どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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「ヒヨコ、バケツでごはん。りっさん、恐怖のずんどこ」・2

さて、この続き です。


「ヒヨコ、バケツでごはん。りっさん、恐怖のずんどこ」

(これは2007年6月に裏どんつきにて書かれたものです)


えーと、どこまで書いたっけ。
そうそう、金庫の扉と格闘してヒヨコさんがキレ出したとこから続き。

で、私は、私の立っている足元に屈んで格闘するヒヨコさんをなんとは無しに放置しながら、
夜の営業の(店は24時間営業)仕込みと、厨房内のセッティングをしていた。
そしたらヒヨコさんが突然なんかデッカイ声で「なー!!!これ、開いた!?」と叫んだ。

うるさいのよ。真横に立ってるねんから普通のトーンで聞こえる。

とか思いながら、
「ああ、開きづらかったですね。二回アタックしたけどダメやって、ちょうど朝番からのリーダーが居はったんで、ほな私やってみよか~って言うて開けてくれはったんですよ」
って言うたら。
…ヒヨコさん、無視。

つーか、をい。こっち見ろ。返事せえや。おのれが聞いたんやないけ。

漫画かと思うぐらいの展開(聞いといて、無視)に笑いそうになったが
まあでも金庫開かへんぐらいでそこまで我を失うぐらいキレられるって
逆に言うたらよほど幸せな人生歩んではんのやろなーとバツイチの治らん持病持ち女は思ったわけで。
まあ、ええわ、ほっとこ。と思って再び私は作業に戻った。
ほんならヒヨコさん、また大声で 「ちょっと!!どっちや!?」

…はあ?なんやねん、そのいきなりの選択。しかも「どっち?」ってことは二択なわけで。

ヒヨコさんがやたら質問好きなんは初対面の時から感じたけど、この質問は唐突にして難解すぎるぞ。
とか思ってたら、
ヒヨコさんは金庫の扉をぎゅうぎゅう引っ張って顔を上げないまま「通るの!?通らへんの!?どっち!?」と叫んだ。


ちょっと説明すると、厨房は横に長いオープンカウンター式のI型キッチンで立つ場所・及び通路が狭いんですね。
人が一人通れるぐらいで、すれ違い様にはちょっと避け合わなあかんっていう。わかります?
で、金庫はその厨房内にあるんで、そこにずっと屈んでると、行き来するのにぶっちゃけ邪魔なわけです。
厨房からホールに出る時も金庫前を横断せなあきませんし。

ただ、今の状況で言うと、私はそこにヒヨコさんが屈んでても別に邪魔ではない。
ずっと厨房内の定位置で仕込みやってるし、金庫の向こう側にある何かを取りに行かんならんこともないし
ホールのお客さんから呼ばれてもいないし、新規客も来てへん。
思うに、おそらく爆ギレテンパリ中ヒヨコさんは、私がずっと横に立って仕込み作業をしていることに気付かず、
ただなんか横にボーっと立って金庫開くかの成り行きを見てるか、
「通りたいけどヒヨコさん屈んでるし通れません><」みたいにおろおろしてる、と思ったのではないか。

どこまでおめでたいねん。

そんな、金庫の成り行きボケっと見てるほどマヌケちゃうし、もし用事で通らんならんなら「通ります」言うがな。
なんでキレてるおまえに遠慮して私がおろおろしなあかんねん。
とか思ってたらヒヨコさん、なんか電話帳持ち出して店の電話からどこかに電話し始めた。

あー。そう来たか。

今までのキレ具合を見てきて、どこに電話してるかすぐわかった。この手の性格の人間の起こしそうな行動やなー。
絶対、リーダーの携帯にかけてるわ。
つーか、金庫開かへんのは今に始まったことちゃうのにもう店上がってるリーダーに電話してもしゃあないがな。
リーダーのFさんもうっとしいやろなー。ちょっとこれ止めたほうがええんかな。

とか思って、声かけようとしたら客が来たので、
何回もプッシュしては受話器切って、を繰り返すヒヨコさん(多分Fさん出ないから躍起になって連着してる。落ち着け)
をまた放置して接客業務に向かった。

オーダーを聞いて戻ってきたらヒヨコさんはまだ電話かけてた。

しつこいな~~~!!!

