どんつきを右に曲がって左のかどっこ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

売っているのに「買ってはいけない」と言う店

さて、今日の記事を読むにあたり、ひとつだけ皆さんに約束してほしいことがあります。それは、

慌てず騒がず、最後まで私の話を聞いてください。

もうテレビでも報道されてるんで皆さんもご存知かと思いますが、
現在、東京及び首都圏都市部で深刻な買いだめ買い占め騒動が起きてるそうで。
ペットボトルの水、トイレットペーパー、ティッシュ等の日用品から、子どものオムツ、粉ミルクといった育児用品、
カップ麺やレトルト・缶詰め食品などの常備食や、懐中電灯、電池等の非常用品などありとあらゆるものが、
なんかもう尋常じゃない品切れ状態になっているそうで、ところによってはもうほんまに一切合切、店に商品が「何にも」ないと。
恐らく、今回の地震や今だ続く余震の恐怖から、みんなもうパニックになってしまってはるんやと思うんですよね。
しかも、関東(電力)地域は普段以上の節電や計画停電をしつつ生活してはるんで、
色々常備してないと不便で不安で安心できない、その気持ちもようわかる。

ただ、どう考えてもそんな一気に、そんな急速にそこまでの事態になってしまうんはおかしいんですよ。
何故なら、関東の「普段の暮らし」の分の供給は、地震後も問題なく動いていたはずなんです。
そら、東北~関東地域の道路が寸断されたり割れたりして使えなくなってしまってるから、確かに物流は悪くなってるやろけど
でも、考えてみてください。日用品って使う量はもうほぼ安定・一定してるじゃないですか?
だから製造する側はずっと「使う分」は作ってきてるし、通常通り使う分はストックがあるわけですよ。
まあ確かに、日用品と言えどこの時期は花粉症とかでティッシュの消費量が若干増えたりはする、とかはあるやろけど、
でもそれも見越した上で向こうだいぶしばらくの物はすでに製造できてるはずなんです。
だってどこの誰が「明日」要る分を「今日」作りますか?
逆にそんな「注文受けてから竹を切りに行く、こだわりの手作り扇子」みたいなことやってる製造会社がどこにあるのかと。
だから物はあるんです。ただ、さっきも言うたように物流がちょっと混乱してる(ちょっと遅れる)ただそれだけのことなんです。
もっと言うたら近々出荷の分はもう配送センターまでとっくの早くに届いている。
それを個々の店に届けるトラックがちょっと遅れてる、それだけのことなんです。

よって、仮に製造工場が潰れたからといって今すぐになんでもかんでも無くならないんです、もう「作って」はあるから。
確かに、地震で操業できなくなった製造工場もたくさんあるだろう。
だから、ひょっとしたら物がほんまに不足してくるかもしれん。でもそれはもっと後のことなんです。
だが日本のとてつもなく凄いところは、日本の優秀な企業戦士(ジャパニーズ・ビジネスマン)たちは、

「工場ごと潰れてもーたんやから、もうわしらの力ではどないもこないもならんがな」
「せやせや。今は家でお母ちゃんの乳でも揉んで待つしかないで。静観や、静観の心や」
「違うねんな~おまえらってほんまにアホやわ~全くわかってないわ~。…つまりな、国が悪いんや」


とかそんなん言うて、もうかれこれ30年か40年ぐらい「大変なものごと」を全部、「静観」や「人のせい」にし続けて、
「ずーっと変わらないその場所で、毎日毎日ホッピー(若い子ら、知ってる?w)飲んでるだけ」、みたいなおっさんらとは違い、
…ってそんなおっさんらと酒飲むともう殺人レベルのネタの宝庫なんで、個人的にはそんなおっさんも好きだがw
昼飯も夜飯も、なんなら翌日の朝飯も抜いてでもストックのある内に「潰れた工場の代替工場」を死に物狂いで探してくるという、
…って逆にその精鋭たちの働きすぎもどうかと思うけどw死ぬな生きろ!w
と、そんな、世界に誇る勇気と信念とバイタリティーに溢れる勇者たちの集団なので、そう簡単に日本は引っくり返らないのだ。
てか、もっと言うたら、

逆に、こんな最中にでも仕事に出てるあんたの旦那こそが、
今もう、必死のパッチでこのことを立て直そうとしてるねんから。


だから、「この世の末」とか「日本終わる」とかってビビって、必死こいて買いだめしなくても全然いいんです。
朝、少し心配はあっても、やっぱり笑って旦那を見送るように、もういつも通りにしてたらいいんです、と。


