どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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「娘婿は可愛い」。

さて。

こないだ、とある弟分のツレから「ひさしぶりー。体調どうよ?」と電話がかかってきて、
「おう元気やでー」とか言いつつ軽快なトークで笑い合った後、「俺、来年結婚するかも」とそいつが言い出し
彼女がいることは知ってるし面識もあるのでそんなビックリはせえへんかったけど、なんか不思議な感じだった。

ジェーン(下の弟)よりもさらにさらに年下のそいつは私の中で「なんかもうめっちゃ、弟」って感じなので
そんなそいつが結婚するとか、「私も歳とったんよなあ~」って思った。
なんかこんな感じで、そのうちいちごが「ママ、紹介したい人がいるねんけど…」とか言い出すんでしょうね。



てかやばいそれ、スッゲー楽しみ。


うちのオカンも生前言うてたけど、オカンにとって「娘婿」ってなんかほんまに可愛いらしい。
むしろ自分の息子よりも可愛いって言うてましたしね。何故ならば、
「あんた(私)の婿さんは、(我が息子らが私に浴びせるような)きつい言葉を決して吐かないから」と。

オカン「(上の弟)やらジェーン(下の弟)は、オカン!言うやん?オカン早よせえや!とかな。でも○○くん(元旦那)は、オカン!とかそんなん言わへんやんか?お義母さん、って優しく呼んでくれる」
私「ハア?ってか(可愛いと思う)理由ってそれだけ?てかそれただの遠慮やろ。つーかあいつただ外ヅラいいだけやし」
オカン「外ヅラでもなんでもいいねん。とにかく○○くんは優しい。だから、ケーキが一個だけあったら(上の弟)でもなくジェーンでもなく、○○くんに残しておいてあげよう♪って思うぐらい、もう娘婿はほんま可愛い」
私「あーそう。何言うてるか全然わかりませんけど」


だが、自分が36才、娘が11才(来年中学生)になった今は、あの頃のオカン(45才)の気持ちがなんかわかる。
まして、うちには「…とは言っても実はやっぱオカン(母親)が大好きな息子(男の子)」がおらず


「オカンみたいな流行遅れのダッサいオバハンにはなりたくない」


とかそんなんを平気で言う娘(女の子)しかいないので、
息子と娘の両方がいる母親よりもおそらく、私の「娘婿妄想」は広がりまくりんぐ、だと、我ながら思う。


変な話、娘の婿さんがちょっと腕にタトゥーとか入れてても許容範囲になるかもしれないですからね。

ジェーンが腕に嫁はんと子どもの名前彫る言うた時は「おまえはアホか」とさんざん言うたけど。

私「今はタトゥ~とか言うて若い子らがファッション感覚で調子こいてるけどあんたは刺青の歴史を知ってるんか?刺青っていうのはな、そもそも罪人の証やったんやで?囚われてた罪人が、死罪こそは免れたがおまえは罪を犯した人間や、として一生残る刺青を体に入れられてから世に放たれたんやで?幕末の京都にも刑場があったでしょうが。今、○○ビルのあるとこやけども。あそこから、刺青入れた罪人がもうぞろぞろと出所してきてたんやで?正味の話で」
ジェーン「はいはいw幕末ノイローゼはもうええからw」
私「っていうか聞けってほんま!ちゅうか子どもの気持ちも考えたれよ。刺青入れてるオトンに授業参観来られてみろや。んなもん子ども絶対グレよるわ」
ジェーン「だからそんな目立つとこには入れへんって。腕の(上の)この辺にする」
私「てか、それが目立つ目立たんの話やないねんって!お姉が今言いたいのはその、墨入れた事実について、の話や!」
ジェーン「そんなん言うたらお姉かって根性焼きの跡あるやんけ!」
私「てかいつの話や!wお肌のターンオーバーでもう見事とっくに消えとるわ!wっていうか、刺青はほんまアカンで。ええな?絶対、絶対にやんなよ?」
ジェーン「それって、ダチョウ倶楽部?w」
私「竜ちゃんちゃうわボケwww」


でも、それが娘婿やったら、なんかそれも許してしまうかもしれない。
もちろん「本人がちゃんとするとこはちゃんとしてるやつ」なことが大前提ですけどね。

「やっぱタトゥーとか流行ってんの?ジェーン叔父ちゃんもなんか彫ってるわ~」って、なんかなるかもしれない。

最近流行の「ドクロマーク」の入った洋服や持ち物をいちごが欲しがった時はそれを全力で阻止し
「百歩譲ったとしても、直径3センチ以内のごく小さいドクロマークが入ったTシャツしか許さん!」と言って
ダイヤモンド・ハナで母娘で大喧嘩の言い争いを繰り広げる私でも、娘婿にはなんか甘くなるかもしれない。


