どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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イサム見参

さて。

私の入院や「彼」の卒業制作などで三ヶ月越しで延び延びになっていた宴会がやっと実現しました。
「彼」こと、後輩ゆうすけくんの友達のイサムくんが、先日ゆうすけと共にうちにご飯を食べに来た。
ちょうど彼氏さん(K兄)も来てたんで、大人四人+いちご・もも(娘ら)で晩ご飯を食べ、大人は飲みました。

だいぶ以前、ゆうすけが「王将の餃子は最強」とか、職場の休憩室トークでしつこく言っていたので
「何をぬかしとんねん!私が作る餃子のほうが王将より絶対美味い」と私はまんまと釣られてしまい、
「いや~王将には勝てへんって。王将やで?王将マジ最強やし」とかまだ言うので
「ほな今度あんたと友達がご飯食べに来る時、王将の餃子より美味い餃子作ったるわ!」と私は宣言した。

よってその日は「餃子一日百万個~…食は王将にあり!」と謳う王将の餃子に対抗して、
肉餃子、シソ入り餃子、ホタテ入り餃子と三種類を計百個作って彼らを待ち構えていたのだが
ゆうすけはイサムを連れてきて紹介する段になって初めて
「あ、こいつ餃子の本場に居たことあるから餃子にはうるさいでw」とか言い出しやがり
「ちょ、おまえそういう情報は早めにくれんとあかんがなw」と私は慌てふためいたのだが
二人とも「うん、マジで美味いわ!」とバカスカ食ってくれて完売したので良かったと思った。


イサムは、ジャニ顔のゆうすけとはまた違った感じの今時のイケメンくんでした。
どういうたらいいんかな~?あ、そうそう、
「花より男子」で、お茶の家元のご子息やってた男の子、のような顔立ちですね。
なんか、ああいう目の細い感じの男前。

「りっさんがこいつ(ゆうすけ)のどこをそんなに買ってるのかわからへんねん!こいつは雑で横着で、ほんま最悪なやつやねん!だから今日、俺はこいつのあらゆる悪事を暴露して、こいつの評価を下げるために来ましたw」

というイサムは、自分から話題を提供してようしゃべるけど決して出しゃばりではなく、
今さっき会うたばかりの私に早速「りっさんりっさん」と気さくに接する、人なつこくておもろいやつでした。

イサムとゆうすけは、一緒にうちに遊びに来るほど仲良しなのにもうずっと小競り合いをしていた。
几帳面で細かいイサムにしたら、ゆうすけのちょいちょい大雑把なところがうっとしいらしく、逆に、
マメやけどどうでもいいことにはアバウトなゆうすけにしたら、イサムのその神経質なところがうっとしいらしく
二人は折に触れ、というか始終、「あ?もうええし殺すぞ」とか「しゃべんな、うざい」とか言って罵り合っていた。


って言いながらもおまえらどっちも相手から離れようとせず
来てからずーっと今にも肩がぶつかりそうなその距離で並んで座ってるやんw



私は、「こいつら、多分根っこの部分がなんか同じなんやろうな~」と思った。
考え方やその表現方法は違っても、「根っこ」の部分では、きっとなんか似てるんやろうなって。

軸である根は似てるか同じなんやけど、枝葉の色や形までもう全く一緒!とかそんなやつ居てないから、
ゆうすけがさほど気にならない部分が、イサムにはなんか気になって、
イサムがさほど気にならない部分が、ゆうすけにはなんか気になって、
でもそれを一方的にどっちかが上からばっかりで言うんじゃなくて、お互いが
「おまえアホやろ!」「いや、おまえがアホやろ!」って、やり合える、そんなイサムとゆうすけ。


「こいつら、なんかほんまに仲ええんやなw」


と、私は二人を愛おしく思いました。
こいつ(ゆうすけ)のどこがそんなに買われるのか?はイサム、逆にあんたが一番ようわかってるはずやw

同郷の旧友でもなく大学やバイトが一緒なわけでもなく、
元は共通の友達がいて、その友達と三人で遊んだことがきっかけで友達になったというイサムとゆうすけ。
その共通の友達も二人がここまで仲良くなったことをなんか嬉しいと思ってると思います。
自分が会わせたツレや親戚知人先輩後輩が、一緒にご飯や飲みや旅行に行くほど仲良うなっていったり
また、そんな中からなんや知らん間に三組のカップルが出来て結婚までしよった経験がある私には
その、「共通の友達くん」の気持ちがなんかちょっとわかるような気がします。




