どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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薬剤師先生とデートをした。その2

さて、 この 続きです。

待ち合わせ場所は、京都市営地下鉄の某駅でした。
何故ならその駅から近い「神泉苑」に先ず行くというプランだけは決まっていたので。
大阪から来るその薬剤師に「神泉苑ってご存知ですか?神泉苑に行きませんか?」と提案したのは私です。
京都の、しかもその地元の人間だけが知ってると言ってもいい、超地味名所な「神泉苑」。ちなみに入場無料。
だが、「(その神泉苑を見学した後の)昼ご飯はどこで食べようか?」とかそんな話になった時、そこで話が止まってしまった。
ここは、「大阪からわざわざ京都に足を運んでくださる薬剤師先生」を、私がエスコートしないといけないところなのだが、
普段ランチもスイーツも積極的にできていない私はそうしたプランニングには本当に弱いので、「考えときます」としか言えないままで。
するとその薬剤師(食い道楽の食通)がもういよいよ業を煮やしたのか
「食事をする場所は僕が考えておくから神泉苑に近いその某駅とやらで10時の待ち合わせにしよう」と言ってきた。

ありがとうございます 大先生様wwwww 


てな感じで、「神泉苑に、先ずは行く」というプランだけは決まっていたのです。
だがその、「それ以降のことは相手に丸投げ出来るという手ぶら感覚」が、まずかったのかもしれない。
そうして気が緩んでしまった私は待ち合わせ前に郵便局で振り込もうと思っていた今日期日の娘らの通信学習の振込み用紙を持って出るのを忘れ、
ATMの前でそのことに気づいて慌ててその用紙を家に取りに戻ったりなんやしていて、結論から言うと待ち合わせ時間に2分遅刻をした。
しかも最悪なことに「待ち合わせにたぶん遅れます」という報告をしようと携帯を取り出した時にその薬剤師から着信があった。


薬剤師 「駅に着いたけど、僕はどこにいればいいかな?」 


やばいこれはやばいもう本当にやばい!!!
けどここで変に「私もすぐ着きますわ」みたいな嘘をついたら後々もっとやばいことになると思ったので、


私「てか先生、着くの早やっwww」


とか言ってみた、すると



薬剤師「15分前だからそんなに早くもないでしょ」

私「・・・・・・・・・・・・。」
 





と、そうして文字通り「汗だく」の私がその待ち合わせ駅にやっと着いてその改札を出ると、周辺の案内図ボードを見ている男性がいた。
その人以外は周りに誰も人がいないことから、それはその薬剤師本人であることに間違いはないはず。
よって、私は走って駆け寄りながらこの遅刻についての詳しい説明をしようとした。

私「お待たせしてすみません!今日どうしても振込みをしないといけない振込みがあったんですがその振込み用紙を忘れて家を出てしまったもので…」
薬剤師「よし、来たな。行こう」 



もうなんという 理系 www

この人は 「理系」の「理系」だwww
 




ドラッグストアに勤めて丸3年、さらに今の職場やその研修先で様々な薬剤師と接触してきて思ったのは
いわゆる理系分野の学びを専攻してきた人の中でも「理系の理系」と「文系の理系」がいる、ということ。
平たく言えば、同じ理系が専門の人でも、その頭(考え方とか思考回路とか?)も理系的な人と、だが頭は文系的な人とがいる、みたいな。
と、そこで思い出したのは、私がだいぶ昔独身の頃に勤めていた上司(どんつきでおなじみのY係長)が、
割合の計算(仕事で使う)が出来ない私に「さんすうドリルからやり直せwww」と言いつつも、私に言ったこと。
「おまえの頭は理系の頭やねんで」
モノを書くのは得意だが数学は大の苦手である私にこの人は何を言ってるのだろう?と当時は思ったが、今はその話がよくわかる。
その時の薬剤師の思考回路は、きっとこんな感じだったと思う。
①これから神泉苑を見学した後に昼ご飯を食べるという一連のことについて、この2分の遅刻は結果としてなんら支障をきたしていない。
②よって、その2分の遅刻をした原因が何であったか?は、今このことについて特に必要ではない情報であるからしてその話は飛ばす。
ただ、その薬剤師は意外と←人間味のある人なので、「いや、ただ緊張してただけなんだよw」っていうことも考えられなくはないが。


話戻って。


と、そうしてとりあえず駅を出て目的地の神泉苑に向かってぽつりぽつりと話をしながらしばらく歩いた。
自分は早めに来てたのに待たされたその薬剤師が淡々と接してくれることからだんだんと遅刻した気まずさが消えてきた私は、
そこでふと、あるひとつのことに気付いた。


(てか、ニット帽にボディバックですやんかwww)