っていうか。


母親にとって「娘婿」って、そもそもなんでそこまで「可愛い」のか。


死んだオカンが言うてた「お義母さん、って優しく呼んでくれるから」っていうような、
そして今の私が「(我が子からきついこと言われてるから)その気持ちわかるわかるw」って思う、
なんかそんな単純な理由じゃないような気がするんですよね。

逆に言うと、「おかあさん」って優しく呼んでくれるだけなら、
ただそこ「だけ」を可愛いと思うなら、それはもう「娘婿」でなく「娘の彼氏」でもいいわけですが
オカンは娘(私)の彼氏にはあまりそうした「手放しウェルカム」はしてくれなかった。




私が現時点で付き合ってる彼氏の名前を、
オカンが「元彼の名前と間違って呼んでしまう」という、
もう信じられないようなミスを犯すということも、多々あったし。




私は恋人の存在を親や家族に隠さない娘だったので(歴代の)彼氏を普通に家に連れてきたりしていたんですね。
っていうか逆に、「常に変人が個性争いしてる」みたいなこの家族について来れないようなやつ(男)は
多分そこで育った私とは付き合えないだろうと思っていたので、いわば逆に、「この家族の存在」を彼氏に隠さなかったんですよ。

と、そんな変人一家共の巣窟に連れて来られ、
最初に「りちの彼氏です」と自己紹介もし、もう何回もこの家に来てるにも関わらず、
その彼氏くんに対して、オカンが言いよるわけですよ。なんかもううっかり言うてまいよるわけですよ。
「トシくん(←ちょwそれ元彼の名前w)、おばちゃんアイス買うてきてん~。アイス食べるか~?」とかね。



「シーン…………。」でした。



ほんまにもう漫画みたいな「シーン…。」という「…シーン。」な、それはシーンでした。



トシくんが元彼の名前であることを彼氏くんは知らないが、そういうのってもう空気でわかるじゃないですか。
なんぼ高校生のガキでも、それはなんかもうわかるじゃないですか。
よって、その場(名前間違い炸裂なオカンがいるその場)で彼氏くんが物申すことはなかったけど、
後から二階(私の部屋)に上がった時、それはもうさすがに聞かれた。


彼氏くん「トシくんって、誰?」
私「前の彼氏…。てか、うちのオカンほんま天然やねん!だからごめんっ!」
彼氏くん「それやったらいいねんけど……。俺、なんか嫌われてんのかなー?と思ったわ」
私「ほんま天然やねんあの人!もうほんまにアホな人やねん!もうほんま、ほんまごめん!ごめんな!」


てなわけで、私と彼氏くんはまあ別れたんですが。


そうなると私も、そのオカンの粗相に対してもう黙ってられないんで
「オカン、自分ほんま天然にも程があるで!?」とキレたら、オカンは
「ごめんごめんwでもやっと彼氏の名前覚えたのについからついから(次から次から)彼氏連れてくるあんたも悪いねんでー」
とか言いやがった。



この人はもうダントツに頭がおかしく、救いようのない天然だ。
大人のくせに空気読めないうちのオカンはもうほんまにアホや。。
しかもなんかそうして論点すり替えやがって、「反省」をしろよ!「反省」を!!!




でもね、今となってはちょっと思うんです。


あれ、もしかしたらオカン、「わざと」やってたんちゃうかな?って。


なんぼ小憎たらしいこと言う娘でも、やっぱなんか可愛いから、それは幸せになってほしい。
そんな娘が「男女交際」してる段階では色々ちょっかい出して「(相手を)見極め」たくもなるのかもわからん。
でもいざ、娘が「この人と結婚する」って決めた人(娘婿)には、それはもう「オールOK」になるんかもなって思って。

それこそ、


「不束な娘ですが、どうぞ宜しくお願いしますね」


って感じで。


オカンが死んでおらへんなった今や「ぶっちゃけあの時どんな気持ちやったん?」とかはもう聞けないですが。
っていうか、もっと言うと、そうしてオカンが「オールOK」としてくれた「可愛い娘婿」と、
オカンの死後、私は結局別れてしまったんですがwww


笑ろとけ笑ろとけ、りっさんなんかもう笑ろとけwww





そんな私が今ひとつだけなんとなくわかったことは


「母親が娘婿を可愛いと思う気持ちは即ち、娘を可愛いと思う気持ちなのである」




てなわけで。

「俺、来年結婚するかも」という報告をくれた弟分なツレに私が今ひとつだけ言いたいことは


「こんな俺が嫁の親にこんなに大切にしてもらっていいの?」とか、
「そんな心配しなくていいんだぜ?嫁の親も、今ごっつ幸せな気持ちなんだぜ?」



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  1. 2010/09/03(金) 02:10:42|
  2. 恋だの愛だの何だの、ネタ

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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