もうこんな女、絶対嫌やわ。私が男やったら絶対付き合いたくない。
もし、彼氏が飲みにとか行ってて連絡取れへん~とかなったらこの勢いで電話やで、これ。
ちゅうかおまえ、シフトインしてからかれこれ一時間近くなるけどずーーーっと「金庫」やんけ。仕事せえや。
いや、別に暇やしええけど。

で、オーダーのアイスコーヒー入れて持って行って戻ってきたら
諦めた様子のヒヨコさんが厨房の冷蔵庫やら開けて仕込みの確認してた。

あー。やっと落ち着いたか。

と思いきや、また大声で 「ちょっとー、暑い!!!お湯沸かさんでいいし!」


説明しよう。
喫茶店及び飲食業っていうのは、何かにつけて「お湯」をよう使います。飲料用にしろ、ボイルにしろ。
そしてうちの店のコーヒーは豆挽いてネルドリップでの手淹れで、一時間おきに新しいのをたてるという決まりになっています。
ずっと置いてたら酸味が出て渋くなるそうで、常に新鮮なものを提供できるようにと、
前にたてたやつが残ってても廃棄して順次、挽きたてを落としてたてていきます。
なので、店では常に5リットルビーカーに飲料水を沸かし続けている。
当然、ガスがつきっぱなしの厨房は暑い。そやけどもうそれはしゃあない。だってそれが必要なんやから。
そして私も研修で教わった通りマニュアル通り、常にシュンシュンにお湯が沸いている状態を保っているのであって、
てか、言うていい?あんた暑いの、金庫のことでエキサイトしすぎなんですよ。
と、1.5秒ぐらいでそんなん考えた私の口から出た言葉は。


「あ゛ぁ?」


「はい」でも、「ええ」でも、「ですが…」でもなく。


軽く昔の血が甦ってしまったんですね、一瞬。多分、目つりあがってたんちゃうかなあ。ヒヨコさん、ひるんではったもん。
ほんで、小さい声で。


「えっ、どうしたんですか…?」


って言わはった。

ちゅうか、なんで敬語www てか、どうしたんですか?やあらへんがな。さっきまでの自分の行動言動振り返ってみろ!

ちゅうか、私もやばい! 今、仮にも先輩に「あ゛ぁ?」って言うた、しかも確実に。

どうしようかな、と思ってとりあえず言うた言葉。


「いえ、べつに」


全然「べつに」じゃないしwwwやっべー!さらにトドメ刺した感wwwww


ヒヨコさんが明らかに私になんか気を使っているのがわかる。
多分今、ヒヨコさんの心の動揺は、金庫開かない<<<<<りっさんキレた、になってる。
てか、なんで私が機嫌悪いかわかってないんやろな。自分がさっきまで八つ当たりしてたことも絶対無意識やろし。

まあええか、ほっとこ。元はといえば自分が悪い、大人のくせに。

と思ったので 「しゃべりかけてくんなよ」オーラを発しながら残りの10分ぐらい無言で仕事した。

店もにわかに忙しくなり、ホール・ヒヨコさん、厨房・私、で回していたのだが
ヒヨコさんはなんかめっさ気を使いながら、最後までずっと敬語でオーダーを通していた。

そして私の上がり時間になり、
なんかこのまま不穏な感じで帰るのも嫌なんで、極上に爽やかに「お先です~。お疲れさまでしたー」って言うたら
ヒヨコさん、心底ホッとした顔で「お疲れさまでした!お疲れさまでした!」って二回言うた。

