どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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「ハズレ」(その愛と、そして笑い)

さて、カテゴリー再編集の途中ですが、それはそれとしてやっていくとして。

先日、店で先輩のショウさんが突然こんなことを言いだした。


「なあ、りちさん? 今から宇宙飛行士になるのってやっぱ難しいと思う?」


私「難しいでしょそれは! 前に何かで聞いたんですけど、宇宙飛行士って虫歯あったらなられへんのですって」
ショウさん「そうなん?ほな俺なれるわ。俺、虫歯一本もないし」
私「マジっすか?虫歯一本もないとかそれはもうなれますよ確実に宇宙飛行士に」


っていうか 君ら、そこ??? 問題は、「そこ」???


もちろん、私もショウさんも問題は「そこ」では、「そんなことではないこと」はわかっててやってます。
宇宙飛行士の人らは日々凄いトレーニングをしててごっつ体力あるとか、当然英語もペラペラで頭もいいとか、
そんなこんなことも、もう全~~部わかってて、でも、「あえて、そこ(虫歯のあるなし)」っていう。
まあ言うたら、そんな「ネタ=外し」を、お互いわかっててやってるわけですね。
だから逆に「ツッコミ」も要らない、何故なら心の中でツッコミ合いながら「わかってて」やってるから。

だが、世の中には、そうした「ネタ(外し)」をネタだと気付かない人もいて、
そういう人にうっかりこういうネタ(外し)を振ってしまうと、もう思ってもみなかった大変なことになる。

「夢は叶う~」 とか、なんかそんなん言いだしますからね。



「諦めなかったら夢は叶うよ!」

「夢は叶えるためのものなのだから!」 




「外し」もここまでくるともはやそれは「外し」ではなく、もう「ハズレ」です。
しかも厄介なことに、そうした人たちには「自分が今、外している」つもりがないので、その出来事はそこで終わらない。
そうしたいわば「ボケ殺し(フリ殺し)」をされ、その場はなんかどうにかやりきった(逃げきった)としても、
「そうして潰されたネタがあったこと」をやっとようやく忘れた頃に、その辛い思い出をまたほじくり返してこられるのです。

「前に言うてた宇宙飛行士になりたい夢はどう?進んでる?」




もう なれ!!!

もうおまえが宇宙飛行士になれそして夢を叶えろ!!!





でもねえ、そこでそうはなかなか言えないんです。
何故なら、そうした人のもう大概は、ほんまに「ええ人」 なんですよ。
他人の幸せをもう自分のことのように本気で願っているという、もうほんま「ごっつええ人」。

っていうことを踏まえて、
さて、今日の本題。


と、そんな「ハズレ爆弾」、もとい、「ごっつええ人」が、うちの店にも若干一名います。
それはズバリ、先輩の「キョーコさん」です。

キョーコさんは私のように「稼ぐために働いている人」ではなく、「健康維持のために働いている人(本人談)」なので、
週に一回か二回しか出勤しておられず、なかなかキョーコさんとシフトが一緒になることがない。
だから私はキョーコさんと「たまに会える、一緒に働けるその日」が嬉しくて、もうめっちゃ楽しみなんだが、
彼女のひとつだけ困ることは、「外しでなく、ハズレなところ」なのである。

彼女はそうして久々に会うたび会うたび、「ビックリするアイデア(考え)」を提案してくれます。
私にしたらそれは全部「ハズレ」なんですが、だがキョーコさんはいつも真剣なのです。
余談だが、彼女はちょっと前、私に、

「私考えたんやけど、今からでもりっちゃんはもう占い師になったらいいと思う」

とか、突然そんなことを言ってきた。てか逆にどんな進路アドバイスやねんそれは!
「占い師になりたい」とか一個も言うたことないわ! つーかそもそも占いとか信じてへんわwww


話戻って。


と、そんな「ええ人」のキョーコさんに先々週久々に会って、するとまた突然こんなことを言われました。

「私考えてたことがあるんやけど、りっちゃんはやっぱり社員になるべきよ」


私「は???」


っていうか、そんなんそもそも私(バイト)がそれは決められることじゃないじゃないですか。
それは会社(本部)の人事部が決めることじゃないですか。
「私、やっぱり社員になるって決めた」とか、バイトがそう決めてそうなるもんじゃないじゃないですか?
だがキョーコさんは「でもりっちゃんは絶対、バイトを辞めて社員になるべきや」と俄然強く言ってきた。
よって、私はキョーコさんが「そう考えた」その理由を聞いてみた。

キョーコさん「だってりっちゃん、めちゃくちゃ仕事熱心やん?そんなりっちゃんと、言われたことだけやってるような私が同じバイトやなんて世の中は間違ってると思うわ」
私「っていうかそもそも(会社と)そういう(バイトっていう)契約で、私はここで働いてるわけですから」
キ「だけど社員になったら有給だってあるし、そしたらりっちゃん今みたいに、休んだらお給料減るからって体調悪くても持病の状態が悪くても無理して出勤したりとかしなくて良くなるやん?」
私「まあそら給与面だけで見たらそうですけど…でも体調不良で急に休んだらスタッフに迷惑かけるんはバイトでも社員でも同じじゃないですか?っていうか逆に店とバイトを管理する社員の立場で急に休んだら今の立場で休むよりさらにもっとみんなに迷惑かけるじゃないですか」
キ「……。りっちゃんはえらいなあ~ほんまに関心するわ…。やっぱり社員になる人は言うことが違うわ…」
私「だ か ら www」

