どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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「お先にお待ちのお客様」・2

さて、 この 続きです。

そうして、寒空の中を開院前から外で並んで待っている覚悟で行った私だが
「あわよくば…」という密かな期待も実は少しあった。
っていうのは病院、特に町医者の多くは「診察は○時~」と銘打っていても15分前とかになると
開院して中で診察券受け取ってくれて、先に受付だけしてくれたりするじゃないですか。

その眼科はコンタクトレンズ科もあるぐらいそこそこ大きい病院だが元は町医者なんで、
もしかしたらもう受付だけできて待合室に入れてもらえたりするかも?と思いながら行ったら
案の定出入り口のドアが開いていて受付でスタッフの人が「保険証を云々~」とか言わはったんで
ラッキー座れると思って意気揚々と受付をしてもらい、本日の来院理由などを完結に述べ
もらった番号札を見たら32番だったので私は愕然とした。


エーまじかよ。


診察開始10分前に来たのに、もうすでに私の前に31人も並んでんの???


そう言うたら、こうして「この病院で平日朝の診察前から並んだこと」は、なかったな。
この病院には以前から来てるし最近ではいちごも通ってるけど、来るのは大抵仕事休みの土曜やったし
これはひとえに私の予想と計算がなんかぬるかったんや。それは実に私の不徳の致すところだ。

つーか、そもそも町医者の眼科と耳鼻科って、爺ちゃん婆ちゃん率高いしなー。
言うたら悪いけど基本的に「暇やから」やっぱ朝も早よから並んではったんやろな~。

「あーもう完全にしくじった~~~出だし最悪や~~~!」と、自分の読みの甘さを反省しつつ、
私はダメ元で受付のスタッフの方に「大体、どれくらいかかりますかね?」と聞いてみた。

受付「それはちょっとわかりませんね~」
私「ですよね、すみませんごめんなさい」
受付「今日はちょっと混んでますからね~」
私「あ、やっぱ今日は混んでるんですか?てか正直びっくりしました。診察開始10分前に来たのにもう32番ってどうなん?って。…実は今仕事抜けて来てるんで終わり次第すぐ職場に戻らんとあかんのですよね。職場の上司に昼までには戻るって言うてきたんですけど、それはもう無理そうでしょうか…?」
受付「今日は混んでるので一時間ぐらいはみていただきたいですが、さすがに昼までには終わりますよwww」
私「良かった~ありがとうございます!…なんかクレーマーみたいなこと言うてしまってほんますんませんでした、ごめんなさいね」
受付「いえいえw…では順番が来たらまたお呼びしますので、待合室でお待ちくださいね」



と、そうして通された待合室には私の前の31人がもうさぞや溢れかえっているのだろうと思っていたが、
そこにはわずか8人ぐらいの人しかいなかったので 「???」と、一瞬不思議に思ったのだが
ああそうか、多くの人は診察券だけ早めに出しに来て、一旦家に帰っているのだな?と思って
私は待合室の椅子に座り、診察時間になって自分の番が呼ばれるまでの間、しばらく眠ることにした。



病院の待ち時間が嫌いだという人は多いようだが、
私は結構、ってか、かなり好きなんですよ。「病院の待ち時間」が。
何故なら、待ってる間はもう何もしなくていいし、何も考えなくていいじゃないですか?
なんか自分の努力で待ち時間を短縮できるわけでもないし、順番なんやからどうしようもないしね。

そら子どもが赤ん坊の頃に風邪とかで病院連れて行って長いこと待つのはきつかったけど、
自分の診察で行く病院の待ち時間は、私にはもう五本の指に入る「至福の時」です。
「ただ待ってるだけでいい」とか、ほんまラクなもんやん。逆にもう究極の「休息時間」やで。
寝てても本読んでても誰にも怒られへん、しかも誰にもその時間を邪魔されない。
椅子もあって座れるし、空調もいい具合に整ってるし特に冬場なんか眠気を誘う暖かさで、
この時期、待ち時間にソファとか椅子で「うたた寝」をするのが私はもう最高の「幸せの時」だ。



そうして、わずか二分ほどでもう寝始めた私の耳に飛び込んできたのは
「○○さ~ん、二階の検査室にどうぞ~」という受付の方の言葉だった。



え?診察って10時からとちゃうの…?


