どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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おくることば

さて。

今月、公私共に仲の良かった職場の同僚(後輩)が、退職しました。
どんつきでも何回か書きましたが、ショウさん・私との三人トリオの一人であり、私の相棒の、「タケちゃん」です。

タケとは事情は違えど同じシングルマザー同士ってこともあって、現実問題としての「心底」でわかりあえる部分が多かったんですよ。
子どもが朝に突然熱出した時、保育園・学校で具合悪なって強制送還になる時、台風の暴風警報が出て休校休園になった時などの「塞がりよう」とか。

うちの職場(店)はありがたいことに、親(父母問わず)が子育てしながら働くことに関しては、上司も仲間もかなり寛大に対応してくれるんで
そうしたハプニングの際に「これやから子持ちは困る」みたいなことを言われたり嫌な顔をされたりしたことは一度もなく、
むしろ、「こんな時ぐらい子どもさんのそばにおってやり」と、快くシフトを変わってくれたり、さらにそうした交代要員が見つからなくても
「店のことは心配すんな!居る人間でなんとかする!」と、逆に、「客以上にほんまに神様」みたいなこと言って休ませてくれる・帰してくれるんだが
そうして仕事を休む・抜けることで手取りが減る(時給制なので)=生活が苦しくなる、のが、現実問題としてだいぶ痛いとこで
「嫁が欲しい、ほんまに嫁が欲しい」と言い合っては、他のスタッフに
「いや、あんたら思考回路が逆やろw」とか言われていたんだが、そういう「心底の部分」をタケと私はわかり合えていたので、
あいつの言いたいこともわかるし、私の言うてることもわかってくれるし、で、お互い何でもバンバンと思うことを言い合っていました。

と、そうした「事情の共通点」もなんですが、一番はやっぱり、私とタケは「気が合う」んやと思うんですよ。

もちろん性格は全く違いますし、むしろ正反対に近いかもしれないぐらいです。

タケに言わせると私は「雑でガサツでデリカシーがなく横柄なくせに変なとこで神経質で、でもやりやすい人」だそうで
私に言わせるとタケは「しょうもないとこで細かくてアカンたれなくせにビックリするとこで大胆なやつで、でもやりやすいやつ」。

…ってこう並べて書き記してみると、正反対やけど、やっぱ「どこか」似てるんかもしれないな。


話戻って。


まあなんせそんな感じなんで、お互いがお互いの「なんで君はそうやねんっ!!!」っていうところがやたら目につき


「おまえなあー!!! もお~~~っ!!!」 とか

「もお~~~っ!!! りちさんーーーっ!!!」 とか


そんな小競り合いや言い争いをこれまでずっとやってきたんですね。


「だいぶ笑いながら、時に涙目」 でしたがwww

ケースその1

ケースその2


でも「そういうことが出来る関係」って、しかも、「大人になってから出会ってでのそういうことが出来る関係」
って、まあまあ稀れやと思うんです。

何故なら、大人になると良い意味でも悪い意味でも人間関係作りに慣れてくるので、変な話、「寸止め」が出来るようになる。
例えば、「これ以上この先を言うたら喧嘩になる(関係が悪くなる)な。だからもう言わんとこう」とかね。
しかも、お互いがもう親として子(家庭)を運営している立場なんですから、相手という人間(のやり方)も尊重しないといけないし、
それこそ、学生の頃と違い「大人同士」の関係として、あまりでしゃばる・入りすぎるようなことは相手に失礼なんで言わないし、言えない。
ただ、そうして「うまく人間関係を作れる(寸止めが出来る)ようになること」で、逆に、

「笑いながら(←ここ重要)ボロクソに言い合うことが出来る関係作り 」 

は、難しくなると思うんですよ。もうよほどの信頼がなければ、相手は本気で怒るかもしれないので。


話戻って。


と、そんなタケちゃんが「来年の秋にここを退職して地元(名古屋)に帰るつもりであること」を聞いたのは、
去年の冬、タケん家でショウさんと私(&子連れ)でご飯食べて飲んでた時で、それを聞いた私は


「おまえの送別会なんか私は絶対行かへんからな」


と言った。


タケ「なんでそんなこと言うんですかwww 最後の最後まで憎らしいwww」
私「逆になんでわからんねんwww ちゅうか名古屋なんか帰んなアホかいボケーーーッ!!!」

その後、子どもを寝かしつけて来ますと言って寝室に行ったタケが、なんかもう全然帰って来なかった。

私「あいつ子どもと一緒に寝てもーたんちゃいます?w」
ショウさん「ってかりちさんも鈍いなw …たぶん泣いてるんやと思う、嬉しくて」


タケが一人親で子どもを産んでからこれまでずっと一人で頑張ってきた京都を離れて地元に帰ることを考えたのは、
実家すぐそばに住む叔父さんが家を建て替えることになり、
「ならいっそ、タケ(姪)と共同(ローン折半)で、完全二世帯住居を建てないか。タケ、名古屋に帰ってこないか?」
って話が出たからだそうです。
一階が叔父さん一家、二階がタケと子どもら一家で、玄関も、それこそ電気水道のメーターも完全に別にして。
叔父さん(お父さんの弟さん)にしても、かわいい姪が京都でずっと一人で子ども育ててるっていうのは心配だったでしょうし、
「実家にはまだ未婚の妹もいるし実家には帰れない」っていう、シングルマザーで子どもを産んだタケの遠慮も汲んでくれはったんやと思う。

