どんつきを右に曲がって左のかどっこ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

主(あるじ)のいる旅館

今日、娘の学校で、担任の先生と、冬休み前の個人懇談会の後。
「校長先生が、お話をしたいことがある、と仰ってたんでご案内します」

前にもチラっと言うたと思うけど、
(旧友 K ちゃんが小学校の先生になってて、変なとこで再会した事件記事のコメント欄)
娘が今通ってる小学校は、私が卒業した母校で、
校長先生は私が高学年の時の担任の先生(現場叩き上げバリバリの女の先生)なんですよ。
その校長先生に呼ばれるとは…。てか、呼び出し?叱られる?

私 「なんか…。なんか、怒られるんでしょうか?私…」
担任先生「なんで怒られるんですか(笑)ご相談があるそうですよ」

校長室で、笑顔で迎えてくれた元担任である「校長先生」に、
オドオドしながら「失礼します…」とソファに腰掛けた。

先生「娘さんの担任から聞きましたが、お父さんのお体はどうですか?」
私 「ありがとうございます。お陰様で土曜には退院できそうです」
先生「それは良かった。地域や学校の行事にも進んでご参加頂き、感謝してます」
私 「いえいえ。そんなん好きですからね、昔から」
先生「ところで。…あなた、来年度の PTA の本部役員に入ってくれない?」
私 「ちょwww PTA 本部って!!!なんで私が……」
先生「色々忙しいのは承知なんやけど、これは元担任としての私からのお願いなんや」

先生、汚ったな~~~!!!
なんですのん、その言い方。 そんなん言われたら断れへんやんかwww

私 「いや、でもね。私はここの卒業生やから、勝手知ったるで学校内歩いてますけど、
   保護者としての在籍は実際まだ数ヶ月なんですよ?そんな人間が本部って…」
先生「そんなん関係ないない。誰でも最初は初めてなんやから」
私 「そやけど思いっきり、ポッと出(てきた)な、誰コイツ?状態ですやんか」
先生「大丈夫大丈夫。あなたの得意な仕事もあるし。会報誌とか、取材とかね」
私 「ええまあ…。確かにそんなんは好きですけど…」

そういうたら、先生が初めて、私が「書く」ことを誉めてくれた人やった。
国語表現、読書感想文。
それから、おそらくその先生が国語教育を勉強して独自に考案しはったんやろけど、
ざらばん紙で綴じた帳面に、学んだ物語のその後を想像して物語を書く学習。
「あなたは書く人になる。なれる。もっと勉強して、その力を更に伸ばしなさい」
と、卒業式の時、先生は私に言ってくれた。

その後の紆余曲折で、だいぶ道は変わっていったけど。

先生「それにまだ決定じゃないから。念の為、仮のご承諾ってことで。
   推薦で名前が上がって、いざお願いに行って断られたらあれやし、事前調査」

うそや。先生、推薦するやろ。もう決定なんやろ。

「わかりました。お話があったら、微力ですがお手伝いさせて頂きます…」
と頭を下げた時、K 先生(前出の、高校のツレ K ちゃん)が、
「校長先生、云々かんぬん~」とかなんとか言いながら校長室を覗き、
先生と一言二言会話した後、私をチラ見してニヤニヤ笑って去った。

あ~もう、ツーツーや。りっさんを本部に推薦するネタ、K ちゃんも聞いてる。
なんか、頑張ろ…。「話が来たら」ね。


委員と名のつくものは、高校の時の修学旅行の「修学旅行委員」以来です。
会社の親睦会役員とかはやりましたけど、主に宴会担当で。

高二の時、スキー研修に行きました。冬の修学旅行の定番ですね、スキー。
てか、雪そんな積もらへん地域の高校生は大概スキー行くけど、
普段からバンバン雪積もる地域の高校生とかは何処に行くんやろう?
ディズニーランドとかなんかな?
とりあえず、うちの高校はスキーで長野に行きました。

各クラスで修学旅行委員というのを男女二名ずつ選抜せんならんかって、
いわゆる、旅行についての企画運営広報係なんですが。
みんなめんどくさがってやりたがらへんかったけど、私は絶対に委員をやると決めていた。

旅行委員は「下見」として、旅行前に学校から現地にスキー旅行に連れてもらえるんです。
クラスごとに泊まる旅館が分かれてるんで、各旅館の視察をしてクラスに報告したり、
ゲレンデの様子を伝えたり、バス中や食後自由時間のレクレーションを企画したり、
とにかく、学年全体の「修学旅行ムード」を盛り上げる係。
授業出てないくせに、行事とかイベントごとは好きやったしノリノリやった。

そういうイベント好きな仲間が、学年の中で男女総勢30人くらいいて、
「みんなで一緒に委員やろうや」と、それぞれが自分のクラスで立候補した。
全部で11クラスぐらいあったんかな~確か。

