どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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料理のできる男???について。

さて。

先日、爽やかな秋晴れの下、いちごとももの運動会が執り行われました。
5年違いのいちごとももが一緒に学校の運動会に出られるのは、今年が最初で最後でした。
だが、二人は赤組と白組に分かれてしまい、家庭内でも双方、所属チームの応援合戦に余念がなかったのですが
当日、高学年の紅白対抗リレーの時、赤組のタスキを着けたいちごがコースに立つなり、ももはうっかり白組の陣地で

「いちごちゃん、がんばれえええ~!」

と、力のたぎり叫んでしまい、白組応援団長の6年生にちらっと見られたのだが、やばいと思ってすぐに
「白勝~て、し~ろ勝~て♪ あ、ほいほ~い♪」とか適当に歌って踊ってごまかしたら、いい具合に笑われたらしく
「おこられへんかったし良かったあ~。ももちゃんセーフやった♪」と言っていて、それを聞いたいちごは
「あんたもう///恥ずかしいねん!」とか言って照れていたが、まんざらでもないようだった。


嗚呼なんと美しき哉、姉妹愛。

と、ここまで、昨深夜一旦アップした記事の使い回しで、実はこの後に尖閣問題の記事を書いたんですが
書いてはみたもののなんかまだイマイチ自分の中でも考えがまとまってない、まとまりきらないのと、
気候が良く過ごしやすいこの時期にきな臭い話するのがなんとなく嫌になったんで、
尖閣問題についての記事は一旦保留ってことで。時事ネタはやっぱ難しい。よってまたそのうち書きます。


てなわけで。

代わりと言ってはなんだが創作詩をアップしてみたんですが、昨今、秋の訪れと共に恋の足音をあちこちで聞きますね。
それによって受けたインスピレーションを私はもう漏れなくストックさせていただいてるんですが、
先日、彼女のいる男友達と「もし、恋人の他に気になる人ができたらどうするか」って話になり
まあ色々意見交換をした結果「なるようになるやろから、自然(な気持ち)に任せるしかないよな」という結論に至った。

誰でも最初から「こいつとはいずれ終わるな」と思って付き合わないじゃないですか、人によるか知らんけど。
その時はその人が一番好きと思って付き合うわけじゃないですか、それも人によるか知らんけど。
ぶっちゃけもしかしたらいつか他にもっと好きな人ができるかもしれないが、今はその人と夢中で付き合っている、と。
そう考えると恋愛って危ういなあと思いますね。恋人と共にしている今が、明日にはもう過去の出来事になるのかもわからんし。
なんか哲学的な話になってきた?いや、そうでもないかw


さて。まあそんな感じで。


その男友達とさらに話しているうちに「料理のできる男は、実際ポイント高いのか?」って話になった。

私「てか、どっちか言うと後片付けしてくれる男のほうが私は好きやけど」
ツレ「オイオイなんか所帯じみてるぞ、ガンバレりちwww」
私「いやいやマジでwっていうかさー、男が料理した後の台所って大概ぐっちゃぐちゃのまんま放置やんか?それ誰が片付けるの?私?みたいな」
ツレ「料理してやってんねんから、後片付けぐらいせえよw」
私「出た!『してやってるねんから』…何様それ?王様?俺様?そんなん言われるぐらいならしていらん。後片付けをするところまでが料理です」
ツレ「小学校の遠足かw」
私「いや、でもほんまやしwwあと、男の『俺は料理できる自己申告』は、私は話半分に聞いてる。女で言う、『私、機械もん得意よ』ぐらいに」
ツレ「私、機械もん得意ww言うやつおるおるwww」
私「なんかわかる?wしかも料理できる言うからどんなもんかと思ってたら実は焼き飯とカレーしかできひんって、それ料理言わへん」
ツレ「王将とココイチで間に合うなwww」
私「まあ、うちの元旦那なんですけどねwwしかもやたら手際悪いし遅いし、もうええわ代わるわ日が暮れるわ、って」
ツレ「いや、そこはちょっと辛抱してやらせてやってくれよ~」
私「いやもうほんまええから。…ってな、もうそんななるぐらいやったら、食後の後片付けしてくれる人のほうがなんぼも嬉しい」
ツレ「そうか~。まあ元々、おまえが自分で料理するんが嫌じゃないってのもあるんかもわからんけどな」
私「ああ、それはあるかもしれん。まあ人参の皮向きもできんレベルまでいくと逆に、人間として大丈夫か?って思うけど、料理できる・できんは別にどっちでもいいわ」
ツレ「なるほどな~~~。…いやいや、貴重な生のご意見ありがとうw」


と、ツレにはそう言ったが、実は私は料理ができない男の人のほうがどっちか言うと好きなのだ。

あ、もちろん、そのことについて開き直ってふんぞり返ってるやつには


「いっそ餓死しろ」


とか思うし、

彼氏さん(かっちゃん)のように、私が二度寝の布団の中でしつこくぐうたらしてる日曜の昼とかに
「いちご、もも、集合~。今から昼飯作るけど、何かやりたい人ー?」とか言って、料理好きの娘らも誘い(←このへん巧い。やっぱ先生)
冷蔵庫にある食材で献立を立てて、パパッとお昼ご飯を作れる人には


