どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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秘湯・名湯 「ヤ○ザ風呂」

さて。

今年、以前勤めていた会社の同期が二人結婚する(もうした、と、これからする)にあたり
お祝いと言ってはおこがましいが何か同期ネタを書こうと思って、同期と過ごした日々を色々思い出してたんですが
やっぱこれしかないな、ってことで、今回は昔15年ぐらい前に行った、とある同期旅行の思い出について書きます。


さて。

その前にちょこっと私の愛する同期達を紹介させていただきますと(一部仮名。珍しい名前なんで特定を避けて)

上ちゃん(男。気が優しくてマメな兄ちゃん肌だが恐ろしいほど時間にルーズ)
とだやん(男。鈴鹿のライセンスを持っているバイク乗り。何度か事故に遭い、肩にボルトが入っている)
ショウちゃん(男。シュールな笑いを好む寡黙な青年。その一方で頑固な職人気質があり、譲らないとこは絶対譲らない)
ゆうちゃん(女。実はしっかり者なのだがわりと天然で、同期の癒し系お姉ちゃん的な存在)
ひらさん(女。…てか女、で合ってるよな?と確認しそうになる、なんか男前なやつ。詳細は この記事 で)
とも(女。京都で一旗上げたるでい!と、京都府下の郡部から出てきた気の強いやつ。私の相棒)
りっさん(女。私。基本的に今とあんま変わらんが、若かりし頃は反骨心満開のヤンチャ娘でした)

という7名が私の同期なのだが、実はこの同期はあくまでも「本社の」同期で
場所が離れている・仕事内容(カテゴリー)が違う他の事業所にも数名の同期がいて、全部で14人?ぐらいいたのだが、
ここで紹介した本社同期以外とは、入社当初の新人研修以降慰安旅行ぐらいでしかほとんど顔を合わすことがなく、
本題の「同期旅行」にも関与してないので割愛ってことで。

ちなみに「上ちゃん」だけは総務部に勤務していたので、他6名(デザイン課勤務)とは部署が違ったんだが
同じ本社で隣合う建物の中にいたので、廊下とかで毎日普通に顔を合わせていた。
あと、「上ちゃん」が大卒、「ゆうちゃん」が美術短大卒、だったので
高卒就職組のうちらよりも二人は若干お兄さんお姉さんだったが「同期は同期」なんで、最初からタメ口でした。

あ、いや違う。
今思い出したけど「とだやん」と「ショウちゃん」は最初の頃、「上ちゃん」に対して敬語使ってたな。
男同士ってか同姓同士って、やっぱその辺り若干気ぃ使うとこあるんですかね?
でも、うちら「女の子チーム」は同姓の「ゆうちゃん」に対して最初からタメ口やったしな…。
あれはやっぱ、ゆうちゃんの持ってる「癒しオーラ」の成せる技やったんかな?

まあ、なんかそんなこんなで、
だがそれも、私や「とも」(高校出たての18才)が、4つ上の「上ちゃん」に

「なあなあ、大学って広いんやろー?学校の中で迷わへんの~?」 とか

「大学行くとか、上ちゃん勉強好きなん~?家でも毎日勉強してたん~?」 とか

なんかそんなアホ丸出しトークをしてるうちに、とだやんとショウちゃんも
「あ、なんか、そんなんしてもいいんや?(上さんはそれを怒らず受け止めてくれるんだ?)」
みたいな感じで、なんかその辺も「なあなあ」になっていったんかもわかりません。いや知らんけど。



てな感じで。



うちらの同期は、とにかく仲良かったんですよ。
先輩らに「おまえらの同期ほんま仲ええよな」って、ちょっと笑われるぐらい。

「仕事中にチャラチャラしゃべったりして、なんか常に同期で群がってる」とか
そんなんはもう一切なかったのだが、多分、先輩らに「仲ええよな」と笑われていたのには、
うちらの同期が毎月毎月飽きもせず、「同期飲み会」を開催していたからだと思うんですよね。
だんだんとなんやかんやで毎月は集まれなくなって年に二回とかになったけど、
それでも入社して最初の二年ぐらいはほんまに毎月毎月やってた。

え?
「てか飲み会って、りっさん高卒で入社したんなら未成年なんじゃあ…?」って?

