どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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初笑い・2

さて、 この 続きです。

と、そういった感じでいちごはなんかちょっと機嫌が悪かった。っていうか多分ほんまに退屈やったんやと思うんですけどね。
同じ年頃の…というか、そもそもいちごとももしか子どもが居なかったので(彼氏さんのお兄ちゃん一家は欠席)遊ぶ相手もなく、
いつもは朝から晩までめいっぱいかまってくれるお父さんお母さん(彼氏さんの)も今日はホスト役でお客様のおもてなしにかかりきり、
今回の帰省で初めて会ったけどすぐに仲良くなってたくさん遊んでくれる妹さんの婚約者くん(子ども好きらしい)も、本日の主役なので宴会に出ずっぱりで。

てなわけで、若干八つ当たり気味に「なんで飲んではじけないのか」と責められた私はなんとなく居間に居づらくなり
もしかしてちょっと熱が上がったのかもしれないが、朝からの寒気も幾分マシになったので客間(会場)に戻った。

会場では上座のスリートップである、お父さん、お父さんのお兄さん、お父さんお母さんの古い友人で大工の四郎さん(仮名)を中心にかなり盛り上がっていたが
話の流れが全くわからないので、とりあえず下座でお母さんや親戚のおばちゃんたちと、他地方の人とのありがちな会話、
「京都いいね~。昔、一度だけ紅葉見に行ったけどまた行きたいわ~。冬の京都の雪景色が見たいね~」
「いや、今の時期はほんっまにやめとかはったほうがいいですよ?寒い、じゃなくて、むしろ痛い、んでw」とかをしていたらちょっとウケだしたので
かつてPTAの集まりで超OBのビッグママらを笑わせていた感じの軽めのジャブでおばちゃん連中を笑わせていた。

すると、地味に下座でウケている私に気付かはったのか、それとも、今日一日全く絡んでない(トークしてない)私を個別呼び出ししはったのか
お父さんのお兄さんが『こっち来い』と上座の自分の隣の席に手招きしはったので(えー)と思いながらも相手が相手なので断るに断れず、私はそこへ出向いた。
ちなみに、お兄さん、四郎さんとはこれまでの帰省の際、お餅つきやバーベキューで何度か面識があって軽く飲んでもいるのだが
今回の彼らは、なんか「本気」だった。その証拠に、彼らの背後には日本酒の一升瓶がゴロゴロ空いており、
「今までは、気ぃ遣って私がわかりやすいように標準語に近いしゃべり方をしてくれてはったんやな」とわかったほど方言丸出しだった。
ちなみに、ふと横を見ると、このところビールしか飲まない彼氏さんも日本酒を飲んでいた。
っていうか、よく見るとそのテーブルの全員が日本酒を飲んでいて、「これはやばいwww」と思っていたら案の定
『日本酒のハル子(四郎さんの奥さん)』に日本酒を薦められたのだが、この人らについていったらもれなく死ぬ気がしたので
「ビールで!ビールやったらほんまもうなんぼでもいきますんで!」と、気付けば、『りち、とことん行きます!』宣言をさせられていた。

と、そうして席に着くなり新入社員の入社歓迎会の勢いであちこちから注がれまくって急激に飲まされたが
ここまで全くと言っていいほど飲んでなかった私は、延べ5時間この勢いで飲んでいるその人々よりは全然余裕があったので
そうして急ピッチで飲まされても逆にその「上座の強烈なフリートーク」には飲まれず、ある意味シラフでそれを堪能していた。

てなわけで。

お待たせしました、りっさんの今年の初笑い。
ってこれ、あのおもろさがどこまで伝わるかわからないですけど、まんま再現してみます。
ぶっちゃけかなり訛ってはるんで、頭の中で適度に「濁点」をつけながら読んでもらうと雰囲気出ると思います。
ex. わかんねえよ(わからないよ)。 → わがんねえよ。
あと、何故かしらんが四郎さんはお兄さんを「九十九里」(仮。お兄さんの住んではるとこ?)と、名前でなく地名で呼んでいたのも個人的にツボったので
それもふまえて「まんま」載せます。