「ありがとう」


と思うのだが、


だが私は、実は「料理ができない男の人」が好きなのだ。

っていうか、もっと詳しく言うと、

「(自称他称共に認める)料理ができない男の人が心を込めて作った一品」

が、私は好きなのだ。



さて。ここから本題。



詳しい話をするとまた長くなるのでそこはもう一切合切割愛するが。


その頃。


私は、精神的にも肉体的にも、なんかもうとてもとても疲れきった状態で、
長年の親交があり、誰よりも親愛なるその人の元に、まさに裸一貫みたいな状態で転がり込んだんですね。

その人はちょっと特殊な仕事をしている人なので、
その仕事の都合上、いわゆる「別荘地」みたいな人里離れた山奥の一軒家で一人で暮らしていて(忍者じゃないよ)
私は、家政婦になることをも覚悟でその人の元に転がりこんだのですが、その時、その人に言われたことは

「家のことは何もしなくていい。ただ、原稿だけは絶対に落とすな」 


当時、私はとあるテレビ局での書き物の仕事を持っていたので、毎週確実に原稿を上げないといけなかったんですね。
プライベートでどんな事件があろうと、もう何んにも浮かばないという飽和状態であろうと、「締切は締切」、みたいな。
クリエイターとして、私の何百歩も何万歩も先を行っている彼が
「で、なんで家出したの?相方と喧嘩でもしたの?それは帰ったほうがいいよ~」とか、
そんな下世話なことはもう一切聞かない、言わないで、
「原稿を落とすな。ここに置いてやる条件はそれだけや」って言うて、
駆け出しの、いや、まだ、駆け出してもいない私を、
「自分と対等」としてそこに置いてくれたことにもう凄く嬉しくて、多大なる感謝をしたんですが、

ただひとつだけ私が感じたことは

「この家には、調理器具や調味料の類がないんですが…?」


そして、その私の質問に対するその人の答えは


「俺は料理できひんし、しいひんから、必要性がない」 と。



切羽詰まった私には、もうここしかなかったからここに来たわけやけど。

下界とは完全に寸断されている、この山奥で。
車、ない。歩いて降りるだけで数時間かかる。おもむろに挑戦してみたけど、途中で道に迷って引き返す。
ツレらが「陣中見舞いに来たでw」言うて仕事の外回り中に差し入れの弁当とか持って訪ねて来てくれて、
その一瞬はなんか和むが、やはり辺りを見渡しても食べられるんかどうかわからん野草ぐらいしか生えてない。
朝昼晩、美味しいご飯、作りたいのに、作れない。
…私は、なんと無力なんだろう。なんと弱い人間なんだろう。
…書くしかない。もう「書く」ことで生きるしか、私に生きる道はないんだ。

と、そんな生活の中、

「俺は料理できひんで」と言っていたその彼が、

ある日、生ハンペンと醤油を買って帰ってきたんですよね。


彼「今から料理をする。これを焼くで」
私「???…はい。」
彼「これ、焼いたら美味いねん。…まず、ここで三角形に切る、と」
私「はい。」
彼「あとは焦がさんように、フライパンで両面を、じっくりと焼く」
私「はい。……てか、料理できひん、しいひん、って言うてはったじゃないですか?」
彼「でけへんで。俺は料理でけへんし、普段はこんなん絶対せえへんよ?」
私「迷惑かけて、すみません……。」
彼「迷惑ではないよ。……。無理して食べんでもええしな」
私「……。」


ぶっちゃけ、
片側焼きすぎ片側半生+焼き上がり寸前にかけたであろう醤油コンボのそのハンペンは美味しくはなかったけど、
料理ができない(てか、苦手意識が先行して今までしたことない?)彼がそうして頑張って焼いてくれた、
あの、クソ不味い、究極に、クソ不味い、愛のこもったハンペンの味を、私は生涯忘れない。

あんなに簡単な調理法なのに、あれはもうビックリするほどに不味かったのだが、
料理下手な彼があんなに一生懸命作ってくれた「愛の味」を越えるものには、私は未だ出会っていない。


なんか、そういうこと。



おまけ。


そして、その夜、
ハンペンの彼と私は、それまでの十年来に渡る恋だか愛だか師弟関係だか同志だか親友だかなんかよくわからないが
とにかく大切な関係で距離を置いていたプラトニック(不器用)な境界を超え、初めて男と女の関係になったのでした。


そして、
ハンペンの彼が私のことを
「あいつの抱えてる状況を全部身請けして、俺が、あいつの才能をもっと伸ばしたかった」
って思ってくれてはった、というのを、だいぶ後になってから、回り廻って聞いた。


なんか、色々ごめんなさい。忘れない。絶対、忘れられませんから。
>ハンペンの彼




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  1. 2010/09/30(木) 02:12:32|
  2. 思い出のネタ(社会人編)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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