どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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りっさん相談室(ケース2)

さて。


こないだ、私はまたしても「恋愛相談」をされた。

っていうかもうおまえらほんま何回言うたらわかんねん!
私に「真面目な」恋愛相談をするな!!!


でもねえ、最近ちょっとわかってきたんです。
人が私に恋愛相談を持ちかける時というのは、いわゆるまともな回答を求めているんじゃないんだと。
言うたらちょっと「飛び道具」的な、なんかそうしたアイテムが欲しいのだと。


今回の相談者は私よりかなりかなり年下のツレで、
まあそうですね、仮にAちゃんとしましょう。

そんなAちゃんからの相談、てか、質問?とは。

「彼氏にいきなりグーで殴られたんやけど、怒ってもいいのかな?」



「先生ぇ~、黒板の字が見えませーん!!!」



私は「すまんけど先ず、彼氏にいきなりグーで殴られた経緯を詳しく聞かせてくれ」と言った。
すると、Aちゃんは「あのねー…」と、順追って話し出した。

①半同棲中(お互い合鍵を交換してて行き来してる)の彼氏が深夜、飲み会のあと、Aの部屋に帰ってきた。
②彼氏は上機嫌で色々しゃべりかけてきたが、Aはとても眠かったのでベッドの中で空返事をしていた。
③すると彼氏は「聞いてんのか~?w」と言って、Aに「ちょっかい」を出してきた。
④でもAはもうほんまに眠くて、「明日も仕事で朝早いしから、やめて」と言った。
⑤すると彼氏はいきなり凄くキレて、Aの後頭部をグーで思いきり殴りつけた。

Aちゃんは、自分がグーで殴られるほど怒られるようなことをしたとは思えないらしく
だとしたら、もしかしてそれは自分が怒ってもいいとこやったんじゃないか?と思ったそうだ。


私「てか、そこで怒らんかったら君はどこで怒るんかと逆に聞きたい」



ただ、Aちゃんが言うにはそんなことが頻繁にあるわけではなく
彼氏は決して酒乱やDV男などではなく、とても真面目で優しく朗らかな人で
時々、モラハラみたいなひどいことや嫌味を言ったり、そうしていきなり怒ってグーで殴ることもあるが
Aちゃんが残業で帰宅が遅い時はどこかで外食してきてくれてからAちゃんの家を訪ねてきたり、
Aちゃんが風邪で寝込んでいる時はコンビニでポカリスエットを一本買って遊びにきてくれたりするらしい。


私「ああそう。…ちなみにモラハラみたいなこと言われたりいきなりグーで殴られた時、自分はどう対応してんの?」
Aちゃん「黙って静かにしてる」
私「それはなんで?」
Aちゃん「…私が静かにしてたら収まるやろから…?」

なるほどな~。
まあそうした「スルー作戦」も賢いっちゃ賢いんかもしれんな~。



って おまえはアホ。


「黙って耐えてたら収まるだろう」とか、もうアホ。



何故ならば、それは問題解決を先延ばしにしているだけに過ぎず、言うたらそれは、


「虫歯が痛いけどずっと我慢してたら痛いのがなくなった」


みたいな話なのだ。
=神経自体がやられてしまって痛みの感覚が麻痺して鈍ってしまっているだけのこと。



日本には、いにしえより伝わる文化風習として
「女は三歩下がって男を立てるべし」とか、
「男の理不尽やわがままを辛抱して許せることこそが女の度量であり、そうすればいつか女は幸せになれる」みたいな、
そんなふうなんが大昔っからあって、いわばそんな「都市伝説」が2010年も今でもしつこく根付いている。

まあ、「三歩下がって男を立てる」は、ほんまにその男が好きなら女は自然にそうもなりますが、
「男の理不尽やわがままを辛抱して許せることこそが~」をずっと信じて耐えて生きてきたのであろう女性が
それを貫いた結果、いつしか女の幸せというものを見事ゲットして暮らしている、というような姿を、
ぶっちゃけ私はもうほとんど、というか「ほぼ確実に」見たことないですからね。

例えば、うちの店にも来はる「そういった類の老夫婦」とか、もう見てるこっちが辛いぐらい
「男の理不尽やわがままを辛抱して許せることこそが~」を歳老いた今だに現役でしてはりますからね。
(*詳細は「続き」に、続く)



よって、私はAちゃんに言った。


「君の中に今初めて芽生えた、これは怒ってもいいのかな?というその気持ちを形にするのだ」


Aちゃん「うん…。…え、彼氏と喧嘩しろってこと?」
私「喧嘩はしません。ではなくて、教えてあげる」
Aちゃん「???」
私「今あなたは人に対して喧嘩を売っていますよということをAちゃんが彼氏に教えてあげるねん。まあ、例えばやけど…」


