どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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ももちゃんと、三つのラスク。

さて。

先日、ももがお世話になっている学童保育(児童館)のお祭りがありました。
地域の子どもたちや地元の人々にたくさん来ていただいて、児童館の取り組みを発表しよう!みたいな、なんかそんなテーマで。

出し物としては、子ども向けのゲームとか、学童の子どもらによる太鼓の演奏とか幼児クラスさんの親子体操とかがあって、
売店では、わたがしやフランクフルトや、変りダネでは京都府下の農家さんから仕入れた無農薬(低農薬?)野菜とかも売っていた。

お祭りの主催は児童館なので、売店の売り子も基本、
学童に通う子どもらと、サポートに来てくれた中学生高校生のお兄さんお姉さんら(学童保育に通っていたOBの子ら)と、
児童館の先生方、学童保護者会の役員さん、それと地域団体役員有志の方々のお手伝いによって賄われていたのだが
ももが毎日お世話になってる児童館への御礼と役員さんらへの労いも兼ねて、私も朝から昼すぎまでお手伝いに行った。

私はバザーの売り場を手伝うことになり、「いらっしゃいませ!」「おおきに、ありがとうございます~」と(休みの日まで)接客販売をし、
そうしてるうちに昼になったので、「ここ見てますし、役員さんらお昼行ってきてくださいよ」と順番にお昼休憩に行ってもらい、
「ありがとう、来てくれて助かったわ~。あとは役員でやるし、ももちゃんのお店行ってきたげて?」と送り出してもらった私は
遅めのお昼ごはんがてら、ももが売り子をしているというパン屋さんでパンを買って帰ることにした。

するとももはパン屋さんでパンではなくラスクを売っていたので、「これは困った」と私は思った。

一年生のももにとってこれは初めての自分ら(学童)主催のお祭りで、
この当日まで、二年生三年生の先輩の指揮のもと、担当ごとに看板作ったりポスター書いたりと頑張って準備をし、
その努力を実らせて、今こうして売り子をしているのであろうももの手からラスクを買ってやりたいのはやまやまだが
ぶっちゃけラスクみたいな甘いもんは私は食べないし、第一、ラスクなんぞでは昼ごはんにならん。

よって私はももの視界に入らないようにそっと惣菜パンを買い、ももに見つからないうちにさっさと帰ろうとしたのだが
パンの売り子をしていた二年生の女の子が私に気付いて「ももちゃんのお母さん!」と大声で言ったので、
このパン屋に私が立ち寄っていることが、もう速攻でももにバレてしまった。

もも「ママー!ねえママ、ラスク買って、ラスク♪」
私「ラスクなあ…。でもママは甘いもん食べへんしな…」
もも「ももちゃんがおうちに帰ってからたべるよ!」
私「ほな自分で買えよw前売りで買うたチケット、あんたら(*いちごも友達とそのお祭りに行っていた)に渡したやろ?」
もも「ももちゃんはママに買ってほしいんだよう~~。おねがいっ、ママ!」
私「え~~~」
もも「(すがるような目で)…ダメ?」
私「……。」

結局、私はラスクを一袋買ってしまった。
見るからに甘そうなザラ目の砂糖がたっぷりとまぶしてあるその束(20枚近く入ってる)を見てるだけで、もう胸焼けがした。


そうして家に帰ると、前日深夜か明け方までレポートだかを書いていた彼氏さんがまだ寝ていた。
帰ってきた私の物音でハッと目を覚ました彼は、
「ごめん、起こしたね」という謝罪の言葉を私に与える隙もないぐらい敏速に着替え、彼は私にこう言った。

「(レポートの)郵送行って、もものお祭りを見てくるよ」


そういや、彼はももからだいぶ事前にこのお祭りのビラを渡され、「K兄もきてね!」と誘われていたのだった。

ももからお祭りに誘われていた彼氏さん。
「行くよ」と、ももと約束したので、今まさにそのももとの約束を果たそうとしている彼氏さん。
と、そうして彼氏さんがもものお祭りに行く。
すると、ももがパン屋の売店でラスクを売っている。
私と同じく、彼氏さんもまた甘いものは好んで食べない。
だが、売店の台に隠れてしまいそうなぐらい小さなももが、そこで懸命にラスクを売っている…。


なんとなく嫌な予感がしたのだが、
テーブルの上に置かれた(私が帰ってきて置いた)ラスクの袋を彼は確実に見てから出て行ったので
この期に及んでまさか、まださらにラスクを買い重ねてくるなどということはないだろうと思い、
「ももがラスクを売ってるけどラスクはもう買わなくていいからね?」という注意を私はあえてしなかったのだが
お祭りから帰ってきた彼の手には、惣菜パンと、そしてラスクの袋が握られていた。

私「ちょ、ラスクwwwなんでさらに買ってくるんさ!?あるのに!てか見たやろ!?」
彼「いや、見たんだよ、見てたんだよ!?…でもダメだった…。やっぱり負けたorz」
私「てか正直こうなる気はしてたけど…」
彼「パン屋は現金販売してないって言うから当日券まで買っちゃったよ…しかも『綴り』のチケットで」


だが、このラスク祭りはそこでは終わらなかった。


友達とお祭りに行った後、公園で陸上の自主練を終えて帰ってきたいちごの手にも、またもやラスクが握られていたのだ。


私「あんたもラスク買うてきたんかいや!ww…てかもう今うちの家のラスク率は逆にラスク屋をも越えるぞ?」
いちご「え?ママもももちゃんのラスク買うたん?w」
私「買うたっちゅうねん。そしてさらにK兄も買うてきた」
いちご「www二人とも甘いもん食べへんくせにアホやw笑けるwww」
私&彼氏さん「(反論の余地なし)……。」