いや、主語が「酒」とは一言も書いてないですから。逆に「オレンジジュース」かもわかりませんから。
っていうかまあその辺は

「なんか察しろ」



そしてさらに、うちらの同期は、
毎年夏には琵琶湖に日帰りで泳ぎに行き、年に一回必ず旅行に行っていた。



今思うと、あれは「全員独身だったからこそ」成せることだったと思うんですが。
「自分が稼いだカネは、もう全部自分の好きなことに使える」っていうね。
私はその頃一人暮らしをしてたんで家賃とかの生活費が実家組のみんなよりはかかっていたが
それでも全然余裕で遊べたし、欲しいもんもポーンと買えるぐらいゆとりがあったんで。

だが、そうしてなんぼカネの面では自由が効く独身貴族であっても、
私と付き合っている恋人としてはなんかおもろないところもあったようで、
若かりし頃のりっさんは毎年毎年、「同期琵琶湖」や「同期旅行」の時期になると
その時々に付き合っていた彼氏から「それ、男も参加するん?」とか聞かれ、
私にしたら男っていうても彼らはツレなんで別にやましいこともないし、普通に「うん」と答えると、
彼氏はハッキリと「行くな」とは言わないが、なんかあからさまに機嫌悪くなったりして、
私は(あーもうめんどくせえな~てかそこまで入ってくる?あんた関係ないやん、うっとしい)と正直思っていた。
だから恋愛(特定の恋人がいる状態)とか不自由で嫌やねんな~。しつこく機嫌悪かったらもう別れよ~、と。


ちなみに、今もしも、彼氏さん(かっちゃん)が、
「女の子も参加する旅行に行く」とか言うたら、
りっさんは確実にガチギレしてめっさ文句言うと思いますけど。




話、戻って。



バイク乗りでしょっちゅう鈴鹿のレースに出てたとだやんが
「荷物がいっぱい詰めて、荷台で車中泊も出来る」という理由で、当時ハイエースに乗ってたんで
琵琶湖に泳ぎに行く時も、同期旅行に行く時も、その「五人乗りのとだやん号」に無理から七人乗って行ってました。

行き先までのナビは大概、ちゃんと道を調べてきてる上ちゃんだったので、上ちゃんが助手席に座り、
二列目シートに、ゆうちゃんとひらさんとショウちゃんが座り、
後ろの荷台に私とともが座って、歌うたったり下品なしりとりをしたりして、多いに盛り上がっていた。
ほんまは「荷台」には「荷物以外のもの」を乗せたらあかんのですけどね。良い子はマネしないように。
てか普通、鉄板むき出しでケツが痛くなる「いわば下僕席」な荷台なんぞ誰も座りたがらないと思うが、
私とともは毎回好んで荷台に座り、布団とか小さいテーブルを持ち込んで「快適空間」をプロデュースし、
とだやん号の荷台を「ステキなリビング」に仕立て上げていたんで
時折、二列目シートの三人が「お邪魔しまーす」とか言って、自分の座る席があるのにあえて荷台に遊びに来たりしていた。
あれはおそらくキャンピング・カーのはしりだったよな、と、我ながらそう自負している。あ、全然違う?w

まあ検問に合うたらなんしか一発でアウトだったと思うが、そして幸いそのようなことは一度もなかったんだが、
逆に、そこはもうずっと難なく突破出来てきたにも関わらず、

うちらが「同期旅行」に行くと毎年必ずなんらかのミラクル(トラブル)が起こった。


まず、一年目の同期旅行。

今は無き「琵琶湖の紅葉パラダイス」に行った時、ひらさんが、着いてすぐ盲腸になった。

京都滋賀の人間には当時「紅葉パラダイス」はかなりメジャーな娯楽宿泊施設だったんですが
知らない人のために簡単に説明すると、

一人一万円以内で一泊二食付き
(ただし夕飯も翌朝食もお食事処の大ホールでいただく)
夕飯食いながら歌手のコンサートを観賞できる
(ただしステージに立ってるのはあんまりテレビで見たことない歌手の人)
今でいうスーパー銭湯が施設内にあっていつでも入浴できる
(ただし各種オバハン団体がいつでもいるので、そんだけ風呂広いのにも関わらず結局若者は隅っこに追いやられる)
ちょっとした遊園地が施設内にあっていつでも遊べる
(ただしどの遊具にもそれを作動する人が常時いない。例えばジェットコースターに乗りたいと思ったら、券を売ってるおばちゃんに、ジェットコースターを動かしてくださいといちいち頼みに行かなくてはいけない。しかもそのジェットコースターは概ね木製なのに調子に乗ってなんと琵琶湖上にまで張り出しており、おばちゃんのスイッチによってそれが動き出すと、かつて聞いたこともないもう絶対的に変な、ギギギ…という音やガコンガコンという音や、ガタガタガタガタガタ…という様々な音が始終鳴り響き、もういつこれがこっぱ微塵に分解して琵琶湖に投げ出されるかもわからないという、そんなある意味斬新な恐怖がもう全部の遊具にある)

