってわざわざ降ろし、
弘美に「あれ、絶対そうやわ。ちょっとしゃべってくる」と言って、
私はなんかだいぶ怪しい感じでそのおっさんに近寄った。

私「出○先生ですよね?」
おっさん「…はい?」
私「お久しぶりです。私、○○高校で一年の時に先生にお世話になった…」
おっさん「○○高校、(名字)のりっちゃん…さん、かな?」
私「そうですそうですwww」
おっさん改め高校一年の時の担任のインテリオタク系な出○先生ことデグオ「相変わらずお元気そうで…。将来の夢の女優さんにはなれましたか?」
私「そんなん言うてた言うてたwww」
弘美「えっ!出○先生!?うわほんまやwwwてか、だから先生なんでそんなん覚えてんのwww」
デグオ「進路希望票に女優と書いた生徒は(私の名字)さんしかいなかったので…」
私「なんかごめんwww先生、今はこの学校で?」
デグオ「はい。定時制の教師をしています」
私「あの頃ね、出○先生と古文のM先生を結婚させようって私ら企んでたんですよー」
デグオ「そうでしたかw」
私「いや、先生も絶対気付いてたやろ?w」
デグオ「…でもそれはお相手のお気持ちもあることですから…」
私「在学中はなんか色々迷惑かけてすんませんでした」
デグオ「フッフッフ…。いえいえ、楽しかったですよ。たくさんのことに驚かされましたけど…」
私「wwほんまごめんwww」


駐車場に車を停めたはいいが、なんか文化祭で玄関前がやたら混雑してるので
車をどこか邪魔にならない別の場所に移そうと思って空いてる場所を探してるんですよ
という逆に「相変わらず」なデグオに、私らは

「デグオ、多分なんかまだ独身なんやろな」

と思った。

やっぱりあの時、無理からでも古文のM先生とくっつけといたらよかったと、教え子は思った。
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  1. 2009/09/03(木) 01:54:36|
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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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