どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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い・け・な・い デート

「80年代のドラマかw」というような本日のタイトルですが。(参考:な・ま・い・き盛り)


さて。

先日、ツレ(ってか元は後輩)が5年ぶりぐらいに飲みに行ったらしいんですよ。
そのツレの友達夫婦が「子どもら見てたるから、たまには飲みにでも行ってきたら?」って子どもらを一晩、泊まりで預かってくれたそうで。
っていうのは、そいつも母子で暮らしてるんで、友達がなんか気遣ってそんなん言うてくれたそうで、でも最初は
「飲みに行くって言うても一緒に行く人もいいひんし…」(←てか、こないだも、別口からなんかそんな話聞いたぞ?w)
と、有り難くもそう断ったらしいが、
「いいから行ってこーい!」って感じで半ば強引に外出させてくれたんで、5年ぶりに木屋町(京都の飲み屋街)に飲みに行ったんや、と。

私「てかあんた逆によう木屋町とか行けたな?w 私らもう木屋町やらよう行かんわw」
ツレ「うん、全然知らん店がいっぱい出来てたw やし、とりあえず適当にショットバーみたいなとこ入ってすぐ、男友達に電話して呼びつけたw」
私「てかそれはもうデートやん」
ツレ「ちゃうわwだって女友達はもうみんな結婚してるし…りっさんも子ども居てるから無理やし…呼べるんそいつしかおらんかってんって!」
私「だからその晩はそいつとデートしたわけや?」
ツレ「しつこいな~www わかったよ、じゃあもうデートでいいよwああそうさ!デートしたとも!」
私「www」
ツレ「www てかさ、このネタ展開、あとあとお互い絶対虚しなるからやめへん?w」
私「うん、てかそろそろすでに虚しなってきたからもうやめようと思ってたとこw」

そのツレは普段から愚痴も不満も全く言わないやつだが、「なんしか気晴らしになった」と言っていた。
でも、家に帰って寝る時、部屋が寒くて布団が異常に広くて冷たくて、そしたら急にとてつもなく寂しくなって
「やっぱ今から子どもら迎えに行こうかな…」と思ったが夜中の12時だったのでそれはやめて、朝まで寝れずにビデオを見ていたらしい。

あ~、なんかわかる。

多分もう「オカン」が板についてしまってるんでしょうね。

だから逆に私が思うのは、例えば
「ちょっと育児ノイローゼになりかけてるんちゃうか?」と思うツレとかが周りに居たら
丸一日子どもを引き受けて、もう無理からにでも一旦子どもを引き離したったらいいと思うんですよ。

あれほど欲しかったはずのその静けさが、なんか急に寂しくなるはずやから。

まあ、ほんま言うたら共同責任者であり相方である旦那がそれをしてやってほしいとこやけど、
よほど普段から育児に慣れてる旦那でない限り、「丸一日預かったる」言うても逆に「いえ、結構です」って話になるかもなんで。
「オカン」をやってる「オカン同士」は「オカン」を共有できるからね。まあ「オバン(昔のオカン)」でもええねんけど。


とまあそんな感じで、そのツレとしゃべりながら、私は「とあるデート」のことを思い出した。
てなわけで、

さて、今日の本題。


あれは私がハタチぐらいの頃でした。
その頃の私はもうほんま毎週末、飲み歩いていました。
「逆にバイトかwww」ぐらいの勢いで、金土、金土、と、仕事終わりの夜の街に繰り出していた。
とは言え、私は「あっちもこっちもなんかもう色々行きたい!」というタイプではないので、
自分(自分ら)が居心地がいいと思う店を何軒か見つけて(作って)、そこをはしごしていくという感じがベースだった。
と、そういったねり歩き方をしていると「常連同士」でその行動パターンが被ることもたまにあって、
「さっきのあの店にもあの人らいたよな?」っていう男性グループが、しばらくしてうちらの行った二軒目にも来たり、とかで

男ら「自分らさっき○○に居てたよな?ここにもよう来るん?」
うちら「うん」
男ら「俺らもここよう来るねん。この後どこ行くん?もしかして、次は○○(カラオケパブ)行く?」
うちら「うん、多分」
男ら「やっぱりwwwほな一緒に行かへん?」

みたいな感じで合流したりして。


と、そうして知り合ったその男性グループの中の一人、俊ちゃん(仮名)に、私はなんか惚れられてしまった。

ガタイのいい俊ちゃんはチビで華奢な私を「俺が君を守るから心配するな」とか言いだし、しかもさらに
「りっちゃんは今日から俺の女やから、おまえらりっちゃんに手を出すな」と、そうみんなに言い放った。