うちのクラスで立候補したんは、コンダと、カンと(二人とも呼び名のまんま)、私。
担任は、クラスのおちゃらけ悪党代表なメンツに不安を感じたのか、
クラス委員の女子(キャプテンやから、キャップって呼んでた)を推薦した。

キャップは「遊びに行くんちゃうで?仕事やで?クラスの仕事!」と、
ヘラヘラしてる私らに何度も厳しく言い聞かせ、
「カンくんとりちはレク企画、コンダくんはゲレンデ調査、私は旅館調査と全体調整」
と、下見旅行の役割分担を、各自の適性を見ながらテキパキ決めた。

キャップがいなかったら、多分マジで取材もせんと遊び倒して、後日、クラスに
「なんかおもろかった!」みたいな、詳細情報ゼロな最低な報告をして、
「何しに行ったんやボケ!」と、みんなから袋叩きにされていたかもしれない。
我がクラスが誇る縁の下の力持ち、ちゃきちゃき娘・キャップの舵取りのお陰で、
下見後にクラスに貼った写真つきの壁新聞(下見旅行記)は、
「おもろい」「わかりやすい」「楽しみやな~」と、かなり好評を得た。
「キャップがいたからやな」と、全員からもさんざん言われたが。


下見旅行当日、バスで10時間ぐらい揺られて、戸隠に着いた。
まず最初に各旅館の視察・偵察に行った。

うちの旅館の大将は、人の良さそうな白髪頭の若めの爺ちゃんで、
首を斜め45°に傾けて小刻みに震えながら、玄関まで出迎えてくれた。

ちょ。首コケてるし、なんか震えてるし。

大将、なんかもう「出オチ」やん。ちゅうか、仔犬やん。
笑いそうになったけど、キャップが怖い顔で「(笑うな)」と睨んだので我慢した。

そして大将は、大人のくせに初対面の挨拶もしないで、開口一番、
「主(あるじ)として言いたいことは、桟にハンガーを掛けないでください」
と、小刻みに震えながらもキッパリ言い放った。

なんじゃその注意。
*この注意は旅行本番の時も、我々を玄関で迎えるなり言っていた。
 桟にハンガー掛けられるんがよっぽど嫌らしい。

もう、主(あるじ)炸裂に耐えられず、玄関先で大笑いした。

カン 「なんやねん、この主(あるじ)www」
私  「ちゅうか、自分で主(あるじ)とか言うてるでwww」
コンダ「はははは!主(あるじ)警告は、桟にハンガー絶対禁止www」
キャップ「やめえさ、あんたら!失礼やろ!(でも、肩で笑ってる)」

主(あるじ)に「写真撮らせてください」言うたら、異常に照れていた。
いや、別にファンとかちゃうけど。
クラスに、うちの旅館の主(あるじ)は、こんな主(あるじ)やで、って報告するだけやし。
ある意味、主(あるじ)のファンになったけど。

その後、ゲレンデに滑りに行ったり、道端に積もった雪にダイブしたり、
また旅館に戻って大広間の広さ見て「ここでどんなレクが出来るか」と相談したり、
夜中に他のクラスの旅館に脱走できそうな梯子や非常口があるか探したり、
ヤニれるとこがあるか探したり、「持込みドリンク」を内緒で冷やせる場所があるか探したり、
全体レクのそば打ちの説明をする主(あるじ)に
「ところで、桟にハンガーを掛けるのは、特に問題ないですよね?」
と、わざと質問して、小刻みな震え→禁止の高速首振りに変化する様子を調査したり、
夜に全クラスの委員で集結して騒いだり(これが立候補したメインの理由)

とにかく、懸命に修学旅行委員の仕事をした。

そうして下見旅行が無事終了し、京都に帰る日になった。
主(あるじ)は相変わらず首を傾けて震えながら、
「待ってるからね。元気で来てね」と見送ってくれた。

カン 「おう!修学旅行本番では女とチョメチョメしてやるぜ!」
コンダ「ははは!アホやこいつ。なんで主(あるじ)に宣言やねん」
主(あるじ)「……?(ニコニコ)」
私  「主(あるじ)わかってないやん。ちなみに主(あるじ)、山城新伍行為は禁止?」
キャップ「あんたら最後の最後まで…!お世話になりました。当日も宜しくお願いします」

帰ってから、みんなで壁新聞作ってる時、キャップが言うた。
「なんかもう修学旅行終わったみたいや。楽しかった。主(あるじ)おもしろかったな」
なんや、キャップもまあまあ悪ノリ好きなんやんww


修学旅行本番のおもろかったことについては、またいつか。
スポンサーサイト
  1. 2006/12/21(木) 21:55:40|
  2. 思い出のネタ(学生編)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<オトン退院しました。 | ホーム | ストーブ 2>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://gobannome.blog80.fc2.com/tb.php/44-f4c06a89
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

最近の記事

カテゴリー

FC2カウンター


無料カウンター

月別アーカイブ

よりかね(双子) です。

クリックしたらなんかしゃべるよ。

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。