どんつきを右に曲がって左のかどっこ

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昼下がりのジョージ 前編

今日は、こないだ触りだけチラッと置き去りにした思い出の出来事を書きます。

高1の時、バイトしてた喫茶店で昼の日中からヤ○ザの集会が行われた。


高1~高2の半ばまでは、その喫茶店のバイトがメインで週3~4日入ってて、
それ以外の日は、色んなバイトを掛け持ちしてました。


その喫茶店は、阪急沿線のとある駅前にあったんですが、
何年か前に店たたまはったみたいで、京都帰ってきたらもう無くなってた。
他の電車への乗り換え駅でもあるし、バスターミナルも隣接してるから、
人通りも多いし常にわりと混雑というか、混在、って感じの場所で。
パチンコ屋あり、サウナあり、ぶっちゃけあんまり治安もよろしくないとこでね。

歴史の長い店やったみたいで、昔からの常連さんも多かったけど、
まあほとんどが、競馬新聞と携帯ラジオと赤鉛筆必須、みたいなおっさんらやった。

創業以来一度もリニューアルしてないという、その店自慢の制服がこれまた最悪で、
昭和初期のメイドかと思うようなノースリーブの真っ赤なワンピースに、
裾に「ぶりっ子(死語)フリル」がついた、小さめの白いエプロン(腰に巻くやつ)。
ワンピースの下は自前やったけど、基本は白のカッターシャツ。

もうそんな格好で「駅前横断してコーヒーの出前」させられた日には、
駅やらバスターミナルからの視線釘付け・注目の的になってた。
トレーにコーヒー乗せてるから走るわけに行かんし、もう完全に罰ゲームやし。
出前頼みやがった雀荘のジジイの頭をごっつしばいてやりたいと何度思ったか。


そんな奇妙な店を切り盛りしてはったんは。

 大人しくて影の薄いマスター。

ほとんど店に顔出さない。実は人間嫌いで人見知りっていう噂もあった。
そんな人がなんで喫茶店やってるんか、謎。とにかく謎。
「マスターの声を聞いたら、何かいいことが起きる」と、
半分おちょくった(小馬鹿にした)勝手なジンクスを、
バイト仲間で密かに作りあげてたぐらい、声聞いたことがない。
なんせ誰とも一切会話したことがなく、道ですれ違う知らん人なみに情報ゼロ。

 事実上のトップ・おねえさん。

マスターの実姉で、未婚独身。50代?下手したら60代?ぐらい?
その人のことは「おねえさん」って呼ぶのが暗黙のルール。
客がそれ知らんと「なあ、おばちゃん~」って呼んでも普通に無視してる。
「誰のこと?」みたいな顔して、一生知ら~ん顔してるから、
おねえさんより遥かに若い、ってか、おねえさんの歳の半分もまだ生きてない、
ピチピチ10代20代の、私らバイト衆が気ぃ使って「なんでしょう?」ってお伺いに行ってた。
そのくせ口癖は「私は器量が悪いから、せめて心は美しくあろうと思ってね」。
そんなん言われても「ですよね~」とも言えんし、あれにはみんな正直困っていた。

 調理師のKさん。

自分の店があるのに何故か働きに来ていた、経営難借金オーナー疑惑の持ち主。
スベってもスベっても、懲りずに親父ギャグを仕掛けてくる。
冷ややかに「おもろないっすよ」って言うてあげたら喜ぶドM。
一人娘がうちらと同年代で、全然家帰ってきいひんみたいで、
たまに帰ってる連絡を奥さんから受けては、店の公衆電話から説教しようとするも、
いつも10秒ぐらいで「ガチャン!」って切られてあえなくコンタクト失敗してはった。
でもドMやからちょっと萌えてたであろうと思われる。

と、人物紹介したものの、この3人は今回登場せんのですけど、
まあ、なんかそんなスリートップがいた店、ってことで。
それに加えて、フリーターやら短大生、うちら高校生のバイトが10人前後いて、
平日は早番・遅番で各2人ずつ、土日祭日は各3人ずつのシフトで店に入ってた。


