どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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茶々入れは得意だが。

さて。

先日、夕方私が台所で晩ご飯を作っていたら、洗面所に手を洗いに行ったいちごが突然、狂ったように笑いだした。

いちごは倒れこむように私の元に来て、なおも一人で大爆笑しながら台所の床の上でのたうちまわっており、
その姿を見ながら私は、(なんやこいつどうしたんや?陸上と勉強の両立で頭おかしなったんやろか…?)と思った。

と、そうして大笑いしながら足元でのたうちまわっているいちごの手元をよく見ると、彼女は、
知覚過敏と今だ地味に戦っている私が店で薬剤師さんに貰ってきた試供品の歯磨き粉の箱を握っていた。

私「ああそれな、○○さん(薬剤師さん)にもろてん。歯周病用の医薬品の歯磨き粉やから普通の歯磨き粉よりもよう効くねんて」
いちご「歯槽膿漏wwwww歯槽膿漏wwってwwww」
私「まあ歯槽膿漏も歯周病の症状の一種やからな。ちゅうか、歯槽膿漏のなにがそんなおかしいねん?…歯槽膿漏とかババ臭いし~ママヤバってるし~…ってか?…ええそうですよママはババ臭いですよ?ママはヤバってますよ?」
いちご「wwwしwそうwwのうろうwwwww」
私「歯槽膿漏歯槽膿漏って何回も何回も言わんでええねん!歯槽膿漏がそんなおもろいんか?ほなもう一生ずーーっとそこで笑ろとけ!!!」


笑いすぎてまともにしゃべれなくなってるいちご(←なんかちょっとだいぶムカつく)が、
「とにかくwwwママも見てww」と、必死のパッチでその歯磨き粉の箱を私に手渡してきた。

私はあんまり…というか全く乗り気じゃなかったが、いちごが手渡してきたその歯磨き粉の箱を見た。するとその箱には、

歯周病(歯肉炎・歯ソーノーロー)に効く と、書かれていた。


私がそれを確認するや否や、いちごはまたもやキ○ガイのように笑いだし、息も絶え絶えにこう言った。


「なんでカタカナなん???www」
「『歯ソ~ノ~ロ~~~』 www 治る気せえへんwww」




私「そこか!!!www」



いや~、取りこぼしてました、「その笑い」を。
っていうか、ぶっちゃけそれを見てすらもいなかったし、私は完全に「それ」を見落としていました。

薬屋に勤めて丸2年、最近の私はそうした表のデザインよりもっぱら裏書ばっかりを見ています。

っていうのは、お客さんに「この洗剤とこの洗剤はどう違うの?」とか「どっちが汚れ落ちるの?」とかをしょっちゅう聞かれるんで、
裏書の成分表示を見比べて「その違い」を読み解きその質問に答えるうちに、表面より裏面をじっくり見ることが圧倒的に多くなっていて。

ただ、医薬品に関しては私は薬を売ってもいい資格を持ってないので、判っててもそれを答えることが法的に出来ず、
「少々お待ちくださいね」と薬剤師さんや登録販売者資格を持っている社員さんを呼んで説明をしてもらうことになり
と、その説明を横で聞いていることによって、さらにまた私の薬剤に関する知識が深まっていくという。
だからいわば、私にしたら「給料を貰いつつも同時に薬の勉強もさせてもらってる」ようなもんなんで、
親に高いお金出してもろて学校行って必死で勉強してこれを学んだ薬剤師さんには、逆になんかちょっと悪い気すらするのだが
薬剤師さんらは皆、「そうして僕の知識をどんどん盗んで行ってください。薬のことをもっともっと知ってください」と仰るのだ。
…てか、その辺がやっぱ「先生(医療関係の)」と言われる職種の人の特徴なんよなー。
「僕らのしてる仕事がいつか完全になくなればいいなと思いながら、この仕事をしてる」んですって。