あの、ちょっとなんか怖いんですけどww
でもまあ酒の場やし、ここでマジ返ししたら全体のテンションが下がるしな…



と思った私の結論。


「俊ちゃん酔うてはるし、明日には忘れてるやろw」



よって私は俊ちゃんのその「のたまい」に調子を合わせ、

「俊ちゃん、寒いの嫌いなんや?じゃあ新婚旅行はハワイかグアムにする?」

とか、そんないいかげんなことを適当に言っていた。



そもそも「海外旅行」に興味もないくせに。
てかもっと言うたら、
「あんな鉄の塊がああして平気で空を飛ぶこと」を今だ心の底から信じてもいないくせに。




と、そうしてその一期一会を楽しく過ごしていたのだが、
三軒目に行ったそのカラオケパブの代金を俊ちゃんが全部支払ってくれたことで、私は一気に酔いが冷めた。


あーちゃん(鬼畜)「あんたまたええ金ヅル捕まえたな~wでかしたw」
とも「りちについて行ったら飲みっぱぐれはないなwww」
私「(小声で)いやでもさすがにこれは心痛むって。男連中で割り勘やったらまだしも一人で全額とっ払いって…」
あーちゃん(鬼畜)「ええんちゃ~う?本人が好きでしたくてしてんねんからさせといたげたら?w」
私「(小声で)私が言うのも何やけどあんたは絶対に地獄に落ちるぞ?w」


店を出た後、「電話番号かポケベルの番号を教えてほしい」と俊ちゃんに言われた。
(当時は携帯が今ほど普及してなかったので、電話番号=自宅の電話番号)

正直どっちもあんまり教えたくなかったけど、「そんな事情」でやむを得ず、私はポケベルの番号を教えた。
すると翌日、ってかもうその明け方に帰るなり、早速ポケベルに知らない電話番号が入ってきたので私は
「もう寝てしまっていること」にして、その番号に電話をかけなかった。すると、しばらくして


「0833 14106」 (おやすみ あいしてる)


っていうメッセージが入ってきた……。


てかこれ、この話、初期のポケベルを知らん世代にはなんのこっちゃ全くわからんかもしれんがw
要は、一番最初のポケベルって「電話番号(打った数字)」しか表示されなかったんです。
よって、その当時の若者やったうちらは、
その数字の持つ音を「(伝わるかどうかわからん)文字」に見立てた、そんなやりとりをしていたんですね。



話戻って。



それからと言うもの、俊ちゃんからの「そういった愛のメッセージ」は、昼夜を問わずひっきりなしに入ってきた。
さらにちょいちょい電話番号が入ってることもあって、でもそれら全てを私は全面的に無視していたんだが、
でもこうしてずっと無視をし続けていてもこれは何の解決にもならない、と思った私は、
とある晩、俊ちゃんがベルに入れてきた電話番号に電話をかけた。

俊ちゃん「やっとかかってきたw…自分、先週祇園で飲んでたやろ?俺のツレが自分見かけたって言うてたで?」
私「うん、飲んでたよ」
俊ちゃん「祇園に飲みに行く間があるんならなんで俺に電話してくれへんの?」
私「……。っていうかね、なんかたくさんの『誤解』があると思うねん」
俊ちゃん「そうなん?…まあいいけど……。またりっちゃんと飲みたいなあ。りっちゃんに会いたいなあ」
私「そうやね~。 みんなで また飲みたいねー」


「察して!!!」

多分いい人な俊ちゃんを傷つけたくない、だから、

「察して!!!」 



でもだが、俊ちゃんは、「みんなで」と言った私の思いを察してはくれず、逆に


「俺のケツ番(注*)は、20 にしよかな?」


と、そう宣言してきた……。


…。
……。
………。


だがその後、「そのケツ番20付きのメッセージ」は一向に入らなかった。

俊ちゃんからのメッセージや電話番号は相変わらず入り続けていたが、そこに「ケツ番」は打たれてなかった。
てか、もしかしたらそれを俊ちゃんが宣言した時に私が「うんわかった♪」とか言わなかったので
逆にそのケツ番は俊ちゃんの中で「永久欠番」になってしまったのかも、それはしれないが。


と、そんな折、「ケツ番20付きの知らない電話番号」で、私のポケベルが鳴ったんですね。


今思うとあれはもうほんま「野生の勘」としか言いようがないのだが、
私はその時「これは俊ちゃんではないわ」と思ったので、私は逆にもうその番号に電話をかけた。
するとその送り主はなんと、俊ちゃんの親友であり、あの晩一緒にも飲んだマッチ(仮名)だった。


マッチ「なんで電話してきたん?」
私「ベル入れたんそっちやん?」
マッチ「俊からのベルは無視してるくせに?」
私「ちゅうか、何が言いたいの?あんたは何がしたいの?」
マッチ「会わへんけ?」
私「は…?」
マッチ「二人で、会わへん?」


私の脳裏にひとつだけよぎったのは、 あの過去 のこと。
でも、今回のこれは、あれ(トオルとヒロシの青春物語)とは、なんか違う気がする。


私「俊ちゃんはこのこと知ってはんの?」
マッチ「バレたら俺は殺されるかもなw」


普通に考えて、
とある男からの交際をお断りしている女が、その男の親友と「内緒で二人で会う」とか有り得ないし、
とある女に交際を迫っているがうまくいかない男の親友が、その女と「内緒で二人で会う」とか有り得ない。

でも、そんな「いけないデート」が、その時なぜか、「成立」してしまったのである。


続く


(注*)
ケツ番=電話番号(或いは数字音のメッセージ)しか出来ない中、
ハイフン+自分の番号を末尾につけることよって、その送り主(自分)を明確に示すという、その方法。
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  1. 2010/12/03(金) 01:51:09|
  2. 思い出のネタ(社会人編)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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