どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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すこぶる元気な安静患者

さて、二編に渡った先の記事(走るいちご~第一章ファイナル)に、いささかのタイムラグがあったのには理由がありまして。

忙しかったから?
いいえ。
それは何故なら、私はまたしても闘病生活をしていたからです。ていうかもっと言うと「安静命令」が出ていたのだ。

今回の「それ」もまた何の前触れも自覚症状も一切全くなく、起きました。

…以下、「血」とか弱い人は目を細めて斜め読みするように。
あと、今このどんつき~を飯食いながら読んでる人、「お行儀がどーの」の話でなく、食い終わってから読むように。


てなわけで。


それはとある日曜日の午後3時頃のこと。

特にお腹が痛くなったわけでもなくただなんとなく、ほんま、「なんとはなく、小」の感覚で私はトイレに行った。
そうして座ってしばらくしたら、ジャーっと勢いよく出たんだが、どうも「違うほうの穴から出た」感じがしたので
「んん?下痢か?お腹痛くもないのに?」と思ってちらっと後方下部の「溜まり場」を見たら、何故か水が真っ赤だった。
血便を通り越してもういわゆる下血というやつですな。


えっ、 なんで???


というのがその時の感想だった。


私は消化器系の病気を患っているので、その持病が悪化する時は大概腹痛を伴い、
また、何らかの前兆や予兆があったりとか、なんしか徐々に症状(経過)が悪くなっていくことが多いのだが
今回のいきなりのその状態にはもうマジで「なんで?」と、逆にこっちが質問したいぐらいだった。

どっこも痛くないし。
全然元気やし。
なんもヤバイもん(*)食べてないし。

*ヤバイもん、とは*
消化器系の病気は病気なんですが、私の場合は日頃から食べたものによる変調がほとんどと言っていいほどない。
私と同じ病気を患ってる人の中にはそれら食べたものがテキメンに症状に現れるタイプの人もいるようで、
そういうタイプの人は調子のいい時でもずっと日々の食事(食品)制限が細かくあったりしてだいぶ辛いらしいが
私の場合はどうも「食べたものはあんま関係しないタイプ」らしいので、ビール飲んでもキムチ食っても全然平気なんだが
ただ、そんな私にもいくつかは「食ったら100%弱る(=ヤバイもん)」があるので、それらは一切食べないようにしている。
一例としては、レトルトじゃないカレー、背油スープのラーメン、など。
余談だが、「背油スープ」と謳っているが実はそんな手間暇かけてない「いんちきラーメン」はりっさんにはお見通しだ。
何故ならば、ほんまにちゃんと「背油スープ」を使っていたら、私はもう一発でお腹を下すからだ。
同様に、「仕込みから煮込み上げまで丸一日かけている本格カレー」も、私の腹にかかれば一発でその嘘を見抜けるのである。


って だからなんやねん?て この悲しい大威張りはwww



話戻って。


そんなハテナマークだらけの頭で私が次に思ったのは「え、どうしよう」ということだった。

去るあの最悪の劇症期、2007年5月のことが思い出された。
本来ならば入院しなければいけないところを無理から「外来処方MAXのステロイド処方」をやったあの怒涛の日々のこと。
テキメンに効いたけど副作用にさんざん悩まされ、そしてそれを辞めていく過程がとにかくとにかくもうしんどかったこと。

…って、またあの事態になる?
でも半年前に続いてまたいきなりの下血はもう「外来でなんとか」は無理かもわからん…今度こそ入院かも…。


私自身(自認)としてはもうすこぶる元気なのだが、こうしてはっきりと「下血」という事実を叩きつけられてしまった以上、
私の自覚がある・ないに関わらず、私の腹の中では何かが確実に起きているのだ、しかもそれは悪い方向で。

だがどうしてもそれを認めたくなかった私は「どうか見間違いであってほしい」と祈りながらそれを抹消し、
もう何事もなかったかのようにトイレから出ると、彼氏さんが台所の椅子に座って携帯でメールか何かを打っていた。
私は今しがた起きたことを赤裸々に彼に話すべきか迷った。
何故なら、彼は一時間後には仕事に出ることが決まっていたからだ。
もし例えば私が今ここで

「いや~まいったよ、かっちゃん。なんかいきなり下血してやがんのw」

とかリアルに現状を報告しようものなら、彼はそのことを放ってはおけないだろうし、
だが、私が今病院に行くとなると子どもらはどうするのか、でも自分は仕事には行かないといけないし、で
平和なはずの日曜の午後がいきなりなんかもう途端に忙しい気持ちになってしまうだろう。
と、そんなこんなを考えつつ、
でも、もしこれから自分の意図とせずこのことがますます悪化の一途を辿っていった場合、
今回のことは私も全く今後の予想ができないことであるだけに先のことは私もかなり不安で、
もしも、もしもだが、この先もっと私の状態が最悪なことになっていくのだとしたら、
彼氏さんにはまたなんらかの迷惑(主に子どもらの家庭での保育)をかけていくことになるかもしれないので
一応の前情報として私は、「ちょっとお腹の調子が悪いっぽい」みたいな報告を彼に薄っすらとしておいた。
彼氏さんは「そうなんだ?それは大事にしないとね。ゆっくりしてなよ?」と私を労わりつつも、仕事に行った。


