どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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ヘソ曲がり署・敏腕刑事、「泣かし」のオトさん?・2

さて、この続きです。

そういえば、かつても同じようなことがあったんですよね。
いざ離婚する段の詰めの話になった時、何がきっかけか全く謎なんだが彼は突然暴発し始め
「おまえとはもう一言も話さん!おまえと話すことは何もない!どっか行け!俺に関わるな!!!」
と、今回と全く同じような展開になったんですよ。
っていうか、どっか行く(離婚する)ために話をしてんねんから、そない慌てんでも話がまとまったらどっか行くがな…っていう。

と、そうして話し合いが全然進まない中、オトンから「こっち帰ってくるのはいつ頃になりそうや?」と連絡があり
早よ決めたいのはやまやまなんだが、私と話したくないとキレとるんでにっちもさっちも…と言うと、
オトンがその週末にもう早速新幹線で東京まで来てくれたんですよね。

元旦那は、自分が不貞を働いてこの状態(離婚話)になってるにも関わらず、
私に対する悪態及び罵詈雑言を、私(娘)の実の父親であるオトンの前でわめき散らすという病的な大暴れをしたんだが
オトンは「ほほう~そうか~う~ん」とか言いながらのらりくらりとそれをやり過ごし、
「よしわかった。ほな俺と話そう。おまえはちょっと別の部屋に行ってなさい」と私は席を外させられた。

すると。

オトンがどんな説得をしたんかわからんのだが、10分か15分後にはさっきまでせんど爆裂していた元旦那の笑い声が聞こえてきて
しばらくして、オトンが「冷静に話し合いを続けるそうや」と私を呼びに来た時、先ほどまで般若だった元旦那はおてもやんになっていた。

とまあそんなことが過去にもあったことからか、
元旦那はうちのオトンに一目を置いているのか、オトンに対しては素直な良い「元息子」であり
子どもに会いに京都に来た時は必ず、手土産を下げて実家のオトンを訪ねているのである。
てか、目と鼻の先に住んでいながら逆に私は正月ぐらいしか実家のオトンを訪ねることもないのに、である。

話戻って。

私が今「養育費どうなってんの?」と電話をしたらおそらくまたひと悶着あることが容易に想像でき、
ただ、今回のこれは単なる脅しであることもわかっているので、そうしてある程度ボロクソに言うたら気が済むんだろうが
ただ、私としてはそこで養育費を武器や盾にするのは違うと思うし、それを許したらアカンと思ったんですよ。
何故なら、それは子どもに対する責任であり約束であり、また義務でもあるので、
例えば今後またこんなことがあった時、前回そうしてうまくいった「養育費遅滞作戦」が通例になるのは絶対おかしいことなんで。


てなわけで。


そう来るか?と意表をついたつもりでいるであろう元旦那の意表をつき返すべく、私は「オトン魚雷」を発射することにした。
一時の不穏な状態は解けたとは言え、私とオトンが今だ以前のようにしっくりいってないことは元旦那も知っているので
まさか私がここでもう早速オトンに助け船を求めるとは思ってもいないだろうが、
私にしてみたらこんなアホらしく無駄なストレスだけがたまる戦いを、しかも別れた元旦那とわざわざしつこくしたくなかったので、
とある晩、仕事から帰ってきて急いで子どもらの晩ご飯の仕度をし、
「ママちょっとおじいちゃんとお話があるからおじいちゃんとこ行ってくるし、すぐ帰るからあんたらご飯食べて待っててな」
と、実家を訪ねた。
私が一人でしかもこんな晩に実家に行くという異例の事態に子どもらは「えっ?何?何?」となっていたが
それよりももっと「えっ?何?何?」と動揺していたのは、逆にむしろ、私に訪ねて来られたオトンだった。

私は話の概要をざっと説明し、
「…とまあ、いわばまた5年前のあの状態やから、オトン、間に入ってもらえへんやろか?」と言うと、オトンは
「なんやそんなことか!ビックリするがな!Kくんとなんかあったんか、お母さんみたいに長いこと入院せなあかんなったとか、そんな話かと思たがな!w」と言い、
「ほなもう善は急げで(←ちょっと言葉の使い方間違ってるがw)今電話しようかな」とオトンはその場で元旦那に電話をした。