…っていうのがきっかけで、

「この機会に地元に帰ろうと思って。今ならまだ子ども達も就学前だし動きやすいし叔母も母親も健在だし。女手に子育てをカバーしてもらえたら私はもっと働けるし、私がもっと働けたら叔父と折半のローンも払っていけるし。完全二世帯と言っても同じ屋根の下にいるんだからいずれは叔父夫婦の介護を私が看ないといけないことになると思います。でも実親の介護より叔父夫婦の介護をするほうが私(タケの本職は介護士)はやれると思うんです」


うん。間違ってないと思う、その選択。
蓋開けてみたら、そらなにかしら色々なことは出てくるかもはしれんけど、
今その話について 「でも帰るな!」っていう理由が ひとつもない。


もしひとつだけあるとしたら、

「タケがおらんなったら、私はだいぶ寂しい」

多分ショウさんも店のみんなも、きっとタケの友達も、みんなみんな、そうやろけどな。



話進んで。


この夏、タケと一緒にトーハンの試験を受けて、先日合格通知が来ました。二人とも「ほんまに」受かりました。

試験翌日の解答速報(非公式)の自己採点で「名前書き忘れがない限りww」二人ともその試験に確実に受かったことはわかっていたが。

よって、タケはその前提(トーハン有資格者見込み確実)+
「子どもがいて相方はいませんが育児協力者がいます!ですから皆さんと同等に扱ってください!晩も出勤しますし残業もします!」
って、頑張って頑張って頑張って、「地元に帰ってからの正社員雇用の採用決定」を取れよったんですよ!!!


やったやんけーーー!!! おまえ こいつーーー!!!



余談だが、
そうして私がタケの「早くも転居後、今より随分と良い(稼げる)採用決定」に大喜びしたら、タケが
「次はりちさんですね!もう彼氏さんと結婚しちゃえw彼氏さん公務員ならりちさん夜も土日も出勤できるでしょ?w」と言ったので私が
「あーーー。彼氏さんとはトーハンの試験前に別れたからなー」と言ったらタケが
「ええっ!?アンタナニイッテンノ???私全然聞いてないんですけど、その話!!!」と言ったので私が
「私が言うてないから君が聞いてないのは当然や」と言ったらタケが
「じゃなくてなんで言ってくれないの!?彼氏さんがいるからと思って安心してたのにそんなの私名古屋帰れないじゃん!!!」と言ったので私が
「そうなる思ったから言わへんかった、てかおまえに心配されたないわwそんな暇あったら自分の心配しとけwww」と言ったら、タケが泣いた。
もうあいつほんますぐ泣く。



話、かなり進んで。


先輩のキョーコさんが「退職するタケちゃんへの寄せ書き集め」を水面下で始めて、折り紙の四つ切ぐらいの用紙を渡されました。
スタッフ各自からのメッセージと各自の写真を一緒に台紙に貼って退職者(タケ)に贈るという「恒例のソレ」で。
こんなこと言うとアレですけど女子って「そんなノリ」が好きで、なんかもうそこに命をも賭けてますよね。
つーか逆に、そんな折り紙の四つ切ぐらいの紙にはこの文才の天才の私がどんだけまとめても「タケにおくることば」は、書ききれない。


よって私は、
タケと最後に一緒に出勤した日に来られた「そのお客様」のレジを打ちながら私の肩がプルプルと震え、
その隣でレジをしながら「その模様」を垣間見ていたタケの肩もまたプルプルと震えた、

「90円の食パン一個をあえてクレジットカードでお支払いされた超ミラクルなお客様」

のレシートをコピーし「あの事件の詳細がわかるとこのみの極小部分」をチョキチョキと切って、貼って、提出してやった。


タケが新天地でなんか辛いことしんどいことがあった時に「これ」を見たら、タケはまたちょっと笑うと思う。

それが、私からタケに、「おくることば」。



ちなみに。


あれほど行きたくはなかった「タケの送別会」に、私はやっぱり「逆に」行きました。

何故なら、笑いの天才である私がそこに行かないと、「最後の最後まで大爆笑の送別会www」にしてやらないと、
きっとみんな「タケちゃん(さん)との思ひ出」を話したり語ったりして最後のほうちょっとしんみりとかなったりして、
…ってそんなふうに送り出されたら、タケはその送別会が終わって家に帰ってからなんかまた泣きよる、と思ったから。


タケ、名古屋で頑張れよー。
私も京都で頑張るしなー。




おまけ。


と、ここで終わらないのが「どんつき」でwww


そうしてエール(&半泣き)で見送ったタケ、辞めたタケに、私は月末シフトを変わってもらうことになりましたwwww

何故なら私も私で「この現状(ランダム夜勤は厳しい中)でのステップアップ」を考えており、その面接が月末に入ったのだ。

私「交代要員…、いませんよね?」
店長「(シフト管理表を見ながら)いないな…。…でも最悪こっちはなんとかするし、気にせんと。それをなんとかするのが僕の仕事やから」
私「そんな…!…てか、あっwタケ今月いっぱいまだ京都おるやん!w…ってそれはダメですよね?辞めた人間に代わってもらうとか」
店長「っていうかタケさんは今月いっぱいまでは契約上うちの社員なんで会社的にも僕的にもなんにも問題はないですがw」
私「まさかのタケ復活wwwとかもありですか!? ちょっとタケに電話して相談してみます!ww」


するとタケは「もう辞めたのに?w」にも関わらず、「事情わかった。じゃあ私入るし、りちさん面接行ってき!!」と言ってくれた。

「その面接に絶対に受かること!!!」と、「でも受かっても無理して働きすぎんといてよ?」を、条件に。


やっぱこいつとは「合う」し、「分かり合えてる」と思った。

タケ、最後の最後までありがとうなー!
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  1. 2011/10/27(木) 01:30:47|
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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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