いや、二回も言わんでええけど。


夕方、家でご飯の支度してたら、リーダーのFさんから電話があった。

Fさん「今日、店から電話した?凄い長い着信が何回もあって~。なんかトラブルあったかな~?って。美容院行っててん、ごめんなー」
私「あー。それ、ヒヨコさんですね。金庫開かへんでキレてはったんですよー」
Fさん「あー…。あれはなあ~何回かチャレンジせなあかんねんな~、チャレンジ」
私「ですよね~。ちゅうか、Fさんに電話してもしゃあないですやん~って止めようとしたんですけど止めれませんでした、すんません。なんかもう凄いキレてはってね~」
Fさん「あっはっはっはっは!了解了解!わかった、お疲れ~」

Fさんの大爆笑から、ヒヨコさんはなんか「そういう人」なんやと察知した。
まあだからと言って別に「ふ~ん」って感じやけど。私はそういうことには絶対振り回されませんので。
毎回毎回ヒヨコさんとシフトかぶるたびに金庫開かないとか、そんなんも無いやろうし。
てか逆に毎回金庫開かへんでヒヨコさん爆ギレやったらちょっと笑えるw
おまえ、またかよwwっうぇwwうぇwwwっていう。


ただ、このネタは店の同僚には一切しないと心に決めている。
なんとなく一通り仕事回せるようにはなったとはいえまだまだ新人やし、人のこと批難(?)したりネタにしてる場合ちゃうこともわかっている。
そして何より「りっさんとヒヨコさん仲悪いっぽい」みたいな話が出たら一番頭を悩ませはるのは他でもない、リーダーのFさんなんで。
まあ、別に仲悪くもないけどね。あんまり合わへんなーと思うだけで。
まあねえ~。いろんな人いるなあー。

なんか特にオチもない話ですんません。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


と、以上が、2007年6月に私が怒りにまかせて書いた「なんにもおもろない記事」です。
余談だが、その当時勤めていた喫茶店は潰れてもうありません。店が潰れて以来、件の「ヒヨコさん」にも会っていない。


いや~、しかし 「怒って」 ますね~!www どうした、りっさん!!!www


頑張っておもしろくしようとしている努力は垣間見れますけどこれ読んで笑えへんもんな~。悪意を感じますよ、「悪意」を。
なんぼ「リアル友人限定ミクシイ記事」だとしてもこれはやったらあかんで「救い」がない、つーか「救おうとも」していないww
私のような 笑いの天才かつ天才的な物書き は、「怒りにまかせてモノを書く」ということをしてはならん良い例だ。
だってね、変な話これを読んでどこの誰が「ヒヨコさんおもしろいw友達になりたいw」って思います?そんなん誰も思わないですよ。
こんだけ言葉巧みに弱点汚点を突かれてる人間(ヒヨコさん)に対して、どこの誰が「この人と友達になりたい」って思うのか?
でも、そうした判断や、そもそも「笑い」に変換できてすらいない「怒り」を書いて書きなぐってしまったんですよね、私は。
当時、とあるマイミク君(漫画家)は「これはなかなか秀逸な日記だ」とか言うてくれたがこれ「作品」じゃないからね「ただの悪口」や。

と、そうして2007年夏にヒヨコさんに「怒って」以降、私はあれから数年、人には「怒って」おりません。


てな感じで。

「昨今怒らないと言われるりっさんがたまに、人(他人)に対して怒ったらどんなことになるのか」


ズバリ、 「こんなこと」 になります。 
普通に、 「自分が」 なんにもおもしろくなくなります。




「この記事を世に出して本当に良かったのか?」と、今も思っている私が、
今この時に気付いた「私が昨今怒らなくなった、もうひとつの理由」には

そんなふうにして「自分がおもしろくなくなる」のが嫌だから、もあるのかもしれない。
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  1. 2011/07/14(木) 00:00:31|
  2. どんつき(の、どんつき)

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りっさん

Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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