四郎さん「~~~だからよ、パソコンが欲しいんだよ」
お兄さん「パソコンで何すんだよ?」
四郎「んなことわかんねえよ。やい九十九里!パソコン買えよ!」
お兄「おらあパソコンいらねえよ!持ってんだからよ?」
四郎「ば~か、おめ~のパソコンじゃねえよ!俺のパソコンだよ!」
お兄「わかった、じゃあ買うよ。明日おめーん家持ってってやっから!どんなパソコンがいいんだよ?」
四郎「パ~ソコンっつったらコ~ンピューターのパ~ソコンだよ!」
お兄「パ~ソコンは全部コ~ンピューターだろうがよ!」
四郎「パソコンが欲しいんだよ!」
お兄「やい四郎!おまえベッド作れ!」
四郎「ベ~ッドは作れねえよ」
お兄「おめー大工だろうがよ?家建てれんのにベッドも作れねえ大工がいんのかよ、やい四郎!」
四郎「ベッドはできねえ」
お兄「おめえ俺ん家作っただろうがよ!…俺ん家は、ありゃあいい家だよ~?四郎はすごい大工だよ、技術者だ。だからベッド作れ!」
四郎「作れねえよ!」
お兄「じゃあ俺がベッド作るよ!」
四郎「九十九里!おめー、ベッド作れんのか!?」
お兄「んなもん作れねえよ、おりゃあ大工じゃねんだからよ!四郎大工がベッド作れよ!」


ひとつだけ言いたいことは


散らかしっぱなしwww



これまで、プロの芸人さん、セミプロ、素人含めて、もう数々のフリートークをさんざん見てきたが
フリートークやから、そら台本もないし全部その場の即興なんやけど、一応、
「一旦その話落としてから次行く」みたいな、なんかそんな暗黙の了解があるじゃないですか。
てかもっと言うたら会話はキャッチボールなんですから、投げられたボールを受けんと投げ返せないわけですし、
今まで野球のボールでやってたけど、ちょっとテニスもしよか、とか、そうして遊び方が変化していくにしても
基本的に、一個のボールを互いにやりとり行き交いさせて遊ぶのが「トーク」じゃないですか。


君ら、「打つやつ誰もおらん投げっぱなしのノック」かwww


確かに、確かに、四郎大工も九十九里もかなり酔うてます。
だが、それにしてもこれはひどずぎる。っていうか、もうおもろすぎる。
と、そうなってくると私は、このことにただ爆笑しているだけでなく「そこ」に参加したくなってくるわけで。


私「え、てかお兄さん、四郎大工さんがべッド作らはったらお兄さん、そのベッドで寝はるんですか?」
お兄「寝ないよ!なんで俺が四郎の作ったベッドで寝なきゃいけないんだよ!」
私「寝ないのかよw 四郎さんの作ったベッドで、お兄さん、寝ないんですって」
四郎「やい九十九里!なんで俺の作ったベッドで寝ないんだよバカ~!」
私「っていうかそんなことよりも俺はパソコンが欲しいんだ、と四郎さん的には言いたい、と」
四郎「そうだ!おまえはよーくわかってる!」
彼氏さん「だからwwwパソコンのこと持ち出すとまた話がややこしくなるからwww」
私「じゃあもういっそ四郎さんがパソコン作ったらいいんですよ!四郎大工がパソコン作れ!」
お兄「そ~れいいなー!やい四郎大工!おめーパソコン作れよ!俺がベッド作るからよ!」
私「じゃあ逆に、お兄さんが作らはったベッドで四郎さんが寝はったらいいんですよ」
四郎「いやだよ!俺は九十九里の作ったベッドでは寝ねえよバカ~!」
お兄「なんでだよ!じゃあ俺が一生懸命作ったベッドには誰が寝るんだよ?」
私「え、お兄さんベッド作れはるんですか?」
お兄「そんなもん作れねえよ!大工じゃねえんだからよ!」
四郎「九十九里!おめー、大工になれよ!俺は明日から大工をやめるからよー」
お兄「わかったよ!俺が明日から大工になるよ!」
私「ほな私も明日から大工になりますよ!」
お兄「りちさんよ、ベッド作ってくれよ?」
私「いや、ベッドは作れないです」
お兄「なんでだよ!?ベッド作ってくれよ~!大工なんだろ!?」
私「てか、ベッドは四郎さんが作らはるんでしょ?四郎さん、ベッド作れ!」
四郎「できねえよ!バカー!ばか~!」
彼氏さん「wwwなんかもうわけがわからないwww」
妹さん「wwwず~っと堂々巡りだしwww」


