どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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単語帳とか、いちごとももとか、じゃぱんとか。

さて。

この春、中学生になった長女のいちごが、生き生きと楽しんで学習している教科。それはズバリ英語です。

最近は子どもが小さい頃、それこそ「幼児」の頃から英語塾に通わせたりしているご家庭もあるようですが、
私は基本的に、幼い子どもにはあまりに早い「勉強の予習」はいらないと思っているんですよ。
何故なら、幼い子どもって、毎日「今やらなあかん人生勉強の復習」だけで、もう正直手一杯やろうなと思うんで。
何回、何十回、何百回と、同じことで親に叱られて、やっと一個ずつ、少しずつマスターしていってる途中やからね。
だからきっとあいつらは、「今覚えなあかん人生勉強の復習」だけで、もうまあまあ一杯一杯やろなーと私は思うので。

それと、まあ例えば文字にしてもそうなんですが、
小学校に入学して、先生が黒板に大きく書かはる「初めての文字」をわくわくしながら待って、習う、
って、そういう「新しいことを学ぶ楽しみ」は、やっぱ学校という場所で経験してほしいなと私は思うんですね。
ただ、本人が「じぶんのおなまえをじぶんでかきたい」と希望するなら、それは「そこそこは」教えたるし、
実際、いちごも、もも(次女)も入学前から文字に興味を持って、自分の名前とか、
なんか、「宇宙からの暗号文か?」みたいな手紙(文字)を書いてましたし、そういう意欲はもう止められない。
でも私は基本、小学校六年間と、まあ中学の一年ぐらいまでは、そうした「授業でのワクワク感」がわりと大事だと思っているので
そこで、彼女らが要求する以上のこと、例えば「書き方教室に通ってみる?」とかは言わなかった。

って、この手の話はほんま色んな考え方とケースがあるので、何が正しいというのはないと思いますが。

ちなみに、部活(小学校でその楽しさに目覚めた陸上・中長距離)に燃えているいちごは、
「塾に行くと部活や練習を休まなあかん日が出てくるから、私は塾には行かない」
と、もっぱら家で「赤ペン先生」と一緒に、習った授業の復習と少しの予習の勉強をしているんで、
それがいちごのやりやすいスタイルならそれがいいんだろうと私は思って、好きにやらせている。

てなわけで。

そうして、小学校の時の「半分遊びの英語」ではなく、初めて習った英語が楽しくて夢中ないちごはこのところ、
もうすぐ行われる、中間だが期末だかのテスト勉強を活発にしています。
なんか一個ワクワクすることがあるとそれが相乗効果になるようで、なんか色々勉強に夢中みたいだ。
そして、そんないちごが気になって仕方ないもも(いちごちゃん=姉、大好き)が、またしてはいちいちちょっかいをかける。

もも「いちごちゃん、ちゅうがくのおべんきょうたのしい?ももちゃんにもえーごおしえてよ~」
いちご「えー?ww …じゃあ、えっと、自分のことを言う時は、アイアム~ って言います」
もも「あいあむ!あいあむ!……。あいあむ……。」

どうしたもも!なにか発表したいことはないのか?なんでもええんやで!

もも「……。」
いちご「ももちゃん、どうしたん?ちょっと難しかった?」
もも「……。…いちごちゃん、『日本』は、えーごでなんていうの?」
いちご「?? ジャパン」

こっ、これはもしや… なんか嫌な予感がするが…。



もも「(満面の笑みで) あいあむ じゃぱんっ!」


いちご「ももちゃん、日本やったんかよ!?www」

私「ズコーwwwww」




もも、それは完全に「NGワード」ですよ。難波グランド花月のお客さんやったら笑ってくれるかもしれんけど。
ちなみに同じような例として 「あいあむ あ ぺん!」 というのもありますよ、気をつけろ!
でも、まあももに関してはまだ小2なので、今はまあ良しとしましょう。
以前、57歳のくせにそれをやらかしたおっさん もいるんですから、ももはまだまだ全然大丈夫です。



さて、そんな感じで今日の本題。


今、とある事情により、うちの家には山ほど「単語帳」があります。みなさん覚えてます?「単語帳」。
パンチ穴の開いた白いメモ紙の束をリングで止めてあるだけ、というあのなんとも素朴な文房具。
私は小中高と進学するほどにどんどん勉強しなくなって行った「ふざけた学生」だったのですが
中学の試験勉強の時には単語帳をよく活用していました。つーか、ぶっちゃけ「単語帳集め」が流行っていた。
当時は、表紙の絵柄に様々なキャラクターが印刷してあったり、色使いがオシャレだったりとデザインも豊富でしたしね。
でも、最近の学生は単語帳とか使わないんですかね?昔ほど見かけないですよね?どっかにはまだ色々あるの?
ちなみに私が購入したそれはうちの店の文具コーナーに誰にも気付かれず置いてあったものを買ったもので、
全然足りないので100均でさらに買い足したものなのだが、なんか「おっさんの靴下」レベルに地味なデザインです。
つーか、そんなんしか売ってなかった。昔みたいな「ハイカラな単語帳」は、もうなかった。
そして、まあ初めての定期テストっていうこともあるのかもしれないが、
現役中学生のいちごは、「単語帳」なるものの存在自体を知らなかった。