話戻って、「イサム見参」。



イサムは、お互いの自己紹介と挨拶と、
私がいちごももK兄の紹介をしそれぞれに挨拶を終えて席に着いたあとの第一声で、

「普通の人なんや…」 と言った。

「普通の人…?え、うん、普通の人やで?w」 と、私はその感想の意味がわからなかったが

聞くと彼は、「どんつきのりっさん」のことを 「いわゆる、ヤン女」 だと思っていたらしい。
だからそんな「ヤン女のりっさん」と付き合ってるK兄のことも「怖いお兄さん」かもとビビっていたらしい。

っていうかどんつきの何処をどう読んでそう思ったのかわからないが、
ただ、イサムはゆうすけからちょいちょい私の話(ネタ)を聞いていたらしいので、

「どんつきでのりっさんのアホボケカス口調」+「ゆうすけによる私の悪口 (捏造) 」

イサムは、「会えなかった間にりっさんへの妄想がどんどん進んでしまってたから…」と言っていた。


あえてその妄想の詳細をイサムは深く語らなかったがおそらく、


りっさんは金髪で目付きの悪い人で~さらに子どもにも茶髪を強要してて~
彼氏さんは丸刈りで色黒で二の腕に趣味の悪いタトゥーを入れてて~



みたいな痛ましい軍団がそこにおるのやもしれん、とでも思っていたのだろうが、だがそこには

美しい黒髪(ストレートパーマあてたばっか)をした美人で心優しい大和撫子のりっさんがおり、
子どもたちも無事に黒髪で天使の輪が光る健康的なキューティクルが保たれており、
彼氏さんは清潔感溢れる白いYシャツを着てニコニコしている平和主義なお兄さんだったので、
イサムは「なんか安心して」、の、その感想だったのだろう。

ただ、まあしゃべってるうちに「やっぱ(どんつきの)りっさんやww」と言われてしまったが。


イサムは芸術系の勉強をする大学に通っていて
主にインテリアのデザインとかパッケージのデザインについて考えたり描いたりする勉強をしているようで
そんな分野に携っているなら逆にもう私はあんたのその神経質(職業病的気質)がなんかわかるわ、と思って
「ほなスクリーン印刷とかわかる?私、独身の頃スクリーン印刷製版の会社で製版用フィルムを作る課にいてさ~。私が入った当時はまだMacとかなくて手作業でやっててんで。トレースしたり写植の文字切り貼りしたりして」
って話を振ったら、まんまとそこにイサムは食いつき、そこから二人でマニアックなトークを色々した。

私「例えば文字を並べた時に数値的にいうセンター振り分け(中央揃え)と人間の見た目でのセンター振り分けってまた違うやん?だからなんぼ数値的にはセンター振り分けになってても見た目のバランスでちょっと振っといたりするやん?」
イ「ああ、やるね!www」
私「やるよな?w例えば、英文で左端の文字がAかMかでは、見た目のバランスがもう全く違ってくるから、Aは左上の空きが広い文字やからそのAという文字が一番左端にあったら全体を左に寄せたりなwあとボトルの裏書とかな~。このスペースにこれだけの文章を入れんとあかんのでそのスペースの縦横の長さ計ってその中にこの文章が入りきるように計算して入れましたが、なにか?…みたいな商品説明を見た時は、なんかもう雑な仕事やな~って思ってまうわ。自分で気持ち悪くないんかな?って」
イ「そうそう!文章の途中で、ですか、…ら、とかで改行されてるの見るとほんまイライラするww」
私「ですか、…ら、なwwですか、…ら、になりそうなら、そこはその一行の文字だけにわからんように微妙に長体でもかけて、ですから、まで綺麗にその行内に入れてまえよ!そんな手間な仕事でもないがな!とか思うよなw」
イ「思う!ww…あ~~!!!俺今めっちゃ嬉しいっ!!!わかってくれる人がいたww」
私「いや逆に私も嬉しいwww私がやってた仕事を理解してくれるやつがおったwww…でもな、実際には商品買う時に、客はそこまで見てへんやつがもうほとんどやねんで」
ゆ「うん、見てへんwてか、気付かんw」
K兄「てか、読めたらいいw」
私「…な?もうほんまどう思う?この人たちについて。でも現実とはもうこんなもんですよ」
イ「なんかもう虚しくなるわ~~~」
私「ただ私が思うのは、誰にもわかってもらえへんかったとしても自分はわかってるやん?自分がそれについて最善の努力をしたことを自分はわかってるやん。そしてそれはわかる人にはきっとなんかわかると思うねん。これを作った人は懸命に努力をしたんだってことが、わかる人にはなんかきっとわかるんやと思うで?もちろん、そこに採算の合わないコストを費やすほど執着してもうたらあかんのやけど、でもどうせやるならええもん上げたい、っていうその努力やちょっとした気遣いで見栄えを良くすることは出来るし、それはわかる人には絶対わかるし絶対伝わってると私は思うんや」
イ「…うん、きっとそうやんな。なあ、りっさん、俺また来てもいいかな?いっぱい話したいことあるわw」
私「うん、いいよいつでも来いや!てか来てえやw」


