どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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本当にあれで良かったのか。その2

【速報】 オトンが 「洗濯」 に目覚めました 【独走】


以前からの「どんつき」読者さんはよくよくご存知のことと思いますが、「どんつき名物のオトン」が、またなんか始まりました。

先週あたりから、
「毎日仕事帰りにうちに洗濯物を取りに来て、持って帰って、洗って干して、翌朝仕事に行く前にうちに届ける」
という作業を、もうなんにも頼みもしていないのになんか思いついたようで、なんか好んでやっている。

だから私は言うたんです。
「オトン、いいよ」と。
「ありがとう。でもほんまにいいよ」と。
「洗濯とか毎日のことやし、それが毎日のことになると負担になってストレスにもなるから、もうほんまにいいよ」と。
すると、オトンはこう言った。

「毎日忙しい母親のことをなにか少しでも手伝ってやりたいんや」


「逆、」 に wwwww

逆に、オカンが生きてるうちに「その境地」に到達してやって欲しかったwww
 



オカン今頃、草葉の陰で爆笑しとるでw




てな感じで。



さて、 この 続き。


女性は倒れた姿勢で横たえたまま、お腹を押さえて浅くか細い呼吸をしていたが、なんとか意識はあるようだった。
あんなダイナミックな倒れ方をしたのに、頭を打って脳震盪を起こしたりしなかったのが不思議だが、その分、肩とかめっちゃ打ってると思う。
私は、「病院に行きますか?救急車、呼びますか?」と、聞いた。すると、女性がかろうじてうなづいた。
と、そこに次長が到着し、
あと、同じくインカムでこの話を聞きつけた戦力パートさんがバスタオルとか掛けるものを持ってきてくれた。

次長「どうします?救急車呼んだほうがいい?」
私「そう言っておられるのでお願いします。ただ…」
次長「ただ?」
私「(小声)日本人じゃないようで」
次長「あー、そうなんですか…」
私「救急車で運ばれたはいいけど、あとのことは大丈夫なんかな?って…」
次長「うん…。でもここに居てもらうわけにも…」
私「ですよね…。すみません、呼んでください」
次長「了解」
私「あ、待ってください。(女性に)今から救急車を呼びますけど、本当にいいですか?」
女性「(うなづく)」
私「(次長に)呼んでください」


と、そんな状態で私は「本人の希望」によって、その女性を救急車(病院)に丸投げした。
ただ、薬局で倒れた人のことを何の情報もないまま任せてしまうのは、それこそあまりに不甲斐ないので、
私は、救急車が到着するまでに私が出来る限り・わかる限りの情報を仕入れておこう、と考えた。
何故なら、もしこの状態からこの女性が痛みに負けて意識が落ちてしまったら、
この女性の知り合い(付き添い)すらいない今、もう何も情報も得られないまま救急処置が行われることになるので。


私「何歳ですか?」
女性「ニ…、25、サイ…」
私「日本に来たのは、旅行?」
女性「リュー、ガク…」
私「携帯電話を持ってますか?」
女性「パスポート、ケイタイ、アル…。オサイフ…。カバン、ナカ…」
私「鞄の中にパスポートと携帯電話とお財布があるんですね?鞄、開けますよ?」

彼女が背負っていたリュックを開けて調べると、確かにパスポートと携帯電話と財布が入っていた。
パスポートの中を見ると、香港から来ている人だった。
カタコト女性の身元が知れたことで、私は少し安心した。

私「今、何かお薬を飲んでいますか?」
女性「ノンデ、ナイ…」
私「今、病院に通っていますか?」
女性「ナイ…」
私「恋人はいますか?(ざっくりした妊娠の可能性確認のため)」
女性「イ、ナイ…」
私「顔に触りますね?」
女性「(無言)」
私「触りますよ?目を見るね?ごめんね?(瞼を下げて、見た。極度の貧血状態)」
女性「(若干、落ちかけ)」
私「私の声が聞こえますかー」
女性「(目を開ける)」
私「聞こえてるね?今はどこが痛い?」
女性「オナカ…、セナカ…」
私「もうすぐ救急車が来るからね?ゆーっくり息を吐いていてくださいね?」
女性「(息を吐いた。が、また落ちそう)」
私「ゆっくり息を吐くよー」
女性「(目を開けて、息を吐く)」