そして、彼氏さんが出かけたその10分後ぐらいに今度は明らかな便意をもよおして、私は再びトイレに行った。


「ここが勝負どころやぞおまえ(=腸)! 半ケツ…いや、判決はここで出る!w」
と、この詰まった状況でそんな最低な下ネタが浮かんでしまった自分がもう嫌になったのだが、
結果はまた「ジャーッ」で、しかもクロではなく、さらに真っ赤だった。
もうすでに「溜まり場」に溜まり血吹雪を上げているそれらをすくい上げて計ることはできないが、
強制削除した一回目のアレとトータルしたら「500mlの午後の紅茶(ストレート)」は完全に越えてる総量だった。




即入院。



という三文字が頭をよぎった。



っていうか逆に言うと、今「病院」にさえ行かなければ「入院」もそれは絶対ありえないわけで、
だから「入院」を回避したいなら「病院」に行かなかったらそれは確実に回避できるやん、と私は思った。
「私だけのこと」で考えるなら、「私は今、入院したくない」ので、病院に行かないという選択も出来る。

根本的に「だいぶかなり間違っているセルフメディケーション」の考え方なんですけど。


でも、いや「ちょっと待てよ?」と思って。


私は入院は絶対したくないし、医者にかかる時間もあんまりない。
なら、家で自分でなんとか治していきたい。治らなくてもマシになりたい。何故ならば、子どもと一緒にいたいし。
でも、それはこの病気の根絶にはならないし、「今だけ」逃げてるだけのことに過ぎないし、もっと言えば、
この病気になったからにはこの病気自体が解明される=いつかこの病気が特定疾患(難病)ではなくなること、
に身を尽くし、「この事例」を医学界にありのまま提供するほうがいいのか?と、私は真剣に悩んだ。


よって、私は、私の娘であるいちごとももにそのことについてどう思ってるのかを聞きたかったので、聞いた。


私「今しがた二回続けてめっちゃ血が出たから、ママは今から病院に行こうと思う」
いちご「日曜やのに?」
私「日曜やけどな」
い「ママ…そんなにしんどかったん?」
私「何にもしんどくないねんけどなー。ただ、この出血量から見て即入院になる可能性はあるかもしれん」
もも「ママ~~~しなないでー(泣く)」
私「死なへんよwww」
いちご「K兄(彼氏さん)は?」
私「K兄はお仕事です。だからママはこれからお爺ちゃんにこのことを伝えてママが病院に行ってる間あんたらのことを見ててもらえるようにお願いして、それからママは病院に行こうと思う。ただそうして病院に行ったら、もしかしたら、そのままママは入院になるかもしれん」
もも「ママ、にゅういんするの?」
私「したくはないけどな」
いちご「入院したらママの病気は治るん?」
私「入院してもすぐにママの病気は治らんと思う。でも、もしかママが入院したことでこの病気のことは何かわかるかもはしれないかもしれん。今はなんもわからんし、なんとも言えん。ごめん」


いちご 「まあ、明るくいきましょうよ! まだ何もわからへんなら!」

もも「ママはなおるの! だって ももちゃんのだいすきなママやもん♪」




なんか、「ガーン」って、きてね。


「難病認定」受けた時点で私の中に「もう治らない病気」みたいな自認があったんかなと思って。
この病気と一生付き合っていかなあかん諦め、みたいな。

この病気(持病)に対して私はどうしても後手後手の消極的な感じになってしまって、
この病気(難病)に対して私は「自分はたくさんの患者の中のひとつのタイプ」と思ってるけど、
でもこいつら(いちごともも)は、「うちらのたった一人のオカンは奇跡を起こす!」って信じきってるわ、って思って。

てか、思い起こせば、私も「オカン(特定疾患持ち)」のこと、そんなふうに思ってたしなー。




ならば、「ここ」で私が食い止めたる。

自分治って、さらには「概ね治りそうな病気」にまで、なんか持っていったる。





てなわけで。



共に闘う総合病院の救急外来に電話した。
日曜やから主治医の先生がいないことはわかってたけど。


私「○○の特定疾患でお世話になっているカルテ番号何番のりちというものですが。主治医は消化器内科の○○先生です」
看護師「どうされました!?」
私「突然下血したのですが量が多かったのでどうしたものかと思って。主治医のいる明日まで受診は待ったほうがいいですかね?」
看護師「下血!?どれぐらいですか!?」
私「目測ですが、500mlほどかと」
看護師「他に何か症状はありますか?」
私「それが全くないんですよ」
看護師「動けるようなら今すぐに来ていただきたいんですが来れますか!?」
私「わかりました。なるべくすぐ行きます」
看護師「救急車で来られるなら必ず病院指定してください!東側に車椅子を用意しときますので!」
私「え、救急車!?車椅子!?そんなんそんなん、タクシーかなんかで行きますし、あの、ほんま全然大丈夫ですから!」



ひとつだけ思ったことは、


こっちも命懸けやけど、あっちも命懸けてはる。



かくして私は、「すこぶる元気!」なのに「その急変?」で、日曜午後の救急外来を受診したのでした。


続く
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  1. 2011/02/24(木) 03:39:47|
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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