人との出会いって、なんかおもしろいなって思います。

そして私がイサムと出会える機会を作ってくれたゆうすけ、ありがとう。
おまえらそうやってもう一生仲良くケンカしとけw


イサム、ほんままた遊びに来ぃや!






おまけ。


並んで座ってる男前二人を見て、K兄が「ちょっとなにこのイケメンくんたちw」とか言ったので
ゆうすけが調子に乗って、うちの上の娘のいちご(10才)に質問した。

ゆ「ゆうすけくんとイサムくんとどっちがカッコイイと思う?w」
い「え~~~?w」
イ「(なんか変な男前アピール)」
ゆ「(負けじと変な男前アピール)」
い「……(ガン見)」
ゆ「っていうかめっちゃ真剣に見比べられてるんやけどw」
私「てかそんなこと軽々しくいちごに聞いたらおまえら大変なことになるで?wこいつスイーツ(笑)やから」
イ「出たwスイーツ(笑)」
私「じゃあいちごをデートに連れて行ってくれるとしたら何処に連れてくれる?w…とか、そんなとこから厳選審査が執り行われるで」
い「あ、今それ聞こうと思ってたwあかんの?w」


いちごは悩んだ挙句、「こっち…?w」とイサムを指さした。
私は「そういう時はあえて(その二択にない)K兄!って言うて場を落とすねんでw」と一応指南したが
だが、いちごはなかなか空気が読めていると思った。
何故ならいちごは、
「どちらと選びようもないイケメンの優しい兄ちゃん二人」を前にどちらかの選択を迫られ、おそらく、
「何回も遊びに来てはって、シャレが通じることもよくわかってるゆうすけ兄ちゃん」ではなくここは、
「今日初めてお招きしたイサム兄ちゃん」を立てるべきだ、と判断したに違いないのだ。

いちごGJ。君は社会というものをなかなかよくわかっている。


にも関わらず、イサムに負けたことが悔しいゆうすけはしつこくいちごに食い下がった。
つーか、10才の子が空気読んでるのに、おまえも大人になれよww


ゆ「え~~~なんで?ゆうすけくんあかん~?なあ、ゆうすけくんのどこがあかんの~?」
い「え…………w」
ゆ「って固まったし!w」


K兄「 『そこ聞くのかよ!?ゆうすけ!』 みたいな?w」 

ゆ「 『ゆうすけ(爆)』 」

イ「 『ゆうすけ(笑)』 」

私「 『ゆうすけ(指で空に)wwwwwwww』 」

K兄「 『ゆう(同じく)wすwwけwwwwwwちょwww』 」



イ「ははは!!!なにここ今ちゃねらーしかいないwwww」

ゆ「このゆうすけスレッド見たいわww実況や実況www」



あれはほんまちょっと大笑いしましたね。
さすがに職場の休憩室ではこういうネタはしませんしね。
てか、わかってしまう自分がもう逆にいやですけどね。
何が言いたいかと言うと、
スイーツ(笑)もバカにされてるけど、いやいやねらー(笑)も世間では同じ立ち位置ですよって。


ちなみにこのあと、さらにしつこくゆうすけが

「じゃあ、K兄も入れてこの三人やったら誰がカッコイイと思う?」と聞いたら、
下の娘のもも(5才)が横からさらりと答えた。


「ていうか三人ともけっこうふつうやでーw」


ももGJ! キレイに落としましたw




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  1. 2009/12/11(金) 11:02:21|
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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