ひとつだけわかったことは、

うちらはこのラスクと同じくらい、ももに甘い。



先日、いちごから
「ももちゃんがいつまでも甘えた(甘えん坊)なんは、ママがいつまでもももちゃんをかわいいかわいい言うてるからやで?」
と、ズバリ指摘されたんですよね。

それについては、実は私もこのところ少し考えていたことでして。
ももをこのまま「うちの末っ子のかわいいももちゃん」に据え置いていて、果たしていいものかどうかと。

思い起こせば、今のもも(小学一年生)の頃には、いちごにはもう一人でおつかいとかバンバン行かせていた。
だが、そうしてどんどん先を行くいちごに比べ、ももはやはりいつまでもたっても幼いので私はつい心配になるのだが
「今のももちゃんにもそれが出来るはず。だって私もやれたんやから」という自分の経験を以ってするいちごからすれば

「ママはももちゃんに過保護すぎ」
「そうしてももちゃんをかわいい扱いするから、ももがいつまでも幼稚なままなんやと思う」


っていう話らしく。



なんか耳が痛い。



だが、今一度考えて考えて考えた私の出した最終結論は、こうだった。


末っ子ももがこうして「かわいい扱い」されているのは、逆にこの家族が平和な証だ。


変な話、家族というこの組織の中で、ともすれば一番扱いが悪くなるかもしれない対象は、一番弱く幼いももなのだ。
何故ならば、人というものは自分が弱っている時は自分より弱い者を叩いて発散しようとするからです。
だが、うちの組織にはそういった類の弱い者いじめは存在しない。=うちら組織の人間は、そんなふうに落ちてはいない。
確かに、いちごの指摘通り、ママはももには甘いところがあるかもしれない。
でも、いちごだってなんだかんだ言うてもものことを「かわいいかわいい」って、ちやほやしてるじゃないか。
よって、そうしてみんなが一番弱い小さい者のことを愛おしく思ってやれるこの組織は、なかなかいい組織だ。
てか逆に、一番弱い立場のももがあのかわいいさや笑顔を失った時は、この組織の存亡の危機かもしれないのだ。

「なんかまたうまく話をすりかえられた気がするw」と言いながらも、いちごは私の結論に概ね同意してくれたが、
「でも、ももちゃんは学校ではけっこうしっかりやってるから」と、再度、私の過保護(?)に釘を刺してきた。


うちの官房長官は、どこぞの官房長官よりもよほどいい仕事をする。


話戻って。


お祭りの役目を終えて帰ってきたももは、テーブルの上に並べられた三体のラスクを見て何故か爆笑した。

もも「っていうか、ももちゃん家はもうどんだけラスクあるのかよ?w」



おまえが言うか? おまえが、どの口で???www


そしてさらにももの話には続きがあって。


「さいごに来はったお客さんがのこりのラスクをぜーんぶ買ってくれたんだよ♪なんと、五こも!」

「そんで、がんばってラスク売ったね~って、ももちゃん、ごほうびに中学生のおねえさんにバザーでお人形買ってもらったん♪」



てかこいつ……。なんかもう怖いわ。


だが、そうして、
「今日もたのしかったね~!おまつり大成功してよかったなあー♪」と、屈託なく笑っているももの無垢な笑顔を見ていると
「もものこの性格がいつまでも続くようなこの組織(家庭)でありたい」と、私は、やはりなんかそう思ったのでした。






おまけ。


「っていうことがあったんですよー」っていう話(ネタ)を職場でしていたら、
先輩(カウンセリング化粧品担当、真矢みき似)が
「うちのチビにもそんなかわいい頃、あったな~。…でもな、かわいかった下の子ほど急に難しくなるで?」
と、なんか恐ろしげなアドバイスをくれた。

その先輩は娘二人を育てている人なので、常日頃から色々と「姉妹子育て」のアドバイスを頂戴しているのだが
そんな彼女が言うには、
かつては「おぼこくてかわいかった下の娘(今高校生)」が親に対してなんか急に偉そうになり、逆に、
かつては「こいつは一生反抗期か?みたいなこまっしゃくれやった上の娘(今ハタチ)」が今や良き理解者となり
「私からも注意しとくから、お母さんゆっくりお風呂入ってきたら?疲れてるんと違う?」
とか、そんなん言うて労わってくれるから、そんなお姉ちゃんのお陰で私はなんとかこの毎日を乗り切れているのだと。

真矢「顔合わせたら何かしら文句言うてくるしな。輩みたいなもんやで、ほんま。あんたどこでそんな悪い言葉覚えてきたん?って」
私「~~~全く想像できないですわ…ももが私に輩飛ばすとか…。逆にいちごは年中私に喧嘩売ってきてますけどw」
真矢「やろ~?うちも昔はそうやってんで?お姉ちゃんは難しい子やって思ってたけど、チビのほうがもっと難しいわ」
私「二号機は一号機よりさらにパワーアップしてる、みたいな話ですか?」
真矢「あんたなかなかうまいこと言うなw」
私「てか…。え~~~…あのももが急に偉そうになるとかそんなん嫌やな~~なんか嫌やな~~~」
真矢「絶対そうなるとは言わへんけど、その覚悟も頭の隅に置いときよし。そしたらショックが少ないからw」
私「わかりました、肝に命じておきます。…てか、子育てっていつになったら終わるんですかね?」
真矢「そやなー…自分が死んだ時とちゃうか?ww親は一生、親やしなー」

ももちゃんに限ってそんなこと…と、ぶっちゃけ今はそう思ってますが、
でも、やっぱ経験者のそのアドバイスもちょっと頭の片隅に置いておこうと思った。←内心ビビってる。
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  1. 2010/11/17(水) 01:24:01|
  2. 家族ネタ

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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