なんぼ医療従事者と言えどもまさか休日にまで白衣を着てくるとは思ってはいなかったが(それを言うなら私も着てないし)
だが、普段辛辣なことばかり言っているその薬剤師がものすごいラフでくだけた服装をしているその意外性に笑いそうになった。
もうこのギャップを見れただけでも「デート」と銘打っておいてよかったwwwと思った。
これが「意見交換会(=仕事の延長)」だったらそれは全身ユニクロでなく何らおもしろみもないジャケット姿だったかもしれないので。
ただ、その薬剤師は意見交換会=仕事の延長でも休日ならやはり「全身ユニクロ」で現れていたかもしれない人なので、その結論付けはできないが。


話、またまた戻って。


神泉苑に着いて、私たちは苑内を見学した。

私「なんか鳥が座っていますね」
薬剤師「あれはアヒルだな。頭を撫でてみよう」
私「噛みつかれないようにしてくださいね」
薬剤師「(撫でた)噛み付かないな」
私「こんなところにいるアヒルはやはり人慣れをしているんでしょうか」
薬剤師「だろうね」
私「って言うかwwwwwアヒルの足ってほんまにあんな形してるんですねwwwワロタwwwww」
薬剤師「(無視)」
私「……。以前、絵本か何かであのアヒルの足を見た覚えがありまして……(独り言)」
薬剤師「何故この池はこんなに濁っているのだろう?ここまで水が濁る原因はなんだ?」
私「池の水を抜いて入れ替えるための排水溝がないのかもしれません」
薬剤師「作ればいいのにな。この濁り方には興ざめするよ」
私「作れるものなら作ってたでしょうけど作れてないからこの現状なんでしょう」
薬剤師「なるほど」
私「お調べになったかもしれませんがここはかつて天皇家の禁苑だったそうですよ。きっとここでお花見とかしたんでしょうね」
薬剤師「そうなのか。なら、梅がもうしばらくで咲くね。ツツジが綺麗だ」
私「え?ツツジ咲いてます?どこに?うわほんまやあんなところに咲いてるしwwwてかめっちゃよう見てますよねwww」
薬剤師「(無視)」
私「……。植物にはほんま疎いんですよね。まあ植物だけじゃないんですけどね私が疎いのは…(独り言)」

と、そんなふうにして苑内を歩き、するとものの10分ほどで「神泉苑に行く」というそのプランが終了してしまった。
てかそもそも地元の人間にしたら「こっちの道からあっちの道に行く通り抜け」にしているような所なので。
神泉苑の中の人には悪いが、「神泉苑に行きましょう!」と揚々と誘ってしまった自分を私は呪った。

これは本当にまずいことになった・・・
さっそく持て余してしまったではないか・・・

なので私は、「お昼までまだまだ時間があるので二条城に行きませんか?」と提案してみた。
何故ならそれは神泉苑の目と鼻の先にあるので。
というか、さっき待ち合わせした地下鉄の駅名自体がもうバリバリの「二条城前駅」なので。


ほな最初から二条城に行けやwwwww


っていう話なんですが、二条城って、いや、二条城だけじゃなく金閣寺も銀閣寺も清水寺も全部そうなんですが
京都の人間からしたら「生まれた時からなんかそこにでかでかとあった建造物」って、逆に盲点なんですよ。
それよりも、地味やけど行き慣れてるいわゆる名所や神社仏閣のほうが、「どこ行く?」ってなった時にパッと思い当たるんです。
壬生寺とか休憩感覚で寄るしね。まあ壬生寺は新撰組ゆかりの寺なのでいわば全国区ですがうちらにしたらあれは「近所の寺」なんで。


話、進んで。


私たちは神泉苑から二条城に移動することにした。


ここはもう是非ともトーハンの分際でありさらには京都の人間である私が薬剤師先生様を二条城にご案内しないといけないところなのだが
実は私は二条城の中に入ったことがない。「二条城の周り」なら幼少の頃からチャリで500回ぐらい走り抜けてきたけれども。
と、そのことを言ったらその薬剤師は、「本当に?遠足とかで行かないのか?」と驚いたが私はその口から「遠足」という言葉が出てきたことに驚いた。


(この人にも 「遠足行ってた子ども時代」 が あったんや?wwwww)


「二条城と言えばうぐいす貼りの廊下だな」と早くも見所を決定しているその薬剤師に対し、私は
「うぐいす貼りですか。私は大政奉還が行われた広間が見たいですわ~」と、そんな観光客丸出しの会話をしながら、
私たちはいざ、二条城内に突入した。


続く。


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  1. 2012/01/16(月) 00:07:15|
  2. どんつき(外出)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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