迷惑を持ち込んでいる私が不謹慎を承知でひとつだけ思ったことは


オトンの「生・説得」が見れるwww


ただ、私がオトンにひとつだけ言うたことは、
とは言えこの養育費遅滞は、私が今そう決めつけてる「作戦」などではなく、
もしかしたらほんまに何か理由があってのことかもしれんから、とりあえず、
「どうなってるんかな?」ってことだけまず聞いてもらって、
「これこれこうで遅れてました、すんませんすぐ振込みます」って言うなら、もうそれ以上突っ込まんでいいからと。

だがそれに対してオトンは

「そんなもん、わしの前ではなんとでもそう言うやろ」
「そやからもうわしは最初から突っ込んで言うで、ええな?」


と言った。


私「オトンに最初からそこ突っ込まれたら、変に逆ギレしてえらいことになりませんかね?w」
オトン「なるやろなw でも大丈夫や、任せとけ。オトンもだてに40年以上お客さんと職人さんの間、取り持ってへんから」
私「そうですか…。ほなお任せします…」


と、そうして元旦那に電話をかけたオトンの第一声は、
「(元旦那)く~ん?京都のお父さんで~す。元気にしてるかな~?」
と、37の男を捕まえてまるで幼稚園児に話しかけるような猫なで声で始まったので、傍らの私は吹き出しそうになった。
オトンの携帯ごしなのではっきりと向こうの声は聞こえないが、
「あ、お父さん!ご無沙汰してます~元気ですよ~」みたいな感じで元旦那は和やかに受け答えしていたが、
オトンの「りちに全部話聞いたんやけど、なんや揉めてるんやて…?」という言葉を皮切りに、
それは息もつかせぬほど超エキサイティングな大声での「まくしたて」に変わり、それに対してオトンは
「ほほう~そうか~う~ん」とか時折言いながら、のらりくらりとそれをやり過ごしていた。


てかこの光景、5年前にも見たけどwww

と、5年前はここで席を外さされたのだが、今回私はその一部始終をこの目で見た。

最初はそうして何言うてるかわからんぐらい大声でわめき続けていた電話ごしの元旦那の声が、
オトンがポツリポツリと口を挟むたびに、少しずつ落ち着いてクリアーに聞き取れる状態になっていったんですよね。

オトン「そうか~。つまり、自分がしてやったことについて御礼の言葉が欲しかったんかな?」
元旦那「いや、そうでもないんですけど…してやってると思ってしてるわけじゃないですし…」
オ「ほな、その御礼を言わせなかったりちのしつけに腹が立ってるんかな?」
元旦「それはありますね…」
オ「それは俺の責任や。娘のいちごに御礼を言わせることを教えないような娘にりちを育てた俺の責任や。(元旦那)くん、ほんまにすまんかったな」
元旦「いや、お父さんは全く悪くないんですけど…」
オ「いやもう今回のことは俺が悪い、にしといてくれ。それでええやんか?でも養育費のことは話が違うよな?…(元旦那)くん、俺は孫のことがかわいいねん」
元旦「僕も子どもらのことはかわいいと思ってます」
オ「せやな?子どもはかわいいよな?俺と、男同士の話もしたよな?あの時の俺との約束、守ってくれるよな?」
元旦「それは守るつもりでいます。だから養育費を払わないとは言ってないですし…」
オ「ほな、どうしたらおまえの気持ちは治まるんかな?」
元旦「っていうか、なんで俺からばっかり電話せなあかんねん?って思うのもあるんですよ」
オ「りちのほうからもマメに電話して欲しいんかな?」
元旦「いや、して欲しいっていうか、これは僕の気持ちの問題なんですけど…」
オ「気持ちの話で言うたら俺はりちにおまえからもマメに(元旦那)くんに電話しなさいとはよう言わんな~。もう言うけど、よそに女作って別れた旦那にマメに電話してあげなさいって、おまえやったら娘に言うか?」
元旦「言わないですね…っていうか、りちのことはいいんですけど、Kくん(彼氏さん)がこれからのことをどう思ってるのかを聞きたいんですよ」
オ「そうか~。ほな、Kくんと男同士の話が出来たらいいんやな?」
元旦「まあ、そういうことですよね」
オ「あとは、なんかあるか?」
元旦「いえ、ないです」
オ「そうか~。俺も孫バカやからな。りちとの離婚についてはなんも言わへんけど、ただ子どもらに対しては父親としてちゃんとしてやって欲しいし、おまえという男を俺は男として信じてるしな?…ほな、俺からKくんに話して早いうちにKくんからおまえに電話でもさせよう。今後もしばらく俺が仲介するから、おまえらは直接やり合うな?ええな?」
元旦「はい。お父さんすみませんでした、迷惑かけて…」
オ「なんのなんのwwほなまた俺が東京出張でそっち行く時、一緒に横浜で飯でも食おうや?」
元旦「はいw 僕もまたお父さんに会いに京都に帰ります」