い「なにこれ?」
私「知らん?ママの学生時代はテスト勉強の定番やったんやけどな。友達とか先輩とかでこんなん持ってる子いいひん?」
い「見たことないなあ~。これはどうやって使うの?」
私「例えば、表に英語の単語を書いて、裏に日本語でその意味を書くとかさ。そしたら、jump えーっと、飛ぶ!(めくる)飛ぶ、おおっ!合うてた合うてた!…と、そういうことを繰り返しながら覚えていくという勉強道具なんや。英語だけでなく何の教科にでも使えるねんで?例えば社会なら、鎌倉幕府!(めくる)イイクニ、の1192年!とかな」


いちごは私のその説明をただ黙ってじっと聞いていた。だから私は「おっとこれは?」と思った。


いちごは私が学生時代(特に高校時代)あんまりちゃんと勉強していなかったことを私自身の言い伝えによって知っているので
「ママは、勉強せんでも得意だった国語と、好きで大人になってから学んだ坂本龍馬(幕末期)以外のことにはアホだ」
と、ぶっちゃけそう思っているに違いない。
だがそんな私が自分の知らない勉強道具を紹介したことで、彼女は今非常に私のことを見直しているに違いない。
と、私は思っていた。

だが、次の瞬間いちごの口から出た言葉は、そんな私の想像を絶するものだった。



いちご「いちごは、単語帳は別にいいよ」



私「なんでやねん! ってか何が 別にいい やねん!?沢尻イズムか!!!」

いちご「エリカ様www てかそのネタ古っwwwww」




いちごが単語帳に関心を示さない理由はズバリ、「そうして単語帳に書き込むのが遠回りに思える」ということだった。
確かに、漢字わからんかってもいちいち辞書を引かずとも携帯メールの予測変換でパパッと出せるような現代において
そんなちまちましたやり方は古典的で二度手間に思える、と言われればそうかもしれない。
いちごは自分の携帯を持っていないが、そうして「簡単に調べる方法がある」ということは知っているのでね。
でもこの単語帳の凄いところは、
「これは覚えてるから書かなくていい」、「これはまだ覚えてないから書いておこう」
と自分の弱点を今一度見つめ直せるところと、そして
「あかん、覚えてないわ。このことは(書いて)何回も覚えよう」
と、それを選択して書き込んだ時点で、すでに8割ぐらいはそのことをもう覚えられる、というところなのだ。


余談だが、ちびまる子ちゃんの作者でおなじみのさくらももこさんが、もうかなり前に出版されたエッセイで、
「睡眠暗記枕」なるものを学生の時にバイト代ローンで購入した話を書かれていた。
うたい文句の「眠っているだけですらすら覚えられる!」につられて買ったのだと。
だが、届いた説明書を読むとその枕にセットするテープには自分で録音(吹き込み)しないといけないは、
挙句の果てに「まず、覚えたいことを100回ずつ紙に書いてください」と書いてあったそうで。

「だからそれ(100回書くとか)をしたくないからこの枕を買ったのに!!!」

と、さくらさんはそんな痛恨の叫びを記されており、私は大笑いしたんですが、でもなんかそんなことなんですよ結局は。


話戻って。


いちごは「でもママがそんなに言うんやったら、いちごもその単語帳使って勉強してみたい」と言うので1個やった。
そしたら意外と使い勝手がよかったのか、後日、「まだあるならもうひとつ欲しい」と言ってきたので、私はもうひとつやった。



いちご「ほんまはめっちゃ緊張してんねんかー、テスト」
私「何に緊張してんの?」
いちご「だって初めてのテストやし…。それと、頑張って勉強してもテストの点が悪かったらどうしよう、って…」
私「頑張って勉強してもテストの点が悪かったということなんかいくらでもありますよ。つーか社会に出たらそんなんもっともーっとあるよ。そんなん永久にあるわ。今、ママにもそんなんあるよ。頑張って仕事してんのに売り上げがイマイチ伸びひんのはなんでやろ?とかな。そのことでいつも話し合ってるよ。でも失敗は成功の元という言葉もあって、その失敗を真剣に考えて次に生かしていけたらそれはそれでOKやねん。たかが一回のテストで人生が終わることなんかない、ってママはいつも言うてるやろ?」


いちごは私のその話をただ黙ってじっと聞いていた。
だから私は「おっと、ちょっとカッコ良すぎたか?w」と一人で照れた。

だが、次の瞬間いちごの口から出た言葉は、またしてもそんな私の想像を絶するものだった。



いちご「でもこれでテストの成績悪かったら単語帳を推してきたママの責任やんな?w」

私「アホか なんでママの責任やねんww そんなもん、頭悪い自分の責任じゃwww」



すると、その会話を横で聞いていたももが
「えーっ。いちごちゃんいいなあ~。ももちゃんも、たんごちょうかきたいよー」
と言った。


私「単語帳に何を書きたいの?」
もも「えっとね、えっと……」
私「書くこともないのに、いちごちゃんが持ってるからって同じように欲しがらんでもよろしい」
もも「あるもん!かくことあるもん、ももちゃんだって!」
私「何を書くの?」


もも「きまってるやんっ! じゃぱん とか かくんやん!!」


私「なるほど、じゃぱん とかね。 君には単語帳はまだ要りませんwww」




買うたる買うたる、ももにもまた「単語帳」買うたる。
ももが「その時」になって、ももが私の話を聞いて、「それ、やってみるわ」って言うたなら、また、「その時」にな。


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  1. 2011/06/11(土) 02:14:26|
  2. 家族ネタ

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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