てか、泣くよ?しまいに。

先生にそんなこと言われたらもう、
「ほな絶対、この病気(持病)治してみせたる!」って、私もそうなるよ。



って、また話逸れましたが。


話戻って、その歯磨き粉のパッケージデザインについて。


おそらく最初は順当(?)に「歯槽膿漏」って全部漢字で書いてみはったと思うんですよね。
でもそうしてデザインしてみたものの、「歯」のあとに続く「槽膿漏」が難しくまたゴツゴツした固い漢字続きなんで


「歯槽膿漏」 て…。


みたいな、なんかそんな「重め」な印象になるのを避けて、あえてもう「軽め」に 


「歯ソーノーロー(♪) 


みたいな、そんなカタカナ使いのデザインにしはったんやと思うんですよ。
特に、歯槽膿漏とか更年期とかハゲとかってもう代表的な老化現象なんで、ここはもう、軽めに、軽めに行こう、と。
ただ問題は、今回の場合、その商品が「薬」ですからね~
多少重めでも固めでも、逆にそのほうが説得力あるっちゅうか、「効く気がする」みたいなとこあるじゃないですか?
ちなみに、その歯磨き粉は成分的には抜群です。そして実際使ってみても、翌朝歯ぐきが引き締まっているのを実感した。

だが、その歯磨き粉はやっぱなんかあんま売れてない。

テレビCMもしてないし広告料にカネかけてないから、その分同様の成分が入ったものより値段もうんと安いんですけど、
だが、やはりよく売れているのは

歯ソーノーローに効く(♪)  ではなく  歯槽膿漏に効く。  のほうなのだ。




と、そんな私がひとつだけ思うのは、


「ゼロからのデザイン」って、マジで難しいと思う。


例えば、今回のその「歯ソーノーローに大爆笑」みたいに、なにかもう概ね出来上がっているものに対して
「そこはこうしたほうが…」とか「そこはもっとこうしたほうが…」とか「…ではなくて、いっそこうしたら?」とかって、
そのヒントを元にあとから手を加えていく閃きについては、わりと誰でも出来ると思うんですよね。

と、そういった点で言うと私は、見た目のバランス(垂直並行均等など)をより美しく整えるのが得意です。
ただそれは、「もう概ね出来ているもの」に対してのみ、私はそのセンスを発揮できるのであって、
だからいざ、「(なんにもない全く白紙の状態から)デザインしてみろ」と言われると、逆に、もう私も

「歯ソーノーロー(♪) 

……みたいなことに、なんかなってしまうかもしれない、と、ふと、そう思った。



「今、概ねとしてあるもん」に茶々や横槍を入れることは得意なんですが、
「ほなあんた、好きにゼロからやってみ?」って言われたら、私には多分なにもできないと思う。



おまけ


と、そんな私が今、頭を悩ませている…というか、「私の頭を悩ませている」のは、来年の年賀状です。
なんぼデザインしてみても、どれもこれも、なんかイマイチこう、パッとしないんですね。
って、こうなってくるとむしろもう「年賀状ノイローゼ」ですよ。
「フ○カラー(写真屋)にお任せ~」やったあの頃は、今になって思うとラクやった。
でも今や、かつて「k-12(ヨコ)」とか発注して終わりやった創作?以上のことがもう家で自分でも出来る(しかもそっちのが安い)ので
逆に言うと今は、「それを創る本人のセンスのがもういよいよはっきりと露呈してくる」という、そんな恐ろしい時代なのである。
↑…と、さらに自分を追い込む。

そんな「年賀状ノイローゼ」に陥りかけた私は、デザイン創りの参考として今年貰った年賀状を今一度見てみた。

新春にふさわしくこざっぱりしたデザインやったり、初笑い狙いで思いきり弾けてるデザインやったり、
自筆で「迎春」とだけ大きく書いたものを取り込んで印刷するというただの「プリンターの練習」やったり(母方の伯父)。


おまえら、ほんま巧いよ。センスあるわ~。
みんなもう 「天才」 としか言いようがないですよ。
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  1. 2010/12/09(木) 00:36:32|
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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