どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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いい夢見ろよッ!・2

さて、 この 続きです。


そうして私が「また昨日のあいつww」を確認した瞬間、
銀行だったはずのその場所は「8時だよ全員集合」の美術スタッフもビックリの早業で「昨日のあの教室」に変わり、
同じく、そこに居たはずの銀行客も一瞬にして全員、「昨日のあの生徒たち」に変わった。

ただ、さすがに二度目の出演となるとみんなこの状況に少し慣れているのか、
生徒たちは時折犯人を伺ってヒソヒソ話をしながらも、騒がずに各自その場で平静を保っており、
犯人のそいつも前回のように興奮して誰か一人を捉えたりせず、教壇の椅子に落ち着いて腰かけており
挙句の果てに「朝飯食いそびれたから腹が減った…」とか身の上話を始めたりして
「これで良かったら…」と、ある女子生徒がお母さんに作ってもらった弁当のサンドイッチを分けてもらったりしていた。

と、そんな様子を見ながら、私はまたしても全員無事脱出の方法を考えていたのだが
前回のように「一人ずつこっそり逃げるの巻」はまた失敗してあいつを怒らせる気がしたので
今回は「あいつの隙を見て、合図と共に全員が叫んで威嚇しつつクモの子を散らしたように一斉に逃げよう」と考えた。

よって、
「私が合図をしたら全員、大声で叫びながら教室から飛び出せ」
「飛び出す場所は後ろの出入り口と両サイド(廊下側・中庭側)の窓。自分が逃げ遅れそうやと思うやつは、あいつにバレんようにあらかじめそっとその付近に移動しとけ」
と、また口コミで伝達した。

腹も満たしていい気になったそいつが不良武勇伝なんぞを話しているところに、
勇敢な男子生徒数名が「へ~!凄いっすね~!」とか言いながら近づき、その隙に女子生徒や逃げ遅れそうと思う子らが退避した。
そうして教室の真ん中辺りに居た生徒らが徐々に掃けていき、
すると、今まで生徒の影で見えなかった「ど真ん中の席」で、ももがのん気に絵を書いていた。



ももちゃんっっっ!!! なんでここにいるの???



そしてさらによく見ると、退避する生徒の縦になるため、
「あえて教室の前のほうにいること」を志願した運動部の女子の中に、いちごもいた。


いちごっっっ!!! おまえもいるんかよ??? 
つーかおまえ「走り」自信あるかもやけど君はそもそも「長距離ランナー」やろっ!?



よって私は、近くにいた生徒に
「この中にうちの子らが居たねん。陸上でダッシュの練習もしてるいちごはともかく、小学一年生6才のももは100%逃げ遅れて捕まって絶対みんなの足でまといになる。だから、ほんま申し訳ないねんけど先にうちの子らを外に出してもいいかな?ほんで、あいつらをかくまったら私はすぐここに戻ってくるから、ことを起こすのは私が戻ってくるまで待っててほしいねん」
と、言った。
するとそれはまたそっと口コミで教室中に伝わり、
「子どもさんがここに居たなんて…是非そうしてあげてください!小さな子どもを巻き込んだらあかん!」
と、みんながちょっとずつじわじわ動いて、なんかうまいこと壁(あいつからの死角)を作ってくれたので
私は「し~っ!(静かにね)」と、今だのん気に教室の真ん中でお絵かき中のももを教室の後ろに連れて行き、
前のほうにいるいちごに「(こっち来い!)」と目配せして後ろに呼び寄せ、二人を連れてそっと廊下に出て、
その廊下のどんつき(突き当たり)を左に曲がったところの先の小さな階段を三段ほど下りたその先にあるトイレに二人を連れて行った。
そのトイレは車椅子でも十分入れる広さがある身障者用みたいな大きくて清潔なトイレで
扉(透明プラスチック)の奥にカーテンが敷かれていて、そのカーテンの奥が実際に用を足すスペースになっているという、
わかりやすく言うと、「病院の病棟にあるトイレ」みたいな感じになってるんですね、中の様子が外からも見えるという。
私はそのトイレのカーテンの奥にいちごとももを入れて、「ここで静かにしてるんやで?」と言った。