と、戸惑っている私にさらに追い討ちをかけるように
「△△さん~。三階の診察室の前でお待ちください」と、別のスタッフが受付から言う。

なんかそうしてどんどんと待合室から人が呼ばれて減っていくので、私はもうわけがわからず
私は寝るのをやめて、受付に行って、「あの~診察って10時からですよね?」と聞いた。


受付「はい、診察は10時からですよ。10時にならないと先生が来ないので」
私「じゃあなんで皆さんどんどん二階だの三階だのに呼ばれてはるんですか?」
受付「検査は9時半から開始してるんです」
私「はあっ?」
受付「視力とか眼圧とかの検査だけはもう9時半から先にしてるんですよ」





検査だけは?
検査だけは?
検査だけは?






なんだそれは。





コンタクトレンズも眼鏡も着用しなくていい「ラッキー・アイ」をお持ちの方にはわからんかもしれんが
コンタクトや眼鏡を作るために眼科を受診している患者にとっては、その検査こそがむしろ「メイン」なのだ。

もちろん、それらの検査後に一回診察して医師の診断を受けなくてはそれらのアイテムは作れないし、
さらにコンタクト作成の場合は瞳に合ったテストレンズをつけた状態で再度、診察を受け
「レンズの健やかな動き具合」とかを医師によってチェックしてもらわなくてはいけないのだが
はっきり言うてうちらにしたら逆に視力検査&作成がメインで、診察はもう「おまけ」だ。

いや、わかるよ、なんかわかります。
10時に先生が来た時に患者をスムーズに診察に入れたい、そのおたくらの気持ちはわかる。

例えば、「眼科のついでにコンタクトの処方箋も出してますよ」ぐらいの病院やったら、
なんかそれもありっちゃありかもしれんけど、ただ少なくとも、
「京都 コンタクトレンズ」で検索して1ページ目に出てくるおたくの病院がそんなんしてるとか。



ひとつだけ言いたいことは


それやったら診察券に、診察10時~(検査9時半~)って書いといてくれよ




「10時からの診察で9時過ぎからもう並んでる客(患者)とか病的でちょっと怖いよな」とか
「寒空の中を執念で小一時間並んで風邪を引いたので仕事休みますとかなったらもうアホ丸出し」とか思って
ももを9時に保育園送ったあと、わざわざその病院を通り越し、あえて一旦家に帰り、
頃合いを見て診察開始の10分前に着くようにまた出直してきた私はなんかもう色々釈然とせず、
その日初めて至福の待ち時間を一睡もせず、ずっと「考え」をしていた。

もしかして私の診察券がなんか古いのかな?と思って、
最近通っているいちごの診察券を見たが、そんな情報はどこにも書かれていなかった。
ならば受付付近か待合室のどこかにそんな張り紙があるのかな?と思ってくまなく探したが
やはりそんな情報は一切どこにも提示されていなかった。




例えばこんなことをうちの店(開店10時)でやったら、もう即座に暴動になりますよ。


「本日の新聞折込広告に載っている先着100名様のボックスティッシュ五箱組を9時半から先行で配り始めます。開店は10時なのでお会計は10時になるまで出来ませんが、配るだけ(笑)。配るだけ、は9時半から開始します」


とか、そんなんしたらもう確実に、開店の10時前に並びに来られたお客様から、


「そんなことは知らされていない」 と怒られて袋叩きに合いまっせ。




次回、怒涛の最終章にそれはつづく

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  1. 2009/12/15(火) 02:47:20|
  2. どんつき(の、どんつき)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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