っていうか。


クリスマスプレゼントの御礼云々の話は何処にへ???



「っていうか論点ズレまくりですやん!最終的にKくんと話したいとか何この着地点wだからKくん関係ないやん!?」 
と私が言うと、オトンは
「いや、関係ないで?自分と別れた後に出会ったおまえとKくんのことは、あいつは口出しできひん話なんやから。でも、突っ込むとこはきっちり突っ込んでも、何もかもを追い込んだら相手はなおさら意固地になるだけやし、Kくんはそらまだ若いけど、(元旦那)くんと渡り合える男やとわしは思ってるから」
と言った。

そうして「なんだか全然わからん話」にも関わらずKくんは男同士??として元旦那にその日のうちに電話してくれたらしいが、
「いや、Kくんは悪くないんだよ。諸悪の根源はあいつ(りち)やから」
っていう方向に元旦那はまたなったみたいで(←心の病気?それとも頭の病気???)
わけのわからん解読不可能な爆ギレメールがまたしても何通か届いたんだが、私はそれらを速攻で削除した。


てなわけで。

「(元旦那くん)のことは俺が仕切る。養育費は俺が立て替えといたる」と言うオトンが、
元旦那が遅滞している養育費分を届けてくれたその晩、
さすがに玄関でそれだけ受け取って帰すんも悪いよな…という申し訳なさもあって、
三年越しのこの度、実家を出てから初めて、オトンを晩ご飯に招待したのでした。

ちなみにその二日後、元旦那から「盾にしていた養育費」がすんなりと振り込まれたのだが、その際またしても、
「今回は振り込むけど来月からはあると思うなよ?」とかいうようなメールが来たんだが、私はそれをまんまオトンに転送し、
するとオトンはそのことについて元旦那に電話をし
「子どものこと、俺との約束、そんな男同士の俺との話は、おまえに伝わってなかったかな?」
「おまえは優しい目したええ男やないか。大声でわめいたり女の腐ったようなメールしたり、そんなんおまえには似合わへんって」
っていう話をまた元旦那としてくれたみたいで、元旦那はちょっとじわっとこみ上げるものもあったようで、
その後ようやく私の携帯は静かになったのでした。



と、そんな、七曲署ならぬ「ヘソ曲がり署」の刑事・泣かしオトさんの生・説得を見て私が思ったことは、

「基本、相手の言うたことを繰り返す(反復)」
「基本、一度にたくさんしゃべらない」
「男同士、とか、男として、という言葉にやたらこだわる」


っていうかこれ多分、年配のおっさんやから使える技なんでしょうね?年の功ってやつ?
ただ、最後の一項目は別として、
今年中学生になるいちごの「多分来るであろうどえらい反抗期」を受け止めるにあたり、多いに参考になるところはありました。



ともあれ、
「おまえが父親の俺を頼ってくれたんは嬉しかった」というオトンに、今回のことでまた借りができてしまったので
今年からはちょいちょい、うちで一緒にご飯でも食べようかと思います。



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  1. 2011/01/23(日) 23:15:11|
  2. オトンネタ

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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