この会話のおそろしいところは、これがネタでなく(キョーコさんにとっては)ガチであるというところなのだ。
例えばこれをショウさんとネタでやってるんやったら私も、「てかむしろ社長になりますわw」とかそうさらに「外す」けど、
ここでそんなことを言ってしまうとキョーコさんは「りっちゃん(私)が社長になるその日まで」ずっと応援し続けるだろう。

よって私は「今もう全然自分がおもしろくないこと」を自覚しながら、このハズレのルートを本線(軸)に戻した。
「外してなんぼ」の芸人にしたら、「本線に戻すこと」ほど、やってて恥ずかしいことはもうないんですけど。


もし仮に、キョーコさんがそうして言うてくれるように、私(仕事熱心なバイト)を社員に昇格することを会社が検討するとしても
もう37歳で、これまでどこぞの支店長や店長をやっていたという経験、いわゆる管理職経験のない私は、「無い」です。
その同じ条件(仕事熱心なバイト)なら、大学生四回生(これから育ててもたくさん元を取れる)を引っ張りたいでしょう。
そして私にしても、もし、ここの社員になったら、もう今の、「今までの」ようにはいかない。
片親で子ども育てて、さらによくわからない病気を持ってることについて多少配慮はしてもらえたとしても、今までみたいに
「日曜は休ませてください」だの「朝から夕方までの出勤にしてください」だの、そんな我がままな希望は出せないし
他の社員さんと同様に「円滑な運営重視」で、朝から出たり昼から出たり閉店までいたり、色々な働きをしないといけなくなる。
確かに、片親でも晩の10時、11時まで仕事しながら子どもを育ててる人もいます。中には明け方まで働いてる人もいる。
でも私は、それは出来ないんですよ。中1・小2の娘らだけを晩、家に置いて仕事に行くことは、私には出来ない。
と、そうした「メリット・デメリット」を踏まえた上で、今は、「この現状」が私にとってはベストな状態なんですよ、と。


私のその話を聞いてキョーコさんは「そう…」と押し黙った。なので私は、(なんか逆に悪かったかな…)とも少し思った。
だが、その一分後、キョーコさんはまたしても驚きのアイデアを打ち出したのである。


キョーコさん「りっちゃんはやっぱり彼氏くんと結婚するべきよ。だって夜には彼氏くんも仕事から帰ってくるんでしょう?」

私「てか なんじゃその結婚の理由 そしてきっかけwww」




私ももうこの歳なので、っていうか逆に「歳」とか関係なく「性格」として、

波打ち際、彼氏さんに追いかけられて逃げる私。
「ウフフ♪ こっちよこっち!私を捕まえてみて!」
 

とか、

ラベンダー畑で私をお姫様抱っこする彼氏さん。
「君がどんなに嫌がっても、僕は君を離さない!」


とか、

そんなことが結婚の理由やきっかけになるとは思っていないし、逆にそんなものやそんなことは望んでもいない。



深夜。

国道の脇で、言葉と心の諍いをしている私と彼氏さん。
すると突如、走り来る大型トラックの前に彼氏さんが飛び出し轢かれかける。
その出来事にもうただただ息を飲むしかない私に向けて無事だった彼氏さんが側頭部から振り返り、
涙と共に大量の鼻水を垂れ流しながら


「僕は死にましぇん!!! 僕は 死にましぇーん!!!」

「あなたが! あなたがぁー! 好きだからぁーーー!!!」



武田鉄矢さん浅野温子さんごめんなさいごめんなさいもうしません。



話戻って。


にしても、そんな私にしても、そんな理由やきっかけでの結婚(再婚)は「無いわ~」と思ったので、


「そんな結婚式なんかどこの教会も指揮ってくれないっすよ!」
「逆にその式でうちらにその宣誓を誓わせる牧師さんに痛み入りますよ!」



と、もうボケたら、いっそもうそうしてボケたったら、それは見事にスベった。

「なんで?」って、普通にそう聞かれた。



もう死にたい切腹する誰か介錯してくれ。



キョーコさん「りっちゃんは幸せになるべきなんよ!こんなに何事にも頑張ってるんやから!」
私「なんかありがとうございます…てか私って今なんかそんなに不幸せそうに見えますかね?w」
キ「りっちゃんにはほんとに幸せになって欲しいんよ!頑張り屋のりっちゃんにはその資格があると思うのよ!」


もう、どうしたらいいんだろう? このことは。
「いつまでも落とさせてもくれへん」とか ほんま勘弁してくれw





ひとつだけ言えることは、キョーコさんはほんまに「ごっつええ人」です。
こんなに他人の幸せについて考えられる人って、ほんまなかなかいない。
ハズレやけど。全部が全部「ハズレ」やけど「困る」けど。

そしてもうひとつだけ言えることは、

そんな「ハズレ」に飲まれてるうちは、私の笑いは「まだまだ」だということなんだろう。
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  1. 2011/06/21(火) 02:48:28|
  2. 思うこと(「笑い」)

プロフィール

りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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