ってか、「わけのわからないこの堂々巡りの遊び」に、むしろ参加していこうぜ?



皆がただただ外野的に笑っているだけのそこに飛び込んでいった私に、ハル子さんが
「関西人はやっぱツッコミのセンスが違うよね~!関西の人はほんとにおもしろいわ~!」といちいち大ウケしていたが、
私は逆に一個もツッコんでおらず、むしろボケにボケを被せていってただけなんだが。
てかそもそも、関西人=おもしろい、っていうその「逆レッテル」やめてあげて。
関西生まれ関西育ちでも、一個もおもろいこと思いつかへん奴もスベる奴も、ほんっまなんぼでもいるんで。



話戻って。



そんな私がひとつだけ思ったことは、


私は「笑い」を綺麗にやろうとする概念が出来ているのかもしれない、と。



私は、「終わりのないナンセンス(な笑い)」は、あんまやりたくないんですよ。
何故ならば、やりながら、自分が焦ってくるので。
「で、オチはどうする?」とか、「これ(このネタ)いつまで続ける?」とか、やりながらそれを考えてしまうんで。
私が小中学生の頃に好きで観てたとんねるずで今やもう笑えないのはその辺だと思うんですけど。


でも、「笑い」ってそもそも、「自分がおもろいと思うからしてることに人が笑う」って話じゃないですか。

でも私はいつしか、……こんなん言うとアレやけど、
いつしか当たり前に「ウケること」に慣れてしまって、だから逆に「スベる」のが怖くなって、
いまや逆に、TPOに合わせて「中途半端な笑い」をやるようになってしまってもいるんじゃないか、と。



そんなんやったらもう私、 「笑い」 なんか やめちまえ!




話戻って。



お兄さんと四郎さんにしたら、私にそんな影響を与えたとは露とも知らぬことと思いますが、私にとってはかなりセンセーショナルな出来事でした。
人に影響を与えるって、多分そんなことなんだろうと思う。本人はそんな意識もない、みたいな。

2011年、りっさん、「自分がおもろいと思うからこれをやってるねん」っていう好き勝手な笑いにまた戻りたい。
自分がほんまにおもろいと思えずして、人を腹の底から笑わせることは、やっぱ多分できひんよな。






おまけ。


いちごが、「なんでK兄はママの様子を見に来ないの?」ってキレたことについては、
なんか、色んな感情が錯綜してたんやろうなと思います。
「今日のママは変」に、いつもなら一番に気付くはずのK兄がなんで今日は気付かないの?って。
「ほんとにママのこと、守ってくれるの?」って、あんたは少し心配になったと思う。

でも、大丈夫だよ。
あんたは見逃したかもしれないけど、K兄はちょいちょい「台所仕事代わろうか?」って様子見に来てくれてたんだよ。

てか、
「自分主催の宴会の席で旦那さんが招待客ほったらかして嫁の自分のご機嫌伺いしに来るとかそれはイケてないでしょ」
ってママは思うんで。


いちご。


いつか、あんたが嫁いだ時、自分の旦那さんにその疑問や不信感にぶち当たることがあったら、またしゃべろ。
それまでママ、なんとか元気なオカンでいたいから、だからあんたも、早いとこ嫁にいってな。





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  1. 2011/01/09(日) 01:57:09|
  2. どんつき(ひと)

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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