①彼氏にモラハラみたいなひどいこと…例えば
「Aにこんなこと言ってもわかるわけないか?だっておまえ頭悪いもんな」と言われたとする。
②Aちゃん、「おまえ頭悪いもんなとか、人に対してそんなん言うたらアカンと思う」と、返す。
③彼氏「普通の人には言わへんよ。おまえが普通以下やから言うてるねん」
④Aちゃん「おまえは普通以下とか、人に対してそんなん言うたらアカンと思う」
⑤彼氏「なんやねんおまえさっきから!(と、グーで殴ってくる)」
⑥Aちゃん「(速攻グーで殴り返して)人に対してこんなんしたらアカンと思う」


Aちゃん「なんか、動物の調教みたい…」

私「まあ、言うたらそうですね」



Aちゃんが、「調教じゃなくて恋愛がしたいのに…」と悲しそうにつぶやいたので、私が
「それはそういう男を好きになったAちゃんの課題や。それができひんなら、モラハラみたいなこと言われてもグーで殴られてもいつか来るであろう幸せを夢に見ながらじっと静かにしてるか、…それか、自分もういっそ彼氏と別れるか?」
と言ったら、Aちゃんは

「彼氏と別れるんはいや!…彼氏と別れるぐらいやったら私は今までの自分と戦う」

と言った。



素晴らしい決意です。君に幸あれ。




そんな彼女の決起に心打たれた私は、+αアドバイスとして


「二人で少林寺拳法を習いに行ったらどうかな?」


と言った。




Aちゃん「え???少林寺拳法???www」




私「はいそこ。…なんで笑ったのかな?」
Aちゃん「だってwww少林寺拳法wwどこから出てきたん?ってwww」
私「あ、おまえ、少林寺ナメんなよ?少林寺拳法は信頼関係がなかったらマジで大怪我するからね?」
Aちゃん「そうなんや?wwwじゃあそれも考えておきますw」
私「じゃあそれも考えておきますやと~~~?リー・リンチェイすなわちジェット・リーにおまえはなんか謝れ」
Aちゃん「wwwww何言うてはるんかわからんwww…りちさんありがとう、また話聞いてくださいね」




私がひとつだけ言いたいことは


お願いやから、私に恋愛相談をしないでください。



「続き」。


歳の頃なら、70代のご夫婦でしょうか?

来店されるなり、腰の曲がった奥さんが膝をかばいながら(関節痛?リウマチ?)
店内を「本人なりの」可及的速やかな早足であちこちかぎ回り、
ご主人のほうはというと、入り口付近にどーんと突っ立ったまま、
「遅いな~どんくさい、早よせえや~」とか、そんな小言をずっと言うてはると。

そうしてしばらくして奥さんが「かんにんな、あらへんみたいやわ~」と戻ってきはって
するとご主人はごっつ不機嫌そうに「おまえはもうほんまどんくさい!」と怒らはると。

「奥さんの白髪染め」でも探しに来はったんかなあ?と思って、
私が、「何かお探しですか?」と奥さんに声をかけると
奥さんがなんかもうとてもホッとした…てか、むしろすがりつくような感じで
「ひげそりを見に来たんやけど、場所がわからへんでね…」と仰る。

私「ひげそり?…顔(の産毛)あたらはる(剃る)カミソリではなくて、ひげそり?ですか?」
奥さん「いやや、私が使うのんと違うよ?(と、そっとご主人を見やる)」
ご主人「(ふんぞり返りながら)こいつがここやったらひげそり置いてはるんちゃうか言うから来たのによう見つけへんねん。ほんま、どんくさいやつやで」
奥さん「かんにんえ~」
私「あ、お父さんのひげそりを探してはるんですか?」
ご主人「そや、わしのや」
私「ひげそり、置いてますよ。こちらです、ご案内します」
奥さん「ありがとう、忙しいのにかんにんえ~(と、奥さんだけがついて来られる)」
私「…お父さん?何してはるんですか?お父さんのひげそりなんやからお父さんが見てくれはらんと」
ご主人「ああそうか(と、一緒についてこられる)」

私「男性用のひげそりはここに置かせてもろてるんですよ。替え刃もここに置いてます」
ご主人「わかった、もう覚えたで。ひげそりはここに置いてるんやな?」
私「ありがとうございます」
ご主人「今度ひげそり買いに来る時は、どんくさいオバハン(奥さん)置いてわし一人で来るで!」
私「(奥さんに)…ですってwひとつ仕事が減りましたね、お母さん」
奥さん「(小声で)ほんまにそうしてくれたらいいんやけどね…(苦笑)」



例えばそうして、いつもいつでも第三者の私が「お父さんの調教」を手助け出来ればいいが、
だが、あのお母さん(奥さん)はこれからもずっと死ぬまでああして、
あのご主人の理不尽とわがままと顔色に振り回され、辛抱を続けて生きていかはるんでしょう。


ご主人の肌の艶や張りの若々しさに対し、
目元がくぼみ、顔全体くすんでシワだらけな奥さんの疲れたお顔は、見ててもう辛かった。
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  1. 2010/07/15(木) 02:30:44|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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