だが、そうは行かなかった今回のこの騒動。


実は私は、テレビで報道されるぐらいのこんな超ド級の異常事態までになる前に、その情報を少し聞いていました。
何故なら、うちの店みたいに全国展開してるとこは「その業界」の話はもう雑談的に入ってくるんです、これはどの業種もやろけど。
「どこそこ方面の○○(同業店)で、何やらがべらぼうに売れだしてるらしい」とか、もうどっかかしらそんな情報が入ってくる。
なので、東京で水と紙が急激に売れ出してるって話も実は少し早くに聞いて知っていて、だから、うちら(関西)は
「そら~もうみんな不安なんでしょうねえ~毎日怖い思いしてはるやろし…気の毒ですわ~」とかってしゃべってたんですよ。
でも、もうすぐさま発注配送をセーブして関東店に商品を回すようにしたれ!みたいな指示も特に出てなかったし、
しかも「水売れてる」言うても東京及び関東地域は、北関東で一部断水してるとかあっても概ねの地域が蛇口ひねったら水も出るんで
まあその混乱的な購買意欲もいっときのことで、しばらくは「ちょっとは」品薄になるやろけどすぐ戻るやろ~って見解やったんですよ。
ところがもう、次の日かその次の日には「あかん!なんもあらへん!」って話になってきて、「ええっ!?もう???」っていう。
言うたら、「多少混乱しても、概ねが普通に暮らしてたら大丈夫な供給レベル」を二日か三日で急激に越えてもうたわけです。
物が一気になくなったわけじゃなくて、「物はあるけど店に届くのがいつもより遅い」が、誰もかれももう待ってられずに。

Aさん「いつもより水が少ない…。そうか!地震で物が足りなくなったんや!次いつ入るかわからん、水を5ケースと、あとトイレットペーパーも有るだけ買うとこ!」
Bさん「トイレットペーパーあらへんやん!あっ!さては地震で物が足りなくなったんや!トイレットペーパーはないけどほな代わりにティッシュを今有るだけ買うとこ!」
Cさん「え、ティッシュもトイレットペーパーも無いの?しかも水もあらへん!これは大変な事態や!ほなとりあえず赤ちゃんのオムツ2つ?…いや4つ買うて、そしてこのことを早速ママ友に教えてあげよう!」
と、そうした情報を聞いて駆けつけたDさんEさんFさんGさんが店に着いた頃には、
なんと一番最初に来て慌てたAさんが早速もう自分の娘のYさんに

「あんな大地震の後やから今、東京には物がないねん!」
「あんたも今の内に今有るもんを有るだけ買うときや!」


と、自分が感じたこと(主観)を「ニュース(情報)」としてブッ飛ばしており、オカンにそう煽られたYさんはYさんで、
さらにそれを自分のママ友に「ニュース」としてバラまいて、先にもう有るだけなんでも買い漁ってしまっていた後で、
「まだちょっとは有るはずのオムツ」すらもなく、もう絶望的な恐怖不安に陥ったDさんEさんFさんGさんが
今どうしても必要でもないのに「乗り遅れた不安」を解消したいことから「今ここに有る粉ミルク」をあるだけ買い占め、さらに
「隣町の店にはティッシュは売り切れやけどオムツはまだあるらしいよ!」という情報を別のママ友から得て、
隣町の店で、「それが今得られなかったことが不安でならなかったオムツ」を、もう有るだけ買い占める。

と、そんな昼間の騒動を全く知らず、普段通りの生活を今日もしていた夫婦共働きのEさんが、
「あ、トイレットペーパーもうじき無くなるし買うて帰ろ」と、
いつも仕事帰りに立ち寄るそのドラッグストアに寄った時には、もう、紙類は一切合切なく、なんかしらんけど水もない。
「これは大変なことが起きてる!とりあえず今いっぱいあるカップ麺をあるだけ買ってついでにレトルト食品も今あるだけ買う!」
そしてさらにEさんは普段インターネットで買い物してるのでネットでもガンガン注文したらどこも「到着未定」(←物流悪いから)
「…ひとつだけ言えることは、共働きの我が家は昼間動ける専業主婦のいる家には勝てない!」
よって、深夜に帰ってくる旦那に電話して、
「あんたコンビニでもなんでもええし食料有るだけ確保して!」とか言う。なんのこっちゃわからん旦那が
「ハア?コンビニで食料買うとかもったいないやん。スーパーで買うたらいいやん?…しかも俺、今あんま手元に小遣いないし…」
「現金ないならカードで買えばいいやろが!それぐらい頭働かせろや災害時やぞ死にたいんか!?この緊急事態にどんだけまだボサーッとしてんねんボケ!!!」
「…わ、わかりました、そしたら有るだけ買って帰ります…」と嫁に言われた通り、カード払いで
コンビニに有るだけのカップ麺とレトルト食品と「なんかとりあえずいっぱいある」牛乳と卵と弁当も多めに買うて帰る。