っていうか。

この光景は「逆に」身に覚えがある。もうズバリ、 あれ だ。

あの時のおばちゃん看護師に今ひとつだけ謝りたいことは、

「このクソババア!わざとやろ!」 

とか思ってすみません。今はっきりとわかりました。

「わざと」 

だったんですね、やはりあれは。


本当にありがとうございました。




話戻って。


よって、今この女性はあの時の私のように七転八倒しているわけではないが、
「しんどい時や痛い時にあれこれ聞かれるのがうっとうしい」のは、その経験からもう身に染みてわかっている。
だが、情報がない(聞き取りが出来ていない)まま、意識が落ちて運ばれた病院で処置が始まった場合、
例えば、何か病気の既往歴や今飲んでいる薬などがあっても、その情報が入手できてない以上、それに適した対処はできない。
特に、こうして救急で初めての病院に運ばれる場合などには、そこにはこれまでのカルテも何もないし、
医師や薬剤師はエスパーじゃないんで、そうしたことは患者が自己申告をしないとわからないので。


よって、みなさん 「お薬手帳」 を ぜひとも携帯してください。
薬局でもらうやつでなくても、自分で買った好きなキティちゃんのノートでも、なんでもいいので。
そしてさらに、市販薬(外用・内服、両方)の服用歴も書き込んでおいてもらえると、パーフェクト。


なにか薬を飲んでいる人はもちろん、しばらく薬を飲んでいない人も、です。
「しばらく薬は飲んでいない」「けど、以前はこれを飲んでいた」という情報がそこからわかるので、話が早くて事故を防ぎやすい。
そして出来れば、近所の薬屋に市販薬を買いに(相談に)行くときも、そのお薬手帳を見せてほしい。
「何飲んでも咳止まらへんねん、効かへんねん」という漠然とした情報ではなく、「何を飲んでも効かなかったのか」がはっきりわかるので
漠然とした情報を元に提案された薬について「またこの薬も効かへんやん!あかんわあの薬局!」とかいうことにならない「かも」しれないので。
*ならない、とは言い切れないので、の「かも」。



また、話戻って。



と、そうして聞き取りをしているうちに救急車が到着した。
3人の救急隊員のうち2人が早速女性を運ぶ手立てを始めたので、カルテみたいなものを持っている残りの1人を捕まえ、
私が女性から聞き出した情報のメモを渡し、パスポートの中身と携帯電話と財布の所在を確認してもらった。


救急隊員「わかりました。えっと、あなたはここの薬剤師さん?」
私「いえ、登録販売者です」
救急隊員「あ、そうなんですか。ありがとうございます、助かりました」



その時私がひとつだけわかったことは、今この人は確実にトーハン(登録販売者)を知らない。



トーハンの知名度、やっぱ まだまだ 低っ!!!www



と、そうして女性を救急隊に任せ、
しばらくして、女性の手荷物を持って救急車に乗せるところまで付き添ってくれた次長が、医薬品カウンターに戻ってきた。


私「次長、ありがとうございました」
次長「こちらこそ対応ありがとうございました。しかしやっぱドラッグの人は慣れてるわ。冷静やわ!」
私「慣れてないですよ!てかこんなこと慣れたくないw」
次長「確かにw」


私はあの時、自分が出来ることを自分なりにやったつもりです。でも、まだまだやれたことがあったんじゃないか?と思っています。
「それ以上は医療行為」との線引きが難しいけど、貧血の状態がとっさに見れたなら、「倒れた時のこと」をもっと計っておけたんじゃないか?とか。

人間、痛みで動転している時は「痛みを取り除きたいこと」に必死でもうなにもかもが麻痺してもいるが、
鎮痛剤が効いて痛みが落ち着いた時、あの女性は病院のベッドの上で何を思ったんだろう?と思うと、今もずっと心が苦しい。
きっと一気に「痛みで麻痺していた現実」が押し迫ってきて不安になったんちゃうかな?と思うと、今もずっと心が苦しい。




と、「そうして倒れるまで我慢しないで、早めになにか相談に来てもらえる」。

なんかそんな薬屋の、なんかそんなトーハン(薬売り)に、私はなりたい。

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  1. 2012/06/03(日) 00:44:54|
  2. 仕事ネタ(現職)

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Author:りっさん

京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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