で、今回の登場人物は。

 ナガカワ
某女子高に通ってる高校1年生。
ホイットニーヒューストンになんか似てる(=自黒・唇厚い・ショートでクリクリパーマ)
男か女か、猿かヒトか、よくわからないやつ。頻繁に奇声を発する。
手足が長く背が高い。関係ないけど、ナガカワのお兄ちゃんはかなりカッコイイ。

 じょん
ナガカワとは別の某女子高に通う高校1年生。
色白のパッチリ瞳、サラサラストレートの栗色の髪をしたお嬢系。
しゃべり方が猛烈に強烈に遅く、いつもみんなとテンポが合わない。
よって、はがじょん(はがい=歯がゆい+じょん)とも呼ばれていた。

 りち
私。キャラクターは、この通り。当時から変わっていない。


その日は、土日かなんかで、たまたまこの「自称・花の高1トリオ」が
3人揃って、朝のモーニングからの早番にシフトされてたんですよ。
早番は時間も長いし、基本的にフリーターのお姉さんらが入ってはったんで、
めずらしく3人で一緒に入れるってことで、朝からテンション上がってた。
やっぱ年がおないやから、バイトの中でもこの3人組が特に仲良かったしね。

店内はわりと広めで、3つのホールに分かれてて、
入り口から入ってすぐのA席(2~4人がけのテーブル9卓)
A席をずっと抜けて奥のC席(真ん中に15人がけの大テーブル、周囲に4人がけが8卓程)
そのC席の上にロフト調に作られた二階のB席(4人がけが6卓)。

でも、こんだけ席あっても満杯になることはそうなかったんで(祇園祭りの時以外は)、
しかも、サンドイッチ・ピラフ・ナポリタンぐらいの軽食もあったけど、
ほとんどのお客さんが「喫茶」やったんで、そんな死ぬほど忙しくもなかった。
カウンターの横の、ピッチャー・グラス・おしぼりが置いてある「待機スペース」で、
密かに、カラオケイントロドン!とかやって遊んでるぐらいの余裕あった。


まあそんな店なんで、なんとなく3人で合間見てはアホなこと言いながら仕事してた。

昼に差し掛かり、おねえさんが「順番にお昼休憩してね」言わはったから、
3人で交替で、奥の休憩室にお昼ご飯食べに行って。

一応、条件として「交通費&昼・夜の食事つき」やったんで、
ご飯は店の炊飯器からで、おかずだけの仕出し弁当を取ってもらってたんやけど、
この弁当がまたなんかありえない代物で、凄かった。

食欲をそそるおかずが無い。

蓋開けたら、へこむか、ただただ衝撃受けるか、その二択。
あれ、多分200円ぐらいの弁当ちゃうか~?ひどかったもん。


その日の弁当のメインのおかずは、揚げ茄子が丸ごと一個だった。
それにキャベツの千切りと、漬物がついてるだけ。

昼休憩を順に終えた私たちは、
今までで最強にセンセーショナルな今日の弁当の献立の話題で持ちきりだった。

ナガカワ「今日凄いな。茄子!やったな。ちゅうか、茄子???ってなったわ」
私   「しかも丸ごとやしな。せめて半分に切れ!家畜のエサか!って」
ナガカワ「あんなんで、飯食えへんっちゅうねん~~!!」
じょん 「あたし~。 ご飯に~ お塩かけて~ 食べた~」
私   「私も塩かけて食べた!」
ナガカワ「うちも、うちも!」



…って、これ、ヤ○ザ集会の話に行き着くまでに、文字数消費しすぎやな。

ちゅうか、おまえ、いつになったらヤ○ザ出てくんねん!みたいな。


てなわけで、次回に続きます。
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  1. 2007/01/24(水) 00:22:59|
  2. 思い出のネタ(学生編)
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京都に生まれ京都で育ち、          放浪の末、京都に舞い戻った女

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