どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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自分らしさってなんだろう。

さて。

先日、店で開店準備をしていたら、先輩で本業ミュージシャンのショウさんが「りちさんちょっといい…?」と私を休憩室に手招きしたので
またなんか困ったことか客に腹立つことでもあらはったんかな?と思いつつ「はいはい?」とついて行ったら
ショウさんは、また耳まで赤くしながら自分のロッカーから一枚のCDを取り出し、
「りっさんりちりちの意見と感想を願いたいのよ」と、そのCDを私に手渡した。

私「おおっ!新曲ですか?」
シ「うん……ただ、どうなんやろ?って思うとこがあって。あ、歌詞はそんな聞かんでええけど、曲と、歌い方?が、俺っぽいかどうかをりちさんに聴いてほしいねんか」
私「ショウさんっぽいかどうか???……わかりました、ありがたく聴かせてもらいます」

去年の夏、念願のショウさんのライブに行けるはずだったところが私の具合が悪くなって急遽行けなくなり、
そしてショウさんらのバンドは、とある事情によりそのライブを最後に現在ライブ活動は一時中断してはるんですが、
いつの頃からかショウさんは新曲を創る・出来ると、それを私に聴かせてくれて、意見や感想を求めてくれるようになった。

ただ、私は音楽については、中学でのブラバン(文化部なのに体育会系な強烈スパルタ縦社会。先輩には絶対服従)と、
16~18才頃まで趣味のロックバンド(いわゆる軽音)をかじった程度なので、ほぼ素人なんですよね。
楽譜があったら、短期集中でその楽器のパートを練習したらなんとなくはやれて(ただし木管楽器以外)
歌も「聴いた通り」には歌えますけど、でも所詮それは「歌真似」に過ぎず、「カラオケ巧いね~」っていうレベルの話ですし。
と、そんな私がインディーズデビューしてるショウさんらの曲や歌にあーだこーだ言うなんぞかなり恐縮なんだが
それでも、ショウさんは他でもない私にそうして意見や感想を求めてくれはるのが、私は正直ごっつ嬉しいんですよね。
っていうのは、私も以前、シナコンに出す新作とかまだ試作段階のホンをツレに読んでもらうことがちょいちょいあったので、
ショウさんが今私に求めている意見や感想はプロの見方のそれではなく「私の」それなんだということが薄々わかるので。


てなわけで、そのCDに収録された10数曲を聴かせてもらったのだが、
ショウさんが言っていた「この曲、この歌い方、俺っぽい?」という迷い(?)の部分が、聴いててちょっとわかった。
確かに、「今までの感じ」とはちょいちょいあれこれ変えてはるので、「ショウさんっぽくない」っちゃ「っぽくない」が、
でも歌ってはるのは紛れもない「ショウさん」なんで、よって私はひとつひとつの曲に対しての感想をレポート用紙に書き連ね、
そして最後にこのCDの収録曲全体への意見・感想として
「って色々述べましたが、でも私が思うのは、ショウさんが歌えばそれはショウさんの歌なんで、ショウさんが『これが俺の歌や!』と世に放ってやればそれはもう『ショウさんの歌』なんで、だからショウさんはショウさんの歌いたい曲を歌いたいように歌えばいいと私は思います」
と結んだ。
っていうか逆に言うと、そのCDを聴く前からもう私のその意見は概ね決まっていたのだが。


てか私がひとつだけ思うことは


人のことやからそうして偉そうに言えるんやけど。
だってそれについては私自身も時折悩んでますしね、っていう。



「自分らしさ」を意識してモノを創りだすと、逆に「自分らしさ」がわからなくなるんですよね。
元はといえば「自分らしさ」を表現したいからこそ始めたことなのに、「自分らしさ」がどんどんわからなくなってくるという。
まあそれはモノ創りに限らないことかもしれませんけど。


例えば。


私は去年から焼酎を飲みだしたんですよね。

水のようにビールを延々と飲み続ける私が焼酎のお湯割りを飲んでる姿を昔からのツレには想像できないかもしれないが
去年の正月になんとなく思いつきで焼酎を買ってみたんですよ。
もちろん今まで一度も焼酎を飲んだことがなかったわけではないが、それこそごっつ若い頃に家でツレと飲むのに
お手軽で安い「いいちこ」でコークハイとか炭酸割りとかして飲んだりしてたし、ただ本格的にビールを飲むようになってからは
「焼酎?そんなんおっさんが飲むもんやろ」って思うようになってね。って、焼酎ってなんかそんなイメージありません?
なのでもうほぼ焼酎ビギナーに等しい私は、彼氏さんのアドバイスにより去年は鍛高譚というシソ焼酎を飲んでいたんだが
だんだんちょっと飽きてきたんで、ここ最近は米焼酎のお湯割りに昆布茶の粉末を混ぜて飲んでいる。
(↑この焼酎+昆布茶トッピングは大分の酒飲みのおっさんに教えてもらった。あっさりしてて美味いし何杯でもいける)
いや、とはいえ基本はやっぱビールなんですけどね。ただ、ずっと延々ビール飲んでるとお腹ふくれる&寒くなってくるんですよ。
しかも私はキンキンに冷えたビールにさらに氷を入れて飲むという変態的なことをするので尚更寒くなるという。
っていうかそもそも私は真冬でも冷たいお茶かアイスコーヒーしか飲まんやつやったんで、
「って、そんなんしてるから体温低くなる(=免疫力落ちる)んですよ?」とうちの薬剤師さんに注意されてたんだが
それもこの冬はついに保温ポット(いわゆる魔法瓶)を購入し、常に温かい番茶を常備し、愛飲しているというこの変わりよう。

話戻って。

焼酎にシフトチェンジしだした当初は自分でも
「私が焼酎飲んでるって、らしくないよなあ」とか、「ビール、量飲まれへんなってきたっていよいよ歳かなあ」とか
なんかそんなん思って、
「よし、やっぱりっさんはビールしか飲まん。何故なら、それでこそ私だからだ」と、
寒さでガタガタ震えながらもあえてビールを飲み続けたりしていた。

でもやっぱ根負け(←)して、「シメに一杯だけ…」と焼酎のお湯割り(+昆布茶)を飲むと体も心もホットな感じになり


なんやねん?てか、なんやってん? 何と戦っててん?w
いいじゃない、これでいいじゃないw むしろこれがいいんじゃないww



といった、なんかとても幸せな気持ちになり、
それこそ「らしくない」かもしれないが、ついでにちょっとこっそり「世界平和」なんかを祈ってみたりして。



…って、もうええから早よ寝ろやwww  っていう話なんですが。



話だいぶ戻って。



自分路線みたいなものがある程度出来て、もっと言うとそれが周知されて期待もされてしまうと
自分はもうそこにおらんとあかんのかな?みたいな錯覚にも陥ってそこから抜けだすのが少し難しくなるけど
でも、逆に言うと自分はまだ出来上がってないので、人は多分ずっと一生「その過程」の中にあるので、
「自分らしかったか?」を振り返るのは、それこそ自分がもはやいよいよ死ぬ時でもいいんじゃないかと。
だから今は、あっち行ったりこっち行ったりしながらその時そう思ったようにやればいいんじゃないかと思う、自分も含めて。

って言うのは簡単なんやけど、生きてると悩みますよねぇ、それはどうしても。



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  1. 2011/01/17(月) 00:14:15|
  2. 思うこと(「生きる」)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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