いちご「え、ママは?」
私「ママはみんなのところに戻る」
いちご「えー!!!ママ、お願い、ここにいて!」
私「絶対迎えに来るから!だからしばらくの間、二人でここで待ってて」
いちご「だってママがもし撃たれたら…」
私「ママは大丈夫やから。ママは絶対に戻ってくるから!」
もも「ママ、しなないでえ……(うるうると泣き出す)」
私「もも~(ハグ)ももちゃん大好きよ~。……いちご、ももを頼むで」
いちご「うん。ママ、ママも頑張ってね!」

と、そこに保健(養護)の先生(←架空。てかどこからでてきた?w)が駆け込んできて「お子さんたち大丈夫ですか!?」と言った。

私「大丈夫です。私は教室に戻るので、子どもたちのことをよろしくお願いします。もし私が戻ってこなかったら、子どもたちを連れてあなたも逃げてください」
保健の先生「…わかりました。どうかお気をつけて」

とか言っている矢先、廊下の向こうのほうで
「わ~~~!」とか「キャーーーーッ!」とかいう叫び声と共に大勢がドタバタと走り廻る足音がした。


クソッ! あいつら早まりやがって!!!


急いで教室に向かって走っていく途中、パニックになってる生徒らと何人もすれ違い、
すると、その遥か向こうに、高らかに銃を構えたそいつが見えた。

このままあいつがああして廊下を進行してきたら、行き着く先はそのどんつきにある「あのトイレ」だ。
よって私は急いでまたトイレに戻り、保健の先生と子どもらに「今すぐここから逃げて!」と言ったのだが、
ふと見たら、その扉の向こうにそいつがバーンと立っていたので、私は三人をカーテンの奥にやって、扉越しにそいつの正面に立った。

ただ、そんな悪党でもさすがに男子が女子トイレに入るのはなんかちょっと気が引けるのか、
トイレの前に立っているそいつは私のことを恐ろしい形相で睨みつけつつも、ずっとその場で立ち往生していた。

と、そうしてイライラが頂点になったそいつはトイレの扉をバーンと銃で撃ち、
「いよいよ踏み込んでくるのか!?」と思った瞬間に目が覚めて、起きた私はまた汗だくだった。



「もうマジであいつ勘弁して!ほんまもう二度とこの夢見たくない!」と固く思ったその後の数日間はその夢は見なかったのだが、
そうして気を抜いていた一週間後ぐらいに、私はまたしてもその夢を見た。


三度目の時は、のっけ(最初)から私はその舞台である学校の廊下に一人で立っていて、すると、
渡り廊下の向こうの扉(不良ガイジン専用コースを隔離してある扉)の南京錠がなんと外れていたので


「ヤバイ!!! 絶対またあいつ来る!!!」


と私は思い、外れているその南京錠を施錠するべく、その渡り廊下をダーーーッと必死に走ったのだが
半分ぐらいまで来たところでその扉が「ギ~~~ッ」と鈍い音を立てながら開き、その扉の向こうから、
ギラついた目で銃を持ったあの「またおまえかwww」が、のっそりのっそりとこちらに向かって歩いてきたので
「トラに見つかった小鹿」宜しく、私は猛ダッシュで今走ってきた道を全速力で戻り、「あの教室」に駆け込んで


「おまえら逃げろ!!!あいつがまた来るぞ!!!」


と叫んでそこにいる生徒たちにここから今すぐ逃げるよう促したのだがまたしても「その教室」にいちごとももが居て


「だから なんでまたおまえらいるねんwww」



と、私は二度目の時に子どもらを隠した「あのトイレ」に、とりあえずまた一旦こいつらを隠すべく、
ももを脇に抱え、いちごに「走れ!!!」と言って、二人をまた「あのトイレ」の「あのカーテンの奥」に今一度隠した。

ちなみに、どうでもいいけど前回あいつによって撃たれたそのトイレの扉は、
修理のついでにバージョンアップしたのか「足元のレバーを踏んだら自動で開く」という便利な扉になっていた。



やっぱ「学校のバック」はカネあるよな~? 「会社」ではすぐさまこうはいかんぞ?



