どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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見上げてみて

さて。

先日、店の開店準備をしながらバイトの先輩のキョーコさんと後輩のYくんがなんかしゃべっていた。

Yくん「こんな安い給料で一日中頭下げて走り回って、僕らもう格差社会の底辺ですよ」
キョーコさん「格差社会ね…。ほんと、あるよね」
私「なんやおまえはまた給料の話をしてんのかw」
Yくん「でもね、僕は思ったんですよ。逆に底辺を勉強させてもらってるんや、って思おうって」
キョーコさん「あはは」
私「逆にね、逆にww」

そうしてひと笑いした後、Yくんは店頭の準備をするためにどっか行ったが
私とキョーコさんは店内の整頓をしながら続いて雑談をしていた。

キョーコさん「ほんと、格差社会やなって思うよねー」
私「てか、格差社会って(言葉を)なんか言いたいだけやろw」
キョーコさん「違うってwだって思わへん?なんか私に恨みでもあるの?って人(客)いるでしょ?」
私「おるおるwあと、ジュースやらお菓子やら買いに来た高校生に投げ銭されてそれを拾い集めてる時はさすがに、ああ今自分はなんか底辺やなって思いますね。最下層で生きてるな、ってw」
キョーコさん「しかもそんな仕打ちをされてるのにも関わらず笑顔で…」
私「ありがとうございまーすwww ……ごめん、ちょっと裏で泣いてきていいかな?w」
キョーコさん「www 格差社会よねー」

投げ銭という輩言葉がわからない人のために心優しいりっさんが説明してあげますと、
要は、店で買い物をしたら、客がレジでその商品代金を支払うじゃないですか。
俗に言う「お会計」というやつですね。
その時、お客様が店員に向けてお金を投げつけるかのように、或いは放り捨てるかのように

「ほら。はよ拾えや、乞食」

と仰らんばかりのお支払い方法をなさることを、投げ銭と言うんですね。


「そんなもん格差社会関係ないやん。親の躾の問題やろ」って?


仰る通りです。そのお怒りはごもっともです。
っていうか、人の親である私も、そんなやつらの行動には内心ごっつキレてます。
うちの娘が投げ銭なんかしやがったら 絶 対 に 許しません。
だが、その投げ銭をこう、這いつくばうようにして一枚一枚数えて拾う、
そんな仕事を必死でしながら、安っすい給料を貰って私は生活しているのだ。
…まあ投げ銭するのは何もそんな社会的に未熟なお子達に限ったことではないですが。
成熟しているはずの大人にも熟しすぎて腐りかけてるような年寄りにもいますからね。
逆に聞きたいのはおたくら、一流料亭でもそんな投げ銭とかするんか?せえへんやろ。

わしら虫けらか。


っていうか投げ銭なんかまだマシなほうなんですよ、わかりやすい格差やから。
もうね、なんかもうびっくりするほど複雑な格差を感じることがありますからね。

例えば。
買い物カゴからこぼれ落ちそうなほどのお買い物をしてくださったお客様が、
そのカゴをドンとレジに置かれた瞬間、うっとおしそうにだるそうに、「いくら?」と、仰る。

わしらエスパーか。

いや、だからそれを調べるために今からここでこう、一個ずつピッてやっていくんですやんか。
そんなもん今パッと見て「お会計、4,783円ですね~」とかそんな超能力があるんやったら
そういうテレビ特番のギャランティーで食うてるか、なんかちょっとした宗教でも開いてるわ。

だが、格差社会の底辺に生きる人間には、そこで「おいっwww」とツッコむことも、
「そんなもん普通に無理やろ!黙って待ってろアホボケカス!」とキレることもできないのだ。
何故なら、
いっぱい買い物をしつつも「この後ランチに行くから早よ会計して」と言うそのマダムと
いっぱい買い物をしていただくことで安っすい給料を貰って生活をしている私には、
なんかもう圧倒的な格差があるからだ。


また、例えば。
毎日毎日、手押し車を押しながら来ては、
「100%食いきれへん」と想像できるほどの大量のお菓子類を購入していかれるお客様。
そんな「お菓子のベンツ」みたいな手押し車が通りすぎていく横で、
お母さんに「小さいのを、ひとつだけね」となんか許してもらえたのか、
チョコを手にしてはやめ、グミを手にしては置き、を30分近くも繰り返している幼い男の子。
そうしてその「お菓子のベンツ」を押してレジに来られたそのお客様が、悲しげに仰る。
「国からの年金が少ないから、したいことなんにもでけへんわー」

正直、労われません。

間違いなくあなたは今、この格差社会の「上にいる側の人」ですよって。
うちの娘らは、そんな量のチョコレートを見ただけで多分鼻血を出します。

何が間違ってるかはわからんけど何かが間違っている気がする。
戦後の日本を死にもの狂いで立て直して築いてこられた人々でしょうから、
逆に今はもうそれぐらいのお暮らしをされていてもそれも有りっちゃ有りだとは思いますけど。
ただ、そんなお爺ちゃんお婆ちゃんが大量にお菓子を買い込みながらも、まだ、
「自分ら老人は社会的弱者なんだ。若い人はもっともっと働きなさい。まだまだ甘い」と、
格差社会の底辺にいる私みたいなもんにまでなんか節に訴えてくるとかね。


わしらいよいよゴミ以下になるわwww



なんか、思うんですよね。


ここまでの格差社会が出来てしまったのは、
「働いても働いても、個人が裕福になれない日本」を作ったのは
何も政治ばかりのせいではなく、むしろ、
「格差社会上流層の米付きバッタ」みたいな、
「実働経験はないけどインターネット上の議論ではやたら強い」みたいな、
なんかそんなやつらの
「社会に出た瞬間から勝てなかったらもう働く意味がない」みたいな、
なんかそんなボンクラのゆとり思想のせいも多いにあると、私は思います。


なあ。

おまえらがそんなふうに格差社会(笑)をやたら盛り上げることで
逆に自分で自分の首をどんどん絞めていってるんやってこと、逆にわかってるか?


頭ばっかり大きなったら、えらい目合うで~



話戻って。


正直、一生懸命自分の仕事をしながら一生懸命自分の人生を生きてる人間にしたら
社会全体の中で自分が今どのポジションにいるのかとかわざわざ考えることすらもないし、
もっと言うたらそんなんちょっと後回しにしてでも、この今を生きていかないといけない。
格差社会の下のほうはね、もうなんかそんなもんですよ。



今日、テレビでディズニーシーからの生中継とかしててね。

いちご「わーきれいー!…ママ、五連休ディズニーシー連れてって~」
私「無理。…てか、(無いって)わかってて言うたやろ?w」
いちご「えへへ。夢はでっかく!w」
私「てか、いつかいちごとチビがママを連れて行ってよ」
いちご「オッケー!じゃあいちごが20歳になったらね!…あ、あかんわ、チビその時まだ15歳や!中学生やんwww」
チビ「どうもすみませんwww」
いちご「じゃあ、いちごが25歳でチビが20歳になったら、ママをディズニーシーに連れて行くから!」
チビ「ママ、それまでにびょーきなおしといてやあ!」
いちご「そう!絶対な!」
私「ええっ???www…うん、なんか頑張るわw」
いちご「よっしゃー!」
チビ「しゃー!」



格差社会の下から見上げる景色も、そんなに悪いもんじゃない。
そこにはなんせ「笑い」があるから。


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  1. 2009/09/16(水) 03:13:31|
  2. 仕事ネタ(現職)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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