そして翌朝。

Aさんが昨日5ケースも水買うたのにまださらにコンビニにまで水買い占めに来たら、
Aさん「「卵と牛乳も昨日より減ってる…?」
と、振り出しよりさらに悪い振り出しに戻り、そうして様々な状況の人たちが一斉に妄想に陥り暴走し始め、

そうして翌々日。

ABCDE~~~XYZさん「もうどこにも何も売ってない!なんで???」


いや、「なんで?」や あらへんがな。
それを自分で撒き起こしといて「そこに疑問を持つ」って
一体なんやねんその 『ひとり遊び』wwwwww




まあこれは完全に私のイメージによる「コント」ですけど、多分こんな感じで始まった騒動やと思いますよ。
逆にそんなんに追随してないのにこの騒動でさらなる不便を強いられてる「普通の人ら」が最悪的にかわいそうやっちゅうねん!


関西~西日本の人ら、「関東のやつ、ほんま傑作やなww」って笑います?


まあ、笑いますよね、もう普通に。
だって「一切合切」が慌てへんかったら、「一切合切の物が無くなることなんて無い」話なんですから。
その大慌てぶりで自爆してることが、はたから見てたらもう滑稽でならない。


だが驚くなかれ、関東のそれと全く同じ現象が関西でもすでに始まっているという。
てか、もう知ってるし見てるでしょ?
今、関西の(普段買うてる安い店)に「水と紙」、実際、急激に無くなったでしょ?





うちの店の「その始まり」はこうでした。




ある日、「普通の買い置き」じゃない量の2Lの水(一気に8ケース)をカートに積んだお客さん(おばちゃん)がレジに来てね。

おばちゃん「ここ、カード(払い)いける?」
私「はい、いけますよ!(…でもその持って来た量にはちょっと引く)」
おばちゃん「(その空気感じて)…東京の娘が水が無いって困ってるから送ってやるねん」
私「なるほど。東京に娘さんが居はるんですか…。ってこの量を一気に?w逆に東京の娘さんにとって今ほんまにこの量、要りますかね?だって東京、蛇口ひねったら水出るんでしょ?」
おばちゃん「でもいつ出えへんなるかわからへんやろ!あんたや私はずっと京都にいるからそれがわからへんねん!京都の親元を離れて東京行って、旦那は仕事仕事で一人で子ども育ててる娘を思う親の気持ちがあんたにわかるか!?ずっと京都で生きてきた私らみたいなもんが!?…大きい声出してごめんな、とにかく私は孫が可愛いねん。娘はその人が好きで結婚して東京行ったんやからもう娘のことはどうでもいいわ。でも孫だけは!だって子どもに罪はないやろ?あんたもそう思わへん?」


もう どこからツッコんだらいいのか?
なんか勝手に「一緒」にされてるし、前半と後半で言うてること矛盾してるし。



「それを免罪符にしよう」としてるなら、おばちゃん汚いわw悪いけど、私はそういう情には良くも悪くも流されへん。
てか逆に「それが今なら免罪符になるかもしれない?」っていう、そういう意識は最終どこに行き着んや?


「関西、始まったな」 と 私は思った。


そして「これはやりづらい感じに行く」と私は思った。何故なら二号機は初号機よりパワーアップしてくるので。
これ、もうここ(関西)で止めんと、さらに四国や九州に飛び火すると思った。その根元からもう断たないと。
おんなじ「アホ丸出し」を各地で繰り返してる場合じゃないねん、今はもっとせんならんことがある。

よって、この騒動の拡大をいち早く収束するにあたり、販売側の自分に出来ることはないんか?と考え、
私はそれに対して、もうめっちゃ動き始めたのだった。


続く




おまけ。
ここまでで話が途中で止まってて逆に不安になってしまった人がもしいたら、
このおまじないの言葉を思い出しながら続きを待っていてほしい。

「被災地・東北のこと」は今、誰かフォローしてるん?誰か出来てるん?
今そんなふうに「物ある地域同士」で、物流をさらにどんどん狂わせてどうすんねん?


ほんま、アホとちゃうか? 



別に何を思って何をしてもいいけど、
ただ、日本中が忙しいこの時に復興の足手まといになることだけはせんといてよ、頼むから。
スポンサーサイト
  1. 2011/03/20(日) 03:50:27|
  2. 仕事ネタ(現職)

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

月別アーカイブ

よりかね(双子) です。

クリックしたらなんかしゃべるよ。

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。