話戻って。



と、そうして子どもらをまたしてもトイレに隠している矢先、
なんか頭から少し血を流した男子生徒が、今にも倒れそうになりながら走りこんで来た。

私「おまえ怪我してるやないか!?あいつに撃たれたんか!?」
男子「うう…。な、殴られました…」
私「他のみんなは!?」
男子「わ、わかりません……」
私「いちご、ママもう行くわ。もものこと頼むね」
いちご「…わかった」
私「絶対、絶対に、迎えに来るからな!」


前回子どもたちを見てくれていた保健の先生(←誰ww)は看護師さんに転職したのか、なんか「ナース服」を着ていた。


保健の先生改め看護師「私も一緒に行きます!他にも怪我人がいるかもしれないし!」
私「ありがとうございます、助かります!!!」
トイレ掃除のおばちゃん(←架空。てかおまえも誰?wいつから居た?w)「子どもたちのことは私が見ます!」
私「すみません!よろしくお願いします!」
トイレ掃除のおばちゃん「このトイレには掃除員しか知らない秘密の抜け穴があって~~…」
私「その話はあとで聞きます!てかそんなんあるなら今すぐその秘密の抜け穴とやらから子どもら連れてあなたも逃げて!ww」
看護師「りちさん、急ぎましょう!」
私「はい!」
もも「ママ~~~…(泣きだす)」
いちご「ももちゃん泣かないで、大丈夫だよ(ギューッとハグ) ママ! ママ、頑張ってね!!!」
私「おう!!!」



その夢は回を重ねるごとに「出だしは緩やかだが最終的に酷い感じ」になっていきました。
逆にもう書きたくもないぐらい。


死人は出ないものの、負傷者がだんだんと増えてきて、その夢を見るたび見るたび私は自分の無力に落ち込んで疲れていった。
「私に子どもがいなければ、君らのことを守れたかもしれんのに…」ってとこまで追い詰められたからね、「夢の中」で。
そら子ども(いちごともも)は何より守りたい存在やけど、こんだけ一緒にいるおまえらもいわば私の子どもみたいなもんやから。



てな感じで。



夏頃に見てた「あの夢(シリーズ)」、 見るのほんまに嫌やった。
もう二度と見たくないですね、マジで。 「夢見」、悪すぎ。





人間が夢というものを見ることについて研究してる人らに言わせたら、「夢」って、
「自分(の本能)が自分に発している、なんらかのメッセージ」的な側面もあるんですってね。

だとすれば、

あの夢は、私にどんなメッセージを送っていたんだろうか?






おまけ。


「って、りっさん、ほんまガイジン嫌いよな~?w」
「また例の、憂国及び鎖国復活推奨論、始まるんか?www」


って?



ていうか、何回も言うてるけど私は「やみくもなガイジン嫌い」ではないし。

だから、そんな数々の犯罪を犯していながらも流暢な日本語を話していた夢の中のあいつについて私が思うのは
「不良ガイジン専用コース」に籍を置いてヤンチャしていながらも、「(日本語の)勉強」は頑張ってしてたんやな~って。
だから変な話、そこはやっぱ純粋に評価してやりたいと思うんですよね、例え「夢の中の架空の不良留学生」のそいつでも。

ただ、関係ないやつを人質取って立てこもるとか、関係ないやつに対して傷害事件起こす、殺すとか、そんなんはあかん。
それは例え「何ジン」であっても「人」として「したらあかんこと」やから、っていう話で。



よって、私が頻繁に見ていたその夢に何かメッセージがあるとすれば、それは「ガイジンが云々~」ではなくむしろ、


そんな危機的状況においても、
ただの一人もそこに立ち向かう「男(大人)」が出てこなかった。



ってことかもしれない。


「気骨溢れる日本男子(青年男性)」の不在。



そら、女が強くなるしかないわ。

子持ちの主婦や保健の先生やトイレ掃除のおばちゃんらが、
そうした有事の際にはそうして力合わせて頑張るしかないわ。
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  1. 2010/12/21(火) 02:16:40|
  2. どんつき(の、どんつき)

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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