みたいなとこで。

そんな「紅葉パラダイス」で、ひらさんは、遠心力の力でめっちゃぐるぐる廻るブランコみたいな遊具で遊んだ直後
「お腹痛い」と言い出し、その尋常じゃない痛がり方にうちらはビビって
「とりあえずどっか近くの病院を探して、ひらちんを放りこもう」ってことになったんだが、
なんとそこで急性虫垂炎(盲腸)が発覚し、
もしや手術になるかもしれんひらちんを、すぐに京都に強制送還させなくてはいけないことになった。

よって、
ひらさんは夕飯も食べられず、さらにその日のステージはなんと八代亜紀だったのに
ひらさんは、亜紀の「生・舟歌」を聴くことも出来ず、
滋賀に着いてたった数時間で「とだやん号」でまた京都に帰ることになり
そんなミラクルを起こしたあのブランコは、うちら同期の中で「盲腸スイングw」と命名された。



そして、二年目の同期旅行。

南山城村という京都と奈良の県境の超超ど田舎の民宿でのんびりたっぷり二泊する計画を組むも
実はしっかり者である癒し系のゆうちゃんが、まさかまさかの体調不良で当日になってドタキャンをした。

その前日、なんやったか忘れたけどなんか飲み会があったんですよね。
そこで、ゆうちゃんは飲みすぎてしまったみたいで、尋常じゃない二日酔いに見舞われたようで。
逆に、私やともなら「こいつらならそれもさもありなん」な話でもあるんですが、
実はしっかり者のゆうちゃんがそんなことになって当日ドタキャンするとか、もうほんまにミラクルで。

ゆうちゃん「上から(吐いて)下から(下して)、なんか私、大変なことになってるねん…」

全員「上から下からとかwゆうちゃんはそんなん言うキャラじゃないやんか!そんなん言うたらあかんってwww」

そうして、ゆうちゃんは「ほんまにごめん」を百回ぐらい繰り返しながら、旅行を欠席することになって。
うちらは、「もうほんまマジでよっぽどしんどいんやで。ゆうちゃん大丈夫かなー?」とか言いながら
その晩はしんみりと、猪の肉とか鯉の洗いとかを食うて、各々しょんぼりと温泉に浸かった。

ほんなら次の日。

ゆうちゃんから「心配かけてごめんね、元気になりました」と連絡が来たので
「おい、元気になったらしいぞ!ほなもう、ゆうちゃんを迎えに行こうや!」みたいな話になって、
ゆうちゃんに「来れるか?」って聞いたら「行きたい」と言うので、
とだやんと上ちゃんが「とだやん号」で往復4時間かけてゆうちゃんを迎えに行き、
晴れて、ゆうちゃんを交えて全員集合となった。
そうしてそれは、うちら同期の中で「ゆうちゃんの、上から下から伝説w」と命名された。


とも「うちら(が同期旅行すると)、なんかあるよなあ?w」
上ちゃん「あるよなあ~w」
私「一回目が盲腸スイングで、二回目が上から下から伝説でw…三回目、何が来るかな?w」
ショウさん「そろそろ死ぬ人とか出たりして…」
とも「その『陰(シュール)』な発想やめろwww」
ひらさん「盲腸スイングのことはほんますまんかったw」
ゆうちゃん「私もほんまごめんー…でも、ゆうちゃんを迎えに行くってみんなが言うてくれた時、私、嬉しかった…」
全員「(ジーン……)」


「当たり前やん!だってうちら最強の同期やん!」


と、そうして感動的に笑いあいながら、

「三度目の正直に起きる恐怖のミラクル」を、この時まだ、誰も知る由はなかった。


続く
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  1. 2010/09/12(日) 01:53:52|
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プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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